JP3248070B2 - トラックなどの泥落とし装置 - Google Patents

トラックなどの泥落とし装置

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JP3248070B2
JP3248070B2 JP26251598A JP26251598A JP3248070B2 JP 3248070 B2 JP3248070 B2 JP 3248070B2 JP 26251598 A JP26251598 A JP 26251598A JP 26251598 A JP26251598 A JP 26251598A JP 3248070 B2 JP3248070 B2 JP 3248070B2
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孝勝 小野寺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックなどの泥
落とし装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トラックなどの泥落としは下記の
ように行われている。第1の場合〜軟式遠心力利用方法
であり、モーターローラー2本の間上にトラックなどの
タイヤが位置し、ローラー回転遠心力により泥を落とす
装置である。第2の場合〜上記以外は無処理であり、タ
イヤに泥が付着しないように砂利、切込などを通路上に
敷いて防いでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.第1の場合〜 A.遠心力方式のため泥の落ちが悪い。 B.遠心力方式のため横ずれ、バウンドなどの危険であ
る。 C.乾式のため周囲に粉塵が舞う。 2.第2の場合〜無処理のため一般舗装路に泥をまき散
らし、通行車両のスリップ、石跳ねなどの事故の原因に
なっていた。又、粉塵が舞うために付近の農作物にも付
着し、被害を与えていた。 3.その他、道路清掃に多額の人件費を要している。 本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、上述の
問題を解決できるものを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第1発明のものは、洗浄処理部2と泥水処理部3と給水
部4から構成され、 A.洗浄処理部2は、水槽2Aと走行路2Bとシャワー
2Cと車両検知センサー部2Dから構成され、水槽2A
は、平面左右に長い方形に構成された底板2A1と、底
板の前後に起立連結された前後壁2A2,2A2と、底
板の左右辺に起立連結された左右壁2A3,2A3から
構成され、走行路2Bは、水槽2Aにおける前後部分に
配設された一方と他方の走行路単体2B1,2B1から
構成され、各走行路単体2B1は、水槽に一直線状に配
設されていると共に、表面は走行方向と直交する逆V字
状の突条が連続した状態に構成され、シャワー2Cは、
給水パイプ2C1とノズル2C2から構成され、給水パ
イプ2C1は、水槽2Aにおける前後壁2A2,2A2
の上面に沿って配管され、かつこの給水パイプには、一
方と他方の走行路単体2B1,2B1上を走行するトラ
ックのタイヤに向けて適数個のノズル2C2が配設さ
れ、給水パイプ2C1は水源に連結され、車両検知セン
サー部2Dは、シャワーにおける左方端の前後あるいは
右方端の前後のうち一方に配設されたセンサーでトラッ
クに反応後、指定した時間までシャワーが作動するよう
構成され、 B.泥水処理部3は、水槽3Aと水槽小室3Bから構成
され、水槽3Aは、平面左右に長い方形に構成された底
板3A1と、底板の前後に起立連結された前後壁3A
2,3A2と、底板の左右辺に起立連結された左右壁3
A3,3A3から構成され、水槽小室3Bは、水槽3A
内に当該水槽における左右壁3A3,3A3と平行な状
態で張設された適数枚の仕切り板3B1で構成され、各
