JP3249306B2 - 同期分離回路 - Google Patents

同期分離回路

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JP3249306B2
JP3249306B2 JP23550294A JP23550294A JP3249306B2 JP 3249306 B2 JP3249306 B2 JP 3249306B2 JP 23550294 A JP23550294 A JP 23550294A JP 23550294 A JP23550294 A JP 23550294A JP 3249306 B2 JP3249306 B2 JP 3249306B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同期分離回路に関し、特
に種々の映像信号が入力されるマルチスキャンモニタ用
に適した同期分離回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に同期分離回路の従来の一構成例を
示す。図4において、参照符号vi は入力ビデオ信号を
示しており、コンデンサC0と抵抗R1 とを介してトラ
ンジスタTR1 のエミッタに接続されている。また、トラ
ンジスタTR1 のエミッタは抵抗R2 を介して接地電位に
も接続されている。
【0003】トランジスタTR1 のコレクタは抵抗R5
介して電源電位VCCに、抵抗R6 を介してトランジスタ
TR2 のベースにそれぞれ接続されている。また、トラン
ジスタTR1 のベースは抵抗R3 を介して電源電位V
CCに、抵抗R4 を介して接地電位にそれぞれ接続されて
いる。
【0004】トランジスタTR2 のエミッタは電源電位V
CCに直接、コレクタは抵抗R7 を介して接地電位に接続
されると共に、出力信号VOUT となっている。
【0005】図5は図4に示されている回路の動作説明
のための波形図である。ここで、各抵抗R1 〜抵抗R7
の抵抗値を説明の簡略化のためにそれぞれR1 〜R7
すると、トランジスタTR1 のベース電圧は Vcc ×R4 /(R3 +R4) で求められる。また、トランジスタTR1 のエミッタ−ベ
ース間の電圧をVBE1 とすると、トランジスタTR1 がオ
ン状態である場合のエミッタ電圧VS は VS = Vcc×R4 /(R3 +R4)−VBE1 と表すことが出来る。
【0006】ここで、入力ビデオ信号vi からコンデン
サC0 によって直流分をカットした信号(点Xの信号)
の電圧をvi1とすると、vi1<VS である場合にトラン
ジスタTR1 がオンする。この場合、抵抗R5 の両端には
3 ×R5 の電圧が発生してトランジスタTR2 のベース
電圧が低下し、これがトランジスタTR2 のエミッタ−ベ
ース間電圧VBE2 を越えるため、トランジスタTR2 もオ
ンする。これにより、トランジスタTR2 のコレクタ電流
4 が流れて抵抗R7 には VOUT =i4 7 ≒ Vcc となる電圧が発生する。この電圧VOUT がこの同期分離
回路の出力信号の電圧になる。
【0007】一方、vi1>VS である場合にトランジス
タTR1 はオフする。換言すれば、電圧VS がスライスレ
ベルになる。この場合、i3 =0となり、抵抗R5 の両
端電圧は発生しないので、トランジスタTR2 もオフす
る。このとき、i4 =0となり、抵抗R7 の両端電圧も
発生せず、VOUT =0になる。
【0008】このような動作が反復される内に、図5の
波形図に示されているような定常状態に至る。この状態
においては、コンデンサC0 の充電量と放電量とが等し
くなっている。また、同期信号は周期的にビデオ信号に
重畳されるので、一水平周期内にコンデンサC0 の充電
量ΔQinと放電量ΔQout とは等しくなる。
【0009】ここで、コンデンサC0 の充電量ΔQin
び放電量ΔQout はそれぞれ以下のようになる。 ΔQin=T1 × (VS −VL )/R1 ΔQout =∫i2 dt =∫vi1/(R1 +R2 )dt =Vc ×T2 /(R1 +R2 ) 但し、VC はvi1の平均レベル。 T2 =T−T1
【0010】ここで、ΔQin=ΔQout であるから以下
の関係が成立する。 T1 × (VS −VL )/R1 =Vc ×T2 /(R1 +R2 ) Vs =VL +Vc ×R1 /(R1 +R2 ) ×T2 /T1
【0011】実際には、i2 が映像内容には拘わらずほ
ぼ一定になるようにvi1の直流成分が設定されるため、
i1の平均レベルであるVC は固定値と考えてよい。ま
た、入力ビデオ信号vi のT/T1 も一定になってお
り、たとえばNTSC方式の信号では、 T1 = 4.7μ秒 T= 64.5 μ秒 であり、T2 /T1 は一定になる。従って、同期分離レ
ベルはR1 とR2 との比で決定されていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の同期分離回路をマルチスキャンモニタに適用した場
合、モニタに入力されるビデオ信号の水平周波数あるい
は同期信号の幅が映像ソース、たとえばテレビジョン信
号,VTRからの信号, 種々のコンピュータからの RGB信号
