JP3251754B2 - 床振動補正付き計量装置 - Google Patents

床振動補正付き計量装置

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JP3251754B2
JP3251754B2 JP35270093A JP35270093A JP3251754B2 JP 3251754 B2 JP3251754 B2 JP 3251754B2 JP 35270093 A JP35270093 A JP 35270093A JP 35270093 A JP35270093 A JP 35270093A JP 3251754 B2 JP3251754 B2 JP 3251754B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、計量セルを設置した
床の振動成分による計量誤差を除去する補正手段を備
え、かつ、この補正手段を必要に応じてON・OFFす
るようにした床振動補正付き計量装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、床振動成分は被計量物を計量装
置に載せたときに生じる振動よりも周波数が低いから、
計量セルから出力される計量信号から上記床振動成分を
フィルタで除去しようとすると、フィルタのカットオフ
周波数を低く設定する必要があり、そのために、フィル
タリング時間が長くなって、計量速度の低下の一因にな
る。そこで、床振動成分を別途補正により除去するよう
にして、フィルタのカットオフ周波数を高く設定するこ
とを可能にし、計量速度の高速化の実現を図るようにし
たものが従来から提案されている。
【0003】その一つに、本出願人が先に出願し、公開
されている特開平3−233327号公報に開示された
技術がある。この技術は、被計量物を計量して、その重
量に対応した計量信号を出力する計量セルの他に、該計
量セルと同一の床に振動検出セルを設置し、この振動検
出セルから出力される振動検出信号の振動成分を使用し
て、演算(減算)により、上記計量信号中の床振動成分
を除去する補正を行なうものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな構成の従来の床振動補正付き計量装置では、床の振
動成分の振幅の大きさに関係なく、常に振動検出信号の
振動成分を使用して、所定の補正動作を行なわせるもの
であるから、床振動がない場合や振幅が小さくて計量セ
ルに与える影響が少ないような場合、計量セルと振動検
出セルの感度差による誤差や出力をディジタル化すると
きの量子化誤差、さらには演算中の丸め誤差等のよう
に、振動検出信号の出力が小さければ小さいほど無視で
きなくなる誤差の存在によって、却って計量誤差が大き
くなってしまうことがあった。
【0005】この発明は上述のような実情に鑑みてなさ
れたもので、床の振動成分の振幅の大きさにかかわら
ず、最も計量誤差の少ない高精度な計量結果を得ること
ができる床振動補正付き計量装置を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の請求項1の床振動補正付き計量装置は、
被計量物を計量して、その重量に対応した計量信号を出
力する計量セルと、この計量セルと同一の床に設置され
た振動検出セルと、上記振動検出セルから出力される振
動検出信号の振動成分に基づいて上記計量信号を補正す
る事により、床の振動成分を除去した振動補正済信号を
生成する補正処理回路と、上記床の振動成分を検知して
その振幅が基準値以下であるとき、上記補正処理回路の
作動を停止させる補正制御手段とを備えている。
【0007】また、請求項2の床振動補正付き計量装置
は、請求項1の構成に加えて、上記補正停止手段が、上
記計量セルの出力側に上記補正処理回路と並列に接続さ
れて、上記計量セルからの計量信号が入力されるフィル
タと、このフィルタに入力される前の計量信号とフィル
タ通過後の計量信号とを比較して、床の振動成分を求め
る振動成分検出手段とを有し、さらに、上記補正手段と
は別に、設定された判定時間内に上記補正制御手段に上
記床の振動成分が基準値以下であるか否かを判定させる
判定指令手段が設けられている。
【0008】請求項3の床振動補正付き計量装置は、請
求項1の構成に加えて、上記補正制御手段が、上記振動
検出セルの出力側に上記補正処理回路と並列に接続され
て、上記振動検出セルからの振動検出信号が入力される
フィルタと、このフィルタに入力される前の振動検出信
号とフィルタ通過後の振動検出信号とを比較して、床の
振動成分を求める振動成分検出手段とを有し、さらに、
上記補正手段とは別に、設定された判定時間内に上記補
正制御手段に上記床の振動成分が基準値以下であるか否
かを判定させる判定指令手段が設けられている。
【0009】請求項4の床振動補正付き計量装置は、請
求項1の構成に加えて、上記計量セルからの計量信号の
ピーク値を検出する第1ピーク値検出手段と、上記補正
処理回路からの振動補正済信号のピーク値を検出する第
2ピーク値検出手段とを備え、上記補正制御手段が、第
2ピーク値検出手段による検出値を上記基準値として、
上記第1ピーク値検出手段による検出値と上記基準値と
を比較するピーク値比較判別手段を有している。
【0010】請求項5の床振動補正付き計量装置は、請
求項1の構成において、上記補正制御手段が、所定のゼ
ロ点決定時間内に作動し、上記振動検出セルが出力する
振動検出信号から振動成分が除去されたゼロ点信号のレ
ベルを記憶してゼロ点設定信号を出力するゼロ点設定手
段と、上記振動検出信号と上記ゼロ点設定信号との差に
基づいて上記振動検出信号の振幅を検知する振幅検知手
段とを備えている。
【0011】請求項6の床振動補正付き計量装置は、請
求項1の構成において、上記補正制御手段が、所定のゼ
ロ点決定時間内に作動し、被計量物が負荷されていない
状態の上記計量セルが出力する無負荷計量信号から振動
成分が除去されたゼロ点信号のレベルを記憶してゼロ点
設定信号を出力するゼロ点設定手段と、上記無負荷計量
信号と上記ゼロ点設定信号との差に基づいて上記無負荷
計量信号の振幅を検知する振幅検知手段とを備えてい
る。
【0012】請求項7の床振動補正付き計量装置は、請
求項1〜6のいずれかにおいて、上記振動検出セルは複
数設置されており、上記補正処理回路は、上記複数の振
動検出セルから出力される振動検出信号の振動成分に基
づいて床の振動モードを検出して、上記計量セルが設置
された位置の床の上下方向の変位を算出する床振動算出
手段と、上記算出された変位により上記計量信号から床
の振動成分を除去した振動補正済信号を生成する床振動
補正手段とを備えている。
