JP3257747B2 - 預入れ商品管理機能を有する電子式キャッシュレジスタ - Google Patents

預入れ商品管理機能を有する電子式キャッシュレジスタ

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JP3257747B2
JP3257747B2 JP10392994A JP10392994A JP3257747B2 JP 3257747 B2 JP3257747 B2 JP 3257747B2 JP 10392994 A JP10392994 A JP 10392994A JP 10392994 A JP10392994 A JP 10392994A JP 3257747 B2 JP3257747 B2 JP 3257747B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クリーニング店等のよ
うに顧客が商品を一時預け入れる業種の商店で利用され
る預入れ商品管理機能を有する電子式キャッシュレジス
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクリーニング店向け電子式キャッ
シュレジスタとしては、顧客が商品(衣類等の洗濯物)
を預入れに来たときに使用する商品預入れモードと、顧
客が預入れした商品を受取りに来たときに使用する商品
受渡しモードとを選択できるようになっている。
【0003】そして、商品預入れモードにおいて、キー
ボード等から顧客を識別する客コードが入力されるとと
もに、この顧客によって預入れされる商品を類別する商
品コード及びその商品の受渡し可能日いわゆるクリーニ
ングの仕上がり予定日が入力されると、その入力情報
(客コード,商品コード,仕上がり予定日)を内部メモ
リに形成された顧客ファイルに登録するとともに、商品
コードに対応してプリセットされている代金等の商品デ
ータを読出して表示器に表示する。その後、締めキーが
操作されて登録終了が宣言されると、プリンタを駆動し
て預入れされた全商品の明細情報及び代金合計情報や仕
上がり予定日等が印字された預り品レシートを印字発行
するように構成されていた。
【0004】一方、商品受渡しモードにおいては、商品
を受取りに来た顧客の客コードが入力されると、前記顧
客ファイルを検索して同一の客コードでかつ仕上がり予
定日が経過しているデータの有無を調べる。そして、該
当データがある場合にはそのデータを顧客ファイルから
削除するように構成されていた。
【0005】このような構成であるから、顧客ファイル
には、まだ仕上がり予定日を経過していない顧客のデー
タ及び仕上がり予定日を経過しても受取りに来ない顧客
のデータが蓄積保存されており、この顧客ファイルの蓄
積データをプリントアウトすることは可能であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、クリーニン
グ店等では仕上がり予定日を経過しても商品を受取りに
来ない顧客が増加すると、これらの顧客が預け入れた商
品、いわゆる未受渡し品を保管するためのスペースを広
く確保しなければならず、経営面等から問題となってい
る。
【0007】そこで、従来は定期的に前記顧客ファイル
のデータをプリントアウトして、仕上がり予定日を経過
しているにも関わらず受取りに来ない顧客のリストを作
成し、該当する顧客が商品の預け入れ等で来店したとき
に未受渡し品があることを通知するようにしていた。
【0008】しかしながら、該当する顧客が来店したと
きに未受渡し品があることを確実に通知できるようにす
るためには、店員がリストを常に意識して接客しなけれ
ばならず負担であり、通知漏れが発生しているのが実情
であった。
【0009】そこで本発明は、以前に預入れした商品が
あることを忘れてしまった顧客が再度預入れのために来
店した際には、店員の負担となることなく自動的に未受
渡し品があることを店員若しくは顧客に通知でき、未受
渡し品の削減を図り得る預入れ商品管理機能を有する電
子式キャッシュレジスタを提供しようとするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品預入れに
関する情報を登録する商品預入れ登録業務のモードと商
品受渡しに関する情報を登録する商品受渡し登録業務の
モードとを切替えるモード切替手段を備え、商品預入れ
登録業務のモード選択時には、入力手段により顧客固有
の客コードとその顧客が預入れする商品を類別する商品
コードとが入力されると、預入れ情報記憶手段によりそ
の入力された客コード及び商品コードを該当商品の受渡
