JP3259363B2 - 半導体装置のボンディングパッド構造の形成方法 - Google Patents
半導体装置のボンディングパッド構造の形成方法Info
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- H01L2924/13091—Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor [MOSFET]
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置のボンディ
ングパッド構造の形成方法に関するものである。
ングパッド構造の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化にともない、配線
間隔が狭くなっている。ところが、配線層の膜厚は薄く
なっていないので、配線を覆う状態に形成するオーバコ
ート膜のカバリッジ性が低下している。そこでカバリッ
ジ性をよくするために、オーバコート膜を形成する前
に、成膜表面の平坦化が行われている。通常、SOG
(Spin on glass )を塗布することにより、平坦化膜
を形成している。
間隔が狭くなっている。ところが、配線層の膜厚は薄く
なっていないので、配線を覆う状態に形成するオーバコ
ート膜のカバリッジ性が低下している。そこでカバリッ
ジ性をよくするために、オーバコート膜を形成する前
に、成膜表面の平坦化が行われている。通常、SOG
(Spin on glass )を塗布することにより、平坦化膜
を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法によって平坦化膜を形成した場合には、図6に示すよ
うに、層間絶縁膜81上に形成されているボンディング
パッド82を覆う状態に平坦化膜83とオーバコート膜
84とが成膜されている。上記ボンディングパッド82
上の平坦化膜83とオーバコート膜84とには開口85
が形成されている。このように形成されている開口85
では、平坦化膜83が露出する。通常、平坦化膜83
は、耐湿性が比較的良くないSOG(Spin on glass
)で形成されるので、露出している平坦化膜83が水
分を吸収する。このため、ボンディングパッド82が腐
食を起こして配線信頼性を低下させる。
法によって平坦化膜を形成した場合には、図6に示すよ
うに、層間絶縁膜81上に形成されているボンディング
パッド82を覆う状態に平坦化膜83とオーバコート膜
84とが成膜されている。上記ボンディングパッド82
上の平坦化膜83とオーバコート膜84とには開口85
が形成されている。このように形成されている開口85
では、平坦化膜83が露出する。通常、平坦化膜83
は、耐湿性が比較的良くないSOG(Spin on glass
)で形成されるので、露出している平坦化膜83が水
分を吸収する。このため、ボンディングパッド82が腐
食を起こして配線信頼性を低下させる。
【0004】そこで図7に示すように、ボンディングパ
ッド82が露出するまで平坦化膜83をエッチバックし
た場合には、ボンディングパッド82が素子形成領域9
1に形成されている配線92よりも低く形成されている
ために、配線92も露出する。このため、平坦化膜83
は素子形成領域91の表面を平坦化するという機能を果
たさなくなる。したがって、オーバコート膜(図示せ
ず)を成膜した場合には、そのカバリッジ性が低下す
る。
ッド82が露出するまで平坦化膜83をエッチバックし
た場合には、ボンディングパッド82が素子形成領域9
1に形成されている配線92よりも低く形成されている
ために、配線92も露出する。このため、平坦化膜83
は素子形成領域91の表面を平坦化するという機能を果
たさなくなる。したがって、オーバコート膜(図示せ
ず)を成膜した場合には、そのカバリッジ性が低下す
る。
【0005】本発明は、配線信頼性に優れているととも
にオーバコート膜のカバリッジ性が高い半導体装置のボ
ンディングパッド構造の形成方法を提供することを目的
とする。
にオーバコート膜のカバリッジ性が高い半導体装置のボ
ンディングパッド構造の形成方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされた半導体装置のボンディングパッド
構造の形成方法である。
成するためになされた半導体装置のボンディングパッド
構造の形成方法である。
【0007】ボンディングパッド構造の形成方法は、半
導体装置のボンディングパッド形成領域に、素子形成領
域に設けた素子の高さよりも高い状態の下地パターンを
形成する第1の工程と、前記下地パターンと当該素子形
