JP3251793B2 - 表皮材の端末巻込み方法及び巻込み装置 - Google Patents

表皮材の端末巻込み方法及び巻込み装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車などの内装部品に
おける表皮材の端末巻込み方法及び巻込み装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の表皮材の端末巻込み方法及
び巻込み装置について説明する。図8は自動車用ドアト
リムの斜視図であり、図9は従来の表皮材の端末巻込み
装置の概略構成を示す正面図である。
【0003】自動車用の内装部品であるドアトリム11
には、例えばフィラー入りのPP(ポリプロピレン)複
合材の芯材12の表面に、例えばポリプロピレンフォー
ム付きPVC(塩化ビニール)の表皮材13を貼着した
積層構造のものがあり、表皮材13の周縁端末部14は
芯材12の裏面周縁に沿って巻込み溶着されて端末処理
が行われている。
【0004】この端末処理の方法としては図9に示すよ
うな端末巻込み装置1において、先ずプレスモールド工
法によって所要形状に成形された芯材12の表面に表皮
材13を貼着したドアトリム11を受け台2上にセット
し、ワーク押さえ3を下降させることによりドアトリム
11を固定する。
【0005】次いで図示しないラムに装着されている熱
風機4が下降して熱風が表皮材13の端末部14に吹き
付けられて加熱され、端末部14の裏面が溶融状態にな
る。さらに熱風機4が上昇した後、図10(a)、
(b)に示すようにクランプ5が移動して端末部14を
折り曲げて芯材12の裏面側に押圧し、一定時間(約1
5秒間)保持して自然冷却される。最後にクランプ5が
後退するとともにワーク押さえ3が上昇してドアトリム
11が取り出される。
【0006】また図11(a)に示すように、受け台2
の外周に沿って前後進及び上下動可能なスライドバー6
が配設され、受け台2の外周に沿って内部に断熱材を介
して棒ヒータ7を保持する電熱ボックス8が設置されて
いる端末巻込み装置10などもある。
【0007】この装置11ではドアトリム11を受け台
2上にセットするとともに、スライドバー6上面に表皮
材13の端末部14を延ばした状態でセットする。次い
で押圧パッド9が下降してドアトリム11を保持すると
ともに、電熱ボックス8が下降して端末部14の裏面側
を押圧しつつ加熱溶融する。その後図11(b)に示す
ように、受け台2が下降した後にスライドバー6が前進
して表皮材13の端末部14を芯材12の裏面側に折曲
げるとともに、スライドバー6が下降して端末部14を
芯材12の裏面側に押圧して溶着する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、熱風機や電熱ボックスなどの加熱装置が
上下動するようになっているので構造が複雑であり、ま
た溶着後の端末部の冷却が自然冷却であるため時間がか
かるなどの問題点を有していた。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、その一の目的とするところは、構造が簡単で冷却時
間が短い表皮材の端末巻込み方法を提供することにあ
る。
【0010】また、本発明の他の目的とするところは、
構造が簡単で冷却時間が短い表皮材の端末巻込み装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記一の目的を達成する
ために本発明の表皮材の端末巻込み方法は、芯材の表面
側に一体貼着された表皮材の周縁端末部を芯材の裏面側
に巻込み接着する表皮材の端末巻込み方法において、芯
材の外周縁に表皮材の端末部を延在させた状態で下型上
にセットする工程と、上型を下降させるとともに、上型
外周縁に設けた折曲げ部によって表皮材の端末部を折曲
げる工程と、前記下型に該下型の外周面に開口するよう
に固定的に形成されたノズルから噴出された熱風により
表皮材の端末部を加熱溶融させる工程と、下型の外周に
配設されたブロックの前進によって表皮材の端末部を芯
材の裏面側に巻込み溶着する工程と、ノズルから噴出さ
れた冷風により表皮材の端末部を冷却する工程とからな
ることを特徴としている。
【0012】また好ましくは本発明の表皮材の端末巻込
み方法は、前記加熱装置による加熱溶融は前記ノズルか
ら熱風を10乃至15秒間噴出させて、表皮材の端末部
を表面温度120乃至200℃に加熱溶融させることを
特徴としている。
【0013】また好ましくは本発明の表皮材の端末巻込
み方法は、前記ノズルから冷風を5乃至10秒間噴出さ
せて表皮材の端末部を冷却することを特徴としている。
【0014】さらに好ましくは本発明の表皮材の端末巻
込み方法は、前記表皮材の端末部を芯材の裏面側に巻込
み溶着した後に、上型を下降させて上型とブロックとで
