JP3249912B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3249912B2
JP3249912B2 JP06673696A JP6673696A JP3249912B2 JP 3249912 B2 JP3249912 B2 JP 3249912B2 JP 06673696 A JP06673696 A JP 06673696A JP 6673696 A JP6673696 A JP 6673696A JP 3249912 B2 JP3249912 B2 JP 3249912B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、より特定的には、メモリセルのデータを入出力
するビット線を有する半導体記憶装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図45は、従来のスタチックRAM(以
下、SRAMと称する)の一例を示すブロック図であ
る。図45において、行アドレス入力端子群1には、行
アドレスデータが外部から入力され、入力された行アド
レスデータは行アドレスバッファ2によって増幅または
反転された後、行デコーダ3に与えられる。この行デコ
ーダ3は入力端子群1を介して与えられた行アドレスデ
ータをデコードする。
【0003】一方、列アドレス入力端子群4には列アド
レスデータが外部から入力され、この入力された列アド
レスデータは列アドレスバッファ5によって増幅または
反転された後、列デコーダ6に与えられる。この列デコ
ーダ6は入力端子群4を介して与えられた列アドレスデ
ータをデコードする。メモリセルアレイ7は情報を記憶
するための複数のメモリセルがマトリクス状に配列され
て構成されている。メモリセルアレイ7から読出された
小振幅の読出電圧はマルチプレクサ8を介してセンスア
ンプ9に与えられ、増幅される。センスアンプ9の出力
は出力データバッファ10によってさらに半導体記憶装
置の外部に取出すのに必要なレベルまで増幅され、読出
データ出力端子11を介して外部へ出力される。
【0004】一方、書込データ入出力端子12には書込
データが与えられる。この与えられた書込データは入力
データバッファ13によって増幅される。さらに、端子
14にはチップセレクト信号が入力され、端子15には
読出/書込制御信号が入力される。読出/書込制御回路
16はこれらのチップセレクト信号および読出/書込制
御信号によって決定される、チップの選択/非選択と、
データの読出/書込モードとに応じて、センスアンプ9
と出力データバッファ10と入力データバッファ13と
を制御する。
【0005】図46は図45に示したSRAMのメモリ
セルアレイ7の周辺部の構成を示す図である。この図4
6においては、簡単のために、メモリセルアレイ7とし
て、2行2列の構成のものを示している。図46を参照
して、ビット線対20a,20bおよびビット線対21
a,21bと、行デコーダ3の出力端子に接続されたワ
ード線22および23との各交点には、メモリセル24
a〜24dがそれぞれ配置される。各ビット線20a,
20b,21a,および21bのそれぞれの一端には、
ビット線負荷25a,25b,26aおよび26bが設
けられる。これらビット線負荷25a,25b,26a
および26bは、それぞれの一方導通端子およびゲート
が電源18に接続され、かつそれぞれの他方導通端子が
対応するビット線に接続されたトランジスタによって構
成されている。
【0006】また、図45に示したマルチプレクサ8を
構成するトランスファゲート27a,27b,28aお
よび28bが各ビット線20a,20b,21aおよび
21bの他端に設けられている。各トランスファゲート
のゲートには図45に示した列デコーダ6の出力信号が
与えられ、そのドレインまたはソースは対応するビット
線に接続され、そのソースまたはドレインは入出力(以
下、入出力をIOと略記する)線対29a,29bのう
ちの対応するIO線に接続されている。そして、IO線
29a,29b間の電位差は、センスアンプ9により検
出される。センスアンプ9の出力は出力バッファ10に
よって増幅される。
【0007】図46における各メモリセル24として
は、たとえば図47に示すような高抵抗負荷型のMOS
メモリセルや図48に示すようなCMOS型メモリセル
が用いられる。
【0008】図47に示したメモリセルは、ドライバ4
1aおよび41bを含んでいる。トランジスタ41aの
ドレインは記憶ノード45aに接続され、ゲートは記憶
ノード45bに接続され、ソースは接地されている。ト
ランジスタ41bのドレインは記憶ノード45bに接続
され、ゲートは記憶ノード45aに接続され、ソースは
接地されている。さらに、メモリセル24は、アクセス
トランジスタ42aおよび42bを含んでいる。トラン
ジスタ42aのドレインまたはソースは記憶ノード45
aに接続され、ゲートはワード線22または23に接続
され、ソースまたはドレインはビット線20aまたは2
1aに接続されている。トランジスタ42bのドレイン
またはソースは記憶ノード45bに接続され、ゲートは
ワード線22または23に接続され、ソースまたはドレ
インはビット線20bまたは21bに接続されている。
さらに、メモリセル24は、負荷抵抗43a,43bを
含む。負荷抵抗43a,43bは、それぞれの一端が電
源18に接続され、それぞれの他端が記憶ノード45
a,45bに接続されている。
【0009】一方、図48に示したメモリセル24は、
図47に示したメモリセル24の負荷抵抗43aおよび
43bに代えて、pチャネルトランジスタ44aおよび
44bを備えている。トランジスタ44aのドレインは
記憶ノード45aに接続され、ゲートは記憶ノード45
bに接続され、ソースは電源18に接続されている。ト
ランジスタ44bのドレインは記憶ノード45bに接続
され、ゲートは記憶ノード45aに接続され、ソースは
電源18に接続されている。
【0010】次に、図45,図46,図47および図4
8に示した従来の半導体記憶装置の動作について説明す
る。今、メモリセルアレイ7中のメモリセル24aを選
択する場合を考える。この場合には、行アドレス入力端
子群1からは選択すべきメモリセル24aが接続された
行に対応する行アドレス信号が入力され、行アドレスバ
ッファ2を介して行デコーダ3に与えられる。応じて、
行デコーダ3は、メモリセル24aの接続されたワード
線22を選択レベル(たとえばHレベル)にし、他のワ
ード線23を非選択レベル(たとえばLレベル)にす
る。
【0011】一方、列アドレス入力端子群4からは、選
択すべきメモリセル24aが接続されたビット線対20
a,20bに対応する列を選択する列アドレス信号が入
力され、列アドレスバッファ5を介して列デコーダ6に
与えられる。応じて、列デコーダ6はビット線対20
a,20bに接続されたトランスファゲート27a,2
7bのみを導通させる。その結果、選択されたビット線
20a,20bのみが、それぞれ、IO線29a,29
bに接続される。一方、他の非選択ビット線対21a,
21bは、IO線対29a,29bと切離されている。
