JP3256975B2 - Dma転送制御装置 - Google Patents

Dma転送制御装置

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JP3256975B2
JP3256975B2 JP00827391A JP827391A JP3256975B2 JP 3256975 B2 JP3256975 B2 JP 3256975B2 JP 00827391 A JP00827391 A JP 00827391A JP 827391 A JP827391 A JP 827391A JP 3256975 B2 JP3256975 B2 JP 3256975B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はDMA転送制御装置に関
し、特にDMA方式によってメモリと周辺装置との間で
データを高速転送するDMA転送制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DMA(ダイレクト・メモリ・アクセ
ス)方式は、広く採用されている高速度のデータ転送方
式の一つであり、DMA転送を行うための制御装置は、
情報処理装置に不可欠なものとなっている。
【0003】図5は従来のDMA転送制御装置を含む情
報処理装置の一例を示すブロック構成図である。DMA
転送制御装置300は、周辺装置401〜403からの
DMA要求信号RQ1〜RQ3を受信してから動作を開
始し、DMA転送の開始によってDMA応答信号AK1
〜AK3を周辺装置401〜403に送信する。周辺装
置401〜403は、DMA応答信号AK1〜AK3を
受信するとDMA転送を実行する。
【0004】DMA転送には、メモリ200内の指定さ
れたアドレスのデータを読出して周辺装置401〜40
3へ転送する場合と、周辺装置401〜403からのデ
ータをメモリ200内の指定されたアドレスへ転送して
書込む場合などがあり、共にデータ転送を終了すると周
辺装置401〜403に対してDMA終了信号END1
〜ENDを供給する。
【0005】DMA転送制御装置300は、DMA要求
信号RQ1〜RQ3を受け付けると、転送制御部301
からCPU100のバス制御回路101に、バス使用要
求信号BRQを発信する。バス制御回路101では、演
算処理回路102に、リフレッシュ制御装置500など
からのバスの使用要求を調停し、DMA転送要求より優
先順位の高い要求がない場合に、バス使用許可信号BA
Kを返信し、DMA転送制御装置303にアドレスバス
600,データバス700の使用を許可する。バスの使
用権が得られると、転送制御部301は、アドレスバス
600,データバス700を介してデータ転送を連続し
て実行する。
【0006】ここで、DMA転送制御装置300は、各
周辺装置401〜403と対応した複数の転送径路(以
下、チャネルと云う)を備えており、要求元に応じたチ
ャネルを選択し、実行する。各チャネルには、それぞれ
DMA処理の優先順位が付けられている。複数のチャネ
ルに対するDMA要求が同時期に発生した場合には、優
先順位制御部302で優先順位を判定し、まず優先順位
の最も高いチャネルからDMA転送が行われる。この優
先順位の付け方には、優先順位を各チャネルごとに固定
とする方法と、DMA転送を実行したチャネルが最低の
優先順位になるよう優先順位を回転する方法とがある。
しかし、何れの方法にしても一旦、優先順位の高いチャ
ネルのDMA転送が開始すると優先順位の低いチャネル
は、現DMA転送が終了するまで、全く実行されない構
成となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のD
MA転送制御装置では、DMA転送の各チャネルの選択
は、所定の優先順位に従って行われ、また、一旦優先順
位の高いチャネルDMA転送が開始すると、優先順位の
低いチャネルDMA転送は長期間実行されない構成とな
っているので、チャネル間の優先順位を決定するときに
は、各チャネルに対するDMA要求の発生時期を充分調
整した上で行うか、または、優先順位の低いチャネルが
長時間待たされることのないよう途中で優先順位を変更
するなどの処置をCPUで行なわなければならないとい
う問題点があった。また、DMA転送を一定時間以上待
