JP3246375B2 - 高炉のガス流分布検出方法及びその装置 - Google Patents

高炉のガス流分布検出方法及びその装置

Info

Publication number
JP3246375B2
JP3246375B2 JP00659497A JP659497A JP3246375B2 JP 3246375 B2 JP3246375 B2 JP 3246375B2 JP 00659497 A JP00659497 A JP 00659497A JP 659497 A JP659497 A JP 659497A JP 3246375 B2 JP3246375 B2 JP 3246375B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
gas flow
blast furnace
generated
flow distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00659497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10206239A (ja
Inventor
廣一 横山
昌宏 柏田
裕之 田川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP00659497A priority Critical patent/JP3246375B2/ja
Publication of JPH10206239A publication Critical patent/JPH10206239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3246375B2 publication Critical patent/JP3246375B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Blast Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操業中、高炉の炉
内で発生するガス流の分布を検出する方法及びその実施
に使用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高炉を安定に操業して高品質の銑鉄を製
造するために、高炉炉況を正確に判断することが必要で
あるが、これを実現するには、炉内のガス流を的確に把
握することが重要である。
【0003】図6は特開平 5−34613 号公報に記載され
た従来のガス流分布検出装置の構成を示すブロック図で
あり、図中41は略円筒状の高炉である。原料及びコーク
スを含み高炉41の炉口から装入された装入物50は炉口付
近まで堆積されると共にその中央部から加熱溶融され、
高炉41の底部から溶銑となって取り出される。そのた
め、炉内に堆積した装入物50の表面部分の断面形状は略
逆円錐状である。
【0004】高炉41の炉口の斜め上方には赤外線カメラ
等の撮像装置42が俯角方向に回転自在に設置してあり、
炉内に堆積した装入物50の表面部分を撮像するようにな
っている。撮像装置42からの画像信号は温度信号変換部
43に与えられ、そこで波長に応じた温度信号に変換され
て演算制御部44に与えられる。演算制御部44は与えられ
た温度信号に基づいて最高温度の位置及び温度帯域別面
積等を算出し、算出結果及び温度信号を表示制御部45に
与えてモニタ48に表示させると共に、前記算出結果に基
づいてスキャン機構46に指令信号を与えて撮像装置42の
俯角を制御する。
【0005】一方、高炉41の炉口には炉内の装入物レベ
ルを検出するサウンジングセンサが設けられており、検
出された装入物レベルは炉心位置検出部47に与えられる
ようになっている。炉心位置検出部47には撮像装置42か
ら出力される画像信号の水平走査ライン数,撮像装置42
から炉心までの距離,装入物レベルの変動幅,最高装入
物レベルと撮像装置42の水平位置との距離等の情報が与
えられており、炉心位置検出部47はこれらの情報とサウ
ンジングセンサから与えられた装入物レベルとに基づい
て、装入物表面の中央Oが画像信号の水平走査ラインの
何本目に当たるかを検出し、モニタ48に前記中央Oを表
示する。そして、オペレータはモニタ48に表示された画
像に基づいてガス流の発生位置及び発生規模等,ガス流
分布を判定し、高炉41の炉況を判断する。
【0006】しかし、このような装置にあっては、ガス
流の発生位置及び発生規模等の判定はオペレータの目視
によって行われているため、ガス流分布の判定結果は定
性的なものでしかなく、その信頼性はオペレータの経験
に大きく依存しているという問題があった。
【0007】そのため、本出願人は、特開平 8−105839
号公報に次のようなガス流分布検出方法及び装置を開示
している。高炉の炉口に配置した撮像装置によって、炉
内に装入された装入物表面及びその上方の空間領域を撮
像してガス流像を含む画像を得、得られた画像を2値化
して、ガス流像の輪郭を定め、ガス流像の面積及びガス
流の発生位置等の特徴量を演算し、得られた特徴量に基
づいてガス流の分布を判定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2値化
画像から特徴量を演算する従来の方法にあっては次のよ
うな問題があった。図7は炉内を撮像して得られる画像
及びその画像を2値化した2値化画像を説明する説明図
であり、(a)は撮像画像を、(b)は2値化画像を表
している。また、図8は、図7(b)中の破線における
2値化前のプロファイルであり、図9は、図7(b)中
の破線における2値化前の他のプロファイルである。図
8はガス流温度が低い場合を、図9はガス流温度が高い
場合をそれぞれ示している。なお、図8及び図9におい
て、縦軸は輝度を、横軸は距離を示している。
【0009】図7(a)のように、炉内に装入された装
入物表面及びその上方の空間領域を撮像して得られる画
像には、装入物表面の中央部分の像PT とその中央から
立ち上るガス流の像PG とが含まれている。その画像を
予め定めた閾値を用いて2値化すると、図7(b)のよ
うに、ガス流像PG のみを含む2値化画像が得られる。
この2値化画像におけるガス流像PG に基づいて、特徴
量として例えばガス流像PG の幅,面積等を演算する。
しかし、図8のように、ガス流温度が低く幅広なプロフ
ァイルである場合であっても、図9のように、ガス流温
度が高く尖鋭なプロファイルである場合であっても、図
7(b)のように、2値化画像におけるガス流像PG
幅は同じである。このように、2値化画像から求めた特
徴量にはガス濃度の差及びガス流温度の差が反映されて
おらず、高精度に炉況判定を行うことができないという
問題があった。
【0010】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは高炉に設けた撮像装
置が撮像して得た画像内に、ガス流分布検出の対象にす
る1又は複数の対象領域を定め、その対象領域内の複数
の画素の輝度をそれぞれ積算して積算濃度画像を生成
し、生成した積算濃度画像からガス流分布の特徴量を抽
出することによって、ガス流温度の差が考慮され、炉況
判定の精度が向上する高炉のガス流検出方法及びその実
施に使用する装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る高炉のガ
ス流分布検出方法は、高炉に撮像装置を設け、該撮像装
置によって炉内のガス流が発生する部分を撮像し、得ら
れた画像に基づいてガス流の分布を検出する方法におい
て、画像内に、ガス流分布検出の対象にする1又は複数
の対象領域を設定し、その対象領域内で、高炉の高さ方
向に複数の画素の輝度を積算して積算濃度画像を生成
し、生成した積算濃度画像からガス流分布の特徴量を抽
出することを特徴とする。
【0012】第2発明に係る高炉のガス流分布検出方法
は、第1発明において、前記対象領域内の全画素の輝度
を積算し、それを前記特徴量に加えることを特徴とす
る。
【0013】第3発明に係る高炉のガス流分布検出方法
は、第1又は第2発明において、前記撮像装置が所定時
間撮像して得た複数の画像を記憶し、記憶した各画像そ
れぞれを構成する複数の画素の輝度を、各画像の対応す
る画素について平均化して平均化画像を生成し、生成し
た平均化画像を前記対象領域に与えることを特徴とす
る。
【0014】第4発明に係る高炉のガス流分布検出装置
は、高炉に撮像装置が設けてあり、該撮像装置によって
炉内のガス流が発生する部分を撮像し、得られた画像に
基づいてガス流の分布を検出する装置において、画像内
に、ガス流分布検出の対象にする1又は複数の対象領域
を設定する対象領域設定手段と、その対象領域内で、高
炉の高さ方向に複数の画素の輝度を積算して積算濃度画
像を生成する手段と、生成した積算濃度画像からガス流
分布の特徴量を抽出する手段とを備えることを特徴とす
る。
【0015】第5発明に係る高炉のガス流分布検出装置
は、第4発明において、前記対象領域内の全画素の輝度
を積算する手段を具備し、該手段が積算した輝度を前記
特徴量に加えるようになしてあることを特徴とする。
【0016】第6発明に係る高炉のガス流分布検出装置
は、第4又は第5発明において、前記撮像装置が所定時
間撮像して得た複数の画像を記憶する記憶手段と、該記
憶手段に記憶された各画像それぞれを構成する複数の画
素の輝度を、各画像の対応する画素について平均化して
平均化画像を生成し、生成した平均化画像を前記対象領
域設定手段に与える手段を備えることを特徴とする。
【0017】第1及び第4発明にあっては、高炉に設け
た撮像装置によってガス流が発生する部分、例えば炉内
に装入した装入物の表面中央とその上方の空間を含む適
宜の領域を撮像し、得られた画像において、ガス流分布
検出の対象にする対象領域を設定する。対象領域として
は、例えば、ガス流の装入物表面から立ち上る部分、及
びそれより適宜距離上方の部分の一方又は両方を設定す
る。ガス流の装入物表面から立ち上る部分と、その上方
の部分とではガス流の状況が大きく異なるため、ガス流
の両方の部分に対象領域を設定した場合、炉況を高精度
に判定することができる。
【0018】そして、対象領域内の複数の画素の輝度
を、高炉の高さ方向にそれぞれ積算して積算濃度画像を
生成する。これによって、2値化画像を生成することな
く、ガス流の高炉幅方向のプロファイルに相当する積算
画像が得られる。この積算濃度画像から、最大輝度の位
置,積算画像の重心,幅等、ガス流分布の特徴量を抽出
してガス流の分布を検出する。これによって、ガス濃度
の差及びガス流温度の差が考慮され、炉況判定の精度が
向上する。
【0019】第2及び第5発明にあっては、積算濃度画
像から得た特徴量に、対象領域内の全画素の輝度を積算
した結果を加えるため、対象領域内にあるガス流の全体
が数値化され、炉況判定の精度が更に向上する。
【0020】第3及び第6発明にあっては、撮像装置が
適宜時間撮像して得た複数の画像それぞれを構成する複
数の画素の輝度を、各画像の対応する画素について平均
化することによって平均化画像を生成し、生成した平均
化画像に、前述した対象領域を定める。これによって、
高炉内に発生する粉塵といった一過性のノイズの影響が
軽減される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係
る高炉のガス流検出装置の構成を示すブロック図であ
り、図2は図1に示したガス流検出装置によるガス流検
出手順を示すフローチャートである。高炉1の炉口に
は、監視用窓が設けてあり該監視用窓に対向して赤外線
カメラ等の撮像装置2が配置してある。撮像装置2は、
炉内に装入された装入物の表面中央O及びその上方の空
間領域を含む適宜範囲を撮像するようになしてあり、撮
像装置2が撮像した画像はアナログ/ディジタル(A/
D)変換器3に与えられ、そこで適宜階調の濃淡画像に
変換され、炉況解析装置4に備えられた平均化画像生成
部5に与えられる。平均化画像生成部5は、適宜のピッ
チ(1〜30秒程度)で、その間に撮像装置2から与え
られる複数の画像を記憶し(ステップS1)、記憶した
各画像それぞれを構成する複数の画素の輝度の内、対応
する画素の輝度の値を平均化して平均化画像を生成し
(ステップS2)、それをフレームメモリ6に与えてそ
こに記憶させる(ステップS3)。これによって、高炉
内に発生する粉塵といった一過性のノイズの影響が軽減
される。
【0022】炉況解析装置4の領域設定部7には、平均
化画像において、後述する特徴量を抽出するための1又
は複数の抽出対象領域が予め与えられており、領域設定
部7はフレームメモリ6に記憶された平均化画像内に抽
出対象領域を設定する(ステップS4)。そして、炉況
を判断するための特徴量を抽出する特徴量抽出部8は、
次のようにして抽出対象領域の画像から積算濃度画像を
生成し(ステップS5)、生成した積算濃度画像から特
徴量を抽出する(ステップS6)。
【0023】図3は平均化画像を説明する説明図であ
り、図4は積算濃度画像の生成方法を説明する説明図で
ある。図3に示したように、平均化画像には、その中央
より下側に、高炉内に装入された装入物表面の像P
T が、装入物表面の中央が平均化画像の横軸の中央にな
るように生成されており、装入物表面の像PT の略中央
から上方向へガス流像PG が生成されている。
【0024】この平均化画像に、図4に示したように、
第1抽出対象領域R1 及び第2抽出対象領域R2 を設定
する。第1抽出対象領域R1 は、平均化画像の下半分の
部分の中央に横に長い長方形状の領域として予め設定さ
れており、第1抽出対象領域R1 内には、装入物表面の
像PT の一部及び装入物表面から立ち上るガス流像P G
が含まれる。また、第2抽出対象領域R2 は、平均化画
像の上半分の部分の中央に第1抽出対象領域R1 より少
し大きい長方形状の領域として予め設定されており、第
2抽出対象領域R2 内には、上側のガス流像PG が含ま
れる。ガス流の装入物表面から立ち上る部分と、その上
方の部分とではガス流の状況が大きく異なるため、ガス
流の両方の部分に抽出対象領域を設定することによっ
て、炉況を高精度に判定することができる。
【0025】なお、領域設定部7は次のようにして抽出
対象領域を設定することもできる。図3に示した平均化
画像を2値化して2値化画像を生成する。2値化画像に
あっては、装入物表面のガス流が立ち上っている部分の
輝度が最も高いので、その部分を含む適宜領域を第1抽
出対象領域とし、それを平均化画像内に設定する。そし
て、平均化画像において、第1抽出対象領域から所定距
離だけ上方に第2抽出対象領域を設定する。
