JP3254366B2 - 業務用炊飯方法及び装置 - Google Patents

業務用炊飯方法及び装置

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好央 松本
英夫 丹羽
信英 柳川
定生 福島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務用炊飯方法及
び装置に係り、レストラン、寿司屋チェーン店等の多量
炊飯に利用される。
【0002】
【従来の技術】多量炊飯に利用される従来の業務用炊飯
装置は、計量・洗米・ざる上げ・水加減/排米・浸し・
炊飯・むらしの各工程をプログラム化して継続して炊飯
するものであり、例えば、特開平4−218115号公
報等で提案されており、厨房機器の省力化の一助となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の炊飯方法は、米
の種類、業種等が異なる場合においても、洗米タンク内
でのざる上げ工程による吸水および排米後における内釜
での浸し工程を必ず経由していた。しかし、米の種類、
業種によっては、ご飯の硬軟が要求されたとき、米の吸
水が一義的であると、ご飯の品質(主として硬軟)にバ
ラツキがあって希望通りのご飯を炊き上げることが困難
であった。
【0004】また、浸し工程は従来、専ら内釜で行って
いるため、内釜の利用率が低く、多量炊飯の障害となっ
ていた。そこで本発明は、米の種類、業種によってざる
上げ工程と浸し工程のいずれかを選択することにより適
正な吸水が確保でき、しかも、該吸水を洗米タンク内で
行うことにより、内釜の稼働率を向上できて多量炊飯が
可能な方法及び装置を提供することが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、計量米を洗米
タンク10内で洗ってから炊飯器22の釜24に水加減
して排米し、その後に炊飯する業務用炊飯方法におい
て、前述の目的を達成するために、次の技術的手段を講
じている。すなわち、本発明の炊飯方法は、米終了後
ざる上げ工程Aと浸し工程Bを洗米タンク10内にお
いて行うとき、米の種類、業種によって前記ざる上げ工
程Aと浸し工程Bのいずれかを選択して行い、その後
に、排米することを特徴とするものであり、また、本発
明装置は、洗米終了後にざる上げ工程Aと浸し工程Bを
洗米タンク10内において行うとき、米の種類、業種に
よって前記ざる上げ工程Aと浸し工程Bのいずれかを選
択する吸水選択手段40を備えていることを特徴とする
ものであり、このような構成を採用したことにより、米
の種類、業種(例えばレストランと寿司屋、中華店と日
本食店)によってざる上げ工程と浸し工程のいずれかを
選択して、米に対する適正な吸水ができて希望通りのご
飯を炊き上げることができる。
【0006】ここで、ざる上げ工程とは、洗米タンク1
0で洗米した後に水を一旦切って(排出して)、湿潤状
態にして吸水することをいい、浸し工程とは、洗米タン
ク10で洗米した後に、水を供給して米を水に浸した状
態で吸水することをいい、通常、硬いご飯にするときは
ざる上げ工程が有利であり、軟らかいご飯にするときは
浸し工程が有利である。
【0007】また、ざる上げ、浸しのいずれかを選択し
て水加減した状態の米を受け入れている内釜24は、洗
米タンク10の直下に配置した炊飯器22によって炊き
上げてもよく、別途設置している多段炊飯装置に内釜2
4を搬送して炊き上げてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態につき説明すると、図1および図2において、本
発明に係る業務用炊飯装置1は、貯米部2、洗米部3お
よび炊飯部4にて主構成され、本実施形態では上記の順
で上下方向(縦方向)に配置されている。
【0009】貯米部2は、漏斗形の貯米タンク5の下部
に、モータ6によって駆動(回転)される中空ドラム形
の計量体7を備え、計量米を洗米部3に投入可能とされ
ていて、更に、貯米部2の前面(正面)には、電源スイ
ッチ8と図3に示す制御部9が備えられている。洗米部
3は、縦向きとされた漏斗形の洗米タンク10と、該タ