し可能日データとともに記憶管理するとともに、預入れ
された商品による売上データを登録処理し、商品受渡し
登録業務のモード選択時には、入力手段により客コード
が入力されると預入れ情報記憶手段により記憶管理され
ている該当客コードのデータの中で計時手段により計時
されている現日付に対して受渡し可能日が経過している
データを削除するようにした電子式キャッシュレジスタ
において、商品預入れ登録業務のモード選択時、入力手
段により客コードが入力されると、預入れ情報管理手段
により記憶管理されているデータを検索し、該当客コー
ドのデータの有無を判別するデータ検索手段と、この検
索手段により該当客コードのデータ有りを判別するとそ
のデータの受渡し可能日と計時手段により計時されてい
る現日付とを比較して現日付に対して受渡し可能日が経
過しているか否かを判断する日付比較手段と、この判断
手段により受渡し可能日が経過していることが確認され
ると未受渡し品有りを通知する通知手段とを備えたもの
である。
【0011】
【作用】このような構成の本発明であれば、顧客が商品
を預入れに来たときには商品預入れ登録業務のモードを
選択する。そして、入力手段によりその顧客固有の客コ
ードとその顧客が預入れする商品を類別する商品コード
とを入力する。そうすると、預入れ情報記憶手段により
その入力された客コード及び商品コードが該当商品の受
渡し可能日データとともに記憶管理されるとともに、預
入れされた商品による売上データが登録処理される。
【0012】一方、顧客が預入れした商品を受取りに来
たときには商品受渡し登録業務のモードを選択する。そ
して、入力手段によりその顧客固有の客コードを入力す
る。そうすると、預入れ情報記憶手段により記憶管理さ
れている該当客コードのデータの中で計時手段により計
時されている現日付に対して受渡し可能日が経過してい
るデータが削除される。
【0013】また、商品預入れ登録業務のモード選択時
において、入力手段により客コードが入力されたとき、
預入れ情報管理手段により記憶管理されているデータが
検索され、該当客コードのデータの有無が判別される。
そして該当客コードのデータ有りが判別されると、その
データの受渡し可能日と計時手段により計時されている
現日付とが比較されて現日付に対して受渡し可能日が経
過しているか否かが判断され、受渡し可能日が経過して
いることが確認されると未受渡し品有りが通知される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の預入れ商品管理機能を有する
電子式キャッシュレジスタをクリーニング店で使用する
場合の一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は同実施例における電子式キャッシュ
レジスタの外観構成を示す斜視図であり、図2は前記電
子式キャッシュレジスタの要部制御回路構成を示すブロ
ック図である。
【0016】すなわち、この電子式キャッシュレジスタ
は、キャッシュレジスタ本体1の前面にキーボード2及
びキャッシャ用表示器3を設け、背面に客用表示器4を
設けている。また、キャッシュレジスタ本体1の下方に
現金等を収容するためのドロワ5を形成している。さら
に、キャッシュレジスタ本体1の内部にロール状のレシ
ート用紙及びジャーナル用紙にデータ印字するためのプ
リンタ6を装着している。そして、このプリンタ6によ
って印字されたレシート用紙を本体1の前面側に形成さ
れたレシート発行口7から排出し、かつジャーナル用紙
を内部にて巻き取る構造としている。
【0017】また、この電子式キャッシュレジスタは、
制御部本体としてCPU(中央処理装置)8を搭載して
おり、このCPU8に、バスライン9を介して、プログ
ラムデータ等の固定的データが予め格納されたROM
(リード・オンリ・メモリ)10及び設定データや処理
データ等の可変的データを記憶するための各種メモリエ
リアが形成され、バッテリ11aによって電源バックア
ップされたRAM(ランダム・アクセス・メモリ)11
の主記憶部と、現在の日付及び時刻を計時する計時手段
としての時計部12と、前記キーボード2,各表示器
3,4,ドロワ5及びプリンタ6の各種入出力機器との
間でそれぞれデータ信号を授受するI/Oポート13,
14,15,16とを接続している。
【0018】前記キーボード2には、洗濯物として預け
入れが可能な衣類等の各商品(ブラウス,ジャケット,
スラックス等)を類別する商品コードがそれぞれプリセ
ットされる複数の商品キー2aの他に、商品預入れに関
する情報を登録する商品預入れ登録業務のモードを指定
する預入れキー2b、商品受渡しに関する情報を登録す