【0013】請求項8の床振動補正付き計量装置は、請
求項1において、上記請求項7の場合と同様に、複数の
振動検出セルと床振動算出手段と床振動補正手段とを備
え、さらに、上記補正制御手段が、上記床振動補正手段
により算出された変位に基づく値を上記基準値と比較す
る比較判別手段を備えている。
【0014】請求項9の床振動補正付き計量装置は、請
求項1〜6のいずれかにおいて、上記振動検出セルは上
記計量セルの近傍に設置されており、上記補正処理回路
は、上記計量信号から上記振動検出信号の振動成分を減
算する減算手段とを備えている。
【0015】請求項10の床振動補正付き計量装置は、
請求項1〜6のいずれかにおいて、上記計量セルは複数
設置されており、さらに、これら計量セルからの計量信
号を組合せ演算して、一定の許容範囲内で、かつ目標値
に最も近い組合せとなる計量セルを選択する組合せ演算
手段を備え、上記振動検出セルは前回の組合せ演算で選
択されなかった計量セルからなる。
【0016】請求項11の床振動補正付き計量装置は、
請求項9において、上記補正処理回路は、前回の組合せ
演算で選択されなかった複数の計量セルから出力される
計量信号を振動検出信号として、これら振動検出信号の
振動成分に基づいて床の振動モードを検出し、各計量セ
ルが設置された位置の床の上下方向の変位を算出する床
振動算出手段と、上記算出された変位により上記計量信
号から床の振動成分を除去した振動補正済信号を生成す
る床振動補正手段とを備えている。
【0017】
【作用】この発明の請求項1の構成によれば、計量セル
によって、被計量物を計量してその重量に対応した計量
信号を出力すると同時に、その計量セルと同一の床に設
置された振動検出セルから出力される振動検出信号の振
動成分に基づいて上記計量信号を補正することにより、
床の振動成分を除去した振動補正済信号を生成して、計
量信号から、計量セルが設置されている床の振動成分を
除去するような補正を行ない、精度の高い計量を実現す
ることができる。そして、上記床の振動成分の振幅が基
準値以下の場合は、上記計量信号の補正を自動的または
手動にて停止して、計量セルと振動検出セルの感度差に
よる誤差や出力をディジタル化するときの量子化誤差、
さらには演算中の丸め誤差等による計量誤差の発生を防
止することができる。
【0018】また、請求項2の構成によれば、フィルタ
に入力される前の計量信号とフィルタ通過後の計量信号
との比較から床の振動成分を求め、その求めた床の振動
成分の振幅が、基準値を越える場合は、補正処理回路を
作動させて所定の補正作動を行ない、基準値以下の場合
は、補正処理回路の作動を停止して計量信号を振動補正
しないで出力させる。
【0019】請求項3の構成によれば、フィルタに入力
される前の振動検出信号とそのフィルタ通過後の振動検
出信号との比較により床の振動成分を求め、その求めた
床の振動成分の振幅が、基準値を越える場合は、補正処
理回路を作動させて所定の補正作動を行ない、基準値以
下の場合は、補正処理回路の作動を停止して計量信号を
振動補正しないで出力させる。
【0020】請求項4の構成によれば、計量セルからの
計量信号のピーク値を第1ピーク値検出手段により検出
するとともに、補正処理回路からの振動補正済信号のピ
ーク値を第2ピーク値検出手段により検出して、第1ピ
ーク値が基準値である第2ピーク値とほぼ同一またはそ
れ以下の場合は、補正処理回路の作動を停止して計量信
号を振動補正しないで出力させる。
【0021】請求項5の構成によれば、所定のゼロ点決
定時間内に振動検出セルの振動検出信号のゼロレベル
を、たとえば強いフィルタに振動検出信号を通すことに
よって決定しておき、そのゼロレベルと振動検出信号と
の差に基づいて振動検出信号の振幅を検知し、この振幅
が基準値以下であるとき、補正処理回路の作動を停止さ
せる。したがって、振動検出信号と比較されるゼロレベ
ル信号が安定するので、補正処理回路の作動・停止が適
切に制御される。
【0022】請求項6の構成によれば、所定のゼロ点決
定時間内に、被計量物が負荷されていない状態で計量セ
ルが出力する無負荷計量信号のゼロレベルを、たとえば
強いフィルタに無負荷計量信号を通すことによって決定
しておき、そのゼロレベルと無負荷計量信号との差に基
づいて無負荷計量信号の振幅を検知し、この振幅が基準
値以下であるとき、補正処理回路の作動を停止させる。
したがって、無負荷計量信号と比較されるゼロレベル信
号が安定するので、補正処理回路の作動・停止が適切に
制御される。
【0023】請求項7の構成によれば、複数の振動検出
セルから出力される振動検出信号の振動成分に基づいて
床の振動モードを検出して、上記計量セルが設置されて
いる床部分の上下方向の変位を算出する。そして、その
算出された上下方向の変位により、計量信号を補正し
て、床振動による影響を除去した振動補正済信号を生成
する。したがって、計量セルと振動検出セルとが設置さ
れている位置の相違に起因して床部分の振動状態が異な
る場合であっても、個々の計量セルの床部分の上下方向
の変位が正確に得られるので、この変位が基準値以上の
場合の計量信号の補正を正確に行なうことが可能にな
り、計量精度の向上を実現することができる。その上、
振動検出セルの設置場所が計量セルの近傍に制限される
ことがなくなるので、計量セルの周辺にスペース的な余
裕がない場合でも、振動検出セルの設置が容易で、装置
全体の構造の自由度が増すことになる。
【0024】請求項8の構成によれば、請求項7におけ
る床振動算出手段により算出された床の変位に基づく値
を上記基準値と比較して床振動補正の要否を判別してい
る。上記床振動算出手段により各計量セルの床部分の変
位が正確に算出されるので、個々の計量セルに対して、
より適切に補正停止の判断を行うことができる。
【0025】請求項9の構成によれば、床の振動を検出
するための振動検出セルを、計量セルの近傍に設置し
て、計量信号から上記振動検出信号の振動成分を減算す
ることにより、容易に補正済の計量信号が得られる。
【0026】請求項10の構成によれば、同一の床に設
置された複数の計量セルからの計量信号を組合せ演算し
て、一定許容範囲内で、かつ目標値に近い組合せとなる
計量セルを選択することに加えて、その選択された計量
セルからの計量信号中の床の振動成分を除去するような
補正を行なうことによって、計量誤差の少ない高精度な
組合せ計量を実現することができる。また、このときの
振動検出セルとしては、前回の組合せ演算で選択されな
かった計量セルを利用するので、振動検出セルの設置の
ための特別なスペースが要らず、計量装置全体の機構を
簡単で小型化しやすい。
【0027】さらに、請求項11の構成によれば、前回
の組合せ演算で選択されなかった計量セルから出力され
