JP3258277B2 - 乗客コンベアの移動手摺の補修釜装置 - Google Patents
乗客コンベアの移動手摺の補修釜装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客コンベアの移
動手摺の補修作業に好適な乗客コンベアの移動手摺の補
修釜装置に関する。
動手摺の補修作業に好適な乗客コンベアの移動手摺の補
修釜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗客コンベアの移動手摺は、経年的に自
然発生する亀裂、及び継ぎ目の劣化などにより損傷を生
じる。このように、移動手摺が損傷を生じた場合に、作
業者は、この損傷の生じた移動手摺に、この移動手摺を
新しい移動手摺に交換するまでの所定の期間(2ヶ月程
度)の使用に耐え得るように応急処置を施すようにして
いる。
然発生する亀裂、及び継ぎ目の劣化などにより損傷を生
じる。このように、移動手摺が損傷を生じた場合に、作
業者は、この損傷の生じた移動手摺に、この移動手摺を
新しい移動手摺に交換するまでの所定の期間(2ヶ月程
度)の使用に耐え得るように応急処置を施すようにして
いる。
【0003】上述のように、損傷を生じた移動手摺の応
急処置を施す移動手摺の補修作業に用いられる従来の乗
客コンベアの移動手摺の補修釜装置を、以下図に基づい
て説明する。
急処置を施す移動手摺の補修作業に用いられる従来の乗
客コンベアの移動手摺の補修釜装置を、以下図に基づい
て説明する。
【0004】図5は、従来の乗客コンベアの移動手摺の
補修釜装置を示す斜視図である。
補修釜装置を示す斜視図である。
【0005】図5に示すように、従来の補修釜装置は、
全長1000mmの補修釜1と、この補修釜1が収納さ
れ、全長1200mmの運搬ケース7と、補修釜1を制
御するコントローラボックス8から主に構成されてい
る。補修釜1は、移動手摺にセットされる中型3と、こ
の移動手摺とこの移動手摺にセットされた中型3とをボ
ルト6を締め付けて挟持する上型2、及び下型3と、電
力を供給されるコネクタ5とを有する。また、補修釜1
の加熱時の温度を調節するコントロールボックス8に
は、補修釜1のコネクタ5に接続されるコネクタ9と、
乗客コンベアの機械室に設けられる200ボルト電源に
接続されるコンセント11と、補修釜1の加熱温度を確
認するサーミスタ温度センサ10とのそれぞれがケーブ
ル12,13,14を介して接続されている。
全長1000mmの補修釜1と、この補修釜1が収納さ
れ、全長1200mmの運搬ケース7と、補修釜1を制
御するコントローラボックス8から主に構成されてい
る。補修釜1は、移動手摺にセットされる中型3と、こ
の移動手摺とこの移動手摺にセットされた中型3とをボ
ルト6を締め付けて挟持する上型2、及び下型3と、電
力を供給されるコネクタ5とを有する。また、補修釜1
の加熱時の温度を調節するコントロールボックス8に
は、補修釜1のコネクタ5に接続されるコネクタ9と、
乗客コンベアの機械室に設けられる200ボルト電源に
接続されるコンセント11と、補修釜1の加熱温度を確
認するサーミスタ温度センサ10とのそれぞれがケーブ
ル12,13,14を介して接続されている。
【0006】このように構成される従来の補修装置で
は、乗客コンベア、例えばエスカレータの移動手摺の補
修作業に際し、作業者は、その補修作業を実施する前
に、移動手摺をガイドレールから取り外し、損傷部付
近、例えば左右側部のそれぞれに湾曲形成される耳部の
うちの一方の側の耳部付近を、カッターで削って補修箇
所を作製し、このように作製した補修箇所に、化粧ゴム
を埋め込み、後述のようにして準備を終えた補修釜1に
セットする。
は、乗客コンベア、例えばエスカレータの移動手摺の補
修作業に際し、作業者は、その補修作業を実施する前
に、移動手摺をガイドレールから取り外し、損傷部付
近、例えば左右側部のそれぞれに湾曲形成される耳部の
うちの一方の側の耳部付近を、カッターで削って補修箇
所を作製し、このように作製した補修箇所に、化粧ゴム
を埋め込み、後述のようにして準備を終えた補修釜1に
セットする。
【0007】補修釜1の準備をするにあたっては、作業
者は、補修釜1を補修対象の移動手摺付近のステップ上
に載置し、コントローラボックス8にケーブル12を介
して接続されるコネクタ9を補修釜1のコネクタ5に接
続し、サーミスタ温度センサ10を補修釜1の所定の部
位にセットをする。そして、作業者は、エスカレータの
機械室の底板を開け、その機械室内の制御盤から200
ボルトの動力電源を引き込む電気配線の工事をし、これ
によって設けられる端子にコンセント11を接続し、電
源を入れて補修釜1を100度程度に予熱する。
者は、補修釜1を補修対象の移動手摺付近のステップ上