表皮材の端末部を押圧することを特徴としている。
【0015】さらに好ましくは本発明の表皮材の端末巻
込み方法は、前記ノズルに連絡するように前記下型に形
成された風の逃がし穴より熱風又は冷風を逃がすように
したことを特徴とする。
【0016】上記の他の目的を達成するための本発明の
表皮材の端末巻込み装置は、芯材の外周縁に表皮材の端
末部を延在した状態でセットする下型と、芯材と表皮材
とを押圧するとともに表皮材の端末部を折曲げる上型
と、表皮材の端末部を芯材の裏面側に巻込み溶着させる
前後進可能なブロックと、表皮材の端末部を加熱溶融さ
せる加熱装置と、表皮材の端末部側に開口して風を噴出
させるように前記下型に固定的に設けられ、前記下型の
外周面に開口するノズルと、ノズルに連結する冷風発生
装置とを備えた構成を有している。
【0017】また好ましくは本発明の表皮材の端末巻込
み装置は、前記加熱装置が切替バルブを介して前記ノズ
ルに連結する熱風発生装置である構成を有している。
【0018】また好ましくは本発明の表皮材の端末巻込
み装置は、前記ノズルに連絡するように前記下型に形成
した風の逃がし穴を有した構成とした。
【0019】また好ましくは本発明の表皮材の端末巻込
み装置は、前記上型外周に表皮材の端末部を折曲げる折
曲げ板を設けた構成を有している。
【0020】さらに好ましくは本発明の表皮材の端末巻
込み装置は、前記ブロックの上縁に平滑なR部を形成し
た構成を有している。
【0021】
【作用】この方法によって、加熱装置によって表皮材の
端末部を加熱し、ノズルから冷風を噴出させて表皮材の
端末部を冷却し、下型の外周に配設されたブロックの前
進によって表皮材の端末部を芯材の裏面側に巻込み溶着
するので、簡単な構造で効率よく表皮材端末部の巻込み
溶着が可能になる。
【0022】この構成によって、ブロックの前後進によ
って表皮材の端末部を芯材の裏面側に容易に巻込み溶着
させることができ、またノズルが表皮材の端末部側に開
口しているので、構造が簡単で冷却の効率が向上し、ま
た、表皮材の端末部が強制冷却されるので冷却時間が短
縮される。
【0023】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。尚、従来例で示した部品と同じ部品
には同符号を付してある。
【0024】図1は本発明の一実施例を適用したドアト
リムの斜視図、図2は本発明に係る表皮材の端末巻込み
装置の平面図、図3は同巻込み装置の概略の構成を示す
側面図である。図において11はドアトリム、12は芯
材、13は表皮材である。
【0025】自動車用の内装部品であるドアトリム11
は、所要形状に成形された芯材12の表面に表皮材13
を一体貼着して大略構成されている。芯材12は本実施
例ではフィラー入りのPP(ポリプロピレン)複合材樹
脂が使用されており、表皮材13はPVC(塩化ビニー
ル)樹脂シートにポリプロピレンフォームが積層されて
いて、表皮材13の周縁端末部14は芯材12の裏面周
縁に沿って巻込み接着されて端末処理が行われている。
【0026】表皮材13の端末巻込み装置20は、ドア
トリム11をセットする下型21と、ドアトリム11を
押圧する上型30と、図2に示すように、下型21の外
周に沿って複数個に分割されて配設されるブロック33
などで構成されている。
【0027】下型21はベース板22に固定されてお
り、下型21の大きさは表皮材13の端末部14が下型
21の外周に延在して芯材12の裏面側に巻込み溶着可
能な寸法に設定されている。また下型21には熱風や冷
風を噴出するノズル23が設けられており、このノズル
23は下型21にドアトリム11をセットしたときに表
皮材13の端末部14付近に風が噴出するように下型2
1の外周部に固定的に開口形成している。またノズル2
3は切換えバルブ24を介して熱風・冷風発生装置25
に接続しており、ノズル23出口は後述する風の通路2
6を経て風の逃がし穴27に連絡している。
【0028】上型30は上下動可能なラム31に支持さ
れており、上型30の大きさは表皮材13の端末部14
が外周にはみ出すような寸法に設定されている。また上
型30にはドアトリム11を押圧した時に表皮材13の
端末部14をベース板22に垂直になるように折曲げる
折曲げ板32が取付けられている。
【0029】ブロック33は複数個に分割されて下型2
1の外周に沿って配設され、補強板36を介してシリン
ダー37によって前後進可能に支持されている。またブ
ロック33の上縁には平滑なR部34が形成されてお
り、ブロック33の上面は下型21にドアトリム11を
セットして前進したときに、表皮材13の端末部14を
芯材12の裏面側に巻込む高さに設定されている。また
ブロック33が前進したときに、ブロック33の前面3
3aと下型21との間に風の通路26が形成されるよう
に位置決めされている。
