JP3255714B2 - モータアンプ異常検出方法 - Google Patents

モータアンプ異常検出方法

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JP3255714B2
JP3255714B2 JP18670492A JP18670492A JP3255714B2 JP 3255714 B2 JP3255714 B2 JP 3255714B2 JP 18670492 A JP18670492 A JP 18670492A JP 18670492 A JP18670492 A JP 18670492A JP 3255714 B2 JP3255714 B2 JP 3255714B2
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータアンプ異常検出
方法に関し、特に、モータの角度位置における指令値と
現在値をCPU装置でチェックし、一定以上の誤差が一
定時間続いた場合にモータアンプの異常と判断するため
の新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のモータア
ンプ異常検出方法としては、一般に、図2で示すオペア
ンプ1の積分器を構成するコンデンサCと抵抗RのCR
時定数を用い、このオペアンプ1にモータアンプ(図示
せず)の電流I1,I2を入力した状態で、このCR時定
数により定められる時間にわたり、基準電圧V0と比較
して過電流I0が流れた場合、モータアンプが異常状態
であることを判断するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のモータアンプ異
常検出方法は、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、オペアンプとコ
ンパレータとからなる異常検出用のハードウェアを必要
とするため、ハードウェア自体の信頼性に比例して検出
精度が左右されていた。また、ハードウェア構成である
ため、異常発生迄の時間及び設定量の変更が自由になら
ず、その都度、ハードウェアの切換を行う必要があっ
た。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、モータの角度位置における
指令値と現在値をCPU装置でチェックし、一定以上の
誤差が一定時間続いた場合にモータアンプの異常と判断
するようにしたモータアンプ異常検出方法を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるモータアン
プ異常検出方法は、モータの角度位置の指令値(θin)と
現在値(θout)をCPU装置に入力し、前記指令値(θi
n)と現在値(θout)の誤差〔ε=θin−θout〕を検出
し、前記誤差(ε)が基準値(ε0)より大である場合には
エラーカウンタをインクリメントし、このカウント値(E
C)が前記エラー積分値の基準値(M)を越えた場合にモー
タアンプの異常と判断するが、このカウント値(EC)が前
記エラー積分値の基準値(M)より小さい場合には所定時
間のウェイト後にモータの角度位置の指令値(θin)と現
在値(θout)をCPU装置に再度入力し、前記誤差(ε)
が前記基準値(ε0)以下の場合、前記CPU装置内のエ
ラーカウンタを減算する方法である。
【0006】
【0007】
【作用】本発明によるモータアンプ異常検出方法におい
ては、モータアンプにより駆動されるモータの角度位置
の指令値(θin)と現在値(θout)をCPU装置に入力
し、その各値の誤差ε=θin−θoutが一定時間にわた
り基準値ε0を越えた場合に、モータアンプの異常と判
断するため、全ての処理をソフトウェアで行うことがで
きると共に、時間及び基準値の設定を自在に行うことが
できる。
【0008】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるモータアンプ
異常検出方法の好適な実施例について詳細に説明する。
図1は本発明によるモータアンプ異常検出方法を示すた
めのフローチャートである。
【0009】図1において、異常検出動作が第1ステッ
プ10として開始されると、マイクロコンピュータであ
るCPU装置(図示せず)内のエラーカウンタECの初
期化(EC=0)が第2ステップ11として行われる。
次に、図示しないモータを駆動するためのモータアンプ
に入力した角度位置の変数である指令値(θin)と現在値
(θout)を前記CPU装置に入力し、第3ステップ12
とする。
【0010】次に、第4ステップ13として、前記各値
の変数としての誤差(ε)の算出をε=θin−θoutと
して行い、この誤差εが基準値(ε0)よりも大(ε>
ε0)であった場合、第5ステップ14として前記エラ
ーカウンタのインクリメント処理(EC=EC+1)を
行い、さらに、第6ステップ15としてエラー積分値の
基準値(M)との比較(EC>M)を行った後、異常
(第7ステップ:16)と判断する。
【0011】また、前述の第6ステップ15における比
較がEC<Mの場合には、10m secのウェイト後、第
3ステップ12に戻る。
【0012】また、前述の第4ステップ13において、
前記誤差(ε)が小さくε≦ε0であった場合には、第
8ステップ17で前記エラーカウンタECのデクリメン
ト処理(EC=EC−1又は0)を行い、この場合に
は、現在値θoutが誤差基準値ε0以上であり、追従状態
にあると判断し、エラーカウンタECを減算する。従っ
て、この場合には、異常の判断はなされず、正常なモー
タアンプの動作が継続される。
【0013】
【発明の効果】本発明によるモータアンプ異常検出方法
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。すなわち、モータアンプの異常検
出をCPUによるソフトウェアで処理しているため、異
常検出用のハードウェアが不要となり、異常発生迄の時
間及び設定量の変更が容易であり、従来のハードウェア
構成と異なり大幅な自由度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモータアンプ異常検出方法を示す
フローチャートである。
【図2】従来の方法を示す回路図である。
【符号の説明】
θin 指令値 θout 現在値 ε 誤差 ε0 基準値

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの角度位置の指令値(θin)と現在
    値(θout)をCPU装置に入力し、前記指令値(θin)と
    現在値(θout)の誤差〔ε=θin−θout〕を検出し、前
    記誤差(ε)が基準値(ε0)より大である場合にはエラー
    カウンタをインクリメントし、このカウント値(EC)が前
    記エラー積分値の基準値(M)を越えた場合にモータアン
    プの異常と判断するが、このカウント値(EC)が前記エラ
    ー積分値の基準値(M)より小さい場合には所定時間のウ
    ェイト後にモータの角度位置の指令値(θin)と現在値
    (θout)をCPU装置に再度入力し、前記誤差(ε)が前
    記基準値(ε0)以下の場合、前記CPU装置内のエラー
    カウンタを減算することを特徴とするモータアンプ異常
    検出方法。
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