に載置し、コントローラボックス8にケーブル12を介
して接続されるコネクタ9を補修釜1のコネクタ5に接
続し、サーミスタ温度センサ10を補修釜1の所定の部
位にセットをする。そして、作業者は、エスカレータの
機械室の底板を開け、その機械室内の制御盤から200
ボルトの動力電源を引き込む電気配線の工事をし、これ
によって設けられる端子にコンセント11を接続し、電
源を入れて補修釜1を100度程度に予熱する。
【0008】この予熱が完了したした後に、作業者は、
補修釜1の下型4に補修箇所を含む移動手摺を、ガイド
レールに取り付けられる状態とは裏表が逆の状態になる
ように収めて、この移動手摺に中型3をセットし、その
上に上型2を乗せて、中型3と移動手摺とを、ボルト6
を締め付けて上型2と下型4とで挟持する。そして補修
釜1の温度をサーミスタ温度センサで確認しながらコン
トローラボックス8を操作し、補修釜1を135度前後
に所定の時間保持させ、加硫する。すなわち、化粧ゴム
を加熱して溶かし補修箇所になじませる加硫作業を実施
する。
補修釜1の下型4に補修箇所を含む移動手摺を、ガイド
レールに取り付けられる状態とは裏表が逆の状態になる
ように収めて、この移動手摺に中型3をセットし、その
上に上型2を乗せて、中型3と移動手摺とを、ボルト6
を締め付けて上型2と下型4とで挟持する。そして補修
釜1の温度をサーミスタ温度センサで確認しながらコン
トローラボックス8を操作し、補修釜1を135度前後
に所定の時間保持させ、加硫する。すなわち、化粧ゴム
を加熱して溶かし補修箇所になじませる加硫作業を実施
する。
【0009】この加硫作業終了後に、作業者は、補修釜
1の電源を切って、この補修釜1を放熱させる。若しく
は、水に濡らした清潔な布などを補修釜1に掛けて冷却
させる。
1の電源を切って、この補修釜1を放熱させる。若しく
は、水に濡らした清潔な布などを補修釜1に掛けて冷却
させる。
【0010】補修釜1及び移動手摺が十分冷却された
ら、作業者は移動手摺を補修釜1から取り外しガイドレ
ールに取付け、エスカレータを試運転して異常のないこ
とを確認する。
ら、作業者は移動手摺を補修釜1から取り外しガイドレ
ールに取付け、エスカレータを試運転して異常のないこ
とを確認する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の補修釜装置は、図5に示すように補修釜1の全長が
1000mm、運搬ケースの全長が1200mmであ
り、重量は、一台当たり50kg以上となっている。な
お、移動手摺の形状に対応させるために大型高重量の補
修釜が予め数種類用意してあり、補修現場で迅速に対応
させるために、これらの数種類の補修釜を全て持参する
ようにしている。したがって、補修釜を運搬するだけ
で、作業者にかなりの負担が掛る。なお、この補修釜の
運搬には、通常作業者を3人以上必要としている。
来の補修釜装置は、図5に示すように補修釜1の全長が
1000mm、運搬ケースの全長が1200mmであ
り、重量は、一台当たり50kg以上となっている。な
お、移動手摺の形状に対応させるために大型高重量の補
修釜が予め数種類用意してあり、補修現場で迅速に対応
させるために、これらの数種類の補修釜を全て持参する
ようにしている。したがって、補修釜を運搬するだけ
で、作業者にかなりの負担が掛る。なお、この補修釜の
運搬には、通常作業者を3人以上必要としている。
【0012】また、移動手摺に発生する亀裂などは、こ
の移動手摺の一方の耳部に発生する場合がほとんどであ
り、これに伴って補修箇所が一方の耳部付近に作製され
ることになるが、このような補修箇所に対しては、従来
では補修釜が大きすぎ、したがってこの補修釜の予熱、
加熱、及び冷却等の温度管理に時間(約6時間)が掛っ
てしまう。
の移動手摺の一方の耳部に発生する場合がほとんどであ
り、これに伴って補修箇所が一方の耳部付近に作製され
ることになるが、このような補修箇所に対しては、従来
では補修釜が大きすぎ、したがってこの補修釜の予熱、
加熱、及び冷却等の温度管理に時間(約6時間)が掛っ
てしまう。
【0013】なお、補修を必要とする箇所が複数ある場
合であって、夜間などの限られた時間内で補修作業を終
了させるためには、それぞれの種類の補修釜を複数台用
意しなければならず、作業者に対する運搬の負担がさら
に増していた。
合であって、夜間などの限られた時間内で補修作業を終
了させるためには、それぞれの種類の補修釜を複数台用
意しなければならず、作業者に対する運搬の負担がさら
に増していた。
【0014】また、加熱範囲が大きいことから、移動手
摺の補修に失敗すると移動手摺全体を早急に取り替えな
ければならない事態が生じる。
摺の補修に失敗すると移動手摺全体を早急に取り替えな
ければならない事態が生じる。
