JP3253197B2 - シート材供給装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート材供給装置及び画像形成装置Info
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Description
供給するためのシート材供給装置に係り、詳しくはシー
ト材としての転写紙を画像形成装置本体内に供給するの
に好適なシート材供給装置に関する。
されている。このシート材供給装置1は図示しない画像
形成装置(図9において紙面左側に配置される)にシー
ト材である転写紙2を供給する。図9に示す如く、シー
ト材供給装置1は図示しない積載台上に複数枚の転写紙
2が積み重ねられて収納されたシート材収納装置3から
最上層の転写紙2を1枚ずつ給送するピックアップロー
ラ5と、このピックアップローラ5によりシート材収納
装置3から給送された転写紙2を図示しない画像形成装
置本体内(図示矢印b方向)へ搬送するフィードローラ
6と、このフィードローラ6に対向配置されてシート材
収納装置3から給送された転写紙2が複数枚の場合には
フィードローラ6の回転方向と逆方向に回転して1枚の
転写紙2に分離するためのリタードローラ7と、画像形
成装置本体の手前に配置された搬送ローラ対9とを具備
している。
ーラ6及びリタードローラ7との間のシート材通過領域
10にはガイド11が配置され、フィードローラ6及び
リタードローラ7と搬送ローラ対9との間、及び搬送ロ
ーラ対9と画像形成装置本体との間にガイド12が配置
され、それぞれ転写紙2が案内搬送されるようになって
いる。
7は図10に示す駆動伝達装置13によって駆動され
る。図10に示す如く、駆動伝達装置13には、フィー
ドローラ6が軸支されるフィードローラ軸15と、リタ
ードローラ7を軸支するリタードローラ軸16及びこの
リタードローラ軸16に連結されたリタードローラ駆動
軸17とが略平行に設けられている。
在な支持部材に支持されてフィードローラ軸15に対し
て平行に接離可能となっている。
ーラ駆動軸17との間にはカップリング19及びトルク
リミッタ20が配置されている。更に、フィードローラ
軸15の端部には、図示しない画像形成装置本体のメイ
ン駆動手段から駆動入力ベルト21を介して伝達された
駆動力をフィードローラ軸15に伝達する電磁クラッチ
22が設けられている。また、フィードローラ軸15と
リタードローラ駆動軸17との間には、フィードローラ
軸9に伝達された回転駆動力をリタードローラ駆動軸1
7に伝達するリタード駆動ベルト23が巻き掛けられて
いる。
7が変位しても、駆動をリタードローラ駆動軸17から
リタードローラ軸16に伝達するためのものである。
ラ6及びリタードローラ7の駆動について説明する。
手段から与えられた回転駆動力は、駆動入力ベルト21
に伝達され、給紙タイミングに応じてON−OFF制御
される電磁クラッチ22のアマチュア部に設けられたプ
ーリ25に入力される。
体に回転するフィードローラ軸15とリタードローラ駆
動軸17及びリタードローラ軸16はリタード駆動ベル
ト23によって連結されているので、フィードローラ軸
15とリタードローラ軸16及びリタードローラ駆動軸
17は同方向に回転し、フィードローラ6とリタードロ
ーラ7は、給紙タイミングON時に同期して回転駆動さ
れる。
給紙方向(図9、図10及び図12に示す矢印b方向)
に1枚ずつ送られる際、リタードローラ7はフィードロ
ーラ6及び転写紙2との間の摩擦力によりトルクリミッ
タ20が空転して、リタードローラ駆動軸17の駆動回
転方向と逆方向に回転する。
は、リタードローラ7と転写紙2との間の摩擦力に対し
て、複数枚の転写紙2間の摩擦力が小さいことからトル
クリミッタ20は空転せずにリタードローラ7はリター
ドローラ駆動軸17の回転駆動方向と同方向に回転す
る。
のフィードローラ6側すなわち最上部の転写紙2とそれ
以外の転写紙2とを分離し、画像形成装置本体内への転
写紙2の重送を防止するようになっている。
ードローラ7まで複数枚の転写紙2が送られる現象を
「束搬送」、リタードローラ7で分離しきれずに画像形
成装置本体内へ複数枚の転写紙2が送られる現象を「重
送」と称する。
る転写紙2の給紙、分離条件を満足する理論式について
説明する。