仕切り板3B1の上方隅には蛇行路用切欠き3B2が交
互に形成され、かつこの蛇行路用切欠きには網3B21
が張設され、水槽2Aにおける前壁2A2の左方部分と
水槽3Aにおける後壁3A3の左方部分とは連結パイプ
で3Cで連結され、 C.給水部4は、水槽2Aに設けられた給水パイプ4A
と、水槽3Aにおける右方端に位置する水槽小室3B内
に設けられた循環ポンプ4Bから構成され、給水パイプ
4Aは、水槽2Aにおける右壁2A3の内側に沿って配
管された右パイプ4A1と、水槽2Aにおける後壁2A
2の内側に沿って配管された後パイプ4A2から構成さ
れ、右パイプ4A1には左方向に向け適数個の排水口4
A11が設けられ、後パイプ4A2の右方端部分には前
方向に向け排水口4A21が設けられ、循環ポンプ4B
は、水槽3Aにおける右方端に位置する水槽小室3B内
に設けられた網棚4B1上に配設されたポンプ4B2
と、このポンプと給水パイプ4Aにおける右パイプ4A
1とを連結する連結パイプ4B3から構成されているト
ラックなどの泥落とし装置である。
【0005】第2発明のものは、洗浄処理部2と泥水処
理部3と給水部4とボイラー部5から構成され、 A.洗浄処理部2は、水槽2Aと走行路2Bとシャワー
2Cと車両検知センサー部2Dから構成され、水槽2A
は、平面左右に長い方形に構成された底板2A1と、底
板の前後に起立連結された前後壁2A2,2A2と、底
板の左右辺に起立連結された左右壁2A3,2A3から
構成され、走行路2Bは、水槽2Aにおける前後部分に
配設された一方と他方の走行路単体2B1,2B1から
構成され、各走行路単体2B1は、水槽の左方外部から
水槽内部を通って右方外部まで一直線状に構成されてい
ると共に、表面は走行方向と直交する逆V字状の突条が
連続した状態に構成され、シャワー2Cは、給水パイプ
2C1とノズル2C2から構成され、給水パイプ2C1
は、水槽2Aにおける前後壁2A2,2A2の上面に沿
って配管され、かつこの給水パイプには、一方と他方の
走行路単体2B1,2B1上を走行するトラックのタイ
ヤに向けて適数個のノズル2C2が配設され、給水パイ
プ2C1は水源に連結され、車両検知センサー部2D
は、シャワーにおける左方端の前後あるいは右方端の前
後のうち一方に配設されたセンサーでトラックに反応
後、指定した時間までシャワーが作動するよう構成さ
れ、 B.泥水処理部3は、水槽3Aと水槽小室3Bから構成
され、水槽3Aは、平面左右に長い方形に構成された底
板3A1と、底板の前後に起立連結された前後壁3A
2,3A2と、底板の左右辺に起立連結された左右壁3
A3,3A3から構成され、水槽小室3Bは、水槽3A
内に当該水槽における左右壁3A3,3A3と平行な状
態で張設された適数枚の仕切り板3B1で構成され、各
仕切り板3B1の上方隅には蛇行路用切欠き3B2が交
互に形成され、かつこの蛇行路用切欠きには網3B21
が張設され、水槽2Aにおける前壁2A2の左方部分と
水槽3Aにおける後壁2A2の左方部分とは連結パイプ
で3Cで連結され、 C.給水部4は、水槽2Aに設けられた給水パイプ4A
と、水槽3Aにおける右方端に位置する水槽小室3B内
に設けられた循環ポンプ4Bから構成され、給水パイプ
4Aは、水槽2Aにおける右壁2A3の内側に沿って配
管された右パイプ4A1と、水槽2Aにおける後壁2A
2の内側に沿って配管された後パイプ4A2から構成さ
れ、右パイプ4A1には左方向に向け適数個の排水口4
A11が設けられ、後パイプ4A2の右方端部分には前
方向に向け排水口4A21が設けられ、循環ポンプ4B
は、水槽3Aにおける右方端に位置する水槽小室3B内
に設けられた網棚4B1上に配設されたポンプ4B2
と、このポンプと給水パイプ4Aにおける右パイプ4A
1とを連結する連結パイプ4B3から構成され、 D.ボイラー部5は、ボイラー本体5Aと給湯ポンプ5
Bと給湯パイプ5Cから構成され、給湯ポンプ5Bは、
網棚4B1上に配設されボイラー本体に連結され、ボイ
