JP3250606B2 - 装丁本 - Google Patents
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Description
である。
においては、本の見開き時に見開いた頁紙の綴じ部側が
大きく開いて綴じ部側(のど側)の近くに印刷された文
章や絵柄などが見易くなるようにしたり、見開き形態が
安定するようにしたりするために、頁紙を丁合してなる
本本体の背部に接着された補強紙をこの補強紙が対応す
る装丁紙の背表紙に対しては接着させずにその間を非接
着部とするようにしている。図9はその一例を示すもの
で、装丁本1にあっては、複数枚の頁紙2を重ねた合わ
せて丁合してなる本本体3の背部に柔軟で耐引裂性に優
れた素材からなる補強紙4を天地に亘って接着すること
で綴じ込んでいる。そして、その補強紙4は、天地方向
に沿う両側を本本体3の外面側に亘るように延設してな
る貼着片5を有するものとしており、本本体3の一方の
外面側に対応する表表紙6と前記補強紙4に対応する背
表紙7と前記本本体3のもう一方の外面側に対応する裏
表紙8との三表紙を連接してなる装丁紙9に対して、こ
の補強紙4の一方の貼着片5の側縁5aを表表紙6に接
着し、他方の貼着片5の側縁5bを裏表紙8に接着して
いる。補強紙4と背表紙7との間とこの部分から前記貼
着片5の側縁接着部分までに及ぶ範囲は、装丁紙9と補
強紙4とが接着しない背分離部10として設けられてい
る。このように装丁紙9において上記背表紙7及び上記
表表紙6と裏表紙8との背表紙7側の側縁部分とが補強
紙4に接着されていないことから、装丁本1を見開いた
ときに、補強紙4がこれらの部分から離れて背表紙7に
影響されることなく単独で変形し易くなって本本体3の
綴じ部が大きく開かれるようになり、装丁本の見開き時
の形態が安定するようになる。
補強紙の一方の貼着片を表表紙に、他方の貼着片を裏表
紙に接着しているだけであり、装丁本を取り扱う時に表
表紙や裏表紙を開いたときにこの貼着片が見えてしまう
こととなり(図10)、美観を大きく損ない、装丁本を
手に取った消費者側の購買意欲を減退させてしまうとい
う問題があった。そして、この貼着片を隠すなどの目的
から表表紙や裏表紙に一枚の用紙からなる見返しを全面
的に貼り付けているものがあるが、貼着片から表表紙や
裏表紙に亘る部分での段差が見返しに象られた状態で表
れてしまい、表紙内側の体裁を整えるまでには到らなか
った。そこで本発明は上記事情に鑑み、従来の装丁本の
表紙を開いた際に見えていた補強紙の貼着片を隠すよう
にすることを課題とし、表紙の内側の体裁を整えること
を目的とする。
してなされたもので、それぞれ二つ折りされた二つの見
返しの間に、複数枚の頁紙を重ねてなる本本体を配置し
て、前記見返しの折り部と本本体の背部に補強紙を接着
し、前記一方の見返しの外側面部から前記補強紙を経て
前記他方の見返しの外側面部が、前記一方の見返しに対
応する一方の表紙と前記補強紙に対応する背表紙と前記
他方の見返しに対応する他方の表紙とを連接してなる装
丁紙で覆われた本であって、前記補強紙の本天地方向に
沿う両側には該補強紙を前記見返しそれぞれの外側面部
側に延設してなる貼着片を一体に設け、前記貼着片と表
紙とを接着してなる貼着片接着部の近傍に沿って、前記
見返しの外側面部と表紙とを接着してなる見返し外側面
部接着部を設け、前記見返し外側面部接着部から前記見
返しの折り部と補強片とを接着してなる見返し接着部の
間に亘って、前記貼着片を覆って見返しの外側面部と貼
着片とが非接着状態にして相対する第一分離部を設け、
前記見返し外側面部接着部から小口に亘って、見返しの
外側面部と表紙とが非接着状態にして見開き可能に相対
する第二分離部を設けたことを特徴とする装丁本を提供
して、上記課題を解消するものである。
さ方向の最前位と最後位とに折丁を配して複数枚の頁紙
を重ねてなる本本体の背部に補強紙を接着し、前記一方
の折丁の外側面部から前記補強紙を経て前記他方の折丁
の外側面部が、前記一方の折丁に対応する一方の表紙と
