JP3255804B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JP3255804B2 JP3255804B2 JP19238494A JP19238494A JP3255804B2 JP 3255804 B2 JP3255804 B2 JP 3255804B2 JP 19238494 A JP19238494 A JP 19238494A JP 19238494 A JP19238494 A JP 19238494A JP 3255804 B2 JP3255804 B2 JP 3255804B2
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- switch
- dial
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイヤル信号またはプ
ッシュボタン信号を示すダイヤル情報の設定を電話回線
と接続している１次側回路のダイヤル回路に設定した場
合、電気的に絶縁状態で接続さている２次側回路に設け
られ、全体を制御する制御部へダイヤル情報を伝達する
ファクシミリ装置に関する。
ッシュボタン信号を示すダイヤル情報の設定を電話回線
と接続している１次側回路のダイヤル回路に設定した場
合、電気的に絶縁状態で接続さている２次側回路に設け
られ、全体を制御する制御部へダイヤル情報を伝達する
ファクシミリ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ファクシミリ装置は電話回線に接続さ
れ、これを介して電話をしたり画情報の伝送を行う。図
５はこのようなファクシミリ装置の回線接続部を表した
ものである。回線接続部は１次側回路と２次側回路より
なり、１次側回路には電話回路網と接続する回線回路１
が設けられ、回線回路１にはダイヤル信号又はプッシュ
ボタン信号を発信するダイヤル回路２と、音声を送受信
するスピーチ回路３が設けられている。回線回路１は図
示しないトランスによって電気的には絶縁状態で磁気的
に２次側回路と接続されており、２次側回路にはファク
シミリ装置全体を制御する制御回路４が接続されてい
る。ダイヤル回路２にはダイヤル信号またはプッシュボ
タン信号のいずれで発信するかを設定する第１スイッチ
５が設けられている。第１スイッチ５をいずれに設定す
るかは全体を制御する制御回路４が把握する必要があ
り、電気的に絶縁状態を保持するフォトカプラ６を通じ
て設定情報が入力される。フォトカプラは発光ダイオー
ドと、この発光ダイオードの発光により開閉するトラン
ジスタスイッチより構成されている。
れ、これを介して電話をしたり画情報の伝送を行う。図
５はこのようなファクシミリ装置の回線接続部を表した
ものである。回線接続部は１次側回路と２次側回路より
なり、１次側回路には電話回路網と接続する回線回路１
が設けられ、回線回路１にはダイヤル信号又はプッシュ
ボタン信号を発信するダイヤル回路２と、音声を送受信
するスピーチ回路３が設けられている。回線回路１は図
示しないトランスによって電気的には絶縁状態で磁気的
に２次側回路と接続されており、２次側回路にはファク
シミリ装置全体を制御する制御回路４が接続されてい
る。ダイヤル回路２にはダイヤル信号またはプッシュボ
タン信号のいずれで発信するかを設定する第１スイッチ
５が設けられている。第１スイッチ５をいずれに設定す
るかは全体を制御する制御回路４が把握する必要があ
り、電気的に絶縁状態を保持するフォトカプラ６を通じ
て設定情報が入力される。フォトカプラは発光ダイオー
ドと、この発光ダイオードの発光により開閉するトラン
ジスタスイッチより構成されている。
【０００３】１次側回路と２次側回路とを電気的に絶縁
状態にする理由は、落雷などの場合に２次側回路を保護
するためで、規則で規定されている。このため、第１ス
イッチ５の設定情報を１次側のダイヤル回路２から２次
側の制御回路４へ伝達するのにフォトカプラ６を用い電
気的に絶縁状態を保持している。
状態にする理由は、落雷などの場合に２次側回路を保護
するためで、規則で規定されている。このため、第１ス
イッチ５の設定情報を１次側のダイヤル回路２から２次
側の制御回路４へ伝達するのにフォトカプラ６を用い電
気的に絶縁状態を保持している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図６はダイヤル回路２
