JP3248821B2 - アクチュエータの作動方法及び装置 - Google Patents

アクチュエータの作動方法及び装置

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JP3248821B2
JP3248821B2 JP28568494A JP28568494A JP3248821B2 JP 3248821 B2 JP3248821 B2 JP 3248821B2 JP 28568494 A JP28568494 A JP 28568494A JP 28568494 A JP28568494 A JP 28568494A JP 3248821 B2 JP3248821 B2 JP 3248821B2
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敏男 福田
一弘 小菅
弘記 村上
暢人 竹内
仁志 北山
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敏男 福田
一弘 小菅
石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧シリンダ等のアク
チュエータの作動方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】油圧シリンダ等のアクチュエータは、そ
のサイズに比べて大きな出力を取り出すことができるの
で、建設等の重量物を扱う場面で広く用いられている。
これらの機械では、パワーショベル等の土木機器に見ら
れるような開ループ型の制御や、流量制御弁を用いた速
度制御に用いられるものがほとんどで、アクチュエータ
の発生する力を高精度で制御することはなされていな
い。
【0003】近年、クローズドループ制御を用いて高精
度で位置決め制御と速度制御が行える電気・油圧サーボ
アクチュエータ(ディジタルサーボシリンダ)が開発さ
れ、位置制御に用いられるようになってきている。
【0004】この電気・油圧サーボアクチュエータは、
図8に示すように、油圧シリンダ10のポート11,1
2に油圧制御弁13が接続され、その油圧制御弁13の
ソレノイド14に、図示していないサーボドライバから
前進及び後進のパルス信号15を入力することで、油圧
ポンプ16からの圧油を、前進側シリンダ室17Fや後
進側シリンダ室17Bに供給してロッド18をパルス信
号15に応じて進退させるものである。
【0005】アクチュエータ10のロッド18の位置
は、アブソリュート式測長センサ19とディジタル測長
センサ20とで検出され、このセンサ19,20の検出
信号を基にしてアクチュエータ10の位置制御と速度制
御を高精度で行えるようになっており、また前進側シリ
ンダ室17Fや後進側シリンダ室17Bの圧力は、それ
ぞれ圧力センサ21F,21Bで検出され、その検出値
を基に、アクチェータ10が設定された押圧(引張)力
を発揮できるようになっている。
【0006】この電気・油圧サーボアクチュエータは、
種々の環境に使用され、例えば、射出成形機やアルミダ
イキャスト成形機、薄膜成形装置、シールド掘進機のセ
グメント組立装置等で位置決めと力制御に使用されてい
る。また、使用する環境に応じて、単独(シリアルリン
ク機構)で、或いは複数本同時に駆動(パラレルリンク
機構)するように作動される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来アクチ
ュエータによる位置制御系と力制御系とは別々に構成さ
れ、環境条件に応じてどちらか一方を切り換えて使用し
ていた。
【0008】すなわち、位置制御においては、変位セン
サにより目標位置との変位を制御系にフィードバックし
て速度指令を出力して目標位置になるように、アクチュ
エータに圧油を供給する流量弁を制御し、力制御におい
ては、力センサで、環境に作用している力を検出し、そ
の検出値を基にして設定した力が得られるようにアクチ
ュエータを制御するように構成したものであり、制御系
が相違するため、それぞれ別個に制御する必要がある。
従って、制御を切り換えるには、先ず、位置制御でアク
チュエータを目標位置の近くまで作動(微調位置決め作
業)した後に、位置制御を停止して、力制御に切り換え
アクチュエータで設定の力で押圧(押付作業)するよう
に制御している。これを図9により説明する。
【0009】図9において、電気・油圧サーボアクチュ
エータ10は、そのロッド18でセグメントなどのワー
ク24をその軸方向に外部環境25と接する位置まで移
動した後、所定の力でワーク24を外部環境25に押圧
する場合、先ず速度指令生成部26が速度サーボアンプ
27に速度指令を出力し、その指令に基づいて速度サー
ボアンプ27はアクチュエータ10にロッド18が速度