る商品受渡し登録業務のモードを指定する受渡しキー2
c、0〜9の数値データを置数するための置数キー2
d、置数データがクリーニングの仕上がり予定日である
ことを指示する日付キー2e、置数データが顧客固有の
客コードであることを指示する顧客キー2f、1顧客の
登録終了を宣言する締めキー2g等の各種キーが配設さ
れている。
【0019】ここに、預入れキー2b及び受渡しキー2
cは、商品預入れに関する情報を登録する商品預入れ登
録業務のモードと商品受渡しに関する情報を登録する商
品受渡し登録業務のモードとを切替えるモード切替手段
を構成する。
【0020】また、商品キー2a,置数キー2d及び顧
客キー2fは、客コード,商品コードをそれぞれ入力す
る入力手段を構成する。
【0021】図3乃至図7は前記RAM11に形成され
る主要なメモリエリアを示す図である。図3に示す顧客
ファイル30は、商品の預入れを行った顧客に関するデ
ータとして客コード,サブコード,仕上り日データ及び
預り品ファイル番号を預入れ登録順に蓄積するファイル
である。また、図4に示す預り品ファイル40は、顧客
によって預入れされた商品に関するデータとして預り品
ファイル番号、商品コード及びタグ番号を預入れ登録順
に蓄積するファイルである。
【0022】ここで、顧客データにおけるサブコードは
同一客コードのデータが顧客ファイル30に複数存在す
る場合に区別するための一連のコードであり、仕上り日
データは対応する客コードの顧客が預入れした商品の仕
上り予定日(同時に複数の商品を預入れした場合は最終
の仕上り予定日)を示すデータであり、預り品ファイル
番号は対応する客コードの顧客が預入れした商品に関す
るデータが格納された預り品ファイル40のエリアを指
定するデータである。また、商品データにおけるタグ番
号は商品を預ったときにその商品に付されるタグの番号
である。
【0023】ここに、顧客ファイル30及び預り品ファ
イル40は預入れ情報記憶手段を構成する。
【0024】図5に示す商品テーブル50は、各商品の
商品コードに対応してその商品の名称と1点当りのクリ
ーニング代金いわゆる単価とが予め設定されたテーブル
である。また、各商品の売上金額及び売上点数を商品コ
ード別に累計するための累計エリアも設けられている。
【0025】図6に示す取引メモリ60は、1顧客が預
入れした商品の商品コード,点数及び金額を一時記憶す
るエリア61と、その1顧客が預入れした商品の合計金
額及び合計点数を一時記憶するエリアとを備えたメモリ
である。
【0026】図7に示すワークメモリ70は、商品預入
れ登録業務及び商品受渡し登録業務で使用される各種処
理データを一時記憶するためのメモリであって、客コー
ドエリア71、商品コードエリア72、預り品ファイル
番号エリア73、仕上り日エリア74、サブコードエリ
ア75、フラグエリア76及びタグ番号カウンタエリア
77で構成される。
【0027】しかして、前記CPU8は、前記預入れキ
ー2bの操作入力により商品預入れ登録業務のモードが
選択されると、図8の流れ図に示す処理を実行するよう
にプログラム制御されている。
【0028】すなわち、先ずST(ステップ)1として
仕上り日データが入力されるのを待機する。そして、置
数キー2dと日付キー2eとの操作入力(例えば199
4年5月5日であれば「940505」,「日付」また
は「日付」,「940505」の順で入力する)により
仕上り日データが入力されたことを検知したならば、そ
の仕上り日データをワークメモリ70における仕上り日
エリア74に格納する。
【0029】次に、ST2として客コードが入力される
か、ST3として預入れ商品の商品コードが入力される
か、ST4として預入れ登録の終了が宣言されるのを待
機する。
【0030】ここで、置数キー2dと顧客キー2fとの
操作入力(例えば客コード「01234567」であれ
ば「01234567」,「顧客」または「顧客」,
「01234567」の順で入力する)により客コード
が入力されたならば、図9に具体的に示す客コード入力
処理に入る。
【0031】すなわち、CPU8は前記客コード入力処
理に入ると、先ず入力された客コードをワークメモリ7
0における客コードエリア71に格納する。次いで、当
該客コードを検索キーとして、顧客ファイル30を先頭
レコードから順に検索する(データ検索手段)。
【0032】そして、検索キーと同一の客コードを検出
する毎に、その客コードに対応するサブコード,仕上り
日データ及び預り品番号を読出す。そして、先ずワーク
メモリ70におけるサブコードエリア75内のデータと
当該客コードに対応するサブコードとを比較し、大きい