【0012】次に、選択されたメモリセル24aの読出
動作について説明する。今、メモリセル24aの記憶ノ
ード45aがHレベルであり、記憶ノード45bがLレ
ベルであるとする。このとき、メモリセルの一方のドラ
イバトランジスタ41aは非導通状態にあり、他方のド
ライバトランジスタ41bは導通状態にある。さらに、
ワード線22がLレベルで選択された状態にあるので、
メモリセル24aのアクセストランジスタ42a,42
bはともに導通状態にある。したがって、電源18→ビ
ット線負荷25b→ビット線20b→アクセストランジ
スタ42b→ドライバトランジスタ41b→接地という
経路で直流電流が流れる。
【0013】しかしながら、もう一方の経路、すなわち
電源18→ビット線負荷25a→ビット線20a→アク
セストランジスタ42a→ドライバトランジスタ41a
→接地という経路においては、ドライバトランジスタ4
1aが非導通状態であるので、直流電流は流れない。こ
のとき、直流電流の流れない方のビット線20aの電位
は、(電源電位−Vth)となる。なお、Vthはビッ
ト線負荷トランジスタ25a,25b,26aおよび2
6bのしきい値電圧である。
【0014】また、直流電流の流れる方のビット線20
bの電位は、ドライバトランジスタ41b,アクセスト
ランジスタ42bおよびビット線負荷25bの導通抵抗
によって電源電圧が分割される結果、(電源電位−Vt
h)からΔVだけ電位が低下し、(電源電位−Vth−
ΔV)になる。ここで、ΔVは、ビット線振幅と呼ば
れ、通常50mV〜500mV程度でありビット線負荷
の大きさによって調整される。
【0015】このビット線振幅は、導通状態のトランス
ファゲート27a,27bを介して、IO線29a,2
9bに現われ、これはセンスアンプ9により増幅され
る。そして、センスアンプ9の出力は出力バッファ10
で増幅された後、データ出力として出力端子11から読
出される。なお、読出しの場合には、入力データバッフ
ァ13は、IO線対29a,29bを駆動しないよう
に、読出/書込制御回路16により制御される。
【0016】一方、書込の場合には、Lレベルのデータ
を書込むべき側のビット線電位を強制的に低電位に引下
げ、他方のビット線の電位を高電位に引上げることによ
り、メモリセルへのデータの書込が行なわれる。たとえ
ば、メモリセル24aに反転データを書込むには、デー
タ入力バッファ13によって一方のIO線29aをLレ
ベルに、他方のIO線29bをHレベルにすることによ
り、一方のビット線20aはLレベルになり、他方のビ
ット線20bはHレベルになり、データが書込まれる。
【0017】図49はセンスアンプおよびIO線駆動回
路を示す電気回路図である。図49を参照して、nチャ
ネルMOSFET59,60は差動入力回路を構成して
おり、それぞれのゲートには差動入力信号Vin,/V
inが与えられる。nチャネルMOSFET59,60
のソースは共通接続され、パワーダウン用nチャネルM
OSFET61を介して接地されている。このnチャネ
ルMOSFET61は入力端子62に入力されたチップ
イネーブル信号(CE)に応じて導通する。nチャネル
MOSFET59,60のドレインには、カレントミラ
ー回路を構成するnチャネルMOSFET57,58の
ドレインが接続されている。pチャネルMOSFET5
7,58のそれぞれのソースには電源Vccが接続さ
れ、それぞれのゲートは共通接続されている。nチャネ
ルMOSFET60とpチャネルMOSFET58との
接続点から出力端子63を介して増幅出力が得られる。
【0018】IO線負荷回路50は、nチャネルMOS
FET55,56を含み、それぞれのソースには能動負
荷となる1対のIO線29aおよびIO線29bが接続
される。これらのIO線29aおよびIO線29bは端
子51,52を介して図46に示したトランスファゲー
ト27a,28aのソースおよびトランスファゲート2
7b,28bのソースに接続される。nチャネルMOS
FET55,56の各ゲートおよび各ドレインはそれぞ
れ電源Vccに共通接続される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
SRAM等の半導体記憶装置においては、ビット線に関
連して種々の回路(ビット線負荷,マルチプレクサ,列
デコーダ,センスアンプ等)がメモリセルアレイの周辺
に設けられている。以下、ビット線に直接関連するこれ
らの回路を、ビット線周辺回路と総称することにする。
【0020】ところで、従来の半導体記憶装置では、各
ビット線とビット線周辺回路との結合は、各ビット線の
上下終端部においてのみ可能である。そのため、ビット
線周辺回路の大部分は各ビット線の上下終端部付近に集
中して配置されている。このことは、IEEE JOU
RNAL OF SOLID−STATE CIRCU
ITS,VOL.23,NO.5,OCTOBER 1
988“A 14−ns 1−Mbit CMOS S
RAM with Variable BitOrga
nization”や、IEEE JOURNAL O
F SOLID−STATE CIRCUITS,VO
L.22,NO.5,OCTOBER1987“A 3
4−ns 1−Mbit CMOS SRAM Usi
ngTriple Polysilicon”に示され
たSRAMチップのレイアウト構成からも明らかであ
る。したがって、従来の半導体記憶装置では、ビット線
周辺回路のサイズはビット線チップに大きく依存するこ
とになる。すなわち、ビット線ピッチが広い場合は大規
模あるいは大駆動能力のビット線周辺回路(大きなチャ
ネル長やチャネル幅を持つトランジスタや、多数のトラ
ンジスタを有するビット線周辺回路)を配置することが
できるが、ビット線ピッチが狭い場合は小規模あるいは
小駆動能力のビット線周辺回路しか配置することができ
ない。ビット線ピッチはメモリセルのサイズにより決定
されるが、近年の高集積化の進展により、ビット線ピッ
チはますます狭くなる傾向にある。したがって、従来の
半導体記憶装置では、ビット線周辺回路として大面積の
ものを配置することができず、所望の性能を得ることが
困難であるという問題点があった。たとえば、冗長回路
を有し、そのプログラムヒューズが各行ごとに配置され
るデバイスでは、メモリセルサイズの縮小がプログラム
技術の向上により実現しても、ヒューズを切断する装置
の関係で、ある程度以上微細化できないという問題があ
る。そのため、各行ごとに、ヒューズをレイアウトする
ことが不可能となったり、またそれが原因でメモリセル
サイズをある程度以上小さくできずチップサイズの縮小
化が図れないという問題点があった。
【0021】なお、以上の問題点は、SRAMに限ら
ず、ダイナミックRAM(以下、DRAMと称す)等に
おいても生じる。
【0022】この発明の目的は、チップサイズを大きく
することなく、より大規模なビット線周辺回路を設ける
ことが可能な半導体記憶装置を提供することである。
【0023】この発明の他の目的は、チップサイズを大
きくすることなく、ビット線周辺回路と入出力手段とを
配線し得るような半導体記憶装置を提供することであ