X' で伸長するように油圧を制御するように出力28す
る。このストローク変位は、上述したアブソリュート式
測長センサ19とディジタル測長センサ20からなる変
位センサ29で検出され、その位置信号30が速度指令
生成部26と速度サーボアンプ27にフィードバックさ
れて、指令した速度X' となるように出力28が制御さ
れる。
【0010】次に、ワーク24が外部環境25に接する
位置まで移動したならば、速度制御から力制御に切り換
え、外部環境25からの反力(−F)を圧力センサ31
で検出して所定の押圧力でアクチュエータ10が外部環
境25を押圧するように力制御する。
【0011】しかしながら、位置制御系と力制御系を切
り換える際には、外部環境に応じた切り換え位置の情報
が必要であり、そのためのセンシングや制御が別途必要
となる。また、これらの情報で切り換えるようにしても
外部環境の位置情報が常に得られる保障はなく、例えば
速度制御中にワークが外部環境に当たって、それ以上移
動できない状況でも位置制御を続けるなどの不具合を生
じ、このため、ワークを破損するなどの問題がある。
【0012】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、位置制御と力制御とを切り換えるにおいて、外部環
境の位置情報がなくても負荷に応じて適切に切り換える
ことができるアクチュエータの作動方法及び装置を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、変位センサと圧力センサを備
え、油圧で作動するアクチュエータで、ワークを外部環
境と接する目標位置まで移動した後、所定の力でワーク
を外部環境に押圧するアクチュエータの作動方法におい
て、ワークを目標位置まで移動する目標速度をxr'
部環境からの外力Fに対する上記圧力センサの検出圧力
から変換したアクチュエータ発生力をf、アクチュエー
タ発生力fを速度に変換するアドミッタンスをとした
とき、実アクチュエータ速度X’に対するアクチュエー
タ指令速度x' が、x' =xr'+Bfとなるようにア
クチュエータの速度を制御し、かつ、そのアクチュエー
タ指令速度x' で所望のフィードフォワード速度信号v
r を作ると共にアクチュエータ指令速度x' に基づく位
置信号とアクチュエータの変位センサからの位置信号に
基づく偏差でフィードバック速度信号を作り、これら速
度信号でアクチュエータの速度をフィードフォワード制
御すると共にフィードバック制御を行うことを特徴とす
るアクチュエータの作動方法である。
【0014】請求項2の発明は、変位センサと圧力セン
サを備え、油圧で作動する複数本のアクチュエータでベ
ースとプラットフォームを連結してパラレルリンク機構
を構成し、そのプラットフォームで、ワークを外部環境
と接する目標位置まで移動した後、所定の力でワークを
外部環境に押圧するためのアクチュエータの作動方法に
おいて、上記プラットフォームの目標軌道における目標
速度ベクトルxd'を定め、外部環境からの外力ベクトル
Fに対する上記圧力センサの検出圧力から変換したプラ
ットフォーム発生力(ベクトル)F P 速度に変換す
るアドミッタンスをBとしたとき、プラットフォーム指
令速度ベクトルxp'が、xp'=xd'+B P となるよ
うに各アクチュエータの速度を制御し、かつ、そのプラ
ットフォーム指令速度ベクトルxp'で所望のフィードフ
ォワード速度信号vr を作ると共にプラットフォーム指
令速度ベクトルxp' に基づく位置信号とアクチュエー
の変位センサからの位置信号の偏差でフィードバック
速度信号を作り、これら速度信号で、プラットフォーム
速度をフィードフォワード制御すると共にフィードバッ
ク制御を行うことを特徴とするアクチュエータの作動方
法である。
【0015】請求項3の発明は、プラットフォーム座標
における位置制御と力制御を行う制御方向を予め選択
し、位置制御方向では、位置制御用の目標速度ベクトル
をプラットフォーム指令速度ベクトルとし、その指令速
度ベクトルに対して、制御方向を選択した運動ベクトル
成分に基づいて各アクチュエータを位置制御し、力制御
方向では、力制御用のプラットフォーム指令速度ベクト
ルxp'が、xp' =xd'+BF P となるように制御方向
を選択した運動ベクトル成分に基づいて各アクチュエー
タを力制御する請求項2記載のアクチュエータの作動方
法である。
【0016】請求項4の発明は、油圧で作動するアクチ
ュエータでワークを外部環境と接する目標位置まで移動
した後、所定の力でワークを外部環境に押圧するアクチ
ュエータの作動装置において、油圧シリンダと油圧制御
弁を有するアクチュエータと、アクチュエータの変位を
検出する変位センサと、アクチュエータの油圧力を検出
する圧力センサと、ワークを目標位置まで移動する目標
速度xr'を生成すると共に圧力センサからの圧力信号よ