【0026】抽出対象領域Rには複数の画素G11,…,
HVが、高炉の高さ方向であるY軸方向に1〜V行、高
炉の直径方向であるX軸方向に1〜H列含まれており、
特徴量抽出部8は次の(1)式に従って、1〜H列の別
にその列に含まれる全ての行の画素の輝度をそれぞれ積
算して積算濃度画像を生成する。ガス流の温度は幅方向
の中央で高く、縁部に向かうにつれて低くなるので、積
算濃度画像を生成すると、図4に示したように、略放物
線状の輪郭である積算濃度画像PH が得られる。
【0027】
【数1】
【0028】図5は積算濃度画像からの特徴量の抽出方
法を説明する説明図である。特徴量抽出部8は積算濃度
画像PH において最大値MX のX軸方向の位置C、重心
のX軸方向の位置Gを求めそれを特徴量にする。また、
特徴量抽出部8にはパラメータα(0<α<1)及び定
数S(0<S<最大値)が予め設定してあり、特徴量抽
出部8は、最大値MX にパラメータαを乗じた値を通り
X軸と平行な線分と、積算濃度画像PH の輪郭とが交わ
る2つの点P1 ,P2 を求め、点P1 ,P2 の間の距離
を演算し、それを特徴量にする。同様に、特徴量抽出部
8は、定数Sを通りX軸と平行な線分と、積算濃度画像
H の輪郭とが交わる2つの点P3 ,P 4 を求め、点P
3 ,P4 の間の距離を演算し、それを特徴量にする。
【0029】更に、特徴量抽出部8は、次の(2)式に
従って、抽出対象領域Rに含まれる全ての画素G11
…,GHVの輝度を積算して質量Mを演算し(ステップS
7)、それを特徴量にする。
【0030】
【数2】
【0031】特徴量抽出部8は、抽出した各特徴量を集
計部9に与え、集計部9は与えられた特徴量のそれぞ
れ、又はいくつかの特徴量を組み合わせてグラフ化する
(ステップS8)。炉況判定部10には複数の閾値が予め
設定してあり、炉況判定部10は、集計部9がグラフ化し
た結果が対応する閾値の範囲から外れた場合、炉況が悪
化したと判断し(ステップS9)、表示装置15に炉況悪
化の表示をさせると共に、画像保存処理部11にトリガを
与える。
【0032】画像保存処理部11には撮像装置2から該撮
像装置2が撮像して得た画像が与えられるようになって
おり、画像保存処理部11は与えられた画像をm秒間だけ
保存した後、その画像の保存領域に、新たに与えられた
画像を上書きする。画像保存処理部11は、炉況判定部10
からトリガが与えられると、画像圧縮モードが予め設定
してある場合は、保存している全画像を圧縮処理し、そ
れを外部記録装置16へ与えてそこに記録させ、また画像
圧縮モードが設定されていない場合は、保存している全
画像を外部記録装置16へ与えてそこに記録させる。
【0033】更に、画像保存処理部11は、画像の保存と
上書きを繰り返しながら、トリガが与えられてからn秒
間分の画像を圧縮処理し、又は圧縮処理することなく外
部記録装置16へ与えてそこに記録させる。このように、
炉況が悪化したと判定された前後の(m+n)秒間の画
像のみを外部記録装置16に記録させるため、外部記録装
置16に記録させた画像に基づいて、炉況判定の精度を検
査することができる一方、外部記録装置16の使用効率が
向上する。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1及び第4発明に
あっては、2値化画像を生成することなく、ガス流分布
を定量的に求めることができ、ガス流温度の差が考慮さ
れ、炉況判定の精度が向上する。
【0035】第2及び第5発明にあっては、対象領域内
にあるガス流の全体が数値化され、炉況判定の精度が更
に向上する。
【0036】また第3及び第6発明にあっては、平均化
画像を生成し、生成した平均化画像内に対象領域を設定
するため、高炉内に発生する粉塵といった一過性のノイ
ズの影響が軽減される等、本発明は優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高炉のガス流検出装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1に示したガス流検出装置によるガス流検出
手順を示すフローチャートである。
【図3】平均化画像を説明する説明図である。
【図4】積算濃度画像の生成方法を説明する説明図であ
る。
【図5】積算濃度画像からの特徴量の抽出方法を説明す
る説明図である。
【図6】従来のガス流分布検出装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】炉内を撮像して得られる画像及びその画像を2
値化した2値化画像を説明する説明図である。
【図8】図7(b)中の破線における2値化前のプロフ
ァイルである。
【図9】図7(b)中の破線における2値化前の他のプ
ロファイルである。
【符号の説明】