前記補強紙に対応する背表紙と前記他方の折丁に対応す
る他方の表紙とを連接してなる装丁紙で覆われた本であ
って、前記補強紙の本天地方向に沿う両側には該補強紙
を前記折丁それぞれの外側面部側に延設してなる貼着片
を一体に設け、前記貼着片と表紙とを接着してなる貼着
片接着部の近傍に沿って、前記折丁の外側面部と表紙と
を接着してなる折丁外側面部接着部を設け、前記折丁外
側面部接着部から前記折丁の折り部と補強片とを接着し
てなる折丁接着部の間に亘って、前記貼着片を覆って折
丁の外側面部と貼着片とが非接着状態にして相対する第
一分離部を設け、前記折丁外側面部接着部から小口に亘
って、折丁の外側面部と表紙とが非接着状態にして見開
き可能に相対する第二分離部を設けたことを特徴とする
装丁本であり、この装丁本を提供して上記課題を解消す
るものである。そして、上記発明それぞれにおける本本
体は、それぞれが糸かがりされた複数の折丁をかがり綴
じしてなるものとすることができるものである。
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、図9と
図10に示す従来例と構成が重複する部分は同符号を付
してその説明を省略する。本発明に係る装丁本1にあっ
ては図1に示すように、それぞれ所要の用紙を二つ折り
してなる二つの見返し11の間に本本体3を配置してお
り、この本本体3の背部12と前記見返し11の折り部
13とを揃えた状態にして、前記背部12と見返し11
の折り部13とに補強紙4をホットメルト接着剤などの
接着剤を用いて接着している。そして、前記補強紙4は
従来と同じようにその両側から該補強紙4を見返し11
それぞれの外側面部14側に延設してなる貼着片5が一
体に設けられている。このように貼着片5を両側に有す
るものとするには、前記本本体と二つの見返しを重ねた
時の厚さ寸法より十分に幅寸法を大きくして形成された
帯状の補強紙を天地方向に亘って接着するようにすれば
よい。
に、表表紙6と裏表紙8とのそれぞれの背表紙7側の側
縁15の近傍に沿って折り罫16が天地方向に亘って設
けられている。そして、上記補強紙4における一方の貼
着片5の側縁5aを表表紙6の折り罫近傍の背表紙側と
は反対側となる面部に接着しているとともに、他方の貼
着片5の側縁5bを裏表紙8の折り罫近傍の背表紙側と
は反対側となる面部に接着している。上述したように補
強紙4にあっては装丁紙9に対して貼着片5それぞれの
側縁5a,5bのみを接着したことによって、一方の側
縁5aと表表紙6との貼着片接着部17から他方の側縁
5bと裏表紙8との貼着片接着部17との間に亘って、
補強紙4と装丁紙9とが非接着状態にして相対する背分
離部10が設けられている。このように、補強紙4と装
丁紙9との間において前記背分離部10が設けられ、さ
らに、各表紙6,8の背表紙7側の側縁近傍に沿って折
り罫16が設けられていることから、図3に示すよう
に、本本体3を見開く際には、前記背分離部10におけ
る補強紙4と背表紙7との間が離れて開くようになり、
そして、本本体3の背部12側は背表紙7側からの拘束
を受けないために補強紙4を見開き方向に屈曲させるよ
うにしながら本本体3の見開いた箇所における背部12
側が大きく開くようになる。また、このとき、各表紙
6,8と背表紙7とをつなぐ曲がり連結部18も開い
て、その曲がり連結部18及びこれに続く各表紙6,8
の側縁15から前記貼着片5が離れるようなり、本本体
3の背部12がより一層自由になって見開きし易くな
る。
それぞれにあっては上述したように本本体3の背部12
に折り部13が揃うようにしており、上記補強紙4に対
してその折り部13においてのみ接着されている。そし
て、その折り部13と補強紙4とを接着してなる見返し
接着部20は本本体3の背部側に位置していることか
ら、その一方の見返し接着部20は貼着片(側縁5a)
と表表紙6とを接着してなる上記貼着片接着部17に対
して本幅方向に離間配置され、及び他方の見返し接着部
20も貼着片5(側縁5b)と裏表紙8とを接着してな
る貼着片接着部17に対して本幅方向に離間配置された
