JP3250882B2 - 自動差込み接続装置 - Google Patents

自動差込み接続装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば可燃性、引火性
などの危険なガスが含まれるために爆発性雰囲気となる
危険場所でも使用可能な電源供給用の自動差込み接続装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般産業界において、自動化・省人化な
どが進むにつれて、電源供給ラインの自動接続・切り離
しの要求が高まり、自動脱着式接続装置が種々開発・実
用化されてきているが、前記危険場所で使用できる防爆
構造で自動脱着式の差込み接続装置はまだ開発途上にあ
る。また、上記爆発性雰囲気での電源供給ラインの接続
用として、従来、耐圧防爆構造のコンセントが市販され
ているが、このコンセントは、高価で重量が重い上に防
塵キャップの操作、プラグとコンセントの芯合わせ、ユ
ニオンによる固定などの操作を人間が行うことを前提と
したもので、自動接続したり切り離したりする装置とし
て利用できるものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した爆
発性雰囲気で使用される自動差込み接続装置に要求され
る条件として最も重要なことは、上記自動差込み接続装
置が、爆発の原因となる着火源・爆発源にならないこと
である。また、このような条件を満たす構造は、「工場
電気設備防爆指針」(労働省産業安全研究所)によっ
て、本質安全防爆構造、耐圧防爆構造、内圧防爆構造、
安全増防爆構造、油入防爆構造、特殊防爆構造に分類さ
れ、各々についての構造・性能に関して規定されてい
る。これらのうち、内圧防爆構造は、電気機器容器内に
清浄な空気または不活性ガスなどの保護気体を圧入し
て、内圧を保持し、外部に存在する爆発性ガスの侵入を
防止して、危険雰囲気との実質的な遮断隔離をするよう
にしたものであり、内圧を保持する方法として、通風
式、封入式などの方法がある。本発明の目的は、軽量で
自動的に電気供給ラインを接続したり切り離したりする
ことが可能で、上述した工場電気設備防爆指針の封入式
内圧防爆構造を満足する自動差込み接続装置を提供しよ
うとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の自動差込み接続
装置は、上述の目的を達成するために、1端に通気口を
兼ねた電気接続用ソケットコンタクトが埋設され、他端
にこのソケットコンタクトと接続する電気配線を取り出
す取出口と非爆発性の清浄気体を導入する導入口とが形
成された円筒からなる供給側接続部と、一端に上記供給
側接続部を受容する受容部が設けられ、この受容部の後
方に上記供給側接続部のソケットコンタクトと対をなす
ピンコンタクトが設けられ、このピンコンタクトの取り
付け部に通気口が設けられ、他端にこのピンコンタクト
と接続する電気配線を取り出す取出口と上記供給側接続
部より供給された非爆発性の清浄気体を排出する排気口
とが形成された外筒からなる受け側接続部と、上記供給
側接続部と上記受け側接続部の受容部とを嵌合させて、
上記ソケットコンタクトと上記ピンコンタクトとを接続
させたり分断せしめる接合分断手段と、上記ソケットコ
ンタクトと上記ピンコンタクトとの接合完了時に、上記
排気口を閉鎖して上記受容部を閉鎖空間とするための閉
鎖手段と、上記供給側接続部又は上記受け側接続部のい
ずれか1方に設けられたガイドピンと、このガイドピン
が設けられていない何れか他方に形成されたピン受け口
とからなり、上記供給側接続部と上記受け側接続部の受
容部との嵌合操作を円滑化せしめる嵌合ガイドと、上記
供給側接続部と上記受け側接続部とを結合して上記ソケ
ットコンタクトと上記ピンコンタクトとを接続・分断す
る際、これらコンタクト近傍の雰囲気を清浄気体雰囲気
とする清浄気体供給手段と、上記供給側接続部と上記受
け側接続部の嵌合と結合を確認する嵌合・結合検出装置
と、上記供給側接続部内への清浄気体供給の有無を感知
する清浄気体供給検出装置と、上記結合検出装置と上記
清浄気体供給検出装置とに連動して電源からの電気供給
を制御する電気供給制御手段とからなる構成を採用した