摩擦係数 μBPP:フィードローラ6とリタードローラ7とのニッ
プ部の転写紙2間の摩擦係数 N:リタードローラ7の加圧力 T:トルクリミッタ20の空転トルク r:リタードローラ7の半径 W:ピックアップローラ5の加圧力 である。
件、(3)はリタードローラつれまわり条件をそれぞれ
満足する式である。なお、上式中で同一の転写紙を用い
れば各ローラ加圧部の摩擦係数はさほど大きくバラつく
ことはないためμAPP≒μBPP=μPPと置き換えると
(1)(2)はそれぞれ下記(4)(5)式となる。
加圧力Nとトルクリミッタ20の空転トルクTをパラメ
ータとしてグラフ化したものを図11に示す。
すなわち斜線部領域を拡大するためには、各ローラと転
写紙間の摩擦係数を大きくするかピックアップローラ5
の加圧力を小さくすることが必要となり、また、リター
ドローラ7の加圧力Nとトルクリミッタ20の空転トル
クTを共に大きくする方向(図中右上の方向)の条件下
に給紙条件を設定した方が給送領域は広くなることが理
解できる。
来のシート材供給装置1において以下の問題があった。
のものにおいても紙間の摩擦係数がばらついていたり、
またユーザによっては異なる種類の転写紙をばらばらに
シート材収納装置3の積載台上に積載する場合が多くあ
る。このような場合、シート材収納装置3内に積載され
た複数枚の転写紙2の中の転写紙2aとその直下の転写
紙2b(図11参照)間の摩擦係数がその周辺の転写紙
2間の摩擦係数に比べて著しく小さい場合は、図12に
示すような束搬送が発生する(図11では3枚の転写紙
2が束になっている)。
ィードローラ6とリタードローラ7のニップ部まで搬送
され、分離されながら画像形成装置本体内へ搬送され
る。
の設定を変化させてもどうしても分離できずに重送が発
生してしまうことがある。図13に転写紙束搬送時(図
は3枚束搬送)の模式図を示す。
という場合、もしくは転写紙NO.1とNO.2間の摩
擦係数μBPP1が転写紙NO.2とNO.3間の摩擦係数
μBPP2に対してμBPP1<μBPP2であれば束搬送された転
写紙はリタードローラ7によりNO.3、NO.2の順
番で分離されて重送は発生しない。
じた場合は転写紙NO.3がリタードローラ7によって
分離され、フィード、リタードローラ対6、7のニップ
部を抜けるまでの間に転写紙NO.2は、転写紙NO.
1に引きずられて、所定の距離だけ装置内に送り込まれ
てしまう。そして転写紙NO.3が分離されきってしま
う前に転写紙NO.2が搬送ローラ9に突入してしまう
と結果として重送となる。
外の中間にある転写紙の挙動はリタードローラ7の加圧
力、トルクリミッタ20の空転トルク及び各ローラと転
写紙間摩擦係数等の給紙条件を決定するべきパラメータ
をどのように変化させても束搬送された転写紙2間の摩
擦係数で決定されてしまうのである。
搬送であるが、近年のように転写紙の種類が多種化して
いる状況下においては5〜10枚程度の束搬送はめずら
しいことではなく、束搬送枚数が増えるということは分
離の状況をさらに厳しくしていることは言うまでもな
い。
ードローラ部における分離挙動は転写紙先端がフィー
ド、リタードローラ対6、7に突入分離を繰り返し、リ
タードローラ7が正転逆転を小きざみに行っているた
め、リタードローラ7の振動という問題が発生する。こ
こでリタードローラ7の振動は束搬送された転写紙2の
あばれを誘発すると共に、リタード加圧力が大きく変動
する一因にもなる。
力防止するべくピックアップローラ5の加圧力Wを小さ
くしたり、フィード、リタードローラ対6、7の上流域
の紙パス部にプレさばき手段としてじゃま板を用いたり
する方式を採用している。また給紙条件における分離性
能を少しでも向上させるべく、トルクリミッタ20の空
転トルクを大きくしてかつ、リタードローラ7の加圧力
を小さくする手段も実施されている。
る坪量150〜200g/m2程度の厚紙搬送時のピッ
クアップ不良の発生を考慮するとピックアップローラ5
の加圧力Wの軽減並びにじゃま板の紙パスへの侵入量U
Pはおのずと限界がある。
ラ7の摩耗を促進させやすい給紙条件であるためリター
ドローラ7の耐久性が著しく低下してしまう。
耐久性を要求される高速機になるほどその発生が顕著で
あり、ローラの耐久性が下がってしまうような給紙条件
の設定は製品の方向性に反する対策となってしまう。