方をサブコードエリア75に格納する。
【0033】次いで、時計部12にて計時されている現
日付データと当該客コードに対応する仕上り日データと
を比較して、現日付に対して仕上り日が経過しているか
否かを判断する(日付比較手段)。
【0034】そして、仕上り日データが現日付データよ
り大きく、仕上り日が経過していないと確認された場合
には、顧客ファイル30の次レコードの検索に移る。
【0035】これに対し、仕上り日データが現日付以下
であり、仕上り日が経過していると確認された場合に
は、当該客コードに対応する預り品ファイル番号を検索
キーとして預り品ファイル40を検索する。
【0036】そして、検索キーと同一のファイル番号が
登録されていることを確認したならば、ROM11また
はRAM12に予め設定されている「未受取り品有り」
のメッセージデータをキャッシャ用表示器3及び客用表
示器4に表示させるとともに、全ての同一ファイル番号
に対応する商品コード,金額及びタグ番号の各データで
預り品リストを作成して、この預り品リストをプリンタ
6によりレシート用紙に印字出力する(通知手段)。し
かる後、顧客ファイル30の次レコードの検索に移る。
【0037】こうして、顧客ファイル30の全レコード
の検索を終了したならば、サブコードエリア75のデー
タを「+1」だけ更新する。しかる後、ワークメモリ7
0におけるフラグエリア76を調べる。そして、このフ
ラグエリア76にフラグFがセットされていないことを
確認すると、顧客ファイル30に、ワークエリア70に
おける客コードエリア71内の客コードと、サブコード
エリア75内のサブコードと、仕上り日エリア74内の
仕上り日データと、預り品ファイル番号エリア73内の
預り品ファイル番号とで構成される客データを追加登録
する。また、フラグエリア76内のフラグFを“1”に
セットしたならば、図8のST2に戻る。
【0038】なお、既にフラグエリア76内のフラグF
が“1”にセットされている場合には、当該顧客の客デ
ータが顧客ファイル30に登録されているので、客デー
タの追加登録は行わない。
【0039】一方、図8のST3にて商品キー2aの操
作入力により商品コードの入力を検知した場合には、図
10に具体的に示す預入れ商品登録処理を実行する。
【0040】すなわち、CPU8は前記預入れ商品登録
処理に入ると、先ず入力された商品コードをワークメモ
リ70における商品コードエリア72に格納する。次い
で、入力された商品コードで前記商品テーブル50を検
索し、同一商品コードに対応する名称及び単価を読出
す。そして、商品テーブル50の入力商品コードに対応
する売上金額エリアに今回預入れ登録された商品の売上
金額として単価を加算し、売上点数エリアに今回登録商
品の売上点数として“1”を加算する。
【0041】次いで、取引メモリ60の商品データエリ
ア61を検索して、入力された商品コードの有無を調べ
る。そして、存在しない場合には、商品データエリア6
1の空きエリアに今回登録商品の商品コード,売上金額
及び売上点数を格納するとともに、合計エリア62に今
回登録商品の売上金額及び売上点数を加算する。
【0042】これに対し、入力された商品コードが存在
する場合には、その商品コードに対応する売上金額エリ
ア及び売上点数エリアと合計エリア62にそれぞれ今回
登録商品の売上金額及び売上点数を加算する。
【0043】次いで、預り品ファイル40にワークメモ
リ70における預り品ファイル番号エリア73内の預り
品ファイル番号と、商品コードエリア72内の商品コー
ドと、タグ番号カウンタエリア77内のタグ番号とを追
加登録する。
【0044】また、キャッシャ用表示器3に今回登録商
品の名称,売上金額及びタグ番号カウンタエリア77内
のタグ番号を表示させ、客用表示器4に今回登録商品の
名称及び売上金額を表示させる。さらに、プリンタ6を
駆動してレシート用紙及びジャーナル用紙に今回登録商
品の商品コード,名称,売上金額,売上点数及びタグ番
号カウンタエリア77内のタグ番号を印字させる。
【0045】次いで、タグ番号カウンタエリア77内の
タグ番号を「+1」更新する。なお、この実施例ではタ
グ番号を6桁とし「999999」の次は「00000
0」に更新されるものとする。しかる後、商品コードエ
リア72をクリアしたならば、図8のST2に戻る。
【0046】一方、図8のST4にて締めキー2gの操
作入力により預り品登録の終了が宣言されたことを検知
すると、ST5としてワークメモリ70におけるフラグ
エリア76を調べる。そして、フラグFがリセットされ
ていることを確認した場合には、顧客の客データが顧客