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるこの発
明の半導体記憶装置は、複数のワード線と、これらワー
ド線と交差して配置された複数のビット線と、ワード線
とビット線との交点に配置された複数のメモリセルとを
有するメモリセルアレイを備えている。さらに、ビット
線と交差して配置され、かつそれぞれが対応するビット
線と接続され、少なくともそれぞれの一端がメモリセル
アレイの端部まで延在するように形成された複数のビッ
ト線信号入出力線と、メモリセルの端部の、メモリセル
と実質的に同一平面上に形成され、ビット線信号入出力
線に接続されたビット線周辺回路とを備えている。
【0025】この半導体記憶装置においては、各ビット
線と接続された複数のビット線信号入出力線が、各ビッ
ト線と直交する方向のメモリセルアレイの端部まで引出
されることにより、従来は各ビット線の上下終端部にし
か配置できなかったビット線周辺回路を、メモリセルと
同一平面上の、各ビット線信号入出力線の終端部にも分
散して配置することが可能となった。その結果、ビット
線周辺回路のレイアウトの自由度が向上し、ビット線ピ
ッチを拡げることなく、より大規模なビット線周辺回路
の配置が可能となる。
【0026】請求項2にかかるこの発明の半導体記憶装
置は、それぞれが複数のワード線と、これらのワード線
と交差して配置された複数のビット線と、ワード線とビ
ット線との交点に配置された複数のメモリセルとを有す
る、実質的に同一平面上に形成された複数のメモリセル
アレイを備えている。さらに、各メモリセルアレイにお
けるビット線と交差して配置され、かつ各メモリセルア
レイにおける対応するビット線同士を接続するための複
数のビット線信号入出力線を備えている。
【0027】このような構成の半導体記憶装置において
は、同一平面上に設けられた各メモリセルアレイにおけ
る対応するビット線同士が各ビット線信号入出力線によ
って接続されることにより、従来は各メモリセルアレイ
個別に設けられていたビット線周辺回路を、各メモリセ
ルアレイの間で共用することが可能となる。その結果、
各メモリセルアレイについて、実質的にビット線周辺回
路の配置面積が増加したことになり、より大規模なビッ
ト線周辺回路の配置が可能となる。請求項3にかかるこ
の発明の半導体記憶装置は、請求項2に記載の構成に加
え、これら複数のワード線が、各々所定本数のワード線
を含む複数の行グループに分割されている。半導体記憶
装置はさらに、複数のメモリセルアレイに対応して設け
られ、それぞれ行グループ選択信号と行アドレス信号と
により特定されるワード線を選択するための複数のロー
カル行デコーダと、これら複数のローカル行デコーダに
行グループ選択信号を与えるための複数の行グループ選
択信号線とを備え、これら行グループ選択信号線は、ビ
ット線信号入出力線と平行に設けられている。このよう
な構成の半導体記憶装置においては、複数のメモリセル
アレイのうちの特定の行を選択するために行グループ選
択信号と行アドレス信号とを用いる。行グループ選択信
号をローカル行デコーダに与えるための行グループ選択
信号線はビット線信号入出力線と平行に設けられてお
り、ビット線信号入出力線とは交差しない。したがって
これらを同一層で形成することができる。請求項4にか
かるこの発明の半導体記憶装置は、請求項2に記載の構
成に加え、複数のビット線信号入出力線に接続されたビ
ット線周辺回路と、ビット線周辺回路と接続された、ビ
ット線周辺回路を介して複数のビット線に対して入出力
される信号の入出力線とをさらに備え、入出力線はビッ
ト線信号入出力線と平行に設けられている。このような
構成の半導体記憶装置においては、複数のメモリセルア
レイのビット線との間でビット線周辺回路を介した入出
力を行なう際に入出力線が用いられる。これらの入出力
線はビット線信号入出力線と平行に設けられており、ビ
ット線信号入出力線とは交差しない。したがってこれら
を同一層で形成することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
実施の形態1 図1は、この発明の実施の形態1にかかるSRAMのメ
モリセルアレイおよびその周辺部の構成を示すブロック
図である。図において、ワード線WL1〜WLmと交差
(好ましくは直交)して複数のビット線BL1,/BL
1,BL2,/BL2,…BLn,/BLnが設けられ
ている。各ビット線は隣接するもの同士がビット線対を
構成している。たとえば、ビット線BL1と/BL1と
で1組のビット線対を構成し、ビット線BL2と/BL
2とで1組のビット線対を構成している。これらビット
線対とワード線との各交点には、スタチックメモリセル
SMCが配置され、メモリセルアレイを構成している。
スタチックメモリセルSMCとしては、たとえば図47
に示すメモリセルや図48に示すメモリセルが用いられ
る。各ワード線WL1〜WLmは、行デコーダRDの出
力信号を受ける。この行デコーダRDは、図示しないア
ドレスバッファを介して与えられる行アドレス信号をデ
コードして、ワード線WL1〜WLmのうちの1本を選
択する。各ビット線対BL1,/BL1,…BLn,/
BLnの一端には、ビット線周辺回路101が設けられ
る。また、各ビット線対BL1,/BL1,…BLn,
/BLnの他端には、ビット線周辺回路102が設けら
れる。ここまでの構成は、従来のSRAMと何ら変わり
はない。
【0029】この実施の形態1の特徴は、ビット線BL
1,/BL1,…BLn,/BLnと交差してビット線
信号IO線L1,/L1,…Ln,/Lnを設けたこと
である。ビット線信号IO線L1,/L1,…Ln,/
Lnは、それぞれ、対応するビット線BL1,/BL
1,…BLn,/BLnと接続されており、それぞれ対
応するビット線に所定の信号を入力し、または対応する
ビット線から得られる信号をメモリセルアレイの外部へ
出力する。図1の実施の形態では、ビット線信号IO線
L1,/L1,…Ln,/Lnの各左端が対応するビッ
ト線と接続され、各右端がメモリセルアレイの右側すな
わち行デコーダRDが配置された側と反対側に引出され
ている。なお、各ビット線信号IO線L1,/L1,…
Ln,/Lnは、ワード線WL1,WL2,…WLmと
平行になるように配置されている。
【0030】メモリセルアレイ外に引出されたビット線
信号IO線L1,/L1,…Ln,/Lnの各右端に
は、ビット線周辺回路103が結合される。前述したよ
うに、従来のSRAMでは、ビット線の上下終端部(ビ
ット線周辺回路101,102の部分)にしかビット線
周辺回路を配置できなかった。しかし、図1の実施の形
態では、ビット線と直交する方向におけるメモリセルア
レイの端部にもビット線周辺回路103を配置できる。
このことは、ビット線周辺回路を配置し得る面積が増え
たことを意味している。その結果、ビット線周辺回路を
より広い面積に分散して配置できるので、ビット線ピッ
チを広げることなくビット線周辺回路として従来よりも
大規模なものをレイアウトすることができる。
【0031】図2および図3に、図1の実施の形態にお
けるビット線周辺回路の分散配置例を示す。図2では、