に応じてそれぞれ異なるため、T/T1 の値が変化す
る。その一方でR1とR2 とが固定値であると、最適な
同期分離レベルで同期信号を分離することができなくな
る場合もあり得る。この際、図6の波形図に示されてい
るようにスライスレベルVS の値が小さくてVL に近い
場合は表示画面上での水平ジッタが発生しまた図7の波
形図に示されているようにスライスレベルVS の値が大
きくてVC に近い場合は表示画面上でのひきつり等の不
具合が生じ、画質を劣化させるという問題があった。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、水平周波数あるいは同期信号の幅がそれぞ
れ異なる種々の映像信号が入力されるマルチスキャンモ
ニタに適した同期分離回路の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る同期分離回
路は、入力された映像信号の所定のしきい値以上の期間
または以下の期間を映像信号に重畳されている同期信号
として分離する同期分離回路であって、同期分離回路に
より分離された水平同期信号の期間の1水平周期に対す
る比率に応じた電圧を発生する電圧制御手段と、電圧制
御手段から出力された信号を定電流化する定電流手段と
に接続され、定電流手段の出力信号の電圧をしきい値と
して使用することを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明に係る同期分離回路では、入力された映
像信号から同期分離回路が分離した水平同期信号の期間
の1水平周期に対する比率に応じた電圧を電圧制御手段
が発生し、それを定電流手段が定電流化した信号の電圧
が同期分離回路による同期分離のためのしきい値として
使用される。
【0016】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。
【0017】図1は本発明の同期分離回路をデータグレ
ード液晶表示装置に適用した場合の構成例を示す回路図
であり、それを組み込んだ全体の構成例が図2のブロッ
ク図に示されている。
【0018】図2において、参照符号a,b及びcはそ
れぞれR,G,Bの映像信号が印加される信号端子を、
d及びeはそれぞれ水平同期信号HD, 垂直同期信号VDが
印加される同期端子を示している。これらの端子a,
b,c,d及びeは映像信号を出力する外部装置、たと
えばコンピュータ等に接続されている。
【0019】また、参照符号1は走査線変換回路を、2
は信号処理回路を、3はCPU を、4はタイミングコント
ローラを、5は同期分離部を、6は同期信号制御回路
を、7は液晶パネルをそれぞれ示している。
【0020】このような図2に示されている回路の動作
は以下の如くである。コンピュータからRGB信号及び
水平同期信号HD,垂直同期信号VDが信号端子a,b及び
c、同期端子d及びeに入力される。なお、水平同期信
号HD及び垂直同期信号VDがない場合にはG信号に同期信
号が重畳されたRGB信号が信号端子a,b及びcに入
力される。
【0021】同期信号制御回路6は、端子d及びeから
同期信号HD, VDが入力されているか否かを判別し、入力
されていればそれを選択してそれを内部水平同期信号HS
YNC及び内部垂直同期信号VSYNC としてタイミングコン
トローラ4に与える。また同期信号制御回路6は、自身
が選択した信号HSYNC 及びVSYNC の周波数を計数し、そ
の結果をCPU 3に与える。
【0022】CPU 3は同期信号制御回路6から与えられ
る両信号の周波数に基づいて接続されている装置、具体
的にはコンピュータの種類等を特定し、そのコンピュー
タに関する種々のデータをタイミングコントローラ4に
与える。タイミングコントローラ4はCPU 3から与えら
れる種々のデータに従って走査線変換回路1, 信号処理
回路2, 液晶パネル7に対してパルスを出力する。これ
により、走査線変換回路1がコンピュータから入力され
ている RGB信号を周波数変換し、それを信号処理回路2
がライン反転して液晶パネル7に表示させる。
【0023】また、同期端子d及びeから水平同期信号
HD, 垂直同期信号VDが入力されていない場合は、同期分
離部5がG信号に重畳されている同期信号を分離して同
期信号制御回路6に与える。同期信号制御回路6はそれ
を信号HSYNC 及びVSYNC として選択する。他の動作は上
述の場合と同様である。
【0024】次に、図1に示されている本発明の同期分
離回路の動作について説明する。本発明の同期分離回路
は、ビデオ信号vi が入力される入力バッファ51と、基
本的には従来例と同様の同期分離回路50と、同期分離回
路50の出力を増幅する増幅回路52と、増幅回路52の出力
電圧を1水平周期の内の水平同期信号の占める割合に応
じたDC電圧に変換する電圧制御回路53と、電圧制御回路
53の出力電圧がフィードバックされる定電流回路54とで
構成される同期分離部5の一部に組み込まれている。
【0025】入力バッファ51は、デオ信号vi が入力さ
れるコンデンサC1 、ビデオ信号v i がこのコンデンサ
1 を介してベースに入力されるトランジスタTR3 と、
