JP3254404B2 - 回転モータの速度制御装置 - Google Patents

回転モータの速度制御装置

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JP3254404B2
JP3254404B2 JP10898697A JP10898697A JP3254404B2 JP 3254404 B2 JP3254404 B2 JP 3254404B2 JP 10898697 A JP10898697 A JP 10898697A JP 10898697 A JP10898697 A JP 10898697A JP 3254404 B2 JP3254404 B2 JP 3254404B2
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永 勳 金
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/16Controlling the angular speed of one shaft
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/34Modelling or simulation for control purposes

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  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転モータの速度制
御に係り、特にVCRなどに入っている回転モータに加
えられる外乱を推定及び補償して速度制御特性を向上さ
せるようにした回転モータの速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モータの速度制御において、制御量を変
動させる要因は周辺状況により生ずる。この要因は外乱
と呼ばれるもので、正確な速度制御を得にくい。外乱に
より制御エラーが生ずれば、モータにより駆動されるV
CRは正確に動作できなくなる。従って、外乱の影響を
無くせると良好な速度制御特性が得られる。それで、観
測器でモータの外乱を推定することにより外乱を取り除
いた。この外乱を抑える制御理論が研究されつつあり、
その一例が図1で示されている。
【0003】図1は従来の外乱を有している回転モータ
の速度制御装置を示したブロック図である。図1の装置
は「トルク観測器による直接駆動モータのトルクリップ
ル自動補償」(“Autocompensation of Torque Ripple
of Direct Motor by TorqueObserber”by Nobuyuki Mat
sui, Tatsuo Makino, and Hirokazu Satoh, IEEE Tran
s. on Industry Application, Vol.29,No. 1,Janu
ary/February 1993,pp187〜194)に開示さ
れている。図1において、加算器A1は速度命令による
基準角速度ω* m とモータ15から帰還される角速度ω
m を受信してその差(ω* m −ωm )を求める。この差
(ω* m −ωm )は速度制御器11に入力される。速度
制御器11は入力された差(ω* m −ωm )によりモー
タ15の回転速度を制御するために電流命令iV * を出
力する。この電流命令iV * は加算器A2に入力され
る。加算器A2は速度制御器11から印加された電流命
令i V * と外乱除去命令iL * とを加算して修正された
電流命令i* を得る。外乱除去命令iL * はモータ15
から帰還される角速度ωm 及び実際電流iを受信するト
ルク観測器17から出力される推定された外乱負荷トル
【0004】
【外1】
【0005】に伝達関数KT -1を積算することにより得
られる。ここで、上付*のない値は実際値であり、上付
き*のある値は命令値である。一方、修正された電流命
令i* は電流制御器13に入力される。伝達関数KT
表現される電流制御器13は修正された電流命令i*
応答してモータ15の回転速度を制御するため、トルク
命令τ* をモータ15に供給する。モータ15は電流制
御器13のトルク命令τ* に当たる速度で回転する。
【0006】モータに加えられる実際外乱負荷トルクτ
L を推定するトルク観測器17は外乱が十分遅く変わる
という仮定下で次の(式1)により推定された外乱負荷
トルク
【0007】