現象はゴムローラを用いたリタード分離機構においては
これといった策がない困難な問題として残されている。
ので、分離性能の向上及び耐久性の向上が図れるリター
ド分離方式のシート材供給装置を提供することを目的と
する。
納支持するシート材収納手段と、前記シート材収納手段
からシート材を送り出すための送り出し手段と、前記送
り出し手段から送り出されたシート材を1枚ずつ分離搬
送するためのリタード分離機構と、を備えたシート材供
給装置において、前記リタード分離機構は、シート材を
給送する方向に回転する給送回転手段と、前記給送回転
手段に圧接し、シート材を前記シート材収納手段に戻す
方向に回転する分離回転手段と、を備え、前記給送回転
手段をゴムローラとし、前記分離回転手段を、前記ゴム
ローラよりも硬度が小さいスポンジ母材を内側に配置し
て外周側に前記スポンジ母材と同系材料のコーティング
層を設けた構成のスポンジローラとして、前記ゴムロー
ラと前記スポンジローラとの圧接部のニップ形状を前記
スポンジローラ側が凹形状となるようにしたことを特徴
とする。
ジ母材の硬度がゴムローラの硬度よりも小さいため、ロ
ーラが圧接したときのニップ形状がスポンジローラ側に
凹形状となり、このニップ部分に送り出し手段によりシ
ート材が複数束状で送り込まれると、凹形状によってシ
ートの先端はかわら状にずらされ、送り込まれたシート
材の先端側がスポンジローラの外周に直接接触可能とな
る。したがって、厚さや摩擦係数の異なる種々のシート
材をスポンジローラにより確実に分離することができ
る。さらに、スポンジ母材が振動を吸収する。
ドローラ51である。スポンジはアスカー硬度(C)7
°程度のポリウレタンフォームである。図示のように、
フィードローラ6とスポンジリタードローラ51のニッ
プ形状はフィードローラ6がスポンジリタートローラ5
1にくい込んだ凹形状を形成している。
面は母材と同材質のウレタン液を均一にスプレーコーテ
ィングされたコーティング部52が設けられている。こ
のコーティング52を設けているのは、スポンジ表面の
ムシレ、削れ等を防いでローラの耐久性を向上させるた
めである。
7の駆動伝達に関する構成は従来構成と同一であるので
説明は省略する。
ついて述べる。
ードローラ6とスポンジリタードローラ51のニップ部
に束搬送された転写紙2がて突入した状況を示したもの
である。図示のように従来のゴムリタードローラ方式に
対してニップ形状がスポンジリタードローラ51方向に
凹形状を形成することで、束搬送された転写紙2の先端
がカワラ状にずれて、束搬送された中の最下部の転写紙
以外の転写紙もスポンジリタードローラ51と直接接触
可能になっていることから最上部の転写紙以外は全てス
ポンジリタードローラ51によって分離可能となり、従
来技術で述べた最上部と最下部以外の転写紙重送は未然
に防ぐことが可能となる。
ラ方式は本実施例のような凹状の大きなニップは形成で
きないことから、束搬送された転写紙2がニップにグリ
ップされたり、飛ばされたりの繰り返しで非常にあばれ
やすかったが、本実施例においては前述のようなカワラ
状にずらされた形の束搬送転写紙が分離動作中に確実に
ニップ部でグリップされ続けるため、転写紙2がシート
材収納装置後方(給紙上流側)に飛ばされることもな
く、安定した分離が可能となる。
のゴムローラ(アスカー硬度(A)20〜30°)に比
べて非常に小さいため、分離動作中のスポンジリタード
ローラ51の振動を母材自身が吸収し、スポンジリター
ドローラ加圧力の変動はほとんどないと言える。
際の給送領域の変動について述べる。
学的つり合い説明図である。なお、説明のためにピック
アップローラは省略する。図中hはスポンジリタードロ
ーラ51の半径方向のつぶれ量、fはニップ部の応力、
θはニップ部のまきつき角度、rtはトルク作動半径、
Rはフィードローラ半径である。
ムリタードローラに対して半径方向のつぶれ量が大きい
ためもともとの半径rがr−hに小さくなった仮想リタ
ードローラと置きかえて分離条件式を考慮すると以下の
式になる。
ーラ6と凹状のニップ部全域で当接しているため、ニッ
プ部を円周方向に細分化した場合、個々の当接面に実際
にかかっている応力並びに個々の当接面におけるリター
ドローラ中心からの半径であるトルク作動半径が変動す
る。
たトルク作動半径、及びニップ部の応力変動は図4、図