ラー本体から引き出された給湯パイプ5Cは、水槽2A
における右壁2A3の内側に沿って配管され、かつ左方
向に向け適数個の排湯口5C1が設けられているトラッ
クなどの泥落とし装置である。
【0006】この場合、下記のように構成することがで
きる。各走行路単体2B1は、水槽2Aにおける左壁2
A3を中心に設けられた左方の外傾斜路2B11および
左方の内傾斜路2B12と、右壁2A3を中心に設けら
れた右方の外傾斜路2B13および右方の内傾斜路2B
14と、これら左方の内傾斜路2B12と右方の内傾斜
路2B14との間において水槽の底板2A1に敷設され
た平坦路2B15から構成され、左方の外傾斜路2B1
1と右方の外傾斜路2B13は支持角度が可変に構成さ
れている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。1は第1発明の
トラックなどの泥落とし装置で、洗浄処理部2と泥水処
理部3と給水部4から構成されている。なお、図中、6
はトラックで、6Aはタイヤである。
【0008】A.洗浄処理部2は、水槽2Aと走行路2
Bとシャワー2Cと車両検知センサー部2Dから構成さ
れている。 a.水槽2Aは、平面左右に長い方形に構成された底板
2A1と、底板の前後に起立連結された前後壁2A2,
2A2と、底板の左右辺に起立連結された左右壁2A
3,2A3から構成されている。 b.走行路2Bは、水槽2Aにおける前後部分に配設さ
れた一方と他方の走行路単体2B1,2B1から構成さ
れ、各走行路単体2B1は、水槽の左方外部から水槽内
部を通って右方外部まで一直線状に構成されていると共
に、表面は走行方向と直交する逆V字状の突条が連続し
た状態に構成されている。すなわち、水槽2Aにおける
左壁2A3を中心に設けられた左方の外傾斜路2B11
および左方の内傾斜路2B12と、右壁2A3を中心に
設けられた右方の外傾斜路2B13および右方の内傾斜
路2B14と、これら左方の内傾斜路2B12と右方の
内傾斜路2B14との間において水槽の底板2A1に敷
設された平坦路2B15から構成されている。この場
合、左方の外傾斜路2B11と右方の外傾斜路2B13
は可変角度であり設置条件にも配慮している。すなわ
ち、底板2A1の左右端に外方に延出する左右の延出縁
2A11を形成し、これら両延出縁の上面には上方に向
け略U字状の受溝Mを前後方向をもって刻設すると共
に、左方の外傾斜路2B11の右方端下面と、右方の外
傾斜路2B13の左方端下面に受溝に上方から遊嵌する
突条Tが突設されている。
【0009】c.シャワー2Cは、給水パイプ2C1と
ノズル2C2から構成され、給水パイプ2C1は、水槽
2Aにおける前後壁2A2,2A2の上面に沿って配管
され、かつこの給水パイプには、一方と他方の走行路単
体2B1,2B1上を走行するトラックのタイヤに向け
て適数個のノズル2C2が配設され、給水パイプ2C1
は水源(図示略)に連結されている。 d.車両検知センサー部2Dは、シャワー2Cにおける
右方端の前後に配設された右方一対のセンサー2D1か
ら構成されている。この場合、この車両検知センサー部
2Dは、シャワーにおける左方端の前後あるいは右方端
の前後のうち一方に配設されたセンサーでトラックに反
応後、指定した時間までシャワーが作動するよう構成さ
れていることになる。
【0010】B.泥水処理部3は、水槽3Aと水槽小室
3Bから構成されている。 a.水槽3Aは、平面左右に長い方形に構成された底板
3A1と、底板の前後に起立連結された前後壁3A2,
3A2と、底板の左右辺に起立連結された左右壁3A
3,3A3から構成されている。 b.水槽小室3Bは、水槽3A内に当該水槽における左
右壁3A3,3A3と平行な状態で張設された適数枚の
仕切り板3B1で構成され、各仕切り板3B1の上方隅
には蛇行路用切欠き3B2が交互に形成され、かつこの
蛇行路用切欠きには網3B21が張設されている。 c.水槽2Aにおける前壁2A2の左方部分と水槽3A