【0015】本発明の目的は、小型軽量化を実現できる
とともに、補修釜の温度管理に要する時間を短縮させる
ことができる乗客コンベアの移動手摺の補修釜装置を提
供することにある。
とともに、補修釜の温度管理に要する時間を短縮させる
ことができる乗客コンベアの移動手摺の補修釜装置を提
供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、本発明の請求項1に係る発明は、左右側部のそ
れぞれに湾曲形成される耳部を有する乗客コンベアの移
動手摺が挟持される補修釜と、この補修釜で挟持された
前記移動手摺を加熱するとともに、前記移動手摺の補修
箇所に装着される化粧ゴムを加熱する加熱手段とを有す
る乗客コンベアの移動手摺の補修釜装置において、前記
補修釜が、前記移動手摺の前記耳部のうちの一方の側部
に形成される耳部の付近のみを挟持する型構造を有し、
前記補修釜に着脱可能に設けられ、前記補修箇所を冷却
する冷却手段を備える構成にしてある。
ために、本発明の請求項1に係る発明は、左右側部のそ
れぞれに湾曲形成される耳部を有する乗客コンベアの移
動手摺が挟持される補修釜と、この補修釜で挟持された
前記移動手摺を加熱するとともに、前記移動手摺の補修
箇所に装着される化粧ゴムを加熱する加熱手段とを有す
る乗客コンベアの移動手摺の補修釜装置において、前記
補修釜が、前記移動手摺の前記耳部のうちの一方の側部
に形成される耳部の付近のみを挟持する型構造を有し、
前記補修釜に着脱可能に設けられ、前記補修箇所を冷却
する冷却手段を備える構成にしてある。
【0017】このように構成した請求項1に係る発明で
は、補修釜の構造が、移動手摺の損傷が多く発生する一
方の耳部付近の補修箇所のみを挟持する構造であるの
で、所望した補修作業を実現させることができるととも
に、補修釜の小型化と軽量化とを実現できる。
は、補修釜の構造が、移動手摺の損傷が多く発生する一
方の耳部付近の補修箇所のみを挟持する構造であるの
で、所望した補修作業を実現させることができるととも
に、補修釜の小型化と軽量化とを実現できる。
【0018】また、この補修釜の小型化の実現に伴い、
補修釜の加熱時に要する熱容量が少なくて済み、補修釜
を短時間で予熱、及び加熱することができ、また、冷却
手段により補修釜の冷却を短時間で強制的に行うことが
できるので、補修釜の温度管理に要する時間を短縮させ
ることができる。
補修釜の加熱時に要する熱容量が少なくて済み、補修釜
を短時間で予熱、及び加熱することができ、また、冷却
手段により補修釜の冷却を短時間で強制的に行うことが
できるので、補修釜の温度管理に要する時間を短縮させ
ることができる。
【0019】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明において、前記型構造が、前記耳部の外側形成
する凸曲面に沿う凹曲面と、前記移動手摺の前記耳部に
連設される外側の平坦面に沿う平坦面とを備える外型
と、前記耳部の内側を形成する凹曲面に沿う凸曲面と、
前記移動手摺の前記耳部に連設される内側の平坦面に沿
う平坦面とを備える内型とを含むことを特徴としてい
る。
係る発明において、前記型構造が、前記耳部の外側形成
する凸曲面に沿う凹曲面と、前記移動手摺の前記耳部に
連設される外側の平坦面に沿う平坦面とを備える外型
と、前記耳部の内側を形成する凹曲面に沿う凸曲面と、
前記移動手摺の前記耳部に連設される内側の平坦面に沿
う平坦面とを備える内型とを含むことを特徴としてい
る。
【0020】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
係る発明において、前記冷却手段が、ペルチェ素子を含
むことを特徴としている。
係る発明において、前記冷却手段が、ペルチェ素子を含
むことを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の乗客コンベアの移
動手摺の補修釜装置の一実施形態を図に基づいて説明す
る。
動手摺の補修釜装置の一実施形態を図に基づいて説明す
る。
【0022】図1は、本発明の一実施形態の要部を示す
斜視図、図2は、図1に示す一実施形態の全体構成を示
す側面図、図3は、図1に示す一実施形態を用いて行わ
れる加硫作業の実施前の状態を示す斜視図、図4は、図
1に示す一実施形態を用いて行われる加硫作業の実施時
の状態を示す側面図である。
斜視図、図2は、図1に示す一実施形態の全体構成を示
す側面図、図3は、図1に示す一実施形態を用いて行わ
れる加硫作業の実施前の状態を示す斜視図、図4は、図
1に示す一実施形態を用いて行われる加硫作業の実施時
の状態を示す側面図である。
【0023】本発明の一実施形態は、図1、図2に示す
ように、亀裂等の損傷を生じている乗客コンベアの移動