5に示すグラフのようになる。
真の分離条件式は、ニップ部を円周方向に細分化した個
々の当接面にかかる円周方向摩擦力μPPfと個々の当接
面におけるトルク作動半径rtの積である作動トルクμ
PPfrtの総和μPPΣfrtがトルクリミッタ空転トル
クT未満であり、式は μPPΣfrt<T…(9) となる。
ルク T2:半径(r−h)の仮想リタードローラにおけるつ
り合いトルク T3:スポンジリタードローラ51におけるつり合いト
ルク とすると図4、図5から明らかなように T1>T2>T3…(13) となる。言い換えるとゴムリタードローラ方式に対して
スポンジリタードローラ方式は同一のリタードローラ加
圧力の条件下において分離条件を満足するトルクリミッ
タ20の空転トルクを小さくできるのである。
式における給送領域をリタードローラの加圧力Nとトル
クリミッタ20の空転トルクTをパラメータとしてグラ
フ化したものを図6に示す。
ローラ6半径R=16mm、スポンジリタードローラ5
1半径r=16.5mm、フィード、リタードローラ内
径φ20mm、スポンジ硬度アスカー(C)7°のロー
ラを用いてスポンジリタードローラ51の半径方向つぶ
れ量hを2.5mm、3.3mm、4mmの条件下にお
けるつり合いトルクT1、T2、T3の結果を表1に示
す。
分離条件を満足するトルクリミッタ20の空転トルクを
小さくできるため、給紙時に転写紙2が受ける分離動作
によるストレスが軽減可能となり、斜行等の給紙不良が
低減できるばかりか、スポンジリタードローラ51への
ダメージも少なくなり耐久性が大幅に向上する。
さくなることで、駆動トルクも減少するため、駆動モー
タ、クラッチ等の許容トルクも小さくすることが可能で
駆動手段の大幅なコストダウンも実現できる。
備えた画像形成装置(複写機)の一例を示すものであ
る。
光源207、レンズ系208、給紙部209、画像形成
部202等を備えている。給紙部209は、転写紙を収
容して装置本体200に着脱自在なカセット210、2
11及びペディスタル212に配置されたペーパーデッ
キ213を有し、このカセット210、211及びペー
パーデッキ213からの転写紙の供給に本発明が適用さ
れている。画像形成部202には、円筒状の感光体21
4、トナーを内蔵した現像器215、転写用帯電器21
6、分離帯電器217、クリーナ218、一次帯電器2
19等がそれぞれ配設されている。画像形成部の下流側
には、搬送装置220、定着装置204、排出ローラ2
05等が配設されている。
ない制御装置から給紙信号が出力されると、カセット2
10、211またはペーパーデッキ213から転写紙2
が供給される。一方、光源207から原稿載置台206
に載置されている原稿Dに当てられて反射した光は、レ
ンズ系208を介して感光体214に照射される。感光
体214は、あらかじめ一次帯電器219により帯電さ
れており、光が照射されることにより静電潜像が形成さ
れ、次いで現像器215によりトナー像が形成される。
ジストローラ201で斜行が補正され、さらにタイミン
グが合わされて画像形成部202へ送られる。画像形成
部202では、転写用帯電器216によって送られてき
た転写紙2に感光体214のトナー像が転写され、転写
された転写紙2は分離帯電器217によって転写用帯電
器216と逆極性に帯電されて感光体214から分離さ
れる。
220により定着装置204に搬送されて、定着装置2
04により転写紙2に未定着転写画像が永久定着され
る。画像が定着された転写紙2は排出ローラ205によ
り装置本体200から排出される。
れた転写紙2は画像が形成されて排出される。
リタード分離機構における給送回転手段をゴムローラと
し、分離回転手段をスポンジ母材の外周に同質のコーテ
ィング層を設けたスポンジローラとし、スポンジローラ
のスポンジ母材の硬度をゴムローラの硬度よりも小さく
して、ニップ部がスポンジローラ側に凹形状となるよう
にしたため、厚さや摩擦係数の異なる種々のシート材で
あってもスポンジローラにより確実に分離給送すること
ができシート材の給送安定性の向上が図れ、さらに、給
送回転手段及び分離回転手段の耐久性を向上させること
ができる。また、スポンジ母材が分離動作中の振動を吸
収するため、スポンジローラのゴムローラへの加圧力の
変動を抑えることができ、シート材のあばれを防止し