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明の自動差込み接続装置にあっては、上述
したような構造としたので、供給側接続部と受け側接続
部とを嵌合・結合してソケットコンタクトとピンコンタ
クトとを接続せしめる際、上記円筒に清浄気体を供給
し、かつ、ソケットコンタクトとの通気口を排気口とし
て作用せしめて常にソケットコンタクトの周囲を清浄気
体雰囲気に保つことができる。また、本発明の自動差込
み接続装置にあっては、上記嵌合ガイドを設けたので、
上記供給側接続部と上記受け側接続部とを嵌合する操作
を行う際、このガイドピンがガイドピン受け口に挿入さ
れ、上記円筒と上記外筒部の芯が適性に整合され、嵌脱
操作が円滑、かつ、確実に行われる。さらに、本発明の
自動差込み接続装置にあっては、上記供給側接続部と上
記受け側接続部との嵌合・結合を確認する嵌合・結合検
出装置と、上記円筒内への清浄気体供給の有無を感知す
る清浄気体供給検出装置と、ソケットコンタクトとピン
コンタクトの接合完了時に、上記排気管の出口を閉鎖し
て上記受容部を閉鎖空間とするための閉鎖手段と、上記
嵌合・結合検出装置および上記清浄気体供給検出装置に
連動して、電源からの電気供給を制御する電源供給制御
装置とを具備する構成としたので、上記円筒と上記外筒
との嵌合を完了した段階で、接合分断手段による供給側
接続部の駆動を一旦停止して嵌合を嵌合・結合検出装置
で確認し、受け側接続部内の空間に清浄気体を供給して
この空間が清浄気体雰囲気とされる。しかも、この空間
に清浄気体が供給され続けていることを清浄気体供給検
出装置によって確認しつつ、再度供給側接続部を駆動し
てソケットコンタクトとピンコンタクトを無電圧状態で
挿入接合せしめ、接合が終了した後、電気供給制御手段
により電源供給を開始して接続を完了する。また、コン
タクト接続中も、接合動作終了時にコンタクト周囲の空
間を閉鎖空間とせしめることにより少量の清浄気体の供
給で、接続装置内部を接続装置外部よりも圧力が高い状
態に保持し、コンタクト周囲を清浄気体雰囲気とするこ
とができる。また、接続中も、清浄気体供給検出装置に
より清浄気体の供給が監視される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の自動差込み接続装置の一実施
例を図面に基づき詳細に説明する。図1は自動差込み接
続装置の側面断面図であり、図2は自動差込み接続装置
の概要を示すブロック図である。この実施例の自動差込
み接続装置は、図2のブロック図に示すように、供給側
接続部A、受け側接続部B、供給側接続部駆動装置C、
電源供給制御装置D、嵌合・結合検出装置E、清浄気体
供給検出装置F、電源供給部(図示せず)、清浄気体供
給部(図示せず)から構成されている。上記供給側接続
部Aは、図1に示すように、一端に通気口を備えたソケ
ットコンタクト2が埋設され、他端に電源ケーブル20
の取出口5と清浄気体の導入口6とが形成された円筒1
と、この円筒1の外周面に設けられたゴム等の可撓性材
料からなるOリング4と、ガイドピン受け口3が窄設さ
れてこの円筒1の外側に固定されたフランジ1aと、こ
のフランジ1aにばね部材7を介して支持された盲栓8
とから構成されている。上記ソケットコンタクト2は、
図3に示すように、その内部に清浄気体の導入手段とし
て貫通する通気口dが設けられたもので、円筒1内に導
入口6を介して清浄気体が供給された際、この通気口d
を介して清浄気体が排気され、これによりソケットコン
タクト2の周囲が常に清浄気体雰囲気に保持されること
になる。また、このソケットコンタクト2の端部には電
源ケーブル20の一端が接続し、この電源ケーブル20
の他端は、上記取出口5から供給側接続部Aの外部に取
り出され電源供給制御装置Dに接続している。また、上
記円筒1には、供給側接続部A全体を、後述する受け側
接続部Bに向けて直進運動をさせ、これにより供給側接
続部Aと受け側接続部Bとを結合せしめる供給側接続部
駆動装置C(代表的には空気シリンダ)が接続されてい
る。清浄気体としては、例えば不活性気体である窒素ガ
スや爆発性ガスを含まない計装空気などの非爆発性ガス
とするものである。
【0007】受け側接続部Bは、上記円筒1と嵌合する
空洞部である受容部10が設けられた外筒9と、上記フ
ランジ1aに対向するように外筒9の嵌合口部の周縁に