ビット線周辺回路101がビット線負荷回路を含み、ビ
ット線周辺回路102が書込回路を含み、ビット線周辺
回路103がマルチプレクサとセンスアンプ群と列デコ
ーダとを含む。図3では、ビット線周辺回路101がビ
ット線負荷回路を含み、ビット線周辺回路102がビッ
ト線負荷回路を含み、ビット線周辺回路103がマルチ
プレクサとセンスアンプ群と列デコーダと書込回路とを
含んでいる。なお、図2および図3は一例にすぎず、各
ビット線周辺回路としてどのような回路を配置するかは
任意に決められる。
【0032】さらに、図4は図2に示す実施の形態のよ
り詳細な回路構成例を示し、図5は図3に示す実施の形
態のより詳細な回路構成例を示す。
【0033】上記のようなビット線信号IO線L1,/
L1,…Ln,/Lnのピッチは、メモリセルアレイの
上下方向のサイズに依存し、各ビット線のピッチには依
存しない。したがって、メモリセルアレイの左右方向の
サイズよりも上下方向のサイズが大きくなるようにSR
AMを設計すれば、ビット線信号IO線ピッチをビット
線ピッチよりも広くすることができる。この場合、ビッ
ト線周辺回路103には通常のビット線ピッチでは配置
できないような大規模なビット線周辺回路を配置するこ
とが可能となる。
【0034】ビット線信号IO線ピッチとビット線ピッ
チとの比較を、1MビットSRAMの典型的なモデルを
例にして以下に説明する。図6に示すように、1Mビッ
トSRAMは、0から31までの32のブロックに分割
されている。各ブロックは、図7に示すように、スタチ
ックメモリセルSMCが512行×64列に配置されて
いる。各スタチックメモリセルSMCには2本のビット
線が接続されているので、1ブロック当たりビット線の
本数は、64×2=128本である。同様に、ビット線
信号IO線の本数も、1ブロック当たり128本とな
る。ここで、各スタチックメモリセルSMCのワード線
方向の幅をa,ビット線方向の幅をbとすると、ビット
線信号IO線ピッチP1は、
【0035】
【数1】P1=(512×b)/128=4b で表わされ、ビット線ピッチP2は、
【0036】
【数2】P2=(64×a)/128=a/2 で表わされる。一般に、b>aに選ばれている。たとえ
ば、a=5.8μm,b=8.5μm,(b/a=1.
47)とすると、
【0037】
【数3】P1=34.0μm P2=2.90μm となる。したがって、ビット線IO線ピッチの方がビッ
ト線ピッチよりも広いことがわかる。
【0038】実施の形態2 図8は、この発明の実施の形態2にかかるSRAMのメ
モリセルアレイおよびその周辺部の構成を示すブロック
図である。図において、この実施の形態2では、ビット
線信号IO線L1,/L1,…Ln,/Lnの各右端が
それぞれ対応するビット線BL1,/BL1,…BL
n,/BLnに接続され、各左端がメモリセルアレイ外
に引出されてビット線周辺回路104に結合されてい
る。したがって、ビット線周辺回路104はメモリセル
アレイの左側すなわち行デコーダRDとメモリセルアレ
イとの間に配置されている。その他の構成は、前述の実
施の形態1(図1)と同様である。
【0039】図9に、図8に示す実施の形態のより詳細
な具体例を示す。 実施の形態3 図10は、この発明の実施の形態3にかかるSRAMの
メモリセルおよびその周辺部の構成を示すブロック図で
ある。図において、この実施の形態3では、ビット線信
号IO線L1,/L1,…Ln,/Lnの端部にのみビ
ット線周辺回路103が設けられている。前述したよう
に、ビット線信号IO線ピッチはビット線ピッチよりも
広くすることができるため、このような配置が可能とな
ったものである。その他の構成は、前述の実施の形態1
(図1)と同様である。
【0040】図11に、図10に示す実施の形態のより
詳細な具体例を示す。 実施の形態4 図12は、この発明の実施の形態4にかかるSRAMの
全体構成を示すブロック図である。図において、この実
施の形態4では、3つのビット線周辺回路101〜10
3が設けられている。ビット線周辺回路101はビット
線負荷回路を含む。ビット線周辺回路102は、マルチ
プレクサと、センスアンプ群と、列デコーダとを含む。
ビット線周辺回路103は書込回路を含む。SRAMチ
ップの一端にはアドレス信号入力ピン群APが設けら
れ、他端にはデータ信号IOピン群DPが設けられる。
アドレス信号入力ピン群APには外部からアドレス信号
が与えられる。アドレス信号入力ピン群APから入力さ
れたアドレス信号は、アドレスバッファ201に与えら
れる。アドレスバッファ201は、与えられたアドレス
信号のうち行アドレス信号を行デコーダRDに与え、列
アドレス信号をビット線周辺回路102内の列デコーダ
に与える。データ信号IOピン群DPには、外部から書
込データおよびコントロールデータが与えられる。デー
タ信号IOピン群DPから入力された書込データはデー
タIO回路/コントロール回路202を介してビット線
周辺回路103に与えられる。また、データ信号IOピ
ン群DPから入力されたコントロールデータは、データ
IO回路/コントロール回路202を介してSRAMの
各回路に与えられる。ビット線周辺回路102内のセン
スアンプ群から得られる読出データは、データIO回路
/コントロール回路202を介してデータ信号IOピン
群DPに与えられ、SRAMのチップの外部へと出力さ
れる。
【0041】上記のごとく、図12の実施の形態では、
SRAMのチップの一端にアドレス信号入力ピンを、他
端にデータ信号IOピンをかためて配置できるので、た
とえば図13に示すようなスィン・スモール・アウトラ
イン・パッケージTSOPにSRAMチップを収納する
ことが容易となる。
【0042】図14に、図12に示す実施の形態のより
詳細な具体例を示す。 実施の形態5 図15は、この発明の実施の形態5にかかるSRAMの
全体構成を示すブロック図である。図において、この実
施の形態5では、ビット線周辺回路101はビット線負
荷回路と書込回路とを含む。ビット線周辺回路104は
マルチプレクサとセンスアンプ群と列デコーダとを含
む。また、SRAMチップの一端には信号IOピン群S
Pが設けられている。この信号IOピン群SPには、ア
ドレス信号,書込データおよびコントロールデータが外
部から与えられる。信号IOピン群SPから入力された
信号およびデータは、信号IO回路203およびデータ
IOバスIOBを介して行デコーダRD,ビット線周辺
回路101および104に与えられる。また、ビット線
周辺回路104内のセンスアンプ群から得られる読出デ
ータは、データIOバスIOBおよび信号IO回路20
3を介して信号IOピン群SPに与えられ、SRAMチ
ップの外部へ出力される。
【0043】以上のごとく、図15の実施の形態では、
すべての信号IOピンをSRAMチップの片側に配置す
ることができる。そのため、SRAMチップを、たとえ
ば図16に示すようなシングル・インライン・パッケー
ジSIPに収納することが容易となる。
【0044】図17に、図15に示す実施の形態のより
詳細な具体例を示す。 実施の形態6 図18は、この発明の実施の形態6にかかるSRAMの
