JP3259446B2 - ディジタルリレーの動作試験回路 - Google Patents

ディジタルリレーの動作試験回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
を用いて保護リレーの機能を実現するディジタルリレー
の出力回路の動作試験を行う際に用いる動作試験回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルリレーのリレー要素の動作試
験を行うために用いる動作試験回路の従来例を図2,図
3に示す。図2において、Xはディジタルリレー内の電
源母線、J0 〜JN はジャック、D1 〜DN は2値信号
を出力する強制動作信号出力回路、B1 〜BN はORゲ
ート、R1 〜RN はリレー要素であって、ジャックJ1
〜JN はジャックJ0 を介して電源母線Xに接続されて
いる。また、ジャックJ1 〜JN ,強制動作信号出力回
路D1 〜DN ,ORゲートB1 〜BN はN個のリレー要
素R1 〜RN それぞれに対して設けられていて、ジャッ
ク→強制動作信号出力回路→ORゲートの順で各リレー
要素に接続されている。
【0003】また、ORゲートB1 〜BN にはリレー演
算部r1 〜rN から系統の電気量に基づく演算出力も導
かれていて、該出力と前記強制動作信号出力回路の出力
との論理和がリレー要素R1 〜RN に入力される。ここ
で、図2におけるリレー要素R1 を強制的に動作させる
場合を例にとって従来例を説明する。
【0004】リレー要素R1 の動作試験を行うために、
共通ジャックJ0 とジャックJ1 とに試験用プラグを挿
入し、該共通ジャックJ0 とジャックJ1 とを介して前
記強制動作信号出力回路D1 へ通電する。すると強制動
作信号出力回路D1 からは論理「ハイ」信号が一定時間
出力され、該論理「ハイ」信号の入力を受けるORゲー
トB1 からも論理「ハイ」信号が出力され、この論理
「ハイ」信号を直接リレー要素R1 に対する強制動作信
号としていた。
【0005】また、図3に示す回路では、前記リレー要
素それぞれに対して強制動作信号出力回路を2重化して
設けている。即ち、ジャックJ1 を介して強制動作信号
出力回路D1A,D1Bを電源母線Xに接続し、強制動作信
号出力回路D1A,D1Bが出力する信号をANDゲートA
1 に導いて論理積を求め、図2に示した回路と同様にO
RゲートB1 を介してリレー要素R1 に対する強制動作
信号としていた。同様にジャックJ2 〜JN を介して強
制動作信号出力回路(D2A,D2B)〜(DNA,DNB)を
それぞれ電源母線Xに接続し、強制動作信号出力回路
(D2A,D2B)〜(DNA,DNB)が出力する信号をAN
DゲートA2 〜AN に導いて論理積を求め、ORゲート
2 〜BN を介してリレー要素R2 〜RN に対する強制
動作信号としていた。つまり1つのジャックに対して2
つの強制動作信号出力回路を備えたことにより強制動作
信号出力回路の2重化がなされたことになる。
【0006】ここで、リレー要素R1 を強制的に動作さ
せる場合を例にとって図3に示した従来例を説明する。
ジャックJ1 に試験用プラグを挿入し2重化された強制
動作信号出力回路D1AおよびD1Bに通電すると強制動作
信号出力回路D1AおよびD1Bから論理「ハイ」信号が一
定時間出力される。該論理「ハイ」信号をANDゲート
1 に導いて論理積を求めるとANDゲートA1 の出力
も論理「ハイ」となり、該論理「ハイ」信号の入力を受
けるORゲートB1 からも論理「ハイ」信号が出力さ
れ、これをリレー要素R1 に対する強制動作信号として
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2に示す回
路においては、各リレー要素に設けられた強制動作信号
出力回路が1つであるため、この強制動作信号出力回路
の動作不良でリレー要素に誤って論理「ハイ」信号が出
力された場合、これが強制動作信号となって遮断機にト
リップ信号が出力され不要の停電を招くという問題があ
り、さらに強制動作信号出力回路の不良を監視する手段
がないという問題があった。
【0008】また、図3に示す回路においては、各リレ
ー要素に対し強制動作信号出力回路を2重化して設け、
該2重化した強制動作信号出力回路の出力をANDゲー
トに導いて論理積を求め、該ANDゲート出力が論理
「ハイ」となった場合のみリレー要素に対する強制動作
信号とするため、仮に2重化した強制動作信号出力回路
