JP3257460B2 - 像担持体駆動装置およびそのベルト張力調節方法ならびに像担持体駆動装置を組込んだ画像形成装置 - Google Patents

像担持体駆動装置およびそのベルト張力調節方法ならびに像担持体駆動装置を組込んだ画像形成装置

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JP3257460B2
JP3257460B2 JP21897697A JP21897697A JP3257460B2 JP 3257460 B2 JP3257460 B2 JP 3257460B2 JP 21897697 A JP21897697 A JP 21897697A JP 21897697 A JP21897697 A JP 21897697A JP 3257460 B2 JP3257460 B2 JP 3257460B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、像担持体の回転
を安定させるのに好適な像担持体駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した複写機、ファク
シミリ装置、プリンタ等の画像形成装置では、帯電器で
一様に帯電した像担持体の表面にレーザ光を照射して静
電潜像を形成し、この潜像を現像器で現像してトナー像
として顕像化する。そして、このトナー像を紙やプラス
チックフィルムシート等の媒体に直接または間接的に転
写して印刷画像を出力する。
【0003】前記レーザ光による走査線の間隔は、レー
ザ光の走査タイミングと像担持体の回転速度によって一
義的に決定され、等間隔で形成されるように設定されて
いる。しかしながら、画像形成装置の各構成部分の動作
やクラッチ機構の入切時の振動等に起因して像担持体の
回転速度に変動が生じ、走査線間隔が一定でなくなるこ
とがある。そうすると、静電潜像に疎密が生じてトナー
像の濃度むらができてしまう。特に、複数色のトナー像
を積層して所望の色調を得るようにしているカラー画像
形成装置では、各色のトナー像に濃度むらがあると、予
定の色調が得られない。
【0004】像担持体の回転速度を不安定にする要因の
ひとつとして、像担持体の駆動装置に使用される歯車の
バックラッシュによる瞬間的な回転速度の変動があげら
れる。また、カラー画像形成装置では、各トナー色の切
り替えのために現像器が可動型になっていたり、転写器
やクリーニングブレードが像担持体に対して当接・離間
可能になっていたりするため、これらの動作に伴って像
担持体の速度が瞬間的に変動することも要因となってい
る。
【0005】像担持体の回転速度を安定化させるために
は像担持体の回転軸にフライホイールを取り付けて慣性
エネルギを増大したり、フライホイールに代えて、像担
持体自体の慣性を大きくすること等が考えられる。特開
昭63−177190号公報にはフライホイールを取り
付けた像担持体が、また特開平1−193888号公報
にはフランジ重量を大きくした像担持体が提案されてい
る。
【0006】しかし、フライホイールを像担持体の回転
軸に直接取り付ける装置では、フライホイールが大きく
なりすぎるために、小型のプリンタや複写機等に組み込
むことが容易でない場合がある。そこで、フライホイー
ルの回転速度を大きくして慣性エネルギを大きくするこ
とが考えられる。特開平4−75065号公報では、像
担持体としての感光体ドラムに該感光体ドラムよりも小
径の摩擦車を接触させ、この摩擦車と同軸にフライホイ
ールを取り付けて該フライホイールの回転速度を増大さ
せるようにした装置が提案されている。
【0007】本出願人は、フライホイールを像担持体よ
りも高速で回転させる増速フライホイール機構におい
て、フライホイールの軸と、像担持体の回転軸に結合さ
れる軸とをベルト装置で連結した装置を提案している
(特願平8− 号「整理番号FE950096
3」:特願平7−273120号に基づく優先権主張を
伴う出願)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記本出願人の提案に
よる増速フライホイール機構では、摩擦車を使用した増
速フライホイール機構よりも大きい動力を伝達すること
ができるため、長期間の使用においてベルトの汚れや摩
耗により摩擦係数が小さくなってもフライホイールを安
定的に回転させることができるという利点がある。