状態となる。さらに、前記見返し11それぞれの装丁紙
9(表表紙、裏表紙)に対応する外側面部14は、表表
紙6の内面と裏表紙8の内面における上記貼着片接着部
17に沿った近傍位置のみに接着されており、一方の外
側面部14と表表紙6の内面とを接着してなる見返し外
側面部接着部20から前記見返し接着部19との間に亘
って、一方の外側面部14と表表紙6とが非接着状態で
相対する第一分離部21が設けられ、同様にして他方の
外側面部14と裏表紙8の内面とを接着してなる見返し
外側面部接着部20から見返し接着部19との間に亘っ
ても、他方の外側面部14と裏表紙8とが非接着状態で
相対する第一分離部21が設けられている。
内面側それぞれは前記第一分離部21を形成する形で見
返し11の外側面部14により覆われており、このた
め、貼着片5それぞれは隠蔽されて各表紙を見開いたと
きも見ることはできず、また、外側面部14が貼着片5
から表紙内面に連続的には貼り合わされていないことか
ら、貼着片5から表表紙6の内面、裏表紙8の内面にか
かる段差の形状もその外側面部14に表われず、よっ
て、表紙を見開いた時の体裁が整ったものとなってい
る。
る。上述したように折り罫16が設けられていることか
ら、この折り罫16に一旦、折り癖を付けると、表表紙
6を見開く際に上記背分離部10が開き、かつ、折り罫
16が折り込まれる状態となって、見返し11の折り部
13の開きを拘束するものがなくなり、表表紙6の見開
き動作で折り部13から見返し11が大きく開くように
なる。勿論、貼着片5を隠蔽して見開き面側からは見え
ないようにしており、上記第一分離部21を表表紙6と
の間で形成しているこことから、貼着片5の段差も表わ
れない。なお、以上の点は裏表紙を見開く場合も同様で
ある。
ぞれが見返し接着部19までに達し、そして、上記背分
離部10の各表紙側が貼着片接着部17までに達してい
ることから、前記背分離部10と前記第一分離部21と
は貼着片5を介して本の幅方向にオーバーラップした配
置関係として構成されているものとなっている。これに
よって、前記貼着片5における貼着片接着部17から見
返し接着部19までの渡り部分22は見返しや表紙に接
着されない変形自由な箇所となっており、図5に示すよ
うに、本本体の見開き時に表紙側が大きく湾曲して見返
し11の外側面部14に大きな引っ張り力が生じた場合
であっても、前記貼着片5が拘束されることなく変形し
て表表紙6に対する外側面部14のずれ込みを許容する
ようになり、見開きに際して表紙側から抵抗が加わらな
いように設けられている。
1は各表紙の内面に対して上記見返し外側面部接着部2
0にのみ接着されているものであり、例えば、図2に示
すように、見返し外側面部接着部20から本の小口に亘
っては、見返し11の外側面部14と表表紙6、裏表紙
8とが非接着状態とされ、この外側面部14と表表紙
6、裏表紙8とが見開き可能に相対することで第二分離
部23が設けられている(図6参照)。この第二分離部
23では、相対する外側面部14の対向面と各表紙6,
8の内面とを情報を掲載する印刷紙面として利用でき、
本全体の情報量を多くすることができるように設けられ
ている。なお、外側面部14において見返し外側面部接
着部20の小口側に沿って切取りミシン目などを穿設す
るようにしておくことも可能であり、このようにすれば
申し込み葉書などとして利用できる分離容易な紙片を備
えた装丁本となる。
た複数枚の頁紙を重ね合わせることにより本本体が構成
されている例を示したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、それぞれが糸かがりされた複数の折丁をか
がり綴じすることによって、複数枚の頁紙が重なる本本
体を構成するようにしてもよい。また、二つ折りされた
折丁を複数合わせることで本本体を構成することも可能
である。
とも本厚さ方向の最前位と最後位とに折丁を配し、その
間に複数枚の頁紙を重ねることにより構成され、このよ
うした本本体が表表紙と裏表紙との間に位置するように