の構成を示すブロック図である。ダイヤル回路２は、プ
ッシュボタン信号を発生するＰＢトーン発生回路２ａ
と、ダイヤル信号を発生するダイヤルパルス発生回路２
ｂと、電話番号などのキー入力をＰＢトーン発生回路２
ａとダイヤルパルス発生回路２ｂに入力するキー入力制
御回路２ｃ，および第１スイッチ５に接続され、スイッ
チ設定情報を制御回路４に伝達する通信回路２ｄから構
成されている。通信回路２ｄは制御回路４にスイッチ設
定情報を伝達するだけの機能であるが、機能に対してコ
スト的に割高となっているので、安価な伝達手段が求め
られている。
の構成を示すブロック図である。ダイヤル回路２は、プ
ッシュボタン信号を発生するＰＢトーン発生回路２ａ
と、ダイヤル信号を発生するダイヤルパルス発生回路２
ｂと、電話番号などのキー入力をＰＢトーン発生回路２
ａとダイヤルパルス発生回路２ｂに入力するキー入力制
御回路２ｃ，および第１スイッチ５に接続され、スイッ
チ設定情報を制御回路４に伝達する通信回路２ｄから構
成されている。通信回路２ｄは制御回路４にスイッチ設
定情報を伝達するだけの機能であるが、機能に対してコ
スト的に割高となっているので、安価な伝達手段が求め
られている。
【０００５】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、プッシュボタン信号とダイヤル信号を示すダイヤ
ル情報の設定を制御回路に伝達する安価な装置を備えた
ファクシミリ装置を提供することを目的とする。
ので、プッシュボタン信号とダイヤル信号を示すダイヤ
ル情報の設定を制御回路に伝達する安価な装置を備えた
ファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、電話回線に接続された１次側回路と、１次側回路と
電気的に絶縁状態で接続された２次側回路と、ダイヤル
信号又はプッシュボタン信号を示すダイヤル情報の設定
を１次側回路に設けられたダイヤル回路に対して行う１
次側に配置された第１スイッチと、２次側回路に設けら
れ装置全体を制御する制御部に対してダイヤル情報の設
定を行う２次側に配置された第２スイッチと、前記第１
スイッチと前記第２スイッチを連動させる電気的絶縁体
よりなる連動手段とを具備したものである。
め、電話回線に接続された１次側回路と、１次側回路と
電気的に絶縁状態で接続された２次側回路と、ダイヤル
信号又はプッシュボタン信号を示すダイヤル情報の設定
を１次側回路に設けられたダイヤル回路に対して行う１
次側に配置された第１スイッチと、２次側回路に設けら
れ装置全体を制御する制御部に対してダイヤル情報の設
定を行う２次側に配置された第２スイッチと、前記第１
スイッチと前記第２スイッチを連動させる電気的絶縁体
よりなる連動手段とを具備したものである。
【０００７】また、電話回線に接続された１次側回路
と、１次側回路と電気的に絶縁状態で接続された２次側
回路と、ダイヤル信号又はプッシュボタン信号を示すダ
イヤル情報の設定を１次側回路に設けられたダイヤル回
路に対して行う１次側に配置された第１スイッチと、該
第１スイッチと連動して接離する１次側に配置された第
３スイッチと、該第３スイッチの接離情報が、光学的ま
たは磁気的手段を介して入力される２次側に設けられた
全体を制御する制御部とを具備したものである。
と、１次側回路と電気的に絶縁状態で接続された２次側
回路と、ダイヤル信号又はプッシュボタン信号を示すダ
イヤル情報の設定を１次側回路に設けられたダイヤル回
路に対して行う１次側に配置された第１スイッチと、該
第１スイッチと連動して接離する１次側に配置された第
３スイッチと、該第３スイッチの接離情報が、光学的ま
たは磁気的手段を介して入力される２次側に設けられた
全体を制御する制御部とを具備したものである。
【０００８】
【作用】ダイヤル回路にはダイヤル情報の設定を行う１
次側回路に配置された第１スイッチが設けられており、
制御回路にもダイヤル情報の設定を行う第２スイッチが
２次側回路に設けられている。この両スイッチに電気的
絶縁体よりなる連動手段で同じダイヤル情報を設定する
ので、１次側回路と２次側回路の絶縁を保持して、ダイ
ヤル情報をダイヤル回路と制御回路は同時に得ることが
できる。これらのスイッチの構成は簡単であり安価に達
成できる。
次側回路に配置された第１スイッチが設けられており、