【0009】しかし、上記増速フライホイール機構で
は、依然として改善すべき点がある。画像形成装置内に
は、トナーや紙粉等の微粉が浮遊している。この微粉は
増速フライホイール機構のベルト装置のベルトとプーリ
間の摩擦を低下させ、フライホイールの回転を不安定に
させるという問題点がある。
【0010】一方、前記増速フライホイール機構の固有
振動周波数を高めて、該増速フライホイール機構の減衰
特性を改善すると、像担持体の回転速度を不安定にさせ
る振動を減少できることも上記本出願人による先願明細
書に開示してある。そして、前記減衰特性を改善するた
めには前記ベルト装置の微妙な張力調節が必要とされ、
基準張力値に調節するためのより確実な張力調節方法が
要望されていた。
【0011】 本発明は、上記問題点を解消し、ベルト
装置を使用した増速フライホイール機構を安定して回転
させ、像担持体にむらのない回転を伝えることができる
像担持体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、目的
を達成するための本発明は、第1像担持体および第2像
担持体と、第1像担持体上に形成したトナー像を第2像
担持体に転写する一次転写手段と、該第2像担持体上に
転写されたトナー像を印刷媒体に転写する二次転写手段
とを有する画像形成装置の像担持体駆動装置において、
前記第1像担持体との結合手段を有する第1出力軸と、
前記第2像担持体との結合手段を有する第2出力軸と、
駆動モータと、前記駆動モータの回転を前記第1出力軸
に伝達する第1歯車装置と、前記駆動モータの回転を前
記第2出力軸に伝達する第2歯車装置と、前記第1の出
力軸と平行に配置されたフライホイール軸と、前記フラ
イホイール軸を片持ち支持する軸受と、片持ち支持され
前記フライホイール軸に固定されたフライホイール
と、前記第1の出力軸の回転を前記フライホイール軸に
増速伝達するベルト装置と、前記結合手段を外部に突出
させた状態で前記第1出力軸および第2出力軸を支持す
る軸受手段を有するとともに、前記第1歯車装置、第2
歯車装置、ベルト装置、フライホイール軸、およびフラ
イホイールを密閉収納したケーシングと、前記ケーシン
グに取付けられたフライホイール軸用のストッパとを具
備し、前記ストッパは、前記フライホイールから突出さ
せた前記フライホイール軸の自由端の下面との間に予定
の間隙が形成されるように取付けられた点に特徴があ
る。
【0013】 この特徴によれば、第1像担持体および
第2像担持体を駆動可能にするため、第1出力軸および
出力軸に設けられた結合手段がケーシングから突出
しているほかは、当該駆動装置を構成するその他の部分
はケーシングに密閉される。したがって、この駆動装置
を画像形成装置に組み込んだ場合、画像形成装置内の構
造部分と、駆動装置内の構成部分とはケーシングを隔て
て隔離される。また、ストッパがフライホイール軸の軸
端(片持ち支持構造の自由端)の下面との間に予定の間
隙を有して設けられるので、フライホイールにかかる重
力方向の荷重によるフライホイール軸の自由端の撓みを
前記間隙の範囲に抑制できる。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。図10は、本発明の像担持体
駆動装置を含むフルカラー画像形成装置の概略を示す断
面図である。図10において、感光体1の周囲には帯電
器、レーザスキャナ、現像器およびクリーナ等、電子写
真画像形成のための周知の部品(いずれも図示しない)
が配置される。感光体1は帯電器で一様に帯電され、レ
ーザスキャナによって画像データに基づいて変調された
レーザ光が照射されることにより、該感光体1上に静電
潜像が形成される。形成された静電潜像は現像器におい
て、予定の色のトナーで現像される。
【0018】感光体1には、複数のロール2,3,4,
5,6、ならびにこれらに張架された二次転写体として
のベルト7からなる中間転写装置8が隣接配置されてい
る。ロール3は、ベルト7を介して感光体1に押圧され
ていて、ベルト7をトナーと逆極性に帯電させて感光体
1上のトナー像を該ベルト7に転写(一次転写)するた
めに設けられている。
【0019】一方、ロール5にはベルト7を間に挟んで
二次転写ロール9が対向配置されていて、該二次転写ロ
ール9とロール5との間つまり二次転写位置に転送され
てくる記録紙にベルト7上のトナー像を転写する。記録
紙は給紙カセット10内に積み重ねられた状態で収納さ
