JP3259019B2 - 流動床装置用ベッドプレートおよびその製造方法 - Google Patents

流動床装置用ベッドプレートおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流動床装置用ベッドプレートおよびそのベッ
ドプレートの製造方法に関する。
流動床装置は、例えばドライヤーおよび/または凝集
機として、そして他には粉末あるいは粒状製品をガスあ
るいは空気で処理するために、製品を冷やすために、ま
たは粉末あるいは粒状燃料の燃焼用流動床燃焼器として
使用される。このような流動床装置は複数の空気あるい
はガス分配開口部または穿孔を有するシート金属製のベ
ッドプレートからなりたっている。開口部または穿孔は
平面、円形の開口部である。このような開口部の直径
は、例えば、流動床の操作を中断あるいは中止したと
き、ベッドプレートの開口部を通って下部の空気あるい
はガスプレナムチャンバー中に落下する粉末あるいは粒
子製品を減少させるため通常できるだけ小さくなるよう
に選択される。
いわゆる「ひれタイプ(gill type)」の開口部ある
いは穿孔を有するベッドプレートが、例えばアメリカ合
衆国特許第3821342および4033555号に知られている。こ
のタイプの開口部あるいは穿孔は、ベッドプレートの上
面に沿って、例えば流動床の製品出口の方に向けられた
流れ成分を有する空気あるいはガスの流動流れを定義す
る。このような製品出口の方に向けられた流れ成分は、
装置の操作をストップしたとき、自己クリーニング製あ
るいは自己エンプティー(self−emptying)効果を得る
ことを可能にし、それにより製品の通り抜け落下がさら
に減少する。
「ひれタイプ」の開口部あるいは穿孔は、向かい合っ
ているエッジを形成するようにシート金属にスリットあ
るいはスロットを切り込み、対向エッジ部の一つを、シ
ート金属によって規定される平面から圧出させることに
より作られる。このように一方のエッジ部を圧し下げる
とそのエッジ部は他のエッジ部から離れ、それによりシ
ート金属の平面に対して直角の方向から眺めたときスリ
ットまたはスロットが開口する。これは、従来のひれタ
イプの開口部を有するベッドプレート上に形成された流
動床中の製品は、流動空気あるいはガスがストップある
いは中断したときに、ベッドプレートの開口部を通って
ある程度落下する可能性があるということを意味する。
このように製品の通り抜け落下が減少しても、それが受
け入れられない場合は、公告されたイギリス特許出願GB
2015377に開示されているタイプのノズルを有するベッ
ドプレートを使用する必要がある。これはかなり複雑で
高価なベッドプレートであり、シート金属を打ち抜くこ
とにより作ることはできない。さらにこの公知のベッド
プレートは、各開口部の最小直径が比較的大きいため、
単位面積当たり比較的少数の開口部を作ることができる
にすぎない。
本発明は簡単なカッティングおよび改変操作によりシ
ート金属から作られ、流動化された製品の通り抜け落下
が実質的に減少あるいは防止されているベッドプレート
を提供する。
本発明は流動床装置用ベッドプレートを提供するもの
であり、そのベッドプレートはシート金属製で、第1総
側面を定義し、その中に複数のガス分配開口部を有する
ものであり、各開口部は第1と第2の対向エッジ部間で
定義されており、少なくとも第1のエッジ部が総側面か
ら圧出しており、本発明によるベッドプレートは第1お
よび第2エッジ部の少なくとも一方の少なくとも一部分
の厚さが、第1の総側面に沿ってそのイクステンション
を増すように減少し、それにより第1および第2エッジ
部分間で定義される開口部を総側面上への正射影を減少
あるいは除去していることに特徴を有する。
第1および/または第2エッジ部分は、第1の総側面
に対して直角の方向から眺めたとき第1および第2エッ
ジ部分の横断間隔の減少を引き起こすような方法であれ
