JP3257123B2 - パネル素子へのドライバーのボンディング方法 - Google Patents

パネル素子へのドライバーのボンディング方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル素子へのドライ
バーのボンディング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータやワードプロセッサ
等のデイスプレイとして、液晶パネルのパネル素子が次
第に多用されるようになってきている。パネル素子は、
積層されたガラス板の内に電気回路が設けられたもの
で、その外縁部の表面に電気回路の電極が露出してお
り、この電極にICチップ等のドライバーがボンディン
グされる。ところで、パネル素子は静電気に弱くまた高
電圧がかかると破壊され易いので、従来、パネル素子の
組立工程において、ドライバーのボンディング等を行う
ためにパネル素子を搬送したりするときは、従来、作業
者が静電防止用の手袋をはめ、人手でパネル素子を取り
扱っていた。
【0003】また、パネル素子の表裏面はガラス板から
なり、非常に傷付きやすく、わずかに傷付いただけで、
製品にならない。したがって、取扱いには細心の注意が
必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記のように
作業者がパネル素子を手持ちして取り扱うようにしたの
では、パネル素子の表面を汚したり器物にぶつけて破損
させる等の虞れがあり、また作業能率が低く搬送作業の
ためのスペースも要するという問題点があった。また、
従来、電極が外部に露出しているパネル素子をしっかり
位置決め出来る手段がなかったため、外縁部の電極にド
ライバーをボンディングしづらいという問題点があっ
た。
【0005】そこで本発明は、パネル素子の外縁部の電
極へのドライバーのボンディングを容易に行うことがで
きるパネル素子へのドライバーのボンディング方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、中央部に開口
部を有する導電性材料からなるプレートと、前記開口部
の縁部に設けられて、パネル素子を位置規制する突起と
を備え、前記突起を導電性材料により形成し前記プレー
トにアースして成る搬送用キャリアを用いるパネル素子
へのドライバーのボンディング方法であって、前記突起
によりパネル素子を位置規制した前記搬送用キャリアを
ボンディング位置に位置させる工程と、受台を前記開口
部を通して上昇させることによりパネル素子を搬送用キ
ャリアから浮き上がらせる工程と、移載ヘッドによりパ
ネル素子の外縁部の電極にボンディングする工程と、ボ
ンディングが終了したならば前記受台を下降させてパネ
ル素子を再び搬送用キャリアに載せる工程とを含む
【0007】
【作用】上記構成によれば、パネル素子は、突起に接し
て位置規制される。この状態で、突起は導電性材料から
なり、かつ導電性材料からなるプレートにアースされて
いるので、パネル素子に発生した静電気はプレートに流
出して除電される。そして受台によりパネル素子を搬送
用キャリアから浮き上がらせ、その状態でパネル素子の
外縁部に移載ヘッドによりドライバーをボンディングす
る。
【0008】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例に係る搬送用キャ
リアとパネル素子を示す斜視図である。この搬送用キャ
リア1は、導電性材料、例えばステンレス鋼材からなる
プレート2を主体としている。このプレート2の中央部
にはパネル素子3とほぼ同寸もしくは同寸以上の矩形の
開口部4が開口されており、またこの開口部4の各辺に
は切欠部5が形成されている。またパネル素子3は回路
パターン等が形成された2枚の透明板6a,6bが貼合
わされてなり、上側の透明板6aの下面外縁部と下側の
透明板6bの上面の両側外縁部に電極7a,7bが露出
している。このパネル素子3は、搬送用キャリア1に載
せられてコンベア8により組立ラインを搬送される。
【0010】プレート2の開口部4の四隅の縁部には、
パネル素子3を載置する底板11と、底板11の上面か
ら突出する突起9が突設されている。図2に示すよう
に、底板11はプレート2上に配設されている。また突
起9は、プレート2と底板11を貫通する突起本体9a
と、突起本体9aの上端部に嵌着されて底板11をプレ
ート2上に固定するキャップ9bから成っており、その
下端部にナット10を締着して固定される。突起9や底
板11は導電性材料にて形成されており、キャップ9b
に接触するパネル素子3をプレート2にアースする。
【0011】底板11は、その角部がプレート2の開口