れていて、最上部のものから順に給紙ロール11で繰り
出される。
【0020】給紙トレイ10から引き出された記録紙
は、レジロール対12、プレレジロール対13、および
搬送ロール対14が配置された搬送路(点線で図示)を
通過して二次転写位置に給送される。二次転写位置で
は、ベルト7のトナー像が二次転写ロール9の作用によ
って記録紙に転写される。記録紙に転写されたトナー像
は定着ロール対15によって加熱定着され、排出トレイ
16つまり画像形成装置17の上面、または排出トレイ
18に排出される。排出トレイ16は記録紙の画像転写
面が下向きに排出されるいわゆるフェースダウントレイ
であり、排出トレイ18は画像転写面が上向きに排出さ
れるいわゆるフェースアップトレイである。印刷が終了
した記録紙はロール対19,20および21によって排
出トレイ16へ搬送される。一方、印刷が終了した記録
紙はロール対19および22によって排出トレイ18へ
搬送される。ロール対19の下流には搬送路切換えのた
めのゲート(図示せず)が設けられ、該ゲートの切換え
によってフェースダウンおよびフェースアップのいずれ
を選択するかが決定される。
【0021】続いて、前記感光体1を回転させる駆動装
置を詳細に説明する。図4は、フルカラー画像形成装置
の筐体の要部斜視図であり、特に、駆動装置を取り付け
る部分を示す。同図において、側板23は、他方の側板
24と対向配置され、両側板23,24は底板25およ
び連結板26,27によって組立てられて筐体28を構
成している。側板23には駆動装置を取り付けるための
孔29、ならびに他の部品を取り付けるためのいくつか
の孔30が形成されている。底板25には補強のための
絞り加工31が施されている。孔29は、後述する駆動
装置の筐体(蓋ケーシング38)が該孔29にすっぽり
と嵌まるように、該駆動装置の筐体の断面外形と略同一
の形状に打ち抜かれている。孔29の周囲には駆動装置
取り付け用のねじ孔32が形成されている。
【0022】図5は、前記筐体28に駆動装置を取り付
けた状態を示す斜視図である。同図において、駆動装置
33は蓋ケーシング38の張出部(フランジ部分)34
を貫通させたボルト35を、前記ねじ孔32に螺挿する
ことによって側板23に固定される。該駆動装置33
は、後で詳述する歯車装置やベルト装置を内蔵し、モー
タ36の動力を該歯車装置やベルト装置を介して出力軸
に取り出し、この出力軸を前記感光体1の軸、および中
間転写装置8の駆動軸(ロール2の軸)に結合する。
【0023】一般に、側板23,24のような板が対向
配置されている筐体では、一方の板の振動が他方の板に
伝わって振動を生じさせやすい。しかし、本実施形態で
は、側板23に駆動装置33が固定されているので、該
駆動装置33が動吸振器として作用し、側板23自体が
振動を生じにくいし、側板24の振動につれて側板23
が振動するということも少なくなる。また、孔29が形
成されて低下した側板23の剛性を、駆動装置33を取
付けることで回復し、さらに改善することができる。
【0024】次に、駆動装置33の構成を説明する。図
1は駆動装置33の断面図、図2は図1のA−A位置で
の断面図、図3は同B−B位置での要部断面図である。
駆動装置33の各構成部品は、本体ケーシング37、お
よび蓋ケーシング38によって形成された密閉空間に収
容されている。本体ケーシング37には軸受40が嵌め
込まれていて、蓋ケーシング38には軸受41が嵌め込
まれている。前記感光体1の軸と連結される出力軸(第
1出力軸)39は軸受40および軸受41で支持されて
おり、該出力軸39の一端は、軸受41を貫通して外部
に突出している。出力軸39の前記軸受40寄りには大
歯車42が固定され、さらに該大歯車42に隣接して大
プーリ43が固定されている。出力軸39の先端には出
力軸39の軸方向に摺動可能にカップリング44が設け
られている。該カップリング44は圧縮ばね47によっ
て先端方向に付勢されているとともに、その摺動ストロ
ークは出力軸39側の長孔45と該長孔45に貫通する
ピン46で規定されている。
【0025】一方、本体ケーシング37に一体で形成さ
れている台座48と、本体ケーシング37にボルト49
で固定されたパイプ状スペーサ50とによって中間プレ
ート51が保持されている。該中間プレート51には、
ボルト52,53および54によってブラケット55が
固定されている。ブラケット55には軸受56,57が
嵌め込まれていて、該軸受56,57によってフライホ