における後壁3A3の左方部分とは連結パイプで3Cで
連結されている。
【0011】C.給水部4は、水槽2Aに設けられた給
水パイプ4Aと、水槽3Aにおける右方端に位置する水
槽小室3B内に設けられた循環ポンプ4Bから構成され
ている。 a.給水パイプ4Aは、水槽2Aにおける右壁2A3の
内側に沿って配管された右パイプ4A1と、水槽2Aに
おける後壁2A2の内側に沿って配管された後パイプ4
A2から構成され、右パイプ4A1には左方向に向け適
数個の排水口4A11が設けられ、後パイプ4A2の右
方端部分には前方向に向け排水口4A21が設けられて
いる。 b.循環ポンプ4Bは、水槽3Aにおける右方端に位置
する水槽小室3B内に設けられた網棚4B1上に配設さ
れたポンプ4B2と、このポンプと給水パイプ4Aにお
ける右パイプ4A1とを連結する連結パイプ4B3から
構成されている。
【0012】11は第2発明のトラックなどの泥落とし
装置で、洗浄処理部2と泥水処理部3と給水部4とボイ
ラー部5から構成されている。このトラックなどの泥落
とし装置11は寒冷地での使用にも好適なものである。
【0013】A.洗浄処理部2は、水槽2Aと走行路2
Bとシャワー2Cと車両検知センサー部2Dから構成さ
れている。 a.水槽2Aは、平面左右に長い方形に構成された底板
2A1と、底板の前後に起立連結された前後壁2A2,
2A2と、底板の左右辺に起立連結された左右壁2A
3,2A3から構成されている。 b.走行路2Bは、水槽2Aにおける前後部分に配設さ
れた一方と他方の走行路単体2B1,2B1から構成さ
れ、各走行路単体2B1は、水槽の左方外部から水槽内
部を通って右方外部まで一直線状に構成されていると共
に、表面は走行方向と直交する逆V字状の突条が連続し
た状態に構成されている。すなわち、水槽2Aにおける
左壁2A3を中心に設けられた左方の外傾斜路2B11
および左方の内傾斜路2B12と、右壁2A3を中心に
設けられた右方の外傾斜路2B13および右方の内傾斜
路2B14と、これら左方の内傾斜路2B12と右方の
内傾斜路2B14との間において水槽の底板2A1に敷
設された平坦路2B15から構成されている。この場
合、左方の外傾斜路2B11と右方の外傾斜路2B13
は可変角度であり設置条件にも配慮している。すなわ
ち、底板2A1の左右端に外方に延出する左右の延出縁
2A11を形成し、これら両延出縁の上面には上方に向
け略U字状の受溝Mを前後方向をもって刻設すると共
に、左方の外傾斜路2B11の右方端下面と、右方の外
傾斜路2B13の左方端下面に受溝に上方から遊嵌する
突条Tが突設されている。
【0014】c.シャワー2Cは、給水パイプ2C1と
ノズル2C2から構成され、給水パイプ2C1は、水槽
2Aにおける前後壁2A2,2A2の上面に沿って配管
され、かつこの給水パイプには、一方と他方の走行路単
体2B1,2B1上を走行するトラックのタイヤに向け
て適数個のノズル2C2が配設され、給水パイプ2C1
は水源(図示略)に連結されている。 d.車両検知センサー部2Dは、シャワー2Cにおける
右方端の前後に配設された右方一対のセンサー2D1か
ら構成されている。この場合、この車両検知センサー部
2Dは、シャワーにおける左方端の前後あるいは右方端
の前後のうち一方に配設されたセンサーでトラックに反
応後、指定した時間までシャワーが作動するよう構成さ
れていることになる。
【0015】B.泥水処理部3は、水槽3Aと水槽小室
3Bから構成されている。 a.水槽3Aは、平面左右に長い方形に構成された底板
3A1と、底板の前後に起立連結された前後壁3A2,
3A2と、底板の左右辺に起立連結された左右壁3A
3,3A3から構成されている。 b.水槽小室3Bは、水槽3A内に当該水槽における左
右壁3A3,3A3と平行な状態で張設された適数枚の
仕切り板3B1で構成され、各仕切り板3B1の上方隅
には蛇行路用切欠き3B2が交互に形成され、かつこの