ばいかなる方法で改変してもよい。
基本的に、本発明によるベッドプレートは従来の「ひ
れタイプ」の開口部を有するベッドプレートと同じ方法
で作製してもよい。従って、第1および第2エッジ部は
シート金属中に入れられた切れ目の両側に位置してい
る。
原則的に、ベッドプレートで定義される第1総側面は
曲がった形を有していてもよい。しかし、好ましい態様
においては、この第1総側面は実質的に平面である。上
記したように、対向エッジ部の一方あるいは両者は、大
なり小なりそのイクステンションを増加するように変形
していてもよい。エッジ部は、第1の総側面上への正射
影において第1および第2エッジ部が少なくとも部分的
にオーバーラップする程度にまで変形してもよく、それ
により流動化された製品の通り抜け落下が高い程度で防
止される。
普通、イクステンションの増加を引き起こすために必
要なエッジ部の変形は、第1および第2エッジ部の少な
くとも一方の少なくとも一部分の厚さの減少を伴う。こ
のような厚さの減少は、例えば問題となるエッジ部の少
なくとも一部を圧縮することにより得られる。好ましい
態様においては、第2エッジ部の少なくとも一部を、そ
の厚さが減少するように圧縮している。
あるいはまたさらに一方あるいは両方のエッジ部を延
伸してもよく、好ましくは第1エッジ部分の少なくとも
一部を延伸する。「ひれタイプ」の従来の開口部におい
ては、圧出されているエッジ部は、丸みのあるまたは曲
線の断面形状をしていてもよい。しかしながら、圧出さ
れるエッジ部が、実質的に平らな壁断面で主として定義
されるとき、製品の通り抜け落下は減少するということ
が発見された。従って、第1エッジ部は、フリーエッジ
を定義する外側部および比較的鋭い曲がりにより外側部
から離れた内側連結部からなり、フリーエッジに対して
実質的に90゜の角度でとられた内側と外側部の断面にお
いては、総表面と、それぞれ第1と第2鋭角を定義し、
第2鋭角は第1鋭角より実質的に小さいものとなる。圧
出された第1エッジ部分が下向きになるように、ベッド
プレートが位置しているとき、ベッドプレートの開口部
を通り抜けて落下する製品は第1エッジ部の外側部によ
り捕らえられ支持される。第1エッジ部のそれぞれの外
側部が、第1総表面に実質的に平行に伸びている場合、
または該外側部がフリーエッジの方に上向きにわずかに
傾いている場合、特にあてはまる 第1エッジ部の内側部の厚さは延伸により減少してい
てもよい。一例として、ベッドプレートの開口部は打ち
抜きによって形成してもよく、そして、第1エッジ部は
打ち抜き型の手段によりシート金属の平面から圧出させ
る一方、外側部は打ち抜きプレス型との関連で固定して
もよく、それによりエッジ部の内側部は、ベッドプレー
トの第1の総表面に沿ってエッジ部のイクステンション
を増加させるように延伸される。このような打ち抜き型
との関連での第1エッジ部の固定は、例えば、少なくと
もある程度まで、第1エッジ部の内側および外側を分離
しているシャープな曲がりにより引き起こされる。
ベッドプレート開口部の望ましい予定面積は、シート
金属に相対的に短いカットを入れ、相対的に深く第1エ
ッジ部を圧し下げるか、または相対的に長いカットを入
れ、深さをより小さくして第1エッジ部を圧し下げるこ
とにより得られる。後者の場合、製品の通り抜け落下の
リスクが実質的に最小になる。それ故、本発明によるベ
ッドプレートにおいては、各開口部は、好ましくは長く
伸ばされており、そして同一の広がりを持つ、すなわち
実質的に平行で、相対的に小さい間隔を有する一対のエ
ッジ間で定義される。
好ましくは第1のエッジ部だけを総表面から圧出させ
るが、例えば両エッジ部間の曲がりくねったガス流路を
定義するためにシート金属の平面から両方のエッジ部を
圧出させることもできる。ベッドプレートの開口部は実
質的に対向した開口部のペアーで配置されてもよく、そ
して例えばアメリカ合衆国特許第4885848号に開示され
