JP3254839B2 - 系統連系用インバータの並列運転制御方法 - Google Patents

系統連系用インバータの並列運転制御方法

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JP3254839B2
JP3254839B2 JP21198893A JP21198893A JP3254839B2 JP 3254839 B2 JP3254839 B2 JP 3254839B2 JP 21198893 A JP21198893 A JP 21198893A JP 21198893 A JP21198893 A JP 21198893A JP 3254839 B2 JP3254839 B2 JP 3254839B2
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power
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、その出力が変動する
太陽電池電源又は風力発電等による交流電力を整流して
得た直流電源をその入力源として所定の交流電力を出力
すると共に、交流系統電源との並列運転を行い系統連系
用インバータシステムを構成する複数のインバータの並
列運転制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種系統連系用インバータの並
列運転制御方法としては、太陽光発電システムを例とす
る図6の系統連系用インバータシステムの構成図に従っ
て行われるものが知られている。図6において1はその
出力が変動する直流電源としての太陽電池であり、その
複数台の内訳を1A,1B,……,1Nとし、また2は
インバータであり、前記の太陽電池1A,1B,……,
1Nをそれぞれその直流電源とする複数台のインバータ
を2A,2B,……,2Nとする。
【0003】また31は前記のインバータ2を交流系統
電源4に並入させる開閉手段としての電磁開閉器3の接
点であり、前記各インバータ2A,2B,……,2Nに
対応しそれぞれ31A,31B,……,31Nとする。
即ち、前記の如き従来の系統連系用インバータシステム
は、交流系統電源4と並列運転される各直流/交流変換
系統を1A−2A−31A,……,1N−2N−31N
の如く、直流電源1とインバータ2と電磁開閉器3(或
いは接点31)との1対1の固定された関係において構
成し、前記各変換系統毎に独立してそのインバータの運
転・停止制御と電磁開閉器の開閉制御とを行うものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般にインバータは低
出力時においてその電力変換効率が低いため、出来るだ
け高負荷率で或いは高出力状態で運転されることが望ま
しい。一方前記の如く、従来の系統連系用インバータシ
ステムでは各インバータとその直流電源との対応は1対
1の固定関係にある。
【0005】従ってインバータの直流電源を太陽電池と
すれば、低日照状態においてはその発電電力は小であ
り、この太陽電池をその直流電源とする個々のインバー
タ或いはその集合としてのインバータシステム全体とし
ては低い電力変換効率にて運転せざるを得ず、電力損失
の増大を伴って望ましくない運転状態となる。更にま
た、前記インバータシステムを構成する何れかのインバ
ータが故障停止すれば、この故障インバータに給電する
太陽電池が日照を受けて正常に発電しており且つこの太
陽電池の出力に対し前記インバータシステム全体として
その電力変換能力に余力のある場合においても、前記故
障インバータに給電する太陽電池の出力はインバータシ
ステム全体としての発電に寄与出来なくなる。
【0006】上記に鑑みこの発明は、前記インバータシ
ステムにおける各複数のインバータと直流電源との任意
の組み合わせを可能とし、直流電源の適当な集約により
運転インバータにおける変換効率の適値維持を図り、ま
た何れかのインバータの故障停止に際しても、前記各直
流電源の全ての発生電力を交流電力へ変換し得る系統連
系用インバータの並列運転制御方法の提供を目的とする
ものである
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の系統連系用インバータの並列運転制御方