抵抗R8 , R9 , R10で構成されている。抵抗R8 は電
源電位VCCとトランジスタTR 3 のベースとの間に、抵抗
9 はトランジスタTR3 のベースとと接地電位との間
に、抵抗R10はトランジスタTR3 のエミッタと接地電位
との間にそれぞれ接続されている。また、トランジスタ
TR3 のコレクタには電源電位VCCが接続されている。
【0026】同期分離回路50の構成は前述の従来と基本
的には同様である。即ち、入力バッファ51の出力信号で
あるトランジスタTR3 のエミッタからの出力信号がコン
デンサC0 と抵抗R1 とを介してトランジスタTR1 のエ
ミッタに接続されている。また、トランジスタTR1 のエ
ミッタは、従来例では抵抗R2 を介して接地電位に接続
されていたが、ここでは後述する定電流回路54に接続さ
れている。
【0027】トランジスタTR1 のコレクタは抵抗R5
介して電源電位VCCに、抵抗R6 を介してトランジスタ
TR2 のベースにそれぞれ接続されている。また、トラン
ジスタTR1 のベースは抵抗R3 を介して電源電位V
CCに、抵抗R4 を介して接地電位にそれぞれ接続されて
いる。
【0028】トランジスタTR2 のエミッタは電源電位V
CCに直接、コレクタは抵抗R7 を介して接地電位に接続
されると共に、出力信号VOUT となっている。また、こ
のトランジスタTR2 のコレクタからの出力信号は増幅回
路52に与えられている。
【0029】増幅回路52は、抵抗R11, R12, R13, R
14, R15, R16及びトランジスタTR 4 , TR5 で構成され
ている。具体的には、トランジスタTR4 のベースは抵抗
11を介して同期分離回路50からの出力信号に接続され
ると共に、抵抗R12を介して接地電位にも接続されてい
る。また、トランジスタTR4 のエミッタは直接接地電位
に接続され、コレクタは抵抗R13を介して電源電位VCC
に接続されると共に、抵抗R14を介してトランジスタTR
5 のベースに接続されている。また、このトランジスタ
TR5 のベースは抵抗R15を介して接地電位にも接続され
ている。そして、トランジスタTR5 のエミッタは直接接
地電位に接続され、コレクタは抵抗R16を介して電源電
位VCCに接続されるている。このトランジスタTR5 のエ
ミッタの電圧が電圧制御回路53に与えられている。
【0030】電圧制御回路53は抵抗R17, R18, R19,
トランジスタTR6 , コンデンサC2及びツェナーダイオ
ードD1 で構成されている。具体的には、抵抗R17の一
端が増幅回路52の出力と接続されており、その他端がコ
ンデンサC2 を介して接地電位と接続されると共に、ト
ランジスタTR6 のエミッタ及びツェナーダイオードD 1
のカソードに接続されると共に、定電流回路54にも接続
されている。トランジスタTR6 のコレクタは直接、ベー
スは抵抗R18を介していずれも電源電位VCCに接続され
ている。
【0031】定電流回路54は、オペレーションアンプOP
1 , トランジスタTR7 及び抵抗R20にて構成されてい
る。具体的には、オペレーションアンプOP1 の+側入力
端子に上述の電圧制御回路53の出力が接続されており、
その出力端子はトランジスタTR 7 のベースに接続されて
いる。トランジスタTR7 のコレクタは前述の同期分離回
路50のトランジスタTR1 のエミッタと接続されている。
また、トランジスタTR7のエミッタはオペレーションア
ンプOP1 の−側入力端子に接続されると共に、抵抗R20
を介して接地電位と接続されている。
【0032】このような本発明の同期分離回路を含む同
期分離部5の動作について、二種類の入力信号vi の波
形をそれぞれ示す図3(a) 及び(d) の波形図、それぞれ
から得られる出力信号VOUT の波形を示す図3(b) 及び
(e) の波形図、それぞれの場合の電圧制御回路53からの
出力信号VCONT1 の波形を示す波形図を参照して説明す
る。
【0033】概略の動作としては、G信号の入力端子か
ら入力された信号vi は、まず入力バッファ51に入力さ
れた後に従来同様の同期分離回路50に入力されて同期分
離される。
【0034】また、同期分離回路50により同期分離され
た同期信号は、増幅回路52により増幅された上で、電圧
制御回路53に供給され、DC電圧に変換されて定電流回路
54に供給される。
【0035】このような構成の同期分離部5にたとえば
図3(a) に示されているような同期信号期間T1 とそれ
以外の期間T2 との比が、T1 :T2 =1:9である信
号S 1 が入力信号vi として入力されると、従来例と同
様に、トランジスタTR1 は期間T1 にわたってオンす
る。これにより、電源電位VCCから抵抗R5 →トランジ
スタTR2 →抵抗R1 →コンデンサC0 の経路で電流ION
が流れ、コンデンサC0が充電される。この際のコンデ
ンサC0 の充電量ΔQINは ΔQIN=T1 ×(VS −VL )/R1 になる。
【0036】また、トランジスタTR1 は期間T2 にわた
ってオフし、コンデンサC0 から抵抗R1 →トランジス
タTR7 →抵抗R20の経路で電流IOFF が流れてコンデン