手摺23の補修箇所を挟持する外型16及び内型17
と、これらの外型16と内型17とを締結させるボルト
22とを有する補修釜15と、この補修釜15を予熱及
び加熱するとともに、この補修釜15を介して移動手摺
23の補修箇所とその補修箇所に装着された亀裂等の損
傷を被覆する図示しない化粧ゴムとを加熱し、100ボ
ルトの電灯電源の使用が可能な加熱手段19と、補修釜
15を介して移動手摺23の加熱された補修箇所及び図
示しない化粧ゴムを冷却する冷却手段24とを備えてい
る。
ように、亀裂等の損傷を生じている乗客コンベアの移動
手摺23の補修箇所を挟持する外型16及び内型17
と、これらの外型16と内型17とを締結させるボルト
22とを有する補修釜15と、この補修釜15を予熱及
び加熱するとともに、この補修釜15を介して移動手摺
23の補修箇所とその補修箇所に装着された亀裂等の損
傷を被覆する図示しない化粧ゴムとを加熱し、100ボ
ルトの電灯電源の使用が可能な加熱手段19と、補修釜
15を介して移動手摺23の加熱された補修箇所及び図
示しない化粧ゴムを冷却する冷却手段24とを備えてい
る。
【0024】補修釜15の外型16には、両側に設けら
れる2つの耳部のうちの一方の耳部23aの外側を形成
する凸曲面に沿う凹曲面16aと、その耳部23aに連
なる外側の平坦面の一部分に沿う平坦面16bとを形成
してあり、内型17には、耳部23aの内側を形成する
凹曲面に沿う凸曲面17aと、その耳部23aに連なる
内側の平坦面の一部分に沿う平坦面17bとを形成して
ある。また、外型16には、ボルト22を通す貫通孔2
2a設け、内型17にはこのボルト22と螺合するねじ
穴22bを設けてある。これら外型16と内型17と
は、ボルト22で締結することによって、一方の耳部2
3aに形成された補修箇所を挟持する型構造を構成して
いる。また、後述する冷却手段24の固定片25を配置
させるために、内型17の凸曲面17aの反対側の位置
には、内型17のねじ穴22bが設けられた側面に対し
てほぼ垂直方向に突出する突出部17cを設けてある。
また、図3に示すように、補修釜15は例えばアルミニ
ュウム材から成り、全長をL(例えば250mm)、幅
寸法をT(<L)に設定してあり、重量は5kg程度に
抑えてある。
れる2つの耳部のうちの一方の耳部23aの外側を形成
する凸曲面に沿う凹曲面16aと、その耳部23aに連
なる外側の平坦面の一部分に沿う平坦面16bとを形成
してあり、内型17には、耳部23aの内側を形成する
凹曲面に沿う凸曲面17aと、その耳部23aに連なる
内側の平坦面の一部分に沿う平坦面17bとを形成して
ある。また、外型16には、ボルト22を通す貫通孔2
2a設け、内型17にはこのボルト22と螺合するねじ
穴22bを設けてある。これら外型16と内型17と
は、ボルト22で締結することによって、一方の耳部2
3aに形成された補修箇所を挟持する型構造を構成して
いる。また、後述する冷却手段24の固定片25を配置
させるために、内型17の凸曲面17aの反対側の位置
には、内型17のねじ穴22bが設けられた側面に対し
てほぼ垂直方向に突出する突出部17cを設けてある。
また、図3に示すように、補修釜15は例えばアルミニ
ュウム材から成り、全長をL(例えば250mm)、幅
寸法をT(<L)に設定してあり、重量は5kg程度に
抑えてある。
【0025】また、加熱手段19は、100ボルトの電
灯電源を使用するものであり、その電源との間を断接す
るスイッチ21と、補修釜15の温度が例えば140度
を越えないように過熱を防止するバイメタルから成るサ
ーモスイッチ18と、補修釜15を加熱するニクロムヒ
ータ19Aと、100ボルト電源接続用のコンセント2
0とを備えている。
灯電源を使用するものであり、その電源との間を断接す
るスイッチ21と、補修釜15の温度が例えば140度
を越えないように過熱を防止するバイメタルから成るサ
ーモスイッチ18と、補修釜15を加熱するニクロムヒ
ータ19Aと、100ボルト電源接続用のコンセント2
0とを備えている。
【0026】また、冷却手段24は、補修釜15の内型
17に着脱可能に設けられ、例えばアルミニュウム板か
ら成る固定片25と、この固定片25に取付けられる冷
却体例えばペルチェ素子26と、このペルチェ素子26
の熱を逃がすファン27と、ペルチェ素子26及びファ
ン27と電源とを接続するコンセント28とを備えてい
る。
17に着脱可能に設けられ、例えばアルミニュウム板か
ら成る固定片25と、この固定片25に取付けられる冷
却体例えばペルチェ素子26と、このペルチェ素子26
の熱を逃がすファン27と、ペルチェ素子26及びファ
ン27と電源とを接続するコンセント28とを備えてい
る。
【0027】このように構成した本発明の一実施形態で
は、乗客コンベア、例えばエスカレータの移動手摺23