【外2】
【0008】を求める。
【0009】
【数1】
【0010】ここで、Jn ,Dn 及びKTnは慣性モーメ
ントJ,ダンピング係数D及びトルク定数KT に対する
指定値であり、Lは0より小さいもので観測器利得、ε
は仮想変数、
【0011】
【外3】
【0012】は観測器出力、TS はサンプリング周期で
ある。上記(式1)は次の(式2)に再び定義されう
る。
【0013】
【数2】
【0014】ここで、τL は実際外乱負荷トルクであ
り、
【0015】
【外4】
【0016】は推定された外乱負荷トルクであり、Sは
ラプラス演算子である。この場合、T=−TS /1n
(1+LTS /Jn )であり、1/(1+ST)はロー
パスフィルタの役割を果たす。下付nのない値は実際値
であり、下付nのある値は実際値と類似した値に設計さ
れた指定値である。従って、実際外乱負荷トルクτL
遅く変われば、これは推定された外乱負荷トルク
【0017】
【外5】
【0018】に近くなって外乱を完全に取り除ける。前
述したように、モータの外乱負荷トルクの推定により外
乱を取り除く従来の方法は複雑な式により長い計算時間
を求め、よってハードウェアで具現するには実質的な問
題点があった。また、最近注目されているD−VCR技
術は小型モータで高精度の定速制御を求めるが、この小
型モータはコッギングトルクとベアリングの摩擦などに
よる自体的な外乱要因が大きく、この自体的な外乱はそ
の周波数が高い。従って、早く変化する外乱を追従する
ためには1/(1+ST)の特性を有するローパスフィ
ルタのバンド幅が大きくなるべきなので、結局観測器利
得Lが大きくなるべきである。しかし、実際の具現にお
いて観測器利得を無限定に大きくすることはできず、時
間について外乱を推定する。その結果、回転モータの速
度制御のための閉ループが動作する間推定動作が行われ
続けるべきなのでその計算量が莫大になる。従って、ハ
ードウェアで具現し難いのみならず、このような外乱の
推定及び補償を以ては高周波数のモータの自体的な外乱
を取り除けなかった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した問題
点を解決するために案出されたもので、その目的は学習
を通して角速度と角位置の関数で現れる外乱の影響を補
償し、反復学習回数の増加により累積される高周波ノイ
ズを取り除ける回転モータの速度制御装置を提供するこ
とである。
【0020】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の一態様による回転モータの速度制御装置
は、トルク命令に応ずる速度で回転し、モータの現在角
位置と現在角速度を出力するモータと、入力する基準角
速度と現在角速度との差を示す速度エラーを求める速度
測定手段と、前記速度エラーを受信しモータの回転速度
を制御するための電流命令を出力する速度制御器を含む
回転モータの速度制御装置において、速度エラーと電流
命令のうち反復学習過程に用いられる一つをローパスフ
ィルタリングするローパスフィルタ(LPF)と、前記
ローパスフィルタの出力に速度エラーが反復学習過程に
使われれば0<K <K であり、電流命令が反復学習
過程に使われれば0<K <1の範囲を有し、ここでK
は速度制御器の比例利得値である既に設定された学習
補償利得を積算して出力する利得器と、貯蔵している外
乱補正値のうちモータの現在角位置に応ずる外乱補正値
を出力し、現在入力する外乱補正値をモータの現在角位
置に応ずる貯蔵位置に貯蔵させる貯蔵部と、前記利得器
の出力と前記貯蔵部から出力する外乱補正値(i
(K) とを加算してモータの現在角位置に応ずる外乱
補正値(i (K+1) を求めて前記貯蔵部に出力
する加算器とを含む学習補償器と、前記速度制御器から
出力した電流命令の値と前記学習補償器から求めた外乱
補正値とを加算することにより修正された電流命令を求
める速度命令補償部と、修正された電流命令を受信しト
ルク命令をモータに出力する電流制御器とを含み、前記
学習補償器は次式 L(K+1) (n・Δθ)=(i L(K) )(n・Δθ) +K ・LPF[i (n・Δθ)] に基づいて外乱補正値を求める
【0021】本発明の他の態様による回転モータの速度
制御装置は、トルク命令に応ずる速度で回転し、モータ
の回転によるパルス信号及び周波数信号を発生するモー
タと、モータの1回転に係る外乱補正値を貯蔵する貯蔵
部と、印加される電流命令によるトルク命令をモータに
出力する電流制御器と、前記モータのパルス信号及び周