る計量信号を振動検出信号として、それら振動検出信号
の振動成分に基づいて床の振動モードを検出して、上記
計量セルが設置されている床部分の上下方向の変位を算
出し、その算出された上下方向の変位により、計量信号
を補正して、床振動による影響を除去した振動補正済信
号を生成することにより、計量精度のより一層の向上を
図ることができる。
【0028】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、この発明の一実施例による床振動補正
付き組合せ計量装置の信号処理系の概略構成を示すブロ
ック図であり、同図において、11 〜1m は計量器で、
被計量物の載置部(計量ホッパー)21 〜2m と重量検
出部(計量セル)31 〜3m とからなり、上記載置部2
1 〜2m に載置された被計量物X1〜Xmの重量を計量
セル31 〜3m で計量して、その重量に対応したアナロ
グ計量信号W1〜Wmを出力する。41 〜4n は振動検
出セルで、フレームFRを介して上記各計量セル31
m と同一の床Fに複数設置されており、床振動に起因
してアナログ振動検出信号D1〜Dnを出力する。な
お、複数の振動検出セル41 〜4n は、計量装置自身の
フレームFRに装着してもよいし、計量装置のフレーム
とは別に設けられてこのフレームと同一の振動モードで
振動する他のフレームFRに装着してもよい。
【0029】5はマルチプレクサで、上記各計量セル3
1 〜3m から出力される上記の計量信号W1〜Wmが増
幅器61 〜6m で増幅されて入力されるととともに、上
記各振動検出セル41 〜4n から出力される上記の振動
検出信号D1〜Dnが増幅器71 〜7n で増幅されて入
力される。8はA/D変換器で、後述するCPUからの
切換え信号cによって、上記マルチプレクサ5から選択
的に出力される上記アナログ計量信号W1〜Wmおよび
振動検出信号D1〜Dnを、ディジタル信号に変換す
る。
【0030】9は演算装置を構成するCPUで、上記A
/D変換器8を通して入力される上記アナログ計量信号
W1〜Wmおよび振動検出信号D1〜Dnに基づいて所
定の床振動補正および組合せ演算を実行して、一定の許
容範囲内で、かつ目標値に近い組合せとなる計量セル3
1 〜3m に対応する計量ホッパー21 〜2m を選択的に
開放するための開放信号OSを出力する。
【0031】図2は、上記CPU9の内部の構成を示す
ブロック図であり、同図において、101 〜10m およ
び111 〜11n はそれぞれ第1ディジタルフィルタで
あり、図1のマルチプレクサ5から選択的に出力され、
かつ、A/D変換器8によってディジタル信号に変換さ
れた計量信号W1〜Wmおよび振動検出信号D1〜Dn
を、切換回路12を経て、それぞれに対応する第1ディ
ジタルフィルタ101〜10m および111 〜11n
入力することにより、主として、被計量物X1〜Xmを
計量ホッパー21 〜2m に載せたときに生じる比較的高
周波数の振動成分を除去した信号を得る。なお、上記各
第1ディジタルフィルタ101 〜10m、111 〜11
n の代わり、またはこれと共にアナログフィルタを使用
してもよく、この場合、図1の仮想線で示す位置にアナ
ログフィルタ26が接続される。
【0032】13は床振動算出手段であり、上記第1デ
ィジタルフィルタ111 〜11n を通過したディジタル
振動検出信号D1〜Dnの振動成分に基づいて床の振動
モードを検出して、上記計量セル31 〜3m が設置され
た位置の床の上下方向の変位を算出する。141 〜14
m は床振動補正手段で、上記床振動算出手段13により
算出された上下方向の変位信号S1〜Sm により、上記
第1ディジタルフィルタ101 〜10m を通過したディ
ジタル計量信号W1〜Wmをそれぞれ各別に補正して、
すなわち、上記各ディジタル計量信号W1〜Wmによる
重量値から上下方向の変位信号S1〜Smを減算するこ
とで、各計量セル31 〜3m のそれぞれにおいて、床の
振動成分を除去した振動補正済計量信号BS1〜BSm
を生成して出力する。この床振動算出手段13と床振動
補正手段141 〜14m とにより、上記振動検出セル4
1 〜4n から出力される振動検出信号D1〜Dnの振動
成分に基づいて計量信号W1〜Wmを補正する補正処理
回路15が構成されている。
【0033】161 〜16m は第2ディジタルフィルタ
で、低周波数の床の振動成分を除去するように、そのカ
ットオフ周波数が比較的低く設定されており、計量セル
1〜3m の出力側に補正処理回路15と並列に接続さ
れ、計量信号W1〜Wmを受けて、床の振動成分を除去
した振動除去済計量信号FW1〜FWmを出力する。
【0034】補正制御手段201 〜20m は、上記第2
ディジタルフィルタ161 〜16mと、第2ディジタル
フィルタ161 〜16m に入力される前のディジタル計
量信号W1〜Wmと第2ディジタルフィルタ161 〜1
m を通過後の振動除去済計量信号FW1〜FWmとの
比較により、床の振動成分を求める振動成分検出手段2
1 〜21m と、振動成分の振幅の基準値を設定入力す
る基準値設定器221〜22m と、上記振動成分検出手
段211 〜21m により求められた床の振動成分の振幅
H1〜Hmと上記基準値設定器221 〜22m に設定さ
れている基準値RefH1〜RefHmとを比較する比較判
別器231 〜23m とから構成されている。この比較判
別器231 〜23m は、判定指令手段19からの判定指
令信号c1を受けて、設定された判定時間内でのみ比較
動作を行う。
【0035】上記補正制御手段201 〜20m は、上記
振幅≦基準値、つまり、H1≦RefH1、…またはHm
≦RefHmのとき、上記比較判別器231 〜23m から
出力される補正停止信号ST1〜STmにより上記補正
処理回路15の床振動補正手段141 〜14m の作動を
個別に停止させる。また、上記振幅H1〜Hm>基準値
RefH1〜RefHmのとき、上記比較判別器231 〜2
m から出力される補正作動信号DR1〜DRmにより
上記補正処理回路15の床振動補正手段141〜14m
を作動させる。
【0036】上記比較判別器231 〜23m の動作を、
1つの比較判別器231 を例にとって説明する。上記判
定指令手段19からは、予め設定された床振動補正の要
否を判定するための所定の判定時間、たとえば毎日の計
量作業開始前の一定時間に、判定指令信号c1が出力さ
れる。この判定指令信号c1を受けて比較判別器231
が作動し、その判定時間内に取り込まれた複数の上記振
幅H1のうちの1つでも基準値RefH1以下の場合(最
小値)、全てが基準値RefH1以下の場合(最大値)、
あるいは平均値が基準値RefH1以下の場合に、補正処