イール軸58が支持されている。フライホイール60の
支持構造は図14にも示している。フライホイール軸5
8の、軸受57から突出した部分にはフライホイール6
0が固定されており、軸受56,57間には小プーリ5
9が固定されている。前記大プーリ43および小プーリ
59にはエンドレスベルト61が掛渡されている。
【0026】ブラケット55は、前記大プーリ43およ
び小プーリ59の中心線をつなぐ延長線方向すなわち両
プーリ間の距離を変化させる方向に変位可能なように、
前記ボルト52〜54が貫通する該ブラケット55の孔
(図示せず)はわずかに長孔となっている。したがっ
て、ボルト52〜54を緩めて大プーリ43および小プ
ーリ59間の距離を調節することにより、前記エンドレ
スベルト61の張力を予め設定した値に調節することが
できる。大プーリ43および小プーリ59間の距離の調
節つまり張力の調節については後でさらに詳述する。
【0027】本体ケーシング37にはモータ36が取付
けられ、その出力軸(図示せず)に固定された小歯車6
2が本体ケーシング37内部に突出している。該小歯車
62の回転を前記大歯車42に伝達するため、中間歯車
63,64が設けられている。該中間歯車63,64は
それぞれ大径部と小径部とからなる二段歯車であり、本
体ケーシング37および軸受プレート65からなる第1
歯車軸受手段に両端を支持された軸66,67に対して
空転可能(アイドル状態)に支持されている。軸受プレ
ート65はパイプ状スペーサ68および図示しない同様
のスペーサを介してボルト70等により本体ケーシング
37に固定されている。
【0028】前記モータ36の出力軸に設けられた小歯
車62は、中間歯車63の大径部と噛合って該中間歯車
63に動力を伝達する。中間歯車63の小径部は次段の
中間歯車64の大径部と噛合い、さらに中間歯車64の
小径部は前記大歯車42と噛合う。こうして、モータ3
6の回転は減速されて大歯車42に伝達され、出力軸3
9が駆動される。
【0029】出力軸39の回転は前記カップリング44
を介して結合される前記感光体1の回転軸のカップリン
グ(図示しない)に伝達される。これと同時に、出力軸
36の回転は大プリーリ43およびエンドレスベルト6
1を介して小プーリ59に伝達され、フライホイール6
0が回転する。フライホイール60は大プリーリ43お
よび小プーリ59の直径によって決定される増速率で増
速されて回転する。
【0030】一方、前記モータ36の回転は、前記中間
転写装置8のベルト7を駆動するロール2の軸71に歯
車72,73,74を介して伝達される。歯車72は前
記中間歯車63,64と同様の二段歯車であり、該歯車
72および歯車73をアイドル状態で支持する軸76,
77は、前記軸66,67と同様、その一端が本体ケー
シング37に支持され、他端が軸受プレート75によっ
て支持されている。軸76および77を支持する本体ケ
ーシング37の部分と軸受プレート75が第2歯車軸受
手段を構成する。歯車74は一端が本体ケーシング37
に嵌め込まれた軸受78で支持され、他端は蓋ケーシン
グ38に嵌め込まれた軸受(図示せず)で支持され、か
つ該軸受を貫通する出力軸(第2出力軸)79に固定さ
れている。突出した出力軸79の先端には歯車80が固
定されていて、該歯車80はロール2の軸81に固定さ
れた歯車82と噛合う。ロール2の軸81は、蓋ケーシ
ング外面に固定される軸受ブラケット83でその一端が
支持される。
【0031】前記ブラケット55の構造をさらに詳細に
説明する。図6はブラケット55の分解斜視図、図7は
ブラケット55の断面図である。ブラケット55は、例
えばスポット溶接によって互いに接合された下板55
a、上板55bおよび立板55cからなる。立板55c
はエンドレスベルト61の張力を調節するときに負荷を
かけるための、例えばフックを引掛ける引掛け部材であ
って、負荷をかけるのに使用される引っ掛け孔55dを
有する。また下板55aおよび上板55bに設けられた
孔55e,55fにはそれぞれ軸受56,57が嵌めら
れる。軸受56,57には、孔55e,55fに嵌まる
ボス56a,57aと、エンドレスベルト61の縁を案
内する略三角形のフランジ部56b,57bとがそれぞ
れ設けられている。
【0032】続いて、エンドレスベルト61の張力調節
について説明する。本実施形態に示したような増速フラ
イホイール機構は、2自由度の振動系をなしており、そ