法においては、 1)第一の手段として、出力が変動する複数の直流電源
と、該直流電源から給電される直流電力を所定の交流電
力に変換すると共にその出力側に設置された開閉手段を
介して交流系統電源との並列運転を行い系統連系用のイ
ンバータシステムを構成する複数のインバータの並列運
転制御方法であって、前記各インバータと各直流電源間
相互の任意の組み合わせ接続を行う接続切換手段と、前
記交流系統電源と並列運転中の各インバータの出力電力
の総和を検出する電力検出手段と、所定のプログラムに
従い前記の各インバータと接続切換手段とを駆動制御す
る開閉制御手段とを設け、前記インバータ出力電力の総
和に応じ、該出力電力の総和を前記インバータその最
適の変換効率にて分担して運転すべく、インバータの運
転台数を決定し、前記接続切換手段により前記直流電源
の発生電力を当該運転インバータに集約して供給する
か、前記直流電源の発生電力を前記インバータと1対1
に対応させて供給するかを、前記所定のプログラムに従
って選択すると共に、この選択結果に従い特定された各
インバータの起動・停止と前記接続切換手段の開閉制御
とを行うものとし、また、 2)第二の手段として、前記第一の手段における所定の
プログラムは、前記各インバータの故障停止状態とその
復旧後の運転可能状態とに対応しその運転可能なインバ
ータ台数に関して自動修正されるものとし、また、 3)第三の手段として、前記第一の手段における所定の
プログラムに従い行われる各インバータの起動・停止制
御時、次段動作への移行までに時限要素による一定の状
態確認時間を設定するものとする。
【0008】
【作用】一般にインバータはその低負荷低出力時におけ
る電力変換効率が低く、従って出来るだけ高負荷高出力
状態で運転されることが望ましい。上記に対応してこの
発明の第一のものは、系統連系用インバータシステム全
体としての電力変換効率の適値維持を図るものであり、
前記インバータシステムを構成する複数のインバータと
太陽電池等の複数の直流電源間の任意の組み合わせ接続
を可能とする電磁開閉器から成る接続切換手段を設け、
変動する前記各直流電源総合の発電電力に対応してそれ
ぞれその最適の高出力状態が得られる如くなしたインバ
ータ運転台数の決定と、前記高出力状態に対応して各運
転インバータに集約接続すべき直流電源数の決定と、こ
れら両決定に従い行われるインバータと直流電源との各
組み合わせの特定と、を所定のプログラムに従って常時
行い、前記インバータシステムをその直流電源群総合の
発電電力に対応した最適の電力変換効率にて運用させる
ものである。
【0009】またこの発明の第二のものは、前記のイン
バータシステムを構成する何れかのインバータの故障停
止に際し、この故障インバータに連なる直流電源を前記
接続切換手段を介して他の正常なインバータへ接続変更
しその発生電力の有効な利用を図るものであり、前記接
続切換手段を制御する前記所定のプログラムを、前記各
インバータの故障停止状態とその復旧後の運転可能状態
とに対応してその運転可能なインバータ台数に関して自
動修正するものである。
【0010】またこの発明の第三のものは、例えば日照
状態の急変によってその出力電力の急変の起こり得る太
陽電池電源等に対し前記インバータシステムの安定した
運転を図るために、前記所定のプログラムに従う各イン
バータの起動・停止の切換え制御時、次段動作への移行
までに時限要素による一定の状態確認時間を設定するも
のである。
【0011】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に従って説明す
る。図1は系統連系用インバータシステムを例示する太
陽光発電システムの構成図であり、図2は図1に示す開
閉制御回路の回路図であり、図3〜図5はそれぞれ前記
開閉制御回路により実行される制御プログラムのフロー
チャートである。
【0012】先ず図1は、それぞれ直流電源とインバー
タとから成る2組の直流/交流変換系統と商用電源等の
交流系統電源との間の連系状態を示すものであり、1は
その出力が変動する直流電源としての太陽電池でありそ
の2組の内訳を1A,1Bとし、2はインバータであり
その2組の内訳を2A,2Bとする。また3は電磁開閉
器でありその内訳を示す3Aと3Bとはそれぞれ前記の
インバータ2Aと2Bとを交流の系統電源4に並入させ
