JP3247133B2 - 高画質トナー用レジン - Google Patents

高画質トナー用レジン

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JP3247133B2
JP3247133B2 JP34532891A JP34532891A JP3247133B2 JP 3247133 B2 JP3247133 B2 JP 3247133B2 JP 34532891 A JP34532891 A JP 34532891A JP 34532891 A JP34532891 A JP 34532891A JP 3247133 B2 JP3247133 B2 JP 3247133B2
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弘一 伊藤
昌宏 伊藤
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法によるコピ
ー機やプリンターに用いられる非オフセット性、定着
性、耐ブロッキング性ならびに画像特性に優れた高画質
トナー用レジンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を利用したコピー機やプリン
ターは、印刷の高速化、画像特性の高品質化が計られ、
これに用いられるトナーあるはトナー用レジンにも、定
着性、非オフセット性、画質特性に優れたものが要求さ
れている。
【0003】一般に、高速タイプのコピー機やプリンタ
ーに使用されるトナー用レジンとしては、線状タイプの
スチレン−アクリル系樹脂で、高分子量重合体と低分子
量重合体との混合物として使用されている。従来、トナ
ー用レジンの定着性、非オフセット性は、高分子量重合
体と低分子量重合体の分子量や含有量をコントロール
し、高分子量重合体と低分子量重合体のバランスを考慮
して改良していた。また、画像特性については、高分子
量重合体と低分子量重合体との混合比によってレジンの
粉砕性をコントロールし、印刷時のトナーおよびトナー
用レジンの過粉砕を防止して、カブリのない鮮明な画像
を得る方法がなされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分子量
の異なる重合体を混合する場合には、定着性と非オフセ
ット性とのバランスが損われる恐れがあり、定着性と非
オフセット性のバランスは十分なものではなっかた。ま
た、印刷速度の高速化に伴って、帯電発生工程において
トナーとキャリアが激しく混合され、トナーおよびトナ
ー用レジンは過粉砕される場合が殆どであり、画像特性
の改善も十分ではなかった。
【0005】画像特性に関しては、画像を形成する前工
程である帯電工程に着目し、帯電がより安定して得られ
る方法として、酸モノマーを導入し立ち上がり帯電を改
良する試みがなされていた。しかし、酸モノマーの導入
により樹脂の酸価が高くなり、環境安定性、特に湿度に
よる影響により、帯電が安定して得られなかった。ま
た、レジンに含有される残存モノマーや残存溶剤を低減
して、画像のカブリを防止する方法も試みられている
が、残存モノマーの低減だけでは鮮明な画像を得ること
は困難であった。そこで、本発明の目的は、定着性と非
オフセット性とのバランスに優れるとともに、画像特性
ならびに耐ブロッキング性に優れたトナー用レジンを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な状況に鑑み、トナー用レジンについて鋭意検討した結
果、トナー用レジンの高分子量重合体と低分子量重合体
との分子量、混合比、酸価およびその比率をコントロー
ルし、残存モノマーおよび残存溶剤の含有量、ガラス転
移温度、軟化温度および酸価のバランスをとることによ
り定着性、非オフセット性、画像特性および耐ブロッキ
ング性に優れ、立ち上がり帯電等の帯電特性の良好な高
画質トナー用レジンを得られることを見出し、本発明に
到達したものである。
【0007】すなわち、本発明の高画質トナー用レジン
は、重量平均分子量が3×105 〜1.5×106 であ
り、酸価(AVH )が0.5〜20mgKOH/gであ
る高分子量重合体15〜40重量%と、重量平均分子量
が3×103 〜6×104 であり、酸価(AVL )が
0.5〜20mgKOH/gである低分子量重合体60
〜85重量%とからなる酸価20mgKOH/g以下の
スチレン−アクリル系共重合体であって、AVH /AV
L が0.025〜40、残存モノマーおよび/または残
存溶剤が1000ppm以下、ガラス転移温度が50〜
68℃、軟化温度が110〜145℃であることを特徴
とするものである。
【0008】本発明のトナー用レジンに用いられるスチ
レン−アクリル系共重合体は、スチレン系モノマーとア
クリル系モノマーを含むラジカル重合可能な重合性ビニ
ルモノマーとを共重合したものであう。使用されるモノ
マーは特に限定されるものではなないが、スチレン系モ
ノマーとしては、スチレン、o−メチルスチレン、m−
メチルスチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチ
レン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレ
ン、p−n−ブチルスチレン、p−tert−ブチルス
チレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−オクチル
スチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デンシル
スチレン、p−n−ドデシルスチレン、p−メトキシス
チレン、p−フェニルスチレン、3,4−ジクロシルス
チレン等が挙げられ、これらの1種または2種以上を使
用することができる。
【0009】また、重合性ビニル系モノマーとしては、
例えば、アクリル酸、アクリル酸エチル、アクリル酸メ
チル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸t−ブチル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸イソブチ
ル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ドデシル、アクリ
ル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸フェ
ニル、アクリル酸アルキル、アクリル酸グリシジル、ア
クリル酸2−ヒドロキシメチル、アクリル酸2−ヒドロ
キシエチル、アクリル酸ベンジル、メタアクリル酸、メ
タアクリル酸エチル、メタアクリル酸メチル、メタアク
リル酸n−ブチル、メタアクリル酸t−ブチル、メタア
クリル酸2−エチルヘキシル、メタアクリル酸イソブチ
ル、メタアクリル酸プロピル、メタアクリル酸ドデシ
ル、メタアクリル酸ラウリル、メタアクリル酸ステアリ
ル、メタアクリル酸フェニル、メタアクリル酸アルキ
ル、メタアクリル酸グリシジル、メタアクリル酸2−ヒ
ドロキシメチル、メタアクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、メタアクリル酸ベンジル、メタアクリル酸ジメチル
アミノエチル、メタアクリル酸ジエチルアミノエチル等
のアクリル系モノマー、マレイン酸、マレイン酸ブチ
ル、マレイン酸メチル、マレイン酸ジメチル、フマル
酸、フマル酸ブチル、フマル酸ジブチル、フマル酸ジイ
ソブチル、フマル酸ジメチル、フマル酸ジエチル等の不
飽和二塩基酸、ε−カプロラクトンとアクリル系モノマ
ーとを付加したモノマー、ビスフェノールA誘導体系ア
クリル系モノマー等が挙げられ、これらの1種または2
種以上を使用することができる。
【0010】また、本発明においては、分子量を調整す
るために連鎖移動剤を使用することもできる。連鎖移動
剤としては、α−メチルスチレンダイマー、n−ドデシ
ルメルカプタン、チオグリコール酸2−エチルヘキシ
ル、n−オクチルメルカプタン等が挙げられる。
【0011】上記のような成分から得られた本発明のト
ナー用レジンは、重量平均分子量が3×105 〜1.5
×106 である高分子量重合体15〜40重量%と、重
量平均分子量が3×103 〜6×104 である低分子量
重合体60〜85重量%からなる。高分子量重合体およ
び低分子量重合体の重量平均分子量と混合比が、それぞ
れ上記範囲にある場合に、定着性と非オフセット性のバ
ランスに優れている。好ましくは、重量平均分子量が4
×105 〜9×105 である高分子量重合体20〜35
重量%と、重量平均分子量が4×103 〜5×104
ある低分子量重合体65〜80重量%からなるトナー用
レジンである。
【0012】また、本発明のトナー用レジンでは、高分
子量重合体の酸価(AVH )が0.5〜20mgKOH
/g、低分子量重合体の酸価(AVL )が0.5〜20
mgKOH/gであり、AVH /AVL が0.025〜
40であるとともに、レジンの酸価が20mgKOH/
g以下である。これらの酸価を満足するトナー用レジン
は耐湿性に優れ、トナー化の際に使用される顔料、荷電
制御剤、ワックス等の添加剤の分散性が良好で、トナー
の帯電性が安定し、環境に影響されない鮮明な画像が得
られるものである。好ましくは、高分子量重合体の酸価
(AVH )が0.5〜15mgKOH/g、低分子量重
合体の酸価(AVL )が0.5〜15mgKOH/g、
AVH /AVL が0.025〜30であり、レジンの酸
価が15mgKOH/g以下の範囲である。
【0013】すなわち、高分子量重合体の酸価と低分子
量重合体の酸価の比率(AVH /AVL )は、画像特性
との関係から両重合体の酸価のバランスを考慮したもの
で、AVH /AVL が0.025未満では低分子量重合
体の酸価が大きく、耐湿性に劣り安定した画像を得るの
が困難であり、逆に40を超えると高分子量重合体の酸
価が大きく、耐湿性に劣り安定した画像が得られ難く、
レジンの粉砕性にも劣るためである。また、高分子量重
合体および低分子量重合体の酸価が0.5mgKOH/
g未満ではレジンの製造が困難であり、逆に、20mg
KOH/gを超える場合には、耐湿性に劣り安定した画
像が得られ難いためである。さらに、レジンの酸価が2
0mgKOH/gを超える場合も、耐湿性に劣り安定し
た画像が得られ難いためである。
【0014】本発明のトナー用レジンにおいては、残存
モノマーおよび/または残存溶剤が1000ppm以下
であり、好ましくは800ppm以下の範囲である。こ
れは、残存モノマーおよび/または残存溶剤が1000
ppmを超えると、画像にカブリが生じ鮮明な画像が得
られないためである。
【0015】上記酸価、残存モノマーおよび/残存溶剤
の範囲を満足する本発明のトナー用レジンにおいて、マ
イナス帯電トナーを得るためにはモノマーとしてアクリ
ル酸2−ヘチルヘキシルを、プラス帯電トナーを得るた
めにはメタアクリル酸ジエチルアミノエチルを使用する
ことが、立ち上がり帯電等の帯電特性の観点から好まし
い。アクリル酸2−ヘチルヘキシルは、5〜30重量%
の範囲で使用することが好ましく、アクリル酸2−ヘチ
ルヘキシルが5重量%未満では、トナーのマイナス帯電
性が弱く、30重量%を超えるとレジンのガラス転移温
度が低下し、耐ブロッキング性に劣るためである。ま
た、メタアクリル酸ジエチルアミノエチルは0.1〜5
重量%の範囲で使用することが好ましいく、さらに好ま
しくは1〜4重量%の範囲である。これは、メタアクリ
ル酸ジエチルアミノエチルが0.1重量%未満では、ト
ナーのプラス帯電性が弱く、5重量%を超えると耐湿性
に劣るためである。
【0016】また、本発明のトナー用レジンのガラス転
移温度は50〜68℃の範囲であり、好ましくは54〜
66℃の範囲である。これは、トナー用レジンのガラス
転移温度を上記範囲とすることによって、定着性を損な
うことなく耐ブロッキング性を良好にできるためであ
り、ガラス転移温度が50℃未満では耐ブロッキング性
が十分でなくトナーの保存性に劣り、68℃を超えると
定着性に劣るためである。
【0017】さらに、本発明においては、トナーの定着
性の観点から、トナー用レジンの軟化温度は110〜1
45℃の範囲であり、好ましくは120〜140℃の範
囲である。これは、軟化温度が110℃未満では非オフ
セット性に劣り、逆に145℃を超えると定着性が劣る
ためである。
【0018】本発明のトナー用レジンの製造方法は特に
限定されるものではなく、それぞれの分子量分布を有す
る重合体を混合して、押出機、ニーダー、ミキサー等で