の結果、ふたつの共振点を有している。このふたつの共
振点間の周波数帯域を広げることによって該増速フライ
ホイール機構の減衰特性が改善され、感光体1の回転速
度を不安定にさせる振動が出力軸39に現れなくなる。
前記ふたつの共振点のうち高い側の固有振動数は増速部
つまりエンドレスベルト61を使用したフライホイール
60への動力伝達系の剛性によって規定される。この高
い側の固有振動数が、特に画像の品質に影響する振動を
生じさせる。すなわち、エンドレスベルト61を、大き
くてしかも高精度の張力に調節することによって前記高
い側の固有振動数を引上げ、前記周波数帯域を広げるこ
とができる。そこで、該周波数帯域を広げる方法として
次の方策が考えられる。
【0033】図9は、エンドレスベルト61の張力調節
のためのひとつの例を示す図である。図9において、本
体ケーシング37に対して揺動自在に板部材84を設
け、この板部材84にテンションロール85を取付け
る。そして本体ケーシング37に固定したナット86に
螺挿したボルト87で板部材84の背を押して、テンシ
ョンロール85をエンドレスベルト61に押圧する。ボ
ルト87の進退によってエンドレスベルト61の張力が
変化する。ここでは、エンドレスベルト61の材質とし
てヤング率の高いものを使用して、かつ張力を強くする
ことが考えられている。
【0034】しかし、この張力調節方法では、ヤング率
の高いエンドレスベルト61を用いるため、ボルト87
のねじ込み量に対するエンドレスベルト61の張力(k
gf)の変化が大きすぎる。そのために、精度の高い張
力調節が困難である。また、テンションロール85を押
圧していることによりエンドレスベルト61に対する負
荷が増大し、モータ36および前記各歯車への負荷が上
がるという不具合が生ずる。
【0035】そこで、本実施形態では、次のようにして
エンドレスベルト61の張力を調節するようにした。図
8はエンドレスベルト61の張力調節の態様を示す駆動
装置の要部斜視図である。エンドレスベルト61の張力
調節に際しては、まず、ボルト52,53,54を緩め
てブラケット55を中間プレート51に対して摺動可能
な状態にする。そうしておいて、ブラケット55の立板
55cの引っ掛け孔55dに張力調節手段としてのばね
秤88のフック88aを引っ掛けて矢印P方向に引っ張
る。ばね秤88の目盛が基準張力値を示しているとき
に、ボルト52,53,54を締め付けてブラケット5
5を中間プレート51に固定する。前記基準張力値は、
前記周波数帯域を広げるために適当な値であり、予め計
算または実験等によって決定してある値とするのがよ
い。
【0036】これらの作業は、駆動装置33の内部にあ
るブラケット55に対する操作である。したがって、外
部からブラケット55にアクセス(接近)するための孔
を本体ブラケット37と蓋ブラケット38に形成してお
く必要がある。すなわち、ばね秤88のフック88aを
立板55cの孔55dに引っ掛けるため作業孔を本体ケ
ーシング37に形成するとともに、ボルト52,53,
54を締め付けるためのドライバ挿入用の孔を蓋ケーシ
ング38の、ボルト52,53,54に対応する位置に
形成する。これらの孔は作業完了後にゴムブッシュ等の
シール手段で封止する。なお、ブラケット55にかける
負荷はばね秤によるものに限定されず、所望の張力に対
応する重錘を立板55cの引っ掛け孔55dに引っ掛け
て一定の負荷を与えるものであってもよい。
【0037】次に、上述の構成による駆動装置33によ
る利点を説明する。図11は、モータ36の軸トルク変
化を示した図であり、縦軸にトルク、横軸にベルト張力
を取ってある。特性aはテンションロールを用いた図9
の方法によるもの、特性bは本実施形態によるものにそ
れぞれ対応する。同図から明らかなように、テンション
ロールによる張力調節方法では、ベルト張力が増大する
に従ってモータ36の軸トルクも増大している。一方、
本実施形態によれば、ベルト張力が増大しても、モータ
36の軸トルクはほとんど変化していない。すなわち、
本実施形態によれば、ベルト張力が増大しても、モータ
36の軸に係る負荷は増大しないので、エンドレスベル
ト61としてヤング率の高い材料を使用して前記周波数
帯域を広げることは特に必要とせず、エンドレスベルト
61の選択の余地が広がる。
【0038】次に、周波数帯域の改善の結果を示す。図
12は、本実施形態に係る張力調節を施した後の振動特
性を示すグラフであり、図13は、前記テンションロー
