JP3247445B2 - 半導体装置製造装置及び製造方法 - Google Patents

半導体装置製造装置及び製造方法

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JP3247445B2
JP3247445B2 JP25315292A JP25315292A JP3247445B2 JP 3247445 B2 JP3247445 B2 JP 3247445B2 JP 25315292 A JP25315292 A JP 25315292A JP 25315292 A JP25315292 A JP 25315292A JP 3247445 B2 JP3247445 B2 JP 3247445B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体素子がインナ
−リ−ドボンディングされてなるフィルムキャリアを半
導体素子毎に打ち抜き、これを基板に装着する半導体装
置製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体素子の高集積化に伴う半導
体電子部品の多端子化に対応すると共に、半導体部品の
小形化のための端子狭ピッチ化の要請に応え、かつその
半導体部品をより高密度で実装することができる半導体
装置製造技術として、TAB(Tape Automated Bonndin
g )技術がある。
【0003】このTAB技術においては、例えば、図6
に示すように、両側部に複数個の送り用孔1a…(パ−
フォレ−ション)を具備するシネフィルム状のフィルム
キャリア1を用いる。このフィルムキャリア1の表面に
は、所定の間隔で配線パタ−ン2が形成され、各配線パ
タ−ン2には所定の工程においてすでに半導体素子3が
ボンディング(インナ−リ−ドボンディング)されてい
る。
【0004】このようなフィルムキャリアは、図示しな
い供給リ−ルに巻回収納される。そして、図7に示すよ
うにこの供給リ−ルから引き出され、打ち抜き装置5の
送り側スプロケット6と巻取側スプロケット7との間に
張設される。
【0005】この打ち抜き装置5は、図6に示す一点鎖
線に沿ってこの半導体素子3毎にフィルムキャリア1を
打ち抜くもので、上型8および下型9を具備する。そし
て、この打ち抜き装置5は、上記送り側スプロケット6
と巻取側スプロケット7との間に張設された上記フィル
ムキャリア1を、この上型8と下型9との間に位置さ
せ、図に矢印(イ)で示す方向に間欠的に送り駆動す
る。
【0006】上記上型8は、互いに平行に立設された複
数本のガイド柱10…によって上記下型9に対して上下
スライド自在に保持され、かつ上記ガイド柱10…の上
端に固定された天板11の上面に取着された上下駆動シ
リンダ12によって上下駆動されるようになっている。
【0007】また、上記上型8の下面には、位置決めピ
ン15が突設されている。この位置決めピン15は、上
記上型8が下降駆動されることで上記送り用孔内1aに
挿入され、上記フィルムキャリア1(半導体素子3)の
最終的な位置決めを行う。
【0008】一方、上記下型9はレ−ル13上に紙面に
垂直な方向にスライド自在に設けられ、かつその上面に
打ち抜かれた半導体素子3を吸着保持することができる
ようになっている。
【0009】なお、上記フィルムキャリア1は、図6に
Aで示すように、インナ−リ−ドボンディングされた半
導体素子3のうち電気検査により不良品であることが判
明したものについては、あらかじめ別工程において打ち
抜いてスル−ホ−ルが形成してある。
【0010】上記打ち抜き装置5は、図7に示すよう
に、この不良の部分(スル−ホ−ルA)の打ち抜きを行
わないようにするために、上記上型8および下型9の間
に位置する半導体素子3の数個手前の位置で半導体素子
3の有無を検出する検出センサ16を具備する。
【0011】この検出センサ16に接続された制御部1
7は、上記検出センサ16によって、その位置に半導体
素子が存在しないこと(スル−ホ−ルA)が検出された
ならば、そのことを記憶し、その部分の打ち抜きを行わ
ないように上記上下シリンダ12に指令を発するように
なっている。
【0012】一方、この打ち抜き装置5によって打ち抜
かれた半導体素子3およびフィルムキャリア1(以下
「TAB部品19」と呼ぶ)は、上記下型9の上面に吸
着保持される。そして、この下型9が上記レ−ル13に
沿って紙面に垂直な方向にスライド駆動されることで、
この打ち抜き装置5から取り出される。
【0013】この下型9によって取り出されたTAB部
品19は、所定の受け渡し位置に搬送される。そしてこ
の受け渡し位置において、図8に示す装着ヘッド20に
受け渡される。
【0014】上記装着ヘッド20は、下端に熱圧着用の
ボンディングツ−ル21を具備する。また、この装着ヘ
ッド20は、同じく下端にこのボンディングツ−ル21
よりも下方に突出可能に設けられ突出することで上記T
AB部品19を吸着可能な吸着ノズル22を具備する。
【0015】一方、この装着ヘッド20は、架台23上
に立設されたフレ−ム24の一側面取着された保持体1
8によってX方向(紙面に垂直な方向)およびZ方向に
移動自在に保持されている。また、フレ−ム24の上部
には、上記装着ヘッド20を上下駆動する上下駆動機構
25が設けられている。
【0016】この上下駆動機構25は、カムレバ−26
を具備し、このカムレバ−26の中途部を揺動自在に支
持している。そして、このカムレバ−26は一端部に設
けられたロ−ラ26aを上記装着ヘッド20の上面に当
接させると共に、他端部に設けられたカムフォロア26
bを上記駆動機構25の上面に設けられた上下駆動シリ
ンダ27の駆動軸27aの下端に水平方向スライド自在
に取着されている。
【0017】したがって、図8の状態において、上記上
下駆動シリンダ27が駆動軸27aを没方向に作動させ
ることで、上記装着ヘッド20の上端面は上記カムレバ
−26の一端部に設けられたロ−ラ26aによって押圧
され、この装着ヘッド20は下降駆動される。
【0018】そして上記装着ヘッド20は、上記TAB
部品19をプリント基板30の所定の実装部位(図にB
で示す)に載置した後、上記ボンディングツ−ル21で
上記TAB部品19のアウタリ−ドを上記プリント基板
30に熱圧着により接続する。
【0019】なお、上記実装部位Bの認識は、上記保持
柱24の上端面にブラケット31を介して保持され、光
軸を上記装着ヘッド20の吸着ノズル22の軸線と一致
させて設けられたCCDカメラ32(撮像カメラ)によ
って行われる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の半導
体装置製造装置には、以下に説明する問題点があった。
すなわち、上述の打ち抜き装置5においては、フィ
ルムキャリア1上の半導体素子3の打ち抜き・否打ち抜
きの決定および動作は、打ち抜く数個手前の半導体素子
3を撮像し、その位置での半導体素子3の有無(打ち抜
き・否打ち抜きの決定)を制御部に記憶し、フィルムキ
ャリア1を上記半導体素子3数個分送った後、上記上下
駆動シリンダ12に打ち抜き・否打ち抜きの動作命令を
発することで行っていた。
【0021】このように、決定と動作との間にフィルム
キャリア1を半導体素子3数個分上記フィルムキャリア
1を送る必要があったため制御手段が複雑になるという
ことがあった。
【0022】また、装置稼働中に停電等のトラブルによ
り装置電源が落ちた場合、上記制御部の記憶が揮発して
しまうため再度フィルムキャリア1を打ち抜き位置より
半導体素子3の数個分手前まで巻き戻し、上記センサ1
6でこれを再検出した後に再度キャリアテ−プ1を打ち
抜き位置に送る必要があった。このため装置の稼働率が
悪くなるということがあった。
【0023】さらに、上記打ち抜き装置5では、上記フ
ィルムキャリア1の最終位置決めを上記フィルムキャリ
ア1の送り用孔1aに上記上型8に設けられた位置決め
ピン15を挿入することで行っていたが、上記フィルム
キャリア1の張力が強いため、上記位置決めピン15を
挿入しても、このピン15により上記フィルムキャリア
1が破損するかもしくは上記送り用孔1aの径が広がる
だけで、このフィルムキャリア1の位置ずれを補正する
ことができないということがあった。
【0024】また、上記装着ヘッド20は、上記TAB
部品19のリ−ドを約200kgで上記プリント基板30
に押圧する。このため、このプリント基板30からの反
力により上記カムレバ−26を介して上記フレ−ム24
に曲げモ−メントが発生し、上記フレ−ム24全体が図
に矢印(M)で示す方向に傾くということがあった。
【0025】このフレ−ム24が傾くと、このフレ−ム
24に取り付けられたCDDカメラ32の光軸がずれ
る。このフレ−ム24がボンディング後に元の状態に復
帰すれば問題はないが、完全には復帰しないことがある
ため、その後上記CDDカメラ32の認識に誤差が生じ
実装部位Bを正確に検出することができないということ
があった。
【0026】この発明は、このような事情に鑑みて成さ
れたもので、半導体装置を精度良く製造することができ
る半導体装置製造装置を提供することを目的とするもの
である。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の手段
は、フィルムキャリアにインナ−リ−ドボンディングさ
れた半導体素子を打ち抜く半導体装置製造装置におい
て、上記フィルムキャリアを送り駆動する送り駆動部
と、フィルムキャリアを1方向へ付勢することで、この
フィルムキャリアを所定の張力で張設する付勢手段と、
上記付勢手段によって張設されたフィルムキャリアを挟
んで対向配置され、接離する方向に駆動されることで上
記フィルムキャリアの打ち抜きを行う打ち抜き用型と、
上記打ち抜き用型に設けられ打ち抜きの直前に上記フィ
ルムキャリアの送り用孔に挿入されることでこのフィル
ムキャリアの位置決めを行う位置決めピンと、上記打ち
抜き用型と連動し、打ち抜き直前に上記付勢手段を駆動
し、上記フィルムキャリアの付勢を解除する押圧ロッド
とを具備することを特徴とするものである。
【0028】この発明の第2の手段は、フィルムキャリ
アにインナ−リ−ドボンディングされた半導体素子を打
ち抜く半導体装置製造装置において、上記フィルムキャ
リアを間欠送り駆動し、上記半導体素子を所定の打ち抜
き位置に順次停止させる送り駆動部と、上記打ち抜き位
置に配置され、接離する方向に駆動されることで上記フ
ィルムキャリアの打ち抜きを行う打ち抜き用型と、上記
打ち抜かれた半導体素子を上記型から取り出す取り出し
手段と、この取り出し手段に連動して設けられ、この取
り出し手段が半導体素子を取り出した際に、上記打ち抜
き位置に挿入され、上記打ち抜き位置に位置する次に打
ち抜きが行われるフィルムキャリアを認識する検出手段
とを具備することを特徴とするものである。
【0029】この発明の第の手段は、フィルムキャリ
アにインナーリードボンディングされた半導体素子を打
ち抜く半導体装置の製造方法において、上記フィルムキ
ャリアを送り駆動する送り工程と、フィルムキャリアを
付勢手段により所定方向へ付勢することで、このフィル
ムキャリアを所定の張力で張設する付勢工程と、上記付
勢工程によって張設されたフィルムキャリアを挟んで対
向配置され、接離する方向に駆動される打ち抜き用型と
連動して駆動する位置決めピンを上記フィルムキャリア
の送り用孔に挿入して位置決めを行う位置決め工程と、
上記位置決め工程と平行して上記打ち抜き用型と連動し
て駆動する押圧ロッドにより上記付勢手段により付勢さ
れている上記フィルムキャリアの付勢を解除する付勢解
除工程と、上記打ち抜き用型により上記フィルムキャリ
アの打ち抜きを行う打ち抜き工程とを具備することを特
徴とする半導体装置の製造方法である。この発明の第
の手段は、フィルムキャリアにインナーリードボンディ
ングされた半導体素子を打ち抜く半導体装置の製造方法
において、上記フィルムキャリアを送り駆動部により間
欠送り駆動し、上記半導体素子を所定の打ち抜き位置に
順次停止させる送り工程と、上記打ち抜き位置に配置さ
れ、接離する方向に駆動する打ち抜き用型により上記フ
ィルムキャリアの打ち抜きを行う打ち抜き工程と、上記
打ち抜かれた半導体素子を上記打ち抜き用型から取り出
し手段により取り出す取り出し工程と、この取り出し工
程と連動して取り出し手段が半導体素子を取り出した際
に、上記打ち抜き位置に挿入され、上記打ち抜き位置に
位置する次に打ち抜きが行われるフィルムキャリアを検
出手段により認識する検出工程とを具備することを特徴
とする半導体装置の製造方法である。
【0030】
【作用】第1の手段によれば、打ち抜き直前においてフ
ィルムキャリアの張力を小さくすることができるので、
上記位置決め用ピンで位置決めすることが容易になる。
第2の手段によれば、打ち抜き位置において、フィ
ルムキャリアを認識し、打ち抜き・否打ち抜きの決定を
行うことができる。
【0031】
【0032】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。なお、従来例と同一の構成要素には同一符号
を付してその説明は省略する。
【0033】図1に示すのは、この発明の半導体装置製
造装置(以下「装置」と略す)の全体図である。
【0034】この装置は、架台35を具備する。この架
台35上には、Y方向にフィルムキャリア1を走行させ
このフィルムキャリア1からTAB部品19を打ち抜く
打ち抜き装置36と、このTAB部品19が装着される
プリント基板30(基板)をこのフィルムキャリア1と
平行に搬送し位置決めするプリント基板搬送部37と、
上記打ち抜き装置36によって打ち抜かれたTAB部品
19を受取り、これを上記プリント基板30にアウタリ
−ドボンディングする装着ヘッド20を具備するボンデ
ィング装置38とが設けられている。
【0035】上記打ち抜き装置36を図2(a)、
(b)に模式化して示す。なお、図7に示す従来例の打
ち抜き装置5と同一の構成要素には同一符号を付してそ
の説明は省略する。
【0036】上記打ち抜き装置36は、すでに半導体素
子3がインナ−リ−ドボンディングされてなるフィルム
キャリア1(図6参照)を巻回収納する図示しない供給
リ−ルを架台35内に具備する。
【0037】この架台35内から引き出されたフィルム
キャリア1は、従来例と同様に、送り側スプロケット6
と巻取側スプロケット7との間に掛け渡された後、上記
架台35内に設けられた図示しない巻取リ−ルに巻き取
られる。
【0038】また、上記送り側スプロケット6と巻取側
スプロケット7を支える回転軸6a、7aには、それぞれ
先端部を上記打ち抜き装置36内に位置させた第1、第
2のアーム38、39が回転自在に取り付けられてい
る。この第1、第2のアーム38、39の先端部には、
上記フィルムキャリア1の下面を保持する第1、第2の
ローラ40、41(付勢手段)が回転自在に設けられて
いる。
【0039】上記第1、第2のア−ム38、39の中途
部には、一端が上記スプロケット6、7の裏側に設けら
れた背板43に固定されたスプリング45の他端部が弾
性的に取着され、上記第1、第2のロ−ラ40、41は
このスプリング45の復元力によって上方向に付勢され
ている。このことによって、この上記第1、第2のロ−
ラ40、41は、上記フィルムキャリア1の中途部を上
記スプロケット6、7の上端の高さよりも高い位置で水
平に張設し保持する。なお、上記第1、第2のア−ム3
8、39は、上記背板43に設けられたストッパ46に
より図2(a)で示す状態でその回動が規制されるよう
になっている。
【0040】また、上記上型8の上部を保持し、この上
型8と共に上下する可動板48の下面には、第1、第2
の押圧ロッド49、50が設けられている。この押圧ロ
ッド49、50は、図2(b)に示すように、上記上型
8が下降駆動されることで、下端面を上記第1、第2の
ロ−ラ40、41の幅方向両端部に当接させ、この第
1、第2のロ−ラ40、41を押し下げる機能を持つ。
【0041】一方、図3(a)、(b)は、この打ち抜
き装置35の平面図および側面図である。
【0042】上記下型9は基体51上に設けられたレ−
ル13上に保持され、X方向にスライド自在に設けられ
ている。そしてこの下型9の上面には、略三角形状の板
カム52が設けられている。
【0043】また、上記レ−ル13の側方の基体51上
には、図3(a)、(b)で示すように保持柱53が立
設されている。この保持柱53の上端には、半導体素子
検出レバ−54(以下「レバ−54」と略する)が水平
面内で回動自在に保持されている。
【0044】一方、上記保持柱53の高さ方向中途部に
は、保持板55が略水平に設けられ、この保持板55の
上面には、上記レバ−54の回動を規制するストッパ5
7と、後述するスプリング58の一端を保持する突起6
0とが突設されている。
【0045】一方、上記レバ−54は、上記板カム52
のカム面に転接するカムフォロア63を具備する後端部
54aと、このレバ−54が回動することで、上記上型
8と下型9との間に侵入し、打ち抜かれる半導体素子3
(打ち抜き位置)に対向する先端部54bとを具備す
る。このレバ−54の先端部にはセンサ61が設けられ
ていて、打ち抜き位置の半導体素子3あるいはスル−ホ
−ルA(図6参照)の有無を検出することができる。
【0046】また、このレバ−54には、一端が上記保
持板55に設けられた突起60に保持されたスプリング
58の他端が取り付けられている。したがって、このレ
バ−54は上記スプリング58の復元力によって、上記
他端部54aに設けられたカムフォロア63が上記カム
板52のカム面に常に転接するように付勢されている。
【0047】上記下型9は、打ち抜き動作を行う場合に
は、図3(a)、(b)に矢印(ロ)で示す方向に駆動
され、図4に示すように、打ち抜き位置に移動する。こ
のことによって、カム板52が前進駆動され、このカム
板52のカム面に沿って上記レバ−54の他端部は回動
する。このことにより、上記レバ−54は上記保持柱5
3回りで回動し、上記センサ61の設けられた先端部5
4bを図4に示すように上記上型8と下型9の間から退
避させる。
【0048】すなわち、上記下型9は、打ち抜き用型で
あるとともに、上記レ−ル13に沿って駆動されること
で上記打ち抜かれたTAB部品19をこの打ち抜き装置
36から取り出す取り出し手段を構成する。そして、上
記レバ−54とこのレバ−54の先端部54bに取着さ
れたセンサ61は、上記下型9に連動し、上記フィルム
キャリア1の上方に挿入自在に設けられた検出手段を構
成する。
【0049】次に、この打ち抜き装置36の動作を説明
する。
【0050】図2(a)に示すように、上記送り側スプ
ロケット6と巻取側スプロケット7は、図に矢印で示す
方向に間欠的に回転し、上記フィルムキャリア1を間欠
送り駆動する。そして、上記フィルムキャリア1は、所
定の半導体素子3を上記上型8と下型9との対向面間
(打ち抜き位置U)に停止させる。
【0051】上記フィルムキャリア1が停止されたなら
ば、上記送り側スプロケット6および巻取側スプロケッ
ト7はその状態でロックされる。
【0052】この状態において、図3(a)に示すよう
に、上記レバ−54の先端部54bに保持され上記フィ
ルムキャリア1の上方に位置するセンサ61は、上記フ
ィルムキャリア1を撮像し、打ち抜き位置Uに上記半導
体素子3が存在するかを認識する。
【0053】図6を引用して示すスル−ホ−ルAが上記
打ち抜き位置Uに停止している場合は、上記センサ61
の検出信号に基づいて上記送り側および巻取側スプロケ
ット6、7は上記フィルムキャリア1を間欠駆動し、次
の半導体素子3を上記打ち抜き位置Uに移動させ停止さ
せる。
【0054】一方、上記半導体素子3がその位置Uにあ
る場合には、まず上記下型9が図3(a)に矢印(ロ)
で示す方向に駆動され、図4に示すように上記打ち抜き
位置Uに対向するように位置決めされる。ついで、図2
(b)に示すように、上記上下駆動シリンダ12が作動
し、上記可動板48および上型8を下降駆動する。この
ことで上記上型8に設けられた位置決めピン15の先端
部が、上記フィルムキャリア1の送り用孔1a…内に挿
入される。
【0055】これと略同時に、可動板に設けられた上記
第1、第2の押圧ロッド49、50の下端部が上記第
1、第2のロ−ラ40、41に当接し、このロ−ラ4
0、41を上記スプリング45の付勢力に抗して押し下
げる。このことで、上記フィルムキャリア1の張力は小
さくなり、フィルムキャリア1には遊び(弛み)が生じ
た状態となる。
【0056】さらに、上記取り付け板11を下降させれ
ば、上記ピン15が下降し、上記フィルムキャリア1の
送り用孔1a内に完全に挿入される。このことで、この
フィルムキャリア1の位置ずれは補正され、上記半導体
素子3は精度良く位置決めされる。
【0057】この状態で、さらに上記上下駆動シリンダ
12が作動することで、上記上型8は上記下型9と当接
し、上記フィルムキャリア1の半導体素子3を打ち抜
く。打ち抜かれた半導体素子3(以下「TAB部品1
9」という)は、上記下型9の上面に吸着保持される。
【0058】この状態で、上記上型8を上昇させれば、
上記フィルムキャリア1から上記位置決めピン15が排
出されると共に、上記第1、第2の押圧ロッド49、5
0が上昇駆動される。このことで、再び上記第1、第2
のロ−ラ40、41は上方に駆動され、再び上記フィル
ムキャリア1を中途部を少し持ち上げた状態で水平に張
設する。
【0059】このようにして打ち抜かれ、上記下型9の
上面に吸着保持されたTAB部品19は、この下型9が
上記ガイドレ−ル13に沿って、図4に矢印(ハ)で示
すように移動することで、上記TAB部品19はこの打
ち抜き装置36から取り出される。(図1に示す状態)
次に、上記ボンディング装置38およびプリント基板搬
送部37について説明する。なお、従来例と同一の構成
要素には同一符号を付してその説明は省略する。
【0060】図1に示すように、上記打ち抜き装置36
の側方には、門形のフレ−ム65が設けられている。こ
のフレ−ム65の上端水平部65aは、X方向と平行に
設けられ、この水平部65aの上記打ち抜き部36に対
向する側面には、X方向に沿ってガイドレ−ル66が設
けられている。
【0061】また、このガイドレ−ル66には、上記ボ
ンディング装置36の装着ヘッド20を上下方向スライ
ド自在に保持する保持板18がX方向スライド自在に設
けられている。そして、この保持板18は上記フレ−ム
65に取着されたボ−ルネジ機構によってX方向に位置
決め駆動されるようになっている。
【0062】
【0063】この装着ヘッド20は、従来例と略同じ構
成を有し、図5に示すように、下端にパルスヒ−ト式の
ボンディングツ−ル21と、上記TAB部品19を吸着
保持する吸着ノズル22とを具備する。
【0064】一方、上記フレーム65の一端部には、図
1及び図5に示すように、このフレーム65を上下方向
に貫通する空洞部65bが設けられ、この空洞部65b
内には、上記架台35上にこのフレーム65と非接触に
立設された持柱68が設けられている。この持柱6
8の上部は、上記フレーム65の上面から上方へ突出さ
れ、この上部には、上記装着ヘッド20を上下駆動する
上下駆動機構70が設けられている。
【0065】図5に示すように、上記上下駆動機構70
は、上記保持柱68の上端面にケ−シング70aを具備
する。このケ−シング70aの上面には、駆動軸71a
をこのケ−シング70a内に突出させたシリンダ71が
固定されている。
【0066】また、このケ−シング70aには、カムレ
バ−72が長手方向中途部を揺動自在に枢支されてい
る。このカムレバ−72は、一端部に設けられたロ−ラ
72aを上記装着ヘッド20の上側へ延出させ、他端部
に設けられたカムフォロア72bを上記上下駆動シリン
ダ71の駆動軸71aの下端部に水平方向スライド自在
に取着されている。
【0067】また、上記フレ−ム65の上面からは、ブ
ラケット部65cが延出され、このブラケット部65c
には、光軸をZ方向と平行にしたCCDカメラ32(撮
像カメラ)が設けられている。このCCDカメラ32は
上記装着ヘッド20が上記フレ−ム65の他端部方向
(上記打ち抜き装置36の方向)に移動した場合に、上
記装着ヘッド20の下側に位置していたプリント基板3
0を撮像することができるようになっている。
【0068】また、図1に示すように、上記フレ−ム6
5の一端部に対応する上記架台35の上面には、上記プ
リント基板30をY方向に搬送し、上記装着ヘッド20
の下側に位置決めするプリント基板搬送部37が設けら
れている。
【0069】このプリント基板搬送部37は、未実装の
プリント基板30を複数枚収納保持する第1のマガジン
75と、実装済みプリント基板30を収納する第2のマ
ガジン76を具備し、この第1、第2のマガジン75、
76の間には、このマガジン75、76間で上記プリン
ト基板30を搬送する搬送部77が設けられている。
【0070】この搬送部77は、Y方向に設けられたガ
イドレ−ル77a上に、プリント基板30を水平に保持
するプリント基板保持部77bを具備する。このプリン
ト基板保持部77bは、上記第1のマガジン75からプ
リント基板30を取り出し、このプリント基板30を上
記フレ−ム65の下側に搬送し、位置決めする。そし
て、実装済みプリント基板30を上記第2のマガジン7
6に搬送し、収納する。
【0071】次に、このボンディング装置38の動作に
ついて説明する。
【0072】まず、図1に示すように、上記装着ヘッド
20は、上記フレ−ム65の他端部に移動され、上記打
ち抜き装置36の下型9上に保持されたTAB部品19
を上記吸着ノズル22を用いて吸着保持する。ついで、
この装着ヘッド20は、上記打ち抜き装置36とボンデ
ィング装置38との間に設けられた位置認識カメラ79
の上方に位置決めされ、この位置認識カメラ79によっ
て、その姿勢および位置が認識される。
【0073】この装着ヘッド20は、上記位置認識カメ
ラ79からの信号に基づいて、上記吸着ノズル22を回
転させ、上記TAB部品19の姿勢を補正する。一方、
このあいだに、上記ボンディング装置38は、上記CC
Dカメラ32を用いて上記プリント基板30を撮像し、
上記TAB部品19が実装される位置(実装部位B)を
認識する。
【0074】上記プリント基板搬送部37は、上記位置
認識カメラ79およびCCDカメラ32からの信号に基
づき、上記実装部位Bが上記TAB部品19に対向する
ように、上記プリント基板30をY方向に駆動し精密に
位置決めする。
【0075】ついで、上記装着ヘッド20はX方向に駆
動され、上記TAB部品19を上記所定の実装位置に対
向位置決めする。このことによって上記上下駆動機構7
0のカムレバ−72のロ−ラ72aは上記装着ヘッド2
0の上端面に当接する。そして、このTAB部品19が
上記実装部位Bに対向位置決めされたならば、上記上下
駆動機構70の上下駆動シリンダ71が作動し、上記カ
ムレバ−72を介して上記装着ヘッド20を下降駆動す
る。
【0076】このことで、上記装着ヘッド20は、上記
TAB部品19を上記プリント基板30の所定の実装位
置に載置すると共に、さらに下降駆動されることで、上
記ボンディングツ−ル21によって上記TAB部品19
のアウタリ−ドを上記プリント基板30に熱圧着する。
このとき、上記ボンディングツ−ル21が上記アウタリ
−ドを押圧する圧力は約200kgである。
【0077】この半導体装置製造装置は、上述のような
作業を、上記打ち抜き装置で上記フィルムキャリア1か
らTAB部品19を打ち抜く毎に行う。そして、上記プ
リント基板30に所定個数のTAB部品19が実装され
たならば、この実装済みのプリント基板30を上記基板
搬送部37によって第2のマガジン76に順次収納して
いく。
【0078】このような構成によれば、第1に、打ち抜
き位置Uにおいて、打ち抜き・否打ち抜きの決定および
動作を行うようにしたので、従来例と比較して制御手段
が簡略化される。また、稼働中に停電などのトラブルに
より装置電源が落ち、制御部の記憶が揮発した場合で
も、従来例と異なりフィルムキャリア1を巻き戻す必要
がないため、稼働率が低下するということはない。
【0079】第2に、上記打ち抜き装置36では、打ち
抜き時にフィルムキャリア1の張力を緩め、弛みをもた
せるようにしたので、位置決めピン15による最終位置
決めを確実に行うことができる。また、従来例のように
フィルムキャリア1の送り用孔1aを破損させることが
ない。
【0080】第3に、上記ボンディング装置38では、
装着ヘッド20およびCCDカメラ32を保持するフレ
−ム65と、上下駆動機構70を保持する保持柱68と
を別々に設けたので、上記ボンディング時の反力によっ
て上記上下駆動機構70を保持する保持柱68に曲げモ
−メントが生じても、上記フレ−ム65には曲げモ−メ
ントは生じない。このため、上記CCDカメラ32の光
軸がずれたり傾いたりするということがない。このこと
により、従来例と比較して信頼性の高いボンディングを
行うことが可能である。
【0081】なお、この発明は上記一実施例に限定され
るものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々変
形可能である。
【0082】例えば、上記一実施例では、上記TAB部
品19をプリント基板30に実装していたが、これに限
定されるものではなく、例えば液晶ガラス基板に実装す
るものであっても良い。
【0083】また、上記一実施例では、上記付勢手段と
して上記第1、第2のロ−ラ40、41をスプリング4
5で付勢したものを用いていたが、これに限定されるも
のではなく、例えば、スプロケットをシリンダで付勢す
るようにしても良い。
【0084】上記一実施例では、打ち抜かれたTAB部
品19を取り出す取り出し手段として下型を用いていた
が、これに限定されるものではなく、例えば、この下型
19と別に設けられた吸着ア−ムを用いるようにしても
良い。
【0085】また、上記一実施例では、装着ヘッド20
を駆動する上記駆動機構70として上下駆動シリンダ7
1でカムレバ−72を揺動駆動するものを用いていた
が、上記上下駆動シリンダ71で直接上記装着ヘッド2
0を上下駆動するものであっても良い。以上のべたよう
に、本実施例の第1の構成は、フィルムキャリアにイン
ナ−リ−ドボンディングされた半導体素子を打ち抜く半
導体装置製造装置において、上記フィルムキャリアを送
り駆動する送り駆動部と、フィルムキャリアを1方向へ
付勢することで、このフィルムキャリアを所定の張力で
張設する付勢手段と、上記付勢手段によって張設された
フィルムキャリアを挟んで対向配置され、接離する方向
に駆動されることで上記フィルムキャリアの打ち抜きを
行う打ち抜き用型と、上記打ち抜き用型に設けられ打ち
抜きの直前に上記フィルムキャリアの送り用孔に挿入さ
れることでこのフィルムキャリアの位置決めを行う位置
決めピンと、上記打ち抜き用型と連動し、打ち抜き直前
に上記付勢手段を駆動し、上記フィルムキャリアの付勢
を解除する押圧ロッドとを具備するものである。本実施
例の第2の構成は、フィルムキャリアにインナ−リ−ド
ボンディングされた半導体素子を打ち抜く半導体装置製
造装置において、上記フィルムキャリアを間欠送り駆動
し、上記半導体素子を所定の打ち抜き位置に順次停止さ
せる送り駆動部と、上記打ち抜き位置に配置され、接離
する方向に駆動されることで上記フィルムキャリアの打
ち抜きを行う打ち抜き用型と、上記打ち抜かれた半導体
素子を上記型から取り出す取り出し手段と、この取り出
し手段に連動して設けられ、この取り出し手段が半導体
素子を取り出した際に、上記打ち抜き位置に挿入され、
上記打ち抜き位置に位置する次に打ち抜きが行われるフ
ィルムキャリアを認識する検出手段とを具備するもので
ある。このような構成によれば、第1に、打ち抜き時に
フィルムキャリアの張力を緩め、弛みをもたせるように
したので、位置決めピンによる最終位置決めを確実に行
うことができる。また、従来例のようにフィルムキャリ
アの送り用孔を破損させることがない。第2に、打ち抜
き位置において、打ち抜き・否打ち抜きの決定および動
作を 行うようにできるので、従来例と比較して制御手段
が簡略化することができる。また、稼働中に停電などの
トラブルにより装置電源が落ち、制御部の記憶が揮発し
た場合でも、従来例と異なりフィルムキャリアを巻き戻
す必要がないため、稼働率が低下するということはな
い。
【0086】
【発明の効果】以上のべたように、本発明によれば、半
導体装置を精度良く製造することが可能となる。
【0087】
【0088】
【0089】
【0090】
【0091】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す全体斜視図。
【図2】同じく、(a)は打ち抜き装置を示す正面図、
(b)は打ち抜き装置の打ち抜き動作を示す正面図。
【図3】同じく、(a)は打ち抜き装置を示す平面図、
(b)は側面図。
【図4】同じく、打ち抜き装置の動作を示す平面図。
【図5】同じく、ボンディング装置を示す一部断面を有