溶融混練してもよいし、懸濁重合法、溶液重合法、乳化
重合法、塊状重合法等の重合法あるいはこれらを組合せ
た方法等で製造してもよい。それぞれの重合法を組合せ
てレジンを得る場合には、乳化−懸濁重合、塊状−懸濁
重合、溶液−懸濁重合、懸濁−懸濁重合、塊状−溶液重
合、溶液−溶液重合、塊状−塊状重合の組合せが好まし
い。
【0019】また、残存モノマーあるいは残存溶剤の処
理は、90℃以上で熱処理を行う工程および/または蒸
留工程を重合後に行うことが好ましい。特に、熱処理を
行う場合には、残存モノマー処理を目的とした開始剤を
使用することが好ましく、蒸留工程を行う場合には10
0℃以上で行うことが好ましい。
【0020】さらに、トナー用レジンの重合には、過酸
化物系開始剤やアゾ系開始剤等のラジカル重合触媒の1
種あるいは2種以上を使用することができる。ラジカル
重合触媒としては、例えば、過硫酸カリウム、過酸化ベ
ンゾイル、t−ブチルパーオキシベンゾエイト、2,2
−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、1,1−ア
ゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)等が挙
げられる。
【0021】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を具体的に説明
する。実施例において、重量平均分子量はゲルパーミエ
ーショングロマトグラフィーによる測定値であり、テト
ラヒドロフランを溶剤とし、東ソー社製HCL−802
0により測定し、ポリスチレン換算により求めた。酸価
は、トルエン溶媒中でKOHによる適定法により求め
た。ガラス転移温度(Tg)は、サンプルを100℃で
メルトクエンチした後、示差型熱量計によって昇温速度
10℃/minで測定した。軟化温度は、島津製作所社
製フローテスターCFT−500を使用して、荷重30
Kgf、昇温速度3℃/分、ノズル1.0mmφ×10
mmの条件で測定し、サンプルが1/2流出した時の温
度を測定し、これを軟化温度とした。残存モノマーおよ
び残存溶剤の含有量は、ガスクロマトグラフィーにより
求めた。
【0022】定着性、非オフセット性は、複写速度を自
由に変えることの可能なマイナス帯電トナー用あるいは
プラス帯電トナー用の複写機を使用して、印刷速度を5
00mm/秒に設定して評価した。画像特性は、複写速
度を自由に変えることの可能なマイナス帯電トナー用あ
るいはプラス帯電トナー用の複写機を使用して、印刷速
度を500mm/秒に設定して、トナーが十分に定着す
る温度で5000枚のコピーを行い、得られた画像のカ
ブリ現象の有無によって評価した。
【0023】立ち上がり帯電性は、キャリアとトナーを
ボールミルで撹拌混合した後、ブローオフ測定装置で帯
電量を測定し、帯電量が安定するまでの時間を測定し
た。
【0024】耐ブロッキング性は、トナー1gを50℃
に保った熱風乾燥機内で50時間放置後のトナーの凝集
状態により評価した。
【0025】製造例1 温度計、撹拌機、蒸留塔を備えた反応容器に、脱イオン
水6000重量部とアリルアルコール誘導体の反応性乳
化剤5重量との混合液を投入した後、スチレン780重
量部、アクリル酸2−エチルヘキシル200重量部、メ
タアクリル酸20重量部および過硫酸カリウム2.5重
量部の混合液を投入した。その後、反応容器にN2 ガス
を導入して約1時間N2 置換を行い、撹拌回転数を15
0rpmに保持し、反応系を72℃まで昇温し乳化重合
を約3時間行いエマルジョンを得た。次いで、反応系を
100℃まで昇温し残存モノマーと脱イオン水との混合
液1200ccを流出させた。その後、温度を下げてエ
マルジョンを塩析しレジン1を得た。得られたレジン1
は、酸価が11.3mgKOH/gで、重量平均分子量
が7.5×105 であった。
【0026】製造例2 温度計、撹拌機、蒸留塔を備えた反応容器に、脱イオン
水6000重量部とアリルアルコール誘導体の反応性乳
化剤5重量との混合液を投入した後、スチレン795重
量部、アクリル酸2−エチルヘキシル200重量部、メ
タアクリル酸5重量部および過硫酸カリウム3重量部の
混合液を投入した。その後、反応容器にN2 ガスを導入
して約1時間N2 置換を行い、撹拌回転数を150rp
mに保持し、反応系を75℃まで昇温し乳化重合を約3
時間行いエマルジョンを得た。次いで、反応系を100
℃まで昇温し残存モノマーと脱イオン水との混合液12
00ccを流出させた。その後、温度を下げてエマルジ
ョンを塩析しレジン2を得た。得られたレジン2は、酸
価が3.2mgKOH/gで、重量平均分子量が4.5
×105 であった。
【0027】製造例3 温度計、撹拌機、蒸留塔を備えた反応容器に、脱イオン
水6000重量部とアリルアルコール誘導体の反応性乳
化剤5重量との混合液を投入した後、スチレン770重
量部、アクリル酸2−エチルヘキシル200重量部、メ
タアクリル酸30重量部および過硫酸カリウム2重量部
の混合液を投入した。その後、反応容器にN2 ガスを導
入して約1時間N2 置換を行い、撹拌回転数を150r
pmに保持し、反応系を68℃まで昇温し乳化重合を約
3時間行いエマルジョンを得た。次いで、反応系を10
0℃まで昇温し残存モノマーと脱イオン水との混合液1
200ccを流出させた。その後、温度を下げてエマル
ジョンを塩析しレジン3を得た。得られたレジン3は、
酸価が18.2mgKOH/gで、重量平均分子量が
1.05×106 であった。
【0028】製造例4 温度計、撹拌機、蒸留塔を備えた反応容器に、脱イオン
水6000重量部とアリルアルコール誘導体の反応性乳
化剤5重量との混合液を投入した後、スチレン795重
量部、アクリル酸n−ブチル200重量部、メタアクリ
ル酸5重量部および過硫酸カリウム2.5重量部の混合
液を投入した。その後、反応容器にN2ガスを導入して
約1時間N2 置換を行い、撹拌回転数を150rpmに
保持し、反応系を72℃まで昇温し乳化重合を約3時間
行いエマルジョンを得た。次いで、反応系を100℃ま
で昇温し残存モノマーと脱イオン水との混合液1200
ccを流出させた。その後、温度を下げてエマルジョン
を塩析しレジン4を得た。得られたレジン4は、酸価が
3.3mgKOH/gで、重量平均分子量が7.5×1