ルによる張力調節を施した後の振動特性を示すグラフで
ある。いずれも縦軸に振動の強度(dB)、横軸に周波
数(Hz)をとってある。これらから明らかなように、
テンションロールの張力調節によるものでは高い側の固
有振動数は128Hzであるが、本実施形態の張力調節
によるものでは高い側の固有振動数は169Hzへと上
昇している。その結果、減衰される周波数帯域Wの、上
側の固有振動数は95Hzから116Hzへと上がり、
改善されている。つまり、この周波数帯域W内で生じた
外部要因による振動は、この帯域の振動と相殺されて減
衰される。
【0039】なお、小プーリ59つまりフライホイール
軸58の支持部材としての中間プレート51を、大歯車
42を駆動する歯車装置の軸66,67を支持する部材
としての軸受プレート65から分離させたのは次の理由
による。すなわち、仮に中間プレート51と軸受プレー
ト65とを1枚のプレート部材で兼用したとすると、エ
ンドレスベルト61に大きい張力を与えたときに、該プ
レート部材をたわませようとする力が作用する。そうす
ると、歯車63と歯車64の軸66,67に前記プレー
ト部材のたわみが伝わり、該軸66,67に倒れが生じ
る。その結果、歯車63と歯車64の噛合いが適正でな
くなり、歯先と歯底とがぶつかりあって振動が大きくな
るという不具合がでる。
【0040】本実施形態においては、中間プレート51
と軸受プレート65とを分離させたので、エンドレスベ
ルト61に大きい張力を与えたとしても、上記不具合は
発生せず、歯車63と歯車64とは滑らかに噛合って力
を伝達する。したがって、振動は最小限に抑制される。
【0041】また、中間プレート51と軸受プレート6
5とを分離させることによって、出力軸39に動力を伝
達するための歯車装置とフライホイール60の増速装置
とを分離させたので、該歯車装置の潤滑剤が増速装置側
に浸入することを防止することができる。さらに、駆動
装置33の筐体は、本体ケーシング37と蓋ケーシング
38とで密閉された空間を形成しているので、浮遊トナ
ーや紙粉が増速装置に付着することも防止できる。この
ように、フライホイール60を増速回転させるための増
速ベルト装置の摩擦抵抗を低下させスリップを生じさせ
る要因をすべて排除でき、フライホイール60の回転を
安定させ、ひいては感光体1の回転を安定させることが
できる。
【0042】ところで、駆動装置33を含む画像形成装
置は小型のプリンタや複写機である場合がある。このよ
うな小型の装置は人手で運搬されたり設置位置が移動さ
れたりすることが多いので、誤ってぶつけてしまうとか
落下させてしまうことが考えられる。本実施形態におい
ては、フライホイール60をブラケット55内に嵌め込
まれた軸受で片持ち支持して、多数の軸受を使用するこ
とによる各軸受の芯合わせのための調節の困難さを解消
している。
【0043】その一方で、上述のように取扱いを誤って
画像形成装置に過度の衝撃を与えることがあると、この
衝撃に耐えることができない場合がある。例えば、図1
4において、画像形成装置が落下させられると、フライ
ホイール61に対して下方向に力Fが加わり、この力F
によって、軸58を受けているブラケット55の上板5
5bを撓ませる力が発生する。フライホイール軸58の
端部を支持する軸受を設けていないので、落下時の衝撃
が大きい場合には、上板55bには塑性変形が生じるこ
とも有り得る。
【0044】そこで、次のような対策を講じることがで
きる。図15および図16はフライホイール軸58の撓
みの限界を設定するための手段を示す要部断面図であ
る。図15において、蓋ケーシング38の、フライホイ
ール軸58と対向する位置に孔89を設け、この孔89
にストッパ(ブロック)90のボルト91を通し、その
ボルト91にナット92を螺挿させている。穴89は、
エンドレスベルト61の張力調整方向の長孔にするか、
少なくともボルト91に対して、エンドレスベルト61
の張力調整時にフライホイール軸58が変位する量に相
当する間隙分だけ直径が大きく設定されている。
【0045】図15はエンドレスベルト61に張力を与
えるときの状態であり、ナット92は緩められてストッ
パ90はフライホイール60側に押し出されている。ス
トッパ90には大径および小径の2段の穴が形成されて
いて、小径の穴90aはフライホイール軸58の先端の
直径よりわずかに大きく、大径の穴90bはフライホイ
ール軸58の先端の撓みの限界値Gだけ前記小径の穴9
