JP3255585B2 - 軽量耐火物とその製造方法 - Google Patents
軽量耐火物とその製造方法Info
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Description
料とした超軽量耐火物及び無機繊維系軽量耐火物の製造
方法に関するものである。
火物は、アルミナ結晶質繊維とアルミナ、ムライト等の
耐熱性無機質粉末から作製されている(例えば、(1)特
開昭62−9181号公報、(2)特公昭64−1046
9号公報、(3)特公平5−72341号公報)。このも
のは耐火物の強度を持たせるため、耐熱性無機質粉末の
重量割合が多く、軽量とはいっても嵩密度は0.4〜2
g/cm3程度であるものが普通である。
用せず、アルミノボロシリケート繊維やシリカ非晶質繊
維から作製された軽量耐火物が米国航空宇宙局でスペー
スシャトルに使用されて以来、アルミノシリケート繊
維、シリカ繊維、アルミナ繊維の繊維間を融着させるこ
とにより、従来よりも軽量にした耐火物も提案されてい
る。
報のものは、シリカ繊維、アルミナ繊維、アルミノシリ
ケート繊維に無機結合材としてシリカ、酸化ホウ素を添
加し、焼結により繊維間を融着させたものである。
は、同じくアルミノシリケート繊維、シリカ繊維、アル
ミナ繊維に無機結合材としてシリカゾル、ホウ素化合物
を添加し、繊維間の融着を計っている。
報には、シリカ繊維、アルミナ繊維、アルミノボロシリ
ケート繊維がホウ素含有ガラスにより接合された耐火物
が記載されている。
シリカ繊維とアルミナ繊維(あるいはシリカ繊維とムラ
イト繊維)等と、酸化ホウ素を水中で分散し、脱水成形
し、乾燥し、焼成する製造方法が、(7)特公平4−28
666号公報、(8)特開平4−119959号公報及び
(9)特開平6−172010号公報に記載されている。
(3)に記載の耐火物については、なお嵩密度が最低でも
0.4g/cm3と大きく、一層の軽量化が望まれる。
いては、無機質繊維にアルミノシリケート繊維を主に用
いているため、酸化ホウ素、窒化ホウ素といったホウ素
化合物と無機質繊維との反応性が悪く無機質繊維間の融
着度合いが低いので、耐火物の強度はなお不十分であっ
た。そのため、シリカゾル、無定形シリカといったシリ
カ源を加え、ホウ素化合物とボロシリケートを強制的に
つくらせ、無機質繊維間の融着度合いを向上させようと
している。
物とシリカ源は必ずしも無機質繊維間でボロシリケート
をつくるわけではないため、耐火物の強度向上に効果が
あるとは限らず、軽量耐火物全体の無機結合材の重量割
合が多くなるため、軽量耐火物の嵩密度は0.2〜0.
4g/cm3程度に留まってしまい、やはり、嵩密度を
0.2〜8g/cm3よりも小にすることは困難であ
る。
るが、嵩密度が小さいものは厚さ(高さ)方向の引張り
強度がなお不十分であるという問題点がある。
製造方法により製造された耐火物は、強度がなお不十分
であった。即ち、従来、軽量耐火物を得るためには、成
形体を形成する際の加圧圧力を小さくして嵩密度の小さ
い成形体を成形していたので、焼成後に得られた耐火物
は強度がなお不十分であった。
あり、上記従来技術の問題点を解決し、嵩密度が極めて
小さく超軽量でありながら強固であるという一見相反す
る性質を有する軽量耐火物、及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。
真比重が小さいという点では軽量耐火物の製造原料とし
て好ましいが繊維自体の強度が弱いので、従来は嵩密度
が小さくかつ強度が大きいものを製造することが極めて
困難であった。
成原料粉末が分散する分散液であって前記無機質繊維は
実質的に非晶質のシリカ繊維を主としこれ以外が補強用
無機質繊維であるもののpHを調整することにより、前
記ホウ素酸化物形成原料粉末を捕集した前記無機質繊維
の凝集体を当該凝集体の凝集の程度(密度)を制御して
得ることができること、また、前記分散液のpHの調整
により前記凝集体の凝集の程度(密度)を制御すること
ができると共に焼成後に得られる軽量耐火物の嵩密度を
制御することができること、さらには前記凝集体の成形
体を焼成して得られた耐火物は、嵩密度が極めて小さく
超軽量でありながら強固である、という一見相反する優
れた特性を有することを見出し、本発明を完成するに至
った。
軽量耐火物及び無機繊維系軽量耐火物の製造方法により
達成することができる。 (1)無機質繊維及びホウ素酸化物形成原料粉末が分散
する分散液のpHを調整して前記ホウ素酸化物形成原料
粉末を捕集した前記無機質繊維の凝集体の成形体を12
00〜1400℃の温度で焼成して得られる軽量耐火物
であって、実質的に非晶質のシリカ繊維を主たる無機質
繊維とし、アルミナ繊維、アルミノボロシリケート繊維
のうちの一つまたは複数の繊維を補強用無機質繊維とし
て含み、ボロシリケート、アルミナボロシリケートの1
種以上を結合剤として繊維間が融着され、嵩密度が0.