波数信号、そして前記貯蔵部に貯蔵された外乱補正値を
用いて前記モータの現在角位置に応ずる修正された電流
命令を発生し、発生された修正された電流命令を前記電
流制御器に供給する制御手段とを含み、前記制御手段
は、(a)前記モータからのパルス信号及び周波数信号
を用いてモータの現在角位置及びそれに応ずる電流命令
を求める段階と、(b)前記現在角位置に応ずる電流命
令をローパスフィルタリングする段階(b1)と、前記
ローパスフィルタリングされた電流命令に既に設定され
た学習補償利得を積算して出力する段階(b2)と、前
記貯蔵部に貯蔵された外乱補償値のうちモータの現在角
位置に応ずる外乱補正値と前記段階(b2)で得られた
信号とを加算してモータの現在角位置に応ずる新たな外
乱補正値を求める段階(b3)とを含み、モータの1回
転に係る全ての新たな外乱補正値が求められるまで前記
新たな外乱補正値を求める過程を繰り返す段階と、
(c)前記求められた電流命令の値と前記発生された外
乱補正値とを加算することにより前記電流制御器に印加
される修正された電流命令を求める段階とを行う。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の望ましい一実施例を詳述する。図2に示した本発明
の一実施例は図1に示した既存の装置と類似であるが、
図2に示したように、トルク観測器17の代わりに学習
補償器27が使われる。学習補償器27は速度命令によ
る基準角速度ω* ,速度制御器21の出力iV * 及びモ
ータからフィードバックされる角位置θを受信し、外乱
の影響を補正するためのiL * K (θ)を生成するよう
に構成される。
【0023】本発明の他の実施例を示す図3のシステム
は、図2のシステムと類似であるが、学習補償器37は
速度制御器21から出力される電流命令iV * の代わり
に第1加算器A3からの速度エラーωe を受信し、外乱
の影響を補正するiL * K (θ)を生成するように構成
される。図2及び図3において、同一構成については同
一符号を付した。
【0024】モータ25が定常状態に動作する以後に、
外部から学習フラグL onが入力されれば、図2また
は図3のシステムは反復学習を通したモータ25の外乱
除去動作を開始する。モータ25の現在角速度ωは第1
加算器A3に入力され、現在角位置θは学習補償器27
または37に入力される。第1加算器A3は現在角速度
ωと基準角速度ω* との差を示す速度エラーωe を生成
する。第1加算器A3から出力される速度エラーωe
受信する速度制御器21はモータ25のトルクと角速度
ωとの間に次のような関係(式3)を有する。
【0025】
【数3】
【0026】ここで、Jは慣性モーメント、ωは現在角
速度、τL は負荷トルク、Tは入力トルク、KT はトル
ク定数、iはモータの巻線電流である。もし、負荷トル
クτL が“0”ならモータ25に外乱がないので、一般
の速度制御器11を用いて良好な速度制御特性が得られ
る。しかし、負荷トルクτL が存する場合は速度制御特
性が劣化する。本発明の実施例において、学習補償器2
7または37は角位置θと角速度
【0027】
【外6】
【0028】の関数形態に示される外乱
【0029】
【外7】
【0030】の影響を反復学習過程を通して取り除くた
めに使われる。正速制御の場合、θ=ω* tの関係にあ
るので、学習補償器27,37の出力i* LKθは速度命
令ω* と時間について2π/ω* の周期Tを有する周期
関数であって、次の(式4)のように定義される。 i* LK(ω* ,θ)=i* L(K-1)(ω* ,θ)+mZ(K-1) (θ) (式4) ここで、mは反復学習利得(ただ、0<m<1)Z
(K-1) は定常状態でモータ25の1回転間サンプリング
した速度制御器21の出力である。
【0031】図4は学習補償器27または37の詳細図
であって、学習補償器は入力される電流命令iV * ある
いは速度エラーωe の高周波ノイズを取り除くためのロ
ーパスフィルタ41及びローパスフィルタリングされた
電流命令あるいは速度エラーに学習補償利得KL を積算
する利得器43を備えている。利得器43の出力端に連
結された第3加算器45はモータの1回転以前の外乱補
正値と利得器43からの現在出力値とを加算して新たな
外乱補正値を求める。第3加算器45の出力端に連結さ
れた遅延器47は第3加算器45で求めた外乱補正値を
モータ1回転ほどの時間の間遅延させ、遅延されたデー
タは第3加算器45に出力する。