の補修作業に際し、作業者は、移動手摺23の補修作業
を実施する前に、移動手摺23をガイドレールから取り
外し、所定の位置に、例えば上部階床と下部階床の中間
部分に位置しているガイドレールの上に作業台を固定
し、この作業台の上で、移動手摺23の損傷の生じてい
る一方の耳部23a付近をカッターで削って補修箇所
(補修する領域)を作製し、この耳部23a付近に作製
した補修箇所に図示しない化粧ゴムを装着する、すなわ
ち化粧ゴムでこの補修箇所を被覆し、溶着しやすいよう
に埋め込む。
は、乗客コンベア、例えばエスカレータの移動手摺23
の補修作業に際し、作業者は、移動手摺23の補修作業
を実施する前に、移動手摺23をガイドレールから取り
外し、所定の位置に、例えば上部階床と下部階床の中間
部分に位置しているガイドレールの上に作業台を固定
し、この作業台の上で、移動手摺23の損傷の生じてい
る一方の耳部23a付近をカッターで削って補修箇所
(補修する領域)を作製し、この耳部23a付近に作製
した補修箇所に図示しない化粧ゴムを装着する、すなわ
ち化粧ゴムでこの補修箇所を被覆し、溶着しやすいよう
に埋め込む。
【0028】補修釜15の準備をするにあたり、作業者
は、例えば作業台から移動手摺23を外し、補修釜15
を図3に示すように冷却手段24を取り外してある状態
で上述の作業台に載置する。そして、作業者は、図4に
示すコンセント20を100ボルトの所定の電灯電源に
差し込み、スイッチ21をオンにして補修釜15を10
0度程度に予熱する。なおこのとき、サーモスイッチ1
8は作動状態になる。
は、例えば作業台から移動手摺23を外し、補修釜15
を図3に示すように冷却手段24を取り外してある状態
で上述の作業台に載置する。そして、作業者は、図4に
示すコンセント20を100ボルトの所定の電灯電源に
差し込み、スイッチ21をオンにして補修釜15を10
0度程度に予熱する。なおこのとき、サーモスイッチ1
8は作動状態になる。
【0029】上述の予熱が完了した後に、作業者は、図
4に示すように、補修箇所を含む一方の耳部23aを有
する移動手摺23を、ガイドレールに通常取付けられて
いる状態とは裏表が逆になる状態にし、この補修箇所を
含む一方の耳部23aを外型16と内型17との間に配
置して挟持させる。
4に示すように、補修箇所を含む一方の耳部23aを有
する移動手摺23を、ガイドレールに通常取付けられて
いる状態とは裏表が逆になる状態にし、この補修箇所を
含む一方の耳部23aを外型16と内型17との間に配
置して挟持させる。
【0030】この一方の耳部23aを外型16と内型1
7とによって挟持させるにあたって、作業者は、耳部2
3aの外側を形成する凸曲面を外型16の凹曲面16a
に当接させ、この耳部23aの凸曲面に連なる外側の平
坦面を外型16の平坦面16b上に載置する。また、耳
部23aの内側を形成する凹曲面に内型17の凸曲面1
7aを当接させ、この耳部23aの凹曲面に連なる内側
の平坦面に内型17の平坦面17bを当接させる。この
ように補修箇所を含む一方の耳部23aに外型16と内
型17とを当接させた状態で、ボルト22を外型16の
貫通孔22aから通し、内型17のねじ穴22bに螺合
させて締め付け、外型16と内型17とによって補修箇
所を含む一方の耳部23aを挟持させる。
7とによって挟持させるにあたって、作業者は、耳部2
3aの外側を形成する凸曲面を外型16の凹曲面16a
に当接させ、この耳部23aの凸曲面に連なる外側の平
坦面を外型16の平坦面16b上に載置する。また、耳
部23aの内側を形成する凹曲面に内型17の凸曲面1
7aを当接させ、この耳部23aの凹曲面に連なる内側
の平坦面に内型17の平坦面17bを当接させる。この
ように補修箇所を含む一方の耳部23aに外型16と内
型17とを当接させた状態で、ボルト22を外型16の
貫通孔22aから通し、内型17のねじ穴22bに螺合
させて締め付け、外型16と内型17とによって補修箇
所を含む一方の耳部23aを挟持させる。
【0031】そして、加熱手段19に備えられたニクロ
ムヒータ19Aで補修釜15を加熱し、これにより補修
箇所を被覆した化粧ゴムを加熱する。補修釜15が、1
35度前後まで加熱されたら、補修釜15の温度を13
5度前後の状態で所定の時間保持させて加硫する作業、
すなわち化粧ゴムを加熱して溶かし、補習箇所になじま
せる加硫作業を実施する。なお、この加硫作業中に補修
釜15の温度が140度を越えたときには、サーモスイ
ッチ18が切れ、ニクロムヒータ19による加熱が停止
し、補修釜15の過熱が防止される。
ムヒータ19Aで補修釜15を加熱し、これにより補修
箇所を被覆した化粧ゴムを加熱する。補修釜15が、1
35度前後まで加熱されたら、補修釜15の温度を13
5度前後の状態で所定の時間保持させて加硫する作業、