り、外部環境からの外力Fに対する上記圧力センサの検
出圧力から変換したアクチュエータ発生力をf、アクチ
ュエータ発生力fを速度に変換するアドミッタンスをB
としたとき、実アクチュエータ速度X’に対するアクチ
ュエータ指令速度x' が、x' =xr'+Bfとなる速度
指令を出力する速度指令生成部と、速度指令生成部から
アクチュエータ指令速度x'からフィードフォワード
速度信号vr を作ると共に、変位センサの検出値が入力
され、その検出値と速度指令生成部からのアクチュエー
タ指令速度に基づく位置信号の偏差からフィードバック
速度信号を作り、これら速度信号でフィードフォワード
制御とフィードバック制御すべくアクチュエータの油圧
制御弁を制御する速度サーボ部とを備えたことを特徴と
するアクチュエータの作動装置である。
【0017】請求項5の発明は、油圧で作動する複数本
のアクチュエータでベースとプラットフォームを連結し
てパラレルリンク機構を構成し、そのプラットフォーム
で外部環境を目標位置に移動するためのアクチュエータ
の作動装置において、パラレルリンク機構を構成すべく
ベースとプラットフォーム間に連結される複数の油圧シ
リンダとその各油圧シリンダに設けられた油圧制御弁と
からなる複数のアクチュエータと、各アクチュエータの
変位を検出する変位センサと、各アクチュエータの油圧
力を検出する圧力センサと、上記プラットホームの目標
軌道を定め、その目標軌道に対してプラットフォーム目
標速度ベクトルxd ’を生成すると共に、各圧力センサ
からの圧力信号より、外部環境からの外力ベクトルFに
対する上記圧力センサの検出圧力から変換したプラット
フォーム発生力(ベクトル)F P 速度に変換するアド
ミッタンスをBとしたとき、位置制御と力制御を行うべ
プラットフォーム指令速度ベクトルxp'が、xp ’=
xd'+B P となる速度指令を出力する速度指令生成
部と、速度指令生成部からの速度指令を基に各アクチュ
エータの目標軌道に対して運動ベクトルに分解する運動
分解部と、その運動分解部の各運動ベクトルからフィー
ドフォワード速度信号vr を作ると共に、変位センサの
検出値が入力され、その検出値と上記運動ベクトルに基
く位置信号の偏差からフィードバック速度信号を作り、
これら速度信号でフィードフォワード制御とフィードバ
ック制御すべくアクチュエータの油圧制御弁を制御する
速度サーボアンプとを備えたことを特徴とするアクチュ
エータの作動装置である。
【0018】
【作用】上記の構成によれば、x' =xr'+Bf(xp'
=xd'+BFP )となるようにアクチュエータを制御す
ることで、ワークが外部環境と接していない時には位置
制御が実践され、ワークが外部環境に接触するとアクチ
ュエータ速度がゼロとなるため、アドミッタンスBを適
宜設定すれば、外部環境からアクチュエータにかかる圧
力のみで力制御が行えるので、従来のように位置をセン
シングすることなく、目標速度をセットするだけで位置
制御から力制御への切換制御が可能となる。またこの
際、フィードフォワード制御を行うことで、応答性の良
い制御が行える。さらにアクチュエータの作動をパラレ
ルリンク機構に適用することで、1軸方向の制御のみな
らず6軸方向に自在な制御が行える。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0020】図1、図2は本発明の基本構成を示したも
ので、図1は装置の概略構成を示し、図2は制御ブロッ
ク図を示したものである。
【0021】図1、図2において、アクチュエータ10
の構成は図8で説明した通りである。
【0022】このアクチュエータ10には、アブソリュ
ート式測長センサとディジタル測長センサからなる変位
センサ29が設けられると共に圧力センサ21が設けら
れる。
【0023】アクチュエータ10は、ワーク24を、外
部環境25の位置まで移動した後、所定の力で外部環境
25に押圧(引張)するもので、例えばシールド掘進機
でトンネルを構築する際のセグメントを、先に取り付け
たセグメントに接合するように移動した後、所定の力で
押圧して、そのセグメント同士を接続する際に使用され
る。
【0024】さて図1、図2において、変位センサ29
は、アクチュエータ10のロッド18の進退位置を検出
し、これを位置信号35として速度指令生成部40に送
ると共に速度サーボ部41にフィードバック信号として
送る。また圧力センサ21の検出圧力信号36は速度指
令生成部40に入力される。
【0025】速度指令生成部40は、変位センサ29か
らの位置信号35を基に軌道生成部42で目標速度信号
xr'を生成し、同時に、外部環境25からの反力Fに対
する圧力センサ21の検出圧力から変換したアクチュエ
ータ発生力をf、アクチュエータ発生力fを基にアドミ
ッタンス設定部43で、そのアクチュエータ発生力f