【0032】図4に基づき学習補償器27,37につい
てさらに具体的に説明すれば、ローパスフィルタ41は
受信される速度エラーωe または電流命令iV * をロー
パスフィルタリングする。このローパスフィルタ41は
学習回数が増加するにつれ累積される高周波ノイズを取
り除く。従って、学習補償器27,37の出力が角速度
と角位置の関数である外乱成分
【0033】
【外8】
【0034】に収束され、システムが安定になる。この
ローパスフィルタ41はIIRフィルタを用いる。ロー
パスフィルタ41が第3加算器45と遅延器47との間
に位置する場合、FIRフィルタを用いる。ローパスフ
ィルタ41の遮断周波数はモータ25のコッギングトル
クによる外乱を抑えられる程に設定される。ローパスフ
ィルタ41の出力は利得器43の利得値KL により利得
調節される。ここで、利得値KL はローパスフィルタ4
1の入力により変わる。すなわち、利得値KL は利得器
43に速度エラーωe が入力される場合、速度制御器2
1の比例利得値K P より小さい(0<KL <KP ),電
流命令iV * が入力される場合“1”より小さい(0<
L <1)。利得器43を通して利得の調節された速度
エラーまたは電流命令は第3加算器45に入力される。
第3加算器45は外部から入力される学習フラグL
nがイネーブルの間遅延器47の出力と利得器43の出
力とを加算する。ここで遅延器の出力はモータの1回転
以前の外乱補正値である。第3加算器45から出力する
新たな外乱補正値は遅延器47に供給される。遅延器4
7はクロック端に受信されるモータの現在角位置θを第
3加算器45から印加される外乱補正値に対するアドレ
スnとして用いて入力する外乱補正値を貯蔵し、これを
モータ25が1回転する程の時間
【0035】
【外9】
【0036】間遅延して出力する。図4に示した学習補
償器はその入力が速度エラーωe か電流命令iV * であ
るかに問わず次の(式5)と表現できる。 iL(K+1) * (n・Δθ)=iLK * (n・Δθ) +KL ・LPF(iV * (n・Δθ)) (式5) ローパスフィルタ41が第3加算器45と遅延器47と
の間に位置する場合、学習補償器は次の(式6)と表現
しうる。
【0037】 i* L(K+1)(n・Δθ)=LPF(i* LK(n・Δθ)) +KL (iV * (n・Δθ)) (式6) 上記(式6)もその入力が速度エラーωe か電流命令i
V * であるかに問わず使用しうる。前述した(式5)及
び(式6)においてn・Δθは遅延器45のアドレスで
ある。
【0038】再び図2または図3の説明に戻り、学習補
償器27,37で求められた外乱補正値iL * ,iL *
K (θ)は第2加算器A4に入力され、第2加算器A4
は速度制御器21から印加される電流命令iV * と学習
補償器27,37から印加される外乱補正値iL * ,i
L * K (θ)を加算して修正された電流命令i* を出力
し、修正された電流命令i* は電流制御器23に入力さ
れる。電流制御器23は入力する修正された電流命令i
* に応ずるトルク命令をモータ25に出力する。モータ
25の第4加算器A5は電流制御器23から印加された
トルク命令から外乱成分
【0039】
【外10】
【0040】を減算して、その結果の修正されたトルク
命令τ* を出力する。伝達関数1/(JS+B)と示さ
れる回転部25’の速度はこのトルク命令τ* により制
御される。速度制御の結果、回転部25’から出力され
る現在の角速度ωは再び第1加算器A3にフィードバッ
クされ、第1加算器A3は現在角速度ωを基準角速度ω
* に対する速度エラーωe の計算に使う。図2の場合、
この速度エラーωe は速度制御器21に入力される。図
3の場合、速度エラーωe は学習補償器37に入力され
る。速度制御器21は入力された速度エラーωe により
モータ25の回転速度を制御するための電流命令iV *
を出力する。図2の場合、この電流命令i V * は再び学
習補償器27に入力される。現在の角速度ωは伝達関数
1/Sと示されるエンコーダ25”を通して角位置θに
出力され学習補償器27にフィードバックされる。
【0041】一方、学習フラグL onがディスエーブ
ルされた後は学習補償器27は第1加算器A3から出力
された速度エラーωe をアドレスとして入力されそのア
ドレスが指す遅延器47内の貯蔵位置に貯蔵された外乱
補正値を出力する。従って、学習補償が完了された以後
の速度制御は速度制御器21の出力iV * に学習補償器