ているようにプレートの圧し下げられた部分が各ペアー
の開口部間で広がってもよい。
第2の見地によると、本発明は流動床装置、例えば流
動床ベッド乾燥機あるいは凝集機を提供するものであ
り、上記した本発明のベッドプレートからなり、さらに
粉状あるいは粒状製品をベッドプレート上で流動させる
ためにベッドプレートの開口部を通して上方にガスを通
す手段、粉状あるいは粒状製品をベッドプレートに供給
する手段および流動製品をそこから除く手段からなる。
第3の見地によると、本発明はシート金属からベッド
プレートを製造する方法を提供するものであり、その方
法は、シート金属中に複数のお互いに間隔をおいた切れ
目あるいはスリット、そのスリットは対向する第1と第
2エッジ部間で定義されているのであるが、そのスリッ
トを形成すること、および開口部を形成するようにシー
ト金属によって定義される平面から少なくとも第1エッ
ジ部を圧出させることからなり、そして本発明による方
法は、該第1および第2エッジ部の少なくとも一方を、
シート金属の平面に沿って、そのイクステンションを増
加させるように変形することに特徴がある。
本発明によるとカッティングエッジを有し、シート金
属により定義される平面に対して実質的に直角に動き、
シート金属中にスリットをカットする打ち抜き型手段に
より、ベッドプレートの各開口部を形成してもく、その
打ち抜き型はシート金属との関係でさらに動き、シート
金属で定義される平面から第1のエッジ部を圧出させ
る。そしてフリーエッジに隣接する第1エッジ部の外側
部は、打ち抜き型との関連で実質的に動くことができな
いようにしてもよく、それにより第1エッジ部の内側連
結部を引き延ばす。例えば、外側部を何か適当なもので
打ち抜き型に対してしっかりとめてもよい。あるいはま
た打ち抜き型は、フリーエッジと同一の広がりを与え
る、すなわち実質的に平行に広がるシャープな型エッジ
からなっていてもよい。そしてシャープな型エッジは第
1エッジ部にシャープな曲がりを形成し、打ち抜き型と
の関連で外側部を動けなくする傾向にある。
上述したように、第1エッジ部の外側部は好ましくは
ベッドプレートの平面と実質的に平行に伸びる。あるい
はまたエッジ部の外側部フリーエッジはベッドプレート
の平面方向に向いていてもよい。第1エッジ部の外側部
のそのような方向を得るために、打ち抜き型は第1と第
2の実質的に平らな表面部からなり、それらはシャープ
な型エッジで分離されており第1エッジ部の内側部と外
側部をそれぞれ形成するように意図されている。第1の
平らな表面はシート金属の平面と第1の鋭角を規定し、
そして第1と第2の平らな表面はお互いに第1の鋭角の
補角より小さい角度を定義する。
図面を参照しながら本発明をさらに説明する。
図1は、「ひれタイプ」の開口部を有するベッドプレ
ートからなる流動床乾燥装置の概略側面図であり部分断
面図である。
図2は打ち抜き型の手段によりシート金属中に従来の
「ひれタイプ」開口部の打ち抜きを説明する。
図3は図2において説明したように打ち抜かれた従来
の「ひれタイプ」の開口部の断面図である。
図4は圧縮型の手段を使用し本発明により改良されて
いる従来の「ひれタイプ」の開口部を有するベッドプレ
ートを説明する側面図であり部分断面図である。
図5は図4に示されているように改変された後、図3
に示されているものに対応する断面図である。
図6はベッドプレートを回転し、ベッドプレートの各
開口部の圧出ひれ様エッジ部分が下のほうを向いている
図5の開口部の断面図である。
図7は、シート金属の平面から圧出するように打ち抜
き型の手段で本発明によりシート金属中の開口部にひれ
様エッジ部分を打ち抜くことを説明する図である。
図8は本発明によるベッドプレートの別の具体例の開
口部の断面図である。
図9Aおよび9Bは、高度にアーチ形のひれタイプ開口部
を示し、それぞれ開口部のスリットに実質的に平行およ
び実質的に直角の線に沿った断面図である。
図10Aおよび10Bは、平らなひれタイプ開口部を示し、