形成されたフランジ9bと、この受容部10に設けられ
た上記円筒1のソケットコンタクト2と対をなすピンコ
ンタクト12と、この受容部10からピンコンタクト取
付板13を貫通して受け側接続部背面に設けられた受容
部10内の気体を排出する排気口14とから構成されて
いる。上記円筒1と上記外筒9との嵌合時、上記円筒1
の外周に設けられたOリング4によって受容部10を外
気から遮断することができる。また、上記排出口14に
は排気管15が設けられ、ソケットコンタクト2とピン
コンタクト12の接合時にこの排気管15の出口を供給
側接続部Aの盲栓8が閉鎖して受容部10を閉鎖空間と
することができる。また、フランジ9bには供給側接続
部Aのガイドピン受け口3と対をなすガイドピン11が
設けられ、供給側接続部Aと受け側接続部Bとを嵌合す
る際、ガイドピン11がガイドピン受け口3に挿入さ
れ、円筒1と外筒9との芯が合わされ、嵌脱操作が円
滑、かつ、確実に行われるようになっている。
【0008】電気供給制御装置Dは、電源供給部と上述
した供給側接続部Aとの間に介設されている装置で、後
述する嵌合・結合検出装置Eおよび清浄気体供給検出装
置Fからの情報に基づいて電源供給部から供給側接続部
Aへの電気供給を制御する装置である。また、嵌合・結
合検出装置Eは、円筒1の外周に配設されているリミッ
トスイッチにより、円筒1が所定の位置にあることを検
出して嵌合と結合を確認する装置で、この結合確認の信
号を上記電気供給制御装置Dに送ることにより、電気供
給制御装置Dが供給側接続部Aへの電気供給を開始する
ようになっている。また、清浄気体供給検出装置Fは、
円筒1の内部圧力を検出することにより清浄気体の供給
の有無を監視して、万一清浄気体の圧力が低下した場
合、円筒1の内部圧力低下を感知し、その旨の信号を上
記電気供給制御装置Dに送ることにより、電気供給制御
装置Dが供給側接続部Aへの電気供給を遮断するような
インターロックシステムになっている。
【0009】上記この実施例の自動差込み接続装置を用
いて、電源ラインコンタクトの接続・分断を行うには、
まず、図1の供給側接続部Aを供給側接続部駆動装置C
で矢印方向に移動接近せしめ、この移動接近過程でガイ
ドピン11とガイドピン受け口3により円筒1と受け側
接続部Bの受容部10の芯が合わされた後、円筒1が上
記受容部10に挿入嵌合され、円筒1の外周面に設けら
れたOリング4が受容部10の内周面に圧接されて受容
部10内は外気から遮断される。これが図4に示す状態
である。この時、嵌合・結合検出装置Eは円筒1の外周
に配設されているリミットスイッチにより円筒1が所定
の嵌合位置にあることを検出して嵌合を確認する。この
状態で供給側接続部Aの動きをいったん停止し、受容部
10の内部に、供給側接続部Aのソケットコンタクト2
の通気口を介して、少なくとも受容部10およびこれに
連通する空間の容積の5倍の清浄気体を供給し、受容部
10内に残留している爆発性ガスを排気口14から排出
して受容部10内を清浄気体雰囲気に置換する。この置
換が完了したところで、供給側接続部Aの矢印方向への
移動を再開し、ソケットコンタクト2にピンコンタクト
12が挿入結合される。この時、上記排気口14に取付
けられた排気管15の出口に供給側接続部Aの盲栓8が
圧接されるため、ソケットコンタクト2とピンコンタク
ト12の周囲を含む受容部10が排気口を閉鎖されて清
浄気体雰囲気の閉鎖空間となる。これが図5に示す状態
である。この時、嵌合・検出装置Eは円筒1の外周に配
設されているリミットスイッチにより円筒1が所定の結
合位置にあることを検出して結合を確認する。さらに、
清浄気体が供給されていることを清浄気体供給検出装置
Fにより検出して確認する。前記嵌合・結合検出装置E
と清浄気体供給検出装置Fからの信号が同時に作用して
いる場合に電気供給制御装置Dにより電気供給を開始す
る。電源供給後もソケットコンタクト2とピンコンタク
ト12の周囲は、清浄気体雰囲気の閉鎖空間を保持し、
かつ、受容部10への清浄気体の供給も継続されるた
め、常に清浄気体雰囲気に保持される。また、清浄気体
供給検出装置Fは、円筒1の内部圧力を検出することに
より受容部10の圧力を監視して、万一清浄気体の供給
が喪失した場合に電源を遮断するインターロックを用意