る並列用開閉手段をなすものであり、3Cは前記の太陽
電池1A,1Bとインバータ2A,2B間相互の接続変
更を行う接続切換手段をなすものである。
【0013】なお前記の電磁開閉器3は、接点(31)
と接点駆動用コイルとから構成されるものである。また
6は系統電源4に給電する2Aと2B両インバータの出
力電力の和を検出する出力電力検出器であって、前記両
インバータ共通の出力母線における電圧と変流器5によ
り検出された母線電流とをその入力とするものである。
【0014】なお前記両インバータの出力電力の和は前
記1A,1B両太陽電池総合の発電電力に対応するもの
として代替使用されるものである。またCPは比較器で
あり、抵抗RS1とRS2との分圧電圧として与えられる設
定電力と前記検出器6の出力電圧として与えられる前記
両インバータの出力電力の和との大小比較を行い、その
比較結果を信号SP として出力するものである。
【0015】また7の開閉制御回路は、インバータ2A
と2B両者の出力電力の和に対応してこれらインバータ
の両者或いは何れか一方がその最適の高出力状態で運転
出来る様に、前記の両インバータと両太陽電池間の最適
の組合わせを特定すると共に、前記両インバータの起動
・停止制御と電磁開閉器3A,3B,3Cの開閉制御と
を行うプログラムを有するものであり、インバータ2A
と2Bそれぞれの故障停止状態を示す信号SF1,SF2
前記電力比較信号SP とをその入力とし、電磁開閉器3
A,3B,3Cそれぞれに対する開閉制御信号SC1,S
C2,SC3を出力するものである。
【0016】次に図2は、開閉制御回路7における前記
プログラムの処理部の回路図を例示するものであり、図
示の如く前記処理部はOR,NOR,AND,INV或
いは図示していない時限要素等の各要素により構成され
た論理回路をなすものであり、各信号はH/L又は1/
0の2値論理値で処理される。以下図2に示す回路にお
ける信号処理内容を図3〜図5に示す制御プログラムの
フローチャートに従って説明する。
【0017】図3は、インバータ2Aと2B両者の出力
電力の和に対応した系統連系用インバータシステムの運
転処理状態を示すフローチャートであって、前記第一と
第三両発明の実施例を示すものであり、下記順序で処理
が進行する。なおインバータ2Aと電磁開閉器3A、同
様に2Bと3B、とは起動と閉路,停止と開路の両動作
をそれぞれ同時に行うものとする。
【0018】1)前記両インバータが正常状態にあり
(SF1;0,SF2;0)、且つ両者の出力電力の和(以
下その検出値をPT とする)がその設定値(以下PS
する)よりも小(PS >PT ,SP ;0)なる状態にお
いて; インバータ2A:起動〔電磁開閉器3A閉路(SC1
1)〕 電磁開閉器3C:閉路(SC3;1) インバータ2B:停止〔電磁開閉器3B開路(SC2
0)〕 とし、太陽電池1Aと1B両者の発生電力を共にインバ
ータ2Aに給電する。
【0019】2)その後PS <PT の如く前記の電力関
係が反転すれば; 電磁開閉器3C:開路(SC3;0) 但しPS <PT 成立より時間ΔT経過後にSC3;1→0 インバータ2B:起動 但しPS <PT 成立より時間ΔT経過後に起動 とし、太陽電池1Aと1Bの発生電力をそれぞれインバ
ータ2Aと2Bとに給電する。なお前記ΔTは前記電力
T の状態変動確認用の設定時間であってタイマ回路の
セットとリセット操作によりプログラムされるものであ
る。
【0020】3)その後PS >PT の如く前記の電力関
係が再度反転すれば; 電磁開閉器3C:閉路(SC3;1) 但しPS >PT 成立より時間ΔT経過後にSC3;0→1 インバータ2B:停止 但しPS >PT 成立より時間ΔT経過後に停止 とし、その運転を継続するインバータ2Aに太陽電池1
Aと1B両者の発生電力を再度給電する。
【0021】また図4は、同時運転中のインバータ2A
と2Bの何れか一方に故障が発生した場合の前記インバ
ータシステムの運転処理状態を示すフローチャートであ
って、前記第二の発明の実施例を示すものであり、下記
順序で処理が進行する。 1)電磁開閉器3Cの開路状態でインバータ2Aと2B
両者が運転中に、インバータ2Bに故障が発生すれば; 電磁開閉器3C:閉路(SC3;1) インバータ2B:停止 とし、その運転を継続するインバータ2Aに太陽電池1
Aと1B両者の発生電力を給電する。