理回路15に作動停止信号ST1を出力して、対応する
床振動補正手段141 の作動を停止させる。
【0037】また、図2の271 〜27m は手動の選択
スイッチで、上記補正制御手段201 〜20m における
比較判別器231 〜23m から上記補正処理回路15の
床振動補正手段141 〜14m への補正停止信号ST1
〜STmおよび補正作動信号DR1〜DRmを通過また
は切断する。この手動の選択スイッチ271 〜27m
操作することにより、計量作業の状況や環境の変化に応
じて手動で補正制御手段201 〜20m による補正処理
回路15の制御を実行させたり禁止させたりできる。選
択スイッチ271 〜27m を第1の切換え位置にする
と、上記補正停止信号ST1〜STmおよび補正作動信
号DR1〜DRmを通過させる。また、たとえば、その
日には周囲で振動するような他の作業が行われないこと
がわかっている場合、作業者が計量作業開始前に選択ス
イッチ271 〜27m を手動で第2の切換え位置に設定
することにより、上記補正停止信号ST1〜STmおよ
び補正作動信号DR1〜DRmをカットするとともに、
補正処理回路15の床信号補正手段141 〜14m の作
動を停止させ、第1ディジタルフィルタ101 〜10m
からの計量信号W1〜Wmをそのまま組合せ演算手段2
5に入力させる。これとは逆に、床振動の大小にかかわ
らず、常時床信号補正手段141 〜14m を作動させた
い場合、選択スイッチ271 〜27m を第3の切換え位
置に設定すると、やはり、上記補正停止信号ST1〜S
Tmおよび補正作動信号DR1〜DRmをカットする一
方で、床信号補正手段141 〜14m を作動させる。
【0038】25は組合せ演算手段であり、上記補正処
理回路15の床振動補正手段141〜14m から出力さ
れる振動補正済計量信号BS1〜BSmまたは振動補正
のないディジタル計量信号W1〜Wmを入力させて、組
合せ演算を行ない、一定の許容範囲内で、かつ目標値に
近い組合せとなる複数の計量信号BS1〜BSmまたは
W1〜Wmが選択され、その信号BS1〜BSmまたは
W1〜Wmを出力している計量ホッパー21 〜2m を開
放するための開放信号OSを出力する。
【0039】上記のように構成された床振動補正付き計
量装置においては、各計量セル31〜3m から出力さ
れ、かつ、第1ディジタルフィルタ101 〜10m を通
過したディジタル計量信号W1〜Wmが、切換制御手段
19および切換手段171 〜17m を介して強フィルタ
である第2ディジタルフィルタ161 〜16m に常時入
力されており、各第2ディジタルフィルタ161 〜16
m に入力される前のディジタル計量信号W1〜Wmと、
第2ディジタルフィルタ161 〜16m を通過後の振動
除去済計量信号FW1〜FWmとが、補正制御手段20
1 〜20m の振動成分検出手段211 〜21m に入力さ
れて、床の振動成分が求められる。
【0040】一方、判定指令手段19からの判定指令信
号c1を受けて比較判別器231 〜23m が作動し、振
動成分検出手段211 〜21m により求められた床の振
動成分の振幅H1〜Hmと、基準値設定器221 〜22
m に設定されている基準値RefH1〜RefHmとが判定
時間内で比較判別されて、前述のように、H1〜Hmの
それぞれについて、判定時間内の最小値、最大値または
平均値がRefH1〜RefHm以下のときは、上記比較判
別器231 〜23m から出力される補正停止信号ST1
〜STmが補正処理回路15の床振動補正手段141
14m に入力されて、補正処理回路15の作動が停止さ
れ、各ディジタル計量信号W1〜Wmが床振動補正手段
141 〜14m で補正されず、そのまま組合せ演算手段
25に入力される。
【0041】他方、上記振動成分検出手段211 〜21
m により求められた床の振動成分の振幅H1〜Hmと、
基準値設定器221 〜22m に設定されている基準値R
efH1〜RefHmとの関係が、H1〜Hmのそれぞれに
ついて、判定時間内の最小値、最大値または平均値がR
efH1〜RefHmよりも大きいときは、上記比較判別器
231 〜23m から出力される補正作動信号DR1〜D
Rmが補正処理回路15の床振動補正手段141 〜14
m に入力されて、補正処理回路15が作動する。
【0042】この補正処理回路15が作動すると、計量
セル31 〜3m と同一の床Fに設置された複数の振動検
出セル41 〜4n から出力される振動検出信号D1〜D
nが床振動算出手段13に入力され、この床振動算出手
段13において、上記振動検出信号D1〜Dnの振動成
分に基づいて床の振動モードが検出されて、床Fにおけ
る各計量セル31 〜3m が設置された位置の上下方向の
変位を算出し、その算出された上下方向の変位信号S1
〜Sm を床振動補正手段141 〜14m において、第1
ディジタルフィルタ101 〜10m を通過したディジタ
ル計量信号W1〜Wmから減算(補正)することによっ
て、床振動による影響を除去した振動補正済計量信号B
S1〜BSmを出力し、これらが組合せ演算手段25に
入力される。なお、この実施例では、補正の演算をディ
ジタルで行なっているので、個々の部品や素子の特性に
ばらつきがあるアナログ回路を用いる場合と比較して、
精度の高い振動補正を行なうことができる。
【0043】以上のように、床の振動成分の振幅が基準
値以下のときは、補正処理回路15の作動を停止して、
振動補正しないディジタル計量信号W1〜Wmをそのま
ま出力させることにより、振幅の大小に関係なく、常に
補正処理回路15を用いて計量信号W1〜Wmを補正す
る場合に比べて、補正演算に伴う計量セル31 〜3m
振動検出セル41 〜4n の感度差による誤差や、出力を
ディジタル化するときの量子化誤差、さらには演算中の
丸め誤差等による計量誤差の発生を少なくすることがで
きる。
【0044】また、補正処理動作として、上記実施例の
ように、床の振動モードを検出して、任意の位置の計量
セル31 〜3m の振動成分をキャンセルさせる床振動キ
ャンセル方式(以下、「多点AFV(Anti-Floor Vibra
tion) 方式」と称す)を採用することにより、計量セル
1 〜3m と振動検出セル41 〜4n とが設置された床
部分における振動状態が異なる場合であっても、計量信
号W1〜Wmを正確に補正して、計量精度の向上を実現
することができる。
【0045】以下、上記多点AFV方式について簡単に
説明する。計量セルが床上に平面的、つまり2次元的に
配置されている場合、床上で直線上にない3点以上の位
置の床振動を振動検出セルにより検出し、それら検出さ
れた振動から、床の振動モードを検出し、この振動モー
ドから任意の計量セルが設置されている位置の床振動成