5 であった。
【0029】製造例5 温度計、撹拌機、蒸留塔を備えた反応容器に、脱イオン
水2000重量部とポリビニルアルコール4.5重量と
の混合液を投入した後、スチレン780重量部、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル200重量部、メタアクリル酸
20重量部およびα−メチルスチレンダイマー10重量
部の混合液を投入し、撹拌回転数を350rpmに保持
して過酸化ベンゾイル80重量部とt−ブチルパーオキ
シベンゾエイト10重量部を投入した。その後、反応容
器を密閉状態に保持して、反応系の温度を130℃まで
約30分間で昇温し懸濁重合を約2時間行った。次い
で、反応系の温度を100℃まで下げ、反応系を常圧に
もどし、残存モノマー約400ccを脱イオン水ととも
に反応系外に流出させた。その後、反応系を90℃に保
持して水酸化ナトリウム15重量部を投入して、約30
分間アルカリ処理を行った。反応系を室温まで下げてレ
ジン5を得た。得られたレジン5は、酸価が12.9m
gKOH/gで、重量平均分子量が9×103 であっ
た。
【0030】製造例6 温度計、撹拌機、蒸留塔を備えた反応容器に、脱イオン
水2000重量部とポリビニルアルコール4.5重量と
の混合液を投入した後、スチレン795重量部、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル200重量部、メタアクリル酸
5重量部およびα−メチルスチレンダイマー15重量部
の混合液を投入し、撹拌回転数を350rpmに保持し
て過酸化ベンゾイル80重量部とt−ブチルパーオキシ
ベンゾエイト10重量部を投入した。その後、反応容器
を密閉状態に保持して、反応系の温度を130℃まで約
30分間で昇温し懸濁重合を約2時間行った。次いで、
反応系の温度を100℃まで下げ、反応系を常圧にもど
し、残存モノマー約400ccを脱イオン水とともに反
応系外に流出させた。その後、反応系を90℃に保持し
て水酸化ナトリウム15重量部を投入して、約30分間
アルカリ処理を行った。反応系を室温まで下げてレジン
6を得た。得られたレジン6は、酸価が2.9mgKO
H/gで、重量平均分子量が4.5×103 であった。
【0031】製造例7 温度計、撹拌機、蒸留塔を備えた反応容器に、脱イオン
水2000重量部とポリビニルアルコール4.5重量と
の混合液を投入した後、スチレン770重量部、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル200重量部、メタアクリル酸
30重量部およびα−メチルスチレンダイマー5重量部
の混合液を投入し、撹拌回転数を350rpmに保持し
て過酸化ベンゾイル80重量部とt−ブチルパーオキシ
ベンゾエイト10重量部を投入した。その後、反応容器
を常圧に保持して、反応系の温度を88℃まで約30分
間で昇温し懸濁重合を約2時間行った。次いで、反応系
の温度を100℃まで昇温し、残存モノマー約400c
cを脱イオン水とともに反応系外に流出させた。その
後、反応系を90℃に保持して水酸化ナトリウム15重
量部を投入して、約30分間アルカリ処理を行った。反
応系を室温まで下げてレジン7を得た。得られたレジン
7は、酸価が18.9mgKOH/gで、重量平均分子
量が1.75×104 であった。
【0032】製造例8 温度計、撹拌機、蒸留塔を備えた反応容器に、脱イオン
水2000重量部とポリビニルアルコール4.5重量と
の混合液を投入した後、スチレン795重量部、アクリ
ル酸n−ブチル170重量部、メタアクリル酸5重量部
およびメタアクリル酸ジエチルアミノエチル30重量部
の混合液を投入し、撹拌回転数を350rpmに保持し
て2,2−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)70
重量部を投入した。その後、反応容器を常圧に保持し
て、反応系の温度を78℃まで約30分間で昇温し懸濁
重合を約2時間行った。次いで、反応系の温度を100
℃まで昇温し、残存モノマー約400ccを脱イオン水
とともに反応系外に流出させた。その後、反応系を室温
まで下げてレジン8を得た。得られたレジン8は、酸価
が2.9mgKOH/gで、重量平均分子量が2.85
×104 であった。
【0033】製造例9 温度計、撹拌機、蒸留塔を備えた反応容器に、脱イオン
水2000重量部とポリビニルアルコール4.5重量と
の混合液を投入した後、スチレン795重量部、アクリ
ル酸n−ブチル190重量部、メタアクリル酸5重量部
およびメタアクリル酸ジエチルアミノエチル10重量部
の混合液を投入し、撹拌回転数を350rpmに保持し
て2,2−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)80
重量部と1,1−アゾビス(シクロヘキサン−1−カル
ボニトリル)10重量を投入した。その後、反応容器を
密閉状態に保持して、反応系の温度を100℃まで約3
0分間で昇温し懸濁重合を約2時間行った。次いで、反
応系の温度を100℃に維持したまま、残存モノマー約
400ccを脱イオン水とともに反応系外に流出させ
た。その後、応系を室温まで下げてレジン9を得た。得
られたレジン9は、酸価が2.5mgKOH/gで、重
量平均分子量が8.5×103 であった。
【0034】製造例10 温度計、撹拌機、蒸留塔を備えた反応容器に、脱イオン
水2000重量部とポリビニルアルコール4.5重量と
の混合液を投入した後、スチレン790重量部、アクリ
ル酸n−ブチル150重量部、メタアクリル酸5重量部
およびメタアクリル酸ジエチルアミノエチル50重量部
の混合液を投入し、撹拌回転数を350rpmに保持し
て2,2−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)50
重量部を投入した。その後、反応容器を常圧に保持し
て、反応系の温度を78℃まで約30分間で昇温し懸濁
重合を約2時間行った。次いで、反応系の温度を100
℃まで昇温し、残存モノマー約400ccを脱イオン水
とともに反応系外に流出させた。その後、反応系を室温
まで下げてレジン10を得た。得られたレジン10は、
酸価が2.1mgKOH/gで、重量平均分子量が5.