したものである。図7と図8とは、その例を示してい
て、本本体3にあってその全体を、それぞれが糸かがり
された複数の折丁24をかがり綴じすることによって構
成されている。そして、上記した例と同じように、本本
体3の背部12にホットメルト接着剤などの接着剤を用
いて補強紙4を接着し、その補強紙4の両側に、前記最
前位と最後位に位置する折丁24の外側面部25側に延
設してなる貼着片5が一体に設けられている。この貼着
片5それぞれの側縁5a,5bが表表紙6、裏表紙8に
おける折り罫16の近傍に沿った位置に接着されている
点、また、背分離部10が設けられている点も上記の例
と同じである。
位と最後位とに位置する折丁24の外側面部25が以下
のように上記例の見返しの外側面部と同じように構成さ
れている。本本体3の最前位と最後位に位置する折丁2
5それぞれにあっては、上記補強紙4に対してその折り
部26においてのみ接着されている。そして、その折り
部26と補強紙4とを接着してなる折丁接着部27は本
本体3の背部側に位置していることから、その一方の折
丁接着部27は貼着片(側縁5a)と表表紙6とを接着
してなる上記貼着片接着部17に対して本幅方向に離間
配置され、他方の折丁接着部27も貼着片5(側縁5
b)と裏表紙8とを接着してなる貼着片接着部17に対
して本幅方向に離間配置された状態となる。さらに、前
記折丁24それぞれの表表紙6、裏表紙8に対応する外
側面部25は、表表紙6の内面と裏表紙8の内面におけ
る上記貼着片接着部17に沿った近傍位置のみに接着さ
れており、一方の第一分離部21は、一方の外側面部2
5と表表紙6の内面とを接着してなる折丁外側面部接着
部28から前記折丁接着部27との間に亘って、一方の
外側面部25と表表紙6とが非接着状態で相対するもの
として構成され、他方の第一分離部21も、他方の外側
面部25と裏表紙8の内面とを接着してなる折丁外側面
部接着部28から折丁接着部27との間に亘っても、他
方の外側面部25と裏表紙8とが非接着状態で相対する
ものとして構成されている。
24の外側面部25で貼着片5に接着することなくその
貼着片5を覆っていることから、表紙を見開いたときに
は貼着片5が表れず、貼着片による段差も外側面部25
に表れない。また、上記の例と同じように、背分離部1
0と第一分離部21とは貼着片5を介して本の幅方向に
オーバーラップした配置関係として構成され、これによ
って、前記貼着片5における貼着片接着部17から折丁
接着部27までの渡り部分22は見返しや表紙に接着さ
れない変形自由な箇所となる。
る外側面部25は各表紙の内面に対して上記折丁外側面
部接着部28にのみ接着されていることから、その折丁
外側面部接着部28から本の小口に亘る第二分離部23
は、外側面部25と表表紙6、裏表紙8とを非接着状態
にして見開き可能に相対する構成とされている。この例
での第二分離部23においても、相対する外側面部25
の対向面と各表紙6,8の内面とを情報を掲載する印刷
紙面として利用でき、本全体の情報量を多くすることが
できる。
最後位に位置する折丁は第一の例における見返しのよう
に二つ折りされたものとし、糸かがりされることなく補
強紙に接着されるようにしてもよく、勿論、その最前位
と最後位以外の折丁も二つ折りされた折丁としてもよ
い。
側や裏表紙の内側における見返しや折丁の外側面部が第
一分離部を介して貼着片を覆っているため、表表紙や裏
表紙を見開いた際にもその貼着片が見えないとともに、
その貼着片と装丁紙に亘る段差も表れないようになり、
表紙を開いた際の体裁が整うようになる。また、表紙の
内面とこれに対応する見返しや折丁の外側面部面部とが
第二分離部を介して見開きできるため、これらの対向面
部分を情報や絵柄の記載部分として利用することがで
き、装丁本における情報などの掲載量を多くすることが
できるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
る。
図である。
説明図である。
で示す説明図である。
る。
る。
ある。
…表表紙 7…背表紙 8…裏表紙 11…見返し 14…外側面