12g/cm3以下で、且つ高さ方向の引張り強度が3
kgf/cm2以上であり、アルミノシリケート繊維の
含有率が0wt%である軽量耐火物(視点1の1)。 また、無機質繊維及びホウ素酸化物形成原料粉末が分散
する分散液のpHを調整して前記ホウ素酸化物形成原料
粉末を捕集した前記無機質繊維の凝集体の成形体を12
00〜1400℃の温度で焼成して得られる軽量耐火物
であって、実質的に非晶質のシリカ繊維を主たる無機質
繊維とし、アルミナ繊維、アルミノシリケート繊維、ア
ルミノボロシリケート繊維のうちの一つまたは複数の繊
維を補強用無機質繊維として含み、嵩密度が0.102
g/cm3以下で、且つ高さ方向の引張り強度が3kg
f/cm2以上であるようにボロシリケート、アルミナ
ボロシリケートの1種以上を結合剤として繊維間が融着
されている軽量耐火物(視点1の2)。
次の構成要件を具備するものにする。前記結合剤は、窒
化ホウ素粉末と無機質繊維の焼成により前記無機質繊維
との界面に生成した結合剤である軽量耐火物(視点
2)。前記無機質繊維は、X線回折的に非晶質の繊維の
みから、又はX線回折的に非晶質の繊維を主として構成
される軽量耐火物(視点3)。
60wt%(重量%、以下同様)、アルミナ繊維、アル
ミノシリケート繊維、アルミノボロシリケート繊維のう
ちの一つまたは複数の繊維が10〜40wt%、及び無
機質繊維の全重量に対して無機結合材が3〜7.5wt
%から構成される軽量耐火物(視点4)。前記窒化ホウ
素粉末の重量は、前記無機質繊維の全重量に対して3〜
7.5wt%である軽量耐火物(視点5)。
5g/cm3以下の真比重で0.65〜4μmの直径で
ある軽量耐火物(視点6)。前記補強用無機質繊維は、
2.5〜4g/cm3の真比重で0.65〜4μmの直
径である軽量耐火物(視点7)。前記窒化ホウ素粉末
は、900〜1200℃で酸化反応を起こす六方晶窒化
ホウ素粉末である軽量耐火物(視点8)。
料粉末が分散する分散液のpHを調整して前記ホウ素酸
化物形成原料粉末を捕集した前記無機質繊維の凝集体を
形成する工程と、前記凝集体の成形体を1200〜14
00℃の温度で焼成する工程を含む無機繊維系軽量耐火
物の製造方法(視点9)。上記本発明の無機繊維系軽量
耐火物の製造方法は、好ましくは、次の構成要件を具備
するものにする。
る無機繊維系軽量耐火物の製造方法(視点10)。前記
凝集体を真空成形して凝集体の成形体を得る無機繊維系
軽量耐火物の製造方法(視点11)。前記凝集体を真空
成形することにより、例えば脱水成形する場合と比較し
て、前記無機質繊維からホウ素酸化物形成原料粉末が離
脱することを飛躍的に防止して成形することができる。
そのため、より一層強固な無機繊維系軽量耐火物を製造
することができる。
無機質繊維の凝集の程度を制御することによって、焼成
後に得られる無機繊維系軽量耐火物の嵩密度を制御する
無機繊維系軽量耐火物の製造方法(視点12)。即ち、
前記無機質繊維の凝集の程度(密度)を小さくすること
によって、焼成後に得られる無機繊維系軽量耐火物の嵩
密度を小さくすることができるので、成形体を成形する
際の加圧圧力を小さくして嵩密度の小さい耐火物を製造
する方法とは異なり、嵩密度が小さいにもかかわらず強
度が大きい耐火物を製造することができる。前記分散液
を、焼成後に得られる無機繊維系軽量耐火物の嵩密度に
対応するpH4〜10の範囲内の所定pHに調整する無
機繊維系軽量耐火物の製造方法(視点13)。
シリカ繊維を主原料として含有し、アルミナ繊維、アル
ミノシリケート繊維、アルミノボロシリケート繊維の一
つまたは複数の繊維を副原料として含有する無機質繊維
を用いる無機繊維系軽量耐火物の製造方法(視点1
4)。なお、本発明において数値範囲の記載は、両端値