0aよりも半径が大きい。ストッパ90が押し出される
ことによって小径の穴90aがフライホイール軸58の
先端に被さる。したがって、エンドレスベルト61に張
力を与えることによってフライホイール軸58が変位す
ると、ストッパ90もそれにつれて変位する。
【0046】張力の調節が完了すると、ナット92を締
め付け方向に回動させ、図16に示したように、ストッ
パ90を蓋ケーシング38側に引き戻して固定する。こ
のように、張力調節完了時のフライホイール軸58の位
置を基準にして、予め設定した間隙を確保した状態でス
トッパ90の位置を固定できる。画像形成装置の取扱い
を誤って衝撃が加わったとき、フライホイール軸58は
その撓み量が限界値Gを越えることがない。したがっ
て、限界値Gを、前記上板55bが塑性変形しない範囲
内に設定しておけば、誤って取り扱われたときにも大き
な支障を生じることがない。限界値Gは必ずしも上板5
5bが塑性変形しない範囲内に限定することはなく、製
作の都合上、上板44b以外に塑性変形しやすい部分が
予測できるようであれば、その部分を保護するめに必要
限度の値Gを設定すればよい。
【0047】なお、ストッパ90にボルト91を一体に
設けるのではなく、ストッパ90にボルト孔を設け、こ
のボルト孔にボルトを螺着させるとともに、該ボルトの
頭部を蓋ケーシング38外に突出させるようにしてもよ
い。要は、蓋ケーシング38の外部からねじを回動させ
てストッパ90を進退させ、ベルト装置の張力が予定値
に設定された位置でストッパ90を蓋ケーシング38に
固定できればよい。また、前記ストッパ90には回転止
めがあれば、より好ましい。例えば、ストッパ90から
前記ボルト91と平行にピンを突出させ、このピンを蓋
ケーシング38に係止させておけばよい。該ピンの係止
孔は長孔とし、蓋ケーシング38を貫通させてもよい
し、めくら穴としてあってもよい。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、像担持体駆動装置は、その構成部分のうち、ベル
ト装置等、特に環境外乱に影響されやすい部分がケーシ
ング内に密閉される。したがって、この像担持体駆動装
置を画像形成装置に組み込んで使用した場合に、紙粉や
浮遊トナー等の侵入が防止され、これら外乱に影響され
ない良好な振動減衰特性を得ることができる。
【0049】 また、本発明では、ストッパがフライホ
イール軸の軸端(片持ち支持構造の自由端)の下面との
間に予定の間隙を有して設けられるので、フライホイー
ルにかかる重力方向の荷重によるフライホイール軸の自
由端の撓みを前記間隙の範囲に抑制できる。したがっ
て、運搬や設置位置の移動時等に起こりうる衝撃による
フライホイール軸の支持構造の変形を防止することがで
き、多数の軸受を使用しないでフライホイールを支持で
きるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る像担持体駆動装置の
側面断面図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る像担持体駆動装置の
正面断面図である。
【図3】 本発明の実施形態に係る像担持体駆動装置の
要部正面断面図である。
【図4】 画像形成装置の筐体の斜視図である。
【図5】 像担持体駆動装置を組み込んだ画像形成装置
の筐体の斜視図である。
【図6】 フライホイールの軸受となるブラケットの分
解斜視図である。
【図7】 ブラケットの断面図である。
【図8】 フライホイール増速装置の張力調節態様を示
す斜視図である。
【図9】 本発明の実施形態と比較される張力調節態様
を示す要部正面図である。
【図10】 本発明の像担持体駆動装置を含むフルカラ
ー画像形成装置の断面図である。
【図11】 モータ軸トルクとベルト張力との関係を示
す図である。
【図12】 本発明の実施形態に係る像担持体駆動装置
の振動減衰特性図である。
【図13】 本発明の実施形態と比較される像担持体駆
動装置の振動減衰特性図である。
【図14】 本発明の実施形態に係る像担持体駆動装置
の要部側面断面図である。
【図15】 フライホイール軸先端の撓みを受けるため
のストッパを示す断面図(その1)である。
【図16】 フライホイール軸先端の撓みを受けるため
のストッパを示す断面図(その2)である。
【符号の説明】
1…感光体、 2…中間転写体駆動ロール、 28…筐
体、 36…モータ、37…本体ケーシング、 38…