蛇行路用切欠きには網3B21が張設されている。 c.水槽2Aにおける前壁2A2の左方部分と水槽3A
における後壁2A2の左方部分とは連結パイプで3Cで
連結されている。
【0016】C.給水部4は、水槽2Aに設けられた給
水パイプ4Aと、水槽3Aにおける右方端に位置する水
槽小室3B内に設けられた循環ポンプ4Bから構成され
ている。 a.給水パイプ4Aは、水槽2Aにおける右壁2A3の
内側に沿って配管された右パイプ4A1と、水槽2Aに
おける後壁2A2の内側に沿って配管された後パイプ4
A2から構成され、右パイプ4A1には左方向に向け適
数個の排水口4A11が設けられ、後パイプ4A2の右
方端部分には前方向に向け排水口4A21が設けられて
いる。 b.循環ポンプ4Bは、水槽3Aにおける右方端に位置
する水槽小室3B内に設けられた網棚4B1上に配設さ
れたポンプ4B2と、このポンプと給水パイプ4Aにお
ける右パイプ4A1とを連結する連結パイプ4B3から
構成されている。
【0017】D.ボイラー部5は、ボイラー本体5Aと
給湯ポンプ5Bと給湯パイプ5Cから構成され、ボイラ
ー本体5Aは、水槽3Aの右外方に設置され、給湯ポン
プ5Bは、網棚4B1上に配設されボイラー本体に連結
され、ボイラー本体から引き出された給湯パイプ5C
は、水槽2Aにおける右壁2A3の内側に沿って配管さ
れ、かつ左方向に向け適数個の排湯口5C1が設けられ
ている。なお、図中、イはドレン抜き、ロはオーバーフ
ローパイプである。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.第1発明の場合 A.大半の泥が落とされるため、プール通過後、直接一
般道に出られる。 B.泥の拡散を防止できることにより、道路清掃員が大
幅に削減できる。 C.スリップ、石跳ね事故などの防止につながる。 D.粉塵舞を防止し環境問題を解決することができると
共に、農作物被害も防止できる。 2.第2発明の場合 A.第1発明の場合での効果をすべて有する。 B.この他ボイラー部などを有するから、水の凍結を防
止できるので、寒冷地において冬期間でも確実な泥落と
し作業を行うことができる。 3.左方の外傾斜路と右方の外傾斜路を可変角度に構成
したものでは、移動時には自動車、トレーラなどで運搬
し、任意の場所への移設が可能である。このほか、安価
に製造できる、部品点数が少ないので組立が容易であ
る、経済的である、などの効果をも有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の斜視図である。
【図2】A−A線拡大断面図である。
【図3】1部を切欠いた作用を説明する斜視図である。
【図4】B−B線拡大断面図である。
【図5】C−C線拡大断面図である。
【図6】D−D線拡大断面図である。
【図7】第2発明の斜視図である。
【図8】E−E線拡大断面図である。
【図9】1部を切欠いた作用を説明する斜視図である。
【図10】F−F線拡大断面図である。
【図11】G−G線拡大断面図である。
【図12】H−H線拡大断面図である。
【図13】タイヤへの作用を説明する要部拡大図であ
る。
【図14】左方の外傾斜路と右方の外傾斜路の作用を説
明する要部拡大図である。
【符号の説明】
1 トラックなどの泥落とし装置 2 洗浄処理部 3 泥水処理部 4 給水部 11 トラックなどの泥落とし装置 5 ボイラー部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 1/62 - 1/68 B60S 3/00 - 3/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄処理部(2)と泥水処理部(3)と
    給水部(4)から構成され、 洗浄処理部(2)は、水槽(2A)と走行路(2B)と
    シャワー(2C)と車両検知センサー部(2D)から構
    成され、水槽(2A)は、平面左右に長い方形に構成さ