55×104 であった。
【0035】製造例11 温度計、撹拌機、蒸留塔を備えた反応容器に、脱イオン
水6000重量部とアリルアルコール誘導体の反応性乳
化剤5重量との混合液を投入した後、スチレン800重
量部、アクリル酸n−ブチル200重量部および過硫酸
カリウム2.5重量部の混合液を投入した。その後、反
応容器にN2 ガスを導入し約1時間N2置換を行い、撹
拌回転数を150rpmに保持し、反応系を72℃まで
昇温し乳化重合を約3時間行いエマルジョンを得た。次
いで、反応系を100℃まで昇温し残存モノマーと脱イ
オン水との混合液1200ccを流出させた。その後、
温度を下げてエマルジョンを塩析しレジン11を得た。
得られたレジン11は、酸価が0.5mgKOH/g
で、重量平均分子量が7×105 であった。
【0036】製造例12 温度計、撹拌機、蒸留塔を備えた反応容器に、脱イオン
水2000重量部とポリビニルアルコール4.5重量と
の混合液を投入した後、スチレン800重量部、アクリ
ル酸n−ブチル200重量部およびα−メチルスチレン
ダイマー10重量部の混合液を投入し、撹拌回転数を3
50rpmに保持して過酸化ベンゾイル80重量部とt
−ブチルパーオキシベンゾエイト10重量部を投入し
た。その後、反応容器を密閉状態に保持して、反応系の
温度を130℃まで約30分間で昇温し懸濁重合を約2
時間行った。次いで、反応系の温度を100℃まで下
げ、反応系を常圧にもどし、残存モノマー約400cc
を脱イオン水とともに反応系外に流出させた。その後、
反応系を90℃に保持して水酸化ナトリウム15重量部
を投入して、約30分間アルカリ処理を行った。反応系
を室温まで下げてレジン12を得た。得られたレジン1
2は、酸価が0.5mgKOH/gで、重量平均分子量
が8.7×103 であった。
【0037】製造例13 温度計、撹拌機、蒸留塔を備えた反応容器に、脱イオン
水6000重量部とアリルアルコール誘導体の反応性乳
化剤5重量との混合液を投入した後、スチレン660重
量部、アクリル酸n−ブチル300重量部、メタアクリ
ル酸40重量部および過硫酸カリウム2.5重量部の混
合液を投入した。その後、反応容器にN2 ガスを導入し
て約1時間N2 置換を行い、撹拌回転数を150rpm
に保持し、反応系を72℃まで昇温し乳化重合を約3時
間行いエマルジョンを得た。次いで、反応系を100℃
まで昇温し残存モノマーと脱イオン水との混合液120
0ccを流出させた。その後、温度を下げてエマルジョ
ンを塩析しレジン13を得た。得られたレジン13は、
酸価が26.5mgKOH/gで、重量平均分子量が
7.5×105 であった。
【0038】製造例14 温度計、撹拌機、蒸留塔を備えた反応容器に、脱イオン
水2000重量部とポリビニルアルコール4.5重量と
の混合液を投入した後、スチレン660重量部、アクリ
ル酸n−ブチル300重量部、メタアクリル酸40重量
部およびα−メチルスチレンダイマー10重量部の混合
液を投入し、撹拌回転数を350rpmに保持して過酸
化ベンゾイル80重量部とt−ブチルパーオキシベンゾ
エイト10重量部を投入した。その後、反応容器を密閉
状態に保持して、反応系の温度を130℃まで約30分
間で昇温し懸濁重合を約2時間行った。次いで、反応系
の温度を100℃まで下げ、反応系を常圧にもどし、残
存モノマー約400ccを脱イオン水とともに反応系外
に流出させた。その後、反応系を90℃に保持して水酸
化ナトリウム15重量部を投入して、約30分間アルカ
リ処理を行った。反応系を室温まで下げてレジン14を
得た。得られたレジン14は、酸価が26.4mgKO
H/gで、重量平均分子量が9×103 であった。
【0039】製造例15 温度計、撹拌機、蒸留塔を備えた反応容器に、脱イオン
水6000重量部とアリルアルコール誘導体の反応性乳
化剤5重量との混合液を投入した後、スチレン795重
量部、アクリル酸n−ブチル200重量部、メタアクリ
ル酸5重量部および過硫酸カリウム2.5重量部の混合
液を投入した。その後、反応容器にN2ガスを導入して
約1時間N2 置換を行い、撹拌回転数を150rpmに
保持し、反応系を72℃まで昇温し乳化重合を約3時間
行いエマルジョンを得た。次いで、反応系の温度を下げ
てエマルジョンを塩析しレジン15を得た。得られたレ
ジン15は、酸価が3.3mgKOH/gで、重量平均
分子量が7.5×105 であった。
【0040】製造例16 温度計、撹拌機、蒸留塔を備えた反応容器に、脱イオン
水2000重量部とポリビニルアルコール4.5重量と
の混合液を投入した後、スチレン795重量部、アクリ
ル酸n−ブチル190重量部、メタアクリル酸5重量部
およびメタアクリル酸ジエチルアミノエチル10重量部
の混合液を投入し、撹拌回転数を350rpmに保持し
て2,2−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)80
重量部と1,1−アゾビス(シクロヘキサン−1−カル
ボニトリル)10重量を投入した。その後、反応容器を
密閉状態に保持して、反応系の温度を100℃まで約3
0分間で昇温し懸濁重合を約2時間行った。次いで、反
応系の温度を室温まで下げてレジン16を得た。得られ
たレジン16は、酸価が2.5mgKOH/gで、重量
平均分子量が8.5×103 であった。
【0041】実施例1 製造例1で得たレジン1を20重量部および製造例5で
得たレジン5を80重量部を、ミキサー用いて180℃
でブレンドしてトナー用レジンを得た。得られたトナー
用レジンは、ガラス転移温度が64℃、軟化温度が13
5℃、酸価が12.5mgKOH/g、AVH /AVL
が0.88であった。また、ゲルパーミエーションクロ
マトグラフィーによる分子量分布において、高分子領域
と低分子量領域に二つのピークが存在し、高分子領域の
重量平均分子量は6.8×105で、低分子量領域の重
量平均分子量は9.1×103 であった。さらに、残存
モノマー量は50ppm以下であった。
【0042】一方、得られたトナー用レジン92重量
部、カーボンブラック5重量部、低分子量ポリプロピレ
ンワックス3重量部を混合し、二軸の押出機を用いて1
50℃の条件下で混練し、冷却後に微粉砕、分級してト
ナーを製造した。得られたトナーのトナー特性の評価を
マイナス帯電用の複写機を用いて行った結果、定着性、
非オフセット性および耐ブロッキング性ともに優れてい
