JP3258715B2 - 水平同期回路 - Google Patents

水平同期回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は水平同期回路に関し、
特にたとえば、映像信号の走査線を変換する映像信号処
理回路に用いられる、水平同期回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3を参照して、従来の映像信号処理回
路10では、入力映像信号をA/D変換器12によって
タイミング発生回路14からのクロックに応答してディ
ジタル信号に変換し、その入力映像データを同じタイミ
ング信号発生回路14からの書き込みクロックに応答し
てメモリ16に書き込む。そして、タイミング信号発生
回路14からのメモリ読み出し用クロックに応答してメ
モリ16から映像データを読み出し、D/A変換器18
によってタイミング信号発生回路14からのクロックに
応答してアナログ信号に変換する。このとき、A/D変
換クロックおよび書き込みクロックは同じ周波数であ
り、D/A変換クロックおよびメモリ読み出し用クロッ
クの周波数の1/2であり、したがって図3の映像信号
処理回路1では、走査線が2倍に変換される。
【0003】このような各クロックは、位相同期ループ
20の出力を受けるタイミング信号発生回路14によっ
て作成される。位相同期ループ20は同期分離回路22
によって入力映像信号から分離された水平同期信号を受
ける。この水平同期信号と分周器24の出力とが位相比
較器26によって位相比較され、この位相比較器26の
出力が低域通過フィルタ(以下「LPF」)28を通し
て電圧制御発振器(以下「VCO」)30の制御電圧と
して与えられる。そして、このVCO30の出力と分周
器24の出力とがタイミング信号発生回路14に与えら
れる。この例の場合、VCO30の出力周波数は14.
3181MHzに設定され、分周器24はそれを910
分周して15.734kHzの図4(C)のような信号
を出力する。タイミング発生回路14は、たとえば、分
周器24の出力をカウントするカウンタ,カウンタ出力
をデコードするデコーダおよびデコード出力をラッチす
るDフリップフロップなどを含み、上述の関係にある各
クロックを出力する。なお、VCO30の出力はタイミ
ング信号発生回路14において、Dフリップフロップの
クロックとして利用される。
【0004】なお、LPF28は、コンデンサC1およ
びC2および抵抗Rからなる帰還経路を有するアンプS
を含む積分回路として構成されるが、その動作について
はここでは省略する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像信号処理回
路1では、図4(D)に示すような入力映像信号から分
離された図4(A)に示すような水平同期信号を位相比
較器26に入力すると、LPF28からは図4(B)に
示すような信号が出力される。ここで、図4(E)に示
す出力映像信号において、期間T1と期間T2とのそれ
ぞれにおける読み出しクロック数は一定であるが、この
期間T1においてはVCO制御電圧が図4(B)に示す
ように期間T2に比べて高くなるため、期間T1の読み
出しクロック周波数は期間T2の読み出しクロック周波
数より高くなり、結局、図4(D)に示す出力映像信号
の期間T1は期間T2より短くなり、非線形歪を生じる
という問題があった。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、V
COの出力周波数が安定する、水平同期回路を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、制御電圧に
応じてその発振周波数が変化する電圧制御発振器と、電
圧制御発振器の出力を分周する分周器と、分周器の出力
と水平同期信号とを位相比較し、水平同期信号の入力タ
イミングで波形が山なりに変化する電圧を出力する位相
比較器と、位相比較器の出力電圧を受ける低域通過フィ
ルタとを含む水平同期回路において、水平同期信号の入
力タイミングと異なる所定タイミングで低域通過フィル
タの出力電圧をサンプルホールドするサンプルホールド
手段をさらに含み、サンプルホールド手段の出力電圧
制御電圧として電圧制御発振器に与えるようにしたこと
を特徴とする、水平同期回路である。
【0008】
【作用】サンプルホールドパルス発生回路は、たとえ
ば、分周器を構成するカウンタのデータをデコードし
て、所定のタイミングでサンプルホールドパルスを出力
する。このパルスに応答してサンプルホールド回路でサ
ンプリングされホールドされる。そして、このホールド
された電圧によってたとえばVCOが制御される。この
ため、位相同期ループの同期が確立しているときサンプ
ルホールド回路の出力はほぼゼロになり、したがってV
COの発振周波数すなわち、クロック周波数も一定とな
るので、出力映像信号に非線形歪は生じない。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、位相同期ループの同
期が確立しているときVCOの発振周波数が変動するこ
とはない。したがって、このような水平同期回路を走査
線変換回路に用いても、出力映像信号に非線形歪は生じ
ないので、画質の劣化を防止することができる。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1に示す実施例の映像信号処理回路10
は、基本的には、図3に示す従来回路と同様に構成され
る。したがって、同一ないし相当部分には同一参照番号
