JP3254898B2 - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
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Description
装着状態を維持させるスプリング部材を備えた車両用灯
具に関するものである。
ジング1と、ハウジング1の前面開口1aを閉成するレ
ンズ2と、ハウジング1に光軸調整機構(公知技術のた
め図示省略)を介して支持されたリフレクタ3と、リフ
レクタ3に装着されたバルブ4と、バルブ4の光源5か
ら出射された光束の一部を遮断するシェード6と、バル
ブ4のリフレクタ3への装着状態を維持させるスプリン
グ部材7とを備えた車両用灯具Lが知られている。
の開口1bが形成され、常時は筒部8aでバルブ4と係
合するブーツ8に閉成されている。尚、このブーツ8は
ハウジング1にキャップ9を介して保持されている。
挿通開口3aが形成されている。また、リフレクタ3に
は、光源挿通開口3aを取り巻くように円環状突起3b
が突出形成されている。この、円環状突起3bの壁面に
は略L字状のフック3cが一体に形成されている。
部を覆うドーム形状を呈していると共に、脚部6aが一
体に形成されている。この脚部6aの先端は円環状突起
3bにネジ10を介して固定されている。
てブラケット11を介してスプリング部材7を円環状突
起3bに回動可能に保持させる略U字状の基部7aと、
基部7aと連続してバルブ4の左右壁面に添ってバルブ
4の鍔部4aに弾接する円弧状の弾接部7b,7cと、
弾接部7cの自由端部に形成されてフック3cと係合す
る操作部7dとを一体に有している。尚、ブラケット1
1はネジ12により円環状突起3bに固定されている。
あっては、先ず、スプリング部材7をブラケット11並
びにネジ12を介して円環状突起3bに固定し、シェー
ド6をネジ10により円環状突起3bに固定した後、光
源5を保持した状態のバルブ4を光源挿通開口3aに挿
通して弾接部7b,7cを弾接させつつ操作部7dをフ
ック3cに係合させることによりバルブ4がリフレクタ
3に保持される。
構成された車両用灯具Lにあっては、シェード6とスプ
リング部材7とを別々に円環状突起3bに装着していた
ため、部品点数並びに作業工数が増すという問題が生じ
ていた。
1と円環状突起3bの壁面とで挟持するように装着され
ているため、スプリング部材7によりバルブ4を装着維
持していない状態であってもスプリング部材7にある程
度の遊びを設定することができず、スプリング部材7並
びにその周辺構造の成形誤差や取付誤差を厳密に考慮す
る必要があった。
部7bが基部7aのみの片持ち状態で鍔部4aに弾接
し、他方の弾接部7cが基部7aと操作部7dとの両持
ち状態で鍔部4aに弾接する構造であるため、その弾接
力が異なるばかりでなく、経時的な弾接力の変化も左右
で異なってしまうという問題が生じていた。
あって、部品点数の削減並びに作業工数の低減を実現す
ることができる車両用灯具を提供することを目的とす
る。
形誤差や寸法誤差を厳密に考慮する必要がない設計の容
易な車両用灯具を提供することを目的とする。
くバルブの装着状態を維持することができる車両用灯具
を提供することを目的とする。
め、請求項1に記載の発明は、灯具本体に形成されたバ
ルブ装着部の中央部にバルブが装着され、該バルブの光
源からの出射光束の一部を遮断するシェードが前記灯具
本体に固定手段を介して固定され、前記バルブの装着状
態を維持するように前記バルブに当接するスプリング部
材の基部が前記シェードに形成された支持部に回動可能
に支持され、該支持部は前記スプリング部材の基部が挿
脱可能となるように開放していると共に、その開放端に
は前記固定手段が所定間隔を存して対向していることを
要旨とする。
ブ装着部には前記バルブ側に開放する孔部が形成され、
前記スプリング部材には前記基部から左右に連続した一
対の翼部が形成されていると共に、該一対の翼部の一部
を前記孔部に挿入することにより前記バルブが前記灯具
本体に保持されることを要旨とする。
バルブが灯具本体に形成されたバルブ装着部の中央部に
装着され、灯具本体に固定手段を介してバルブの光源か
らの出射光束の一部を遮断するシェードが固定され、そ
の基部がシェードに形成された支持部に回動可能に支持
されるスプリング部材がバルブの装着状態を維持するよ
うにバルブに当接する。
リング部材とを装着することができるので、部品点数の
削減並びに作業工数の低減を実現することができる。
めに、スプリング部材の基部を挿脱するための開放部が
支持部に形成され、固定手段が所定間隔を存して開放部
に対向している。
は、スプリング部材によるバルブ装着維持状態を弾接力