    れた底板(2A1)と、底板の前後に起立連結された前
    後壁(2A2,2A2)と、底板の左右辺に起立連結さ
    れた左右壁(2A3,2A3)から構成され、走行路
    (2B)は、水槽(2A)における前後部分に配設され
    た一方と他方の走行路単体(2B1,2B1)から構成
    され、各走行路単体(2B1)は、水槽に一直線状に配
    設されていると共に、表面は走行方向と直交する逆V字
    状の突条が連続した状態に構成され、シャワー(2C)
    は、給水パイプ(2C1)とノズル(2C2)から構成
    され、給水パイプ(2C1)は、水槽(2A)における
    前後壁(2A2,2A2)の上面に沿って配管され、か
    つこの給水パイプには、一方と他方の走行路単体(2B
    1,2B1)上を走行するトラックのタイヤに向けて適
    数個のノズル(2C2)が配設され、給水パイプ(2C
    1)は水源に連結され、車両検知センサー部(2D)
    は、シャワーにおける左方端の前後あるいは右方端の前
    後のうち一方に配設されたセンサーでトラックに反応
    後、指定した時間までシャワーが作動するよう構成さ
    れ、 泥水処理部(3)は、水槽(3A)と水槽小室(3B)
    から構成され、水槽(3A)は、平面左右に長い方形に
    構成された底板(3A1)と、底板の前後に起立連結さ
    れた前後壁(3A2,3A2)と、底板の左右辺に起立
    連結された左右壁(3A3,3A3)から構成され、水
    槽小室(3B)は、水槽(3A)内に当該水槽における
    左右壁(3A3,3A3)と平行な状態で張設された適
    数枚の仕切り板(3B1)で構成され、各仕切り板(3
    B1)の上方隅には蛇行路用切欠き(3B2)が交互に
    形成され、かつこの蛇行路用切欠きには網(3B21)
    が張設され、水槽(2A)における前壁(2A2)の左
    方部分と水槽(3A)における後壁(3A3)の左方部
    分とは連結パイプ(3C)で連結され、 給水部(4)は、水槽(2A)に設けられた給水パイプ
    (4A)と、水槽(3A)における右方端に位置する水
    槽小室(3B)内に設けられた循環ポンプ(4B)から
    構成され、給水パイプ(4A)は、水槽(2A)におけ
    る右壁(2A3)の内側に沿って配管された右パイプ
    (4A1)と、水槽(2A)における後壁(2A2)の
    内側に沿って配管された後パイプ(4A2)から構成さ
    れ、右パイプ(4A1)には左方向に向け適数個の排水
    口(4A11)が設けられ、後パイプ(4A2)の右方
    端部分には前方向に向け排水口(4A21)が設けら
    れ、循環ポンプ(4B)は、水槽(3A)における右方
    端に位置する水槽小室(3B)内に設けられた網棚(4
    B1)上に配設されたポンプ(4B2)と、このポンプ
    と給水パイプ(4A)における右パイプ(4A1)とを
    連結する連結パイプ(4B3)から構成されていること
    を特徴とするトラックなどの泥落とし装置。
  2. 【請求項2】 洗浄処理部(2)と泥水処理部(3)と
    給水部(4)とボイラー部(5)から構成され、 洗浄処理部(2)は、水槽(2A)と走行路(2B)と
    シャワー(2C)と車両検知センサー部(2D)から構
    成され、水槽(2A)は、平面左右に長い方形に構成さ
    れた底板(2A1)と、底板の前後に起立連結された前
    後壁(2A2,2A2)と、底板の左右辺に起立連結さ
    れた左右壁(2A3,2A3)から構成され、走行路
    (2B)は、水槽(2A)における前後部分に配設され
    た一方と他方の走行路単体(2B1,2B1)から構成
    され、各走行路単体(2B1)は、水槽に一直線状に構
    成されていると共に、表面は走行方向と直交する逆V字