分を求めて、その位置に設置された計量セルの出力から
床振動成分を差し引く。他方、計量セルが床上に直線
的、つまり1次元的に配置されている場合、直線上の2
点以上の位置の床振動を振動検出セルにより検出し、そ
れら検出された振動から、上記の平面配置の場合と同様
に、任意の計量セルが設置されている位置の床振動成分
を求めて、その位置に設置された計量セルの出力から床
振動成分を差し引く。
【0046】上記の組合せ計量装置において使用する計
量セル31 〜3m および振動検出セル41 〜4n (以
下、ロードセルという)を図3に示す。このタイプのロ
ードセルは、4箇所のノッチ部31のそれぞれに張り付
けられた歪ゲージ32によって、ロードセル3(4)の
変形状態を歪量として検出するものである。さらに、こ
れら4枚の歪ゲージ32はホイートストンブリッジを構
成しており、ロードセル3(4)が破線で示すように、
ロバーバル(平行四辺形)状態に変形した場合のみ出力
が変化し、それ以外の変形状態では、出力は変化しない
ようになっている。したがって、ロードセル3(4)の
固定(床)側3a(4a)と荷重(重り)側3b(4
b)の相対変位のうち、ロバーバル変形の成分のみが検
出されるから、上記の組合せ計量装置において使用する
場合には、各モードの床振動状態に対し、垂直方向成分
のみを考慮すればよいことがわかる。
【0047】いま、図4に示すように、XY平面上の点
(x,y)の位置にロードセル3(4)が固定されてい
るとする。XY平面の挙動は、X軸回りの回転、Y軸回
りの回転、およびXY平面に垂直な軸(Z軸)方向の運
動からなる。それ以外の運動は、ここで使用するロード
セルでは検出しないので、ここでは論じない。
【0048】ここで、X軸回りの回転運動で生じる垂直
(Z軸)方向成分の運動をB(t)、Y軸回りの回転運
動で生じる垂直(Z軸)方向成分の運動をA(t)、Z
軸方向の運動をC(t)とすると、点Pの位置でのロー
ドセルの出力のうち、床の振動成分Vp(t)は、 Vp(t)=x・A(t)+y・B(t)+C(t) …(1) となる。
【0049】ところで、床の振動モードは、式(1)に
おけるA(t)、B(t)、C(t)を求めればよいの
で、これを求めるためには、一直線上にない3点で床の
運動を検出する。すなわち、3元一次連立方程式を解け
ばよい。実際には、各計量セルの出力には誤差を含んで
いるため、3点以上の位置で検出し、最小自乗法等を用
いて、上記A(t)、B(t)、C(t)を求めるのが
よい。式(1)に基づく振動成分Vp(t)の算出は、
図2の床振動算出手段13によってなされる。
【0050】また、上記実施例の構成において、次のよ
うに変形することも可能である。上記実施例では、計量
セル31 〜3m とは別個に振動検出セル41 〜4n を同
一の床に設置したが、このような別個の振動検出セル4
1 〜4n を用いずに、前回の組合せ演算で選択されなか
った複数の計量セルから出力される計量信号を振動検出
信号とし、これら振動検出信号の振動成分に基づいて床
の振動モードを検出するようにしてもよい。こうする
と、振動検出セルの設置のためのスペースが要らず、装
置全体の簡略化および小型化が実現される。
【0051】図5は、この発明の他の実施例による床振
動補正付き組合せ計量装置におけるCPU9の内部構成
を示すブロック図であり、同図において、図2に示す上
記実施例のCPU9の内部構成と相違する点は次の2点
である。第1の点は、単一の補正制御手段20を振動検
出信号D1〜Dn側に設けて、第1ディジタルフィルタ
111 〜11n を通過したディジタル振動検出信号D1
〜Dnと、第2ディジタルフィルタ161 〜16m を通
過後の振動除去済振動検出信号FD1〜FDnとを比較
して、床の振動成分を求めるように構成されている点で
ある。
【0052】第2の点は、補正制御手段20に、n個の
床振動検出手段211 〜21n に対する共通の比較判別
器23を設け、これを判定時間内に作動させあることに
より、各振動成分検出手段211 〜21n によりそれぞ
れ求められた床の振動成分の振幅H1〜Hnの最小値も
しくは最大値(いずれかに設定する)と、単一の基準値
設定器22に設定されている基準値RefHとを比較判別
して、補正処理回路15に対して作動停止信号ST1ま
たは作動信号DR1を出力するようにした点である。そ
の他の構成は、上記実施例と同一であるため、相当部分
に同一の符号を付して、それらの詳しい説明を省略す
る。
【0053】上記図5に示す実施例の場合は、振動成分
検出手段211 〜21n による床の振動成分の検出が、
ディジタル振動検出信号D1〜Dnと第2ディジタルフ
ィルタ161 〜16n を通過後の振動除去済振動検出信
号FD1〜FDnとの比較により行なわれることと、そ
れら各振動成分検出手段211 〜21n によりそれぞれ
求められた床の振動成分の振幅H1〜Hnが取り込まれ
て、それら振幅H1〜Hnの最小値もしくは最大値と基
準値設定器22に設定されている基準値RefHとが比較
判別器23により比較判別されること以外は、上記実施
例と全く同様に動作し、床振動の大きさにかかわらず、
計量誤差の最も少ない計量結果を得ることができる。
【0054】なお、この図5の実施例において、判定指
令手段19として、計量作業中に、予め設定された時間
の経過または計量回数の到達ごとに判定指令信号c1を
出力して、床振動補正の作動および停止を制御するよう
にしてもよい。
【0055】図6は、この発明のさらに他の実施例によ
る床振動補正付き組合せ計量装置におけるCPU9の内
部構成を示すブロック図である。同図に示した構成は、
図2に示した実施例のCPU9の内部構成と次の点で相
違している。すなわち、上記計量セル31 〜3m から出
力されディジタルフィルタ101 〜10m を通過したデ
ィジタル計量信号W1〜Wmのピーク値P1を検出する
第1ピーク値検出手段301 〜30m と、上記補正処理
回路15の床振動補正手段141 〜14m から出力され
る振動補正済計量信号BS1〜BSmのピーク値P2を
検出する第2ピーク値検出手段311 〜31m とを設
け、さらに、この第2ピーク値P2を基準値として、第
1ピーク値検出手段301 〜30m により検出された第
1ピーク値P1と基準値である第2ピーク値P2とを比
較するピーク値比較判別器351 〜35m を設けた点で
ある。
【0056】これに伴い、図2に示した実施例における
第2ディジタルフィルタ161 〜16m は割愛されてい
る。また、ピーク値比較判別器351 〜35m は計量作
業中に常時作動するものであり、したがって、図2の判
定指令手段19も割愛されている。ただし、判定指令手
段を設けて、所定の判定時間においてのみピーク値比較
