JP3259123B2 - コンデンサの充放電回路 - Google Patents

コンデンサの充放電回路

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JP3259123B2
JP3259123B2 JP00946395A JP946395A JP3259123B2 JP 3259123 B2 JP3259123 B2 JP 3259123B2 JP 00946395 A JP00946395 A JP 00946395A JP 946395 A JP946395 A JP 946395A JP 3259123 B2 JP3259123 B2 JP 3259123B2
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宏樹 渡辺
茂治 山下
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富士通電装株式会社
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源ユニットのバック
アップ用としてのコンデンサの充放電回路に関する。各
種の電源に於ける停電は、数100ms程度の瞬断が全
体の8割程度を占めるものであり、このような極短時間
の停電に対しては、コンデンサをバックアップ電源とし
て利用する構成が採用され、二次電池を用いる場合に比
較して構成,保守等が容易となる利点がある。このコン
デンサに対する保守,点検時の安全性を確保することが
要望されている。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例の説明図であり、31はコ
ンデンサユニット、32は電源ユニット、34はコネク
タ、35,36はダイオード、37は充電用の抵抗、3
8はコンデンサ、39は放電用の抵抗である。
【0003】コンデンサユニット31は、電源ユニット
32の容量に対応した大容量の電解コンデンサ等のコン
デンサ38と、放電用の抵抗39とからなり、コネクタ
34を介して電源ユニット32に接続する。この電源ユ
ニット32は、例えば、電源電圧として交流240Vが
供給され、各種の装置に対して所望の交流電圧又は直流
電圧を供給するものであり、その場合、380V程度の
直流電圧をダイオード36と抵抗37とを介してコンデ
ンサ38に加えて充電しておき、電源電圧の瞬断に対し
ては、コンデンサ38の充電電荷をダイオード35を介
して電源ユニット32に供給し、電源ユニット32はコ
ンデンサ38の充電電荷を基に、各種装置への電力供給
を継続する。
【0004】このコンデンサ38の保守,点検時には、
コネクタ34によって電源ユニット32から切り離すこ
とになるが、その時に、コンデンサ38の充電電圧は3
80V程度であるから、保守者に危険を及ぼすことにな
る。そこで、放電用の抵抗39をコンデンサ38に並列
に接続し、コネクタ34によって電源ユニット32から
切り離した時には、コンデンサ38の充電電荷を抵抗3
9を介して放電させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コンデンサ38に並列
に放電用の抵抗39が接続されているから、電源電圧が
正常の場合でも、電源ユニット32からコンデンサ38
を充電すると共に、放電用の抵抗39に電流が流れるこ
とになり、この抵抗39による電力消費が問題となる。
【0006】そこで、この抵抗39の抵抗値を大きくす
ることが考えられる。その場合、コンデンサ38の保
守,点検の為に、電源ユニット32からコンデンサユニ
ット31をコネクタ34によって切り離した時、コンデ
ンサ38の放電時間が長くなり、コンデンサ38の端子
電圧が急速には低下しないから、保守者に危険を及ぼす
問題がある。又抵抗39の抵抗値を小さくすると、コン
デンサ38の急速放電が可能となるが、前述のように、
コンデンサ38の充電電流と共に抵抗39に電流が流れ
て、無駄な電力が消費される問題がある。本発明は、コ
ンデンサの充電時の消費電力を低減し、且つコンデンサ
の急速放電を可能とすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のコンデンサの充
放電回路は、図1を参照して説明すると、充電時は逆方
向に電圧が印加されるダイオード13を含む定電流充電
回路3を有する電源ユニット2と、この電源ユニットに
接続されて定電流充電回路3によって充電され、電源電
圧瞬断時に充電電荷をダイオード13を介して電源ユニ
ット2に供給するコンデンサ6を有するコンデンサユニ
ット1とを備え、このコンデンサユニット1は、電源ユ
ニット2に接続した時に、電源ユニット2からの電圧に
よってオフ状態を維持し、電源ユニットから切り離した
時にコンデンサ6の充電電圧によってオン状態となっ
て、コンデンサ6の急速放電を行うスイッチング素子7
を有する放電回路5を備えている。
【0008】
【作用】電源ユニット2にコネクタ4によってコンデン
サユニット1を接続すると、定電流充電回路3によって
コンデンサ6に充電される。その時、放電回路5のスイ
ッチング素子7はオフ状態を維持し、無駄な電力を消費
しない。又電源電圧の瞬断に於いては、コンデンサ6の
充電電荷が電源ユニット2に供給される。又電源ユニッ
ト2からコンデンサユニット1をコネクタ4によって切
り離すと、放電回路5のスイッチング素子7がコンデン
サ6の充電電圧によってオン状態となり、このスイッチ
ング素子7を介してコンデンサ6の急速放電が行われ
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例の説明図であり、コン
デンサユニット1は、放電回路5と、単一又は複数の並
列接続のコンデンサ6とを有し、電源ユニット2は、例
えば、380Vの直流電圧出力回路と、例えば、+10
Vのバイアス電圧VCCにより定電流充電を制御する定電