メモリセルアレイおよびその周辺部の構成を示すブロッ
ク図である。図において、この実施の形態6では、各ビ
ット線BL1,/BL1,…BLn,/BLnに対して
2組のビット線信号IO線が設けられている。すなわ
ち、ビット線信号IO線L1a,/L1a,…Lna,
/Lnaと、ビット線信号IO線L1b,/L1b,…
Lnb,/Lnbとである。そして、ビット線信号IO
線L1a,/L1a,…Lna,/Lnaの右端にはビ
ット線周辺回路103aが配置され、ビット線信号IO
線L1b,/L1b,…Lnb,/Lnbの右端にはビ
ット線周辺回路103bが配置されている。
【0045】上記のような構成によれば、たとえば図1
9に示すようにビット線周辺回路103aを第1の入出
力ポート、ビット線周辺回路103bを第2の入出力ポ
ートとすることにより、複数の入出力ポートを有するS
RAMが実現できる。
【0046】図20に、図19に示す実施の形態のより
詳細な具体例を示す。 実施の形態7 図21は、この発明の実施の形態7にかかるSRAMの
メモリセルアレイおよびその周辺部分の構成を示すブロ
ック図である。図において、この実施の形態7では、前
述の実施の形態1(図1)におけるメモリセルアレイが
上側メモリセルアレイUMCAと下側メモリセルアレイ
LMCAとに分割されている。したがって、上側メモリ
セルアレイUMCAおよび下側メモリセルアレイLMC
Aは、それぞれi本のワード線WL1〜WLi(i=n
/2)を含んでいる。上側メモリセルアレイUMCAに
は、各ビット線BL1,/BL1,…BLn,/BLn
に対してビット線信号IO線L1a,/L1a,…Ln
a,/Lnaが設けられている。これらビット線信号I
O線L1a,/L1a,…Lna,/Lnaはビット線
周辺回路103aに結合されている。また、下側メモリ
セルアレイLMCAには、各ビット線BL1,/BL
1,…BLn,/BLnに対してビット線信号IO線L
1b,/L1b,…Lnb,/Lnbが設けられてい
る。これらビット線信号IO線L1b,/L1b,…L
nb,/Lnbはビット線周辺回路103bに結合され
ている。その他の構成は、前述の実施の形態1(図1)
と同様である。
【0047】上記のような構成によれば、各ビット線が
2分割されているため、ビット線容量が半分に軽減さ
れ、メモリの動作を高速化し得るという効果を奏する。
【0048】図22に、図21に示す実施の形態のより
詳細な具体例を示す。 実施の形態8 図23は、この発明の実施の形態8にかかるSRAMの
メモリセルアレイおよびその周辺部の構成を示すブロッ
ク図である。図において、この実施の形態8は、実施の
形態7(図21)における各ビット線の分割された部分
にビット線周辺回路105aおよび105bが設けられ
ている。この場合、ビット線周辺回路を、図21に示す
実施の形態に比べてより広いスペースに分散配置できる
ため、ビット線周辺回路をより大規模な回路構成とする
ことができる。
【0049】図24に、図23に示す実施の形態のより
詳細な具体例を示す。 実施の形態9 図25は、この発明の実施の形態9にかかるSRAMの
メモリセルアレイおよびその周辺部の構成を示すブロッ
ク図である。図において、この実施の形態9では、第1
および第2のメモリブロックM1およびM2がワード線
方向に沿って隣接して配置されている。各メモリブロッ
クM1およびM2は、それぞれ同一の構成を有するメモ
リセルアレイを含む。第1のメモリブロックM1のメモ
リセルアレイに対しては、行デコーダRDのビット線周
辺回路101とビット線周辺回路102とが設けられ
る。第2のメモリブロックM2のメモリセルアレイに対
しては、行デコーダRDとビット線周辺回路101′と
ビット線周辺回路102′とが設けられる。ビット線周
辺回路101と101′は同一の回路であってもよい
し、異なる回路であってもよい。同様に、ビット線周辺
回路102と102′は同一の回路であってもよいし、
異なる回路であってもよい。第1のメモリブロックM1
におけるビット線BL1,/BL1,…BLn,/BL
nと第2のメモリブロックM2におけるビット線BL
1,/BL1,…BLn,/BLnとは、それぞれ対応
するもの同士が、ビット線信号IO線L1,/L1,…
Ln,/Lnを介して接続されている。
【0050】上記実施の形態9によれば、ビット線信号
IO線L1,/L1,…Ln,/Lnによって第1およ
び第2のメモリブロックM1およびM2の対応するビッ
ト線同士が接続されているため、第1のメモリブロック
M1のために設けられたビット線周辺回路101,10
2を第2のメモリブロックM2にも共用でき、また第2
のメモリブロックM2のために設けられたビット線周辺
回路101′,102′を第1のメモリブロックM1の
ためにも共用することができる。したがって、実質的に
各メモリブロックM1,M2に対するビット線周辺回路
の配置スペースが広がり、大規模なビット線周辺回路の
レイアウトを容易化することができる。
【0051】図26に、図25に示す実施の形態のより
詳細な具体例を示す。 実施の形態10 図27は、この発明の実施の形態10にかかるSRAM
のメモリセルアレイおよびその周辺部の構成を示すブロ
ック図である。図において、この実施の形態10は、前
述の実施の形態9(図25)と同様に、2つのメモリブ
ロックM1およびM2がワード線方向に沿って隣接配置
されている。第1のメモリブロックM1の各ビット線B
L1,/BL1,…BLn,/BLnと第2のメモリブ
ロックM2の各ビット線BL1,/BL1,/BLn,
/BLnとは、それぞれ、2組のビット線信号IO線L
1a,/L1a,…Lna,/LnaとL1b,/L1
b,…Lnb,/Lnbとによって接続されている。そ
の他の構成は、図25の実施の形態と同様である。
【0052】上記のような構成を有する実施の形態10
によれば、前述の実施の形態9(図25)が有する効果
に加えて、以下のような効果を奏する。すなわち、第1
および第2のメモリブロックM1およびM2における各
ビット線同士が2本のビット線信号IO線で短絡されて
いるため、第1のメモリブロックM1のビット線と第2
のメモリブロックM2のビット線とが並列接続されるこ
とになり、実効的な各ビット線の抵抗を低減できる。そ
の結果、メモリセルアレイ内でのビット線を介した信号
の伝達スピードを向上することができ、メモリ動作の高
速化を図ることができる。
【0053】なお、ビット線は、通常、低抵抗なアルミ
ニウムを用いて配線される。しかし、上記実施の形態1
0によれば、各ビット線の抵抗値が多少高くてもメモリ
の動作速度上問題を生じない。したがって、ビット線の
材料として、従来のアルミニウムに代えて、ポリサイド
やタングステン等を用いることができる。これらポリサ
イドやタングステン等は、アルミニウムに比べて抵抗は
高いが、微細加工しやすいため、高集積化に適し、チッ
プサイズの縮小化を図ることができる。
【0054】図28に、図27に示す実施の形態のより
詳細な具体例を示す。前述したように、実施の形態10
では、各ビット線の抵抗を低減できる。この理由を、以
下により詳細に説明する。一例として、図28における