【0022】2)続いてインバータ2Bの故障が回復し
故障閉塞状態のリセット(RESET)に成功すれば; 電磁開閉器3C:開路(SC3;0) インバータ2B:起動 とし、太陽電池1Aと1Bの発生電力をそれぞれインバ
ータ2Aと2Bとに給電する運転を再開させる。
【0023】3)またインバータ2Bの故障が回復せ
ず、更にインバータ2Aに故障が発生すれば; インバータ2A:停止 とし、インバータ2Aと2B両者の運転を停止する。 4)また前項3)でのインバータ2Aの故障が回復し故
障閉塞状態のリセット(RESET)に成功すれば; インバータ2A:起動 とし、インバータ2Aに太陽電池1Aと1B両者の発生
電力を再度給電する。
【0024】なお上記1)〜4)項記載の各制御状態は
インバータ故障が2Bより先行発生した場合のものであ
るが、上記各項においてインバータの2Aと2Bとを入
れ替えることにより、インバータ故障が2Aより先行発
生した場合も全く同様に説明出来るものである。また上
記1)〜4)項記載の各インバータの起動・停止或いは
各電磁開閉器の開閉制御時には、図示していない設定時
間による故障状態の確認が、図3における場合と同様に
なされているものとする。
【0025】また図5は、インバータ2A或いは2B何
れか一方の単独運転中これに故障が発生した場合の前記
インバータシステムの運転処理状態を示すフローチャー
トであって、図4と同様前記第二の発明の実施例を示す
ものであり、下記順序で処理が進行する。 1)電磁開閉器3Cの閉路状態で単独運転中のインバー
タ2Aに故障が発生すれば、これを停止させると共にイ
ンバータ2Bの故障状態を確認し; インバータ2Bが正常であれば; インバータ2B:起動 インバータ2Bが故障状態にあれば、その故障が回
復し故障閉塞状態のリセット(RESET)に成功した段階に
おいて; インバータ2B:起動 とし、当初のインバータ2Aに代えてインバータ2Bの
単独運転を行う。
【0026】2)故障したインバータ2Aに代えてのイ
ンバータ2Bの単独運転中に、インバータ2Aの故障が
回復し故障閉塞状態のリセット(RESET)に成功すれば; インバータ2A:起動 インバータ2B:停止 とし、当初のインバータ2Aの単独運転に復帰させる。
【0027】なお電磁開閉器3Cの閉路状態でのインバ
ータ2Aの単独運転中においても、インバータ2Bの故
障状態の確認と、その故障発生時には、その故障閉塞状
態のリセット操作は常時行うものとする。なおまた上記
1),2)各項記載の各インバータの起動・停止時に
は、図示してい設定時間による故障状態の確認が、図3
における場合と同様になされているものとする。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、出力が変動する複数
の直流電源と、該直流電源から給電される直流電力を所
定の交流電力に変換すると共にその出力側に設置された
開閉手段を介して交流系統電源との並列運転を行い系統
連系用のインバータシステムを構成する複数のインバー
タの並列運転制御方法であって、前記各インバータと各
直流電源間相互の任意の組み合わせ接続を行う接続切換
手段と、前記交流系統電源と並列運転中の各インバータ
の出力電力の総和を検出する電力検出手段と、所定のプ
ログラムに従い前記の各インバータと接続切換手段とを
駆動制御する開閉制御手段とを設け、前記インバータ出
力電力の総和に応じ、該出力電力の総和を前記インバー
その最適の変換効率にて分担して運転すべく、イン
バータの運転台数を決定し、前記接続切換手段により前
記直流電源の発生電力を当該運転インバータに集約して
供給するか、前記直流電源の発生電力を前記インバータ
と1対1に対応させて供給するかを、前記所定のプログ
ラムに従って選択すると共に、この選択結果に従い特定
された各インバータの起動・停止と前記接続切換手段の
開閉制御とを行うことにより、その出力の変動する太陽
電池等の各直流電源の低出力状態においても、その台数
を制限した運転インバータへの直流電源の適当な集約が
可能となり、その負荷率の増大に伴って前記運転インバ
ータにおける電力変換効率,従ってまたインバータシス
テム全体としての電力変換効率の適値維持を図ることが
出来る。
【0029】また前記所定のプログラムを、前記各イン
バータの故障停止状態とその復旧後の運転可能状態とに