のうちどちらか一方の強制動作信号出力回路が動作不良
を起こし、誤って論理「ハイ」信号が出力された場合で
も強制動作信号は出力されず、遮断機に対してトリップ
信号が誤って出力されることがない。また、2重化した
強制動作信号出力回路双方の出力の不一致監視により強
制動作信号出力回路の不良監視も行うことができる。し
かし、ジャックJ1 〜JN に内部短絡などの不良によっ
て強制動作信号出力回路に通電された場合、図2に示し
た回路と同様の問題が生じる。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであり、強制動作信号出力回路が動作不良
を起こしても遮断機を誤トリップさせることなく、かつ
確実にディジタルリレーのリレー要素の強制動作試験を
行うことができるディジタルリレーの動作試験回路の提
供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明においては、複数のリレー要素を備えた
ディジタルリレーの動作試験を行う動作試験回路におい
て、リレー要素を強制的に動作させる強制動作信号を一
定時間T1だけ出力する第1の強制動作信号出力回路を
各リレー要素に対して設け、リレー要素を強制的に動作
させる強制動作信号を一定時間T2だけ出力する第2の
強制動作信号出力回路を全てのリレー要素に対して共通
に1つ設け、第1,第2の強制動作信号出力回路に通電
したときの出力の論理積をリレー要素に対する強制動作
信号とする。
【0011】またリレー要素には、該強制動作信号と系
統からの電気量に基づく演算出力とがORゲートを介し
て入力される。さらに第2の発明においては、前記強制
動作信号出力回路の出力信号の継続時間を監視する監視
タイマを各強制動作信号出力回路に対してそれぞれ備
え、該出力信号の継続時間を前記監視タイマによって監
視する。
【0012】
【作用】第1の発明においては、前記第1の強制動作信
号出力回路を各リレー要素に対して設け、また前記第2
の強制動作信号出力回路を複数の全リレー要素に対して
共通に1つ設け、前記2つの強制動作信号出力回路の出
力の論理積をリレー要素に対する強制動作信号としたこ
とにより、第1の強制動作信号出力回路が出力する信号
と、前記第2の強制動作信号出力回路の出力信号の論理
積をとり、該論理積信号が論理「ハイ」となった場合の
み前記動作試験を行うリレー要素に対して強制動作信号
が前記ORゲートを介して出力される。
【0013】また、第2の発明においては、強制動作信
号出力回路より出力される信号の継続時間を前記監視タ
イマによって監視することにより、各強制動作信号出力
回路の動作チェックがなされる。即ち、強制動作信号出
力回路より前記監視タイマに一定時間以上継続して出力
された場合、この強制動作信号出力回路が不良と判断さ
れる。
【0014】
【実施例】図1は、リレー要素の強制動作信号出力回路
の実施例を示す図であって、図2に示した従来例と同様
の構成については同じ符号を付して説明を省略してい
る。図1において、J0 〜JN はジャック、D0 〜DN
は強制動作信号出力回路、A1 〜AN はANDゲート、
1 〜BN はORゲート、T0 〜TN は監視タイマであ
る。
【0015】前記強制動作信号出力回路D0 〜DN はジ
ャックJ0 〜JN を介して電源母線Xに接続されてい
る。また、ジャックJ0 および強制動作信号出力回路D
0 はN個のリレー要素R1 〜RN 全てに共通に設けら
れ、ジャックJ1 〜JN および強制動作信号出力回路D
1 〜DN は前記リレー要素R1 〜RN それぞれに設けら
れている。ANDゲートA1 〜AN では強制動作信号出
力回路D0 の出力と強制動作信号出力回路D1 〜DN
れぞれとの論理積が求められ、該ANDゲートA1〜A
N の出力はORゲートB1 〜BN に導かれている。ま
た、監視タイマT0 〜TN にも強制動作信号出力回路D
0 〜DN の出力が導かれている。この監視タイマT0
N の動作については後述する。
【0016】ここで、第1の発明をリレー要素R1 を強
制的に動作させる場合を例にとって説明する。まず、ジ
ャックJ0 とジャックJ1 とに試験用プラグを挿入して
強制動作信号出力回路D0 ,D1 に通電する。すると強
制動作信号出力回路D0 ,D1 からそれぞれ論理「ハ
イ」信号がANDゲートA1 に対して出力され、該AN
DゲートA1 からは論理「ハイ」信号が出力される。該
論理「ハイ」信号はORゲートB 1 を介して強制動作信