制御回路にもダイヤル情報の設定を行う第２スイッチが
２次側回路に設けられている。この両スイッチに電気的
絶縁体よりなる連動手段で同じダイヤル情報を設定する
ので、１次側回路と２次側回路の絶縁を保持して、ダイ
ヤル情報をダイヤル回路と制御回路は同時に得ることが
できる。これらのスイッチの構成は簡単であり安価に達
成できる。
【０００９】ダイヤル回路にダイヤル情報を設定する第
１スイッチを１次側回路に設け、さらに第１スイッチに
連動する第２スイッチを同じ１次側回路に設ける。第２
スイッチの接離によって生じる電流をフォトカプラなど
の光学的手段またはリレーなどの磁気的手段を通して制
御回路に伝達することにより、１次側回路と２次側回路
の電気的絶縁を保持して、ダイヤル情報を制御回路に伝
達できる。これらのスイッチの構成、フォトカプラやリ
レーを使用する回路は簡単であり安価に達成できる。２
つのスイッチは１次側回路なので連動する機構も小さく
簡単なものとなる。
１スイッチを１次側回路に設け、さらに第１スイッチに
連動する第２スイッチを同じ１次側回路に設ける。第２
スイッチの接離によって生じる電流をフォトカプラなど
の光学的手段またはリレーなどの磁気的手段を通して制
御回路に伝達することにより、１次側回路と２次側回路
の電気的絶縁を保持して、ダイヤル情報を制御回路に伝
達できる。これらのスイッチの構成、フォトカプラやリ
レーを使用する回路は簡単であり安価に達成できる。２
つのスイッチは１次側回路なので連動する機構も小さく
簡単なものとなる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１１】図１は本発明の第１実施例を示すブロック
図である。なお、図５と同一符号は同一の機能を有する
ものを表す。回線回路１は電話回路網と端子Ｌ１，Ｌ２
で接続され、回線回路１には、ハンドセット１１の設置
によりＯＦＦとなり、取り外しによりＯＮとなるフック
スイッチ１２と、電話機の電話回線網への接続に対して
接続の極性をどちらにしても電源の正負が逆にならない
ようにするダイオードブリッジ１３と、ハンドセット１
１と接続し、電話通信を行うスピーチ回路３と、プッシ
ュボタン信号とダイヤル信号を発信できるダイヤル回路
２とが設けられている。回線回路１は１次側回路を構成
し、図示しないトランスによって２次側回路と磁気的に
接続され、電気的に絶縁状態となっている。この絶縁状
態は１次側回路の装置と２次側回路の装置についても保
持されている。２次側回路にはファクシミリ装置全体を
制御する制御回路４が設けられている。パネル部１４は
ダイヤル番号等を入力する部分でこの入力値はダイヤル
回路２と制御回路４に伝達されるが、この伝達によって
ダイヤル回路２と制御回路４の電気的絶縁状態が破られ
ないように構成されている。
図である。なお、図５と同一符号は同一の機能を有する
ものを表す。回線回路１は電話回路網と端子Ｌ１，Ｌ２
で接続され、回線回路１には、ハンドセット１１の設置
によりＯＦＦとなり、取り外しによりＯＮとなるフック
スイッチ１２と、電話機の電話回線網への接続に対して
接続の極性をどちらにしても電源の正負が逆にならない
ようにするダイオードブリッジ１３と、ハンドセット１
１と接続し、電話通信を行うスピーチ回路３と、プッシ
ュボタン信号とダイヤル信号を発信できるダイヤル回路
２とが設けられている。回線回路１は１次側回路を構成
し、図示しないトランスによって２次側回路と磁気的に
接続され、電気的に絶縁状態となっている。この絶縁状
態は１次側回路の装置と２次側回路の装置についても保
持されている。２次側回路にはファクシミリ装置全体を
制御する制御回路４が設けられている。パネル部１４は
ダイヤル番号等を入力する部分でこの入力値はダイヤル
回路２と制御回路４に伝達されるが、この伝達によって
ダイヤル回路２と制御回路４の電気的絶縁状態が破られ
ないように構成されている。
【００１２】ダイヤル回路２にはプッシュボタン信号と
ダイヤル信号のいずれで発信するかを設定する第１スイ
ッチ５が１次側回路に設けられている。制御回路４にも
第１スイッチ５と同様の第２スイッチ１５が接続されて
いる。第２スイッチ１５は２次側回路に設けられてい
る。第１スイッチ５と第２スイッチ１５を連動させるプ
ラスチック等の電気的絶縁材で構成された連動器１６が
設けられ、第１スイッチ５と第２スイッチ１５は同じ動
作をする。
