JP3256435B2 - 積層チップemi除去フィルタ - Google Patents

積層チップemi除去フィルタ

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JP3256435B2 JP13760496A JP13760496A JP3256435B2 JP 3256435 B2 JP3256435 B2 JP 3256435B2 JP 13760496 A JP13760496 A JP 13760496A JP 13760496 A JP13760496 A JP 13760496A JP 3256435 B2 JP3256435 B2 JP 3256435B2
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  • Filters And Equalizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、積層チップ型の
EMI除去フィルタに関するものである。
【0002】
【背景技術】ノイズ対策などに使用する積層チップEM
I除去フィルタは、広く知られているように、コイル
(インダクタ)とコンデンサ(キャパシタ)の組み合わ
せによって構成されており、代表的な構造を示すと図5
のようになる。図5は、部分的に内部を示したもので、
等価回路は図6に示すようになっている。これらの図に
おいて、積層フィルタ10は、左右にIN(入力)電極
12,OUT(出力)電極14を備えており、上下に誘
電体層16,磁性体層18を備えている。また、積層フ
ィルタ10の前後には、GND(アース)電極20,2
2がそれぞれ設けられている。
【0003】誘電体層16内には、コンデンサ電極2
4,26,28が適宜の間隔をおいて設けられている。
これらのうち、コンデンサ電極24,28は、GND電
極20,22にそれぞれ接続されており、コンデンサ電
極24,28に挟まれた他のコンデンサ電極26は、ビ
アホール30を通じてコイル側に接続されている。磁性
体層18内には、コイル導体32がビアホール(図示せ
ず)を用いて螺旋状に接続されており、一端が前記ビア
ホール30に接続され、他端が出力電極14に接続され
ている。なお、図5には、出力側のコイルしか示されて
いないが、入力電極12に接続される入力側のコイルに
ついても同様である。また、図6に等価回路を示すよう
に、入力側と出力側は等価であり、入出力は逆にしても
よい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような背景技術では、コイル及びコンデンサのみの組み
合わせであるため、電流抑制作用が小さい。このため、
デジタル信号に対するリンギング抑制効果も小さく、回
路が誤動作するなどの不都合がある。図7(A)には、
デジタル信号波形におけるリンギングの一例が示されて
おり、理想的には平坦であるのが好ましい部分にリンギ
ングが生じている。
【0005】この発明は、以上の点に着目したもので、
リンギングの抑制を効果的に行って、回路誤動作を良好
に防止することができる積層チップEMI除去フィルタ
を提供することを、その目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、コイルの導体パターンが形成されたシ
ートと、コンデンサの導体パターンが形成されたシート
とを積層するとともに、前記コイルの導体パターンを第
1のホールで接続し、前記コンデンサの導体パターンを
第2のホールで接続し、前記コイルの導体パターンと前
記コンデンサの導体パターンを第3のホールで接続した
積層チップEMI除去フィルタにおいて、前記第3の
ールを高抵抗化したことを特徴とする。主要な実施形態
によれば、高抵抗化するホール接続部は、例えば、Ag
−Pd合金,ルテニウム酸化物,ニクロム,クロメルの
少なくとも一つを主成分とする材料によって形成され
る。前記コンデンサの導体パターンは誘電体層中に形成
され、前記コイルの導体パターンは磁性体層,誘電体層
又は絶縁体層中に形成される。
【0007】この発明の前記及び他の目的,特徴,利点
は、次の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態につい
て、実施例を参照しながら詳細に説明する。積層チップ
EMI除去フィルタは、例えば、高速信号線におけるノ
イズ除去などに利用される。
【0009】
【実施例1】最初に、図1及び図2(A)を参照しなが
ら実施例1について説明する。図1(A)には、実施例
1にかかる積層フィルタのビアホールに沿った断面が示
されており、図1(B)には積層シート上の電極パター
ンが示されている。また、図2(A)には等価回路が示
されている。
【0010】まず、実施例1の積層フィルタの製造手順
について説明する。 (1)Ni−Zn系フェライトによる磁性体材料のグリ
ーンシート上に、Ag:Pd=1:1(原子比)の割合
で含む比較的抵抗値の高い抵抗ペーストを用いて、図1