を、アドミッタンスBで速度信号Bfに変換すると共
に、これらを加算器44にて、実際のアクチュエータ速
度X’に対応するアクチュエータ指令速度x' を、 x' =xr'+Bf となるようにして速度サーボ部41に出力する。
【0026】この設定部43でのアドミッタンスBは、
そのアクチュエータの最大押し付け力の逆数と最大速度
の乗算値を基に設定され、圧力センサ21の検出圧に応
じて速度信号Bfを作り出すようになっている。
【0027】速度指令生成部40で生成されたアクチュ
エータ指令速度x' が、速度サーボ部41に入力される
と、先ず、速度サーボ部41は、アクチュエータ指令速
度x’に基づいて、図には示していないが変換器にてフ
ィードフォワード速度信号vr を作り、これを加算器4
5を介して速度指令値46をサーボアンプ47に出力
し、サーボアンプ47が制御電流48を作ってこれをア
クチュエータ10に出力するようになっている。
【0028】次に、アクチュエータ指令速度x' は、積
分器49で、位置信号xr にされて比較器50に入力さ
れ、そこで変位センサ29からフィードバックされた位
置(x)信号35と比較されてその偏差が位置補償制御
部51に入力され、その位置補償制御部51にて偏差に
基づいたフィードバック速度信号52にされ、加算器4
5にてフィードフォワード速度信号(vr )と加算され
てアクチュエータ10を作動する速度指令値46が作ら
れる。
【0029】以上において、速度指令生成部40では、
アクチュエータ指令速度x' が、 x' =xr'+Bf となるように制御する。
【0030】ここで、fは、力制御を行っている座標に
加わる力であり、Bは、アドミッタンスである。
【0031】このように制御を行うことを考えると、自
由空間では、外力はアクチュエータに働かないので、f
=0が成り立ち、 x' =xr' が成り立つので、アクチュエータは、与えられた目標速
度で運動することがわかる。
【0032】また拘束されたときには、x' =0となる
ので、 xr'=−Bf f=−xr'/B となり、目標速度xr ’を変えることによりアクチュエ
ータ10に発生する力を制御することができる。
【0033】このアドミッタンスBは、アクチュエータ
最大指令速度をx'max、最大押し付け力をfmax とする
と、アクチュエータの能力を十分に利用するためには、
アクチュエータが、自由に運動が可能で、その方向に拘
束されていない時、つまりf=0の時にその指令速度
x' が最大指令速度x'maxになり、力学的に拘束された
時、すなわち指令速度x’=0になったときの拘束力f
が、アクチュエータの発生させることのできる最大押し
付け力fmax となるようにアドミッタンスを設定すれば
よいと考えられる。よって、 x'max=xr' 0=xr' +Bfmax から、 B=−(1/fmax )・ x'max となり、アドミッタンスBを求めることができる。最大
指令速度をx'maxからアドミッタンスBを設定し、その
アドミッタンスBと目標速度xr'(=x'max)とが外力
fからアクチュエータ指令速度x' を作りだし、これを
速度サーボ部41及びサーボアンプ47を介してアクチ
ュエータ10を制御することで位置制御と力制御の双方
を自動的に切り換えて制御することができる。
【0034】また、位置制御の際に、速度サーボ部41
では、アクチュエータ指令速度x'から任意のフィード
フォワード速度信号vr を作り、フィードフォワード制
御でアクチュエータ10を作動することで、立ち上がり
速度が良好なものが得られると共にアクチュエータ10
の位置信号とアクチュエータ指令速度x' に基づく位置
信号との偏差でフィードバック速度信号を作りフィード
バック制御も同時に行うことで、立ち上がり速度が良好
で、しかも正確な位置制御と力制御の双方の制御を良好
に行うことが可能となる。
【0035】このように、本制御は、ダンピング制御系
を基にした位置決め制御のため、位置決め制御を行って
いる最中にもダンピングが働いているため、負荷条件が
変わった場合でも即座に目標となる力制御を行うことが
できる。またフィードバックループ及びフィードフォワ
ードの双方を取り入れることで、応答性の良い制御が可
能となる。
【0036】図3は、図1、図2に示した制御系で制御
したときの軸荷重の経時変化を示したもので、アクチュ
エータの目標速度(5cm/sec)、アドミッタンス
B=(1/60)cm/kgf・sec、アクチェータ
の押し付け力を300kgfに設定して実験したときの
例を示したものである。
【0037】図3より、制御開始から、3.2秒まで
は、軸荷重が0で、位置制御がなされ、アクチュエータ
10が目標位置まで進んだ時点で、力制御に切り換り、
ほぼ瞬時に設定の300kgfの軸荷重を加えることが
できた。
【0038】次にパラレルリンク機構の実施例を説明す