ダイヤル信号のいずれで発信するかを設定する第１スイ
ッチ５が１次側回路に設けられている。制御回路４にも
第１スイッチ５と同様の第２スイッチ１５が接続されて
いる。第２スイッチ１５は２次側回路に設けられてい
る。第１スイッチ５と第２スイッチ１５を連動させるプ
ラスチック等の電気的絶縁材で構成された連動器１６が
設けられ、第１スイッチ５と第２スイッチ１５は同じ動
作をする。
【００１３】図３はダイヤル回路２の構成を示すブロッ
ク図である。図６と同一符号は同一のものを表す。パネ
ル部１４より入力される電話番号等はキー入力制御回路
２ｃに入力され、プッシュボタン信号を発信するＰＢト
ーン発生回路２ａと、ダイヤル信号を発信するダイヤル
パルス発生回路２ｂに発信指示が出力される。ＰＢトー
ン発生回路２ａとダイヤルパルス発生回路２ｂには発信
器２ｅが接続され、これによりそれぞれの信号が発生可
能となっており、また、第１スイッチ５が接続され、そ
の接点によって指示された方の発生回路２ａ，２ｂがス
ピーチ回路３に対して信号を発信する。
ク図である。図６と同一符号は同一のものを表す。パネ
ル部１４より入力される電話番号等はキー入力制御回路
２ｃに入力され、プッシュボタン信号を発信するＰＢト
ーン発生回路２ａと、ダイヤル信号を発信するダイヤル
パルス発生回路２ｂに発信指示が出力される。ＰＢトー
ン発生回路２ａとダイヤルパルス発生回路２ｂには発信
器２ｅが接続され、これによりそれぞれの信号が発生可
能となっており、また、第１スイッチ５が接続され、そ
の接点によって指示された方の発生回路２ａ，２ｂがス
ピーチ回路３に対して信号を発信する。
【００１４】第１スイッチ５と第２スイッチ１５は連動
器１６によって同じ動作をするので、第１スイッチ５の
接離情報が第２スイッチ１５により制御回路４に伝達さ
れる。これにより制御回路４はプッシュボタン信号また
はダイヤル信号のいずれが発信されるように設定されて
いるかを知ることができる。なお、第１スイッチ５が閉
となったとき、第２スイッチ１５が開となるよう連動し
ても、第２スイッチが開のときはプッシュボタン信号が
発信され、閉のときはダイヤル信号が発信されるという
ように、ダイヤル回路２におけるプッシュボタン信号と
ダイヤル信号の発信の別が制御回路４にわかるようにし
ておけばよい。
器１６によって同じ動作をするので、第１スイッチ５の
接離情報が第２スイッチ１５により制御回路４に伝達さ
れる。これにより制御回路４はプッシュボタン信号また
はダイヤル信号のいずれが発信されるように設定されて
いるかを知ることができる。なお、第１スイッチ５が閉
となったとき、第２スイッチ１５が開となるよう連動し
ても、第２スイッチが開のときはプッシュボタン信号が
発信され、閉のときはダイヤル信号が発信されるという
ように、ダイヤル回路２におけるプッシュボタン信号と
ダイヤル信号の発信の別が制御回路４にわかるようにし
ておけばよい。
【００１５】本実施例ではダイヤル回路２に通信回路を
必要とせず、連動器１６と２次側回路に第１スイッチ１
５を設けることにより、１次側回路と２次側回路の電気
的絶縁状態を保持して、ダイヤル情報の設定をダイヤル
回路２より制御回路４に伝達できる安価な装置を実現す
ることができる。
必要とせず、連動器１６と２次側回路に第１スイッチ１
５を設けることにより、１次側回路と２次側回路の電気
的絶縁状態を保持して、ダイヤル情報の設定をダイヤル
回路２より制御回路４に伝達できる安価な装置を実現す
ることができる。
【００１６】次に第２実施例を説明する。図２は本情報
の構成を示すブロック図である。図１と同一符号は同一
のものを表す。本実施例はダイヤル回路２に設けられた
ダイヤル情報設定スイッチと連動して動作するスイッチ
を１次側回路に設け、このスイッチの動作により電流を
流し、この電流の情報をフォトカプラを用いて電気的絶
縁状態を保持して制御回路４へ伝達するようにしたもの
である。
の構成を示すブロック図である。図１と同一符号は同一
のものを表す。本実施例はダイヤル回路２に設けられた
ダイヤル情報設定スイッチと連動して動作するスイッチ
を１次側回路に設け、このスイッチの動作により電流を
流し、この電流の情報をフォトカプラを用いて電気的絶
縁状態を保持して制御回路４へ伝達するようにしたもの
である。
【００１７】ダイヤル回路２には、プッシュボタン信
号、ダイヤル信号のいずれを発信させるかを設定する第