27,37から出力する外乱補正値iL * ,i
L * K (θ)を加算するだけで良いので、効率よい速度
制御が行える。
【0042】前述した図2または図3のシステムに対す
るシミュレーションの結果、何回かの反復学習で学習補
償器27,37の出力i* LK,iL * K (θ)が外乱
【0043】
【外11】
【0044】を取り除くことがわかった。図5は図2ま
たは図3に示した回転モータの速度制御システムをハー
ドウェアで実現した例を示す。図5のマイコン51はモ
ータ25が回転するにつれ生ずるパルス信号PGと周波
数信号FG及び反復学習に係るモード命令を受信し、反
復学習を通して外乱の推定及び補償を行う。マイコン5
1はモータ25が回転するにつれ生ずるパルス信号PG
と周波数信号FGを用いてモータ25の現在の角速度ω
と角位置θを算出する。マイコン51に連結された貯蔵
部55はモータの1回転に当たる電流命令と反復学習を
通して求めた外乱補正値を貯蔵する。貯蔵部55はEE
PROM,PROMまたはフラッシュメモリなどの貯蔵
媒体を使え、図5の装置ではEEPROMを用いる。マ
イコン51から出力されるパルス幅変調PWMされた形
態の電流命令i* はローパスフィルタ53を通して平滑
化されてから電流制御器25に供給される。しかし、電
流命令i* がD/A変換され出力される場合、すぐ電流
制御器23に入力される。電流制御器23はローパスフ
ィルタ53の出力によりモータ25の回転速度を制御す
る。マイコン51は第1加算器A3,第2加算器A4,
速度制御器21,学習補償器27,37の機能を内部プ
ログラムを通して行う。
【0045】図6は反復学習に係るマイコン51の動作
を説明するためのフローチャートであり、図7は規定回
数の間反復学習動作を行うためのメーンルーチンであ
り、図8は最適の外乱補正値を求めるインタラプトルー
チンである。初期起動時、マイコン51は学習フラグL
ONと反復学習回数K,現在の角位置θに当たる外乱
補正値のアドレスN及び外乱補正値iLK * をそれぞれ
“0”に初期化し(段階610),その後段階620で
目標とする速度でモータを回転させる一般の速度制御を
行う。段階630においてモータが定常状態で動作する
ことと判断されれば、マイコン51は段階640でモー
タ回転の1周期間の電流命令iV * を貯蔵部55に貯蔵
させ、段階650で図7に示された反復学習のためのメ
ーンルーチンを行う。
【0046】図7を参照するに、マイコン51は段階6
21で外部からモータ回転命令が入力されるかを判断す
る。モータ回転命令が入力されなければ、マイコン51
は段階622でインタラプトルーチンの遂行を禁止させ
てモータ51を停止させ、図6の初期化段階である段階
610と同様な動作を行う。段階621において外部か
らモータ回転命令が入力されたと判断されれば、マイコ
ン51は段階623でモータ25をモータ回転命令と共
に入力される速度命令に応じて回転させ、インタラプト
ルーチンを行う。
【0047】段階623のインタラプトルーチンを詳細
に示す図8を参照するに、マイコン51は段階701で
アドレス(n=0,0<θ≦2π)の値をモータ25が
回転するにつれ発生される周波数信号FGが入力される
度に“1”ずつ増加させる。ここで、周波数信号FGは
モータの回転を感知するFG発生器35により発生され
る。マイコン51は段階702においてアドレスnの値
を用いてモータ25が1回転したかをチェックする。モ
ータが1回転したことを示せば、マイコン51は段階7
03でアドレスnの値を再び“0”に初期化させる。段
階704において、マイコン51はFG発生器35の周
波数信号FGを用いて現在の角速度ωを求め、求められ
た現在角速度ωと回転命令による基準角速度ω* を用い
て速度エラーωe を計算する。その後、段階705で求
められた速度エラーに応ずる電流命令iV * を求める。
マイコン51は段階706でモータの現在角位置に応ず
るアドレスの値を用いて該当外乱補正値iLK * (n)を
貯蔵部55から読み出し、段階707で求めた電流命令
* と外乱補正値iLK * (n)を加算して修正された電
流命令iV * を求める。マイコン51から出力される修
正された電流命令i * はローパスフィルタ53及び電流
制御器23を通してモータ25に供給される。
【0048】一方、マイコン51は段階708で学習フ
ラグL ONが“1”かをチェックして、“1”でなけ
ればインタラプトルーチンを終了し、図7の段階624
を行う。段階708で学習フラグL ONが“1”なら