    状の突条が連続した状態に構成され、シャワー(2C)
    は、給水パイプ(2C1)とノズル(2C2)から構成
    され、給水パイプ(2C1)は、水槽(2A)における
    前後壁(2A2,2A2)の上面に沿って配管され、か
    つこの給水パイプには、一方と他方の走行路単体(2B
    1,2B1)上を走行するトラックのタイヤに向けて適
    数個のノズル(2C2)が配設され、給水パイプ(2C
    1)は水源に連結され、車両検知センサー部(2D)
    は、シャワーにおける左方端の前後あるいは右方端の前
    後のうち一方に配設されたセンサーでトラックに反応
    後、指定した時間までシャワーが作動するよう構成さ
    れ、 泥水処理部(3)は、水槽(3A)と水槽小室(3B)
    から構成され、水槽(3A)は、平面左右に長い方形に
    構成された底板(3A1)と、底板の前後に起立連結さ
    れた前後壁(3A2,3A2)と、底板の左右辺に起立
    連結された左右壁(3A3,3A3)から構成され、水
    槽小室(3B)は、水槽(3A)内に当該水槽における
    左右壁(3A3,3A3)と平行な状態で張設された適
    数枚の仕切り板(3B1)で構成され、各仕切り板(3
    B1)の上方隅には蛇行路用切欠き(3B2)が交互に
    形成され、かつこの蛇行路用切欠きには網(3B21)
    が張設され、水槽(2A)における前壁(2A2)の左
    方部分と水槽(3A)における後壁(2A2)の左方部
    分とは連結パイプ(3C)で連結され、 給水部(4)は、水槽(2A)に設けられた給水パイプ
    (4A)と、水槽(3A)における右方端に位置する水
    槽小室(3B)内に設けられた循環ポンプ(4B)から
    構成され、給水パイプ(4A)は、水槽(2A)におけ
    る右壁(2A3)の内側に沿って配管された右パイプ
    (4A1)と、水槽(2A)における後壁(2A2)の
    内側に沿って配管された後パイプ(4A2)から構成さ
    れ、右パイプ(4A1)には左方向に向け適数個の排水
    口(4A11)が設けられ、後パイプ(4A2)の右方
    端部分には前方向に向け排水口(4A21)が設けら
    れ、循環ポンプ(4B)は、水槽(3A)における右方
    端に位置する水槽小室(3B)内に設けられた網棚(4
    B1)上に配設されたポンプ(4B2)と、このポンプ
    と給水パイプ(4A)における右パイプ(4A1)とを
    連結する連結パイプ(4B3)から構成され、 ボイラー部(5)は、ボイラー本体(5A)と給湯ポン
    プ(5B)と給湯パイプ(5C)から構成され、給湯ポ
    ンプ(5B)は、網棚(4B1)上に配設されボイラー
    本体に連結され、ボイラー本体から引き出された給湯パ
    イプ(5C)は、水槽(2A)における右壁(2A3)
    の内側に沿って配管され、かつ左方向に向け適数個の排
    湯口(5C1)が設けられていることを特徴とするトラ
    ックなどの泥落とし装置。
  3. 【請求項3】 各走行路単体(2B1)は、水槽(2
    A)における左壁(2A3)を中心に設けられた左方の
    外傾斜路(2B11)および左方の内傾斜路(2B1
    2)と、右壁(2A3)を中心に設けられた右方の外傾
    斜路(2B13)および右方の内傾斜路(2B14)
    と、これら左方の内傾斜路(2B12)と右方の内傾斜
    路(2B14)との間において水槽の底板(2A1)に
    敷設された平坦路(2B15)から構成され、左方の外
    傾斜路(2B11)と右方の外傾斜路(2B13)は支
    持角度が可変に構成されている請求項1あるいは請求項
    2記載のトラックなどの泥落とし装置。
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