(B)のSE,SF,SG,SHに示すパターンでスク
リーン印刷した。これによって、コイルパターンL10
〜L16,L20〜L26がそれぞれ形成される。ま
た、図1(B)のSDで示すグリーンシートのビアホー
ルうち、磁性体材料の複数のグリーンシートには、Ag
導体ペーストをスクリーン印刷した。これによって、磁
性体側のビアホールH14,H24が形成される。
【0011】(2)次に、TiO2を主成分とする誘電体
材料のグリーンシート上に、Ag導体ペーストを用い
て、図1(B)のSA,SB,SCに示すパターンでス
クリーン印刷した。これによって、コンデンサパターン
C10,C12,C14がそれぞれ形成される。また、
図1(B)のSDで示すグリーンシートのビアホールう
ち、誘電体材料の複数のグリーンシートには、Ag導体
ペーストをスクリーン印刷した。これによって、誘電体
側のビアホールH14,H24が形成される。
【0012】(3)次に、以上のようにして電極やビア
ホールが印刷されたグリーンシートを、図1(B)に示
す順序で積層した。このとき、誘電体シート層の上部
に、電極などが印刷されていない誘電体グリーンシート
を適当枚重ねるとともに、磁性体シート層の下部に、電
極などが印刷されていない磁性体グリーンシートを適当
枚重ねた。その後、誘電体及び磁性体の積層体を熱プレ
スして一体化した。なお、図1の実施例では、一つのシ
ートに1個のパターンのみが形成されているが、実際に
は同一パターンが多数配列されており、多数個取りとな
っている。
【0013】次に、この積層状態における前記導体パタ
ーンの接続について、図2(A)も参照しながら説明す
る。上側の誘電体側から説明すると、シートSA〜SC
のコンデンサパターンC10〜C14によってコンデン
サ50が形成される。なお、コンデンサパターンC1
0,C14は、GND電極20,22(図5参照)に接
続できるように、図1(B)の上下に延長形成されてい
る。それらに挟まれたコンデンサパターンC12の両端
にはビアホールH10,H20が形成されており、図1
(A)に示すように、シートSCのビアホールH12,
H22、シートSDのビアホールH14,H24を複数
介して、磁性体側に接続されている。
【0014】一方、下側の磁性体側では、シートSE〜
SHのコイルパターンL10〜L16によって入力側の
コイル52が形成される。コイルパターンL10〜L1
6は、ビアホールH30〜H34によって螺旋状になる
ように接続される。なお、コイルパターンL16は、入
力電極12(図5参照)に接続できるように、図1
(B)の左側に延長形成されている。
【0015】また、シートSE〜SHのコイルパターン
L20〜L26によって出力側のコイル54が形成され
る。コイルパターンL20〜L26は、ビアホールH4
0〜H44によって螺旋状になるように接続される。な
お、コイルパターンL26は、出力電極14(図5参
照)に接続できるように、図1(B)の右側に延長形成
されている。
【0016】更に、コイルパターンL10,L20のラ
ンドL10H,L20Hは、図1(A)に示すように、
複数のシートSDのビアホールH14,H24を介し
て、誘電体側に接続されている。
【0017】(4)次に、これによって得られた積層体
を切断し、未焼成の積層チップを得る。この未焼成チッ
プを脱バイ,すなわちグリーンシートやペーストに含ま
れている有機バインダを加熱除去し、例えば900℃で
焼成して積層チップの焼成体を得る。そして、このチッ
プ焼成体に、例えばAg導体ペーストを用いて入力電
極,出力電極,GND電極(前記図5参照)を塗布形成
し、例えば800℃で焼き付ける。更に、それらの電極
端子に、Niメッキあるいはハンダメッキを施して積層
フィルタの完成品を得る。
【0018】このように、実施例1によれば、図2
(A)に太線で示すように、コイル52,54を構成す
る導体パターン部分が高抵抗化された構成となってい
る。
【0019】
【実施例2】次に、図3及び図2(B)を参照しながら
実施例2について説明する。図3は上述した図1に対応
するものであり、(A)はビアホールに沿った断面図,
(B)は積層シート上の電極パターンである。また、図
2(B)は等価回路である。この実施例2では、上述し
た実施例1と比較して、シートSB上のコンデンサパタ
ーンC13が、図3(B)に示すようにコ字繰り返しパ
ターンとなっており、更にこの部分が高抵抗のAg−P
dによる抵抗ペーストで形成された構成となっている。
なお、コイルパターンL10〜L16,L20〜L26
は、通常のAgペーストによって形成されている。この
ように、実施例2によれば、図2(B)に示すように、
コンデンサ60の一方の電極である導体パターン部分C
13が高抵抗化された構成となっており、コイル62,
64はいずれも通常の導体となっている。
【0020】
【実施例3】次に、図2(C)を参照しながら実施例3
について説明する。この実施例3では、前記実施例1と
比較して、コイルパターンL10〜L16,L20〜L
26,ビアホールパターンH30〜H34,H40〜H