それぞれ開口部のスリットに実質的に平行および実質的
に直角の線に沿った断面図である。
図1は、例えば部分的に乾燥されまだ湿った状態の粉
末あるいは粒状製品を乾燥するために使用される流動床
乾燥機を示す。図1に示された流動床乾燥機は、穴のあ
いたベッドプレート(13)の手段により、内部が上下テ
ャンバー(11)と(12)に分割された内側空間を有する
ハウジング(10)からなり、ベッドプレートはハウジン
グ(10)の内側壁に固定されている。加熱された乾燥ガ
スまたは空気はガス入口(14)を通して下部チャンバー
すなわちハウジング(10)のプレナムチャンバー(12)
に供給され、乾燥ガスはガス排出導管(15)を通して、
ハウジングの上部チャンバー(11)から排出される。導
管(15)は例えばサイクロン(図示せず)に連結されて
いてもよく、そこから乾燥ガスが大気中に排出されても
よい。ハウジング(10)は一端に製品入り口ロート(1
6)からなり、それは穿孔されたベッドプレート(13)
上の上部チャンバー(11)中に開いている。ハウジング
(10)は他端に製品出口(17)を有し、上部チャンバー
(11)に通じている。
湿気のある粉末あるいは粒状製品P、それは例えばス
プレー乾燥システムから供給され、さらに乾燥しなけれ
ばならないものであるが、矢印(18)により示されてい
るように、ハウジング(10)の製品入り口(16)に連続
して供給されてもよい。加熱乾燥ガスまたは乾燥空気は
ハウジングの下部チャンバー(12)に供給され、加熱ガ
スはベッドプレート(13)の穿孔を通って上方に流れ、
ベッドプレート(13)上で製品Pを流動させる複数のガ
ス流れを形成するように上部チャンバー(11)中に入
る。流動製品厚さすなわち高さはチャンバー(11)の出
口端でオーバーフローを形成する可動ダンパーあるいは
バルブ部材(19)の高さにより決定される。平行状態に
なると、入り口ロート(16)を通って供給される湿気の
ある製品の量に対応する乾燥製品の量が図1中の矢印
(20)に示されているように製品出口(17)を通って流
れ出る。このようにして流動床が運転されているとき、
ベッドプレート(13)に支持されている流動製品層は、
矢印(21)に示されているように入り口ロート(16)か
ら製品出口(17)に連続的に移動する。流動床乾燥機の
操作を閉じなければならないとき、湿気のある製品の入
り口ロート(16)への供給が止められ、その後、ダンパ
ーあるいはオーバーフロープレート(19)は、ほとんど
全部の製品がベッドプレート(13)から製品出口(17)
中に流されるような位置まで動かされる。
ダンパー(19)が開かれたとき、ベッドプレート(1
3)上に製品Pの残渣が実質的に全く残らないことを確
実にするために、ベットプレート中の少なくともいくつ
かの穿孔またはガス分配開口部は、製品出口(17)の方
に向いており、結果として水平流れ成分を有する上方に
向いた流動ガス流れを定義するように形成する。
いわゆるひれタイプの穿孔あるいは開口部を有するベ
ッドプレートは当該分野でよく知られている。このよう
なひれタイプ開口部は、シート金属のプレート(23)を
貫通した切れ目あるいはスリットをカッティングし、続
いてひれ部(24)を形成するようにプレート(23)の平
面からスリットを定義するエッジ部の一つを圧出させる
ことによりそのプレート中に作ってもよい。図2に示さ
れているように、切れ目あるいはスリットのカッティン
グおよびその後の隣接エッジ部の圧縮は雄型および雌型
プラグ部(25)および(26)からなる打ち抜き型の手段
により行ってもよい。雄型プラグ(25)は、雌型プラグ
部(26)の内側表面部(29)と共同して働くカッティン
グエッジ(28)を有する歯様突起(27)からなり、その
雄型プラグ部(25)の歯様突起(27)がプレート(23)
を貫通して横断し雌型プラグ部(26)中に定義されてい
る凹空間(30)中へ動いたとき、シート金属プレート