第1のメモリブロックM1のビット線負荷回路101か
らビット線BL1を介して第2のメモリブロックM2の
センスアンプ群102′に電流が流れる場合を説明す
る。この場合、図29に示すように、(1),(2)の
2つの電流経路が生じる。(1)の電流経路は、第1の
メモリブロックM1のビット線BL1からビット線信号
IO線L1aを介して第2のメモリブロックM2のビッ
ト線BL1に電流が流れる経路である。(2)の電流経
路は、第1のメモリブロックM1のビット線BL1から
ビット線信号IO線L1bを介して第2のメモリブロッ
クM2のビット線BL1に電流が流れる経路である。
今、ビット線信号IO線L1aよりも上のビット線BL
1の抵抗値をR1とし、ビット線信号IO線L1aとビ
ット線信号IO線L1bとの間のビット線BL1の抵抗
値をR2とし、ビット線信号IO線L1bよりも下側の
ビット線BL1の抵抗値をR3とし、ビット線信号IO
線L1aまたはL1bの抵抗値をRsとすると、図29
の等価回路は図30に示すようになる。
【0055】図30に示す等価回路の合成抵抗Rは、次
式のごとくになる。
【0056】
【数4】 R=R1+[1/{1/(Rs+R2)+1/(R2+Rs)}]+R3 =R1+R3+{(Rs+R2)/2} =(Rb−R2)+{(Rs+R2)/2} =Rb+{(Rs−R2)/2} なお、上式において、Rb=R1+R2+R3である。
上式から明らかなように、抵抗R2の値すなわちビット
線信号IO線L1aとL1bとの間隔によって、合成抵
抗Rの値も変わる。したがって、対応するビット線に接
続される2本のビット線信号IO線の間隔は、各ビット
線について同じ間隔である方が、各ビット線の抵抗のば
らつきを少なくする点で好ましい。
【0057】なお、各ビット線信号IO線は、図31ま
たは図32に示すように配置されてもよい。ただし、図
32の場合、各ビット線の抵抗は不均一なものとなる。
【0058】実施の形態11 図33は、この発明の実施の形態11にかかるSRAM
のメモリセルアレイおよびその周辺部の構成を示すブロ
ック図である。図において、この実施の形態11では、
第1のメモリブロックM1と第2のメモリブロックM2
との間にビット線周辺回路106が配置されている。そ
の他の構成は、前述の実施の形態9(図25)と同様で
ある。
【0059】上記実施の形態11によれば、前述の図2
5の実施の形態と同様の効果を奏する他、ビット線周辺
回路の配置スペースが増し、より大規模なビット線周辺
回路のレイアウトが可能となる。また、ビット線周辺回
路106は、第1のメモリブロックM1と第2のメモリ
ブロックM2とのビット線周辺回路を兼ねているため、
チップサイズの縮小化を図ることもできる。
【0060】図34に、図33に示す実施の形態のより
詳細な具体例を示す。 実施の形態12 図35は、この発明の実施の形態12にかかるSRAM
のメモリセルアレイおよびその周辺部の構成を示すブロ
ック図である。図において、この実施の形態12は、前
述の実施の形態11(図33)のメモリ回路300がワ
ード線方向に沿って2組隣接して配置されている。さら
に、左側に配置されたメモリ回路300における各メモ
リブロックM1,M2のビット線BL1,/BL1,…
BLn,/BLnと、右側に配置されたメモリ回路30
0における各メモリブロックM1,M2のビット線BL
1,/BL1,…BLn,/BLnとが、それぞれ、ビ
ット線信号IO線L1,/L1,…Ln,/Lnによっ
て接続されている。
【0061】上記実施の形態12によれば、4つのメモ
リブロックにおける各ビット線の対応するもの同士がビ
ット線信号IO線によって接続されているので、各メモ
リブロックで使用し得るビット線周辺回路の数が図33
の実施の形態に比べてさらに増えるため、ビット線周辺
回路のレイアウトをさらに容易化することができる。
【0062】なお、図35におけるビット線周辺回路1
06の内部構成は、たとえば図34に示すビット線周辺
回路106と同様であってよい。
【0063】実施の形態13 図36は、この発明の実施の形態13にかかるSRAM
のメモリセルアレイおよびその周辺部の構成を示すブロ
ック図である。図において、この実施の形態13は、前
述の実施の形態8(図23)と実施の形態11(図3
3)とを組合わせた構成となっている。すなわち、それ
ぞれが上側メモリセルアレイUMCAと下側メモリセル
アレイLMCAとに分割された2つのメモリブロックM
1,M2がワード線方向に沿って隣接して配置され、2
つのメモリブロック間で対応するビット線同士がビット
線信号IO線を介して接続されている。
【0064】実施の形態14 図37は、この発明の実施の形態14にかかるSRAM
のメモリセルアレイおよびその周辺部の構成を示すブロ
ック図である。図において、この実施の形態14は、前
述の実施の形態13(図36)に示すメモリ回路400
をワード線方向に沿って2つ並べ、かつ2つのメモリセ
ル回路400間で対応するビット線同士をビット線信号
IO線で接続した構成となっている。
【0065】実施の形態15 図38は、この発明の実施の形態15にかかるSRAM
のメモリセルアレイおよびその周辺部の構成を示すブロ
ック図である。この実施の形態15は、いわゆる分割ワ
ードライン構成のメモリにこの発明を適用した例を示し
ている。図において、このSRAMは、分割された複数
の(図38では8つの)メモリセルアレイMCA1〜M
CA8を有している。各メモリセルアレイMCA1〜M
CA8に対してそれぞれローカル行デコーダRD1〜R
D8が設けられている。また、メモリセルアレイMCA
1〜MCA8の全体に対して共通のグローバル行デコー
ダGRDが1つ設けられている。外部から入力される行
アドレスデータのうち、上位から数ビットの信号がグロ
ーバル行デコーダGRDに与えられ、残りのビットの信
号が各ローカル行デコーダRD1〜RD8に与えられ
る。さらに、各ローカル行デコーダRD1〜RD8には
外部からローカル行デコーダ選択信号が与えられる。各
メモリセルアレイMCA1〜MCA8におけるワード線
WL1〜WLmは、所定本ずつ複数の行グループに分け
られている。グローバル行デコーダGRDは与えられる
行アドレス信号をデコードすることにより、上記複数の
行グループの中からいずれか1つの行グループを選択す
る信号を出力する。グローバル行デコーダGRDから出
力される行グループ選択信号は、行グループ選択信号線
RGS1〜RGSjを介して各ローカル行デコーダRD
1〜RD8に与えられる。ローカル行デコーダRD1〜
RD8は、与えられる行アドレス信号と行グループ選択
信号とをデコードすることにより、グローバル行デコー
ダGRDによって選択された行グループにおける1本の
ワード線を選択する。なお、ローカル行デコーダRD1
〜RD8は、ローカル行デコーダ選択信号によりいずれ
か1つが選択的に能動化されるため、実際はある1つの
メモリセルアレイにおける1本のワード線のみが選択さ
れることになる。ここまでの構成は、従来の一般的な分
割ワード線構成のメモリと同様である。分割ワード線構
成のメモリのさらに詳細な説明は、下記の文献に示され
ている。すなわち、一般的な分割ワード線構成は、U.