44が全て通常のAgペーストで形成されている。しか
し、図1(B)のシートSDのビアホールパターンH1
4,H24が、誘電体側及び磁性体側の全体でAg−P
dによる抵抗ペーストで形成された構成となっている。
このように、実施例3によれば、図2(C)に示すよう
に、コンデンサ70,コイル72,74は通常の導体と
なっているものの、それらを接続するビアホール接続部
76が高抵抗化された構成となっている。
【0021】
【実施例4】次に、図2(D)を参照しながら実施例4
について説明する。この実施例4では、前記実施例2と
比較して、ビアホール接続部分を実施例3のようにAg
−Pdによる抵抗ペーストで形成した構成となってい
る。すなわち、実施例4では、図2(D)に示すよう
に、コンデンサ80の一方の電極である導体パターン部
分C13,及びビアホール接続部86がが高抵抗化され
た構成となっており、コイル82,84はいずれも通常
の導体となっている。
【0022】
【実施例5】次に、実施例5は、前記実施例1における
高抵抗部分であるコイル52,54を、原子比でAg:
Pd=2:1の抵抗ペーストによる導体パターンで形成
したものである。
【0023】
【実施例6】次に、実施例6は、前記実施例1における
高抵抗部分であるコイル52,54を、原子比でAg:
Pd=1:2の抵抗ペーストによる導体パターンで形成
したものである。
【0024】
【実施例7】次に、実施例7は、前記実施例1における
高抵抗部分であるコイル52,54を、Ag−Pdの代
わりに酸化ルテニウム(ルテニウム酸化物)を主成分と
する抵抗ペーストによる導体パターンで形成したもので
ある。
【0025】
【実施例8】次に、実施例8は、前記実施例1における
磁性体部分を誘電体材料によって形成し、全体が誘電体
材料によって構成された積層フィルタとしたものであ
る。
【0026】
【実施例9】次に、実施例9は、実施例8の誘電体材料
として、ガラスセラミックによる絶縁体材料を用い、全
体が絶縁体材料によって構成された積層フィルタとした
ものである。
【0027】
【比較例】次に、比較例として、前記実施例1における
高抵抗部分であるコイル52,54を、Ag−Pdの代
わりにAgペーストによる導体パターンとしたものであ
る。別言すれば、導体部分を全部Agペーストによる導
体パターンで形成したもので、背景技術に相当する。
【0028】次に、以上のような構成の実施例1〜9及
び比較例につき、入出力電極間の抵抗値とリンギングを
測定したところ、次の表1に示すような結果が得られ
た。なお、リンギング電圧は、図7(A)に示すVRの値
である。
【0029】
【表1】
【0030】この表1の結果を考察すると、いずれの実
施例も比較例に対して格段に低いリンギング値となって
いる。実施例4が最もリンギング値が低く、実施例3は
実施例中で最も高いリンギング値となっている。すなわ
ち、いずれの実施例によっても良好にリンギングが抑制
され、図7(A)に示す波形は同図(B)に示すようにな
る。図4には、表1に示す入出力間抵抗値とリンギング
との関係がグラフとして示されている。同図のように、
入出力間抵抗値とリンギングとは、概略反比例の関係に
あることが分る。
【0031】更に、実施例1,2,3を比較すると、高
抵抗化した個所により入出力間抵抗値が変化し、これに
対応してリンギング値も変化しているものの、いずれに
おいても良好なリンギング抑制効果が得られている。従
って、いずれの個所を高抵抗化するかは、製造工程やコ
ストなどを考慮して適宜決めればよい。次に、実施例
1,5,6を比較すると、Ag:Pdの合金の比率によ
り入出力間抵抗値が変化し、これに対応してリンギング
値も変化しているものの、いずれにおいても良好なリン
ギング抑制効果が得られている。従って、Ag:Pdの
比率も、必要に応じて適宜設定してよい。
【0032】次に、実施例1,5,6と実施例7は、高
低抗体の材料がAg−Pd合金か,ルテニウム酸化物か
で異なる。ルテニウム酸化物の方がAg−Pd合金より
も抵抗値が高いためリンギングの抑制効果も高いが、A
g−Pd合金であっても良好にリンギングが抑制されて
おり、いずれの材料を用いてもよい。次に、実施例1,
8,9を比較すると、いずれもほぼ同様の入出力間抵抗
値となっており、リンギング値にもそれほどの相違はな
い。従って、磁性体材料,誘電体材料,絶縁体材料のい
ずれとするかも適宜決めてよい。
【0033】以上のように、本実施例によれば、フィル
タの入出力間のいずれかの部分を高抵抗化することによ
り、リンギングが良好に抑制される。このため、リンギ
ングが原因で生ずる回路の誤動作が防止されるようにな
る。また、コイルやコンデンサの他に新たに抵抗を設け
ることなく、既存の導体部分を高抵抗化するので、製造
工程が複雑となるなどの不都合もない。
【0034】
【他の実施例】この発明は、以上の開示に基づいて多様
に改変することが可能であり、例えば次のようなものが
ある。 (1)前記実施例では、高抵抗化を図る材料としてAg
−Pd合金やルテニウム酸化物を用いたが、それら以外