すなわち化粧ゴムを加熱して溶かし、補習箇所になじま
せる加硫作業を実施する。なお、この加硫作業中に補修
釜15の温度が140度を越えたときには、サーモスイ
ッチ18が切れ、ニクロムヒータ19による加熱が停止
し、補修釜15の過熱が防止される。
【0032】この加硫作業終了後、作業者は、加熱手段
19のスイッチ21をオフにする。(ニクロムヒータ1
9Aによる加熱を停止)、次に、図1、図2に示すよう
に、冷却手段24の固定片25を、内型17の突出部1
7cの上面と、内型17のねじ穴22bの設けられた面
とに当接させるようにして、この冷却手段24を内型1
7に取付け、コンセント28を所定の電源に接続する。
これによりペルチェ素子26と、ファン27とが作動
し、補修釜15が冷却されて、移動手摺23の補箇所及
び加熱により溶着した化粧ゴムが冷却される。なおこの
とき、ペルチェ素子26は、固定片25に接する面で補
修釜15の熱を吸収し、ファン27側の面で、この吸収
した熱を放熱する。ファン27は、このペルチェ素子2
6の放熱を促している。
19のスイッチ21をオフにする。(ニクロムヒータ1
9Aによる加熱を停止)、次に、図1、図2に示すよう
に、冷却手段24の固定片25を、内型17の突出部1
7cの上面と、内型17のねじ穴22bの設けられた面
とに当接させるようにして、この冷却手段24を内型1
7に取付け、コンセント28を所定の電源に接続する。
これによりペルチェ素子26と、ファン27とが作動
し、補修釜15が冷却されて、移動手摺23の補箇所及
び加熱により溶着した化粧ゴムが冷却される。なおこの
とき、ペルチェ素子26は、固定片25に接する面で補
修釜15の熱を吸収し、ファン27側の面で、この吸収
した熱を放熱する。ファン27は、このペルチェ素子2
6の放熱を促している。
【0033】上述のように、補修釜15及び移動手摺2
3の補修箇所が冷却され、これらの補修釜15及び移動
手摺23の補修箇所が十分に冷却されたら、ボルト22
を緩めて内型17を外し、作業者は、移動手摺23を補
修釜15から外す。次に、ガイドレールから作業台を取
り外し、ガイドレールに補修した移動手摺23を再び取
付ける。最後に、エスカレータを試運転して以上のない
ことを確認する。
3の補修箇所が冷却され、これらの補修釜15及び移動
手摺23の補修箇所が十分に冷却されたら、ボルト22
を緩めて内型17を外し、作業者は、移動手摺23を補
修釜15から外す。次に、ガイドレールから作業台を取
り外し、ガイドレールに補修した移動手摺23を再び取
付ける。最後に、エスカレータを試運転して以上のない
ことを確認する。
【0034】このように構成した本実施形態によれば、
補修釜15の構造が、移動手摺23の一方の耳部23a
付近の補修箇所のみを挟持するようにしたので、所望し
た補修作業を実現させることができるとともに、補修釜
の大きさを、全長Lが250mm程度、幅寸法Tが従来
の2分の1程度の小さなものに設定でき、小型化と軽量
化とを実現できる。したがって、作業者は、補修釜15
を、比較的容易にガイドレール上に設けた作業台の上に
配置でき、この補修釜15の配置を一人で行うことがで
きるので、作業性を向上させることができる。また、運
搬も容易に行うことができ、重量物運搬用の特別な車両
を手配する必要がなく、鞄などに収納して運搬すること
も可能である。したがって、運搬作業の能率を向上させ
ることができるとともに、運搬費用を低減させることが
できる。
補修釜15の構造が、移動手摺23の一方の耳部23a
付近の補修箇所のみを挟持するようにしたので、所望し
た補修作業を実現させることができるとともに、補修釜
の大きさを、全長Lが250mm程度、幅寸法Tが従来
の2分の1程度の小さなものに設定でき、小型化と軽量
化とを実現できる。したがって、作業者は、補修釜15
を、比較的容易にガイドレール上に設けた作業台の上に
配置でき、この補修釜15の配置を一人で行うことがで
きるので、作業性を向上させることができる。また、運
搬も容易に行うことができ、重量物運搬用の特別な車両
を手配する必要がなく、鞄などに収納して運搬すること
も可能である。したがって、運搬作業の能率を向上させ
ることができるとともに、運搬費用を低減させることが
できる。
【0035】また、この補修釜15の小型化の実現に伴
い、補修釜15の加熱時に要する熱容量が少なくて済
み、補修釜15を短時間で予熱、加熱することができ、
また、補修釜15を短時間で冷却することができ、これ
らにより補修釜23の温度管理に要する時間を短い時間
で済ませることができる。また、熱容量が少なくて済む
ことにより、ニクロムヒータ19Aの電源に100ボル
トの電灯電源を利用することができ、エスカレータの機
械室内で電源を設ける電気配線の工事をする必要がな