(23)にスリットをカットする。その雌型プラグ部(2
6)は、雄型プラグ部(25)の反対側にシート金属プレ
ート(23)と接触してかみ合うように配置されている。
歯様突起(27)はさらに曲面部(31)を定義し、それは
例えば球表面の一部を形成してもよい。雄型プラグ部
(25)のパンチング動作の間、プレート(23)に形成さ
れたスリットを定義するエッジ部のひとつが、ひれ部
(24)を形成するように曲面部(31)によりプレート
(23)の平面から圧出される。
ひれ部(24)が歯様突起(27)によりシート金属プレ
ート(23)の平面から圧出されるとき、ひれ部(24)の
フリーエッジ(32)は反対側すなわち第2エッジ部(3
4)のフリーエッジ(33)から移動し、開口部(22)を
定義する。図3に示されているように、ベッドプレート
(13)の平面上のひれ部のフリーエッジ(32)の正射影
は、反対側のエッジ部(24)のエッジ(33)からAで示
される距離離れている。ひれタイプの従来の開口部(2
2)を定義する隣接フリーエッジ(32)および(33)の
この間隔のため、このような従来のひれタイプの開口部
(22)を有するベッドプレート(13)上に形成された流
動床の粉末あるいは粒状製品Pは開口部を通って、その
ベッドプレートが使用されている流動床装置の下部チャ
ンバーすなわちプレナムチャンバー(12)中に落下の可
能性がある。開口部(22)を通しての流動空気またはガ
スの供給を何らかの理由で停止したとき、このような製
品の通り抜け落下が特に起こりやすい。
図4は図3に示されているタイプのベッドプレート
(13)を示しており、エッジ部(24)と(34)の隣接フ
リーエッジ部(32)と(33)の間隔Aは、第2のエッジ
部(34)の変形により減少あるいは除去されている。変
形は、好ましくはプレート(13)の平面内で隣接エッジ
部(24)と(34)間にオーバーラップが得られる程度に
まで、ベッドプレート(13)の平面内のエッジ部(34)
のイクステンションを、増大させるタイプのものであ
る。このようなエッジ部(34)の変形は、例えば、ベッ
ドプレートの平面に対して横断してエッジ部を圧縮する
ことによりおよび/またはベッドプレート(13)の平面
に沿ってエッジ部(34)を伸張することにより行われ
る。図4に示されているように、各エッジ部(34)は下
部支持型部(36)のあごすなわち突起(35)とベッドプ
レート(13)の平面に対して横断してすなわち直角に可
動する上部型部(38)のあごすなわち突起(37)との間
で圧縮あるいは締め付けてもよい。このようにして型部
(38)の上部あご(37)に下部型部(36)の下部あご
(35)に向かって下方に圧力をかけると、エッジ部のイ
クステンションを増大するように、平面第2エッジ部
(34)の厚さが実質的に減少する。これは、エッジ部
(24)と(34')間にオーバーラップが得られるよう
に、圧縮されたエッジ部(34')のフリーエッジ(33')
が、隣接ひれ部(24)のフリーエッジ(32)を越えて伸
びるということを意味する。
図5は、伸張エッジ部(34')を形成するように図4
に示された方法でエッジ部(34)が改変されているとこ
ろの開口部(22)を有するベッドプレートの一部を示し
ている。図5に示されているように、図4に示されてい
る圧縮操作により、隣接フリーエッジ(32)と(33)と
の間には初期の間隔Aは消えてオーバーラップが生じ、
鋭角αがベッドプレート(13)の平面に平行なライン
(39)とフリーエッジ(32)と(33')に接触するライ
ン(40)との間に定義される。
図5に示されているようにひれ部(24)が上方に向か
うようにベッドプレート(13)が配列されると、製品の
スライド角度が角度αに等しいかまたは越えるとすると
製品の通り抜け落下が確実に防止される。各図に示され
ているように、圧縮エッジ部(34')のフリーエッジ(3
3')は、上下方向のリム部(41)を形成するように厚さ