成領域とを覆う状態に層間絶縁膜を形成する第2の工程
と、前記素子形成領域の前記層間絶縁膜上に配線を形成
するとともに、ボンディングパッド形成領域の層間絶縁
膜上に当該配線と同等もしくはそれ以上の高さのボンデ
ィングパッドを形成する第3の工程と、前記層間絶縁膜
上に前記配線および前記ボンディングパッドを覆う塗布
絶縁膜を形成した後、前記塗布絶縁膜をエッチバックす
ることにより前記ボンディングパッドの上面を露出させ
るとともに塗布絶縁膜表面を平坦化する第4の工程を行
う方法である。
導体装置のボンディングパッド形成領域に、素子形成領
域に設けた素子の高さよりも高い状態の下地パターンを
形成する第1の工程と、前記下地パターンと当該素子形
成領域とを覆う状態に層間絶縁膜を形成する第2の工程
と、前記素子形成領域の前記層間絶縁膜上に配線を形成
するとともに、ボンディングパッド形成領域の層間絶縁
膜上に当該配線と同等もしくはそれ以上の高さのボンデ
ィングパッドを形成する第3の工程と、前記層間絶縁膜
上に前記配線および前記ボンディングパッドを覆う塗布
絶縁膜を形成した後、前記塗布絶縁膜をエッチバックす
ることにより前記ボンディングパッドの上面を露出させ
るとともに塗布絶縁膜表面を平坦化する第4の工程を行
う方法である。
【0008】
【作用】上記構成の半導体装置のボンディングパッド構
造の形成方法では、素子形成領域に形成する配線の高さ
と同等もしくはそれ以上の高さにボンディングパッドを
形成した後、塗布絶縁膜を形成し、次いで塗布絶縁膜を
エッチバックすることから、容易にボンディングパッド
の上部を露出させることが可能になる。また素子形成領
域に形成した配線を覆うとともにボンディングパッドの
上面を露出する状態にして平坦化膜を形成することか
ら、その後オーバコート膜を形成した場合に、耐湿性に
劣る平坦化膜を露出させることなくボンディングパッド
の上面のみを露出させることが可能になる。
造の形成方法では、素子形成領域に形成する配線の高さ
と同等もしくはそれ以上の高さにボンディングパッドを
形成した後、塗布絶縁膜を形成し、次いで塗布絶縁膜を
エッチバックすることから、容易にボンディングパッド
の上部を露出させることが可能になる。また素子形成領
域に形成した配線を覆うとともにボンディングパッドの
上面を露出する状態にして平坦化膜を形成することか
ら、その後オーバコート膜を形成した場合に、耐湿性に
劣る平坦化膜を露出させることなくボンディングパッド
の上面のみを露出させることが可能になる。
【0009】
【実施例】本発明は図1の概略構成断面図に示す構成の
半導体装置を形成することを特徴としている。まず、装
置構成を図1により説明する。図1に示すように、半導
体基板11の素子形成領域12には、半導体装置10を
構成する素子21〜23等が形成されている。これらの
素子21〜23は、例えばMOSトランジスタ,薄膜ト
ランジスタ,キャパシタ,抵抗等よりなる。また半導体
基板11のボンディングパッド形成領域13には、素子
形成領域12の素子21〜23を形成するために成膜し
たpoly−Si膜31〜34や絶縁膜35〜37をパ
ターニングして形成した下地パターン38が、例えばL
OCOS酸化膜39上に形成されている。
半導体装置を形成することを特徴としている。まず、装
置構成を図1により説明する。図1に示すように、半導
体基板11の素子形成領域12には、半導体装置10を
構成する素子21〜23等が形成されている。これらの
素子21〜23は、例えばMOSトランジスタ,薄膜ト
ランジスタ,キャパシタ,抵抗等よりなる。また半導体
基板11のボンディングパッド形成領域13には、素子
形成領域12の素子21〜23を形成するために成膜し
たpoly−Si膜31〜34や絶縁膜35〜37をパ
ターニングして形成した下地パターン38が、例えばL
OCOS酸化膜39上に形成されている。
【0010】さらに素子形成領域12に形成した素子2
1〜23や上記下地パターン38を覆う状態に層間絶縁
膜14が形成されている。この層間絶縁膜14上の素子
形成領域12には、配線15が形成されている。また層
間絶縁膜14上のボンディングパッド形成領域13に
は、ボンディングパッド16が形成されている。このボ
ンディングパッド16は、配線15の高さと同等もしく
はそれ以上の高さに形成されている。
1〜23や上記下地パターン38を覆う状態に層間絶縁
膜14が形成されている。この層間絶縁膜14上の素子
形成領域12には、配線15が形成されている。また層
間絶縁膜14上のボンディングパッド形成領域13に
は、ボンディングパッド16が形成されている。このボ
ンディングパッド16は、配線15の高さと同等もしく
はそれ以上の高さに形成されている。