部4の角部から突出するように2個の突起9で固定され
ている。そして、パネル素子3の角部を底板11上に載
置し、2個の突起9がパネル素子3の直交する端面に当
接することにより、パネル素子3の水平方向への位置ず
れを規制する。このように、パネル素子3は導電性材料
からなる突起9と底板11に接触して位置規制されるの
で、パネル素子3に発生した静電気は突起9や底板11
を通ってプレート2に流出して除電され、静電気による
トラブルや高電圧等によるトラブルを解消できる。
【0012】まず、図1に示すようにパネル素子3は、
保持部材30の下端部の保持部30aに保持されて搬送
用キャリア1上に移載される。次に、図5及び図6を参
照しながらこの移載に用いる移載装置24を説明する。
この移載装置24は、フレーム25と、このフレーム2
5上に設けられたモータ26と、このモータ26の駆動
によって回転する垂直なボールねじ27と、このボール
ねじ27に螺合されてボールねじ27が回転することに
より上下動するナット28と、このナット28の端面に
固着されたL字状のブラケット29を備えている。この
ブラケット29の下面中央には垂直なシャフト33が設
けられており、シャフト33の下端部には水平な支持フ
レーム34が固着されている。支持フレーム34の両側
部の上面にはガイドレール35が設けられている。前記
保持部材30の断面形状はカギ型であり、その上部内面
に設けられたスライダ36はガイドレール35にスライ
ド自在に嵌合している。
【0013】またブラケット29の下面両側部には断面
コの字形の支持具32が装着されており、この支持具3
2にはシリンダ31が水平な姿勢で配置されている。シ
リンダ31のロッド37は立板38を介して保持部材3
0に結合されている。したがってシリンダ31のロッド
37が突出すると、保持部材30は外方へ開いてパネル
素子3の保持状態を解除し、またシリンダ31のロッド
37が引き込むと、保持部材30は内方へ移動してその
保持部30aでパネル素子3を保持する。図6は平面図
であって、図示するように保持部材30は6枚あり、4
方向からパネル素子3を保持する。またこの移載装置2
4は、図示しない移動手段により水平方向に移動する。
【0014】そして、図1に示すように、パネル素子3
の四辺を下側の透明板6bの電極7bが上面側になるよ
うに移載装置24の保持部材30で保持し、図示しない
移動手段により移載装置24を水平方向に移動させてパ
ネル素子3をプレート2の開口部4の上方に位置させ
る。次にモータ26(図5)を駆動することにより移載
装置24を下降させ、パネル素子3をプレート2の底板
11上に載置する。この場合、保持部材30は切欠部5
内を通って下降する。
【0015】図3はパネル素子3にドライバー12をボ
ンディング中の斜視図である。13は移載ヘッドであ
り、ドライバー12を真空吸着するノズル14を有す
る。
【0016】さてコンベア8により、パネル素子3が搬
送用キャリア1に載せられた状態で、図3に示すボンデ
ィング位置まで送られると、搬送用キャリア1はコンベ
ア8からガイドレールGの溝部Ga(図4)に受渡さ
れ、テーブル40が上昇することにより、パネル素子3
テーブル40上の受台41に持ち上げられて搬送用キ
ャリア1から浮き上り、この状態において、ドライバー
12がボンディングされる。図3の断面図である図4に
おいて、41はテーブル40上に設けられる受台であ
り、この受台41は搬送用キャリア1の開口部4やパネ
ル素子3よりも小寸法に形成されている。したがってテ
ーブル40が上昇すると、受台41は開口部4を下から
上へ上昇し、パネル素子3を持ち上げる。41aは受台
41の上面にマトリクス状に多数開口する吸引孔であ
り、この吸引孔41aには吸引装置Vが接続される。し
たがって、受台41の上面にパネル素子3を載せ、吸引
装置Vを作動させると、パネル素子3は受台41に面状
に吸着支持される。42は、受台41の一側縁に突設さ
れる固定クランプ爪、43は他側縁に突設され、パネル
素子3の電極7a、7bの側部に接離する可動クランプ
爪であり、可動クランプ爪43は固定クランプ爪42の
対向方向(図4では矢印Y方向)に移動可能に設けられ
る。44は可動クランプ爪43を上記方向に移動させる
ため、テーブル40内に設けられるシリンダ、44aは
そのロッドであり、ロッド44aは可動クランプ爪43
に連結される。したがって、受台41にパネル素子を載
せ、吸引装置Vを非作動状態にして、シリンダ44を作
動して可動クランプ爪43を対向する固定クランプ爪4
2側へ移動させると、パネル素子3は、両クランプ爪4
2、43により、水平面内において位置決めされる。な
お、シリンダ44は、可動クランプ爪43にパネル素子