のみならず、その中に含まれる全ての任意の中間値を含
むものとする。
のシリカ繊維を主たる無機質繊維とし、アルミナ繊維、
アルミノシリケート繊維、アルミノボロシリケート繊維
のうちの一つまたは複数の繊維を補強用無機質繊維とし
て含む。
のみから構成されることである。例えば図1に示すとお
りである。本発明の軽量耐火物は、ボロシリケート、ア
ルミナボロシリケートの1種以上を結合剤として繊維間
が融着されている。
g/cm3以下(好ましくは0.11g/cm3以下、よ
り好ましくは0.09〜0.11g/cm3)で、且つ
高さ方向の引張り強度が3.0kgf/cm2(およそ
0.294MPa)以上である。
向」とは、成形時における加圧方向のことであり、通常
は、成形に用いるプレス装置の軸方向のことをいう。例
えば、プレス装置により得られた成形体のプレス面に対
して直交する方向である。
は、好ましくは、X線回折的に非晶質の繊維のみから構
成されるか、又はX線回折的に非晶質の繊維を主として
構成される。例えば、無機質繊維がシリカ繊維の場合、
X線回折的に非晶質のシリカ繊維のみから構成されると
は、SiO2の明確なメインピークが現れないことをい
う。
シリカ繊維が90〜60wt%(より好ましくは85〜
75wt%)、アルミナ繊維、アルミノシリケート繊
維、アルミノボロシリケート繊維のうちの一つまたは複
数の繊維が10〜40wt%(より好ましくは15〜2
5wt%)にすることができる。
無機結合材の重量比は、無機質繊維の全重量に対して無
機結合材が3〜7.5wt%(より好ましくは3〜6w
t%、さらに好ましくは3〜5wt%)にすることがで
きる。
明の無機繊維系軽量耐火物の製造方法は、無機質繊維及
びホウ素酸化物形成原料粉末が分散する分散液のpHを
調整して前記ホウ素酸化物形成原料粉末を捕集した前記
無機質繊維の凝集体を形成する工程と、前記凝集体の成
形体を1200〜1400℃の温度で焼成する工程を含
む。
溶解しない非金属系のホウ化物を用いることができ、か
かるホウ化物としては例えば窒化ホウ素(BN)、炭化
ホウ素(B4C)、ホウ化珪素(SiB4、SiB6)等
がある。好ましくは、窒化ホウ素を用いる。窒化ホウ素
としては、六方晶窒化ホウ素あるいは立方晶窒化ホウ素
を用いることができるが、好ましくは安価な六方晶窒化
ホウ素を用いる。
素粉末を用いた場合、前記分散液における前記窒化ホウ
素粉末の重量は、好ましくは無機質繊維の全重量に対し
て3〜7.5wt%(より好ましくは3〜6wt%、さ
らに好ましくは3〜5wt%)にする。前記分散液のp
Hは、弱酸性(好ましくはpH3〜6)にする。
た成形体を用いる。
系軽量耐火物の製造方法により製造することができる。
以下、本発明の無機繊維系軽量耐火物の製造方法によ
り、本発明の軽量耐火物を製造する場合の好適な実施形
態について説明する。
質繊維とホウ素化合物粉末を水中で分散、混合した後、
真空成形し、乾燥後1200〜1400℃の温度で焼成
することで製造される。
度を低下させるという点から、比重の小さいシリカ質の
無機質繊維が選択されるべきである。シリカ質繊維は、
真比重で約2.0g/cm3と繊維質軽量耐火物で主に
使用されているアルミナ繊維の3〜4g/cm3や、ア
ルミノボロシリケート繊維の2.7g/cm3よりも軽
量である。シリカ質繊維は、好ましくはSiO2を99
wt%以上含有するものを用いる。
カ質繊維は、高温雰囲気での使用や、急熱、急冷の使用
を前提としているためにガラス転移点のあるシリカガラ
ス質繊維ではなくシリカ非晶質繊維(実質的に非晶質の
シリカ繊維、以下同様)であるべきである。しかしなが
ら、シリカ非晶質繊維は繊維自体の強度は弱いため、本
発明の軽量耐火物はアルミナ繊維、アルミノシリケート
繊維、アルミノボロシリケート繊維のうちの一つ又は複