【0011】次に本発明に係る第1の実施例の形成方法
を、図2乃至図4の形成工程図により説明する。図2の
(1)に示す第1の工程を行う。この工程では、素子形
成領域12に素子21〜23を形成するのに用いたpo
ly−Si膜31〜34や絶縁膜35〜37を、ボンデ
ィングパッド形成領域13に残すことにより下地パター
ン38を形成する。この下地パターン38は、素子形成
領域12の最上層のpoly−Si膜34よりも高く形
成される。
を、図2乃至図4の形成工程図により説明する。図2の
(1)に示す第1の工程を行う。この工程では、素子形
成領域12に素子21〜23を形成するのに用いたpo
ly−Si膜31〜34や絶縁膜35〜37を、ボンデ
ィングパッド形成領域13に残すことにより下地パター
ン38を形成する。この下地パターン38は、素子形成
領域12の最上層のpoly−Si膜34よりも高く形
成される。
【0012】続いて図2の(2)に示す第2の工程を行
う。この工程では、例えば化学的気相成長法によって、
素子形成領域12とボンディングパッド形成領域13と
を覆う状態に層間絶縁膜14を成膜する。
う。この工程では、例えば化学的気相成長法によって、
素子形成領域12とボンディングパッド形成領域13と
を覆う状態に層間絶縁膜14を成膜する。
【0013】その後図2の(3)に示す第3の工程を行
う。この工程では、例えばスパッタ法によって、上記層
間絶縁膜14の上面に配線形成膜51を成膜する。続い
て通常のホトリソグラフィー技術とエッチングとによっ
て、上記配線形成膜51の2点鎖線で示す部分を除去し
て、当該配線形成膜(51)で、素子形成領域12の層
間絶縁膜14上に配線15を形成するとともに、ボンデ
ィングパッド形成領域13の層間絶縁膜14上に当該配
線15と同等もしくはそれ以上の高さにボンディングパ
ッド16を形成する。
う。この工程では、例えばスパッタ法によって、上記層
間絶縁膜14の上面に配線形成膜51を成膜する。続い
て通常のホトリソグラフィー技術とエッチングとによっ
て、上記配線形成膜51の2点鎖線で示す部分を除去し
て、当該配線形成膜(51)で、素子形成領域12の層
間絶縁膜14上に配線15を形成するとともに、ボンデ
ィングパッド形成領域13の層間絶縁膜14上に当該配
線15と同等もしくはそれ以上の高さにボンディングパ
ッド16を形成する。
【0014】なお、図3の(1)に示すように、素子形
成領域12の高さよりもボンディングパッド形成領域1
3の高さの方が低い場合には、例えば化学的気相成長法
によって、例えば絶縁膜(40)を成膜した後、通常の
ホトリソグラフィー技術とエッチングとによって、ボン
ディングパッド形成領域13のみに上記絶縁膜(40)
で絶縁膜パターン41を形成し、下地パターン38の高
さを積み増す。そしてボンディングパッド形成領域13
の高さを素子形成領域12の高さと同等もしくはそれ以
上の高さにする。なお上記絶縁膜(40)の代わりに、
例えばpoly−Si膜または他の膜を形成することも
可能である。
成領域12の高さよりもボンディングパッド形成領域1
3の高さの方が低い場合には、例えば化学的気相成長法
によって、例えば絶縁膜(40)を成膜した後、通常の
ホトリソグラフィー技術とエッチングとによって、ボン
ディングパッド形成領域13のみに上記絶縁膜(40)
で絶縁膜パターン41を形成し、下地パターン38の高
さを積み増す。そしてボンディングパッド形成領域13
の高さを素子形成領域12の高さと同等もしくはそれ以
上の高さにする。なお上記絶縁膜(40)の代わりに、
例えばpoly−Si膜または他の膜を形成することも
可能である。
【0015】その後、上記図2の(2),(3)で説明
したと同様にして、図3の(2)に示すように、層間絶
縁膜14を形成した後、素子形成領域12に配線15を
形成するとともに、ボンディングパッド形成領域13に
ボンディングパッド16を形成する。また上記絶縁膜パ
ターン41は、層間絶縁膜14を成膜した後に形成する
ことも可能である。この場合には、ボンディングパッド
16は絶縁膜パターン41の上面に形成される。
したと同様にして、図3の(2)に示すように、層間絶
縁膜14を形成した後、素子形成領域12に配線15を
形成するとともに、ボンディングパッド形成領域13に
ボンディングパッド16を形成する。また上記絶縁膜パ
ターン41は、層間絶縁膜14を成膜した後に形成する
ことも可能である。この場合には、ボンディングパッド
16は絶縁膜パターン41の上面に形成される。
【0016】次に、図4の概略構成断面図に示すよう
に、第4の工程を行う。この工程では、例えば通常の塗
布技術によって、配線15とボンディングパッド16と