が増大していてもよく、これによっても製品の通り抜け
落下が妨害される。
しかしながら、図5に示されているベッドプレート
(13)は、ひれ部(24)が下方を向くように逆向きにさ
れると、開口部(22)を通過した製品粒子Pは、図6に
おける力の平行四辺形により示されているように下方に
傾斜しているひれ部(24)で安全に保持できない。
それ故、図4に示されている平面エッジ部(34)の変
形に代えまたは加えて、エッジ部(24)と(34)の隣接
フリーエッジ(32)と(33)の間隔を減少するようにま
たはオーバーラップを増大させるように、ひれ部(24)
を変形してもよい。それ故、ベッドプレート(13)の平
面に沿って厚さを減少させイクステンションが増大する
ようにひれ部(24)の圧縮および/または伸張してもよ
い。図6に示されている状況を避けるために、実質的に
平行なまたは上方に傾いた製品支持表面が得られるよう
にひれ部(24)を形作ることもまた望ましい。
これはシート金属プレート(23)に開口部(22)を打
ち抜くための図7に示されているような打ち抜き型を使
用することにより得られる。図7に示されている打ち抜
き型は図2に示されているのと同様であり、それ故、同
じ部分には同じ参照番号が付されている。図7において
は、雄型プラグ部(25)の歯様突起(27)は、図2に示
されているものと違った形に作られている。図7では、
歯様突起(27)は、カッティングエッジ(28)に実質的
に平行に伸びており、かつカッティングエッジ(28)が
プレート(23)とかみ合う直前にシート金属(23)とか
み合う相対的にシャープなエッジ(42)を定義してい
る。これはエッジ(42)がシート金属の表面にかみ込
み、歯様突起(27)のシャープなエッジ(42)と雌型プ
ラグ部(26)のプレートバッキングエッジ(44)との間
で定義されるひれ部(24)の連結部(42)の伸張を引き
起こすということを意味する。カッティングエッジ(2
8)とエッジ(43)との間で広がっている歯様突起(2
7)の最上部表面(45)は、好ましくはシート金属プレ
ート(23)の平面に平行な平面と鋭角γを定義する。そ
のプレート(23)の平面に平行な平面は、ひれ部(24)
の外側端部(46)を、シート金属プレート(23)と実質
的に平行に引き伸ばすか、またはわずかにプレート(2
3)の平面内側方向に向けて形成される面である。
図8は、図7で示されている打ち抜き型の手段で変形
されたひれ部(24)を有するベッドプレート(13)を示
しており、その外側端部(46)がベッドプレート(13)
の平面に実質的に平行伸びている。さらにエッジ部(3
4)は図4に示されている方法で改変されている。図7
に示されている打ち抜き型の手段によりひれ部(24)を
伸張することにより、伸張されたひれ部(24)と圧縮さ
れていない平面エッジ部(34)のそれぞれのフリーエッ
ジ(32)および(33')の間隔は図3の「A」より実質
的に小さい値「a」まで減少しているということが図8
から明らかである。図4に示されている方法でエッジ部
(34)を圧縮すると、「B」で示されている長さと同じ
だけ延長され、それによりオーバーラップ「C」が得ら
れ、「C」は「B」マイナス「a」に等しいということ
も明らかである。エッジ部(34)の圧縮とひれ部(24)
の伸張を組み合わせると角度αは図5の角度αと比べる
と実質的に減少する。このことは、図8に示されている
角度αに等しいかまたはそれを越えるスライド角度を有
する製品は、ひれ部(24)の実質的平行な外側端部(4
6)により支持あるいは保持されるので、ベッドプレー
トの開口部を通って落下できないということを意味す
る。
図9および図10は異なったタイプのひれ開口部を示し
ている。すなわち、相対的に狭くて高い開口部と、相対
的に幅広く、フラットで低い開口部である。スライド角
度αを有する製品が流動床を流動するとき、ベッドプレ
ートの開口部(22)が図10に示されているタイプのもの