判別器351 〜35m を作動させてもよい。
【0057】上記ピーク値比較判別器351 〜35
m は、計量動作中のたとえば一定時間ごとに、その一定
時間内に検出された複数の第1ピーク値P1のうちの1
つでも、基準値P2以下の場合(最小値)、全てが基準
値P2以下の場合(最大値)、あるいは平均値が基準値
P2以下の場合に、補正処理回路15に作動停止信号S
T1を出力して、対応する床振動補正手段141 の作動
を停止させる。その他の構成は図2と同一であるため、
相当部分に同一の符号を付して、それらの詳しい説明を
省略する。
【0058】図6に示した実施例においても、上記各実
施例の場合と同様に、床振動成分が小さい場合、つま
り、第1ピーク値P1の最小値、最大値または平均値が
基準値である第2ピーク値P2よりも小さい場合、補正
処理回路15の作動を停止させるようにして、振動補正
による誤差の発生を小さくすることが可能である。
【0059】図7は、振動検出信号D1〜Dnの振幅の
大小に基づいて補正処理回路15の作動、停止を行う実
施例を示す。図7において、強い第2ディジタルフィル
タ161 〜16n を通過した信号、つまり、振動検出信
号D1〜Dnから振動成分が除去された振動除去済信号
検出信号(DC信号)FD1〜FDnが、ゼロ点設定手
段411 〜41n のゼロ点決定手段421 〜42n に入
力され、そのレベルが振動検出信号D1〜Dnのゼロ点
としてメモリ431 〜43n に記憶される。記憶された
ゼロ点レベルに基づき、ゼロ点出力手段441 〜44n
からゼロ点設定信号Rz1〜Rznが出力される。
【0060】一方、ゼロ点決定指令手段47からは、計
量動作中に、予め設定されたタイミング、たとえば30
分ごとにゼロ点決定指令信号c2が出力されており、上
記ゼロ点決定手段42がこのゼロ点決定指令信号c2を
受けて、たとえば10秒間だけDC信号FD1〜FDn
を取り込んで、各DC信号FD1〜FDnについて、た
とえばその平均値から上記ゼロ点を決定する。ゼロ点が
予め判明している場合には、ゼロ点設定手段411 〜4
n として、単なる設定値の出力手段を用いるだけで済
む。
【0061】上記第2ディジタルフィルタ161 〜16
n の入力側の振動検出信号D1〜Dnは振幅検知手段4
1 〜45n に入力されており、これら振幅検知手段4
1〜45n が、振動検出信号D1〜Dnとゼロ点設定
信号Rz1〜Rznとの差に基づいて、上記振動検出信
号D1〜Dnの振幅H1〜Hnを検知する。上記振幅検
出手段451 〜45n により検出された振幅H1〜Hn
と基準値設定器22に設定されている基準値RefHと
が、比較判別器23に入力されて比較され、検出された
振幅H1〜Hnのうちの一つでも基準値RefH以下の場
合(最小値)、全てが基準値RefH以下の場合(最大
値)、あるいは平均値が基準値RefH以下の場合に補正
処理回路15に作動停止信号STが出力される。
【0062】このように、図7の実施例においては、一
旦メモリされたゼロ点を使用して、床信号の振幅H1〜
Hnの大きさを判定するから、たとえばゼロ点の更新周
期を長く設定することによりゼロ点を安定させることが
できる。
【0063】図8は、計量信号W1〜Wmの振幅の大小
に基づいて補正処理回路15の作動、停止を行う実施例
を示す。図8においては、図7の場合と異なり、補正制
御手段201 〜20m が各計量セル11 〜1m (図1)
に対して1つずつ設けられている。ゼロ点決定指令手段
47からは、計量セル11 〜1m が無負荷の状態にある
所定のゼロ点決定時間、たとえば毎日の計量作業開始前
の一定時間に、ゼロ点決定指令信号c2が出力されてい
る。このゼロ点決定指令信号c2を受けて、ゼロ点設定
手段411 〜41m ゼロ点決定時間の間だけ作動し、計
量作業開始前で未だ計量物が負荷されていないときの無
負荷計量信号w1〜wmが強い第2ディジタルフィルタ
161 〜16m を通過したのちのDC信号Fw1〜Fw
mを取り込んで、各無負荷計量信号w1〜wmについ
て、たとえばその平均値を求め、これから、後続する計
量作業時に計量物が負荷されたときの各計量信号W1〜
Wmについてのゼロ点を決定して、ゼロ点設定信号Rz
z1〜Rzzmを出力する。ゼロ点が予め判明している
場合には、やはりゼロ点設定手段411 〜41m とし
て、単なる設定値の出力手段を用いるだけで済む。
【0064】振幅検知手段451 〜45m は、無負荷計
量信号w1〜wmとゼロ点設定信号Rzz1〜Rzzm
との差に基づいて、計量信号W1〜Wmの振幅H1〜H
mを検知する。上記振幅検出手段451 〜45m により
検出された振幅H1〜Hmと基準値設定器22に設定さ
れている基準値RefHとが比較判別器23に入力されて
比較され、検出された振幅H1〜Hnのうちの一つでも
基準値RefH以下の場合(最小値)、全てが基準値Ref
H以下の場合(最大値)、あるいは平均値が基準値Ref
H以下の場合に補正処理回路15に作動停止信号STが
出力される。
【0065】上記図7の実施例においても、図8の場合
と同様に、各振動検出セル41 〜4n (図1)に対して
1つずつ補正制御手段201 〜20n を設けてもよい。
また、図8の実施例において、図7の場合と同様に、全
ての計量セル11 〜1m (図1)に対して共通な単一の
補正制御手段20を設けてもよい。
【0066】上記各実施例においては、補正制御手段2
0が、計量信号W1〜Wmまたは振動検出信号D1〜D
nに含まれた振動成分を検出して、補正処理回路15を
制御したが、これとは異なり、補正処理回路15の床信
号算出手段13で算出された床振動モードに基づく床の
上下方向の変位信号S1〜Sm を利用して床振動補正の
要否を判定してもよい。その実施例を図9に示す。
【0067】図9において、床振動算出手段13は、第
1ディジタルフィルタ111 〜11n を通過したディジ
タル振動検出信号D1〜Dnの振動成分に基づいて床の
振動モードを検出して、計量セル31 〜3m が設置され
た位置の床の上下方向の変位を示す変位信号S1〜Sm
出力する。補正制御手段201 〜20m に含まれた比較
判別器231 〜23m は、各計量セル31 〜3m に対応
して1つずつ設けられており、その計量セルに対応する
変位信号S1〜Sm を受けて、その信号レベル(振幅)
を、基準値設定器231 〜23m からの基準値RefS1
〜RefSmと比較し、変位信号S1〜Sm のレベルが基
準値RefS1〜RefSm以下であるとき、補正処理回路
15の床振動補正手段141 〜14m に作動停止信号S
T1〜STmが出力され、上記レベルが基準値RefS1
〜RefSmを越えているとき、補正作動信号DR1〜D
Rmが出力される。