部 17…貼着片接着部 19…見返し接着部 20…見返し外側面部接着部 21…第一分離部 23
…第二分離部 24…折丁 25…外側面部 27…折丁接着部 28…折丁外側面部接着部
Claims (3)
- 【請求項1】それぞれ二つ折りされた二つの見返しの間
に、複数枚の頁紙を重ねてなる本本体を配置して、前記
見返しの折り部と本本体の背部に補強紙を接着し、前記
一方の見返しの外側面部から前記補強紙を経て前記他方
の見返しの外側面部が、前記一方の見返しに対応する一
方の表紙と前記補強紙に対応する背表紙と前記他方の見
返しに対応する他方の表紙とを連接してなる装丁紙で覆
われた本であって、 前記補強紙の本天地方向に沿う両側には該補強紙を前記
見返しそれぞれの外側面部側に延設してなる貼着片を一
体に設け、 前記貼着片と表紙とを接着してなる貼着片接着部の近傍
に沿って、前記見返しの外側面部と表紙とを接着してな
る見返し外側面部接着部を設け、 前記見返し外側面部接着部から前記見返しの折り部と補
強片とを接着してなる見返し接着部の間に亘って、前記
貼着片を覆って見返しの外側面部と貼着片とが非接着状
態にして相対する第一分離部を設け、 前記見返し外側面部接着部から小口に亘って、見返しの
外側面部と表紙とが非接着状態にして見開き可能に相対
する第二分離部を設けたことを特徴とする装丁本。 - 【請求項2】少なくとも本厚さ方向の最前位と最後位と
に折丁を配して複数枚の頁紙を重ねてなる本本体の背部
に補強紙を接着し、前記一方の折丁の外側面部から前記
補強紙を経て前記他方の折丁の外側面部が、前記一方の
折丁に対応する一方の表紙と前記補強紙に対応する背表
紙と前記他方の折丁に対応する他方の表紙とを連接して
なる装丁紙で覆われた本であって、 前記補強紙の本天地方向に沿う両側には該補強紙を前記
折丁それぞれの外側面部側に延設してなる貼着片を一体
に設け、 前記貼着片と表紙とを接着してなる貼着片接着部の近傍
に沿って、前記折丁の外側面部と表紙とを接着してなる
折丁外側面部接着部を設け、 前記折丁外側面部接着部から前記折丁の折り部と補強片
とを接着してなる折丁接着部の間に亘って、前記貼着片
を覆って折丁の外側面部と貼着片とが非接着状態にして
相対する第一分離部を設け、 前記折丁外側面部接着部から小口に亘って、折丁の外側
面部と表紙とが非接着状態にして見開き可能に相対する
第二分離部を設けたことを特徴とする装丁本。 - 【請求項3】上記本本体は、それぞれが糸かがりされた
複数の折丁をかがり綴じしてなるものである請求項1ま
たは2に記載の装丁本。
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JP07599697A JP3250606B2 (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 装丁本 |
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JPH10264551A JPH10264551A (ja) | 1998-10-06 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP07599697A Expired - Lifetime JP3250606B2 (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 装丁本 |
Country Status (1)
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-
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- 1997-03-27 JP JP07599697A patent/JP3250606B2/ja not_active Expired - Lifetime
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