ンク10の下部に形成された排米口11を開閉自在とす
る図示では円錐形の排米弁12と、洗米タンク10の縦
中心に配置されていて図外のモータで縦軸芯廻りに回転
される攪拌体13とを備えており、攪拌体13はその支
軸が筒軸とされていて、この筒軸に排米弁12を支持し
かつ上下動するための弁棒14が挿通されている。
【0010】洗米タンク10の下部には、円筒形の排水
ジャケット15が設けられ、該排水ジャケット15内に
は、図4で示しているように米粒は通過させない濾筒1
6が内挿されていて、排水ジャケット15の底に実質的
に排米口11が形成され、該排米口11は排米弁12と
シール材17を介して開閉自在である。更に、洗米タン
ク10の上部には、給水ノズル18が備えられており、
該ノズル18は流量計付の開閉弁19を介して圧力源
(水道)に接続されており、排水ジャケット15には排
水エルボ20が接続されている。
【0011】炊飯部4は、水平方向に出し入れ自在の架
台21上に電気又はガス等の炊飯器22を着脱自在に載
設してなり、該炊飯器22は外釜23とこの外釜23に
嵌脱自在な内釜24と、蓋25とからなっており、本実
施形態では、洗米タンク10の直下に炊飯器22を配置
した状態で米を受け入れて炊飯するようになっており、
炊飯後に架台21を介して水平方向に移動し得るように
なっている。
【0012】本実施形態では、蓋25には図2(B)で
示すように米受入口25Aが開口されており、該米受入
口25Aはモータ26にて起動するピニオン27にラッ
ク28を咬合させることでスライドガイド29により摺
動案内されるシャッタ30によって開閉自在とされてい
る。架台21を介して炊飯器22は蓋25をともなって
出入自在とさせてもよいが、本実施形態では、蓋25に
前記シャッタ30を具備させて該蓋25を昇降自在とし
ている。
【0013】蓋昇降手段31は開閉レバー32の上下操
作で左右一対のリンクアーム33を介して蓋25を昇降
自在としており、この昇降に当たって蓋25から突出し
た左右対の鉛直棒34をガイド板35に挿通することで
鉛直方向に摺動可能としている。制御部9は、操作パネ
ル36と、該パネル36の内部に収納されているマイコ
ン装置や強電制御装置等から構成されている。
【0014】図3に前記操作パネル36の詳細が示され
ている。操作パネル36の上部には「予約」、「即
時」、「スタート」、「選択」および「取消」の各押し
ボタン37,38,39,40,41が横一列に設けら
れている。その押しボタン列の横隣に時刻兼流量表示部
42が設けられている。前記押しボタン列の下方には、
各工程を表示するプロセスポジション表示部43が設け
られている。この表示部43は、図に記入の各処理中の
工程を緑色のランプの点灯または点滅で表示43Aする
ように構成されている。更にこの表示部43の隣には、
「水加減スタート」押しボタン44が配置されている。
この押しボタン44の上方に、ざる上げ待機および浸し
待機の時間表示部45が設けられ、該押しボタン44の
下方には、むらし時間表示部46が設けられている。
【0015】前記時刻兼流量表示部42の下方には、チ
ェックポジション表示部47が設けられている。この表
示部47は、図に記入の各工程におけるエラーやトラブ
ル等を赤色のランプの点灯または点滅で表示するもので
ある。前記プロセスポジション表示部43とチェックポ
ジション表示部47との間に、図形表示部48が設けら
れている。この図形表示部48には、本炊飯装置の全体
形状が描かれており、前記プロセスポジション及びチェ
ックポジションに対応した位置に、ランプ48Aが設け
られ、該ランプは、プロセスポジション表示部43が作
動しているときは、それに対応した位置のランプが緑色
点灯または点滅し、チェックポジション表示部47が作
動しているときは、それに対応した位置のランプが赤色
点灯または点滅するよう構成されている。
【0016】操作パネル36の下部には、「炊飯量」選
定ボタン49、炊き加減を調整するための「かたさ」選
定ボタン50、米の洗い方の程度を選択するための「洗
い方」選定ボタン51、及び、計量から炊き上げまでの
全工程を行う「炊飯自動」と、洗米まで行ってざる上げ