号としてリレー要素R1 に入力される。
【0017】リレー要素R1 以外のリレー要素を強制的
に動作させる場合も同様に、共通ジャックJ0 と強制動
作信号の出力対象となるリレー要素R2 〜RN に備えら
れたジャックJ2 〜JN とに試験用プラグを挿入するこ
とにより強制動作信号出力回路D0 およびD2 〜DN
ら論理「ハイ」信号がANDゲートA2 〜AN に出力さ
れる。そして、該論理「ハイ」信号はORゲートB2
N を介して強制動作信号としてリレー要素R2 〜RN
に入力される。
【0018】また、第2の発明においては、図1に示す
ように強制動作信号出力回路D0 〜DN それぞれに対し
て監視タイマT0 〜TN を設け、強制動作信号出力回路
0〜DN より出力される信号を監視する。前記監視タ
イマT0 〜TN にはANDゲートA1 〜AN によって論
理積を求める前の強制動作信号出力回路D0 〜DN の出
力信号が入力され、該出力信号の継続時間を監視する。
【0019】前記監視タイマT0 〜TN には、あらかじ
め強制動作信号出力回路が通電されたときに出力する一
定時間Tが設定されていて、前記出力信号が該時間T以
上継続して出力された場合、この出力信号を継続して出
力した強制動作信号出力回路を不良と判断し、動作不良
を示す警報を外部に出力する。
【0020】
【発明の効果】第1の発明においては、各複数のリレー
要素それぞれに強制動作信号出力回路およびジャックを
備え、さらに前記複数のリレー要素全てに対して共通に
1つの強制動作信号出力回路および1つのジャックを備
え、前記2つの強制動作信号出力回路出力の論理積を求
めたことにより、各リレーに対する強制動作信号出力回
路およびジャックが2系統備えられたことにより、1つ
の強制動作信号出力回路の不良や、1つのジャックの内
部短絡などの不良により遮断機のトリップ信号が誤って
出力されることがなくなり、不要な停電を回避すること
ができる。
【0021】また、第2の発明においては、2重化して
設けた強制動作信号出力回路のそれぞれに対して監視タ
イマを設け、強制動作信号出力回路の出力の継続時間を
監視することにより、前記監視タイマに一定時間以上継
続して出力された場合、この強制動作信号出力回路が不
良と判断される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタルリレーの動作試験回路
を示す図
【図2】従来のディジタルリレーの動作試験回路を示す
【図3】従来のディジタルリレーの動作試験回路を示す
【符号の説明】
X 電源母線 R1 〜RN リレー要素 r1 〜rN リレー演算部 J0 〜JN ジャック D0 〜DN 強制動作信号出力回路 A1 〜AN ANDゲート T0 〜TN 監視タイマ D1A,D1B〜DNA,DNB 強制動作信号出力回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のリレー要素を備えたディジタルリレ
    ーの動作試験を行うディジタルリレーの動作試験回路に
    おいて、 前記複数のリレー要素それぞれについて設けられ、リレ
    ー要素を強制的に動作させるための信号を一定時間T1
    だけ出力する第1の強制動作信号出力回路と、 前記複数のリレー要素に対して共通に1つ設けられ、リ
    レー要素を強制的に動作させるための信号を一定時間T
    2だけ出力する第2の強制動作信号出力回路とを備え、 前記複数のリレー要素のうち、動作試験の対象となるリ
    レー要素に接続された第1の強制動作信号出力回路に通
    電したときの出力信号と、前記第2の強制動作信号出力
    回路に通電したときとの出力信号の論理積を求め、該論
    理積信号を前記動作試験の対象となるリレー要素に対す
    る強制動作信号とすることを特徴とするディジタルリレ
    ーの動作試験回路。
  2. 【請求項2】前記第1、第2の強制動作信号出力回路の
    出力信号の継続時間を監視する監視タイマを前記第1、
    第2の強制動作信号出力回路に対してそれぞれ備え、 該出力信号の継続時間を前記監視タイマによって監視
    し、前記出力信号が前記一定時間T1もしくはT2以上
    継続して出力された場合、この出力信号を出力した強制
    動作信号出力回路を不良と判断することを特徴とする、
    請求項1に記載のディジタルリレーの動作試験回路。
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