て、さらに安定したシート材の分離給送が行える。
面図。
トルク作動半径の関係を示す図。
ニップ部応力の関係を示す図。
トルクと加圧力との関係を示す図。
例を示す断面図。
斜視図。
タの空転トルクと加圧力との関係を示す図。
搬送状態を示す側面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 シート材を収納支持するシート材収納手
段と、 前記シート材収納手段からシート材を送り出すための送
り出し手段と、 前記送り出し手段から送り出されたシート材を1枚ずつ
分離搬送するためのリタード分離機構と、を備えたシー
ト材供給装置において、 前記リタード分離機構は、シート材を給送する方向に回
転する給送回転手段と、前記給送回転手段に圧接し、シ
ート材を前記シート材収納手段に戻す方向に回転する分
離回転手段と、を備え、 前記給送回転手段をゴムローラとし、 前記分離回転手段を、前記ゴムローラよりも硬度が小さ
いスポンジ母材を内側に配置して外周側に前記スポンジ
母材と同系材料のコーティング層を設けた構成のスポン
ジローラとして、 前記ゴムローラと前記スポンジローラとの圧接部のニッ
プ形状を前記スポンジローラ側が凹形状となるようにし
たことを特徴とするシート材供給装置。 - 【請求項2】 前記スポンジローラは、母材をウレタン
フォームで形成し、母材の外周面にウレタン液をスプレ
ーコーティングすることによりコーティング層を形成し
たことを特徴とする請求項1に記載のシート材供給装
置。 - 【請求項3】 前記請求項1又は請求項2に記載のシー
ト材供給装置と、該シート材供給装置から送り出された
シート材に画像を形成する画像形成手段と、を備えたこ
とを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27059693A JP3253197B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | シート材供給装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27059693A JP3253197B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | シート材供給装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07117880A JPH07117880A (ja) | 1995-05-09 |
JP3253197B2 true JP3253197B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=17488309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27059693A Expired - Lifetime JP3253197B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | シート材供給装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3253197B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
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JP3814554B2 (ja) | 2002-04-10 | 2006-08-30 | キヤノン株式会社 | 給紙装置 |
JP3986473B2 (ja) | 2003-07-01 | 2007-10-03 | シャープ株式会社 | シート材給送装置、画像読取装置及び画像形成装置 |
JP5213579B2 (ja) * | 2008-08-08 | 2013-06-19 | キヤノン株式会社 | シート給送装置及び画像形成装置 |
-
1993
- 1993-10-28 JP JP27059693A patent/JP3253197B2/ja not_active Expired - Lifetime
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