する側面図。
【図6】フィルムキャリアを示す平面図。
【図7】従来例の打ち抜き装置を示す正面図。
【図8】同じく、ボンディング装置を示す一部断面を有
する側面図。
【符号の説明】
1…フィルムキャリア、3…半導体素子、8…上型(打
ち抜き用型)、9…下型(打ち抜き用型、取り出し手
段)、19…TAB部品(半導体素子)、20…装着ヘ
ッド、30…プリント基板(基板)、32…CCDカメ
ラ(撮像カメラ)、35…架台、40…第1のロ−ラ
(付勢手段)、49…押圧ロッド、61…センサ(検出
手段)、65…フレ−ム、68…支持柱、70…上下駆
動機構。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムキャリアにインナ−リ−ドボン
    ディングされた半導体素子を打ち抜く半導体装置製造装
    置において、上記フィルムキャリアを送り駆動する送り
    駆動部と、フィルムキャリアを所定方向へ付勢すること
    で、このフィルムキャリアを所定の張力で張設する付勢
    手段と、上記付勢手段によって張設されたフィルムキャ
    リアを挟んで対向配置され、接離する方向に駆動される
    ことで上記フィルムキャリアの打ち抜きを行う打ち抜き
    用型と、上記打ち抜き用型に設けられ打ち抜きの直前に
    上記フィルムキャリアの送り用孔に挿入されることでこ
    のフィルムキャリアの位置決めを行う位置決めピンと、
    上記打ち抜き用型と連動し、打ち抜き直前に上記付勢手
    段を駆動し、上記フィルムキャリアの付勢を解除する押
    圧ロッドとを具備することを特徴とする半導体装置製造
    装置。
  2. 【請求項2】 フィルムキャリアにインナ−リ−ドボン
    ディングされた半導体素子を打ち抜く半導体装置製造装
    置において、上記フィルムキャリアを間欠送り駆動し、
    上記半導体素子を所定の打ち抜き位置に順次停止させる
    送り駆動部と、上記打ち抜き位置に配置され、接離する
    方向に駆動されることで上記フィルムキャリアの打ち抜
    きを行う打ち抜き用型と、上記打ち抜かれた半導体素子
    を上記型から取り出す取り出し手段と、この取り出し手
    段に連動して設けられ、この取り出し手段が半導体素子
    を取り出した際に、上記打ち抜き位置に挿入され、上記
    打ち抜き位置に位置する次に打ち抜きが行われるフィル
    ムキャリアを認識する検出手段とを具備することを特徴
    とする半導体装置製造装置。
  3. 【請求項3】 フィルムキャリアにインナーリードボン
    ディングされた半導体素子を打ち抜く半導体装置の製造
    方法において、 上記フィルムキャリアを送り駆動する送り工程と、 フィルムキャリアを付勢手段により所定方向へ付勢する
    ことで、このフィルムキャリアを所定の張力で張設する
    付勢工程と、 上記付勢工程によって張設されたフィルムキャリアを挟
    んで対向配置され、接離する方向に駆動される打ち抜き
    型と連動して駆動する位置決めピンを上記フィルムキ
    ャリアの送り用孔に挿入して位置決めを行う位置決め工
    程と、 上記位置決め工程と平行して上記打ち抜き用型と連動し
    て駆動する押圧ロッドにより上記付勢手段により付勢さ
    れている上記フィルムキャリアの付勢を解除する付勢解
    除工程と、 上記打ち抜き用型により上記フィルムキャリアの打ち抜
    きを行う打ち抜き工程とを具備することを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 フィルムキャリアにインナーリードボン
    ディングされた半導体素子を打ち抜く半導体装置の製造
    方法において、 上記フィルムキャリアを送り駆動部により間欠送り駆動
    し、上記半導体素子を所定の打ち抜き位置に順次停止さ
    せる送り工程と、 上記打ち抜き位置に配置され、接離する方向に駆動する
    打ち抜き用型により上記フィルムキャリアの打ち抜きを
    行う打ち抜き工程と、 上記打ち抜かれた半導体素子を上記打ち抜き用型から取
    り出し手段により取り出す取り出し工程と、 この取り出し工程と連動して取り出し手段が半導体素子
    を取り出した際に、上記打ち抜き位置に挿入され、上記
    打ち抜き位置に位置する次に打ち抜きが行われるフィル
    ムキャリアを検出手段により認識する検出工程とを具備
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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