たされている場合などに、優先順位の高いチャネルのD
MA転送を一時中断するためにタイマなどの特別なハー
ドウェアを必要とするという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、DMA転送処理が特定の
チャネルにのみ独占されて処理優先順位の低いチャネル
が長期間待たされる事なく、各チャネルに対し均一にD
MA転送でき、かつCPUにおける処理負担を大幅に軽
減でき、特別なハードウェアを必要としないDMA転送
制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のDMA転送制御
装置は、複数の周辺装置とそれぞれ対応するチャネルを
もち、これら各チャネルに対しDMA要求があるとバス
使用要求信号を出力し、バス使用許可信号が受信される
と前記DMA要求があるチャネルのみに対して所定の期
間ずつ順次循環してアクティブレベルになるDMA実行
許可信号を出力するアクセス裁定回路と、前記各チャネ
ルとそれぞれ対応して設けられた複数のアドレスレジス
タを備えこれら各アドレスレジスタにDMA転送される
記憶領域の開始アドレスをそれぞれ予め格納しておき、
対応する前記DMA実行許可信号がアクティブレべルに
なるとDMAアドレスを出力した後このDMAアドレス
を更新し格納するアドレス成生回路と、前記各チャネル
とそれぞれ対応して設けられた複数の転送回数レジスタ
を備えこれら各転送回数レジスタにDMA転送する転送
回数をそれぞれ予め格納しておき、対応する前記DMA
実行許可信号がアクティブレベルになると格納されてい
る前記転送回数を更新しこの転送回数が所定の値になっ
たときDMA終了検出信号を出力する転送回数制御回路
と、対応するDMA実行許可信号がアクティブレべルの
とき対応するチャネルのDMA応答信号をアクティブレ
ベルにして出力し、DMA終了検出信号を受信するとD
MA終了信号を出力する応答制御回路とを有している。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図である。
【0012】要求制御回路1は、複数の周辺装置とそれ
ぞれ対応するチャネルをもち、これら各チャネルに対し
DMA要求がありDMA要求信号RQ1〜RQ3が入力
されると対応するDMA要求フラグ信号RQF1〜RQ
F3をアクティブレベルにして出力する。
【0013】アクセス裁定回路2は、DMA要求フラグ
信号RQF1〜RQFにアクティブレべルのものがあ
るとバス使用要求信号BRQを出力し、バス使用許可信
号BAKが受信されるとDMA要求フラグ信号RQF1
〜RQF3がアクティブレベルのチャネルのDMA実行
許可信号AAK1〜AAK3を所定の期間ずつ順次アク
ティブレベルにして出力する。
【0014】タイミング制御回路3は、アクセス裁定回
路2にクロック信号CK及びバスサイクル基準信号BS
供給すると共に、アクセス裁定回路2とCPUとの間
のバス使用要求信号BRQ及びバス使用許可信号BAK
の伝達制御を行う。
【0015】アドレス生成回路4は、各チャネルとそれ
ぞれ対応して設けられた複数のアドレスレジスタ41〜
43と加算回路44とを備え、これら各アドレスレジス
タ41〜43にDMA転送される記憶領域の開始アドレ
スをそれぞれ予め格納しておき、対応するDMA実行許
可信号AAK1〜AAK3がアクティブレベルになると
DMAアドレス信号AD1〜AD3をアドレスバス5へ
出力した後このDMAアドレスAD1〜AD3のアドレ
ス値を更新し格納する。
【0016】転送回数制御回路6は各チャネルとそれぞ
れ対応して設けられた複数の転送回数レジスタ61〜6
3と減算回路64とを備え、これら各転送回数レジスタ
61〜63にDMA転送する転送回数をそれぞれ予め格
納しておき、対応するDMA実行許可信号AKK1〜A
KK3がアクティブレベルになると格納されている転送
回数を更新しこの転送回数が所定の値(例えば“0”)
になったときDMA終了検出信号ENDDを出力する。
【0017】応答制御回路7は、対応するDMA実行許
可信号AAK1〜AAK3がアクティブレベルのとき対
応するチャネルのDMA応答信号AK1〜AK3をアク
ティブレベルにして出力し、DMA終了検出信号をEN
DD受信するとDMA終了信号ENDを出力する。
【0018】次に、この実施例の動作について説明す
る。
【0019】アクセス裁定回路2は、複数のチャネルに