サC 0 は放電される。この際の電流IOFF は定電流回路
54の特性によって定まるので、B点の電圧をVCONT1
すると、 IOFF =VCONT1 /R20 となり、コンデンサC0 の放電量ΔQOUT は ΔQOUT =T2 ×VCONT1 /R20 になる。
【0037】このような充放電が周期的に反復されるた
め、ΔQIN=ΔQOUT となる平衡状態が維持される。従
って、 T1 ×(VS −VL )/R1 =T2 ×VCONT1 /R20 となるので、トランジスタTR1 がオン状態である場合の
エミッタ電圧VS は、 VS =VL +T2 ×VCONT1 ×R1 /R20/T1 となる。
【0038】更に、電圧VCONT1 は、同期分離された信
号を増幅回路52により反転してもう一度電源電圧VCC
にまで反転増幅した上で積分した出力であるので VCONT1 =VCC′×T1 /(T1 +T2 ) となる。しかし、B点の電圧VCONT1 はツェナーダイオ
ードD1 のツェナー電圧VCH以上にはならず、トランジ
スタTR6 のエミッタ電圧が VCL=VCC×R19/(R1819)−VBE3 以下になると、トランジスタTR6 がオンするので、VCL
以下にもならないように制限されている。
【0039】なお、VCHはトランジスタTR1 のエミッタ
電圧をトランジスタTR7 のエミッタ電圧が越えないよう
に制限し、VCLはトランジスタTR7 のエミッタ電圧が0
Vになって定電流回路54が動作しなくなることを制限し
ている。
【0040】いま、図3(c) に示されているように、V
CONT1 がVCL≦VCONT1 ≦VCHの範囲内であるとする
と、VCONT1 は上述したようになるので、 VS =VL +VCC′×T2 ×R1 /R20/(T1
2 ) ここで、T2 =0.9 ×T1 から、 VS =VL +0.9 ×VCC′×R1 /R20 となる 。
【0041】同様に、図3(d) に示されているようなT
1 :T2 = 0.5:9.5 の信号S2 が入力信号vi として
入力された場合は、VCONT1 は図3(e) に示されている
ようになり、 VS =VL +0.95×VCC′×R1 /R20/(T1
2 ) となり、同期分離レベルVS の変化は|ΔVS |=0.05
×VCC′×R1 /R20となる。
【0042】実際には、R1 /R20は1/100 程度であ
り、Vcc′は10V程度であるので、ΔVS =0.05V程度
になる。このため、従来の同期分離回路に比して同期分
離レベルの変化は非常に小さくなり、入力信号の同期信
号期間とそれ以外の期間との割合の変化に対して常時同
期分離レベルを一定に維持することが出来き、図3(b)
及び(e) に示されているような出力VOUT が得られる。
【0043】なお、上記実施例とは逆相の信号に対して
も本発明が適用可能であることは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】マルチスキャンモニタ等には、水平周波
数あるいは同期信号の幅がそれぞれ異なる同期信号がビ
デオ信号に重畳されて種々のコンピュータから入力され
る。しかし、本発明の同期分離回路によれば以上に詳述
した如く、そのような種々の同期信号に対しても常時安
定した同期分離レベルを維持することができ、表示画面
上での水平ジッタあるいはひきつり等の画質劣化を招来
することなく、最適な画質が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同期分離回路をデータグレード液晶表
示装置に適用した場合の構成例を示す回路図である。
【図2】本発明の同期分離回路を組み込んだ全体の回路
構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の同期分離回路の動作説明のための波形
図である。
【図4】同期分離回路の従来の一構成例を示す回路図で
ある。
【図5】図4に示されている従来の同期分離回路の動作
説明のための波形図である。
【図6】図4に示されている従来の同期分離回路の動作
説明のための波形図である。
【図7】図4に示されている従来の同期分離回路の動作
説明のための波形図である。
【符号の説明】
50 同期分離回路 53 電圧制御回路 54 定電流回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/04 - 5/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された映像信号の所定のしきい値以
    上の期間または以下の期間を前記映像信号に重畳されて
    いる同期信号として分離する同期分離回路において、 前記同期分離回路により分離された水平同期信号の期間
    の1水平周期に対する比率に応じた電圧を発生する電圧
    制御手段と、前記電圧制御手段から出力された信号を定
    電流化する定電流手段とに接続され、 前記定電流手段の出力信号の電圧を前記しきい値として
    使用することを特徴とする同期分離回路。
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