数の繊維を補強用無機質繊維として含有するということ
が、軽量耐火物全体の強度向上には望ましい。アルミナ
繊維は、好ましくはAl2O3を96wt%以上含有する
ものを用いる。
晶化しクリストバライトとなり繊維自体が更に脆くなる
のみならず、クリストバライトは250℃付近で相転移
に伴う体積変化を起こすことから、シリカ非晶質繊維を
用いて得られた軽量耐火物に対して加熱、冷却を繰り返
すと亀裂を発生してしまう。本発明の軽量耐火物は前述
したように急熱、急冷での使用を前提としているため、
クリストバライトの生成やその体積変化は望ましくな
い。そのため、本発明の軽量耐火物を製造する場合は、
製造過程における加熱、焼成後もシリカ非晶質繊維を非
晶質のまま保持する必要がある。そこで、シリカの結晶
化抑制材料を用いる。
良く知られている。また、ホウ素は無機結合材としても
働き、シリカと反応しボロシリケートを生成し、シリカ
及びアルミナとアルミノボロシリケートを生成すること
から無機質繊維間を融着させることを可能とする。従っ
て、シリカ非晶質繊維を使用する場合には無機結合材は
ホウ素化合物が使用されるべきである。
れているが金属ホウ化物はシリカ非晶質繊維を結晶化さ
せる可能性があるのみならず、ボロシリケート、アルミ
ノボロシリケートのガラス化温度を変化させ無機質繊維
間の融着を阻害するため望ましくない。非金属系のホウ
化物としては酸化ホウ素(B203)、窒化ホウ素(B
N)、炭化ホウ素(B4C)、ホウ化珪素(SiB4、S
iB6)等が知られているが、酸化ホウ素は水溶性であ
り、本発明の製造方法で用いている水中での分散、混合
には適していない。窒化ホウ素、炭化ホウ素、ホウ化珪
素は、それぞれ使用可能であるが、入手の容易さから窒
化ホウ素の方が望ましい。
小さくするために細い方が望ましいが、細すぎると軽量
耐火物全体の強度が低下してしまうために、特に0.6
5〜4μm程度(好ましくは0.65〜2.7μm)が
望ましい。
いが、無機質繊維の長さが長すぎると水中への分散の際
に、分散し難くなる。また、無機質繊維の長さが短すぎ
ると無機質繊維間の絡み合いが少なくなり軽量耐火物全
体の強度が低下してしまう。そのため、無機質繊維の長
さは1〜30mm程度が望ましい。
ルミナ繊維、アルミノシリケート繊維、アルミノボロシ
リケート繊維のうちの一つ又は複数の繊維)との割合
は、超軽量耐火物が欲しい場合にはシリカ繊維の重量割
合を多くし、強度が欲しい場合には補強用無機質繊維を
多くすればよいが、本発明の軽量耐火物の目標密度
(0.12g/cm3以下)を達成させるためには、シ
リカ非晶質繊維の重量割合は90〜60wt%(好まし
くは85〜75wt%)とすべきである。
200〜1400℃で焼成する際に酸化し、無機質繊維
とボロシリケート、又はアルミノボロシリケートを生成
させ無機質繊維の界面を融着させなければならないた
め、本発明の製造方法で本発明の軽量耐火物を製造する
場合に用いる窒化ホウ素の粒度は、900〜1200℃
付近で酸化反応を起こす程度の粒度が望ましい。
無機質繊維と反応する前に窒化ホウ素が酸化して生成し
た酸化ホウ素の昇華が進み、所定量よりもホウ素量が不
足し、製造した軽量耐火物の強度低下の原因となる。ま
た、1200℃よりも高い温度で酸化する窒化ホウ素で
は焼成時の最高温度保持の間に窒化ホウ素の酸化、無機
質繊維との反応が起こるために最高温度保持時間を長く
する必要が発生しコスト的に不利である。最も望ましく
は1000℃付近で最も活発な酸化反応が起こる窒化ホ
ウ素である。窒化ホウ素は扁平な形状をしているため、
測定方法により平均粒径は大きく異なるので、あくまで
も、本発明の製造方法で使用する窒化ホウ素の粒度は、
酸化反応を引き起こす温度から決定すべきである。