を覆う状態に、かつ上面が平坦になるように、塗布絶縁
膜として例えばSOG(Spinon glass )膜18を形成
する。
に、第4の工程を行う。この工程では、例えば通常の塗
布技術によって、配線15とボンディングパッド16と
を覆う状態に、かつ上面が平坦になるように、塗布絶縁
膜として例えばSOG(Spinon glass )膜18を形成
する。
【0017】続いてエッチバックを行って、ボンディン
グパッド16の上部が露出するまで上記SOG膜18の
上層(2点鎖線で示す部分)を除去する。その結果、ボ
ンデ ィングパッド16の上部を露出させたSOG膜(1
8)よりなる平坦化膜17が形成される。
グパッド16の上部が露出するまで上記SOG膜18の
上層(2点鎖線で示す部分)を除去する。その結果、ボ
ンデ ィングパッド16の上部を露出させたSOG膜(1
8)よりなる平坦化膜17が形成される。
【0018】次に第2の実施例の形成方法を、図5の形
成工程図により説明する。前記図2で説明した第1の工
程ないし第3の工程および図4に示す第4の工程を行
う。
成工程図により説明する。前記図2で説明した第1の工
程ないし第3の工程および図4に示す第4の工程を行
う。
【0019】すなわち、図5の(1)に示すように、通
常の塗布技術によって、配線15とボンディングパッド
16とを覆う状態に、かつ上面が平坦になるように、例
えばSOG(Spin on glass )膜18を形成する。続
いてエッチバックを行って、ボンディングパッド16の
上部が露出するまで上記SOG膜18の上層(2点鎖線
で示す部分)を除去する。そしてSOG膜(18)より
なる平坦化膜17を形成する。
常の塗布技術によって、配線15とボンディングパッド
16とを覆う状態に、かつ上面が平坦になるように、例
えばSOG(Spin on glass )膜18を形成する。続
いてエッチバックを行って、ボンディングパッド16の
上部が露出するまで上記SOG膜18の上層(2点鎖線
で示す部分)を除去する。そしてSOG膜(18)より
なる平坦化膜17を形成する。
【0020】次いでオーバコート膜を形成する。図5の
(2)に示すように、まず例えば化学的気相成長法によ
って、上記ボンディングパッド16を覆う状態にして上
記平坦化膜17上に酸化シリコン膜61を成膜する。さ
らに例えばプラズマを利用した化学的気相成長法(プラ
ズマCVD法)によって、上記酸化シリコン膜61の上
面にオーバコート膜になるプラズマ窒化シリコン(Si
N)膜62を成膜する。その後、ホトリソグラフィー技
術とエッチングとによって、上記ボンディングパッド1
6上の酸化シリコン膜61と窒化シリコン膜62にワイ
ヤボンディング用の開口63を形成する。
(2)に示すように、まず例えば化学的気相成長法によ
って、上記ボンディングパッド16を覆う状態にして上
記平坦化膜17上に酸化シリコン膜61を成膜する。さ
らに例えばプラズマを利用した化学的気相成長法(プラ
ズマCVD法)によって、上記酸化シリコン膜61の上
面にオーバコート膜になるプラズマ窒化シリコン(Si
N)膜62を成膜する。その後、ホトリソグラフィー技
術とエッチングとによって、上記ボンディングパッド1
6上の酸化シリコン膜61と窒化シリコン膜62にワイ
ヤボンディング用の開口63を形成する。
【0021】上記形成方法では、素子形成領域12に形
成する配線15の高さと同等もしくはそれ以上の高さに
ボンディングパッド16を形成したことにより、成膜と
エッチバックとによって、ボンディングパッド16の上
部のみを露出させた状態に平坦化膜17が容易に形成さ
れる。また素子形成領域12に形成した配線15を覆う
とともにボンディングパッド16の上面を露出する状態
にして平坦化膜17を形成することにより、その後オー
バコート膜になる窒化シリコン膜62を成膜して、開口
63を形成した場合に、耐湿性に劣る平坦化膜17が露
出することなくボンディングパッド16上面のみが露出
する。
成する配線15の高さと同等もしくはそれ以上の高さに
ボンディングパッド16を形成したことにより、成膜と
エッチバックとによって、ボンディングパッド16の上
部のみを露出させた状態に平坦化膜17が容易に形成さ
れる。また素子形成領域12に形成した配線15を覆う
とともにボンディングパッド16の上面を露出する状態
にして平坦化膜17を形成することにより、その後オー
バコート膜になる窒化シリコン膜62を成膜して、開口
63を形成した場合に、耐湿性に劣る平坦化膜17が露
出することなくボンディングパッド16上面のみが露出
する。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