【0068】図9の実施例によれば、計量セル31 〜3
m と振動検出セル41 〜4n の床における設置位置が互
いにずれているために、振動検出セル41 〜4n から出
力される振動検出信号D1〜Dnが直接に計量セル31
〜3m が受ける床振動を示さない場合でも、床振動算出
手段13が、計量セル31 〜3m が受ける床振動を性格
に算出する。したがって、個々の計量セル31 〜3m
値して、より適切に補正作動・補正停止の判断を行うこ
とができる。
【0069】なお、上記各実施例では、複数の振動検出
セルを用いて、それら振動検出セルから出力される振動
検出信号の振動成分に基づいて床の振動モードを検出し
て、計量セルが設置された床部分における上下方向の変
位を算出し、その算出された上下方向の変位により、各
計量セルごとに計量補正を行なえるようにした補正処理
回路を備えたものについて説明したが、計量セルの近傍
に、それぞれ床の振動成分を検出する振動検出セルを設
置して、計量信号から振動検出信号の振動成分を減算す
る減算手段を有するだけの簡単な補正処理回路を備えた
ものに適用してもよい。
【0070】また、上記各実施例において、手動の選択
スイッチ271 〜27m に代えて、定期的に作動する自
動選択スイッチを設けて、定期的に補正制御手段201
による補正処理回路15の制御を実行させたり禁止させ
たりしてもよい。
【0071】また、この発明は、図10に示すような、
単一の被計量物Xを複数の計量セル3a,3bで計量す
る多点セル型計量装置にも適用できる。同図において、
被計量物Xが載置される計量台40の前後部に一対の計
量セル3a,3bが配置され、これら計量セル3a,3
bの近傍にそれぞれ1つずつ振動検出セル4a,4bが
設置されているとともに、各計量セル3a,3bより出
力される計量信号Wa,Wbから、上記各振動検出セル
4a,4bより出力される振動検出信号Da,Dbの振
動成分を減算することにより補正して、床振動に起因す
る計量誤差を補償する補正処理回路15a,15bと、
これら補正処理回路15a,15bから出力される振動
補正済計量信号BSa,BSbを加算する加算回路40
とが設けられており、床の振動成分の振幅が基準値以下
であるとき、上記補正処理回路15a,15bの作動を
停止させる。
【0072】なお、この発明を図10の多点セル型計量
装置に適用するにあたって、補正処理回路15a,15
bを単なる減算手段で構成する代りに、図2,5〜9の
各実施例の場合と同様に、各振動検出セル4a,4bか
ら出力される振動検出信号Da,Dbの振動成分に基づ
いて床の振動モードを検出して、計量セル3a,3bが
設置されている位置の床の上下方向の変位を算出し、そ
の算出された変位により、計量信号Wa,Wbから床の
振動成分を除去した振動補正済計量信号BSa,BSb
を生成して出力するといった多点AFV方式の補正処理
回路を採用することもできる。
【0073】さらに、図示は省略するが、上記の多点セ
ル型計量装置において、一対の計量セル3a,3bの中
間部に1つの振動検出セルを配置し、両計量セル3a,
3bの計量信号Wa,Wbを加算した後に、振動検出セ
ルから出力される振動検出信号の振動成分を減算して補
正するように構成することもできる。
【0074】また、この発明は、上記各実施例で示した
組合せ計量装置、多点セル型計量装置のほか、単一の計
量セルのみから構成される単一セル型計量装置にも適用
できる。
【0075】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、床の
振動成分の振幅が基準値を越えている場合は、計量信号
から、計量セルが設置されている床の振動成分を除去す
るような補正を行なって、精度の高い計量を実現するこ
とができる。また、床の振動成分の振幅が基準値以下の
場合は、計量信号の補正作動を停止して、計量セルと振
動検出セルとの感度差による誤差や出力をディジタル化
するときの量子化誤差、さらには演算中の丸め誤差等に
よる計量誤差の発生を防止することができる。したがっ
て、床の振動成分の振幅の大きさにかかわらず、最も計
量誤差の少ない高精度な計量結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例による組合せ計量装置の
信号処理系の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のCPUの内部構成を示すブロック図であ
る。
【図3】AFV技術の理論を説明するロードセルのモデ
ル図である。
【図4】同ロードセルの配置を示す説明図である。
【図5】この発明の第2実施例による組合せ計量装置に
おけるCPUの内部構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の第3実施例による組合せ計量装置に
おけるCPUの内部構成を示すブロック図である。
【図7】この発明の第4実施例による組合せ計量装置に
おけるCPUの内部構成を示すブロック図である。
【図8】この発明の第5実施例による組合せ計量装置に
おけるCPUの内部構成を示すブロック図である。
【図9】この発明の第6実施例による組合せ計量装置に
おけるCPUの内部構成を示すブロック図である。
【図10】この発明が適用される多点セル型計量装置を
示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 〜3m ,3a,3b…計量セル、41 〜4m ,4
a,4b…振動検出セル、9…CPU、13…床振動算
出手段、141 〜14m …床振動補正手段、15…補正
処理回路、161 〜16m ,16n …第2ディジタルフ
ィルタ、19…判定指令手段、201 〜20m ,20n
…補正制御手段、211 〜21m ,21n…振動成分検
出手段、221 〜22m ,22n …基準値設定器、25
…組合せ演算手段、301 〜30m …第1ピーク値検出
手段、311 〜31m …第2ピーク値検出手段、41…
ゼロ点設定手段、45…振幅検知手段、X,X1〜Xm
…被計量物、F…床、W1〜Wm…計量信号、w1〜w
m…無負荷計量信号、D1〜Dn…振動検出信号、BS
1〜BSm…振動補正済信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−233327(JP,A) 特開 平6−317457(JP,A) 特開 平6−317458(JP,A) 特開 平7−167705(JP,A) 特開 平7−167706(JP,A) 特公 平7−69207(JP,B2) 特公 平4−47773(JP,B2) 特公 昭60−29885(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 23/01