S.Patent 4,542,486や、IEEE
JOURNAL OFSOLID−STATE CIR
CUITS,VOL.SC−18,pp.47,−48
5 OCTOBER 1983 “A divided
word line structure in t
he static RAM andits appl
ication to a 64K full CMO
S RAM”に示されている。また、行グループ選択方
式を用いたモディファイド分割ワード線構成は、IEE
E JOURNAL OF SOLID−STATEC
IRCUITS,VOL.23,NO.5,pp106
0−1066,OCTOBER 1988 “A 14
−ns 1Mbit CMOS SRAM with
Variable Bit Organizatio
n”に示されている。さらに、分割ワード線構成を階層
化したHierarchical word deco
rding architecture (HWD)
は、1990IEEE International
Solid−State Circuit Confe
rence,pp132 “A 20−ns 4Mb
CMOS SRAM with Hierarchic
al Word Decording Archite
cture”に示されている。
【0066】図38において、さらに各メモリセルアレ
イMCA1〜MCA8には、各ビット線BL1,/BL
1,…BLn,/BLnに対して、ビット線信号IO線
L1,/L1,…Ln,/Lnが設けられている。ま
た、各メモリセルアレイMCA1〜MCA8の間には、
1つおきにビット線周辺回路106が配置されている。
各ビット線周辺回路106は、それに隣接する左右のメ
モリセルアレイにおけるビット線信号IO線L1,/L
1,…Ln,/Lnと結合されている。すなわち、各ビ
ット線周辺回路106は、それに隣接する左右のメモリ
セルアレイによって共用されている。さらに、各ビット
線周辺回路106は、IO線IO1〜IOkを介してI
O回路500と接続されている。IO回路500は、I
Oバッファ等を含み、外部から入力される書込データや
コントロールデータを各ビット線周辺回路106に入力
し、または各ビット線周辺回路106からの読出データ
等をSRAMチップの外部へ出力する。各IO線I1〜
IOkは、ワード線WL1〜WLm,ビット線信号IO
線L1,/L1,…Ln,/Lnおよび行グループ選択
信号線RGS1〜RGSjと平行に配置されている。し
たがって、IO線IO1〜IOkは、ワード線やビット
線信号IO線や行グループ選択信号線と交差しないの
で、それらと同じ配線層で形成することができる。その
ため、IO線IO1〜IOkの配線工程が簡素化でき
る。しかも、各IO線IO1〜IOkはメモリセルアレ
イMCA1〜MCA8上を通過するように配線できるた
め、従来はメモリセルアレイ外を引回して配線していた
のに比べて、チップサイズの縮小化を図ることができ
る。
【0067】なお、図38の実施の形態において、さら
に各ビット線の上下終端部にビット線周辺回路を設ける
ようにしてもよい。
【0068】図39に、図38におけるビット線周辺回
路の一具体例を示す。 実施の形態16 図40は、この発明の実施の形態16にかかるSRAM
のメモリセルアレイおよびその周辺部の構成を示すブロ
ック図である。図において、この実施の形態16では、
図38に示す分割ワード線構成のメモリがビット線方向
に沿って複数個(図40では4個)設けられている。各
メモリのIO回路500は、入出力データバスIOBを
介して図示しないIOピンと接続されている。
【0069】実施の形態17 図41は、この発明の実施の形態17にかかるDRAM
のメモリセルアレイおよびその周辺部の構成を示すブロ
ック図である。図において、この実施の形態17では、
ワード線WL1〜WLmとビット線対BL1,/BL
1,…BLn,/BLnとの交点に、図42に示すよう
なダイナミックメモリセルDMCが配置されている。ダ
イナミックメモリセルDMCは、図42に示すように、
メモリキャパシタCとトランスファゲートトランジスタ
TGとによって構成されている。図41に示すDRAM
のその他の構成は、前述した実施の形態1(図1)と同
様である。
【0070】図43は、図41の実施の形態における各
ビット線周辺回路の分散配置例を示している。この図4
3において、ビット線周辺回路101および102は、
それぞれプリチャージ回路を含んでいる。また、ビット
線周辺回路103はセンスアンプ群と列デコーダとを含
んでいる。
【0071】図44に、図43に示す実施の形態のより
詳細な具体例を示す。図41および図43に示すよう
に、DRAMにおいてもこの発明を適用することが可能
であり、SRAMの場合と同様の効果を奏する。なお、
図41および図43においては、前述した実施の形態1
(図1)に対応する構成のDRAMを示したが、その
他、前述の第2〜実施の形態16と同様の構成をDRA
Mで実現することももちろん可能である。
【0072】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ビッ
ト線信号IO線を設けることにより従来では配置が困難
であった部分にビット線周辺回路を配置することができ
る。その結果、より広いスペースにビット線周辺回路を
分散して配置することが可能となり、メモリセルアレイ
のサイズを増加することなく、メモリセルアレイと同一
平面上に、より大規模なビット線周辺回路を配置するこ
とができる。
【0073】また、複数のメモリセルアレイにおける対
応するビット線同士をビット線信号IO線によって接続
するようにしたので、あるメモリセルアレイに対して設
けられたビット線周辺回路を、同一平面上にある他のメ
モリセルアレイでも共用することができ、その結果、各
メモリセルアレイで使用可能なビット線周辺回路の数を
実質的に増加することができる。そのため、メモリセル
アレイのサイズを増すことなく、より大規模なビット線
周辺回路の配置が可能となる。さらに、ローカル行デコ
ーダに行グループ選択信号を与えるための行グループ選
択信号線を複数のビット線信号入出力線と平行に設ける
ようにしたり、ビット線周辺回路を介してビット線と入
出力される信号のための入出力線をビット線信号入出力
線と平行に設けたりした。行グループ選択信号線も入出
力線も、ビット線信号入出力線とは互いに交差しない。
そのため、メモリセルアレイのサイズを増すことなく、
より大規模なビット線周辺回路の配置が可能となるのに
加え、これらを配線する工程が簡素化できるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 図1に示す実施の形態における各ビット線周
辺回路の分散配置例を示したブロック図である。
【図3】 図1に示す実施の形態における各ビット線周
辺回路の他の分散配置例を示したブロック図である。
【図4】 図2に示す実施の形態のより詳細な具体例を
示す図である。
【図5】 図3に示す実施の形態のより詳細な具体例を
示す図である。
【図6】 1MビットSRAMの典型的な構成を示す図
である。
【図7】 図6に示すSRAMの1ブロック分の構成を
示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態2の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】 図8に示す実施の形態のより詳細な具体例を
示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態3の構成を示すブロ