している。
【0010】以上述べたように、この実施例の自動差込
み接続装置にあっては、接続作業中において、ソケット
コンタクト2とピンコンタクト12の周囲を、常に清浄
気体雰囲気とすることができ、しかもソケットコンタク
ト2とピンコンタクト12との接続が無電圧状態での挿
入結合であるため、極めて安全に電気接続作業を行うこ
とができる。また、さらに電源供給中にあっても上記ソ
ケットコンタクト2とピンコンタクト12の周囲が常に
清浄気体雰囲気に加圧的に保持されるため、封入式内圧
防爆構造の要求を完全に満足するものである。また、ば
ね部材と盲栓を省略して通風式内圧防爆構造として使用
してもよい。なお、上述した実施例においては、ソケッ
トコンタクト2として、図3に示すように、ソケットコ
ンタクト内部に貫通する通気口dが設けられたものを用
いているが、これに限定されるものではなく、例えば、
ソケットコンタクト2が通気口dを設けるには細すぎる
場合には、図6に示すように、通気口d’をソケットコ
ンタクト周囲に配置したものを用いてもよい。さらに、
上述した実施例においては、嵌合・結合検出装置Eの機
器として、リミットスイッチを用いているが、これに限
定されるものではなく、例えば、近接スイッチや光電ス
イッチなどを使用してもよい。また、ソケットコンタク
ト2とピンコンタクト12の結合の確認を、排気管15
の出口が閉鎖されることによる清浄気体供給検出装置F
の圧力変化として、あるいは、ソケットコンタクトとピ
ンコンタクトの結合によって閉回路を形成する検出用コ
ンタクトを設けておいてその導通を検出することによっ
て、検出することも可能である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、供
給側接続部と受け側接続部とを結合してソケットコンタ
クトとピンコンタクトとを接続せしめる操作を行う際、
円筒に清浄気体を供給し、かつ、ソケットコンタクトの
通気口を排気口として作用せしめて常にソケットコンタ
クトの周囲を清浄気体雰囲気に保つことができ、しかも
この結合操作は無電圧状態で行われるので、極めて安全
性が高いものである。また、本発明の自動差込み接続装
置にあっては、上記供給側接続部の円筒の外周に形成さ
れたフランジと、受け側接続部の外筒の外周に形成され
た上記円筒のフランジに対向するフランジと、これらフ
ランジの何れか一方に設けられたガイドピンと、このガ
イドピンが設けられていない他方のフランジに形成され
たガイドピン受け口とからなる嵌合ガイドを設けたの
で、上記供給側接続部と、上記受け側接続部とを結合す
る操作を行う際、このガイドピンが前記ガイドピン受け
口に挿入され、上記円筒と上記外筒の芯が合わされて、
嵌脱操作を円滑、かつ、確実に行うことができるもので
ある。さらに、本発明の自動差込み接続装置にあって
は、上記供給側接続部と上記受け側接続部との嵌合・結
合を確認する嵌合・結合検出装置と、上記円筒内への清
浄気体供給の有無を感知する清浄気体供給検出装置と、
ソケットコンタクトとピンコンタクトの接合完了時に、
上記排気管の出口を閉鎖して上記受容部を閉鎖空間とす
るための閉鎖手段と、上記嵌合・結合検出装置および上
記清浄気体供給検出装置に連動して、電源からの電気供
給を制御する電源供給制御装置とを具備する構成とした
ので、コンタクト接続中(通電中)も、少量の清浄気体
の供給で接続装置内部が接続装置外部よりも圧力が高い
状態に保持され、接続装置内部へ爆発性気体の侵入は完
全に阻止されて、コンタクト周囲を常時清浄気体雰囲気
とすることができる。従って、仮に外気が爆発性雰囲気
であっても極めて安全な状態で通電することができる。
また、コンタクト周囲に、清浄気体が供給され続けてい
ることを清浄気体供給検出装置によって常に確認可能な
ので、万一清浄気体の供給が絶たれた場合でも、電気供
給制御手段によって電気の供給が直ちに絶たれるので、
極めて安全である。さらに、封入式の構造にせしめるこ
とにより、コンタクト接続中(通電中)に消費される清
浄気体の量を少なくできるので、極めて経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動差込み接続装置の実施例の側面
断面図である。
【図2】 図1に示す自動差込み接続装置の概要を示す
ブロック図である。