１スイッチ５が設けられると共に、第１スイッチ５と連
動して接離する第３スイッチ１７が設けられ、第１スイ
ッチ５と第３スイッチ１７を連動器１８で連動して操作
する。第３スイッチ１７は回線回路１の高圧側とグラン
ド側を結ぶ配線１９を開閉するスイッチで、この配線１
９には高圧側より第１フォトカプラ２０、第２フォトカ
プラ２１、第３スイッチ１７が直列に接続されている。
第１フォトカプラ２０は発光ダイオード側が制御回路４
に接続され、トランジスタ側が配線１９を接続遮断す
る。第２フォトカプラ２１は発光ダイオード側が配線１
９と接続し、トランジスタスイッチ側が制御回路４に接
続されている。
号、ダイヤル信号のいずれを発信させるかを設定する第
１スイッチ５が設けられると共に、第１スイッチ５と連
動して接離する第３スイッチ１７が設けられ、第１スイ
ッチ５と第３スイッチ１７を連動器１８で連動して操作
する。第３スイッチ１７は回線回路１の高圧側とグラン
ド側を結ぶ配線１９を開閉するスイッチで、この配線１
９には高圧側より第１フォトカプラ２０、第２フォトカ
プラ２１、第３スイッチ１７が直列に接続されている。
第１フォトカプラ２０は発光ダイオード側が制御回路４
に接続され、トランジスタ側が配線１９を接続遮断す
る。第２フォトカプラ２１は発光ダイオード側が配線１
９と接続し、トランジスタスイッチ側が制御回路４に接
続されている。
【００１８】次に実施例の動作を説明する。まず、連動
器１８によって第１スイッチ５と第３スイッチ１７を連
動させ、第１スイッチ５でダイヤル回路２がプッシュボ
タン信号又はダイヤル信号のいずれかを発信する。第３
スイッチ１７は連動器１８によって第１スイッチ５と連
動して開閉いずれかに設定される。この場合、第１スイ
ッチ５が開のとき第３スイッチ１７が閉となってもよ
い。つまり第３スイッチ１７の開閉とダイヤル回路２で
発信するプッシュボタン信号又はダイヤル信号の対応が
わかればよい。制御回路４は発呼時等ダイヤル回路２の
ダイヤル情報がいずれに設定されているか調べたい時、
第１フォトカプラ２０を発光させて導通する。第２スイ
ッチ１７が開のときは第２フォトカプラ２１は導通しな
い。これにより制御回路４は第３スイッチ１７が開であ
ることを知る。また第３スイッチ１７が閉であれば、第
２フォトカプラ２１は導通し、制御回路４は第３スイッ
チ１７が閉であることがわかる。第３スイッチ１７の開
閉とダイヤル回路２が第１スイッチ５によってプッシュ
ボタン信号、またはダイヤル信号のいずれに設定されて
いるかの関係を示すデータは前もって制御回路４にわか
るようにしてあるので、制御回路４は第１フォトカプラ
２０に発光させた後、第２フォトカプラ２１が導通した
か否かを知ることにより、ダイヤル情報の設定を知るこ
とができる。
器１８によって第１スイッチ５と第３スイッチ１７を連
動させ、第１スイッチ５でダイヤル回路２がプッシュボ
タン信号又はダイヤル信号のいずれかを発信する。第３
スイッチ１７は連動器１８によって第１スイッチ５と連
動して開閉いずれかに設定される。この場合、第１スイ
ッチ５が開のとき第３スイッチ１７が閉となってもよ
い。つまり第３スイッチ１７の開閉とダイヤル回路２で
発信するプッシュボタン信号又はダイヤル信号の対応が
わかればよい。制御回路４は発呼時等ダイヤル回路２の
ダイヤル情報がいずれに設定されているか調べたい時、
第１フォトカプラ２０を発光させて導通する。第２スイ
ッチ１７が開のときは第２フォトカプラ２１は導通しな
い。これにより制御回路４は第３スイッチ１７が開であ
ることを知る。また第３スイッチ１７が閉であれば、第
２フォトカプラ２１は導通し、制御回路４は第３スイッ
チ１７が閉であることがわかる。第３スイッチ１７の開
閉とダイヤル回路２が第１スイッチ５によってプッシュ
ボタン信号、またはダイヤル信号のいずれに設定されて
いるかの関係を示すデータは前もって制御回路４にわか
るようにしてあるので、制御回路４は第１フォトカプラ
２０に発光させた後、第２フォトカプラ２１が導通した
か否かを知ることにより、ダイヤル情報の設定を知るこ
とができる。
【００１９】図４はダイヤル発呼時に制御回路がダイヤ
ル情報を得る場合の動作フロー図である。まずパネル部
１４に電話番号が入力され発呼指示がなされる（Ｓ
１）。この発呼指示に対し制御回路４は第１フォトカプ
ラ２０に通電しフォトダイオードを発光させ、第１フォ
トカプラ２０を導通させる（Ｓ２）。制御回路４は第２