る。
【0039】先ず、パラレルリンク機構は、本出願人が
提案したパラレルリンク機構の運動姿勢演算装置(特願
平4−52645号)と同じであり、図6に示すよう
に、固定側のベース60とプラットフォーム61間に複
数本のアクチュエータ10,10が連結されてパラレル
リンク機構62が構成され、各アクチュエータ10の進
退でプラットフォーム61を、6自由度方向(x,y,
z,α,β,γ)に移動できるようになっている。
【0040】このパラレルリンク機構62で図7に示す
ようにセグメント(ワーク24)を外部環境25に押し
当てて組み立てる作業に用いる場合、直交座標系で速度
制御と力制御を行うと、座標軸の各方向について力が干
渉しあう作業では制御系に設計が複雑となる。
【0041】そこで、セグメント(ワーク24)で構築
されるトンネルを中心Oの円筒座標系として制御系を構
成する方が、ヨーイング、旋回微調、ローリング、ピッ
チング、ヒービング修正などの作業を無理なく記述する
ことができる。
【0042】さて図4はパラレルリンク機構の装置概略
を示し、図5は制御ブロック図を示したものである。
【0043】図4において、パラレルリンク機構62の
各アクチュエータ10は、プラットフォーム61を介し
てワーク24を、目標軌道としてx方向(ベクトル成
分)に位置制御すると共にワーク24が外部環境25に
当たった時、力制御を行うとする。
【0044】先ず速度指令生成部70は、プラットホー
ム61の目標軌道における目標速度ベクトルxd'を生成
し、これを運動分解部71で各アクチュエータ10ごと
のベクトル成分に分解して各アクチュエータ10の速度
信号を速度サーボアンプ72に出力する。
【0045】ここで、目標軌道に対するプラットフォー
ム指令速度ベクトルxp'は、プラットフォーム目標速度
ベクトルをxd ’、外部環境25に働く力(外力ベクト
ル)をFとしアドミッタンスをBとすると、 xp'=xd'+BF となるように各アクチュエータを制御すれば良い。
【0046】この場合、目標軌道に対して位置制御(位
置と姿勢)のみ行う方向と、力制御を行う制御方向の運
動ベクトル成分を予め選択し、位置制御方向では、目標
軌道における位置制御用プラットフォーム指令速度ベク
トルとし、その速度ベクトルに対して、位置制御方向を
選択した運動ベクトル成分に基づいて各アクチュエータ
10を位置制御し、力制御方向では、力制御用プラット
フォーム目標速度ベクトルxd’とプラットフォーム速
度指令ベクトルxp’と、外部環境25からの外力ベク
トルFに対する圧力センサから変換したプラットフォー
ム発生力(ベクトル)FP を速度に変換するアドミッタ
ンスをBとしたとき、 xp’=xd’+BFP となるように力制御方向を選択した運動ベクトル成分に
基づいて、各アクチュエータ10を制御するようにな
っている。
【0047】これをさらに詳しく説明すると、作業座標
系において、図1,図2で説明した位置制御と力制御を
設計する場合、実際制御できるのは各アクチュエータ1
0の速度なので、作業座標系における目標速度ベクトル
xd' を各アクチュエータの速度信号に変換しなければ
ならない。
【0048】基本的には座標系間の速度関係であるので
ヤコビアンを計算すれば良い。
【0049】a.パラレルリンク機構と運動学 パラレルリンク機構は図6に示したように、ベースとベ
ースに対し相対的に運動するプラットフォーム、ベース
とプラットフォームを結合するアクチュエータから構成
され、各アクチュエータは、油圧シリンダのように、ア
クチュエータが結合されているベース上にある点とプラ
ットフォーム上にある点の相対運動(力も含む)を直接
調整するものや、簡単な機構によって間接的に調整する
ものがある。
【0050】表現を簡単にするために、ここでは、アク
チュエータによって調節することができる、2点間の距
離を、アクチュエータの長さと呼び、それをまとめて、
ベクトル l=(l1 ,l2 …l6 )T で表すことにする。なお、ここで、Tは転置行列であ
る。
【0051】今プラットフォームの位置・姿勢を表す変
数を6次元ベクトルxp で表すと、lとxp の間には、 l= f(xp )=f(x,y,z,α,β,γ) の関係が成り立つ。f(xp )は、xp の関数で、xp
が与えられると、lを計算することができる。これを、
逆運動学の計算という。
【0052】上式の両辺を時間で微分することにより次
式を得る。
【0053】l' =Jxp' ただし、Jは、 J=df/dxp で定義される。
【0054】パラレルリンク機構では、シリアルリンク
機構と違って、逆運動学の計算は容易である。
【0055】ただし、与えられた、アクチュエータの長
さl=(l1 ,l2 …l6 )T から、プラットフォーム
の位置・姿勢xp を求める順運動学の計算は、解析的に