ファイル30に登録される前に預り品登録の終了が宣言
された誤操作なので、ST2に戻る。
【0047】ST5にてフラグがセットされていること
を確認すると、顧客ファイル30に客データが登録され
た顧客の預り品登録終了が宣言されたので、プリンタ6
を駆動してレシート用紙及びジャーナル用紙にワークメ
モリ70における仕上り日エリア74内の仕上り日デー
タと、客コードエリア71内の客コードと、サブコード
エリア75内のサブコードとを印字させる。また、キャ
ッシャ用表示器3及び客用表示器4に取引メモリ60に
おける合計エリア内の合計金額及び合計点数を表示させ
るとともに、プリンタ6を駆動してレシート用紙及びジ
ャーナル用紙に上記合計金額及び合計点数を印字させた
ならば、レシート用紙を切断して、レシート発行口7よ
り預り品レシートを発行する。
【0048】次に、ワークメモリ70における預り品フ
ァイル番号エリア73内の預り品ファイル番号を「+
1」更新する。なお、この実施例では預り品ファイル番
号を4桁とし「9999」の次は「0000」に更新さ
れるものとする。
【0049】しかる後、取引メモリ60をクリアする。
また、ワークメモリ70における客コードエリア71,
仕上り日エリア74及びサブコードエリア75をクリア
する。また、フラグエリア76のフラグFを“0”にリ
セットしたならば、今回の預入れ登録業務を終了する。
【0050】また、前記CPU8は、前記受渡しキー2
cの操作入力により商品受渡し登録業務のモードが選択
されると、図11の流れ図に示す処理を実行するように
プログラム制御されている。
【0051】すなわち、先ず客コードが入力されるのを
待機する。そして、置数キー2dと顧客キー2fとの操
作入力により客コードが入力されたならば、その客コー
ドを検索キーとして前記顧客ファイルを先頭レコードか
ら順に検索する。
【0052】そして、検索キーと同一の客コードを検出
する毎に、その客コードに対応する仕上り日データ及び
預り品ファイル番号を読出す。そして、先ず時計部12
にて計時されている現日付データと当該客コードに対応
する仕上り日データとを比較して、現日付に対して仕上
り日が経過しているか否かを判断する。そして、仕上り
日データが現日付データより大きく、仕上り日が経過し
ていないと確認された場合には、顧客ファイル30の次
レコードの検索に移る。
【0053】これに対し、仕上り日データが現日付以下
であり、仕上り日が経過していると確認された場合に
は、当該客コードに対応する預り品ファイル番号を検索
キーとして預り品ファイル40を検索する。そして、検
索キーと同一のファイル番号が登録されていることを確
認したならば、全ての同一ファイル番号に対応する商品
コード,金額及びタグ番号の各データで預り品リストを
作成し、プリンタ6を駆動してレシート用紙及びジャー
ナル用紙に上記預り品リストのデータを印字させる。
【0054】次いで、預り品ファイル40上の検索キー
と同一ファイル番号の全データを削除し、預り品ファイ
ル40の残りのデータをソートする。また、顧客ファイ
ル30上の入力された客コードと同一の客コードのデー
タを削除し、顧客ファイル30の残りのデータをソート
する。しかる後、顧客ファイル30の次レコードの検索
に移る。
【0055】こうして、顧客ファイル30の全レコード
の検索を終了したならば、レシート用紙を切断してレシ
ート発行口7より預り品リストを発行した後、今回の受
渡し登録業務を終了する。
【0056】このように構成された本実施例の電子式キ
ャッシュレジスタを使用するクリーニング店において
は、顧客が商品(衣類等の洗濯物)の預入れのために来
店すると、店員は預入れキー2bを操作入力して商品預
入れ登録業務を選択する。
【0057】このとき、電子式キャッシュレジスタにお
けるRAM11内の取引メモリ60はクリアされてい
る。また、ワークメモリ70における客コードエリア7
1,商品コードエリア72,仕上り日エリア74,サブ
コードエリア75もクリアされており、フラグエリア7
6内のフラグFはリセットされている。さらに、預り品
ファイル番号エリア73及びタグ番号エリア77にはそ
れぞれ最新(未使用)の預り品ファイル番号,及びタグ
番号が格納されている。
【0058】次いで、店員は、顧客が預入れする商品の
仕上り予定日を置数キー2dと日付キー2eとで入力す
る。なお、顧客が複数の商品を同時に預入れする場合に
は最終の仕上り予定日を入力する。そうすると、ワーク
メモリ70における仕上り日エリア74に入力された仕
上り日データが格納される。
【0059】次いで、店員は、顧客固有の客コードを置
