JPS6323448Y2 - - Google Patents

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JPS6323448Y2
JPS6323448Y2 JP1983129952U JP12995283U JPS6323448Y2 JP S6323448 Y2 JPS6323448 Y2 JP S6323448Y2 JP 1983129952 U JP1983129952 U JP 1983129952U JP 12995283 U JP12995283 U JP 12995283U JP S6323448 Y2 JPS6323448 Y2 JP S6323448Y2
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chute
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JP1983129952U
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JPS6040524U (ja
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として排除した雪を後続のダンプ
カーなどにより回収する方式の除雪車に関する。
陸上交通の確保のための道路除雪は除雪車、特
にロータリ除雪車の開発、改良によつて飛躍的に
その作業能率が向上している。ところで、人工密
集地の交通量の多い道路、高速道路のインターチ
エンジあるいは幅の狭い道路等では除雪車が使用
できる道幅が限られている上に、道路側方に投雪
することができないので、除雪車の後方に連動し
てくるダンプカーに積込む、いわゆる一車線積込
が一般的に行なわれており、その積込方式には大
別するとスライダー式とローデイングシユート式
がある。
スライダー式は、第1図に示すように、除雪車
1のオーガ2によつてかき寄せられた雪をブロア
3、シユート4を用いて後方に投雪する際に、シ
ユート4と後方に連動してくるダンプカー5との
間にスライダー6を設けて、雪をダンプカー5に
積込む方式であり、ローデイングシユート式は、
第2図に示すようにシユート4によつて直接ダン
プカー5に雪を積込むもので、その際、シユート
4の先端に設けられているシユートキヤツプ7の
操作によつて雪の着地点を変えてダンプカー5に
雪を積込む方式である。
しかしながら、前者のスライダー式には、道路
運送車両法によつてスライダー6の位置を高くで
きないため、ダンプカー5の荷台の高さに対して
スライダー6の高さが低く、雪がダンプカー5の
荷台の奥まで積込むことができず、雪をダンプカ
ー5に均一に積込むことができないという欠点が
あり、また、後者のローデイングシユート式に
は、除雪車1の前面の雪の量の変化により負荷が
変わつた時、機関回転数が変化し飛雪着地点が変
動し円滑に積込めず危険であり、さらに雪質によ
つて横方向に散らばりダンプカー5からこぼれる
等の欠点があるため、作業員が状況に応じて細か
く機械操作をすることによつて対応しなければな
らないという不具合がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、容易にかつ安全に積込作
業ができかつ均一にダンプカーに雪を積込むこと
ができる除雪車を提供することにある。以下、図
面を参照して本考案を具体的に説明する。
第3図ないし第12図は本考案の一実施例を示
すもので、図中符号10は2ステージ型ロータリ
除雪車であり、この除雪車10はエンジン、油圧
ポンプ等の駆動装置を搭載した自走車両11と、
この自走車両11の前端部に取付けられ、上記駆
動装置によつて駆動される除雪装置12とによつ
て構成されている。この除雪装置12は除雪機枠
14の前端部に回転自在に設けられ、路面に積も
つた雪を切削し中央にかき寄せるオーガ13と、
このオーガ13の後方において上記除雪機枠14
に支持して設けられ、上部に投雪口15を有する
ブロアケース16及びこのブロアケース16内に
取付けられ、上記オーガ13によつて取込まれた
雪を投雪するブロア翼を有する投雪用ブロア17
と、上記投雪口15に取付けられたシユート18
とによつて構成されている。
上記自走車両11のフレーム19の上に4個の
リンク20,21,22,23をピン24により
回動自在に連結した上下2段のX字状リンク部材
から成るリンク機構(昇降機構)25が設けられ
ており、このリンク機構25における下部の2つ
のリンク20,21の下端はピン24によりフレ
ーム19の上部支持台19aに回動自在に取付け
られている。リンク機構25における上部の一方
のリンク22の上端は取付部材26の長孔26a
にピン24によつて回動自在に取付けられてお
り、上部の他方のリンク23の上端は取付部材2
6の前端部の数個(実施例においては4個)の孔
26bのうちの1つにピン24によつて回動自在
に取付けられている。そして、上記リンク機構2
5の下部の一方のリンク21と上部の一方のリン
ク22との間には油圧シリンダ27(スライダー
駆動装置)が設けられており、油圧シリンダ27
の作動により、リンク機構25が上下に伸縮する
ように構成されている。
上記取付部材26の上面には断面コ字状のスラ
イダー本体28が設けられており、このスライダ
ー本体28はその後部に固定したピン28aが取
付部材26の後部に設けた軸受部(図示せず)に