素子形成領域に形成する配線の高さと同等もしくはそれ
以上の高さにボンディングパッドを形成したので、成膜
とエッチバックとによって、ボンディングパッドの上部
のみを露出させた状態に平坦化膜を容易に形成すること
が可能になる。したがって、オーバコート膜を形成した
場合に、オーバコート膜のカバリッジ性が向上する。ま
たオーバコート膜を形成して、ボンディングパッド上の
オーバコート膜に開口を設けた場合に、耐湿性に劣る平
坦化膜が露出することなくボンディングパッドが露出さ
れるので、ボンディングパッドにおける配線信頼性の向
上を図ることができる。
素子形成領域に形成する配線の高さと同等もしくはそれ
以上の高さにボンディングパッドを形成したので、成膜
とエッチバックとによって、ボンディングパッドの上部
のみを露出させた状態に平坦化膜を容易に形成すること
が可能になる。したがって、オーバコート膜を形成した
場合に、オーバコート膜のカバリッジ性が向上する。ま
たオーバコート膜を形成して、ボンディングパッド上の
オーバコート膜に開口を設けた場合に、耐湿性に劣る平
坦化膜が露出することなくボンディングパッドが露出さ
れるので、ボンディングパッドにおける配線信頼性の向
上を図ることができる。
【図1】第1の実施例の概略構成断面図である。
【図2】第1の実施例の形成工程図である。
【図3】第1の実施例の別の形成工程図である。
【図4】第1の実施例の概略構成断面図である。
【図5】第2の実施例の形成工程図である。
【図6】課題の説明図である。
【図7】別の課題の説明図である。
10 半導体装置 12 素子形成領域 13 ボンディングパッド形成領域 14 層間絶縁膜 15 配線 16 ボンディングパッド 17 平坦化膜 38 下地パターン
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体装置のボンディングパッド形成領
域に、素子形成領域に設けた素子の高さよりも高い状態
の下地パターンを形成する第1の工程と、 前記下地パターンと当該素子形成領域とを覆う状態に層
間絶縁膜を形成する第2の工程と、 前記素子形成領域の前記層間絶縁膜上に配線を形成する
とともに、ボンディングパッド形成領域の層間絶縁膜上
に当該配線と同等もしくはそれ以上の高さのボンディン
グパッドを形成する第3の工程と、 前記層間絶縁膜上に前記配線および前記ボンディングパ
ッドを覆う塗布絶縁膜を形成した後、前記塗布絶縁膜を
エッチバックすることにより前記ボンディングパッドの
上面を露出させるとともに塗布絶縁膜表面を平坦化する
第4の工程を行うことを特徴とする半導体装置のボンデ
ィングパッド構造の形成方法。 - 【請求項2】 前記第4の工程を行った後、 前記平坦化した塗布絶縁膜上に耐湿性に劣る前記塗布絶
縁膜を覆うオーバコート膜を形成する工程と、 前記オーバコート膜に、前記塗布絶縁膜が露出しないよ
うに前記ボンディングパッド上面のみを露出させるワイ
ヤボンディング用の開口を形成する工程とを行うことを
特徴とする請求項1記載の半導体装置のボンディングパ
ッド構造の形成方法。
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JP28093492A JP3259363B2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 半導体装置のボンディングパッド構造の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP28093492A JP3259363B2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 半導体装置のボンディングパッド構造の形成方法 |
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JPH06112265A JPH06112265A (ja) | 1994-04-22 |
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KR100295240B1 (ko) * | 1997-04-24 | 2001-11-30 | 마찌다 가쯔히꼬 | 반도체장치 |
-
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- 1992-09-25 JP JP28093492A patent/JP3259363B2/ja not_active Expired - Fee Related
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