マイコン51は前記(式5)を用いて外乱補正値i
L(K+1) * (n)を作る段階709を行う。すなわち、マ
イコン51はアドレス値に応ずる電流命令iV * につい
てローパスフィルタリング、利得KL の積算を行ってか
ら貯蔵部55から読み出した外乱補正値iLK(n) *
加算して新たな外乱補正値を求める。(式5)を用いる
段階709は(式6)を使用するように変更しうる。こ
の場合、電流命令の代わりに貯蔵部55から読み出した
外乱補正値がローパスフィルタリングされる。マイコン
51は新たな外乱補正値iL(K+1) * (n)を外乱補正値
LK(n)* の貯蔵された貯蔵部55内の貯蔵位置に貯
蔵させる。このような学習動作はモータ25の1回転に
許される貯蔵部55に貯蔵した全ての外乱補正値につい
て行われる。段階710において、マイコン51はモー
タの1回転、すなわち1周期のための学習が完了された
かを判断する。1周期の学習が完了されなければ、マイ
コン51は段階709を再び行う。反面、1周期学習が
完了されたら、マイコン51は段階711で学習フラグ
ONを“0”に初期化し、インタラプトルーチンを
終了し図7の段階624に復帰する。
【0049】一方、マイコン51は図8のインタラプト
ルーチンを行う間、学習フラグL ONが“0”かをチェ
ックする図7の段階624を行う。ここで、学習フラグ
ONが“0”ならモータ25の1周期の回転に当たる
学習がなされる。従って、マイコン51は学習フラグL
ONが“0”でなければインタラプトルーチンの遂行
が完了されるまで待機する。学習フラグL ONが
“0”ならマイコン51は段階630でモータ25の速
度が正常状態かをチェックする。定常状態なら、マイコ
ン51は段階651で学習回数Kが所望の反復回数に達
したかをチェックする。マイコン51は段階652にお
いて反復回数に達するまで学習回数Kを1ずつ増加さ
せ、段階653で学習フラグL ONを“1”に設定
し、その後段階621に戻る。
【0050】一方、段階651において、学習回数Kが
所望の反復回数に達すれば、マイコン51は図7のルー
チンを終了し、図6の段階670を行う。段階670に
おいて、マイコン51はモータの現在角速度ωと回転命
令に応ずる基準角速度ω* を用いて得られた電流命令i
V * が既に設定された臨界値Bより小さいかを判断す
る。電流命令iV * が既に設定された臨界値Bより小さ
いというのはモータ25に加えられた外乱が十分補償さ
れたことを示す。マイコン51は電流命令iV *が既に
設定された臨界値B以上なら、段階620に戻り学習動
作を再び行う。段階670において電流命令iV * が臨
界値Bより小さければ、マイコン51は外乱に対する十
分な補償がなされる場合だと判断し、その際の外乱補正
値iL * を貯蔵部55に貯蔵する(段階680)。その
後、貯蔵部55に貯蔵された外乱補正値iL * を用いて
モータ25に対する外乱除去が行われる。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による外乱の
ある回転モータの速度制御装置は、反復学習過程を通し
て外乱の影響を補正する補正値を決定して貯蔵し、この
貯蔵された補正値を用いて速度制御を行うことにより、
簡単でかつ効率よく速度制御を行える。そして、反復学
習により発生される高周波ノイズをローパスフィルタリ
ングを通して取り除くことにより、反復学習回数に問わ
ずモータについて安定した速度制御を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】外乱のある回転モータの従来の速度制御装置を
示した構成図である。
【図2】本発明の望ましい一実施例による外乱のある回
転モータの速度制御システムを示す構成図である。
【図3】本発明の他の実施例による外乱のある回転モー
タの速度制御システムを示す構成図である。
【図4】学習補償器を示す詳細図である。
【図5】図2ないし図3のシステムをハードウェアで具
現した装置を示した図である。
【図6】図5の装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図7】図6に係る詳細フローチャートである。
【図8】図6に係る詳細フローチャートである。
【符号の説明】