ック図である。
【図11】 図10に示す実施の形態のより詳細な具体
例を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態4の構成を示すブロ
ック図である。
【図13】 図12に示すSRAMを収納するパッケー
ジの一例を示す図である。
【図14】 図12に示す実施の形態のより詳細な具体
例を示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態5の構成を示すブロ
ック図である。
【図16】 図15に示すSRAMを収納するパッケー
ジの一例を示す斜視図である。
【図17】 図15に示す実施の形態のより詳細な具体
例を示す図である。
【図18】 この発明の実施の形態6の構成を示すブロ
ック図である。
【図19】 図18に示す実施の形態におけるビット線
周辺回路の分散配置例を示したブロック図である。
【図20】 図19に示す実施の形態のより詳細な具体
例を示す図である。
【図21】 この発明の実施の形態7の構成を示すブロ
ック図である。
【図22】 図21に示す実施の形態のより詳細な具体
例を示す図である。
【図23】 この発明の実施の形態8の構成を示すブロ
ック図である。
【図24】 図23に示す実施の形態のより詳細な具体
例を示す図である。
【図25】 この発明の実施の形態9の構成を示すブロ
ック図である。
【図26】 図25に示す実施の形態のより詳細な具体
例を示す図である。
【図27】 この発明の実施の形態10の構成を示すブ
ロック図である。
【図28】 図27に示す実施の形態のより詳細な具体
例を示す図である。
【図29】 図28に示す実施の形態の効果を説明する
ための模式図である。
【図30】 図29に示された電流経路の等価回路図で
ある。
【図31】 ビット線信号IO線の他の配置例を示す模
式図である。
【図32】 ビット線IO線のさらに他の配置例を示す
模式図である。
【図33】 この発明の実施の形態11の構成を示すブ
ロック図である。
【図34】 図33に示す実施の形態のより詳細な具体
例を示す図である。
【図35】 この発明の実施の形態12の構成を示すブ
ロック図である。
【図36】 この発明の実施の形態13の構成を示すブ
ロック図である。
【図37】 この発明の実施の形態14の構成を示すブ
ロック図である。
【図38】 この発明の実施の形態15の構成を示すブ
ロック図である。
【図39】 図38に示す実施の形態におけるビット線
周辺回路の構成の一例を示す図である。
【図40】 この発明の実施の形態16の構成を示すブ
ロック図である。
【図41】 この発明の実施の形態17の構成を示すブ
ロック図である。
【図42】 図41に示す実施の形態において用いられ
るダイナミックメモリセルの構成の一例を示す回路図で
ある。
【図43】 図41に示す実施の形態における各ビット
線周辺回路の分散配置例を示すブロック図である。
【図44】 図43に示す実施の形態のより詳細な具体
例を示す図である。
【図45】 従来のSRAMの構成を示すブロック図で
ある。
【図46】 図45に示したSRAMのメモリセルアレ
イの周辺部の構成を示す図である。
【図47】 図46に示すメモリセルの構成の一例を示
す回路図である。
【図48】 図46に示すメモリセルの構成の他の例を
示す回路図である。
【図49】 図45に示すSRAMにおけるセンスアン
プおよびIO線駆動回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
WL1〜WLm:ワード線、BL1,/BL1,…BL
n,/BLn:ビット線、L1,/L1,…Ln,/L
n:ビット線信号IO線、L1a,/L1a,…Ln
a,/Lna:ビット線信号IO線、L1b,/L1
b,…Lnb,/Lnb:ビット線信号IO線、SM
C:スタチックメモリセル、DMC:ダイナミックメモ
リセル、RD:行デコーダ、101〜106:ビット線
周辺回路、AP:アドレス信号IOピン群、DP:デー
タ信号IOピン群、TSOPおよびSIP:半導体記憶
装置を収納するパッケージ、M1およびM2:メモリブ
ロック、GRD:グローバル行デコーダ、RD1〜RD
8:ローカル行デコーダ、MCA1〜MCA8:分割さ
れたメモリセルアレイ、500:IO回路、IO1〜I
Ok:IO線、RGS1〜RGSj:行グループ選択信
号線。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−308070(JP,A) 特開 平2−148763(JP,A) 特開 平2−247890(JP,A) 特開 平3−134893(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/40 - 11/419

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線と、前記ワード線と交差
    して配置された複数のビット線と、前記ワード線と前記
    ビット線との交点に配置された複数のメモリセルとを有
    するメモリセルアレイを備えた半導体記憶装置であっ
    て、 前記ビット線と交差して配置され、かつそれぞれが対応
    するビット線と接続され、少なくともそれぞれの一端が
    前記メモリセルアレイの端部まで延在するように形成さ
    れた複数のビット線信号入出力線と、 前記メモリセルアレイの端部の、前記メモリセルアレイ
    と実質的に同一平面上に設けられ、前記複数のビット線
    信号入出力線に接続されたビット線周辺回路とを備え
    る、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 それぞれが複数のワード線と、前記ワー
    ド線と交差して配置された複数のビット線と、前記ワー
    ド線と前記ビット線との交点に配置された複数のメモリ
    セルとを有する、実質的に同一平面上に形成された複数
    のメモリセルアレイを備えた半導体記憶装置であって、 前記メモリセルアレイにおける前記ビット線と交差して
    配置され、かつ各メモリセルアレイにおける対応するビ
    ット線同士を接続するための複数のビット線信号入出力
    線を備える、半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のワード線は、各々所定本数の
    ワード線を含む複数の行グループに分割されており、 前記半導体記憶装置はさらに、 前記複数のメモリセルアレイに対応して設けられ、それ
    ぞれ行グループ選択信号と行アドレス信号とにより特定
    されるワード線を選択するための複数のローカル行デコ
    ーダと、 前記複数のローカル行デコーダに前記行グループ選択信
    号を与えるための複数の行グループ選択信号線とを備
    え、 前記複数の行グループ選択信号線は、前記複数のビット
    線信号入出力線と平行に設けられている、請求項2に記
    載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のビット線信号入出力線に接続
    されたビット線周辺回路と、 前記ビット線周辺回路と接続された、前記ビット線周辺
    回路を介して前記複数のビット線に対して入出力される
    信号の入出力線とをさらに備え、 前記入出力線は前記複数のビット線信号入出力線と平行
    に設けられている、請求項2に記載の半導体記憶装置。
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