い。したがって、これらの点においても作業能率を向上
させることができる。
い、補修釜15の加熱時に要する熱容量が少なくて済
み、補修釜15を短時間で予熱、加熱することができ、
また、補修釜15を短時間で冷却することができ、これ
らにより補修釜23の温度管理に要する時間を短い時間
で済ませることができる。また、熱容量が少なくて済む
ことにより、ニクロムヒータ19Aの電源に100ボル
トの電灯電源を利用することができ、エスカレータの機
械室内で電源を設ける電気配線の工事をする必要がな
い。したがって、これらの点においても作業能率を向上
させることができる。
【0036】また、加熱手段24にサーモスイッチ18
を設け、補修釜15の過熱を自動的に防止したので、補
修釜15の温度管理の精度を高く保つことができ、した
がって、この点においても作業能率を向上させることが
できる。また、移動手摺23の過熱によって生じる補修
の失敗を防止することができ、作業者の精神的負担を軽
減させることができる。
を設け、補修釜15の過熱を自動的に防止したので、補
修釜15の温度管理の精度を高く保つことができ、した
がって、この点においても作業能率を向上させることが
できる。また、移動手摺23の過熱によって生じる補修
の失敗を防止することができ、作業者の精神的負担を軽
減させることができる。
【0037】また、補修釜15にペルチェ素子26を含
む冷却手段24を着脱可能に設けたので、補修釜15及
び移動手摺23の補修箇所を短時間で強制的に冷却する
ことができる。したがって、この点でも補修作業の温度
管理に要する時間を短縮でき、作業能率をさらに向上さ
せることができる。
む冷却手段24を着脱可能に設けたので、補修釜15及
び移動手摺23の補修箇所を短時間で強制的に冷却する
ことができる。したがって、この点でも補修作業の温度
管理に要する時間を短縮でき、作業能率をさらに向上さ
せることができる。
【0038】なお、移動手摺23の補修箇所一箇所当た
りの補修作業に要する時間は、前述のように2時間から
3時間で済む、したがって夜間などの限られた時間内で
複数箇所を補修しなければならない場合でも、1台の補
修釜15により複数の箇所を順次補修していくことも可
能である。
りの補修作業に要する時間は、前述のように2時間から
3時間で済む、したがって夜間などの限られた時間内で
複数箇所を補修しなければならない場合でも、1台の補
修釜15により複数の箇所を順次補修していくことも可
能である。
【0039】
【発明の効果】以上のように、各請求項に係る発明は、
補修釜の小型軽量化を実現することができ、これにより
作業者は、補修現場での補修釜の配置を比較的容易に行
うことができ、一人でも補修釜を補修現場に配置するこ
とが可能である。したがって、作業能率を向上させるこ
とができる。また、補修釜の運搬も容易に行うことがで
き、鞄などに収納して運搬することも可能である。した
がって、運搬作業の能率を向上させることができる。
補修釜の小型軽量化を実現することができ、これにより
作業者は、補修現場での補修釜の配置を比較的容易に行
うことができ、一人でも補修釜を補修現場に配置するこ
とが可能である。したがって、作業能率を向上させるこ
とができる。また、補修釜の運搬も容易に行うことがで
き、鞄などに収納して運搬することも可能である。した
がって、運搬作業の能率を向上させることができる。
【0040】また、補修釜の予熱及び加熱を短時間で行
うことができ、また、補修釜及び移動手摺の補修箇所を
短時間で強制的に冷却できるので、補修釜の温度管理に
要する時間を短縮できる。したがって、この点でも従来
に比べて作業能率を向上させることができる。また、使
用する熱量が少なくて済み、補修釜の加熱を小さい電力
で行うことができ、経済性に富む。
うことができ、また、補修釜及び移動手摺の補修箇所を
短時間で強制的に冷却できるので、補修釜の温度管理に
要する時間を短縮できる。したがって、この点でも従来
に比べて作業能率を向上させることができる。また、使
用する熱量が少なくて済み、補修釜の加熱を小さい電力
で行うことができ、経済性に富む。
【図1】乗客コンベアの移動手摺の補修釜装置の一実施
形態の要部を示す斜視図である。
形態の要部を示す斜視図である。
【図2】図1に示す一実施形態の全体構成を示す側面図
である。
である。
【図3】図1に示す一実施形態を用いて行われる加硫作
業の実施前の状態を示す斜視図である。
業の実施前の状態を示す斜視図である。
【図4】図1に示す一実施形態を用いて行われる加硫作
業の実施時の状態を示す側面図である。
業の実施時の状態を示す側面図である。
【図5】従来の乗客コンベアの移動手摺の補修釜装置を
示す説明図である。
示す説明図である。
