JPH033614Y2 - - Google Patents

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JPH033614Y2
JPH033614Y2 JP1358985U JP1358985U JPH033614Y2 JP H033614 Y2 JPH033614 Y2 JP H033614Y2 JP 1358985 U JP1358985 U JP 1358985U JP 1358985 U JP1358985 U JP 1358985U JP H033614 Y2 JPH033614 Y2 JP H033614Y2
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cutting device
slope
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cutting
pavement
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は例えばアスフアルト舗装体により敷設
された斜面を切削する斜面切削装置に関する。
〈従来の技術〉 競輪場或いは自動車走行試験場等傾斜させて形
成されたアスフアルト舗装体の老朽或いはひび割
れ等による補修するときまたは横断形状の変更な
ど仕様を変えるときには、例えば油圧式ブレーカ
ーによりアスフアルト表層全域を一層又は数層は
がして路盤を露出させる。そして、新規のアスフ
アルト舗装体を路盤上に形成する工法が採用され
ていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような従来の工法では、斜
面全域でアスフアルト舗装体を捕集するようにし
ているので、工事期間も長くかつ工事費用も高く
なり、不経済であつた。また、はがされたアスフ
アルト舗装体の廃棄処理にも時間と労力を要して
いた。さらに、新規アスフアルト舗装体を重ねる
工法であると、フオーメーシヨンが変化するなど
の欠点があつた。また、斜面上に切削装置を単に
配設すると共に長尺の搬送装置を設けて舗装体を
平坦部若しくは天端に搬送しようとすると、施工
中に切削装置及び搬送装置がずり落ちたり転倒し
補修を行うことが難しいという不具合があつた。
本考案は、このような実情に鑑みてなされたも
ので、極めて短期間で容易に斜面の補修を行える
斜面切削装置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このため、本考案は、舗装された斜面上を走行
し該斜面の舗装体を切削する切削装置本体と、該
切削装置本体に一端部が取付けられて側方に延設
され、舗装体を斜面下方の平坦部若しくは天端に
搬送する搬送装置と、斜面下方の平坦部若しくは
天端にて該搬送装置と前記切削装置と略平行に走
行しそれら装置を支持する支持装置と、を備える
ようにした。
〈作用〉 このようにして、切削装置と搬送装置とを支持
装置にて支持しつつ斜面上を走行させて舗装体を
切削すると共に搬送装置により外方に搬送するよ
うにした。
〈実施例〉 以下に、本考案の一実施例を第1図〜第7図に
基づいて説明する。
第1図において、アスフアルト舗装された斜面
1にはアスフアルト舗装体を切削する切削装置2
が設けられている。切削装置2は斜面1下方の平
坦部に配設されたトラクタ3と支持部材4を介し
て支持されており、これらトラクタ3と支持部材
4とにより切削装置2が斜面2が斜面1からずり
落ちないように支持されている。
次に、第2図〜第7図に基づいて切削装置2を
説明する。
切削装置2には第2図に示すようにクローラ式
トラクタ本体5が設けられ、トラクタ本体5の後
部にはアスフアルト舗装体を切削する切削装置本
体6が設けられている。トラクタ本体5の前部に
はエンジン7が設けられ、エンジン7の後方には
散水タンク8が設けられている。また、トラクタ
本体5の後部には運転席9が設けられ、運転席9
の下方には前記支持部材4の一端が取付けられる
ボールジヨイント型の支持部10が設けられてい
る。この支持部10の調整により切削装置6と前
記トラクタ3との距離を調整可能に構成されてい
る。
切削装置本体6は第5図〜第7図に示すよう
に、垂直面内を揺動する一対の平行リンク部材1
1によりトラクタ本体5に取付けられている。平
行リンク部材11はトラクタ本体5に取付けられ
た一対の第1油圧シリンダ12の操作により垂直
面内を揺動し切削深さを調整するように構成され
ている。また、一対の平行リンク部材11の先端
部間に橋渡して設けられた一対のロツド13には
スライドパイプ14を介して前記切削装置本体6
が車幅方向に移動自由に取付けられている。ロツ
ド13の一端部には第2油圧シリンダ15が取付
けられ、この第2油圧シリンダ15の操作により
切削装置本体6を車幅方向に移動できるように構
成されている。
切削装置本体6には下端開放のフレーム16が
設けられ、このフレーム16には円筒状のロータ
リ本体17が回転自由に車幅方向に延設されて取
付けられている。
なお、切削装置本体6の左右には、高さ自動検
出装置(図示せず)を取付けるようになつてお
り、油圧シリンダ12の作動を制御する。
ロータリ本体17の外周壁にはアスフアルト舗
装体を切削するビツト本体18がホルダ19を介
して多数個取付けられている。前記ロータリ本体
17はチエーンベルト20を介して油圧モータ2
1に連結され、油圧モータ21によりロータリ本
体17が回転駆動されるように構成される。前記
フレーム16の上部にはアスフアルト舗装体切削
時の防塵とビツト本体18の冷却のために散水噴
霧ノズル22が設けられ、散水噴霧ノズル22に
は前記散水タンク8から水が供給される。切削装
置本体6の振動を防止するために前記トラクタ本