【図3】 図1中の符号1で示される円筒の先端に設け
られる清浄気体導入手段について説明するための拡大断
面図である。
【図4】 本発明の自動差込み接続装置の実施例の電源
ラインコンタクトの接続・分断を行う操作を説明するた
めの図で、供給側接続部駆動装置Cにより、供給側接続
部Aを受け側接続部Bに移動接近せしめ、円筒1を外筒
9に挿入嵌合した状態を示す側面断面説明図である。
【図5】 本発明の自動差込み接続装置の実施例の電源
ラインコンタクトの接続・分断を行う操作を説明するた
めの図で、円筒1を外筒9にさらに挿入し、これにより
ソケットコンタクト2にピンコンタクト12を挿入結合
した状態を示す側面断面説明図である。
【図6】 図3に示した清浄気体の導入手段の変形例に
ついて説明するための図で、円筒1の先端部の拡大断面
図である。
【符号の説明】
1…円筒 1a…フランジ 2…ソケットコンタクト 3…ガイドピン受け口 4…Oリング 5…取出口 6…導入口 7…ばね部材 8…盲栓 9…外筒 9b…フランジ 10…受容部 11…ガイドピン 12…ピンコンタクト 13…ピンコンタクト取付板 14…排気口 15…排気管 20…電源ケーブル A…供給側接続部 B…受け側接続部 C…供給側接続部駆動装置 D…電源供給制御装置 E…嵌合・結合検出装置 F…清浄気体供給検出装置 d…通気口 d’…通気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−260241(JP,A) 特開 平2−304878(JP,A) 特開 平4−230976(JP,A) 実開 平3−55676(JP,U) 実開 昭63−127734(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/533 H01R 13/629

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1端に通気口を兼ねた電気接続用ソケット
    コンタクトが埋設され、他端にこのソケットコンタクト
    と接続する電気配線を取り出す取出口と非爆発性の清浄
    気体を導入する導入口とが形成された円筒からなる供給
    側接続部と、 一端に上記供給側接続部を受容する受容部が設けられ、
    この受容部の後方に上記供給側接続部のソケットコンタ
    クトと対をなすピンコンタクトが設けられ、このピンコ
    ンタクトの取り付け部に通気口が設けられ、他端にこの
    ピンコンタクトと接続する電気配線を取り出す取出口と
    上記供給側接続部より供給された非爆発性の清浄気体を
    排出する排気口とが形成された外筒からなる受け側接続
    部と、 上記供給側接続部と上記受け側接続部の受容部とを嵌合
    させて、上記ソケットコンタクトと上記ピンコンタクト
    とを接続させたり分断せしめる接合分断手段と、 上記ソケットコンタクトと上記ピンコンタクトとの接合
    完了時に、上記排気口を閉鎖して上記受容部を閉鎖空間
    とするための閉鎖手段と、 上記供給側接続部又は上記受け側接続部のいずれか1方
    に設けられたガイドピンと、このガイドピンが設けられ
    ていない何れか他方に形成されたピン受け口とからな
    り、上記供給側接続部と上記受け側接続部の受容部との
    嵌合操作を円滑化せしめる嵌合ガイドと、 上記供給側接続部と上記受け側接続部とを結合して上記
    ソケットコンタクトと上記ピンコンタクトとを接続・分
    断する際、これらコンタクト近傍の雰囲気を清浄気体雰
    囲気とする清浄気体供給手段と、 上記供給側接続部と上記受け側接続部の嵌合と結合を確
    認する嵌合・結合検出装置と、 上記供給側接続部内への清浄気体供給の有無を感知する
    清浄気体供給検出装置と、 上記結合検出装置と上記清浄気体供給検出装置とに連動
    して電源からの電気供給を制御する電気供給制御手段と
    からなることを特徴とする自動差込み接続装置。
  2. 【請求項2】ソケットコンタクトの周囲に清浄気体の通
    気口を設けたことを特徴とする請求項1記載の自動差込
    み接続装置。
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