フォトカプラ２１が導通したか否かを検出することによ
り、第３スイッチ１７が開か閉かの接点情報を得る（Ｓ
３）。この接点情報と、第３スイッチ１７の開閉とダイ
ヤル回路２に第１スイッチ５によって設定されるダイヤ
ル情報の関係から、プッシュボタン信号、ダイヤル信号
のいずれに設定されたかを制御回路４は検出することが
できる。このダイヤル情報を検出すると制御回路４は第
１フォトカプラ２０への通電をＯＦＦする（Ｓ４）。こ
の後、ダイヤル回路２は、Ｓ１で得られたパネル部１４
からの発呼指示に従い、第１スイッチ５により設定され
たいずれかの信号により発呼を行う（Ｓ５）。
ル情報を得る場合の動作フロー図である。まずパネル部
１４に電話番号が入力され発呼指示がなされる（Ｓ
１）。この発呼指示に対し制御回路４は第１フォトカプ
ラ２０に通電しフォトダイオードを発光させ、第１フォ
トカプラ２０を導通させる（Ｓ２）。制御回路４は第２
フォトカプラ２１が導通したか否かを検出することによ
り、第３スイッチ１７が開か閉かの接点情報を得る（Ｓ
３）。この接点情報と、第３スイッチ１７の開閉とダイ
ヤル回路２に第１スイッチ５によって設定されるダイヤ
ル情報の関係から、プッシュボタン信号、ダイヤル信号
のいずれに設定されたかを制御回路４は検出することが
できる。このダイヤル情報を検出すると制御回路４は第
１フォトカプラ２０への通電をＯＦＦする（Ｓ４）。こ
の後、ダイヤル回路２は、Ｓ１で得られたパネル部１４
からの発呼指示に従い、第１スイッチ５により設定され
たいずれかの信号により発呼を行う（Ｓ５）。
【００２０】第１スイッチ５と第３スイッチ１７および
連動器１８、配線１９は１次側回路に設けられているこ
と、および第１フォトカプラ２０と第２フォトカプラ２
１によって配線１９と制御回路４は電気的に絶縁されて
いるため、本実施例によって１次側回路と２次側回路の
絶縁が破られることはない。また第１スイッチ５と第３
スイッチ１７を接近させて設けることにより連動器１８
を小型化することができる。本実施例もダイヤル回路２
に通信回路を必要とせず、スイッチ、フォトカプラ、配
線を設けるだけなので安価な装置を実現できる。第３ス
イッチ１７の接離情報を光学的手段を用いたフォトカプ
ラ２０，２１で制御回路４に伝達したが、リレーにより
磁気的に伝達するようにしてもよい。
連動器１８、配線１９は１次側回路に設けられているこ
と、および第１フォトカプラ２０と第２フォトカプラ２
１によって配線１９と制御回路４は電気的に絶縁されて
いるため、本実施例によって１次側回路と２次側回路の
絶縁が破られることはない。また第１スイッチ５と第３
スイッチ１７を接近させて設けることにより連動器１８
を小型化することができる。本実施例もダイヤル回路２
に通信回路を必要とせず、スイッチ、フォトカプラ、配
線を設けるだけなので安価な装置を実現できる。第３ス
イッチ１７の接離情報を光学的手段を用いたフォトカプ
ラ２０，２１で制御回路４に伝達したが、リレーにより
磁気的に伝達するようにしてもよい。
【００２１】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
はダイヤル回路にプッシュボタン信号かダイヤル信号か
のダイヤル情報を設定する第１スイッチ接離情報を、第
１スイッチと連動して動作する第２スイッチを用いて制
御回路に伝達するので、安価な構成で伝達することがで
きる。また、第２スイッチは２次側回路に設けられてい
るので１次側回路との電気的絶縁も確保される。また、
第３スイッチを第１スイッチと連動させて、１次側回路
に設け、第３スイッチの開閉情報をフォトカプラを用い
て制御回路へ伝送するようにしたので、安価な構成でダ
イヤル情報を制御部へ伝達することができる。
はダイヤル回路にプッシュボタン信号かダイヤル信号か
のダイヤル情報を設定する第１スイッチ接離情報を、第
１スイッチと連動して動作する第２スイッチを用いて制
御回路に伝達するので、安価な構成で伝達することがで
きる。また、第２スイッチは２次側回路に設けられてい
るので１次側回路との電気的絶縁も確保される。また、
第３スイッチを第１スイッチと連動させて、１次側回路
に設け、第３スイッチの開閉情報をフォトカプラを用い
て制御回路へ伝送するようにしたので、安価な構成でダ
イヤル情報を制御部へ伝達することができる。
【図１】第１実施例の構成を示すブロック図