約3〜7.5wt%(より好ましくは3〜6wt%、さ
らに好ましくは3〜5wt%)添加する。3wt%未満
では無機質繊維間の融着度合いが低く嵩密度は低くなる
が強度が不足する。特に、シリカ非晶質繊維を使用する
場合には3wt%以上ホウ素化合物粉末を添加しない
と、焼結中にシリカ非晶質繊維の一部が結晶化してしま
い軽量耐火物の強度を著しく低下させてしまう。また、
7.5wt%よりも多くホウ素化合物粉末を添加して
も、嵩密度を増加させるだけで、強度上昇も確認できな
いためである。
とは困難であるので、一旦pH1〜2程度の強酸水溶液
中に攪拌モータにて1〜2時間分散させ、無機質繊維表
面に親水基を吸着させる。強酸水溶液を除去した後、水
を加え無機質繊維を15〜30分程度攪拌モータで攪拌
する。その後、加えた水を除去し、再度水を加え無機質
繊維を15〜30分程度攪拌モータで攪拌すれば、水中
に均質に分散できる。
のは、無機質繊維、特にシリカ非晶質繊維は強酸水溶液
中に長時間分散させておくと溶解が開始するためであ
り、無機質繊維を分散させる水溶液のpHを3〜6程度
にする必要があるからである。2回の脱水でpHが3よ
りも大きくならない場合には、pHが3よりも大きくな
るまで同様の操作を行う。
脱イオン水の方が望ましい。特に、シリカ非晶質繊維を
用いる場合には、水道水中のナトリウム、カリウム、マ
グネシウムといったアルカリ金属、及びアルカリ土類金
属がシリカ非晶質繊維の結晶化を促進するため、脱イオ
ン水を使用するべきである。
散させる際には、無機質繊維を全体の1〜3wt%程度
になるように分散させることが望ましい。分散させる際
の無機質繊維の重量割合を大きくすると、分散させる攪
拌モータの出力を大きくする必要があり、分散中に無機
質繊維を短く折ってしまい、軽量耐火物全体の強度を低
下させてしまう可能性がある。
機を用いてpH3〜6の水溶液中に分散させておく。こ
れは一つには窒化ホウ素が弱酸性域で分散が良好である
ためであり、もう一つには分散させた無機質繊維懸濁液
に合わせるためである。窒化ホウ素の分散はpH3〜6
の水溶液に対し、1.5〜2.0wt%とすることが望
ましい。窒化ホウ素粉末を分散させた後、窒化ホウ素懸
濁液を無機質繊維を分散させたpHが3よりも大きい水
溶液中に加え、30分間程度混合する。
分散されているが、無機質繊維はpHをアルカリ側に変
化させることで分散状態から凝集状態へと変化する。凝
集した無機質繊維は脱水・成形時に緩衝材料のように抵
抗として働くため、無機質繊維の凝集度合いを変化させ
ることにより、成形時の抵抗の度合いを変化させ、その
結果得られる無機質繊維の成形体の充填度合いを変化さ
せる。即ち、凝集状態の無機質繊維が多いほど成形時の
抵抗が大きくなり成形体生密度は小さくでき、逆に凝集
状態の無機質繊維が少なければ成形時の抵抗が少なく成
形体生密度は大きくできる。
素が捕集されているために、焼成時に無機質繊維の界面
を効率よく融着でき軽量耐火物の強度を向上できる。
で成形されるため、無機質繊維の配向を抑制できる。一
般に抄造といった成形方法を用いる場合、加圧により繊
維が加圧方向に垂直に配向してしまい、高さ方向の引っ
張りには著しく弱いとの問題があった。しかしながら、
本発明の製造方法によれば、無機質繊維の配向を抑制で
きるために、高さ方向の引っ張りにも強い軽量耐火物を
得ることを可能にした。
ホウ素粉末の混合水溶液のpHを制御することにより、
成形体生密度、焼成体嵩密度、さらには強度を制御する
ことが可能となる。本発明の軽量耐火物の目標密度
(0.120g/cm3以下)を達成するためには、無
機質繊維と窒化ホウ素の混合懸濁液のpHを4以上に調
整してやれば良いが、特に望ましいのはpH4〜10
(より好ましくはpH6〜8)である。pH10よりも