の材料を使用することを妨げるものではない。例えば、
ニクロムやクロメルを主成分とする抵抗材料も使用可能
であり、それら4つうちのいずれか一つを主成分とする
材料を用いてよい。
【0035】(2)前記実施例では、例えばコイルやビ
アホールの導体パターンを全体として高抵抗化したが、
もちろん一部分のみ,例えばコイルパターンの一部分の
みを高抵抗化するなど、必要に応じて適宜変更してよ
い。積層シート毎に導体パターンを高抵抗化するかどう
かを設定すると、製造工程上は好都合である。端子間の
いずれかの領域を高抵抗化することで、同様の効果を得
ることができる。なお、高抵抗化する領域を増やすほ
ど、リンギングの抑制効果も増大する。
【0036】(3)前記実施例に示した導体パターンの
形状,積層数,ビアホールの位置などは、何ら実施例に
限定されるものではなく、必要に応じて適宜設計変更し
てよい。例えばビアホールの代わりにスルーホールとす
るなどである。製造工程も同様である。
【0037】(4)前記実施例では、主として材料を工
夫することで高抵抗化を図ったが、図3(B)のコンデ
ンサパターンC13に示すように、パターン形状(膜厚
も含む)を工夫することで高抵抗化を図るようにしても
よい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、入出力間に高抵抗化部分を設けることとしたので、
リンギングが効果的に抑制され、更には回路の誤動作が
良好に防止されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す図である。(A)は
ビアホールに沿った断面図,(B)は各積層シートの平
面図である。
【図2】主要実施例における高抵抗化部分を太線で示す
回路図である。
【図3】この発明の実施例2を示す図である。(A)は
ビアホールに沿った断面図,(B)は各積層シートの平
面図である。
【図4】実施例における入出力間抵抗とリンギングとの
関係を示すグラフである。
【図5】積層チップ型のEMI除去フィルタの一例を示
す一部破断した斜視図である。
【図6】図5のフィルタの等価回路図である。
【図7】デジタル波形の一例を示す図である。(A)は
リンギングが生じた波形,(B)は本実施例によるリン
ギング抑制後の波形である。
【符号の説明】
10…積層フィルタ 12…入力電極 14…出力電極 16…誘電体層 18…磁性体層 20,22…GND電極 24,26,28…コンデンサ電極 30…ビアホール 32…コイル電極 50,60,70,80…コンデンサ 52,54,62,64,72,74,82,84…コ
イル 56,66,76,86…ビアホール接続部 C10〜C14…コンデンサパターン H10〜H14,H20〜H24,H30〜H34,H
40〜H44…ビアホール L10〜L16,L20〜L26…コイルパターン SA〜SH…積層シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−295513(JP,A) 特開 平4−293210(JP,A) 特開 平3−60148(JP,A) 特開 平6−181119(JP,A) 特開 平8−237060(JP,A) 特開 平5−308023(JP,A) 特開 昭63−168074(JP,A) 実開 平6−19314(JP,U) 実開 平4−110022(JP,U) 実開 平5−82003(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03H 5/02 - 7/12 H01F 17/00 H01F 27/00 H01G 4/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルの導体パターンが形成されたシー
    トと、コンデンサの導体パターンが形成されたシートと
    を積層するとともに、前記コイルの導体パターンを第1
    のホールで接続し、前記コンデンサの導体パターンを第
    2のホールで接続し、前記コイルの導体パターンと前記
    コンデンサの導体パターンを第3のホールで接続した積
    層チップEMI除去フィルタにおいて、 前記第3のホールを高抵抗化したことを特徴とする積層
    チップEMI除去フィルタ。
  2. 【請求項2】 高抵抗化する部分を、Ag−Pd合金,
    ルテニウム酸化物,ニクロム,クロメルのうちの少なく
    とも一つを主成分とする材料によって形成したことを特
    徴とする請求項1記載の積層チップEMI除去フィル
    タ。
  3. 【請求項3】 前記導体パターンのうち、コンデンサの
    導体パターンを誘電体層中に形成し、コイルの導体パタ
    ーンを、磁性体層,誘電体層又は絶縁体層中に形成した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の積層チップEM
    I除去フィルタ。
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