は求まらないという性質を持つ。
【0056】そこで、目標軌道に対して位置制御(位置
と姿勢)のみ行う方向の位置制御用目標速度ベクトル
{xd’}p を、位置制御用プラットフォーム速度指令
ベクトル{xp’}p とし、その速度ベクトルに対し
て、制御方向を選択した運動ベクトル成分に基づいて各
アクチュエータ10を位置制御し、力制御方向では、
制御用目標速度ベクトル{xd’}f を、力制御用プラ
ットフォーム速度指令ベクトル{xp’}f として、運
動ベクトル成分を選択し、目標軌道における力制御用プ
ラットフォーム速度指令ベクトル{xp’}f と、外部
環境25からの外力(ベクトル)Fに対するプラットフ
ォーム発生力(ベクトル)FP 、プラットフォーム発生
力(ベクトル)FP を速度に変換するアドミッタンスを
Bとしたとき、力制御用プラットフォーム指令速度ベク
トル{xp’}f が、 {xp’}f={xd’}f+{BFPf となるように力制御方向を選択した運動ベクトル成分に
基づいて各アクチュエータ10を制御すればよい。
【0057】この与えられたプラットフォームの指令速
度ベクトルxp'を実現するようなアクチュエータの速度
l' は上記式(l' =Jxp')から計算できるので、制
御系のブロック図は図5のように構成できる。
【0058】図5において、速度指令生成部70で生成
されるプラットフォーム目標速度ベクトルxd'が軌道生
成部75で生成し、これを位置制御選択行列(I−S)
76と加算器77を介して力制御行列(S)78に出力
する。ここでIは単位行列、Sは選択行列で、それぞれ
その要素が1または0の対角行列であり、1は、それに
対応する座標でアドミッタンス行列(B)79を基に力
制御をすることを意味し、0は、位置制御を行うことを
意味している。
【0059】力制御する座標xs は、 xs =Sxp 位置制御する座標xi-s(接触する可能性のない方向で
位置制御を精度よく実現したい座標)は、 xi-s=(I−S)xp で与えられる。
【0060】これらは、加算器80にて加算され、ヤコ
ビ行列81にてそれぞれアクチュエータごとの運動ベク
トルに分解される。
【0061】制御の開始時には、反力F=0であり、位
置行列選択76で生成される座標xi-sがヤコビ行列8
1より、ゲイン制御器82にて各アクチュエータ10の
速度信号vr が生成され、加算器83を介してフィード
フォワード速度信号としてアクチュエータ10に出力さ
れる。
【0062】一方ヤコビ行列81にて分解された運動ベ
クトルは積分器84で、各アクチュエータのシリンダ位
置信号85にされて比較器86に入力され、そこで各ア
クチュエータ10からフィードバックされたシリンダ変
位信号(I)87と比較されて位置補償制御部88に入
力され、その位置補償制御部88にてフィードバック速
度信号にされ、加算器83にてフィードフォワード速度
信号vr と加算されて各アクチュエータ10を作動する
速度指令89が作られ、その速度指令89に基づいてプ
ラットフォーム61が、目標軌道に沿ったプラットフォ
ームの実速度Xに対応するプラットフォーム指令速度ベ
クトルxp'で各アクチュエータ10が移動して外部環境
25に接触するまで位置制御する。
【0063】次に外部環境25にワーク24が当たり移
動が停止して、指令速度ベクトルxp'が0となると、各
アクチュエータ10の圧力センサからシリンダ発生力
(Fl)90が、転置ヤコビ行列91に送られてプラッ
トフォーム発生力FP に変換され、アドミッタンス行列
79によりプラットフォーム発生力FP が速度ベクトル
(BFP )にされ、力制御選択行列78により力制御に
切り換えられ、プラットフォーム61に設定の力が加え
られることなる。
【0064】このようにパラレルリンク機構のアクチュ
エータ作動において、位置制御と力制御のハイブリッド
制御が可能となり、位置制御から力制御の切り換え動作
が不要となり、制御の簡素化が図れる。
【0065】なお、本発明は上述の実施例に限定される
ものでなく、例えば外力を圧力センサ21で検出するよ
うにしたが、ワークとアクチュエータのロッド間に設け
た力センサで検出するようにしてもよい、またパラレル
リンク機構において、図5のブロック図で、プラットフ
ォーム座標に対して位置制御と力制御をする制御方向を
選択して位置制御選択行列と力制御選択行列とに分けた
制御系で説明したが、これらを一緒にして単一の単位行
列で制御するように構成してもよい、さらにパラレルリ
ンク機構のアクチュエータに、図8で説明した電気・油
圧サーボアクチュエータを全て使用する代わりに1部他
の形式のアクチュエータ、例えば電動アクチュエータで
一部を構成するようにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、x' =x
r'+Bf(xp'=xd'+BFP )となるようにアクチュ