回動自在に支えられ、またその前部において断面
コ字状であつて、平面が上記ピン28aを中心と
する円弧状の案内溝28fを有するリテーナ28
bが、上記取付部材26の前部に固着した平面が
上記ピン28aを中心とする円弧状の案内部材2
6cに嵌合されており、取付部材26の後部と上
記ピン28aに固定したアーム28cとに両端を
それぞれピン結合により回動自在に連結された油
圧シリンダ29(スライダー駆動装置)によつて
左右(水平面内で自走車両11の側部方向)に回
動するように構成されている。また、スライダー
本体28の前端部から該スライダー本体28の内
側に重合された断面コ字状の伸縮スライダー片3
0が出没するように、スライダー本体28の側面
と伸縮スライダー片30の側面との間には油圧シ
リンダ32が設けられると共に、伸縮スライダー
片30に一端を固定した摺動軸31の他端側がス
ライダー本体28に固定した一対の軸受28d,
28dに軸方向に摺動自在に挿入され、上記伸縮
スライダー片30の伸縮移動を円滑に案内する構
造になつている。そして、スライダー本体28の
後部には、断面コ字状の投雪角可変スライダー片
33がスライダー本体28の外側に一部重合さ
れ、かつ該スライダー本体28の後下端部に設け
たヒンジ28eを中心にして上下に回動自在に設
けられており、スライダー本体28と投雪角可変
スライダー片33との間に投雪角可変スライダー
片33を回動させるための油圧シリンダ34(ス
ライダー片駆動装置)が設けられている。
上記自走車両11の後端部には、先端部にダン
プカー35を牽引するためのフツク36を有する
牽引装置37が油圧シリンダ38により回動自在
に設けられている。
次に、上記のように構成された除雪車の作用に
ついて説明する。
除雪作業をする場合には、まず昇降機構25の
油圧シリンダ27を作動させてスライダー本体2
8を上昇させると共に、油圧シリンダ32を作動
させて伸縮スライダー片30を一杯に伸長させて
伸ばしたシユート18の先端に一致させる。そし
て、油圧シリンダ34を作動させて投雪角可変ス
ライダー片33を回動させて、雪が除雪車10の
後方に牽引装置37を介して連結されたダンプカ
ー35上に投雪されるように調整する。次いで、
除雪装置12を作動させ、オーガ13で前方の雪
をかき寄せて、投雪用ブロア17、シユート18
により雪を投雪する。すると、シユート18から
飛び出した雪は伸縮スライダー片30、スライダ
ー本体28、投雪角可変スライダー片33を通つ
てダンプカー35の荷台に積込まれる。この時、
投雪角可変スライダー片33の位置は高く、かつ
スライダー片駆動装置34を作動してその位置を
調節することにより上下に回動調節できるので
(第6図参照)、雪を均一にダンプカー35の荷台
に積込むようにする。また、スライダー本体28
を油圧シリンダ29により左右に首振り操作する
ことにより、直進時には第7図に示すようにダン
プカー35の荷台幅に対する投雪の着地位置を適
宜に調整する一方、第8図に示すように、自走車
両11がそのほぼ中央で屈折して左、右に旋回し
た場合には、シユート18の回動操作とスライダ
ー本体28の首振り操作を組み合わせることによ
つて、アーテキレイト式ステアリング型自走車両
11の飛雪の着地点コントロールをして、ダンプ
カー35の荷台に均一に雪を積込むようにする。
さらに、リンク機構25の上部の一方のリンク2
3の上端を取付部材26に取付ける際、使用する
孔26bを変えることによつてスライダー本体2
8の角度を変えることができるので、スライダー
本体28の角度を雪質に対応して適宜に調整する
(第9図参照)。これらの場合、ダンプカー35が
牽引装置37を介して除雪車10に牽引されてい
るので、ダンプカーの運転手が運転から解放され
て安全の確認など他の作業ができる。また、除雪
車10とダンプカー35の相対位置が一定となる
ので、油圧シリンダ27,29,34を適宜作動
して、投雪角可変スライダー片33の後端の水平
位置及び高さを変え、ダンプカー35の荷台の全
面に均一に雪を搭載することができる。さらにま
た、スライダー本体28を従来の装置に比べて高
くすることができるので、第10図に示すよう
に、ダンプカー35の前方積込も可能である。
次いで、除雪車10の回送時には、第11図に
示すように、スライダー本体28内に伸縮スライ
ダー片30を収容し、投雪角可変スライダー片3
3を垂直に倒すと共に、スライダー本体28の位
置を低くする。特に、伸縮スライダー片30がス
ライダー本体28の前部に設けられているので、
この伸縮スライダー片30をスライダー本体28
内に収容すればスライダー本体28が除雪車10
の運転台の屋根に当たることがなくなり、よりコ
ンパクトに収容できる。このため、回送中の除雪
車10の高さを低くでき、道路運送車両法の高さ
制限以内にすることができる。また、スライダー
装置を格納した状態で、シユート18を利用した
一般のロータリー除雪作業も支障なく行なうこと
ができる(第12図参照)。
以上説明したように、本考案は、車体進行方向
前方の雪を掻取つて車体の上方にシユートを介し
て移送する除雪装置と、車体の上記シユートの後
方に水平面内で回転自在かつ昇降自在に設けられ
たスライダー本体と、このスライダー本体を回転
させ昇降させるスライダー駆動装置と、上記スラ
イダー本体の前部に伸縮自在に設けた伸縮スライ
ダー片と、上記スライダー本体の後端部を中心と
して上下に回動自在に設けられた投雪角可変スラ