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被計量物を計量して、その重量に対応し
    た計量信号を出力する計量セルと、 この計量セルと同一の床に設置された振動検出セルと、 上記振動検出セルから出力される振動検出信号の振動成
    分に基づいて上記計量信号を補正することにより、床の
    振動成分を除去した振動補正済信号を生成する補正処理
    回路と、 上記床の振動成分を検知してその振幅が基準値以下であ
    るとき、上記補正処理回路の作動を停止させる補正制御
    手段とを備えてなる床振動補正付き計量装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記補正制御手段
    は、上記計量セルの出力側に上記補正処理回路と並列に
    接続されて上記計量セルからの計量信号が入力されるフ
    ィルタと、このフィルタに入力される前の計量信号とフ
    ィルタ通過後の計量信号とを比較して、床の振動成分を
    求める振動成分検出手段とを有し、 さらに、設定された判定時間内に上記補正制御手段に上
    記床の振動成分が基準値以下であるか否かを判定させる
    判定指令手段が設けられている床振動補正付き計量装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記補正制御手段
    は、上記振動検出セルの出力側に上記補正処理回路と並
    列に接続されて、上記振動検出セルからの振動検出信号
    が入力されるフィルタと、このフィルタに入力される前
    の振動検出信号とフィルタ通過後の振動検出信号とを比
    較して、床の振動成分を求める振動成分検出手段とを有
    し、 さらに、設定された判定時間内に上記補正制御手段に上
    記床の振動成分が基準値以下であるか否かを判定させる
    判定指令手段が設けられている床振動補正付き計量装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、さらに、上記計量セ
    ルからの計量信号のピーク値を検出する第1ピーク値検
    出手段と、 上記補正処理回路からの振動補正済信号のピーク値を検
    出する第2ピーク値検出手段とを備え、 上記補正制御手段は、第2ピーク値検出手段による検出
    値を上記基準値として、上記第1ピーク値検出手段によ
    る検出値と上記基準値とを比較するピーク値比較判別手
    段を有している床振動補正付き計量装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、上記補正制御手段
    は、所定のゼロ点決定時間内に作動し、上記振動検出セ
    ルが出力する振動検出信号から振動成分が除去されたゼ
    ロ点信号のレベルを記憶してゼロ点設定信号を出力する
    ゼロ点設定手段と、上記振動検出信号と上記ゼロ点設定
    信号との差に基づいて上記振動検出信号の振幅を検知す
    る振幅検知手段とを備えている床振動補正付き計量装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、上記補正制御手段
    は、所定のゼロ点決定時間内に作動し、被計量物が負荷
    されていない状態の上記計量セルが出力する無負荷計量
    信号から振動成分が除去されたゼロ点信号のレベルを記
    憶してゼロ点設定信号を出力するゼロ点設定手段と、上
    記無負荷計量信号と上記ゼロ点設定信号との差に基づい
    て上記無負荷計量信号の振幅を検知する振幅検知手段と
    を備えている床振動補正付き計量装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、上記
    振動検出セルは複数設置されており、 上記補正処理回路は、上記複数の振動検出セルから出力
    される振動検出信号の振動成分に基づいて床の振動モー
    ドを検出して、上記計量セルが設置された位置の床の上
    下方向の変位を算出する床振動算出手段と、 上記算出された変位により上記計量信号から床の振動成
    分を除去した振動補正済信号を生成する床振動補正手段
    とを備えている床振動補正付き計量装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、上記振動検出セルは
    複数設置されており、 上記補正処理回路は、上記複数の振動検出セルから出力
    される振動検出信号の振動成分に基づいて床の振動モー
    ドを検出して、上記計量セルが設置された位置の床の上
    下方向の変位を算出する床振動算出手段と、上記算出さ
    れた変位により上記計量信号から床の振動成分を除去し
    た振動補正済信号を生成する床振動補正手段とを備え、 上記補正制御手段は、上記床振動補正手段により算出さ
    れた変位に基づく値を上記基準値と比較する比較判別手
    段を備えている床振動補正付き計量装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜6のいずれかにおいて、上記
    振動検出セルは上記計量セルの近傍に設置されており、 上記補正処理回路は、上記計量信号から上記振動検出信
    号の振動成分を減算する減算手段とを備えている床振動
    補正付き計量装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜6のいずれかにおいて、上
    記計量セルは複数設置されており、 さらに、これら計量セルからの計量信号を組合せ演算し
    て、一定の許容範囲内で、かつ目標値に近い組合せとな
    る計量セルを選択する組合せ演算手段を備え、 上記振動検出セルは前回の組合せ演算で選択されなかっ
    た計量セルからなる床振動補正付き計量装置。
  11. 【請求項11】 請求項9において、上記補正処理回路
    は、前回の組合せ演算で選択されなかった複数の計量セ
    ルから出力される計量信号を振動検出信号として、これ
    ら振動検出信号の振動成分に基づいて床の振動モードを
    検出し、各計量セルが設置された位置の床の上下方向の
    変位を算出する床振動算出手段と、 上記算出された変位により上記計量信号から床の振動成
    分を除去した振動補正済信号を生成する床振動補正手段
    とを備えている床振動補正付き計量装置。
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