であるときより、図9に示されているタイプのものであ
るときの方が通り抜け落下の危険が実質的に高いという
ことがすぐにわかる。製品の通り抜け落下を避けるため
に図10においてエッジ部(24)と(34)間で与えられる
必要のあるオーバーラップ「g」は図9において対応す
る必要なオーバーラップ「G」よりかなり小さいという
こともすぐにわかる。そのため、図5、6および8に示
されている本発明によるベッドプレート(13)の開口部
(22)は好ましくは図10に示されているフラットで、幅
広の、低いタイプのものである。
図に示され上述されている具体例の種々の改変および
補正が本発明の範囲内で行い得るということが理解され
るべきである。そして、隣接端部(24)および(34)間
の間隔の減少またはオーバーラップは、例えば隣接する
エッジ部の一方または両者の伸張および/または圧縮
等、どのように変形してもよい。さらにエッジ部は打ち
抜き操作および/または引き続いて1以上の操作により
変形してもよい。本発明によるベッドプレートは、従来
の開口部の他のタイプはもちろん本発明により改変され
たひれタイプの開口部からなるということも理解される
べきである。
フロントページの続き (72)発明者 ボンネ、ミカエル スイス国ツェー・ハー−4057バール、ア ッカーシュトラッセ37番 (56)参考文献 特開 昭56−126444(JP,A) 実開 昭61−205391(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 8/36,8/44 B21D 28/10 F26B 17/10

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッドプレートがシート金属製で第1の総
    側面を定義し、複数のガス分配開口部(22)を有してお
    り、その開口部は第1と第2の対向エッジ部(24、34)
    間で定義されており、少なくとも第1エッジ部(24)は
    その総側面から圧出している流動床装置用ベッドプレー
    トであって、第1と第2エッジ部(24、34)の少なくと
    も一方の少なくとも一部分は第1の総側面に沿って伸び
    て、その厚さが減少していること、およびそれにより第
    1と第2エッジ部(24、34')は、第1側面上への正射
    影内で少なくとも部分的にオーバーラップしていること
    を特徴とする流動床装置用ベッドプレート。
  2. 【請求項2】第1と第2のエッジ部(24、34)がシート
    金属に入れられた切れ目の両側に位置しているクレイム
    1のベッドプレート。
  3. 【請求項3】第1の総側面が実質的に平面であるクレイ
    ム1または2のベッドプレート。
  4. 【請求項4】第2エッジ部(34')の少なくとも一部が
    圧縮されその厚さが減少しているクレイム1のベッドプ
    レート。
  5. 【請求項5】第1エッジ部(24)の少なくとも一部(4
    3)が伸張されているクレイム1のベッドプレート。
  6. 【請求項6】第1エッジ部(24)が、フリーエッジ(3
    2)を定義する外側部(46)と、相対的にシャープな曲
    がりにより外側部から離れている内側連結部(43)とか
    らなり、内側および外側部の横断面をフリーエッジに対
    して実質的に直角にとり、総側面とそれぞれ第1と第2
    鋭角を定義し、第2鋭角が第1鋭角より実質的に小さい
    クレイム1ないし5のいずれかに記載のベッドプレー
    ト。
  7. 【請求項7】外側部(46)が第1の総平面と実質的に平
    行に伸びているクレイム6のベッドプレート。
  8. 【請求項8】内側部(43)の厚さが伸張により減少して
    いるクレイム6または7記載のベッドプレート。
  9. 【請求項9】各開口部(22)が、長く伸ばされており