【図２】第２実施例の構成を示すブロック図
【図３】第１実施例および第２実施例のダイヤル回路の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図４】第２実施例の動作フロー図
【図５】従来の構成を示すブロック図
【図６】従来のダイヤル回路の構成を示すブロック図
１ 回線回路 ２ ダイヤル回路 ３ スピーチ回路 ４ 制御回路 ５ 第１スイッチ １５ 第２スイッチ １６，１８ 連動器 １７ 第３スイッチ ２０，２１ フォトカプラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｎ 1/32 Ｈ０４Ｎ 1/32 Ｌ (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04M 1/00 - 1/62 H04M 1/66 - 1/82 H04M 11/00 - 11/10
Claims (3)
- 【請求項１】 電話回線に接続された１次側回路と、１
次側回路と電気的に絶縁状態で接続された２次側回路
と、ダイヤル信号又はプッシュボタン信号を示すダイヤ
ル情報の設定を１次側回路に設けられたダイヤル回路に
対して行う１次側に配置された第１スイッチと、２次側
回路に設けられ装置全体を制御する制御部に対してダイ
ヤル情報の設定を行う２次側に配置された第２スイッチ
と、前記第１スイッチと前記第２スイッチを連動させる
電気的絶縁体よりなる連動手段とを具備するファクシミ
リ装置。 - 【請求項２】 電話回線に接続された１次側回路と、１
次側回路と電気的に絶縁状態で接続された２次側回路
と、ダイヤル信号又はプッシュボタン信号を示すダイヤ
ル情報の設定を１次側回路に設けられたダイヤル回路に
対して行う１次側に配置された第１スイッチと、該第１
スイッチと連動して接離する１次側に配置された第３ス
イッチと、該第３スイッチの接離情報が、光学的または
磁気的手段を介して入力される２次側に設けられた全体
を制御する制御部とを具備するファクシミリ装置。 - 【請求項３】 電話回線に接続された１次側回路にある
第１設定手段と、前記１次側回路と電気的に絶縁状態に
ある装置本体に接続された２次側回路にある第２設定手
段と、前記第１設定手段と前記第２設定手段とを連動さ
せる連動手段とを備え、前記連動手段は、前記第１設定
手段と第２設定手段の電気的絶縁を保ち、前記第１設定
手段および前記第２設定手段は、ダイヤル信号又はプッ
シュボタン信号を示すダイヤル情報を設定するものであ
ることことを特徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19238494A JP3255804B2 (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19238494A JP3255804B2 (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0865406A JPH0865406A (ja) | 1996-03-08 |
| JP3255804B2 true JP3255804B2 (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=16290404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19238494A Expired - Fee Related JP3255804B2 (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3255804B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1101335C (zh) * | 1999-06-16 | 2003-02-12 | 中国科学院金属研究所 | 一种大量制备单壁纳米碳管的氢弧放电方法 |
-
1994
- 1994-08-16 JP JP19238494A patent/JP3255804B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0865406A (ja) | 1996-03-08 |
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