対応してその運転可能なインバータ台数に関して自動修
正することにより、何れかのインバータの故障停止に際
しても故障インバータをインバータシステムから切離し
てその直流電源の発生電力を他の正常なインバータに振
替えることが可能となり、前記各直流電源の全発生電力
の有効利用を図ることが出来る。
【0030】更にまた、前記所定のプログラムに従って
行われる各インバータの起動・停止制御時と前記接続切
換手段の開閉制御時とにおいて次段動作への移行までに
時限要素による一定の状態確認時間を設定することによ
り、太陽電池等の各直流電源における出力急変等に伴う
運転状態変更時のチャッタリングの防止を図り、前記イ
ンバータシステムの安定した運転を行うことが出来る。
【0031】即ち、以上の諸対策によって前記インバー
タシステムを全体として高効率且つ高信頼性のものとな
すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す系統連系用太陽光発電
システムの構成図
【図2】図1における開閉制御回路の回路図
【図3】第一と第三の発明の実施例を示すフローチャー
【図4】第二の発明の実施例を示すフローチャート(2
台同時運転時)
【図5】第二の発明の実施例を示すフローチャート(単
独運転時)
【図6】従来技術の実施例を示す系統連系用インバータ
システムの構成図
【符号の説明】
1 太陽電池(1A,1B,……,1N) 2 インバータ(2A,2B,……,2N) 3 電磁開閉器(3A,3B) 4 系統電源(交流) 5 変流器 6 出力電力検出器 7 開閉制御回路 31 電磁開閉器3の接点(31A,31B,……,
31N) CP 比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/48 G05F 1/00 G05F 1/67 H02J 3/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力が変動する複数の直流電源と、該直流
    電源から給電される直流電力を所定の交流電力に変換す
    ると共にその出力側に設置された開閉手段を介して交流
    系統電源との並列運転を行い系統連系用のインバータシ
    ステムを構成する複数のインバータの並列運転制御方法
    であって、前記各インバータと各直流電源間相互の任意
    の組み合わせ接続を行う接続切換手段と、前記交流系統
    電源と並列運転中の各インバータの出力電力の総和を検
    出する電力検出手段と、所定のプログラムに従い前記の
    各インバータと接続切換手段とを駆動制御する開閉制御
    手段とを設け、前記インバータ出力電力の総和に応じ、
    該出力電力の総和を前記インバータがその最適の変換効
    率にて分担して運転すべく、インバータの運転台数を決
    定し、前記接続切換手段により前記直流電源の発生電力
    を当該運転インバータに集約して供給するか、前記直流
    電源の発生電力を前記インバータと1対1に対応させて
    供給するかを、前記所定のプログラムに従って選択する
    と共に、この選択結果に従い特定された各インバータの
    起動・停止と前記接続切換手段の開閉制御とを行うこと
    を特徴とする系統連系用インバータの並列運転制御方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の系統連系用インバータの並
    列運転制御方法において、前記の選択プログラムは、前
    記各インバータの故障停止状態とその復旧後の運転可能
    状態とに対応しその運転可能なインバータ台数に関して
    自動修正されることを特徴とする系統連系用インバータ
    の並列運転制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の系統連系用インバータの並
    列運転制御方法において、前記の選択プログラムに従う
    各インバータの起動・停止制御時、次段動作への移行ま
    でに時限要素による一定の状態確認時間を設定すること
    を特徴とする系統連系用インバータの並列運転制御方
    法。
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