DMA要求が発生しバス使用許可が下りると、DMA要
求が発生している各チャネル、例えば全チャネルでDM
A要求がある場合には、全チャネルのDMA実行許可信
号AAK1〜AAK3を一定期間ずつ順次循環してアク
ティブレベルにする。
【0020】アドレス生成回路4においては、例えばD
MA実行許可信号AAK1がアクティブレベルになる
と、これによりアドレスレジスタ41の内容が読出され
てDMAアドレス信号AD1としてアドレスバスに供給
される。そしてこのDMAアドレス信号AD1のアドレ
ス値が加算回路44により更新され再びアドレスレジス
タ41に書戻される。この動作はDMA実行許可信号A
AK1がアクティブレベルになるたびに行なわれる。全
チャネルでDMA要求があれば、DMA実行許可信号A
AK1〜AAK3が順次アクティブレベルとなるので、
アドレスレジスタ41〜43から順次DMAアドレス信
号AD1〜AD3が出力され、更新されて書戻される。
【0021】転送回数制御回路6においては、例えばD
MA実行許可信号AAK1がアクティブレベルになる
と、これにより転送回路レジスタ61に格納されている
転送回数が読出されて減算回路64で減算され、この減
算された転送回数が転送回数レジスタ61に再び書戻さ
れる。そしてDMA実行許可信号AAK1がアクティブ
レベルになるたびに減算され、その値が“0”になると
DMA終了検出信号ENDDが出力される。全チャネル
でDMA要求があればDMA実行許可信号AAK1〜A
AK3が順次アクティブレベルとなるので、各チャネル
について上述の動作が行なわれる。
【0022】応答制御回路7は、DMA実行許可信号A
AK1〜AAK3と対応してDMA応答信号AK1〜A
K3をアクティブレベルにし、対応する周辺装置にDM
A転送の実行サイクルであることを知らせる。またDM
A終了検出信号ENDDが入力されると、DMA応答信
号AK1〜AK3がアクティブレベルの周辺装置にDM
A終了信号ENDを送信しその周辺装置のDMA転送を
終了させる。
【0023】このように、DMA要求のあるチャネルが
複数ある場合でも、これら各チャネルに対し順次DMA
転送を実行させるので、外部に特別なハードウェアを設
けなくてもどのチャネルでも長時間DMA転送の実行待
ちをすることなく均一にDMA転送することができる。
【0024】図2はこの実施例のアクセス裁定回路2の
具体例を示す回路図である。
【0025】このアクセス裁定回路2は、ANDゲート
AG1〜AG10と、ORゲートOG1と、RS−フリ
ップフロップFF1〜FF3と、ラッチ回路LA1〜L
A5とから構成される。
【0026】ラッチ回路LA1は、バスサイクル基準信
BSKを入力し、バスサイクル終了期間信号BEKを
生成する。ANDゲートAG1は、バスサイクル基準信
号BSKとクロック信号CKaとを入力し、ラッチ回路
LA2〜LA4のラッチ信号LHを生成する。
【0027】ANDゲートAG3は、クロック信号CK
b,バスサイクル終了期間信号BEKの反転信号、DM
A要求フラグ信号RQF1およびラッチ回路LA5から
のDMA受付け許可信号ACCを入力し、RS−フリッ
プフロップFF1のセット信号を生成する。ANDゲ―
トAG2は、クロック信号CKb,バスサイクル終了期
間信号BEKおよびANDゲ―トAG4の出力信号を入
力し、RS−フリップフロップFF1のリセット信号を
生成するラッチ回路LA2は、RS−フリップフロップ
FF1の出力信号を入力し、ラッチ信号LHがハイレベ
ルの期間に入力信号の状態を出力する。ANDゲートA
G4は、ラッチ回路LA2の出力信号とバス使用許可
BAKとを入力し、DMA実行許可信号AAK1を生
成する。
【0028】DMA要求フラグ信号RQF2,RQF3
のチャネルの回路部分についても同様である。ただし、
ANDゲートAG7は、ラッチ回路LA3の出力信号と
DMA実行許可信号AAK1の反転信号を入力する。ま
た、ANDゲートAG10は、ラッチ回路LA4の出力
信号とDMA実行許可信号AAK2の反転信号を入力す
る。
【0029】ORゲートOG1は、RS−フリップフロ
ップFF1〜FF3の出力信号を入力し、バス使用要求
信号BRQを生成する。ラッチ回路LA5は、ORゲー
トOG1の出力信号を入力し、DMA要求フラグ信号R
QF1〜RQF3の受付け許可信号ACCを生成する。