15 補修釜 16 外型 16a 凹曲面 16b 平坦面 17 内型 17a 凸曲面 17b 平坦面 17c 突出部 18 サーモスイッチ 19 加熱手段 19A ニクロムヒータ 20 コンセント 21 スイッチ 22 ボルト 22a 貫通孔 22b ねじ穴 23 移動手摺 23a 耳部 24 冷却手段 25 固定片 26 ペルチェ素子(冷却体) 27 ファン 28 コンセント
Claims (3)
- 【請求項1】 左右側部のそれぞれに湾曲形成される耳
部を有する乗客コンベアの移動手摺が挟持される補修釜
と、この補修釜で挟持された前記移動手摺を加熱すると
ともに、前記移動手摺の補修箇所に装着される化粧ゴム
を加熱する加熱手段とを有する乗客コンベアの移動手摺
の補修釜装置において、 前記補修釜が、前記移動手摺の前記耳部のうちの一方の
側部に形成される耳部の付近のみを挟持する型構造を有
し、 前記補修釜に着脱可能に設けられ、前記補修箇所を冷却
する冷却手段を備える ことを特徴とする乗客コンベアの
移動手摺の補修釜装置。 - 【請求項2】 前記型構造が、前記耳部の外側を形成す
る凸曲面に沿う凹曲面と、前記移動手摺の前記耳部に連
設される外側の平坦面に沿う平坦面とを備える外型と、
前記耳部の内側を形成する凹曲面に沿う凸曲面と、前記
移動手摺の前記耳部に連設される内側の平坦面に沿う平
坦面とを備える内型とを含むことを特徴とする請求項1
に記載の乗客コンベアの移動手摺の補修釜装置。 - 【請求項3】 前記冷却手段が、ペルチェ素子を含むこ
とを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの移動手摺
の補修釜装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19196198A JP3258277B2 (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 乗客コンベアの移動手摺の補修釜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19196198A JP3258277B2 (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 乗客コンベアの移動手摺の補修釜装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000016743A JP2000016743A (ja) | 2000-01-18 |
JP3258277B2 true JP3258277B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=16283336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19196198A Expired - Fee Related JP3258277B2 (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 乗客コンベアの移動手摺の補修釜装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3258277B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006059364A1 (ja) | 2004-11-30 | 2006-06-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 乗客コンベアの移動手摺補修装置及び移動手摺補修方法 |
JP5052901B2 (ja) * | 2006-02-21 | 2012-10-17 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベアの移動手摺補修装置 |
KR100824500B1 (ko) * | 2006-08-11 | 2008-04-22 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 승객 컨베이어의 이동 난간 보수 장치 및 이동 난간 보수방법 |
JP5022730B2 (ja) * | 2007-02-19 | 2012-09-12 | 株式会社日立ビルシステム | 乗客コンベア用移動手摺の帆布補修釜 |
-
1998
- 1998-07-07 JP JP19196198A patent/JP3258277B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2000016743A (ja) | 2000-01-18 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |