JP3247727B2 - 音波による骨損傷部の治療装置 - Google Patents

音波による骨損傷部の治療装置

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JP3247727B2 JP17503592A JP17503592A JP3247727B2 JP 3247727 B2 JP3247727 B2 JP 3247727B2 JP 17503592 A JP17503592 A JP 17503592A JP 17503592 A JP17503592 A JP 17503592A JP 3247727 B2 JP3247727 B2 JP 3247727B2
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N7/00Ultrasound therapy
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N7/00Ultrasound therapy
    • A61N2007/0004Applications of ultrasound therapy
    • A61N2007/0013Fracture healing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は音波による骨損傷部の
治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の実験により或る種の骨損傷部の治
癒経過は音波特に集束された衝撃波の利用により速めら
れ、良い影響を与えることができ、又は特に初めて開始
できることが判明した(国際特許出願公開第8809190 号
公報参照)。従来実施された治療はいわゆる砕石器によ
り行われた。砕石器は通常結石症例えば腎臓結石症を集
束された音波により治療するために用いられる衝撃波治
療器である。
【0003】集束された音波による骨損傷部特に四肢の
管状骨の範囲の骨損傷部の治療の場合には、砕石器と治
療すべき身体部分との音響結合を維持しながら、音波の
焦点及び治療すべき身体部分相互の相対運動を、音波の
焦点が治療を必要とする領域に沿って動かされるように
行うことが必要である。例えば管状骨の骨折の治療の場
合には、このことは音波の焦点を破壊間隙に沿って移動
させなければならないということを意味する。その際音
響エネルギーによる患者の負荷をできるだけ少なくする
ために、音波が直接の経路上をそれぞれ音波を供給しよ
うとする個所へ到達するように、従ってまず供給しよう
とする個所を貫いて例えば直径上に向かい合う骨壁へ導
かれこのために大きい音響損失を招かないように、音波
を骨上に作用させることが好ましい。従って砕石器を例
えば治療すべき身体部分を中心とするほぼ円形の運動で
回動させることが必要である。別の問題として、治療す
べき身体部分の表面から骨までの距離が一定でなく、そ
の結果焦点及び治療を必要とする骨を含む身体部分の相
対的な移動の際に、絶えず身体部分の表面から焦点まで
の異なる距離を調節しなければならないということが付
け加わる。
【0004】これらの要求は砕石器によっては実施困難
である。なぜならば砕石器の場合には、患者横臥装置及
びその調節可能性並びに衝撃波発生器の調節可能性及び
位置測定装置は、衝撃波の患者への供給が胴体の範囲で
行われ、患者及び衝撃波発生器相互を一たび整列させた
後は求められた位置がほぼ維持され、治療中に生じる結
石の位置変化ゆえに必要となることがある修正のために
変更されるにすぎない、という趣旨で設計されているか
らである。従って従来の砕石器によれば骨損傷部の治療
は実施困難であり、従って誤操作のおそれ及び患者に対
する位置測定誤差のゆえに危険を伴うということが明ら
かである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、集
束された音波による骨損傷部の治療を容易かつ安全な方
法で実施できる装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明によれば、集束された音波源、音波の焦点
を移動させるための移動装置、骨と周囲の組織との間の
境界面の位置を測定しその位置に相応する信号を発生さ
せるための境界面の位置測定装置、及び位置測定装置の
信号が与えられる制御装置を有し、制御装置が位置測定
装置から与えられる信号に基づき焦点の移動装置を操作
し、音波源の患者の体に対する位置に無関係に、音波の
焦点が骨と周囲の組織との間の境界面上に来るように音
波の焦点を移動させる。この発明に基づく装置は骨損傷
部の治療を著しく容易にする。なぜならば、音波源又は
焦点及び治療すべき身体部分相互の治療の際に必要な調
節の過程で、焦点が絶えず少なくともほぼ骨と組織との
間の境界面上に来るように焦点が自動的に移動させられ
るからである。詳細には焦点即ち実際に生じる焦点領域
の中心が治療すべき骨と周囲の組織との間の境界面上
に、従って骨膜の範囲に存在するときに、治療が特に有
効であるということが判明している。同時に自動的な焦
点移動により誤動作が防止できるので、患者に対す
全性が高められる。
【0007】この発明の有利な構成によれば、焦点が音
波源の音響軸線上に存在し、位置測定装置が音響軸線と
境界面との交点を測定し、移動装置が焦点を音響軸線の
方向へ移動させる。そのとき位置測定の方向と焦点の移
動方向とが一致しているので、焦点の自動的な移動は特
に出費が少なくて済む。
【0008】この発明の特に有利な構成によれば、治療
すべき領域の形状に相応する信号を発生させる治療すべ
き領域の形状同定装置と音波源の調節装置が設けられ、
同定装置の信号が調節装置を少なくとも一つの自由度で
操作し、残りの自由度に関する音波源の位置とは無関係
に焦点が常に治療すべき領域内に存在するようにする。
従ってそのとき焦点が骨と組織との間の境界面上に来る
ばかりでなく更に治療すべき領域に来るということも保
証される。その際焦点が治療すべき領域の音波源に直接
隣接する範囲内に存在するように、制御装置が調節装置
を操作するのが合目的的である。なぜならば音響エネル
ギーが直接の経路上を治療すべき領域へ到達するという
ことが保証されるからである。また焦点領域が治療すべ
き領域の形状に沿って動くように、制御装置が調節装置
を操作するのが特に有利である。それにより治療の一層
の簡単化と患者の安全性の一層の向上が達成される。
【0009】この発明の特に合目的的な構成によれば、
位置測定装置が音波の伝搬経路中に配置された圧力セン
サ、音波源のインパルス状操作装置、及び音波源のイン
パルス状操作に続いて生じる圧力センサの二つのインパ
ルス状出力信号の間の時間測定装置を有し、その際時間
に相応する信号が制御装置に送られる。圧力センサの両
インパルス状出力信号は一方では発生させられた音波が
圧力センサを通る際に生じる信号であり、他方では発生
させられた音波の治療すべき骨で反射された成分が圧力
センサを通るときに生じる信号である。従って圧力セン
サのインパルス状出力信号の間で経過する時間は圧力セ
ンサから境界面までの距離に対する尺度である。音波の
焦点から圧力センサまでの間にそれぞれ存在する距離が
知られているので、両インパルス状出力信号の間の時間
が焦点から圧力センサまでの距離又は正確にいうと距離
の2倍に相応するように制御装置が焦点領域移動装置を
操作し、このことは焦点が所望のように骨と組織との間
の境界面上に来ることを意味する。この制御過程は音波
源が複数回にわたり操作されることを必要とする可能性
があるので、患者の保護のために音波源が強度を落とし
た音波を発生させるように、音波源のインパルス状操作
装置が音波源を操作することが合目的的である。
【0010】この発明の他の構成によれば、位置測定装
置が焦点を含む層の超音波像を発生させるための超音波
断層像装置例えば扇形走査器、発生させられた超音波像
中の境界層に相応する強度急変の測定装置、及び強度急
変の位置を超音波像中の焦点のそれぞれの位置と比較す
る装置を有するようにすることができ、その際強度急変
の位置と焦点の位置とが一致した場合に制御装置に供給
される出力信号が発生させられる。この出力信号は制御
装置に供給され、強度急変の位置と焦点の位置とが発生
させられた超音波像中で重なるように制御装置が焦点移
動装置を操作する。その際比較装置が補助的に、焦点を
治療すべき身体部分に近づけなければならないか又はこ
れから遠ざけなければならないかを表示するトレンド信
号を発生させるようにすることができる。同定装置及び
/又は位置測定装置が超音波断層像装置を備え、音波源
に関して所定位置を取る層が超音波断層像装置により超
音波像上で表示され、治療すべき領域の超音波像に含ま
れる範囲の標識づけ装置及び電子式演算装置が設けら
れ、電子式演算装置が標識づけされた範囲に基づき制御
装置に信号を供給し、焦点が標識づけされた範囲に来る
ように制御装置がこの信号に基づき調節装置を操作する
ようにすることができるので有利である。更に超音波断
層像装置の超音波探触子の治療すべき身体部分に関して
異なる位置に対して撮影された超音波像を記憶する複数
の画像記憶装置が設けられ、電子式演算装置が治療すべ
き領域の個々の超音波像中に標識づけされた範囲に基づ
き治療すべき領域の立体的形状及び/又は境界面の立体
的形状を計算し、その際相応の信号が制御装置に調節装
置及び/又は移動装置の操作のために供給されるように
することができる。制御装置が適当に構成されている
と、焦点が治療すべき領域に沿って動かされ骨と周囲の
組織との間の境界面上に来るように、超音波像により得
られた情報に基づいて音波源を自動的に(必要な場合に
は焦点を同様に自動的に移動しながら)調節することが
できる。そのほかに超音波断層像装置の超音波探触子を
音波源の中心孔中に収容することができる。
【0011】この発明の構成によれば、同定装置及び/
又は位置測定装置がX線源及びこれと向かい合うX線受
像器を備えるX線診断装置を有し、X線診断装置により
治療すべき身体部分のX線像が種々の角度で発生させら
れるようにすることができる。その際特に有利な構成に
よれば、X線診断装置の放射線路が音波源のX線に対し
透過性の中央領域を通るようにすることができる。
【0012】この発明の特に有利な構成によれば、所定
の異なる角度で撮影された二つのX線像を記憶する少な
くとも二つの画像記憶装置が設けられ、X線像中に治療
すべき領域の形状を標識づける装置が設けられ、電子式
演算装置が設けられ、電子式演算装置がX線像中に標識
づけされた形状に基づき治療すべき領域の実際の立体的
形状及び/又は治療すべき領域に沿った骨と組織との間
の境界面の立体的形状を計算し、その際相応の信号が調
節装置及び/又は移動装置の操作のために制御装置に供
給される。従って制御装置の相応の構成の場合に、焦点
が治療すべき領域に沿って動かされその際絶えず骨と周
囲の組織との間の境界面上に来るように、二つのX線像
により得られた情報だけに基づき自動的に音波源を、必
要な場合には焦点を自動的に移動しながら調節すること
ができるので有利である。
【0013】この発明の一構成によれば、音波源が調節
装置により円形軌道に沿って又は円形軌道の面に直交す
る軸線に沿って調節される。
【0014】この発明の別の構成によれば、焦点の移動
装置が音響軸線に沿って音波源を移動する装置を有する
か、又は音波源が可変の焦点距離を有する音響レンズと
して構成された音波のための集束装置を備える。
【0015】骨損傷部の有効な治療方法を提供するとい
う別の課題はこの発明に基づき、骨膜と周囲の組織との
間の境界面が少なくともほぼ音波の焦点を通るように、
骨損傷を被っている範囲に音波を供給するような方法に
より解決される。
【0016】
【実施例】次にこの発明に基づく骨損傷部治療装置の複
数の実施例を示す図面により、この発明を詳細に説明す
る。
【0017】図1に示された装置はほぼT字形断面を有
する円形の支持体1を備える。支持体の内周には治療ヘ
ッド2及びこのヘッドに直径上で向かい合うX線蛍光増
倍管3が取り付けられている。図2に関連して後述する
治療ヘッド2はX線源4及び衝撃波発生器5を備え、衝
撃波発生器5は音波源として図1には示されていない衝
撃波源を有する。焦点F上に集束される衝撃波を放出す
る衝撃波発生器5はその中心領域ではX線に対し透過性
である。X線源4と衝撃波発生器5とは、図1に破線で
示されたX線束が衝撃波発生器5のX線に対し透過性の
領域を貫いて進むように相互に結合されている。X線束
はX線蛍光増倍管3の入力蛍光面上に当たる。その際X
線束の中心X線Z、衝撃波発生器5の衝撃波源の音響軸
線A及びX線蛍光増倍管3の中心軸線MB が一致するよ
うに配置されている。支持体1は支持アーム6と結合さ
れ、しかも支持体1のT字形断面のフランジは支持アー
ム6に設けられた案内部7中に滑るように収容されてい
る。支持アーム6には電動機M1が取り付けられ、電動
機M1は図示されていない方法で減速歯車を介して支持
体1の周囲に設けられた歯部に作用し、支持体1を中心
軸線を中心として回転させるために用いられる。支持ア
ーム6は案内棒8上に長手方向移動可能にしかし相対回
転不能に取り付けられている。案内棒8に沿って延び案
内棒8と結合されたラック9と図示されていない減速歯
車を介して協働する電動機M2が、支持アーム6を支持
体1と共に案内棒8に沿って位置調節するために用いら
れる。案内棒8に対し平行に延びる支持体1の中心軸線
Mが少なくともほぼ水平に延びるように、案内棒8が図
示されていない方法で台座に取り付けられている。同様
に図示されていない方法で筒形の結合要素10は、その
中心軸線が少なくともほぼ支持体1の中心軸線Mと一致
するように台座と結合されている。
【0018】図3に詳細に示された結合要素10は、衝
撃波発生器5により発生させられた衝撃波を治療すべき
四肢例えば治療すべき大腿骨12を有する大腿部11中
へ音響的に入力するために用いられる。結合要素10は
剛性の中空円筒形外側部品13とチューブ状の可撓性内
側部品14とから集成されている。内側部品14の端部
は半径方向外向きに広がる部分を備え、この部分の周縁
は液密に例えば接着により外側部品13と結合されてい
る。外側部品13及び内側部品14により画成される環
状空間は衝撃波発生器5から出る衝撃波のための音響伝
搬媒体を収容する。衝撃波をできるだけ損失なく治療す
べき身体部分へ入力できるようにするために、音響伝搬
媒体としてその音響インピーダンスが動物の特に人間の
組織のそれと少なくともほぼ等しい液体が用いられる。
例えば音響伝搬媒体として水が用いられる。外側部品1
3及び内側部品14はその音響インピーダンスが動物
の、特に人間の組織のそれとほぼ等しい材料から作られ
ている。外側部品13のための材料として例えばポリメ
チルペンテン(TPX)が、内側部品14のための材料
としてラテックスが適している。広げられた周縁部分の
範囲には止め弁16を備えた接続管口15が設けられて
いる。治療すべき四肢に結合要素10をあてがう場合
に、まず図3に示すように接続管口15に接続された管
路17を介して音響伝搬媒体として水を収容した調整容
器18への接続が形成されるように行われる。調整容器
18は圧力源19により図示されていない方法で高さの
調節可能な正圧を供給することができる。調整容器が無
圧力の場合にまず止め弁16が開かれる。そして治療す
べき四肢が結合要素10中へ導入される。なおその際音
響結合の改善のために場合によっては超音波検査の実施
の際にも用いられるような含水性のゲルを四肢に塗布し
てもよい。その際場合によっては外側部品13と内側部
品14との間の環状空間中に入っている水が調整容器1
8中へ押し戻される。四肢が結合要素10中で所望の位
置を取るとき、調整容器18がそれぞれの治療に適した
圧力を加えられる。その際調整容器18中に入っている
水が外側部品13と内側部品14との間の環状空間中へ
押し込まれる。所望の圧力に達すると直ちに止め弁16
が再び閉じられ、あらかじめ調整容器18への正圧の供
給が解消された後に、管路17が接続管口15から分離
される。衝撃波発生器5は図1及び図2に示すように、
可撓性の結合クッション20により結合要素10の外側
部品13の外側円筒面に接触する。支持体1が電動機M
1により回転させられるか又は支持アーム6が支持体1
と共に電動機M2により案内棒8に沿って調節されると
きに生じるような、結合クッション20と外側部品13
との間の相対運動を容易にするために、外側部品13の
外側円筒面に滑り剤例えば含水性ゲルを塗布するのが合
目的的である。
【0019】図2に示された治療ヘッド2は、全体を符
号4で示されたX線源とこれに結合され全体を符号5で
示された衝撃波発生器とを備える。
【0020】X線源4は固定部22及び固定フランジ2
3を備える保護容器21を有し、その際固定部22は治
療ヘッド2を支持体1に取り付けるのに用いられ、固定
フランジ23は衝撃波発生器5との結合に用いられる。
保護容器21の内部には図2に破線で示されたX線管2
4が配置されている。X線管24は図示の給電ケーブル
25を介して高電圧発生器28(図1参照)と接続さ
れ、高電圧発生器28はX線管24の運転のために必要
な陰極26用加熱電圧並びに陰極26と陽極27との間
に加わる管電圧を供給する。更に保護容器21中には図
2に破線で示された円形断面のX線束の絞り込みに用い
られる一次X線絞り29が設けられ、その開口角はX線
蛍光増倍管3の入力蛍光面全体をちょうどくまなく照ら
すように選択されている。
【0021】衝撃波発生器5はその中心軸線がX線束の
中心X線Zと一致するようにX線源4と結合されてい
る。衝撃波発生器5はX線源4から遠い端部を結合クッ
ション20により液密に閉鎖されている容器30を有す
る。X線源4に近い端部には容器30が保護容器21の
固定フランジ23に接触する組立フランジ31を有す
る。両フランジは図2に2本のボルトの中心軸線だけを
一点鎖線で示したボルトにより相互に結合されている。
X線源4と衝撃波発生器5との間にはX線に対し透過性
の分離板32が配置され、分離板32は衝撃波発生器5
をX線源4から液密に分離する。容器30の内部には全
体を符号33で示された衝撃波源が配置され、衝撃波源
33は略示した電磁式圧力インパルス源34及び全体を
符号35で示した音響集束レンズを有する。両者は容器
30の筒形の内部壁45が貫いて延びる中心孔を有し、
内壁の内径はX線束が妨げられず貫通できるような寸法
に選択されている。圧力インパルス源34は例えば欧州
特許出願公開第0188750 号及び同第0301360 号公報に記
載されているような電磁式圧力インパルス源である。集
束レンズ35はズームレンズとして構成され、従って可
変の焦点距離を有する。圧力インパルス源34と集束レ
ンズ35との間に存在する空間及び集束レンズ35と結
合クッション20との間に存在する空間はそれぞれ音響
伝搬媒体として水36又は37を充填されている。
【0022】集束レンズ35は固体レンズ38と全体を
符号39で示された液体レンズとから集成されている。
固体レンズ38は両凹状に成形され、音響伝搬速度が音
響伝搬媒体として用いられる水37中より大きい材料例
えばポリスチロールから成る。固体レンズ38は集束レ
ンズとして働く。液体レンズ39は入口壁40と固体レ
ンズ38の圧力インパルス源34に向かう側の面との間
に囲まれたレンズ液41を有する。入口壁40の外縁は
保持リング42の周囲溝中に液密に収容されている。保
持リング42は圧力インパルス源34と固体レンズ38
との間に軸線方向に移動不能に収容され、その際固体レ
ンズ38は止め輪43により軸線方向に移動不能に保持
されている。入口壁40の内側周縁は液密に内壁45上
にはめられたスリーブ44の周囲溝中に収容されてい
る。スリーブ44は適当な減速歯車付き電動機とするこ
とができる略示された調節機構46により内壁45上で
長手方向に移動可能である。調節機構46は導線47を
介して駆動ユニット48(図1参照)に接続されてい
る。図2に実線で示された一方の終端位置と破線で示さ
れた他方の終端位置との間でのスリーブ44の移動によ
り、液体レンズ39の焦点距離従って集束レンズ35の
総合焦点距離を変更することができる。
【0023】図示の実施例の場合のようなレンズ液41
が音響伝搬媒体として用いられる水36中より小さい音
響伝搬速度を有する液体であるならば、液体レンズ39
は図2に実線で示された終端位置に対しては集束レンズ
として働く。スリーブ44が徐々に他方の終端位置の方
向へ調節されると、液体レンズ39の集束作用が減少し
徐々に僅かに発散する作用へ移行する。従って液体レン
ズ39は破線で示された終端位置では発散レンズとして
働く。圧力インパルス源34により発生させられ集束レ
ンズ35により集束される衝撃波の焦点の位置に対し
て、このことは図2に実線で示された終端位置では衝撃
波発生器5の比較的近くにある焦点F1が生じ、破線で
示された終端位置では一層遠い焦点F2が生じることを
意味する。これらの両終端位置の間では衝撃波の焦点F
をスリーブ44の位置に関係して中心軸線Mに相応する
衝撃波源33の音響軸線Aに沿って無段階に移動するこ
とができる。調節機構は図示されていない方法で例えば
誘導的に働く位置センサを備え、この位置センサは導線
93を介してスリーブ44の位置従って焦点Fの調節さ
れた位置に相応する信号を出す。
【0024】スリーブ44の調節の際に圧力インパルス
源34と入口壁40との間に存在する容積又は入口壁4
0と固体レンズ38との間に存在する容積が変化するの
で、接続管口49又は50が設けられ、接続管口49、
50を介して前記容積が水又はレンズ液を収容する略示
された調整容器51又は52に接続され、その結果水3
6に関してもレンズ液41に関しても容積補償を必要な
方法で行うことができる。
【0025】固体レンズ38の圧力インパルス源34と
反対側の面上には圧力センサ53が取り付けられ、セン
サ53は例えば圧電的に働く重合体フィルムを用いて形
成されたセンサであり、このセンサは英国ペンウォルト
社からカイナ・ピエゾフィルムSDT1−028kの商
品名で販売されている。圧力センサ53は導線54を介
して評価回路55(図1参照)に接続されている。高電
圧ケーブル56を介して高電圧インパルス発生器57
(図1参照)に接続された圧力インパルス源が衝撃波の
発生のために高電圧インパルスを供給されると、圧力セ
ンサ53は連続する二つのインパルス状信号を供給し、
これらの信号のうちの第1の信号は圧力インパルス源3
4から出る圧力インパルスが焦点へのその途上で圧力セ
ンサ53を通り過ぎるときに生じ、第2の信号は処置す
べき骨12で反射された衝撃波成分が圧力センサ53を
通り過ぎることにより生じる。
【0026】この発明に基づく装置は図1に示すよう
に、個々の装置構成要素の協働を治療の実施の際に調整
する制御ユニット60を有する。例えば仮骨形成の不足
のゆえに治りにくい大腿骨折の治療は下記のように行わ
れる。
【0027】患者はまず治療すべき骨折部を含む脚を結
合要素10中へ導入できるように横臥させられる。そし
て患者は結合要素10中に脚を挿入されたまま、骨折部
が軸線方向へほぼ結合要素の中央に来るように位置合わ
せされる。そして図3に関連して説明したように、結合
要素10が水による内部空間の充填及び水の加圧により
脚に押し当てられる。
【0028】制御ユニット60に接続されたキーボード
61を適当に操作することにより、X線源4及びX線蛍
光増倍管3により形成されたX線診断装置が制御ユニッ
ト60により起動される。このために制御ユニット60
は一方では制御線62を介してX線蛍光増倍管3及びそ
れに組み込まれたビデオカメラを働かせ、また他方では
制御線63を介して高電圧発生器28従ってX線源4を
働かせる。そしてビデオカメラが大腿部11の透視像に
相応するビデオ信号を供給する。ビデオ信号は信号線6
4を経てA−D変換器65へ達する。ビデオ信号に相応
するA−D変換器65のディジタル出力データは書き込
み/読み出し記憶装置として構成された記憶装置66中
へ書き込まれ、記憶装置66の容量は二つのX線像の記
憶のために十分である。目下のX線像に相応するデータ
は記憶装置66へ書き込まれるが、先立つX線像に相応
するデータは記憶装置66から読み出されてD−A変換
器67へ供給され、D−A変換器67はビデオモニタ6
8に供給されるビデオ信号を発生させる。この過程は電
子式演算装置81により制御され、演算装置81はクロ
ック信号線69、70を介してA−D変換器65及びD
−A変換器67のためのクロック信号を供給し、また記
憶装置66をアドレスバス71及び制御線72を経て必
要に応じてアドレスし、かつデータの書き込み及び読み
出しのためにそれぞれ必要に応じて書き込み運転と読み
出し運転との間で切り換える。従ってX線診断装置の放
射線路中に存在する大腿部11の範囲の継続的な表示が
行われる。
【0029】次に骨折部が図1に示すようにビデオモニ
タ68上に表示されたX線像の中央に来るようにキーボ
ード61を適当に操作することにより、支持アーム6が
一方又は他方の方向へ案内棒8上で移動させられる。こ
のために制御ユニット60は制御線73を介して、電動
機M2が導線74を経て接続された駆動ユニット48を
相応の方法で操作する。電動機M2と接続され例えばデ
ィジタル回転角センサとすることができる位置センサ7
5は、案内棒8上の支持アーム6の位置に相応する信号
を信号線76を経て制御ユニット60に与える。
【0030】既にそうなっていない限り、キーボード6
1の相応の操作により支持体はX線束の中心X線Zがほ
ぼ垂直に延びる図1に示した位置へ回転させられる。こ
のために必要な場合には導線77を介して駆動ユニット
48に接続された電動機M1は、信号線78を介して制
御ユニット60に接続され例えば支持体1の周囲に設け
られた標識を例えば光により走査するセンサ79が、所
望の位置への到着を表示する信号を制御ユニット60に
与えるまで、制御ユニット60及び駆動ユニット48に
より操作される。そうなれば制御ユニット60が制御線
80を介して電子式演算装置81に指令して、前記位置
で得られたX線像を記憶装置66中に記憶させる。これ
が行われると、支持体1が例えば90°の所定の角度だ
け回転させられ中心X線Zが水平に延びるまで、制御ユ
ニット60はセンサ79から供給される信号を監視しな
がら電動機M1を駆動ユニット48を介して駆動する。
そうなれば制御ユニット60は電子式演算装置81に指
令して、加えるに支持体1の第2の位置に相応するX線
像を記憶装置66中に記憶させる。
【0031】そのようにして発生させられたX線像に相
応するデータが絶えず次々に記憶装置66から読み出さ
れ、D-A変換器67及びクロック信号線94を介して
電子式演算装置81に接続された別のD-A変換器82
へ供給される。電子式演算装置81は、ビデオモニタ6
8上には垂直に延びる中心X線Zに相応するX線像が、
また別のビデオモニタ83上には水平に延びる中心X線
Zに相応するX線像が絶えず表示されるように、D-A
変換器67、82を制御する。D-A変換器67、82
とビデオモニタ68、83との間には標識発生器84、
85が接続されている。これらの標識発生器は、D-A
変換器67、82から与えられたビデオ信号中へ1つの
線Lを挿入するために用いられ、この線Lはビデオモニ
タ68、83により表示されたX線像における支持体1
の中心軸線と直交する面の投影に相応する。この支持体
1の中心軸線と直交する面と支持体1の中心軸線との交
点従ってX線像における線Lの位置は、電子式演算装置
81と接続されたトラックボール86の位置に関係す
る。電子式演算装置81はトラックボール86の位置に
相応する信号を導線87を介して標識発生器84、85
に与える。
【0032】次にトラックボール86により、X線像中
に挿入された線Lは例えばビデオモニタ68上に表示さ
れたX線像中で、衝撃波により治療しようとする点にお
いて破壊間隙と交わるように移動させられる。図1には
破壊間隙が、ビデオモニタ68、83の画像中に分りや
すくするために、X線源4に向く部分が実線で、X線蛍
光増倍管3に向く部分が点線で表示されている。次にこ
の点は電子式演算装置81に接続されたライトペン88
により触れられる。更にビデオモニタ83上に表示され
たX線像中の対応する点がライトペン88により触れら
れ、その際挿入された線Lと破壊間隙の曲線との交点の
うちのどれが先に触れられた点に相応するかを識別する
ことは治療する医師が行う示されたX線像に相応す
るデータがデータバス89を介して与えられる電子式演
算装置81は、線像が交差する中心X線による中心
影(配景対応)により発生されるという事実に基づくそ
れ自体公知のアルゴリズムに従い、ライトペン88によ
り両X線像中に標識を付けられた点の空間的位置を計算
する。相応するデータを電子式演算装置81がデータ線
90を介して制御ユニット60に与え、制御ユニット6
0が次に電動機M1、M2を操作することにより、衝撃
波発生器の音響軸線Aがライトペン88により標識付け
られた点を通って延び前記点が治療ヘッド2と直接向か
い合うような位置へ治療ヘッド2を持って来る。この位
置が位置センサ75及びセンサ79の信号の助けを借り
て発見されると、制御ユニット60は制御線91を介し
て高電圧インパルス発生器57を作動させ、高電圧イン
パルス発生器57は強度を落とした一連の衝撃波を放出
するために衝撃波源33を駆動する。評価回路55は図
2に関連して説明したように、強度を落とした各衝撃波
に続いて生じる圧力センサ53の両インパルス状出力信
号の間で経過する時間を測定し、相応のデータをデータ
線92を経て制御ユニット60に与える。制御ユニット
60は大腿骨12と周囲の組織との間の境界層から圧力
センサ53までの距離を供給されたデータから求め、駆
動ユニット48及び導線47を介して調節機構46を操
作し、集束レンズ35は衝撃波の焦点Fが大腿骨12と
周囲の組織との間の境界面上に来るような焦点距離を有
するようにされる。その際制御ユニット60はそれぞれ
調節された焦点距離に相応する信号を導線93を経て受
け取る。
【0033】集束レンズ35の焦点距離を正しく調節し
た後に制御ユニット60は高電圧インパルス発生器57
を操作し、高電圧インパルス発生器57がそれぞれの治
療目的に適合した強度の衝撃波を発生させるべく衝撃波
源33を駆動する。強度はキーボード61の相応の操作
により選択できる。前記のように調節された治療点にキ
ーボード61によりあらかじめ選ばれた数の衝撃波を供
給した後に、前記のように次の治療点がトラックボール
86及びライトペン88により標識づけられ、この点に
対して前記過程が繰り返される。全体の処置は骨折部が
その全周に沿って又はすべての所望の点において衝撃波
を供給されるまで繰り返される。次に大腿部を整腹し適
当な方法で例えばギプス包帯により固定することができ
る。
【0034】キーボード61により選択可能な第2の運
転方式では、ビデオモニタ68、83上に表示されたX
線像中でそれぞれ破壊間隙の形状がライトペン88によ
りなぞられるように治療段取りが行われる。そして電子
式演算装置81がそれ自体公知のアルゴリズムに従って
点ごとに破壊間隙の立体的形状及び空間的位置を計算
し、その際点の密度はX線蛍光増倍管から供給されるビ
デオ画像の走査線数に関係する。相応のデータを演算装
置81が制御ユニット60に供給し、次に制御ユニット
60は衝撃波源33の音響軸線Aが次々に破壊間隙の個
々の点を通って延びるように治療ヘッド2を調節する。
その際それぞれの個々の点に対してまず前記のように強
度を落とした衝撃波を用いながら集束レンズ35の焦点
距離が必要に応じて調節され、続いて調節された数の同
様に強度を調節された衝撃波が加えられる。
【0035】前記の両運転方式では、破壊間隙の点の電
子式演算装置81により計算された空間的位置に基づい
て集束レンズ35の焦点距離を調節することもできる。
そのとき圧力センサ53から供給される信号は調節され
た焦点距離のチェック及び修正だけに用いられる。場合
によっては圧力センサ53を全く省略することもできる
がしかしこのことは必ずしも望ましくない。なぜならば
少なくとも集束レンズ35の調節された焦点距離の監視
は患者の安全性のために合目的的だからである。
【0036】図4に示すこの発明に基づく装置は一連の
点で前記実施例と一致し、それゆえに同一の又は類似の
要素は同じ符号を有する。
【0037】図4に示す装置はまた同じく電動機M2に
より案内棒8に沿って調節可能な支持アーム6を有し、
支持アームの案内部7中には電動機M1により周方向に
調節可能で円形に湾曲した支持体100が収容されてい
る。しかし支持体100は支持体1とは対照的に360
°全体にわたってではなく180°を僅かに超えて延び
るにすぎない。支持体100は二重T字形断面を有す
る。その内周には案内部101を備え全体を符号102
で示された治療ヘッドが取り付けられている。治療ヘッ
ド102は、図示されていない方法で減速歯車を介して
支持体100の内周に取り付けられた歯部と協働する電
動機M3により、支持体100の内周に沿って180°
だけ調節可能である。その際案内部101は支持体10
0の内側フランジを囲む。支持体100が案内部7の中
で電動機M1により180°その周囲に沿って調節可能
であるので、電動機M1、M3の組み合わせ操作により
治療ヘッド102を合計で360°傾動させることが可
能となる。電動機M1〜M3は導線77、74、103
を介して駆動ユニット48と接続され、駆動ユニット4
8はここでも制御線73を介して制御ユニット60に接
続されている。位置センサ75及びセンサ79のほかに
センサ104が設けられ、センサ104は支持体100
の内周に設けられ図示されていない標識と協働し、支持
体100に対する治療ヘッド102の位置を測定するた
めに用いられる。位置センサ75及びセンサ79、10
4は信号線76、78、105を介して制御ユニット6
0に接続されている。治療すべき骨12を含む身体部分
11を収容するためにここでも図3に示すように構成さ
れた結合要素10が設けられ、結合要素10はその中心
軸線Mが支持体100の中心軸線Mと一致するように保
持されている。
【0038】アメリカ合衆国特許第4947830 号明細書に
記載のように構成された治療ヘッド102は、結合要素
10に接触する結合クッション106により閉鎖された
容器を有し、この容器は例えば音響伝搬媒体として水を
収容する。容器の内部には全体を符号107で示された
衝撃波源及び衝撃波源107の中心孔中に配置された超
音波扇形走査器108が設けられている。衝撃波源10
7は圧力インパルス源109及びこれに前置された音響
集束レンズ110から集成されている。集束レンズ11
0は一定の焦点距離の固体レンズである。圧力インパル
ス源109は導線56を介して高電圧インパルス発生器
57に接続されている。圧力インパルス源が高電圧イン
パルス発生器57から高電圧インパルスを供給される
と、圧力インパルス源は集束された衝撃波を放出し、衝
撃波は焦点Fに集まる。焦点Fを支持体100の中心軸
線Mと交わる衝撃波源107の音響軸線Aの方向へ移動
できるようにするために、衝撃波源107すなわち圧力
インパルス源109及び集束レンズ110を治療ヘッド
の容器中で音響軸線Aの方向へ移動するために用いられ
る電動機M4が設けられている。導線111を介して駆
動ユニット48に接続された電動機M4は図示されてい
ない適当な減速歯車を介して衝撃波源107に作用す
る。衝撃波源107の位置従って焦点Fの位置を監視で
きるようにするために、例えば誘導的に働き信号線11
3を介して制御ユニット60に接続された位置センサ1
12が設けられている。
【0039】超音波扇形走査器108は、衝撃波源10
7の音響軸線A従って衝撃波の焦点F及び支持体100
の中心軸線Mを含む治療すべき身体部分11の平面の超
音波像を発生させるために用いられる。超音波扇形走査
器108は信号兼制御線114を経てそれ自体公知の制
御兼画像発生ユニット115と接続され、このユニット
115は走査された層の超音波像に相応するビデオ信号
を出力する。この信号はA−D変換器116へ送られ
る。ビデオ信号に相応するディジタルデータは画像記憶
装置117に供給され、この記憶装置の記憶容量は多数
の超音波像例えば72個の超音波像の記憶のために十分
である。書き込み/読み出し記憶装置として構成された
記憶装置117の出力端は、電子式演算装置81及びD
−A変換器119に通じるデータバス118に接続され
ている。電子式演算装置81はクロック信号線120、
121を経てA−D変換器116及びD−A変換器11
9のためのクロック信号を供給する。更に電子式演算装
置81は信号線122を介して、記憶装置117を書き
込み運転から読み出し運転へ及びその逆に切り換えるた
めの信号を供給する。データを必要に応じて書き込み及
び読み出すことができるようにするために、電子式演算
装置81はアドレスバス123を介して記憶装置117
に接続されている。D−A変換器119の出力端で得ら
れるビデオ信号がビデオモニタ124へ供給される。電
子式演算装置81に接続されたライトペン125はビデ
オモニタ上に表示された像中の所定の領域に標識を付け
るために用いられる。電子式演算装置81と制御ユニッ
ト60とはデータバス90及び制御線80を介して相互
に接続されている。
【0040】例えば治りにくい大腿骨12の骨折部の治
療のために、大腿部11に結合要素10を押し当てた後
に、制御ユニット60に接続されたキーボード61の適
当な走査に基づいて、治療ヘッド102が支持体100
でまた支持体100が支持アーム6で図4に示されたそ
れぞれの基本位置を取るように、電動機M1、M4が操
作される。更に連続的に前記層の超音波像を発生させる
ために、制御ユニット60により制御兼画像発生ユニッ
トへ通じる導線126を介して超音波扇形走査器108
が作動させられる。
【0041】次々に発生させられた超音波像に相応する
ビデオ信号がA−D変換器116によりディジタル化さ
れて記憶装置117に供給され、記憶装置117からビ
デオ信号がそれぞれ直ちに再び読み出されてD−A変換
器119へ供給される。そのときビデオモニタ124上
にはD−A変換器から供給されたビデオ信号に相応する
画像が現れる。これらの画像を観察しながらキーボード
61を適当に操作することにより、骨折部が超音波像中
に描き出された層内部に来るように、支持アーム6が一
方又は他方の方向へ案内棒8に沿って移動させられる。
そうなればキーボード61の相応の操作に基づき最後に
発生させられた超音波像に相応するデータが継続的に記
憶装置117から読み出され、それにより最後に作り上
げられた超音波像が継続的にビデオモニタ124上に表
示される。次にライトペン125により超音波像中に表
示された骨折部の範囲が触れられる。そして電子式演算
装置81は、衝撃波源107の音響軸線Aがライトペン
125により標識づけられた骨折部の範囲を通るよう
に、支持アーム6を現在の位置を出発点として移動させ
て行かなければならない目標位置をそれ自体公知の方法
で計算する。電子式演算装置81が相応のデータを制御
ユニット60に与えると、制御ユニット60はキーボー
ド61の相応の操作に基づいて支持アーム6を計算され
た位置へ移動させる。これが行われると改めて超音波像
が発生させられてビデオモニタ124上に表示される。
電子式演算装置81は、大腿骨12と周囲の組織との間
の境界層に相応する強度急変が生じるような音響軸線A
上の位置を求めるという趣旨に添って、超音波像に相応
するデータをそれ自体公知の方法で評価する。電子式演
算装置81が相応のデータを制御ユニット60に与える
と、制御ユニット60はそれに基づき、強度急変が生じ
従って大腿骨12と周囲の組織との間の境界面が存在す
る位置へ、音響軸線Aに沿って衝撃波源107の焦点F
が移動させられるように、位置センサ112から供給さ
れた信号を監視しながら駆動ユニット48を介して電動
機M4を操作する。その際図示されていない方法で、焦
点Fの実際位置を示しそれにより焦点Fの自動的に調節
された位置のチェックが可能となる標識、例えば十字線
がそれぞれの超音波像中に挿入されるようにすることが
できる。焦点Fが相応に位置決めされると、制御ユニッ
ト60は制御線91を介して高電圧インパルス発生器5
7を働かせ、インパルス発生器57はそれに基づきキー
ボード61によりあらかじめ選ばれた数の衝撃波を放出
するために衝撃波源107を駆動し、衝撃波の強度は同
様にキーボード61によりあらかじめ選ぶことができ
る。
【0042】あらかじめ選ばれた数の衝撃波の適用後
に、制御ユニット60はキーボード61の相応の操作に
基づき治療ヘッド102を例えば5°の所定の角度だけ
時計方向へ支持体100に沿って移動させ、そこで前記
過程が(場合によっては案内棒8に沿った支持アーム6
の移動後に)超音波像中に見える骨折部の範囲の標識づ
けから始めて繰り返される。治療ヘッド102が180
°だけ支持体100に沿って移動させられると、支持体
100が案内部7中で5°のステップで移動させられ、
遂に治療ヘッド102が大腿部11を中心として完全に
360°回転させられる。そして結合要素10が大腿部
11から分離され、衝撃波作用による少なくとも部分的
な骨の崩壊のために生じた「新しい骨折部」が必要な場
合には改めて整復され、大腿部11が適当な方法で例え
ばギプス包帯により固定される。
【0043】キーボード61により選ばれた第2の運転
方式では、まず治療ヘッドが5°のステップで大腿部1
1を中心として回動させられる。その際72個所のそれ
ぞれで超音波像が発生させられる。この超音波像は記憶
装置117中に記憶される。これに続いてキーボードの
適当な操作により次々に発生させられた超音波像がビデ
オモニタ124上に表示され、その際各超音波像におい
てライトペン125によりそれぞれの超音波像中に表示
された骨折部の範囲が触れられる。そのようにして得ら
れたデータによりそれ自体公知の方法で、電子式演算装
置81が点ごとに骨折部の立体的形状及び空間的位置を
計算する。その際点の数を超音波像上に標識づけされた
点に制限することができる。しかし適当な補間法例えば
線形補間により追加の点を計算することもできる。
【0044】相応のデータを電子式演算装置81が制御
ユニット60に与えると、衝撃波源107の音響軸線A
が連続的に骨折部の個々の点を通るように、制御ユニッ
ト60が治療ヘッド102を調節する。その際それぞれ
の計算された点に対してまず前記方法により、それぞれ
の点を含む超音波像中の骨と周囲の組織との間の境界面
に相応する強度急変に基づき、衝撃波源107は音響軸
線Aの方向に衝撃波の焦点Fが前記境界面上に来るよう
に移動させられる。続いて調節された数の同様に調節さ
れた強度を有する衝撃波が加えられる。音響軸線Aに沿
って焦点Fの位置を調節するために用いられる超音波像
は、骨折部の立体的形状及び空間的位置の測定に関連し
て求められた超音波像とすることができる。しかし衝撃
波の適用直前に補助的に発生させられた超音波像とする
こともできる。しかもこのことは補間により骨折部の補
助的な点が計算されたときに必要である。
【0045】音響軸線Aに沿っての焦点の位置調節は両
運転方式において、ただし第2の運転方式では補間が行
われなかったときに限り、電子式演算装置81により計
算された骨折部の点の空間的位置だけに基づいて行うこ
とができる。そのとき強度急変に基づいて得られたデー
タは焦点の調節された位置のチェック及び修正だけに用
いられる。場合によっては強度急変による焦点の位置の
測定を全く省略することもできる。しかしながらこのこ
とは患者のために条件付きでしか望ましくない。なぜな
らばチェック及び修正の機会が放棄されるからである。
【0046】前記の実施例の場合に音波源として専ら電
磁式衝撃波源が用いられている。しかし同様に他の例え
ば圧電式衝撃波源を用いることもできる。更に治療すべ
き骨に加えられる音波は必ずしも衝撃波である必要はな
い。他の波形例えば引張りインパルス(負圧)又は持続
音波を用いることもできる。
【0047】図1及び図2に示す実施例の場合にはX線
源4と衝撃波発生器5とが強固に相互に結合されてい
る。しかしながら少なくとも衝撃波発生器5がX線源4
から出るX線束の放射線路から完全に外れるまで、衝撃
波発生器5を支持体1の周囲に沿って調節できるよう
に、衝撃波発生器5を適当なスライダにより支持体1に
取り付けることもできる。この場合にはX線フィルムカ
セット又は十分な直径を有するX線蛍光増倍管3によ
り、治療すべき身体部分の全体写真を作り上げることが
できる。更に衝撃波発生器5の前記調節可能性により場
合によっては治療法をそれぞれの場合に最適に適合させ
るという補助的な可能性が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づく骨損傷部治療装置の一実施例
のブロック線図を含む要部正面図である。
【図2】図1に示す治療ヘッドの正面断面図である。
【図3】図2に示す結合要素の長手方向断面図である。
【図4】治療装置の別の実施例のブロック線図を含む要
部正面図である。
【符号の説明】
1、100 支持体 3 X線蛍光増倍管 4 X線源 6 支持アーム 7 案内部 8 案内棒 12 骨 33、107 音波源 35 集束レンズ 46 調節機構 53 圧力センサ 55 評価回路(時間測定装置) 57 高電圧インパルス発生器 60 制御ユニット 65、116 A−D変換器 66、117 画像記憶装置 67、82、119 D−A変換器 68、83、124 ビデオモニタ 81 電子式演算装置 84、85 標識発生器 86 トラックボール 88、125 ライトペン 101 案内棒 108 超音波探触子 115 制御兼画像発生ユニット A 音響軸線 F 焦点 M1、M2、M3、M4 電動機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−295553(JP,A) 特開 昭63−130058(JP,A) 特表 平2−501038(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 18/00 A61N 7/00 A61B 17/56

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集束された音波源(33;107)、音
    波の焦点(F)を移動させるための移動装置(35、4
    6;M4)、骨(12)と周囲の組織との間の境界面の
    位置を測定しその位置に相応する信号を発生させるため
    境界面の位置測定装置(53、55、57又は3、
    4、65〜68、81〜86、88;81、108、1
    15、116、117、119、124、125)、及
    び位置測定装置(53、55、57又は3、4、65〜
    68、81〜86、88;81、108、115、11
    6、117、119、124、125)の信号が与えら
    れる制御装置(60)を有し、制御装置が位置測定装置
    から与えられる信号に基づき焦点(F)の移動装置(3
    5、46;M4)を操作し、音波源(33;107)の
    患者の体に対する位置に無関係に、音波の焦点(F)が
    骨(12)と周囲の組織との間の境界面上に来るように
    音波の焦点(F)を移動させることを特徴とする骨損傷
    部の治療装置。
  2. 【請求項2】 焦点(F)が音波源(33;107)の
    音響軸線(A)上に存在し、位置測定装置(53、5
    5、57又は3、4、65〜68、81〜86、88;
    81、108、115、116、117、119、12
    4、125)が音響軸線(A)と境界面との交点を測定
    し、移動装置(35、46;M4)が焦点(F)を音響
    軸線(A)の方向へ移動させることを特徴とする請求項
    1記載の装置。
  3. 【請求項3】 治療すべき領域の形状に相応する信号を
    発生させる治療すべき領域の形状同定装置(3、4、6
    5〜68、81〜86、88;81、108、115、
    116、117、119、124、125)と音波源
    (33:107)の調節装置(1、7、M1及び6、
    8、M2;7、100、M1並びに6、8、M2及び1
    00、101、M3)とが設けられ、同定装置(3、
    4、65〜68、81〜86、88;81、108、1
    15、116、117、119、124、125)の信
    号が調節装置(1、7、M1及び6、8、M2;7、1
    00、M1並びに6、8、M2及び100、101、M