エータを制御することで、ワークが外部環境と接してい
ない時には位置制御が実践され、ワークが外部環境に接
触するとアクチュエータ速度がゼロとなるため、アドミ
ッタンスBを適宜設定すれば、外部環境からアクチュエ
ータにかかる圧力のみで力制御が行えるので、従来のよ
うに位置をセンシングすることなく、目標速度をセット
するだけで位置制御から力制御への切換制御が可能とな
る。またこの際、フィードフォワード制御を行うこと
で、応答性の良い制御が行える。さらにアクチュエータ
の作動をパラレルリンク機構に適用することで、1軸方
向の制御のみならず6軸方向に自在な制御が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において、シリアルリンクの一実施例を
示す装置の概略図である。
【図2】図1の制御ブロックを示す図である。
【図3】図1,図2の実施例における実験例を示す図で
ある。
【図4】本発明において、パラレルリンク機構の一実施
例を示す装置の概略図である。
【図5】図4の制御ブロックを示す図である。
【図6】本発明において、パラレルリンク機構の概略を
示す斜視図である。
【図7】本発明において、パラレルリンク機構の座標系
を説明するための図である。
【図8】本発明に用いるアクチュエータの詳細を示す図
である。
【図9】従来例を示す図である。
【符号の説明】
10 アクチュエータ 21 圧力センサ 24 ワーク 25 外部環境 29 変位センサ 40 速度指令生成部 41 速度サーボ部 43 アドミッタンス設定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小菅 一弘 愛知県名古屋市緑区鳴海町黒石2−10 合同宿舎滝ノ水住宅5−103 (72)発明者 村上 弘記 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川 島播磨重工業株式会社 東二テクニカル センター内 (72)発明者 竹内 暢人 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川 島播磨重工業株式会社 東二テクニカル センター内 (72)発明者 北山 仁志 愛知県知多市北浜町11番1号 石川島播 磨重工業株式会社 愛知工場内 (56)参考文献 特開 平6−101394(JP,A) 特開 平4−151003(JP,A) 特開 昭56−94006(JP,A) 特開 平5−257922(JP,A) 特開 平4−73405(JP,A) 特開 平2−80801(JP,A) 特公 平6−16995(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F15B 11/04 G05B 11/32 G05D 3/12 305 E21D 9/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変位センサと圧力センサを備え、油圧で
    作動するアクチュエータで、ワークを外部環境と接する
    目標位置まで移動した後、所定の力でワークを外部環境
    に押圧するアクチュエータの作動方法において、ワーク
    を目標位置まで移動する目標速度をxr'外部環境から
    の外力Fに対する上記圧力センサの検出圧力から変換し
    たアクチュエータ発生力をf、アクチュエータ発生力f
    を速度に変換するアドミッタンスをとしたとき、実ア
    クチュエータ速度X’に対するアクチュエータ指令速度
    x' が、x' =xr'+Bfとなるようにアクチュエー
    タの速度を制御し、かつ、そのアクチュエータ指令速度
    x' で所望のフィードフォワード速度信号vr を作ると
    共にアクチュエータ指令速度x' に基づく位置信号とア
    クチュエータの変位センサからの位置信号に基づく偏差
    でフィードバック速度信号を作り、これら速度信号でア
    クチュエータの速度をフィードフォワード制御すると共
    フィードバック制御を行うことを特徴とするアクチュ
    エータの作動方法。
  2. 【請求項2】 変位センサと圧力センサを備え、油圧で
    作動する複数本のアクチュエータでベースとプラットフ
    ォームを連結してパラレルリンク機構を構成し、そのプ
    ラットフォームで、ワークを外部環境と接する目標位置
    まで移動した後、所定の力でワークを外部環境に押圧す
    るためのアクチュエータの作動方法において、上記プラ
    ットフォームの目標軌道における目標速度ベクトルxd'
    を定め、外部環境からの外力ベクトルFに対する上記圧
    力センサの検出圧力から変換したプラットフォーム発生
    力(ベクトル)F P 速度に変換するアドミッタンス