3の移動に必要最小限の小さな押圧力を付与するように
なっており、パネル素子3や電極7a、7bなどが湾曲
したりすることはない。また、45はテーブル40をZ
方向に昇降させるためのシリンダであり、そのロッド4
5はテーブル40の下部に連結されている。さて、シリ
ンダ45を駆動して、両クランプ爪42、43を上昇さ
せる際、図3に示すように、両クランプ爪42、43
は、開口部4の各辺に形成された切欠部5を出入でき
る。
【0017】次いで、図3に矢印Nで示すように、移載
ヘッド13をパネル素子3の外縁部に移動させ、さらに
下降させてノズル14に吸着しているドライバー12を
パネル素子3の外縁部の電極7b上に順次ボンディング
する。そして電極7bに対するドライバー12のボンデ
ィング終了後、吸引装置Vによるパネル素子3の吸着を
解除するとともに、シリンダ45のロッド45aを引き
込ませてテーブル40を下降させる。これにより、ボン
ディング終了後のパネル素子が再び搬送用キャリア1の
上に載る。次いで、パネル素子を載せた搬送用キャリア
1を、ガイドレールGから図外の搬出手段へ受渡し、搬
送用キャリア1もろともにパネル素子3を次の工程へ搬
出する。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、パネル素子に発生した
静電気をプレート側に流出させて除電し、静電気による
トラブルを解消したうえで、パネル素子の外縁部の電極
にドライバーを確実にボンディングすることができる。
また本発明に係る搬送用キャリアを用いてパネル素子を
取り扱えば、直接パネル素子に接触する作業が減少する
ので、傷つきやすいパネル素子を、損傷したり、汚した
りせずに、取り扱うことができる。またパネル素子を搬
送用キャリアから浮き上がらせてパネル素子の外縁部に
ドライバーをボンディングするようにしているので、搬
送用キャリアがドライバーのボンディング作業の障害に
なることはなく、ボンディング作業を支障なく容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のパネル素子の搬送用キャリ
アの斜視図
【図2】本発明の一実施例のパネル素子の搬送用キャリ
アの位置規制部の拡大図
【図3】本発明の一実施例のパネル素子にドライバーを
ボンディング中の斜視図
【図4】本発明の一実施例のパネル素子にドライバーを
ボンディング中の断面図
【図5】本発明の一実施例の移送装置の側面図
【図6】本発明の一実施例の移送装置の平面図
【符号の説明】
1 搬送用キャリア 2 プレート 3 パネル素子 4 開口部 9 突起 11 底板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/68 G02F 1/136 500 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 49/06 - 49/07 H01L 21/68 B65D 85/00 B65D 85/86 G02F 1/13 G02F 1/1341 - 1/1345 G02F 1/135 - 1/136 G02F 1/1365 - 1/1368 G09F 9/00 G09F 9/30 - 9/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に開口部を有する導電性材料からな
    るプレートと、前記開口部の縁部に設けられて、パネル
    素子を位置規制する突起とを備え、前記突起を導電性材
    料により形成し前記プレートにアースして成る搬送用キ
    ャリアを用いるパネル素子へのドライバーのボンディン
    グ方法であって、 前記突起によりパネル素子を位置規制した前記搬送用キ
    ャリアをボンディング位置に位置させる工程と、受台を
    前記開口部を通して上昇させることによりパネル素子を
    搬送用キャリアから浮き上がらせる工程と、移載ヘッド
    によりパネル素子の外縁部の電極にボンディングする工
    程と、ボンディングが終了したならば前記受台を下降さ
    せてパネル素子を再び搬送用キャリアに載せる工程とを
    含むことを特徴とするパネル素子へのドライバーのボン
    ディング方法。
  2. 【請求項2】前記受台の上面に吸引孔が開口されてお
    り、吸引装置を作動させることによりパネル素子を前記
    受台上に吸着し、その状態で前記移載ヘッドによりドラ
    イバーをボンディングすることを特徴とする請求項1記
    載のパネル素子へのドライバーのボンディング方法。
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