数キー2dと顧客キー2fとで入力する。なお、客コー
ドとしては店側が顧客に割り当てる会員番号や顧客の電
話番号等を用いる。そうすると、顧客ファイル30に客
コード,サブコード,預り品ファイル番号及び仕上り日
データからなる客データが登録され、フラグFがセット
される。
【0060】次いで、店員は顧客が預入れする商品の商
品コードを商品キー2aにより1品ずつ入力する。そう
すると、各商品の売上金額(単価),売上点数(1)が
商品テーブル50に商品コード別に累計処理されるとと
もに、取引メモリ60の商品コードエリア61に商品コ
ード,売上金額及び売上点数が格納される。なお、同一
商品コードの売上金額及び売上点数は加算集計される。
また、取引メモリ60の合計エリア62に全登録商品の
合計金額及び合計点数が記憶される。さらに、預り品フ
ァイル40に当該客データの預り品ファイル番号に対応
して、今回登録された全商品の商品コード及びタグ番号
が登録される。
【0061】こうして、顧客が預入れする全商品の登録
を終了すると、店員は締めキー2gを操作入力する。そ
うすると、今回登録商品の明細情報(商品コード,名
称,売上金額,売上点数及びタグ番号)の他、仕上り予
定日、客コード、サブコード、合計情報等が印字された
預入れレシートが発行されるので、顧客に受取り伝票と
して渡す。
【0062】一方、顧客が前記受取り伝票を提示して仕
上り予定日を経過している商品を受取りに来た場合に
は、店員は受渡しキー2cを操作入力して商品受渡し業
務を選択する。次いで、店員はその顧客固有の客コード
を入力する。そうすると、顧客ファイル3から入力客コ
ードに対応する客データうち仕上り予定日が既に経過し
ている客データが抽出され、さらに、その客データの預
り品ファイル番号に対応する商品データが預り品ファイ
ル40から全て抽出されて、預り品リストが印字出力さ
れる。そこで、店員は、預り品リストに印字されたタグ
番号等に基づいて商品を保管場所から探し出し、客に受
け渡す。
【0063】このとき、顧客ファイル30から抽出され
た客データ及び預り品ファイル40から抽出された商品
データはそれぞれ該当するファイルから削除される。従
って、顧客ファイル30には、預入れ商品の仕上がり予
定日前の顧客及び仕上がり予定日を経過しても預入れし
た商品を受取りに来ない顧客に関するデータ(客コー
ド,サブコード,仕上り日データ,預り品ファイル番
号)が蓄積保存され、預り品ファイル40には、仕上り
予定日前の預入れ商品及び仕上り予定日を経過したが受
け渡されていない商品に関するデータ(預り品ファイル
番号,商品コード,タグ番号)が蓄積保存される。
【0064】そこで、本実施例においては、商品預入れ
登録業務において客コードが入力されると、前記顧客フ
ァイル30が検索され、同一客コードの客データで仕上
り日データが時計部12にて計時されている現日付デー
タよりも小さいデータが存在するか否か、すなわち、当
該顧客が以前に預入れした商品の中で既に仕上り予定日
を経過している商品が存在するか否かが自動チェックさ
れる。
【0065】そして、存在する場合には、未受取り品有
りを示すメッセージがキャッシャ用表示器3及び客用表
示器4に表示されるとともに、その客データの預り品フ
ァイル番号に対応する預り品ファイル40内の商品デー
タに基づいて預り品リストが作成され、プリンタ6によ
りレシート用紙に印字出力される。この預り品リストの
データは、当該顧客の今回の預入れ商品のデータととも
にレシート用紙に印字されて顧客に渡される。
【0066】従って、以前に預入れした商品があること
を忘れてしまった顧客が再度預入れのために来店した場
合には、その顧客の預入れ商品の登録のために該当する
客コードを入力した際に自動的に店員及び顧客に未受渡
し品が有ることがメッセージ表示によって通知される。
よって、自動的に未受渡し品があることが店員及び顧客
に通知されるので、店員が未受け渡し品の顧客リストを
全く意識することなく未受渡し品があることを確実に顧
客に通知できるようになる。その結果、顧客は後で未受
渡し品の受取り伝票を持って未受渡し品を受取りに来る
ようになるので、未受渡し品の削減を図り得る。
【0067】また本実施例によれば、未受渡し品有りの
通知時には未受渡し品の内容を示す預り品リストをレシ
ート印字するようにしたので、この預り品リストを顧客
に渡すことによってどの商品が未受渡し品となっている
のかを確実に顧客に通知できる効果も奏する。
【0068】なお、前記実施例では未受け渡し有りの通
知手段としてキャッシャ用表示器3及び客用表示器4に
メッセージ表示する構成を示したが、いずれか一方の表