21 速度制御器 23 電流制御器 25 モータ 27,37 学習補償器 41,53 ローパスフィルタ(LPF) 43 利得器 45 加算器 47 遅延器 51 マイコン 55 貯蔵部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02P 5/00 H02P 5/00 W (72)発明者 河 仁 重 大韓民国ソウル特別市冠岳區新林洞山56 −1 (56)参考文献 特開 平4−193083(JP,A) 特開 平6−36404(JP,A)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルク命令に応ずる速度で回転し、モー
    タの現在角位置及び現在角速度を出力するモータと、入
    力する基準角速度と現在角速度との差を示す速度エラー
    を求める速度測定手段と、前記速度エラーを受信しモー
    タの回転速度を制御するための電流命令を出力する速度
    制御器を含む回転モータの速度制御装置において、 速度エラーと電流命令のうち反復学習過程に用いられる
    一つをローパスフィルタリングするローパスフィルタ
    (LPF)と、前記ローパスフィルタの出力に速度エラ
    ーが反復学習過程に使われれば0<K <K であり、
    電流命令が反復学習過程に使われれば0<K <1の範
    囲を有し、ここでK は速度制御器の比例利得値である
    既に設定された学習補償利得を積算して出力する利得器
    と、貯蔵している外乱補値のうちモータの現在角位置
    に応ずる外乱補正値を出力し、現在入力する外乱補正値
    をモータの現在角位置に応ずる貯蔵位置に貯蔵させる貯
    蔵部と、前記利得器の出力と前記貯蔵部から出力する外
    乱補(i (K) とを加算してモータの現在角
    位置に応ずる外乱補正値(i (K+1) を求めて
    前記貯蔵部に出力する加算器とを含む学習補償器と、 前記速度制御器から出力した電流命令の値と前記学習補
    償器から求めた外乱補正値とを加算することにより修正
    された電流命令を求める速度命令補償部と、 修正された電流命令を受信しトルク命令をモータに出力
    する電流制御器とを含み、 前記学習補償器は次式 L(K+1) (n・Δθ)=(i L(K) )(n・Δθ) +K ・LPF[i (n・Δθ)] に基づいて外乱補正値を求めることを特徴とする 回転モ
    ータの速度制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ローパスフィルタはモータのコッギ
    ングトルクによる外乱を抑制しうる遮断周波数を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転モータの速度制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記ローパスフィルタはIIRフィルタ
    であることを特徴とする請求項1に記載の回転モータの
    速度制御装置。
  4. 【請求項4】 前記加算器は反復学習過程を行う場合、
    前記利得器の出力と前記貯蔵部の出力を加算し、反復学
    習過程を行わない場合は前記加算動作を行わないことを
    特徴とする請求項1に記載の回転モータの速度制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記反復学習過程はモータが入力される
    基準角速度により定常状態に回転する時行われることを
    特徴とする請求項4に記載の回転モータの速度制御装
    置。
  6. 【請求項6】 トルク命令に応ずる速度で回転し、モー
    タの現在角位置及び現在角速度を出力するモータと、入
    力する基準角速度と現在角速度との差を示す速度エラー
    を求める速度測定手段と、前記速度エラーを受信しモー
    タの回転速度を制御するための電流命令を出力する速度
    制御器を含む回転モータの速度制御装置において、 速度エラーと電流命令のうち反復学習過程に使われる一
    つを受信し、受信されたデータに速度エラーが反復学習
    過程に使われれば0<K <K であり、電流命令が反
    復学習過程に使われれば0<K <1の範囲を有し、こ
    こでK は速度制御器の比例利得値である既に設定され
    た学習補償利得K を積算して出力する利得器と、貯蔵
    している外乱補正値のうちモータの現在角位置に応ずる
    外乱補正値を出力し、現在入力する外乱補正値をモータ
    の現在角位置に応ずる貯蔵位置に貯蔵させる貯蔵部と、
    前記利得器の出力と前記貯蔵部から出力する外乱補正値