    3)を操作し、音波源(33;107)の位置とは無関
    係に、可能な方向に焦点(F)を移動させ、焦点(F)
    が常に治療すべき領域内に存在するようにすることを特
    徴とする請求項1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 焦点(F)が治療すべき領域の音波源
    (33;107)に隣接する範囲内に存在するように、
    制御装置(60)が調節装置(1、7、M1及び6、
    8、M2;7、100、M1並びに6、8、M2及び1
    00、101、M3)を操作することを特徴とする請求
    項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 焦点領域(F)が治療すべき領域の形状
    に沿って動くように、制御装置(60)が調節装置
    (1、7、M1及び6、8、M2;7、100、M1並
    びに6、8、M2及び100、101、M3)を操作す
    ることを特徴とする請求項3又は4記載の装置。
  6. 【請求項6】 位置測定装置(53、55、57)が音
    波の伝搬経路中に配置された圧力センサ(53)、音波
    源(33)のインパルス状操作装置(57)、及び音波
    源(33)のインパルス状操作に続いて生じる圧力セン
    サ(53)の2つのインパルス状出力信号の間の時間測
    定装置(55)を有することを特徴とする請求項1〜5
    いずれか1つに記載の装置。
  7. 【請求項7】 音波源(33)がインパルス状操作装置
    (57)により強度を落とした音波を発生させるように
    操作されることを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 位置測定装置(81、108、115、
    116、117、119、124、125)が焦点
    (F)を含む層の超音波像を発生させるための超音波断
    層像装置(108、115)、発生させられた超音波像
    中の境界層に相応する強度急変の測定装置(81、11
    6、117)、及び強度急変の位置を超音波像中の焦点
    (F)のそれぞれの位置と比較する装置(60)を有す
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載
    の装置。
  9. 【請求項9】 同定装置(81、108、115、11
    6、117、119、124、125)及び/又は位置
    測定装置(81、108、115、116、117、1
    19、124、125)が超音波断層像装置(108、
    115)を備え、音波源(107)に関して所定位置を
    取る層が超音波断層像装置により超音波像上で表示さ
    れ、治療すべき領域の超音波像に含まれる範囲の標識づ
    け装置(125)及び電子式演算装置(81)が設けら
    れ、電子式演算装置が標識づけされた範囲に基づき制御
    装置(60)に信号を供給し、焦点(F)が標識づけさ
    れた範囲に来るように制御装置がこの信号に基づき調節
    装置(7、100、M1並びに6、8、M2及び10
    0、101、M3)を操作することを特徴とする請求項
    1〜8のいずれか1つに記載の装置。
  10. 【請求項10】 超音波断層像装置(108、115)
    の超音波探触子(108)の異なる位置に対して撮影さ
    れた超音波像を記憶する画像記憶装置(117)が設け
    られ、電子式演算装置(81)が治療すべき領域の個々
    の超音波像中に標識づけされた範囲に基づき治療すべき
    領域及び/又は治療すべき領域に沿った境界面の立体的
    形状及び空間的位置を計算し、その際相応の信号が制御
    装置(60)に調節装置(7、100、M1並びに6、
    8、M2及び100、101、M3)及び/又は移動装
    置(M4)の操作のために供給されることを特徴とする
    請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 超音波断層像装置(108、115)
    の超音波探触子(108)が音波源(107)の中心孔
    中に収容されていることを特徴とする請求項8〜10の
    いずれか1つに記載の装置。
  12. 【請求項12】 同定装置(3、4、65〜68、81
    〜86、88)及び/又は位置測定装置(3、4、65
    〜68、81〜86、88)がX線源(4)及びこれと
    向かい合うX線受像器(3)を備えるX線診断装置
    (3、4)を有し、X線診断装置により治療すべき身体
    部分のX線像が種々の角度で発生させられることを特徴
    とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の装置。
  13. 【請求項13】 所定の異なる角度で撮影された2つの
    X線像を記憶する画像記憶装置(66、X線像中に治
    療すべき領域の形状を標識づける装置(68、81、8
    3、88、電子式演算装置(81)が設けられ、電子
    式演算装置がX線像中に標識づけされた形状に基づき治
    療すべき領域及び/又は治療すべき領域に沿った境界面
    の立体的形状及び空間的位置を計算し、その際相応の信
    号が調節装置(1、7、N1及び6、8、M2)及び/
    又は移動装置(35、46)の操作のために制御装置
    (60)に供給されることを特徴とする請求項12記載
    の装置。
  14. 【請求項14】 音波源(33;107)が円形軌道に
    沿って調節されることを特徴とする請求項1〜13の
    ずれか1つに記載の装置。
  15. 【請求項15】 音波源(33;107)が円形軌道の
    面に直交する軸線に沿って調節されることを特徴とする
    請求項13記載の装置。
  16. 【請求項16】 焦点(F)の移動装置が音響軸線
    (A)に沿って音波源(107)を移動する装置(M
    4)を有することを特徴とする請求項1〜15のいずれ
    か1つに記載の装置。
  17. 【請求項17】 焦点(F)の移動装置が、音波源(3
    3)により発生させられた音波の集束のために設けられ
    可変の焦点距離を備える音響レンズ(35)及び焦点距
    離の調節装置(46)を備えることを特徴とする請求項
    1〜15のいずれか1つに記載の装置。
  18. 【請求項18】 骨膜と周囲の組織との間の境界面が少
    なくともほぼ音波の焦点を通るように、骨損傷を被って
    いる範囲に音波を供給し得るようになっていることを特
    徴とする請求項1〜17のいずれか1つに記載の装置。
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