    (図10a)、そして同一の広がりを与えるかまたは実質
    的に平行な一対のエッジ間で定義されるクレイム1ない
    し8のいずれかに記載のベッドプレート。
  10. 【請求項10】ベッドプレートの開口部が実質的に対向
    して向けられている開口部の組で配列されており、プレ
    ートのくぼみ部が各組の開口部間で伸びているクレイム
    1ないし9のいずれかに記載のベッドプレート。
  11. 【請求項11】クレイム1〜9のいずれかに記載のベッ
    ドプレート(13)に加えさらに、粉末または粒状製品
    (P)を流動するためのベッドプレート(13)の開口部
    (22)を通して上方にガスを通す手段(12、14)、ベッ
    ドプレートに粉末または粒状製品を供給する手段(16)
    および流動製品を取り除く手段(17、19)からなる流動
    床装置。
  12. 【請求項12】シート金属にお互いに間隔をおいた複数
    の切れ目あるいはスリット、そのスリットは第1と第2
    のエッジ部(24、34)間で定義されるのであるが、を形
    成し、 シート金属(23)により定義される平面から、少なくと
    も第1エッジ部(24)を圧出させて開口部を形成するこ
    とからなる方法であって、第1および第2エッジ部(2
    4、34)の少なくとも一方を、シート金属の平面に沿っ
    てイクステンションが増大し、シート金属(23)の平面
    に対して90゜の角度で眺めたとき対向するエッジ部(2
    4、34)の少なくとも一部がオーバーラップするように
    変形することを特徴とするシート金属(23)からのベッ
    ドプレート(13)製造方法。
  13. 【請求項13】少なくとも一方のエッジ部(24、34)の
    少なくとも一部の肉厚が、イクステンションが増大する
    ように減少しているクレイム12の方法。
  14. 【請求項14】エッジ部(34)の一部が、エッジ部の両
    面でかみ合っている型部(35、37)間で締め付けられる
    か圧縮されるクレイム13の方法。
  15. 【請求項15】エッジ部(24)の部分(43)が引き伸ば
    されているクレイム13または14の方法。
  16. 【請求項16】カッティングエッジ(28)を有し、シー
    ト金属(23)によって定義される平面に対して実質的に
    直角に動きシート金属中にスリットをカットする打ち抜
    き型(25、26)の手段で各開口部(22)が形成され、そ
    の打ち抜き型はさらに、シート金属によって定義される
    平面から第1のエッジ部(24)を圧出させるようにシー
    ト金属との関係で動くクレイム12ないし15のいずれかに
    記載の方法。
  17. 【請求項17】フリーエッジ(32)に隣接する第1エッ
    ジ部(24)の外側部(46)は打ち抜き型との関連で実質
    的に動かないようにし、第1エッジ部(24)の内側連結
    部(43)を引き伸ばすクレイム16の方法。
  18. 【請求項18】打ち抜き型(25、26)が、フリーエッジ
    (32)と同一の広がりを有するかまたはフリーエッジ
    (32)と実質的に平行に広がっているシャープな型エッ
    ジ(42)からなるクレイム17の方法。
  19. 【請求項19】打ち抜き型が、第1エッジ部(24)の内
    側および外側部(43、46)をそれぞれ形成するためのシ
    ャープな型エッジ(42)により分離されている第1およ
    び第2の実質的平面部からなり、第1の平面はシート金
    属(23)により定義される平面と第1の鋭角を定義し、
    第1および第2平面は相互に角度を定義し、その角度は
    第1の鋭角の補角より小さいクレイム18の方法。
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