【0030】次に本装置20を使用して表皮材13の端
末部14の巻込み方法について図によって説明する。
【0031】図3及び図4において、プレスモールド工
法によって所要形状に成形された芯材12の表面に表皮
材13を貼着したドアトリム11を下型21上にセット
し、上型30を下降させることによりドアトリム11は
上下型21、30間に固定されるとともに、上型30の
外周にはみ出している表皮材13の端末部14が折曲げ
板32によってベース板22に垂直になるように折曲げ
られる。
【0032】次に図5及び図6に示すように、下型21
のノズル23から熱風を10乃至15秒間噴出させて表
皮材13の端末部14を表面温度120乃至200℃に
加熱溶融し、ブロック33を前進させてブロック33上
面によって端末部14を芯材12の裏面側に巻込む。さ
らに上型30を下降させることにより端末部14を上型
30とブロック33とで挟み付けて表皮材13と芯材1
2との溶着を確実にする。
【0033】その後、下型21のノズル23から冷風を
5乃至10秒間噴出させて表皮材13の端末部14を冷
却して芯材12と接着させる。この時、ブロック33の
平滑なR部34によって冷風が端末部14に行き渡って
効率よく冷却し、さらにブロック33の前面33aと下
型21との間に形成された風の通路26を通って逃がし
穴27から外部に放出される。
【0034】以上のように本実施例によれば、下型21
には熱風や冷風を噴出するノズル23が設けられてお
り、ノズル23は切換えバルブ24を介して熱風・冷風
発生装置25に接続し、ノズル23出口は風の通路26
を経て風の逃がし穴27に通じているので、簡単な構造
で短時間で表皮材13の端末部14を効率よく加熱、冷
却することができる。
【0035】またブロック33の上縁には平滑なR部3
4が形成されており、さらにブロック33が前進したと
きに、ブロック33の前面33aと下型21との間に風
の通路26が形成されるように位置決めされているの
で、冷風が端末部14に行き渡って効率よく冷却し、さ
らに風の通路26を通って確実に逃がし穴27から外部
に放出される。。
【0036】さらに上型30にはドアトリム11を押圧
した時に表皮材13の端末部14を折曲げる折曲げ板3
2が取付けられているので、上型30を下降させること
により表皮材13の端末部14が折曲げ板32によって
ベース板22に垂直になるように折曲げられる。
【0037】またブロック33を前進させてブロック3
3上面によって端末部14を芯材123の裏面側に巻込
んだ後に、さらに上型30を下降させることにより端末
部14を上型30とブロック33とで挟み付けて表皮材
13と芯材12との溶着を確実にすることができる。
【0038】また図7に示すように、ブロック33のス
ライド面35の前端部付近に上下動可能な棒ヒータ38
を設けて、下型21のノズル23出口付近まで上昇させ
表皮材13の端末部14を加熱溶融させるようにしても
よい。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明は、芯材の表面側に
一体貼着された表皮材の周縁端末部を芯材の裏面側に巻
込み接着する表皮材の端末巻込み方法において、芯材の
外周縁に表皮材の端末部を延在させた状態で下型上にセ
ットする工程と、上型を下降させるとともに、上型外周
縁に設けた折曲げ部によって表皮材の端末部を折曲げる
工程と、前記下型に該下型の外周面に開口するように固
定的に形成されたノズルから噴出された熱風により表皮
材の端末部を加熱溶融させる工程と、下型の外周に配設
されたブロックの前進によって表皮材の端末部を芯材の
裏面側に巻込み溶着する工程と、ノズルから噴出された
冷風により表皮材の端末部を冷却する工程とからなるこ
とにより、ノズルから熱風を噴出させて表皮材の端末部
を加熱溶融させ、且つノズルから冷風を噴出させて表皮
材の端末部を冷却し、下型の外周に配設されたブロック
の前進によって表皮材の端末部を芯材の裏面側巻込み溶
着するので、簡単な構造で効率よく表皮材の周縁端末部
の巻込み溶着が可能になる。
【0040】また本発明は、芯材の外周縁に表皮材の端
末部を延在した状態でセットする下型と、芯材と表皮材
とを押圧するとともに表皮材の端末部を折曲げる上型
と、表皮材の端末部を芯材の裏面側に巻込み溶着させる
前後進可能なブロックと、表皮材の端末部を加熱溶融さ
せる加熱装置と、表皮材の端末部側に開口して風を噴出
させるノズルと、前記ノズルに連結する冷風発生装置と
を備えることにより、ブロックの前後進によって表皮材
の端末部を芯材の裏面側に容易に巻込み溶着させること
ができ、またノズルが表皮材の端末部側に開口している
ので、構造が簡単で冷却の効率が向上し、また、表皮材
の端末部が強制冷却されるので冷却時間が短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用したドアトリムの斜視