    をBとしたとき、プラットフォーム指令速度ベクトルx
    p'が、xp'=xd'+B P となるように各アクチュエ
    ータの速度を制御し、かつ、そのプラットフォーム指令
    速度ベクトルxp'で所望のフィードフォワード速度信号
    vr を作ると共にプラットフォーム指令速度ベクトルx
    p' に基づく位置信号とアクチュエータの変位センサか
    らの位置信号の偏差でフィードバック速度信号を作り、
    これら速度信号で、プラットフォーム速度をフィードフ
    ォワード制御すると共にフィードバック制御を行うこと
    を特徴とするアクチュエータの作動方法。
  3. 【請求項3】 プラットフォーム座標における位置制御
    と力制御を行う制御方向を予め選択し、位置制御方向で
    は、位置制御用の目標速度ベクトルをプラットフォーム
    指令速度ベクトルとし、その指令速度ベクトルに対し
    て、制御方向を選択した運動ベクトル成分に基づいて各
    アクチュエータを位置制御し、力制御方向では、力制御
    用のプラットフォーム指令速度ベクトルxp'が、xp'
    =xd'+BF P となるように制御方向を選択した運動ベ
    クトル成分に基づいて各アクチュエータを力制御する
    求項2記載のアクチュエータの作動方法。
  4. 【請求項4】 油圧で作動するアクチュエータでワーク
    を外部環境と接する目標位置まで移動した後、所定の力
    でワークを外部環境に押圧するアクチュエータの作動装
    置において、油圧シリンダと油圧制御弁を有するアクチ
    ュエータと、アクチュエータの変位を検出する変位セン
    サと、アクチュエータの油圧力を検出する圧力センサ
    と、ワークを目標位置まで移動する目標速度xr'を生成
    すると共に圧力センサからの圧力信号より、外部環境か
    らの外力Fに対する上記圧力センサの検出圧力から変換
    したアクチュエータ発生力をf、アクチュエータ発生力
    を速度に変換するアドミッタンスをBとしたとき、
    アクチュエータ速度X’に対するアクチュエータ指令速
    度x' が、x' =xr'+Bfとなる速度指令を出力する
    速度指令生成部と、速度指令生成部からのアクチュエー
    タ指令速度x' からフィードフォワード速度信号vr
    を作ると共に、変位センサの検出値が入力され、その検
    出値と速度指令生成部からのアクチュエータ指令速度に
    基づく位置信号の偏差からフィードバック速度信号を作
    り、これら速度信号でフィードフォワード制御とフィー
    ドバック制御すべくアクチュエータの油圧制御弁を制御
    する速度サーボ部とを備えたことを特徴とするアクチュ
    エータの作動装置。
  5. 【請求項5】 油圧で作動する複数本のアクチュエータ
    でベースとプラットフォームを連結してパラレルリンク
    機構を構成し、そのプラットフォームで外部環境を目標
    位置に移動するためのアクチュエータの作動装置におい
    て、パラレルリンク機構を構成すべくベースとプラット
    フォーム間に連結される複数の油圧シリンダとその各油
    圧シリンダに設けられた油圧制御弁とからなる複数のア
    クチュエータと、各アクチュエータの変位を検出する変
    位センサと、各アクチュエータの油圧力を検出する圧力
    センサと、上記プラットホームの目標軌道を定め、その
    目標軌道に対してプラットフォーム目標速度ベクトルx
    d ’を生成すると共に、各圧力センサからの圧力信号よ
    り、外部環境からの外力ベクトルFに対する上記圧力セ
    ンサの検出圧力から変換したプラットフォーム発生力
    (ベクトル)F P 速度に変換するアドミッタンスをB
    としたとき、位置制御と力制御を行うべくプラットフォ
    ーム指令速度ベクトルxp'が、xp ’=xd'+B P
    となる速度指令を出力する速度指令生成部と、速度指令
    生成部からの速度指令を基に各アクチュエータの目標軌
    道に対して運動ベクトルに分解する運動分解部と、その
    運動分解部の各運動ベクトルからフィードフォワード速
    度信号vr を作ると共に、変位センサの検出値が入力さ
    れ、その検出値と上記運動ベクトルに基く位置信号の偏
    差からフィードバック速度信号を作り、これら速度信号
    でフィードフォワード制御とフィードバック制御すべく
    アクチュエータの油圧制御弁を制御する速度サーボアン
    プとを備えたことを特徴とするアクチュエータの作動装
    置。
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