蓋ケーシング、 39…第1出力軸、 42…大歯車、
43…大プーリ、 44…カップリング、 51…中
間プレート、55…ブラケット、 56,57…軸受、
58…フライホイール軸、 59…小プーリ、 60
…フライホイール、 61…エンドレスベルト、 62
…モータ軸の歯車、 79…第2出力軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−137180(JP,A) 特開 平5−100508(JP,A) 特開 平6−258993(JP,A) 特開 平5−107827(JP,A) 実開 平4−87847(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/00 350 - 352 G03G 21/16 - 21/18 F16F 15/30 F16H 7/08 - 7/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1像担持体および第2像担持体と、第
    1像担持体上に形成したトナー像を第2像担持体に転写
    する一次転写手段と、該第2像担持体上に転写されたト
    ナー像を印刷媒体に転写する二次転写手段とを有する画
    像形成装置の像担持体駆動装置において、 前記第1像担持体との結合手段を有する第1出力軸と、 前記第2像担持体との結合手段を有する第2出力軸と、 駆動モータと、 前記駆動モータの回転を前記第1出力軸に伝達する第1
    歯車装置と、 前記駆動モータの回転を前記第2出力軸に伝達する第2
    歯車装置と、 前記第1の出力軸と平行に配置されたフライホイール軸
    と、 前記フライホイール軸を片持ち支持する軸受と、片持ち支持された 前記フライホイール軸に固定されたフ
    ライホイールと、 前記第1の出力軸の回転を前記フライホイール軸に増速
    伝達するベルト装置と、 前記結合手段を外部に突出させた状態で前記第1出力軸
    および第2出力軸を支持する軸受手段を有するととも
    に、前記第1歯車装置、第2歯車装置、ベルト装置、フ
    ライホイール軸、およびフライホイールを密閉収納した
    ケーシングと 前記ケーシングに取付けられたフライホイール軸用のス
    トッパとを具備し、 前記ストッパは、前記フライホイールから突出させた前
    記フライホイール軸の自由端の下面との間に予定の間隙
    が形成されるように取付けられ たことを特徴とする像担
    持体駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパが、 前記フライホイール軸先端が嵌まる直径を有する小径部
    および該小径部よりも直径の大きい大径部からなる段付
    き穴を有するブロックと、 前記ケーシングに前記ブロックを固定するための第2ね
    じ止め手段とからなり、 前記第2ねじ止め手段を緩めて前記ブロックを前記ケー
    シング内方に押出したときには、前記小径部が前記フラ
    イホイール軸先端に被さり、前記第2ねじ止め手段を締
    めて前記ブロックをケーシングに固定したときには、前
    記小径部が前記フライホイール軸先端から離れ、該フラ
    イホイール軸先端の外周面と前記大径部の内周面とが間
    隙をあけて対向するように構成されたことを特徴とする
    請求項記載の像担持体駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記ケーシングを、前記フライホイール
    軸の先端に対応する位置に孔を形成したケーシングと
    し、 前記第2ねじ止め手段が、前記段付き穴の小径部側にあ
    って、該段付き穴の中心軸に少なくとも平行に立設され
    たボルトと、 前記ボルトに組み合わされるナットとからなり、 前記ボルトを前記ケーシングに形成された孔を貫通させ
    て該ケーシング外部に突出させ、前記ナットを該ボルト
    に螺挿させることにより前記ストッパを前記ケーシング
    に固定するように構成するとともに、 前記ベルト装置の張力調節時に前記ボルトが前記ケーシ
    ングの孔内で変位可能となるように、前記ボルトの直径
    と孔の寸法とを設定したことを特徴とする請求項記載
    の像担持体駆動装置。
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