又は浸し待機させておく「炊飯準備」と、点火前の工程
まで行う「洗米」の各工程を選択する「モード」選定ボ
タン52が横一列に配置されている。
【0017】更に、前記選定ボタン列の下方に「タイマ
ーセット」ボタン53、「メンテ」ボタン54、「時刻
と予約セット」ボタン55、及び、「トータル炊飯量」
表示・クリアボタン56が横一列に配置されている。選
択ボタン(選択手段)40は、洗米終了後において、米
の種類、業種の種類によってざる上げ工程A浸し工程
Bのいずれかを選択するものであり、ざる上げ工程A
は、洗米終了後に洗米タンク10の水を切り、排米弁1
2を閉じ状態で湿潤状態にて待機することで米に吸水さ
せるものであり、一方、浸し工程Bは洗米後に排米弁1
2を閉じ状態で水を給水して水没した状態で米に吸水さ
せるものであり、いずれも洗米タンク10で行われ、こ
の工程A,Bのいずれかが終了すると、排米弁12を開
いて水加減しつつ内釜24に排米するのである。
【0018】図4を参照すると、既述のシャッタ30に
よる米受入口25Aの開閉に代替して弁体57による開
閉手段が開示されている。図4において、排米弁12の
下方における弁棒14に米受入口25Aに対して下方か
らコイルバネ58によって係合付勢されている弁体57
が取付けられており、この弁体57は排米弁12が閉じ
ているときは、米受入口25Aを密封して炊飯可能であ
り、排米弁12を降下して米受入口25Aを介して米を
内釜に投入したり水加減等するときは、排米弁12と一
緒に降下して図4の仮想線で示すようにされ、ここに、
排米弁12の動作を利用して米受入口25Aを開閉する
ものであることから、シャッタ30に比べてコストダウ
ンができる。
【0019】なお、この図4の形態のときでも蓋25は
弁体57があっても既述の蓋昇降手段31によって持ち
上げ可能であるし、降下可能である。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば米
の種類、業種が異なってもご飯の炊き上がりは希望通り
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、(A)は全体側面
図、(B)はフローチャートである。
【図2】本発明の実施形態を示し、(A)は全体正面
図、(B)はシャッタ部分の平面図である。
【図3】制御部の詳細図である。
【図4】シャッタ部分の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 炊飯装置 10 洗米タンク 22 炊飯器 24 内釜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳川 信英 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 福島 定生 大阪府東大阪市水走2丁目2番27号 大 和精工株式会社内 (72)発明者 田邊 修 大阪府東大阪市水走2丁目2番27号 大 和精工株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量米を洗米タンク(10)内で洗って
    から炊飯器(22)の釜(24)に水加減して排米し、
    その後に炊飯する業務用炊飯方法において、 米終了後にざる上げ工程(A)と浸し工程(B)を
    米タンク(10)内において行うとき、米の種類、業種
    によって前記ざる上げ工程(A)と浸し工程(B)のい
    ずれかを選択して行い、その後に、排米することを特徴
    とする業務用炊飯方法。
  2. 【請求項2】 計量米を洗米タンク(10)内で洗って
    から炊飯器(22)の釜(24)に水加減して排米し、
    その後に炊飯する業務用炊飯装置ににおいて、 洗米終了後にざる上げ工程(A)と浸し工程(B)を
    米タンク(10)内において行うとき、米の種類、業種
    によって前記ざる上げ工程(A)と浸し工程(B)のい
    ずれかを選択する吸水選択手段(40)を備えているこ
    とを特徴とする業務用炊飯装置。
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