    (i (K+1) )とを加算してモータの現在角位置
    に応ずる外乱補正値を求める加算器と、前記加算器によ
    り求められた外乱補正値をローパスフィルタリングする
    ローパスフィルタ(LPF)と、前記ローパスフィルタ
    の出力をモータの現在角位置に応ずる外乱補正値(i
    (K+1) )にして前記貯蔵部に出力する加算器とを
    含み、次式 L(K+1) (n・Δθ)=(i L(K) )(n・Δθ) +K ・LPF[i (n・Δθ)] に基づいて外乱補正値を求めることを含む学習補償器を
    備えることを特徴とする回転モータの速度制御装置。
  7. 【請求項7】 前記ローパスフィルタはモータのコッギ
    ングトルクによる外乱を抑えられる遮断周波数を有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の回転モー タの速度制
    御装置。
  8. 【請求項8】 前記ローパスフィルタはFIRフィルタ
    であることを特徴とする請求項6に記載の回転モータの
    速度制御装置。
  9. 【請求項9】 前記加算器は反復学習過程を行う場合、
    前記利得器の出力と前記貯蔵部の出力とを加算し、反復
    学習過程を行わない場合は貯蔵部の出力をそのまま前記
    ローパスフィルタに出力することを特徴とする請求項6
    に記載の回転モータの速度制御装置。
  10. 【請求項10】 前記反復学習過程はモータが入力され
    る基準角速度により定常状態に回転する時行われること
    を特徴とする請求項9に記載の回転モータの速度制御装
    置。
  11. 【請求項11】 トルク命令に応じる速度で回転し、モ
    ータの回転によるパルス信号及び周波数信号を発生する
    モータと、 モータの1回転に係る外乱補正値を貯蔵する貯蔵部と、 印加される電流命令によるトルク命令をモータに出力す
    る電流制御器と、 前記モータのパルス信号及び周波数信号、そして前記貯
    蔵部に貯蔵された外乱補正値を用いて前記モータの現在
    角位置に応ずる修正された電流命令を発生し、発生され
    た修正された電流命令を前記電流制御器に供給する制御
    手段とを含み、前記制御手段は、 (a) 前記モータからのパルス信号及び周波数信号を
    用いてモータの現在角位置及びそれに応ずる電流命令を
    求める段階と、 (b) 前記現在角位置に応ずる電流命令をローパスフ
    ィルタリングする段階(b1)と、前記ローパスフィル
    タリングされた電流命令に0より大きく1より小さい既
    に設定された学習補償利得を積算して出力する段階(b
    2)と、前記貯蔵部に貯蔵された外乱補正値のうちモー
    タの現在角位置に応ずる外乱補正値と前記段階(b2)
    で得られた信号とを加算してモータの現在角位置に応ず
    る新たな外乱補正値を求める段階(b3)とを含み、モ
    ータの1回転に係る全ての新たな外乱補正値が求められ
    るまで前記新たな外乱補正値を求める過程を繰り返す段
    階と、 (c) 前記求められた電流命令の値と前記発生された
    外乱補正値とを加算す ることにより前記電流制御器に印
    加される修正された電流命令を求める段階とを行うこと
    を特徴とする回転モータの速度制御装置。
  12. 【請求項12】 前記段階(b1)はモータのコッギン
    グトルクによる外乱を抑えられる遮断周波数を有するこ
    とを特徴とする請求項11に記載の回転モータの速度制
    御装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は前記モータのパルス信
    号及び周波数信号から得られた電流命令が既に設定され
    た値より少なければ、前記貯蔵部に貯蔵された外乱補正
    値のうち現在の角位置に応ずる外乱補正値を修正された
    電流命令を求めるのに使うことを特徴とする請求項11
    に記載の回転モータの速度制御装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段はモータが前記入力され
    る基準角速度により正常状態に回転する際前記反復学習
    過程を通して外乱補正値を求めることを特徴とする請求
    項11に記載の回転モータの速度制御装置。
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