に頼らずにバランス良く確保するために、バルブ側に開
放する孔部がバルブ装着部に形成され、基部から左右に
連続した一対の翼部がスプリング部材に形成されると共
に、バルブを灯具本体に保持させるべく一対の翼部の一
部が孔部に挿入される。
至図8に基づいて説明する。
本体20は、ハウジング21と、ハウジング21の前面
開口21aを閉成するレンズ22と、ハウジング21に
光軸調整機構(図示せず)を介して支持されたリフレク
タ23と、リフレクタ23に装着されたバルブ24と、
バルブ24の光源25から出射された光束の一部を遮断
するシェード26と、バルブ24のリフレクタ23への
装着状態を維持させるスプリング部材27とを備えてい
る。
る際の開口21bが形成され、常時はブーツ並びにキャ
ップ(共に図示せず)により閉成されている。
光源挿通開口23aが形成されている。また、リフレク
タ23には、光源挿通開口23aを取り巻くように円環
状突起23bが突出形成されている。この円環状突起2
3bには、その内周面に開放する孔部23c,23cが
形成されている。尚、光源挿通開口23a、円環状突起
23b、孔部23cはバルブ装着部を構成している。
体に形成されていると共に、この鍔24aの周縁部から
放射状に延びる複数の舌片24b,24b…が形成され
ている。また、鍔部24aの周縁部寄りは前方(照明方
向)側に拡開するように折曲されていて、この折曲され
た部分がリフレクタ23に弾接するように設定されてい
る。尚、舌片24b,24b…は円環状突起23bに形
成された凹部23d,23d…内に臨む。
の一部を覆ってレンズ22に向かう直射光を遮断するよ
うに円筒形状を呈する周壁部26aと、周壁部26aか
ら後方に延びる脚部26bと、脚部26bの先端から下
方に向けて屈曲されて円環状突起23bの下方に形成さ
れた凹部23e(図1参照)内に位置する取付部26c
とが一体に形成され、この取付部26cを円環状突起2
3bに当接させた状態でワッシャー28並びにネジ29
によりリフレクタ23に固定される。尚、ワッシャー2
8とネジ29とは一体でもよい。
に、下方に向けて開放するように脚部26bの一部26
d´,26d´を切断して折り返すことにより形成され
た支持部26d,26dを備えている。尚、支持部26
d,26dの下方開放端はネジ29と所定間隔を存して
対向する。また、支持部26d,26dの間には脚部2
6bに形成された隆起部26eが位置している。さら
に、取付部26cには、ネジ29を挿通するための孔2
6fと、円環状突起23bの外壁面に当接してシェード
26の回動を防止すると同時に円環状突起23bに対す
るシェード26の位置決めを兼ねる突起26g,26h
とが形成されている。
に、図3(B)に示すように、厳密には、脚部26bか
ら取付部26cに連続する部分にまで位置し且つこの連
続する部分が若干取付部26cの壁面よりも突出した状
態となっている。この突出量は、スプリング部材27の
直径Lよりも、突出した部分と支持部26dとの幅Mが
小さくなるように設定されている。なお、取付部26c
の壁面と支持部26dとの幅Nは径よりも若干広く設定
されている。従って、後述するスプリング部材27の基
部27aを開放端から支持部26d,26dに挿入した
場合には、この突出した部分が基部27aの中央部分を
後方側に押し出すように作用して、支持部26d,26
dと隆起部26eの突出した部分とでスプリング部材2
7を軽く保持する。
ように、支持部26d,26d内に位置する基部27a
と、基部27aの左右に連続する拡開部27b,27c
と、拡開部27b,27cの中途部を鋭角に折曲して拡
開部27b,27cの端部を内側に向かわせる翼部27
d,27eと、拡開部27b,27cの端部を立ち上げ
てカールされた操作部27f,27gとが一体に形成さ
れている。
23c内に臨むように設定されていて、この孔部23
c,23c内に臨むことにより、スプリング部材27の
肉厚によりバルブ24がリフレクタ23側に押え付けら
れる。
4の装着状態を維持するためには実質的に翼部27d,
27eのみで良く、他の部分はその操作のための構成と
なっているため、バルブ24への作用に悪影響を及ぼす
ことなくスプリング部材27の上下左右方向にある程度
の遊びを設定することができ、スプリング部材27並び
にその周辺構造の成型誤差や取付誤差を厳密に考慮する
必要がない。さらに、スプリング部材27は、上述した
ように、その肉厚によりバルブ24の装着状態を維持さ
せるため、装着状態に経時的な変化が発生することもな
い。
ず、スプリング部材27の基部27aを支持部26d,
26d内に挿入してこの支持部26d,26dと隆起部
26eとでスプリング部材27をシェード26で軽く保
持させる。