流充電回路3とを備えている。又放電回路5は、高耐圧
のFET等のスイッチング素子7と、抵抗8〜10とを
有し、又定電流充電回路3は、FET等のトランジスタ
11と、シャントレギュレータ12と、ダイオード13
と、抵抗14,15とを有している。
【0010】電源ユニット2にコンデンサユニット1を
コネクタ4の端子a〜eを介して接続すると、定電流充
電回路3は、ダイオード13に逆方向電圧が印加されて
オフ状態となり、又抵抗14とトランジスタ11とを介
して流れるコンデンサ6の充電電流が流れる。この抵抗
14に流れる電流が一定となるように、シャントレギュ
レータ12とトランジスタ11とにより、コンデンサ6
の充電電流が制御されて、コンデンサ6の定電流充電が
行われる。
【0011】この時、放電回路5のスイッチング素子7
のゲートは、コネクタ4の端子c,d間が短絡されるこ
とにより、ソース側の電位と同一となり、スイッチング
素子7はオフ状態を維持する。なお、抵抗9,10は、
スイッチング素子7のゲートにバイアス電圧を印加する
為のものであり、抵抗9は、従来例の放電用の抵抗に比
較して充分に高い抵抗値とすることができるから、コン
デンサ6の充電時に流れる電流は無視できる。即ち、抵
抗9による消費電力は無視できる程度のものとなる。又
抵抗10は、ツェナーダイオードとすることもできる。
【0012】又電源電圧の瞬断時は、コンデンサ6の充
電電荷が、ダイオード13を介して電源ユニット2に供
給されることになる。又点線で示すダイオード35,3
6と充電用の抵抗37とは必要に応じて接続することも
できるが、前述の定電流充電回路3を設けたことにより
省略可能である。従って、コネクタ4の端子a,bは共
通化することができる。
【0013】図2は本発明の実施例の放電回路の説明図
であり、電源ユニット2から切り離した状態を示し、端
子c,d間が開放されるから、コンデンサ6の充電電圧
により抵抗9,10によるバイアス電圧がスイッチング
素子7のゲートに印加されてスイッチング素子7はオン
状態となる。それによって、コンデンサ6の充電電荷
は、抵抗8とスイッチング素子7とを介して矢印で示す
経路で放電する。
【0014】この場合の抵抗8の抵抗値を、スイッチン
グ素子7の特性に対応して小さくすることができるか
ら、コンデンサ6の急速放電を行うことができる。即
ち、コンデンサユニット1を電源ユニット2から切り離
すことにより、コンデンサ6の充電電荷を自動的に急速
放電して、その端子電圧を低下させることができる。従
って、コンデンサ6の保守,点検時に於ける保守者に対
して危険を及ぼすことがなくなる。
【0015】本発明は、前述の実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、定電流充電回路3は、既に知られて
いる各種の構成を適用することができる。又放電回路5
のスイッチング素子7は、FET以外の他のスイッチン
グ素子を用いることができることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、定電流
充電回路3を有する電源ユニット2と、この電源ユニッ
ト2にコネクタ4等によって接続されたコンデンサユニ
ット1とを備え、コンデンサユニット1は、コンデンサ
6の放電回路5を備えており、この放電回路5は、コン
デンサユニット1を電源ユニット2に接続した状態では
オフを継続するスイッチング素子7を備え、コンデンサ
ユニット1を電源ユニット2から切り離した時に、コン
デンサ6の充電電圧によってスイッチング素子7をオン
状態として、コンデンサ6の急速放電をスイッチング素
子7を介して行わせるものであり、電源ユニット2にコ
ンデンサユニット1を接続した状態では、コンデンサ6
への充電電流のみが供給されるから、無駄な消費電力が
生じない利点がある。又電源ユニット2からコンデンサ
ユニット1を切り離した時は、放電回路5によってコン
デンサ6の急速放電を行わせるから、比較的簡単な構成
によって保守者に対する安全確保が可能となる利点があ
る。又急速放電が可能となるから、保守作業時間の短縮
を図ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の説明図である。
【図2】本発明の実施例の放電回路の説明図である。
【図3】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 コンデンサユニット 2 電源ユニット 3 定電流充電回路 4 コネクタ 5 放電回路 6 コンデンサ 7 スイッチング素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−196021(JP,A) 特開 昭60−210122(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 1/00 H02J 9/06 H02J 7/00 - 7/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電時は逆方向に電圧が印加されるダイ
    オードを含む定電流充電回路を有する電源ユニットと、 該電源ユニットに接続されて前記定電流充電回路によっ
    て充電され、電源電圧瞬断時に充電電荷を前記ダイオー
    ドを介して該電源ユニットに供給するコンデンサを有す
    るコンデンサユニットとを備え、 該コンデンサユニットは、前記電源ユニットに接続した
    時に該電源ユニットからの電圧によってオフ状態を維持
    し、前記電源ユニットから切り離した時に前記コンデン
    サの充電電圧によってオン状態となって該コンデンサの
    急速放電を行うスイッチング素子を有する放電回路を備
    えたことを特徴とするコンデンサの充放電回路。
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