体5と切削装置本体6とを連結するタイロツド2
3が設けられている。
また、切削装置本体6には搬送装置としてのベ
ルトコンベア24が設けられ、このベルトコンベ
ア24には切削されて切削装置本体6の一側に寄
せ集められた(粉状もしくは粒状の)アスフアル
ト舗装体が供給される。コンベア24は斜面1下
方の平坦部まで延設され前記アスフアルト舗装体
を搬送し斜面1下方の平坦部に配設された運搬車
(図示せず)に搭載するように構成されている。
コンベア24の中間部はトラクタ本体5に取付け
られたワイヤーロープ25により接続されて支持
されている。
ここでは、トラクタ3と支持部材4により支持
装置が構成され、また切削装置2に設けられた支
持部10はボールジヨイント部が上下・左右に移
動しジヨイント部を最適位置にセツトできるよう
になつている。
次に作用を説明する。
第1図に示すように斜面1に配設される切削装
置2と斜面1下方の平坦部に配設されたトラクタ
3とを支持部材4を介して連結させる。そして、
第1油圧シリンダ12の操作により切削深さを調
整すると共に、第2油圧シリンダ15の操作によ
り切削装置本体6を車幅方向に移動させ所定の切
削レーンに切削装置本体6を配設する。
そして、切削装置2とトラクタ3とを略平行に
移動させつつアスフアルト舗装体を所定の幅でか
つ所定の深さだけ切削する。切削された(粉状も
しくは粒状の)舗装体は切削装置本体6の一側部
に寄せ集められた後ベルトコンベア24により搬
送されて運搬車に搭載される。
以上説明したように、斜面1上を走行する切削
装置によりアスフアルト舗装体を所定幅でかつ所
定深さのみを切削除去するようにしたので、切削
装置と搬送装置とを補修すべき部位に滑落及び転
倒を防止して安定的に位置させつつ補修する部位
のもを切削できるため、斜面の補修作業を極めて
短期間でかつ容易に行え、また補修作業の精度を
向上できると共に横断形状の変更作業も容易に行
え、延いては補修作業の低コスト化を図れる。ま
た、切削されたアスフアルト舗装体をベルトコン
ベア24により運搬車に搭載するようにしたの
で、アスフアルト舗装材の廃棄処理が容易とな
る。
尚、第2図に示すエンジン7を略水平状態に保
つためにトラクタ本体5に対しエンジン本体7を
揺動させるようにしてもよい。また、第8図に示
す実施例の如く、切削装置2を天端からトラクタ
3aにより支持部材4aを介して支持するように
してもよい。
〈考案の効果〉 本考案は、以上説明したように、斜面上を走行
する切削装置を支持装置により支持しつつ切削装
置により斜面の舗装体を切削するようにしたの
で、切削装置と長尺尺の搬送装置とを斜面に配設
しても切削装置と搬送装置とを作業位置に安定的
に位置させつつ補修部位のみを切削できるため、
斜面の補修作業を短期間で容易に行うことがで
き、また補修作業の精度向上を図れると共に横断
形状の変更作業も容易に、もつて作業の低コスト
化を図れる。また、切削された舗装体を搬送する
搬送装置を設けたので、廃棄処理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体図、第2
図は同上の切削装置の側面図、第3図は第2図の
平面図、第4図は第2図の左側面図、第5図は第
2図の要部拡大図、第6図は第5図の平面図、第
7図は第5図の右側面図、第8図は本考案の他の
実施例を示す全体図である。 1……斜面、2……切削装置、3……トラク
タ、4……支持部材、6……切削装置本体、18
……ビツト本体、24……ベルトコンベア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 舗装された斜面上を走行し該斜面の舗装体を切
    削する切削装置本体と、該切削装置本体に一端部
    が取付けられて側方に延設され、切削された舗装
    体を斜面下方の平坦部若しくは天端に搬送する搬
    送装置と、斜面下方の平坦部若しくは天端にて該
    搬送装置と前記切削装置と略平行に走行しそれら
    装置を支持する支持装置と、を備えたことを特徴
    とする斜面切削装置。
JP1358985U 1985-02-04 1985-02-04 Expired JPH033614Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1358985U JPH033614Y2 (ja) 1985-02-04 1985-02-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1358985U JPH033614Y2 (ja) 1985-02-04 1985-02-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61130614U JPS61130614U (ja) 1986-08-15
JPH033614Y2 true JPH033614Y2 (ja) 1991-01-30

Family

ID=30497734

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1358985U Expired JPH033614Y2 (ja) 1985-02-04 1985-02-04

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4603568B2 (ja) * 2007-07-04 2010-12-22 大有建設株式会社 自走式切削機

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JPS61130614U (ja) 1986-08-15

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