【0030】次に、このアクセス裁定回路2の動作につ
いて説明する。図3はこのアクセス裁定回路の各部信号
のタイミング図である。
【0031】バスサイクルBcy−Aにおいて、DMA
要求フラグ信号RQF1が“1”になり、このとき受付
け許可信号ACCが“1”であるものとすると、バスサ
イクル終了期間信号BEKがロウレベル、クロックCK
bがハイレベルの期間にANDゲートAG3の出力は
“1”となる。このため、RS−フリップフロップFF
1はバスサイクルBcy−Aの期間T2の後半でセット
され出力は“1”となる。同様に、DMA要求フラグ信
号RQF2,RQF3が“1”になると、RS−フリッ
プフロップFF2,FF3の出力はそれぞれ“1”とな
る。RS−フリップフロップFF1〜FF3の出力信号
は共にORゲートOG1に入力されており、いずれかの
信号が“1”のときのORゲートOG1の出力、すなわ
ちバス使用要求信号BRQをアクティブレベルにする。
バス使用許可信号BRQは、ラッチ回路LA5に入力さ
れており、バスサイクルBcy−Aの期間T3からラッ
チ回路LA5の出力反転信号、すなわちDMA要求フラ
グ信号の受付け許可信号ACCは“0”となる。
【0032】RS−フリップフロップFF1の出力はラ
ッチ回路LA2に入力され、ラッチ回路LA2の出力は
バスサイクルBcy−Bの期間T1から“1”となる。
ラッチ回路LA2の出力はANDゲートAG4に入力さ
れる。このとき、バス使用許可信号BAKが“1”であ
り、DMA転送のバスの使用が許可されていると、AN
DゲートAG4の出力、すなはちDMA実行許可信号A
AK1は“1”となる。
【0033】DMA実行許可信号AAK1はANDゲー
トAG2に入力されており、DMA実行許可信号AAK
1が“1”になると、バスサイクル終了期間信号BEK
がハイレベル、クロックCKbがハイレベルの期間にA
NDゲートAG2の出力は“1”となる。このためRS
−フリップフロップFF1は、バスサイクルBcy−B
の期間T1の後半でリセットされ、出力は“0”とな
る。次に、バスサイクルBcy−Bの期間T2の後半で
は、DMA要求フラグ信号RQF1は“1”を継続して
いるがDMA要求フラグ信号の受付け許可信号ACCは
“0”となっているので、RS−フリップフロップFF
1はセットされず、ラッチ回路LA2の出力はバスサイ
クルBcy−Cの期間T1から“0”となり、DMA実
行許可信号AAK1は“0”となる。従って、バスサイ
クルBcy−Bの期間がDMA要求信号RQ1に対する
DMA実行サイクルとなる。
【0034】同様にしてラッチ回路LA3,LA4もバ
スサイクルBcy−3の期間T1から“1”となるが、
ANDゲートAG7にはDMA実行許可信号AAK1の
反転信号が、ANDゲートAG10にはDMA実行許可
信号AAK2の反転信号がそれぞれ入力されているの
で、DMA要求信号RQ2に対するDMA実行サイクル
はバスサイクルBcy−Cとなり、DMA要求信号RQ
3に対するDMA実行サイクルはバスサイクルBcy−
Dとなる。DMA実行許可信号AAK3が“1”となる
と、RS−フリップフロップFF3はバスサイクルBc
y−Dの期間T1の後半でリセットされるので、バスサ
イクルBcy−Dの期間T2からラッチ回路LA5の反
転出力は“0”となりDMA要求フラグ信号の受付け許
可信号ACCは、再び“1”となる。
【0035】次に、RS−フリップフロップFF1はバ
スサイクルBcy−Dの期間T2の後半で再びセットさ
れ、DMA実行許可信号AAK1はバスサイクルBcy
−Eの期間“1”となる。以上を繰り返すことによっ
て、各チャネルのDMA実行サイクルが順次発生する。
【0036】図4は本発明の第2の実施例のアクセス裁
定回路を示す回路図である。
【0037】この実施例は、DMA要求フラグ信号の受
付け許可信号ACCaを分周回路21により発生するよ
うにしたものである。
【0038】この分周回路21は、バス使用許可信号B
AK,クロック信号CKa,CKbとバスサイクル終了
期間信号BEKとを入力し、バスサイクル周期を3分周
し受付け許可信号ACCaを発生する。すなわち、バス
の使用許可状態中の3回のバスサイクルに1度だけDM
A要求フラグ信号を受付け可能なタイミングを生成す
る。分周回路21の出力は、ANDゲートAG3,AG
6,AG9に入力される。このため、バスの使用が許可