示器にメッセージを表示するようにしてもよい。また、
メッセージの表示ではなく、ブザー音による警報や音声
によるメッセージ報知等によって未受渡し品有りを通知
するようにしてもよい。
【0069】また、前記実施例では預入れ情報記憶手段
として顧客ファイル30と預り品ファイル40の2つの
ファイルに区分したが、客コードに対応してサブコー
ド,仕上り日データ,商品コード,タグ番号の預入れ情
報を1つのファイルで記憶管理するように構成すること
も可能である。
【0070】さらに、商品テーブル50に仕上り期間の
設定エリアを設け、各商品毎に預入れから仕上りに要す
る期間を予め設定しておくようにし、商品の預入れ登録
毎にその商品の仕上り予定日を自動的に算出するように
してもよい。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、以
前に預入れした商品があることを忘れてしまった顧客が
再度預入れのために来店した際には、店員の負担になる
ことなく自動的に未受渡し品があることを店員若しくは
顧客に通知でき、未受渡し品の削減を図り得る預入れ商
品管理機能を有する電子式キャッシュレジスタを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の外観構成を示す斜視図。
【図2】 同実施例の要部制御回路構成を示すブロック
図。
【図3】 同実施例のRAMに形成される顧客ファイル
の構成図。
【図4】 同実施例のRAMに形成される預り品ファイ
ルの構成図。
【図5】 同実施例のRAMに形成される商品テーブル
の構成図。
【図6】 同実施例のRAMに形成される取引メモリの
構成図。
【図7】 同実施例のRAMに形成されるワークメモリ
の構成図。
【図8】 同実施例のCPUが実行する商品預入れ業務
の処理を示す流れ図。
【図9】 図8における客コード入力処理を具体的に示
す流れ図。
【図10】図8における預入れ商品登録処理を具体的に
示す流れ図。
【図11】同実施例のCPUが実行する商品受渡し業務
の処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1…キャッシュレジスタ本体 2…キーボード 2b…預入れキー 2c…受渡しキー 3…キャッシャ用表示器 4…客用表示器 6…プリンタ 8…CPU 30…顧客ファイル 40…預り品ファイル 50…商品テーブル 60…取引メモリ 70…ワークメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07G 1/00 - 5/00 G06F 17/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品預入れに関する情報を登録する商品
    預入れ登録業務のモードと商品受渡しに関する情報を登
    録する商品受渡し登録業務のモードとを切替えるモード
    切替手段を備え、前記商品預入れ登録業務のモード選択
    時には、入力手段により顧客固有の客コードとその顧客
    が預入れする商品を類別する商品コードとが入力される
    と、預入れ情報記憶手段によりその入力された客コード
    及び商品コードを該当商品の受渡し可能日データととも
    に記憶管理するとともに、預入れされた商品による売上
    データを登録処理し、前記商品受渡し登録業務のモード
    選択時には、前記入力手段により客コードが入力される
    と前記預入れ情報記憶手段により記憶管理されている該
    当客コードのデータの中で計時手段により計時されてい
    る現日付に対して受渡し可能日が経過しているデータを
    削除するようにした電子式キャッシュレジスタにおい
    て、 前記商品預入れ登録業務のモード選択時、前記入力手段
    により客コードが入力されると、前記預入れ情報管理手
    段により記憶管理されているデータを検索し、該当客コ
    ードのデータの有無を判別するデータ検索手段と、この
    検索手段により該当客コードのデータ有りを判別すると
    そのデータの受渡し可能日と前記計時手段により計時さ
    れている現日付とを比較して現日付に対して受渡し可能
    日が経過しているか否かを判断する日付比較手段と、こ
    の判断手段により受渡し可能日が経過していることが確
    認されると未受渡し品有りを通知する通知手段とを具備
    したことを特徴とする預入れ商品管理機能を有する電子
    式キャッシュレジスタ。
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