アルカリ側に調整しても嵩密度の低下は確認できず、廃
液の処理等、工程管理が煩雑になるためである。
モニア水、又は酢酸アンモニウム等が望ましく、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等の金属水酸化物はシリカ
非晶質繊維を結晶させ、繊維質軽量耐火物全体の強度を
著しく低下させてしまうため望ましくない。
6.8wt%、アルミナ繊維19.2wt%、窒化ホウ
素4wt%で調合した軽量耐火物の調整時のpHと成形
体生密度との相関を示す。従来技術の多くでは、軽量耐
火物の嵩密度の制御は、加える耐熱性無機質粉末や無機
結合材の添加量の制御、又は成形体に加える加圧の程度
で行われていた。本発明の製造方法を用いれば、同じ原
料、同じ調合、同じ成形法を用いてもpH調整のみで軽
量耐火物の嵩密度を変化できることが本発明の製造方法
の特徴である。
物粉末の混合懸濁液は真空成形により脱水、成形する。
その後、80〜110℃で乾燥し、窒化ホウ素が酸化し
無機質繊維と反応する温度以上の1250〜1400℃
(好ましくは1300〜1400℃)で焼成する。昇温
速度は成形体内部まで均一な温度になるように選択され
るべきであり、1時間で100〜250℃昇温させる程
度、即ち100〜250℃/hr.(好ましくは100
〜200℃/hr.)程度が望ましい。
℃で酸化反応を起こす窒化ホウ素を使用しているならば
1〜2時間で良い。また、焼成時の雰囲気は焼成中に無
機質繊維と窒化ホウ素とがボロシリケート、又はアルミ
ノボロシリケートを作りやすいように酸化雰囲気とする
べきである。
アルミナ繊維19.2wt%、窒化ホウ素4wt%で調
合した軽量耐火物を1300℃で焼成した軽量耐火物の
XRDパターンの一例(後述の実施例1)を示すが、補
強用無機質繊維のアルミナ繊維のコランダムのピークは
確認できるが、クリストバライトのピークは確認でき
ず、シリカ非晶質繊維の非晶質パターンだけである。
本発明を具体的に説明する。
得るために用いた原料、調合比、調合方法は同じで以下
の通りであるが、成形直前のpH調整を変更して実施例
1〜4の各軽量耐火物を得た。その結果を、表1に示
す。
ber、純度:99.7wt%SiO2、真比重:2.0g
/cm3、繊維径:2μm)600gをpH1の塩酸水
溶液35l中に攪拌モータを用いて分散させ、強酸水溶
液を除去した。強酸水溶液を除去したシリカ非晶質繊維
に脱イオン水を35l加え、攪拌モータで20分間分
散、分散液を除去する操作を2回繰り返した。
L、純度:96wt%Al2O3、真比重:3.2g/c
m3、繊維径:3μm)150gもpH1の塩酸水溶液
25l中に攪拌モータを用いて分散させ、強酸水溶液を
除去した。強酸水溶液を除去したアルミナ繊維もシリカ
非晶質繊維と同様に脱イオン水を25l加え、攪拌モー
タで20分間分散、分散液を除去する操作を2回繰り返
した。
合し、六方晶窒化ホウ素粉末(電気化学工業(株)製デ
ンカボロンナイトライド、平均粒径:7.3μm、酸化
温度:950℃)31.2gを分散させた水溶液1.5
lを加え攪拌モータで30分間混合した後、濃アンモニ
ア水(28%NH3)で4.3〜9.0の各pHに調整
した。
形機中で脱水、成形体高さを8.5cmまで脱水・成形
し、100℃で乾燥した。乾燥後、成形体を大気雰囲気
中で1300℃×1.5時間焼成し、軽量耐火物を得
た。
得るために用いた原料、調合方法、及び成形直前のpH
調整は実施例1の軽量耐火物の製造方法と同じである
が、窒化ホウ素粉末の添加量を変更して実施例5〜7の
各軽量耐火物を得た。その結果を表2に示す。より詳細
には、以下のとおりである。
ミナ繊維を分散、混合した。これに窒化ホウ素39.5
g、47.9g、又は56.5g分散させた水溶液1.