た。また、画像特性では、カブリのない鮮明な画像が得
られた。さらに、立ち上がり帯電性は、マイナスに大き
く帯電し帯電量は5分間で安定し良好であった。
【0043】実施例2 製造例2で得たレジン2を38重量部および製造例5で
得たレジン5を62重量部を用いた以外は、実施例1と
同様の条件でトナー用レジンを得た。得られたトナー用
レジンは、ガラス転移温度が66℃、軟化温度が138
℃、酸価が9.2mgKOH/g、AVH /AVL
0.24であった。また、ゲルパーミエーションクロマ
トグラフィーによる分子量分布において、高分子領域と
低分子量領域に二つのピークが存在し、高分子領域の重
量平均分子量は3.9×105 で、低分子量領域の重量
平均分子量は9×103 であった。さらに、残存モノマ
ー量は50ppm以下であった。
【0044】得られたトナー用レジンを、実施例1と同
様の方法でトナー化し、マイナス帯電用の複写機を用い
てトナー特性の評価を行った。その結果、定着性、非オ
フセット性および耐ブロッキング性ともに優れていた。
また、画像特性では、カブリのない鮮明な画像が得られ
た。さらに、立ち上がり帯電性は、マイナスに大きく帯
電し帯電量は3分間で安定し良好てあった。
【0045】実施例3 製造例2で得たレジン2を30重量部および製造例7で
得たレジン7を70量部を用いた以外は、実施例1と同
様の条件でトナー用レジンを得た。得られたトナー用レ
ジンは、ガラス転移温度が62℃、軟化温度が143
℃、酸価が14.19mgKOH/g、AVH /AVL
が0.174であった。また、ゲルパーミエーションク
ロマトグラフィーによる分子量分布において、高分子領
域と低分子量領域に二つのピークが存在し、高分子領域
の重量平均分子量は3.91×105 で、低分子量領域
の重量平均分子量は1.7×104 であった。さらに、
残存モノマー量は50ppm以下であった。
【0046】得られたトナー用レジンを、実施例1と同
様の方法でトナー化し、マイナス帯電用の複写機を用い
てトナー特性の評価を行った。その結果、非オフセット
性および耐ブロッキング性ともに優れていた。定着性
は、やや劣っていたが実用上は問題とならない程度であ
った。また、画像特性では、カブリのない鮮明な画像が
得られた。さらに、立ち上がり帯電性は、マイナスに大
きく帯電し帯電量は6分間で安定し良好であった。
【0047】実施例4 製造例3で得たレジン3を17重量部および製造例6で
得たレジン6を83量部を用いた以外は、実施例1と同
様の条件でトナー用レジンを得た。得られたトナー用レ
ジンは、ガラス転移温度が57℃、軟化温度が121
℃、酸価が7.3mgKOH/g、AVH /AVL
6.48であった。また、ゲルパーミエーションクロマ
トグラフィーによる分子量分布において、高分子領域と
低分子量領域に二つのピークが存在し、高分子領域の重
量平均分子量は9×105 で、低分子量領域の重量平均
分子量は4.6×103 であった。さらに、残存モノマ
ー量は50ppm以下であった。
【0048】得られたトナー用レジンを、実施例1と同
様の方法でトナー化し、マイナス帯電用の複写機を用い
てトナー特性の評価を行った。その結果、定着性、非オ
フセット性および耐ブロッキング性ともに優れていた。
また、画像特性では、カブリのない鮮明な画像が得られ
た。さらに、立ち上がり帯電性は、マイナスに大きく帯
電し帯電量は3分間で安定し良好であった。
【0049】実施例5 製造例11で得たレジン11を17重量部および製造例
7で得たレジン7を83量部を用いた以外は、実施例1
と同様の条件でトナー用レジンを得た。得られたトナー
用レジンは、ガラス転移温度が58℃、軟化温度が12
3℃、酸価が15.7mgKOH/g、AVH /AVL
が0.03であった。また、ゲルパーミエーションクロ
マトグラフィーによる分子量分布において、高分子領域
と低分子量領域に二つのピークが存在し、高分子領域の
重量平均分子量は6.1×105で、低分子量領域の重
量平均分子量は1.76×104 であった。さらに、残
存モノマー量は50ppm以下であった。
【0050】得られたトナー用レジンを、実施例1と同
様の方法でトナー化し、マイナス帯電用の複写機を用い
てトナー特性の評価を行った。その結果、定着性、非オ
フセット性および耐ブロッキング性ともに優れていた。
また、画像特性では、カブリのない鮮明な画像が得られ
た。さらに、立ち上がり帯電性は、マイナスに大きく帯
電し帯電量は6分間で安定し良好であった。
【0051】実施例6 製造例3で得たレジン3を35重量部および製造例12
で得たレジン12を65量部を用いた以外は、実施例1
と同様の条件でトナー用レジンを得た。得られたトナー
用レジンは、ガラス転移温度が60℃、軟化温度が13
4℃、酸価が6.9mgKOH/g、AVH /AVL
37.6であった。また、ゲルパーミエーションクロマ
トグラフィーによる分子量分布において、高分子領域と
低分子量領域に二つのピークが存在し、高分子領域の重
量平均分子量は9×105 で、低分子量領域の重量平均
分子量は8.6×103 であった。さらに、残存モノマ
ー量は50ppm以下であった。
【0052】得られたトナー用レジンを、実施例1と同
様の方法でトナー化し、マイナス帯電用の複写機を用い
てトナー特性の評価を行った。その結果、定着性、非オ
フセット性および耐ブロッキング性ともに優れていた。
また、画像特性では、カブリのない鮮明な画像が得られ
た。さらに、立ち上がり帯電性は、マイナスに大きく帯
電し帯電量は3分間で安定し良好であった。
【0053】実施例7 製造例3で得たレジン3を17重量部および製造例12
で得たレジン12を83量部を用いた以外は、実施例1
と同様の条件でトナー用レジンを得た。得られたトナー
用レジンは、ガラス転移温度が55℃、軟化温度が11
8℃、酸価が2.4mgKOH/g、AVH /AVL
22.6であった。また、ゲルパーミエーションクロマ
トグラフィーによる分子量分布において、高分子領域と
低分子量領域に二つのピークが存在し、高分子領域の重
量平均分子量は6.8×105 で、低分子量領域の重量
平均分子量は8.6×103 であった。さらに、残存モ
ノマー量は55ppm程度であった。
【0054】得られたトナー用レジンを、実施例1と同
様の方法でトナー化し、マイナス帯電用の複写機を用い
てトナー特性の評価を行った。その結果、定着性、非オ
フセット性および耐ブロッキング性ともに優れていた。
また、画像特性では、カブリのない鮮明な画像が得られ
た。さらに、立ち上がり帯電性は、マイナスに大きく帯
電し帯電量は3分間で安定し良好であった。
【0055】実施例8 製造例4で得たレジン4を30重量部および製造例8で
得たレジン8を70重量部を用いた以外は、実施例1と
同様の条件でトナー用レジンを得た。得られたトナー用
レジンは、ガラス転移温度が58℃、軟化温度が131
℃、酸価が3.1mgKOH/g、AVH /AVL
1.14であった。また、ゲルパーミエーションクロマ
トグラフィーによる分子量分布において、高分子領域と
低分子量領域に二つのピークが存在し、高分子領域の重
量平均分子量は6.85×105 で、低分子量領域の重
量平均分子量は2.86×104 であった。さらに、残
存モノマー量は300ppm程度であった。
【0056】得られたトナー用レジンを、実施例1と同
様の方法でトナー化し、プラス帯電用の複写機を用いて
トナー特性の評価を行った。その結果、定着性、非オフ
セット性および耐ブロッキング性ともに優れていた。ま
た、画像特性では、カブリのない鮮明な画像が得られ
た。さらに、立ち上がり帯電性は、プラスに大きく帯電
し帯電量は3分間で安定し良好であった。
【0057】実施例9 製造例4で得たレジン4を30重量部および製造例9で
得たレジン9を70重量部を用いた以外は、実施例1と
同様の条件でトナー用レジンを得た。得られたトナー用
レジンは、ガラス転移温度が53℃、軟化温度が132
℃、酸価が2.7mgKOH/g、AVH /AVL
1.32であった。また、ゲルパーミエーションクロマ
トグラフィーによる分子量分布において、高分子領域と
低分子量領域に二つのピークが存在し、高分子領域の重
量平均分子量は6.8×105 で、低分子量領域の重量
平均分子量は8.7×103 であった。さらに、残存モ
ノマー量は800ppm程度であった。
【0058】得られたトナー用レジンを、実施例1と同
様の方法でトナー化し、プラス帯電用の複写機を用いて
トナー特性の評価を行った。その結果、定着性および非
オフセット性に優れていた。耐ブロッキング性は、ブロ
ッキング現象が若干見られたが実用上は問題のない程度
であった。また、画像特性では、カブリのない鮮明な画
像が得られた。さらに、立ち上がり帯電性は、プラスに
大きく帯電し帯電量は6分間で安定し良好であった。
【0059】実施例10 製造例4で得たレジン4を30重量部および製造例10
で得たレジン10を70重量部を用いた以外は、実施例
1と同様の条件でトナー用レジンを得た。得られたトナ
ー用レジンは、ガラス転移温度が62℃、軟化温度が1
42℃、酸価が2.1mgKOH/g、AVH /AVL
が1.57であった。また、ゲルパーミエーションクロ
マトグラフィーによる分子量分布において、高分子領域
および低分子量領域に二つのピークが存在し、高分子領
域の重量平均分子量は6.8×105 で、低分子量領域
の重量平均分子量は5.6×104 であった。さらに、
残存モノマー量は100ppm程度であった。
【0060】得られたトナー用レジンを、実施例1と同
様の方法でトナー化し、プラス帯電用の複写機を用いて
トナー特性の評価を行った。その結果、非オフセット性
および耐ブロッキング性に優れていた。定着性は、やや
劣っていたが実用上は問題のない程度であった。また、
画像特性では、カブリのない鮮明な画像が得られた。さ
らに、立ち上がり帯電性は、プラスに大きく帯電し帯電
量は3分間で安定し良好であった。
【0061】比較例1 製造例13で得たレジン13を30重量部および製造例
14で得たレジン14を70重量部を用いた以外は、実
施例1と同様の条件でトナー用レジンを得た。得られた
トナー用レジンは、ガラス転移温度が43℃、軟化温度
が132℃、酸価が26.1mgKOH/g、AVH
AVL が1.00であった。また、ゲルパーミエーショ
ンクロマトグラフィーによる分子量分布において、高分
子領域と低分子量領域に二つのピークが存在し、高分子
領域の重量平均分子量は6.8×105 で、低分子量領
域の重量平均分子量は9.1×103 であった。さら
に、残存モノマー量は50ppm以下であった。
【0062】得られたトナー用レジンを、実施例1と同
様の方法でトナー化し、プラス帯電用およびマイナス帯
電用の複写機を用いてトナー特性の評価を行った。その
結果、定着性および非オフセット性には優れていた。耐
ブロッキング性は、ブロッキング現象が多く見られ不良
であった。また、画像特性では、カブリが若干生じてい
たが実用上は問題のない程度であった。さらに、立ち上
がり帯電性は、プラスおよびマイナスともに帯電が弱
く、帯電量は安定せず増加傾向が続き不良であった。
【0063】比較例2 製造例13で得たレジン13を30重量部および製造例
12で得たレジン12を70重量部を用いた以外は、実
施例1と同様の条件でトナー用レジンを得た。得られた
トナー用レジンは、ガラス転移温度が54℃、軟化温度
が133℃、酸価が8.3mgKOH/g、AVH /A
L が53.0であった。また、ゲルパーミエーション
クロマトグラフィーによる分子量分布において、高分子
領域と低分子量領域に二つのピークが存在し、高分子領
域の重量平均分子量は6.8×105 で、低分子量領域
の重量平均分子量は8.8×103 であった。さらに、
残存モノマー量は50ppm以下であった。
【0064】得られたトナー用レジンを、実施例1と同
様の方法でトナー化し、プラス帯電用およびマイナス帯
電用の複写機を用いてトナー特性の評価を行った。その
結果、定着性、非オフセット性および耐ブロッキング性
には優れていた。また、画像特性では、カブリが若干生
じていたが実用上は問題のない程度であった。さらに、
立ち上がり帯電性は、プラスおよびマイナスともに帯電
が弱く、帯電量は安定せず増加傾向が続き不良であっ
た。
【0065】比較例3 製造例11で得たレジン11を30重量部および製造例
14で得たレジン14を70重量部を用いた以外は、実
施例1と同様の条件でトナー用レジンを得た。得られた
トナー用レジンは、ガラス転移温度が60℃、軟化温度
が135℃、酸価が18.6mgKOH/g、AVH
AVL が0.02であった。また、ゲルパーミエーショ
ンクロマトグラフィーによる分子量分布において、高分
子領域と低分子量領域に二つのピークが存在し、高分子