を付し、重複する説明は省略する。この実施例の映像信
号処理回路10では、位相同期ループ20を構成するL
PF28とVCO30との間にサンプルホールド回路3
2が介挿されている。サンプルホールド回路32は、サ
ンプルホールドパルス発生回路34からの図2(D)に
示すようなサンプルホールドパルスに応答してオンされ
るアナログスイッチ36とアナログスイッチ36がオン
しているときLPF28の出力によって充電されるコン
デンサ38とを含む。このサンプルホールド回路32の
出力すなわちコンデンサ38の電圧によってVCO30
が制御される。
【0012】なお、サンプルホールド回路34は、具体
的には、分周器24を構成するカウンタのカウントデー
タをデコードするデコーダを含み、カウント値が所定値
から所定値の間、図2(D)のようにハイレベルとなる
サンプルホールドパルスを出力する。図1に示す実施例
において、LPF28は、同期分離回路22からの水平
同期信号が“L”である期間位相比較器26がアクティ
ブになり、分周器24の出力が“L”であればLPF2
8を構成するアンプSの出力は上昇していき、分周器2
4の出力が“H”であれば下降するという積分動作を行
う。もし、図2(A)および(C)に示すように分周器
24の出力の“L”から“H”への立ち上がりが水平同
期信号の中央にあれば、位相比較器26に水平同期信号
が入力される前と後とでアンプSすなわちLPF28の
出力に変化はない。しかしながら、分周器24の出力の
立ち上がりが水平同期信号の中央よりも遅れていれば、
LPF28の出力は水平同期信号が入力された後で水平
同期信号が入力される前よりも電位が高くなり、その後
少しずつ下降する。
【0013】アナログスイッチ36がない従来回路(図
3)では、この信号がVCO30に与えられるので、V
CO30の発振周波数が高くなり、分周器24の立ち上
がりが水平同期信号の中央にくるように動作する。逆
に、分周器24の出力の立ち上がりが水平同期信号の中
央よりも進んでいれば、LPF28の出力は水平同期信
号が入力された後で水平同期信号が入力される前よりも
電位が低くなり、その後少しずつ上昇し、したがって、
VCO30の発振周波数が低くなり、分周器24の立ち
上がりが同期信号の中央にくるように動作する。このよ
うに図3の従来回路では分周器24の立ち上がりと水平
同期信号の中央とが一致していても、VCO30に与え
られる信号が水平同期信号期間で変化するので、先に述
べたように、走査線数を変換したときに非線形歪が生じ
てしまうのである。
【0014】これに対して、図1実施例においては、ア
ナログスイッチ36はサンプルホールドパルス発生回路
34からのサンプルホールドパルスが“H”のときにそ
の入力端と出力端とが短絡され、“L”のときに入力端
と出力端とが開放される。したがって、図2(D)に示
すサンプルホールドパルスが“H”である期間に反転ア
ンプSすなわちLPF28の出力がコンデンサ38に蓄
えられ、サンプルホールドパルスが“L”である間はコ
ンデンサ38の電荷は変化しないので、VCO30に与
えられる信号は、分周器24の立ち上がりと水平同期信
号の中央とが一致していれば変化しないので、このVC
O30出力であるクロックを用いて走査線数を変換して
も非線形歪は生じない。
【0015】なお、サンプルホールドパルスの位相は、
水平同期信号期間の直後ではVCO30の制御感度が高
すぎ、水平同期信号期間の直前ではVCO30の制御感
度が低すぎるので、図2(F)に示す入力映像信号期間
のほぼ中央に設定しておく。なお、上述の実施例では、
水平同期回路を走査線数変換回路に用いた映像信号処理
回路10について説明した。しかしながら、この発明の
水平同期回路は、他の任意の種類の映像信号処理回路に
適用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1実施例の動作を示す波形図である。
【図3】従来技術を示す回路図である。
【図4】従来技術の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
10 …映像信号処理回路 14 …タイミング信号発生回路 20 …位相同期ループ 22 …同期分離回路 24 …分周器 26 …位相比較器 28 …LPF 30 …VCO 32 …サンプルホールド回路 34 …サンプルホールドパルス発生回路 36 …アナログスイッチ 38 …コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/04 - 5/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御電圧に応じてその発振周波数が変化す
    る電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力を分周
    する分周器と、前記分周器の出力と水平同期信号とを位
    相比較し、前記水平同期信号の入力タイミングで波形が
    山なりに変化する電圧を出力する位相比較器と、前記位
    相比較器の出力電圧を受ける低域通過フィルタとを含む
    水平同期回路において、前記水平同期信号の入力タイミングと異なる 所定タイミ
    ングで前記低域通過フィルタの出力電圧をサンプルホー
    ルドするサンプルホールド手段をさらに含み、前記サン
    プルホールド手段の出力電圧を前記制御電圧として前記
    電圧制御発振器に与えるようにしたことを特徴とする、
    水平同期回路。
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