5lを加え攪拌モータで30分間攪拌した後、濃アンモ
ニア水でpH9に調整し、製造例1と同様に成形、乾
燥、焼成し、軽量耐火物を作製した。
調合方法、及び成形と同じであるが、成形直前のpH調
整をpH4.0より酸性側のpH3.7と変更して、参
考例の軽量耐火物を得た。その結果を表1に示す。より
詳細には、以下のとおりである。
ミナ繊維を分散、混合した。これに窒化ホウ素31.2
gを分散させた水溶液1.5lを加え攪拌モータで30
分間攪拌した後、濃アンモニア水でpH3.7に調整
し、製造例1と同様に成形、乾燥、焼成し、参考例の軽
量耐火物を作製した。
びホウ素酸化物形成原料粉末が分散する分散液のpHを
調整して前記ホウ素酸化物形成原料粉末を捕集した前記
無機質繊維の凝集体の成形体を1200〜1400℃の
温度で焼成して得られる軽量耐火物であって、実質的に
非晶質のシリカ繊維を主たる無機質繊維とし、アルミナ
繊維、アルミノボロシリケート繊維のうちの一つまたは
複数の繊維を補強用無機質繊維として含み、ボロシリケ
ート、アルミナボロシリケートの1種以上を結合剤とし
て繊維間が融着され、嵩密度が0.12g/cm3以下
で、且つ高さ方向の引張り強度が3kgf/cm2以上
であり、アルミノシリケート繊維の含有率が0wt%で
あるので、嵩密度が極めて小さく超軽量であるにもかか
わらず強固であるという基本的な効果を奏する。また、
請求項2の軽量耐火物は、無機質繊維及びホウ素酸化物
形成原料粉末が分散する分散液のpHを調整して前記ホ
ウ素酸化物形成原料粉末を捕集した前記無機質繊維の凝
集体の成形体を1200〜1400℃の温度で焼成して
得られる軽量耐火物であって、実質的に非晶質のシリカ
繊維を主たる無機質繊維とし、アルミナ繊維、アルミノ
シリケート繊維、アルミノボロシリケート繊維のうちの
一つまたは複数の繊維を補強用無機質繊維として含み、
嵩密度が0.102g/cm3以下で、且つ高さ方向の
引張り強度が3kgf/cm2以上であるようにボロシ
リケート、アルミナボロシリケートの1種以上を結合剤
として繊維間が融着されているので、嵩密度が極めて小
さく超軽量であるにもかかわらず強固であるという基本
的な効果を奏する。
構成要件をさらに具備するので、上記基本的な効果がよ
り一層顕著である。
の製造方法は、無機質繊維及びホウ素酸化物形成原料粉
末が分散する分散液のpHを調整して前記ホウ素酸化物
形成原料粉末を捕集した前記無機質繊維の凝集体を形成
する工程と、前記凝集体の成形体を1200〜1400
℃の温度で焼成する工程を含むので、嵩密度が極めて小
さく超軽量であるにもかかわらず強固であるという優れ
た特性を有する無機繊維系軽量耐火物を製造することが
できる、という基本的な効果を奏する。
の製造方法は、前記特定の構成要件をさらに具備するの
で、上記基本的な効果がより一層顕著である。
折法によるパターン)の一例を示す図である。
Claims (15)
- 【請求項1】無機質繊維及びホウ素酸化物形成原料粉末
が分散する分散液のpHを調整して前記ホウ素酸化物形
成原料粉末を捕集した前記無機質繊維の凝集体の成形体
を1200〜1400℃の温度で焼成して得られる軽量
耐火物であって、 実質的に非晶質のシリカ繊維を主たる無機質繊維とし、
アルミナ繊維、アルミノボロシリケート繊維のうちの一
つまたは複数の繊維を補強用無機質繊維として含み、ボ
ロシリケート、アルミナボロシリケートの1種以上を結
合剤として繊維間が融着され、嵩密度が0.12g/c
m3以下で、且つ高さ方向の引張り強度が3kgf/c
m2以上であり、アルミノシリケート繊維の含有率が0
wt%であることを特徴とする軽量耐火物。 - 【請求項2】無機質繊維及びホウ素酸化物形成原料粉末
が分散する分散液のpHを調整して前記ホウ素酸化物形
成原料粉末を捕集した前記無機質繊維の凝集体の成形体
を1200〜1400℃の温度で焼成して得られる軽量
耐火物であって、 実質的に非晶質のシリカ繊維を主たる無機質繊維とし、
アルミナ繊維、アルミノシリケート繊維、アルミノボロ
シリケート繊維のうちの一つまたは複数の繊維を補強用
無機質繊維として含み、嵩密度が0.102g/cm3
以下で、且つ高さ方向の引張り強度が3kgf/cm2
以上であるようにボロシリケート、アルミナボロシリケ
ートの1種以上を結合剤として繊維間が融着されている
ことを特徴とする軽量耐火物。 - 【請求項3】前記結合剤は、窒化ホウ素粉末と無機質繊
維の焼成により前記無機質繊維との界面に生成した結合
剤であることを特徴とする請求項1又は2に記載の軽量
耐火物。 - 【請求項4】前記無機質繊維は、X線回折的に非晶質の
繊維のみから、又はX線回折的に非晶質の繊維を主とし
て構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
に記載の軽量耐火物。 - 【請求項5】前記実質的に非晶質のシリカ繊維が90〜