部26cを位置させた後、ワッシャー28及びネジ29
によりスプリング部材27と共にシェード26をリフレ
クタ23に装着する。
光源挿通開口23aに挿入した後、操作部27f,27
gを摘んでこの操作部27f,27gの対向間隔を狭め
つつスプリング部材27を回動させ、舌片24bの付勢
に抗して鍔部24aを前方に押えながら翼部27d,2
7eを孔部23c,23cに挿入することにより、この
翼部27d,27eが舌片24bの付勢により鍔部24
aと孔部23cの壁面間に挟持されてバルブ24のリフ
レクタ23への装着状態が確保される。
の固定手段としてのネジ29でシェード26とスプリン
グ部材27とを装着することができ、従来のネジ10や
ブラケット11等の部品を不要とすると共に、ブラケッ
ト11の装着作業を必要としないため、部品点数の削減
並びに作業工数の低減を実現することができる。
支持部26dと、この支持部26dの開放端から所定間
隔を存するネジ29とによって形成された空間内に位置
するために成形誤差や取り付け誤差を許容する適度な遊
びを有する。
部23c,23cにスプリング部材27の翼部27d,
27eが挿入されることによりバルブ24とリフレクタ
23とにスプリング部材27が挟持される。従って、ス
プリング部材27が楔の役割を果たして鍔部24aとリ
フレクタ23の円環状突起23bとの間の隙間の対向間
隔を不動とすることができ、結果的にバルブ24の装着
維持状態をスプリング部材27の弾接力に頼らずにバラ
ンス良く確保することができる。
具にあっては、一つの固定手段でシェードとスプリング
部材とを装着することにより、部品点数の削減並びに作
業工数の低減を実現することができる。
である。
その要部の拡大図である。
断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】灯具本体に形成されたバルブ装着部の中央
部にバルブが装着され、該バルブの光源からの出射光束
の一部を遮断するシェードが前記灯具本体に固定手段を
介して固定され、前記バルブの装着状態を維持するよう
に前記バルブに当接するスプリング部材の基部が前記シ
ェードに形成された支持部に回動可能に支持され、該支
持部は前記スプリング部材の基部が挿脱可能となるよう
に開放していると共に、その開放端には前記固定手段が
所定間隔を存して対向していることを特徴とする車両用
灯具。 - 【請求項2】前記バルブ装着部には前記バルブ側に開放
する孔部が形成され、前記スプリング部材には前記基部
から左右に連続した一対の翼部が形成されていると共
に、該一対の翼部の一部を前記孔部に挿入することによ
り前記バルブが前記灯具本体に保持されることを特徴と
する請求項1に記載の車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10949694A JP3254898B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10949694A JP3254898B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 車両用灯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07320503A JPH07320503A (ja) | 1995-12-08 |
JP3254898B2 true JP3254898B2 (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=14511736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10949694A Expired - Fee Related JP3254898B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001339212A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-07 | Uchida Tanko Kk | 鉄塔用支柱取付装置 |
JP4804333B2 (ja) * | 2006-12-25 | 2011-11-02 | 本田技研工業株式会社 | ライト |
-
1994
- 1994-05-24 JP JP10949694A patent/JP3254898B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07320503A (ja) | 1995-12-08 |
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