図である。
【図2】本発明の一実施例における表皮材の端末巻込み
装置の平面図である。
【図3】同巻込み装置の部分正面図である。
【図4】同巻込み装置の要部正面図である。
【図5】同表皮材の端末巻込み方法の工程説明図であ
る。
【図6】同表皮材の端末巻込み方法の要部工程説明図で
ある。
【図7】本発明の他の表皮材の端末巻込み装置の要部正
面図である。
【図8】自動車用ドアトリムの斜視図である。
【図9】従来の表皮材の端末巻込み装置の部分正面図で
ある。
【図10】(a)同表皮材の端末巻込み方法の巻込み前
の工程説明図である。 (b)同表皮材の端末巻込み方法の巻込み後の工程説明
図である。
【図11】(a)従来の他の表皮材の端末巻込み方法の
巻込み前の工程説明図である。 (b)従来の他の表皮材の端末巻込み方法の巻込み後の
工程説明図である。
【符号の説明】
11 ドアトリム 12 芯材 13 表皮材 14 端末部 20 端末巻込み装置 21 下型 23 ノズル 24 切換えバルブ 25 熱風・冷風発生装置 27 逃がし穴 30 上型 32 折り曲げ板 33 ブロック 34 R部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 65/00 - 65/78 B29C 51/02 - 51/14 B29C 53/02 - 53/36 B60R 13/02 B60J 5/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材の表面側に一体貼着された表皮材の
    周縁端末部を前記芯材の裏面側に巻込み接着する前記
    皮材の端末巻込み方法において、前記芯材の外周縁に
    表皮材の周縁端末部を延在させた状態で下型上にセッ
    トする工程と、上型を下降させるとともに、上型外周縁
    に設けた折曲げ部によって前記表皮材の周縁端末部を折
    曲げる工程と、前記下型に該下型の外周面に開口するよ
    うに固定的に形成されたノズルから噴出された熱風によ
    り前記表皮材の周縁端末部を加熱溶融させる工程と、
    下型の外周に配設されたブロックの前進によって前記
    表皮材の周縁端末部を芯材の裏面側に巻込み溶着する工
    程と、前記ノズルから噴出された冷風により前記表皮材
    周縁端末部を冷却する工程とからなることを特徴とす
    る表皮材の端末巻込み方法。
  2. 【請求項2】 前記加熱溶融は前記ノズルから熱風を1
    0乃至15秒間噴出させて、前記表皮材の周縁端末部を
    表面温度120乃至200℃に加熱溶融させる請求項1
    記載の表皮材の端末巻込み方法。
  3. 【請求項3】 前記ノズルから冷風を5乃至10秒間噴
    出させて前記表皮材の周縁端末部を冷却する請求項1記
    載の表皮材の巻込み方法。
  4. 【請求項4】 前記表皮材の周縁端末部を前記芯材の裏
    面側に巻込み溶着した後に、前記上型を下降させて
    型と前記ブロックとで前記表皮材の周縁端末部を押圧す
    る請求項1記載の表皮材の端末巻込み方法。
  5. 【請求項5】 前記ノズルに連絡するように前記下型に
    形成された風の逃がし穴より熱風又は冷風を逃がすよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の表皮材の端末巻
    込み方法。
  6. 【請求項6】 芯材の外周縁に表皮材の周縁端末部を延
    在した状態でセットする下型と、前記芯材と前記表皮材
    とを押圧するとともに前記表皮材の周縁端末部を折曲げ
    る上型と、前記表皮材の周縁端末部を前記芯材の裏面側
    に巻込み溶着させる前後進可能なブロックと、前記表皮
    材の周縁端末部を加熱溶融させる加熱装置と、前記表皮
    材の周縁端末部側に開口して風を噴出させるように前記
    下型に固定的に設けられ、前記下型の外周面に開口する
    ノズルと、ノズルに連結する冷風発生装置とを備えた
    ことを特徴とする表皮材の端末巻込み装置。
  7. 【請求項7】 前記加熱装置は切替バルブを介して前記
    ノズルに連結する熱風発生装置である請求項6記載の表
    皮材の端末巻込み装置。
  8. 【請求項8】 前記ノズルに連絡するように前記下型に
    形成した風の逃がし穴を有する請求項6記載の表皮材の
    端末巻込み装置。
  9. 【請求項9】 前記上型外周に表皮材の端末部を折曲げ
    る折曲げ板を設けた請求項6記載の表皮材の端末巻込み
    装置。
  10. 【請求項10】 前記ブロックの上縁に平滑なR部を形
    成した請求項6記載の表皮材の端末巻込み装置。
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