60wt%、アルミナ繊維、アルミノシリケート繊維、
アルミノボロシリケート繊維のうちの一つまたは複数の
繊維が10〜40wt%、及び無機質繊維の全重量に対
して無機結合材が3〜7.5wt%から構成される請求
項1〜4のいずれかに記載の軽量耐火物。 - 【請求項6】前記窒化ホウ素粉末の重量は、前記無機質
繊維の全重量に対して3〜7.5wt%であることを特
徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の軽量耐火物。 - 【請求項7】前記実質的に非晶質のシリカ繊維は、2.
5g/cm3以下の真比重で0.65〜4μmの直径で
あることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
軽量耐火物。 - 【請求項8】前記補強用無機質繊維は、2.5〜4g/
cm3の真比重で0.65〜4μmの直径であることを
特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の軽量耐火
物。 - 【請求項9】前記窒化ホウ素粉末は、900〜1200
℃で酸化反応を起こす六方晶窒化ホウ素粉末であること
を特徴とする請求項3〜8のいずれかに記載の軽量耐火
物。 - 【請求項10】無機質繊維及びホウ素酸化物形成原料粉
末が分散する分散液のpHを調整して前記ホウ素酸化物
形成原料粉末を捕集した前記無機質繊維の凝集体を形成
する工程と、前記凝集体の成形体を1200〜1400
℃の温度で焼成する工程を含むことを特徴とする無機繊
維系軽量耐火物の製造方法。 - 【請求項11】前記分散液として、弱酸性の分散液を用
いることを特徴とする請求項10に記載の無機繊維系軽
量耐火物の製造方法。 - 【請求項12】前記凝集体を真空成形して凝集体の成形
体を得ることを特徴とする請求項10〜11のいずれか
に記載の無機繊維系軽量耐火物の製造方法。 - 【請求項13】前記分散液をpH4〜10に調整し、前
記無機質繊維の凝集の程度を変化させることによって、
焼成後に得られる無機繊維系軽量耐火物の嵩密度を制御
することを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記
載の無機繊維系軽量耐火物の製造方法。 - 【請求項14】前記分散液を、焼成後に得られる無機繊
維系軽量耐火物の嵩密度に対応するpH4〜10の範囲
内の所定pHに調整することを特徴とする請求項10〜
13のいずれかに記載の無機繊維系軽量耐火物の製造方
法。 - 【請求項15】前記無機質繊維として、実質的に非晶質
のシリカ繊維を主原料として含有し、アルミナ繊維、ア
ルミノシリケート繊維、アルミノボロシリケート繊維の
一つまたは複数の繊維を副原料として含有する無機質繊
維を用いることを特徴とする請求項10〜14のいずれ
かに記載の無機繊維系軽量耐火物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03842197A JP3255585B2 (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 軽量耐火物とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03842197A JP3255585B2 (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 軽量耐火物とその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10218677A JPH10218677A (ja) | 1998-08-18 |
JP3255585B2 true JP3255585B2 (ja) | 2002-02-12 |
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ID=12524862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03842197A Expired - Fee Related JP3255585B2 (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 軽量耐火物とその製造方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3255585B2 (ja) |
-
1997
- 1997-02-06 JP JP03842197A patent/JP3255585B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10218677A (ja) | 1998-08-18 |
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