領域の重量平均分子量は6.8×105 で、低分子量領
域の重量平均分子量は9×103 であった。さらに、残
存モノマー量は50ppm以下であった。
【0066】得られたトナー用レジンを、実施例1と同
様の方法でトナー化し、プラス帯電用およびマイナス帯
電用の複写機を用いてトナー特性の評価を行った。その
結果、定着性、非オフセット性および耐ブロッキング性
には優れていた。また、画像特性では、カブリが若干生
じていたが実用上は問題のない程度であった。さらに、
立ち上がり帯電性は、プラスおよびマイナスともに帯電
が弱く、帯電量は安定せず増加傾向が続き不良であっ
た。
【0067】比較例4 製造例3で得たレジン3を5重量部および製造例6で得
たレジン6を95重量部を用いた以外は、実施例1と同
様の条件でトナー用レジンを得た。得られたトナー用レ
ジンは、ガラス転移温度が48℃、軟化温度が105
℃、酸価が3.7mmgKOH/g、AVH /AVL
6.48であった。また、ゲルパーミエーションクロマ
トグラフィーによる分子量分布において、高分子領域と
低分子量領域に二つのピークが存在し、高分子領域の重
量平均分子量は9×105 で、低分子量領域の重量平均
分子量は4.6×103 であった。さらに、残存モノマ
ー量は50ppm以下であった。
【0068】得られたトナー用レジンを、実施例1と同
様の方法でトナー化し、マイナス帯電用の複写機を用い
てトナー特性の評価を行った。その結果、定着性は優れ
ていたが、非オフセット性には劣っていた。耐ブロッキ
ング性は、ブロッキング現象が多く見られ不良であっ
た。また、画像特性では、カブリがなく鮮明な画像が得
られた。さらに、立ち上がり帯電性は、マイナスに大き
く帯電し、帯電量は7分間で安定し良好であった。
【0069】比較例5 製造例3で得たレジン3を50重量部および製造例6で
得たレジン6を50重量部を用いた以外は、実施例1と
同様の条件でトナー用レジンを得た。得られたトナー用
レジンは、ガラス転移温度が64℃、軟化温度が148
℃、酸価が10.9mgKOH/g、AVH /AVL
6.48であった。また、ゲルパーミエーションクロマ
トグラフィーによる分子量分布において、高分子領域と
低分子量領域に二つのピークが存在し、高分子領域の重
量平均分子量は9×105 で、低分子量領域の重量平均
分子量は4.6×103 であった。さらに、残存モノマ
ー量は50ppm以下であった。
【0070】得られたトナー用レジンを、実施例1と同
様の方法でトナー化し、マイナス帯電用の複写機を用い
てトナー特性の評価を行った。その結果、非オフセット
性および耐ブロッキング性には優れていたが、定着性に
は劣っていた。また、画像特性では、カブリがなく鮮明
な画像が得られた。さらに、立ち上がり帯電性は、マイ
ナスに大きく帯電し、帯電量は7分間で安定し良好であ
った。
【0071】比較例6 製造例15で得たレジン15を30重量部および製造例
16で得たレジン16を70重量部を用いた以外は、実
施例1と同様の条件でトナー用レジンを得た。得られた
トナー用レジンは、ガラス転移温度が48℃、軟化温度
が129℃、酸価が2.7mgKOH/g、AVH /A
L が1.32であった。また、ゲルパーミエーション
クロマトグラフィーによる分子量分布において、高分子
領域と低分子量領域に二つのピークが存在し、高分子領
域の重量平均分子量は6.8×105 で、低分子量領域
の重量平均分子量は8.7×103 であった。さらに、
残存モノマー量は1300ppm程度であった。
【0072】得られたトナー用レジンを、実施例1と同
様の方法でトナー化し、プラス帯電用の複写機を用いて
トナー特性の評価を行った。その結果、定着性および非
オフセット性には優れていた。耐ブロッキング性は、ブ
ロッキング現象が多く見られ不良であった。また、画像
特性では、カブリがなく鮮明な画像が得られた。さら
に、立ち上がり帯電性は、プラスに大きく帯電し、帯電
量は8分間で安定し良好であった。
【0073】以上、本発明のトナー用レジンは、高分子
量重合体と低分子量重合体の分子量および含有割合をコ
ントロールすることによって、定着性および非オフセッ
ト性のバランスを良好とし、高分子量重合体と低分子量
重合体の酸価およびその比率をコントロールすることに
よって立ち上がり帯電を改善し、レジンの残存モノマー
を一定量以下とすることによってカブリのない鮮明な画
像を得ることができる。また、軟化温度を一定範囲とす
ることによって定着性を良好とし、ガラス転移温度を一
定範囲とすることによって耐ブロッキング性を良好とす
るものである。
【0074】
【発明の効果】本発明のトナー用レジンは、高分子量重
合体と低分子量重合体の分子量、含有割合、酸価および
その比率をコントロールし、レジンの残存モノマー量、
軟化温度、ガラス転移温度を一定範囲とすることによっ
て、定着性、非オフセット性、耐ブロッキング性および
立ち上がり帯電に優れ、カブリのない鮮明な画像が得ら
れる良好な良好な画像特性を有する高画質トナーを提供
できるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−9356(JP,A) 特開 昭64−70765(JP,A) 特開 昭55−155362(JP,A) 特開 昭62−191859(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/087

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量平均分子量が3×105 〜1.5×
    106 であり、酸価(AVH )が0.5〜20mgKO
    H/gである高分子量重合体15〜40重量%と、重量
    平均分子量が3×103 〜6×104 であり、酸価(A
    L )が0.5〜20mgKOH/gである低分子量重
    合体60〜85重量%とからなる酸価20mgKOH/
    g以下のスチレン−アクリル系共重合体であって、AV
    H /AVL が0.025〜40、残存モノマーおよび/
    または残存溶剤が1000ppm以下、ガラス転移温度
    が50〜68℃、軟化温度が110〜145℃であるこ
    とを特徴とする高画質トナー用レジン。
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