されている状態で、3回のバスサイクルに1バスサイク
ルだけDMA要求フラグ信号の受付け許可信号ACCa
がアクティブレベルとなり、一定間隔でDMA要求の受
付が周期的に行われる。
【0039】このように、本実施例では、DMA転送に
よるバスの使用が許可されている期間の3回のバスサイ
クルに1回だけ各チャネルのDMA要求フラグ信号の受
付けタイミングが発生する。従って、各チャネルごとの
DMA実行サイクルの発生タイミングが、DMA要求中
のチャネルの数に依らず一定となる。このため、DMA
転送速度が一定となる。また、処理の低速な周辺装置に
対して、最適な速度で無理なく、DMA転送できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、DMA要
求のある各チャネルに対し所定の期間ずつ順次循環して
DMA実行許可信号をアクティブレベルにする構成とす
ることにより、外部に特別のハードウェアを設けること
なく、特定のチャネルのみにDMA転送が独占されず、
各チャネルが均一にDMA転送することができ、またチ
ャネル間の優先順位を決定するとき、各チャネルに対す
るDMA要求の発生時期を調停したり、優先順位の低い
チャネルが長時間待たされることのないように途中で優
先順位を変更するなどといった煩わしい処置が必要なく
行えるため、CPUの処理負担を大幅に軽減することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示された実施例のアクセス裁定回路の具
体例を示す回路図である。
【図3】図2に示されたアクセス裁定回路の各部信号の
タイミング図である。
【図4】本発明の第2の実施例のアクセス裁定回路を示
す回路図である。
【図5】従来のDMA転送制御装置を含む情報処理装置
の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 要求制御回路2,2a アクセス裁定回路 3 タイミング制御回路 4 アドレス生成回路 5 アドレスバス 6 転送回数制御回路 7 応答制御回路 21 分周回路 41〜43 アドレスレジスタ 44 加算回路 61〜63 転送回数レジスタ 64 減算回路 100 CPU 101 バス制御回路 102 演算処理回路 200 メモリ 300 DMA転送制御装置 301 転送制御部 302 優先順位制御部 401〜403 周辺装置 500 リフレッシュ制御装置 600 アドレスバス 700 データバス AG1〜AG10 ANDゲート FF1〜FF3 RS−フリップフロップ LA1〜LA5 ラッチ回路 LA1 ORゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の周辺装置とそれぞれ対応するチャ
    ネルをもち、これら各チャネルに対しDMA要求がある
    とバス使用要求信号を出力し、バス使用許可信号が受信
    されると前記DMA要求があるチャネルのみに対して所
    定の期間ずつ順次循環してアクティブレベルになるDM
    A実行許可信号を出力するアクセス裁定回路と、前記各
    チャネルとそれぞれ対応して設けられた複数のアドレス
    レジスタを備えこれら各アドレスレジスタにDMA転送
    される記憶領域の開始アドレスをそれぞれ予め格納して
    おき、対応する前記DMA実行許可信号がアクティブレ
    べルになるとDMAアドレスを出力した後このDMAア
    ドレスを更新し格納するアドレス成生回路と、 前記各チャネルとそれぞれ対応して設けられた複数の転
    送回数レジスタを備えこれら各転送回数レジスタにDM
    A転送する転送回数をそれぞれ予め格納しておき、対応
    する前記DMA実行許可信号がアクティブレベルになる
    と格納されている前記転送回数を更新しこの転送回数が
    所定の値になったときDMA終了検出信号を出力する転
    送回数制御回路と、 対応するDMA実行許可信号がアクティブレべルのとき
    対応するチャネルのDMA応答信号をアクティブレベル
    にして出力し、DMA終了検出信号を受信するとDMA
    終了信号を出力する応答制御回路とを有することを特徴
    とするDMA転送制御装置。
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