イダー片と、この投雪角可変スライダー片を回動
させるスライダー片駆動装置と、車体の後端に設
けられてダンプカーを一定間隔で牽引する牽引装
置とを備えて構成したものであるので、除雪時に
は、牽引装置によりダンプカーを一定間隔に保持
しつつ、スライダー駆動装置によりスライダー本
体を上昇させあるいは首振り操作し、スライダー
片駆動装置により投雪角可変スライダー片の角度
及び端部の位置を調節することによつてダンプカ
ーの荷台に容易にかつ均一に雪を積込むことがで
きる上に、積込作業を迅速かつ安全に行なうこと
ができる。また、除雪車の回送時にはスライダー
装置をコンパクトに収納し、高さも低くでき、道
路運送上の制限を何ら受けることがないという優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスライダー式の除雪装置を示す
概略構成図、第2図は従来のローデイングシユー
ト式の除雪装置を示す概略構成図、第3図ないし
第12図は本考案の一実施例を示すもので、第3
図は側面図、第4図は平面図、第5図は背面図、
第6図は除雪作業中の状態を示す概略側面図、第
7図は首振り操作の状態を示す概略平面図、第8
図aは除雪車が左旋回した状態を示す概略平面
図、第8図bは除雪車が右旋回した状態を示す概
略平面図、第9図はすべり角を調整する状態を示
す概略側面図、第10図はダンプカーを前向きに
配置した状態を示す概略側面図、第11図は回送
時の状態を示す概略側面図、第12図はシユート
による除雪の状態を示す概略側面図である。 10……2ステージ型ロータリー除雪車、12
……除雪装置、18……シユート、27……油圧
シリンダ(スライダー駆動装置)、28……スラ
イダー本体、29……油圧シリンダ(スライダー
駆動装置)、30……伸縮スライダー片、33…
…投雪角可変スライダー片、34……油圧シリン
ダ(スライダー片駆動装置)、35……ダンプカ
ー、37……牽引装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の前方に設けられて進行方向前方の雪を掻
    取つて車体の上方かつ後方に向けてシユートを介
    して移送する除雪装置と、車体の上記シユートの
    後方に水平面内で回転自在かつ昇降自在に設けら
    れたスライダー本体と、このスライダー本体を回
    転させ昇降させるスライダー駆動装置と、上記ス
    ライダー本体の前部に伸縮自在に設けられた伸縮
    スライダー片と、上記スライダー本体の後端部を
    中心として上下に回動自在に設けられた投雪角可
    変スライダー片と、この投雪角可変スライダー片
    を回動させるスライダー片駆動装置と、車体の後
    端に設けられてダンプカーを一定間隔で牽引する
    牽引装置とを備えていることを特徴とする除雪
    車。
JP12995283U 1983-08-23 1983-08-23 除雪車 Granted JPS6040524U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12995283U JPS6040524U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 除雪車

Applications Claiming Priority (1)

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JP12995283U JPS6040524U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 除雪車

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Publication Number Publication Date
JPS6040524U JPS6040524U (ja) 1985-03-22
JPS6323448Y2 true JPS6323448Y2 (ja) 1988-06-28

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ID=30294285

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JP12995283U Granted JPS6040524U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 除雪車

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0639769B2 (ja) * 1989-03-04 1994-05-25 学校法人金井学園 路上積雪を雪塊に成形してトラック等に積込むオーバーヘッドスロー式ショベルローダ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5984024U (ja) * 1982-11-25 1984-06-06 株式会社日本除雪機製作所 ロ−タリ除雪車に於ける後方積込装置

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JPS6040524U (ja) 1985-03-22

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