2 撮像装置 5 平均化画像生成部 7 領域設定部 8 特徴量抽出部 9 集計部 10 炉況判定部 11 画像保存処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21B 7/24 302

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高炉に撮像装置を設け、該撮像装置によ
    って炉内のガス流が発生する部分を撮像し、得られた画
    像に基づいてガス流の分布を検出する方法において、 画像内に、ガス流分布検出の対象にする1又は複数の対
    象領域を設定し、その対象領域内で、高炉の高さ方向に
    複数の画素の輝度を積算して積算濃度画像を生成し、生
    成した積算濃度画像からガス流分布の特徴量を抽出する
    ことを特徴とする高炉のガス流分布検出方法。
  2. 【請求項2】 前記対象領域内の全画素の輝度を積算
    し、それを前記特徴量に加える請求項1記載の高炉のガ
    ス流分布検出方法。
  3. 【請求項3】 前記撮像装置が所定時間撮像して得た複
    数の画像を記憶し、記憶した各画像それぞれを構成する
    複数の画素の輝度を、各画像の対応する画素について平
    均化して平均化画像を生成し、生成した平均化画像を前
    記対象領域に与える請求項1又は2記載の高炉のガス流
    分布検出方法。
  4. 【請求項4】 高炉に撮像装置が設けてあり、該撮像装
    置によって炉内のガス流が発生する部分を撮像し、得ら
    れた画像に基づいてガス流の分布を検出する装置におい
    て、 画像内に、ガス流分布検出の対象にする1又は複数の対
    象領域を設定する対象領域設定手段と、その対象領域内
    で、高炉の高さ方向に複数の画素の輝度を積算して積算
    濃度画像を生成する手段と、生成した積算濃度画像から
    ガス流分布の特徴量を抽出する手段とを備えることを特
    徴とする高炉のガス流分布検出装置。
  5. 【請求項5】 前記対象領域内の全画素の輝度を積算す
    る手段を具備し、該手段が積算した輝度を前記特徴量に
    加えるようになしてある請求項4記載の高炉のガス流分
    布検出装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像装置が所定時間撮像して得た複
    数の画像を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶され
    た各画像それぞれを構成する複数の画素の輝度を、各画
    像の対応する画素について平均化して平均化画像を生成
    し、生成した平均化画像を前記対象領域設定手段に与え
    る手段を備える請求項4又は5記載の高炉のガス流分布
    検出装置。
JP00659497A 1997-01-17 1997-01-17 高炉のガス流分布検出方法及びその装置 Expired - Fee Related JP3246375B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00659497A JP3246375B2 (ja) 1997-01-17 1997-01-17 高炉のガス流分布検出方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00659497A JP3246375B2 (ja) 1997-01-17 1997-01-17 高炉のガス流分布検出方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10206239A JPH10206239A (ja) 1998-08-07
JP3246375B2 true JP3246375B2 (ja) 2002-01-15

Family

ID=11642669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00659497A Expired - Fee Related JP3246375B2 (ja) 1997-01-17 1997-01-17 高炉のガス流分布検出方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3246375B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104212924B (zh) * 2014-09-03 2016-08-24 江苏省沙钢钢铁研究院有限公司 一种高炉气流分布的检测方法
JP6941501B2 (ja) * 2017-08-18 2021-09-29 三菱重工業株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
CN112258473B (zh) * 2020-10-22 2023-08-25 中冶南方工程技术有限公司 一种高炉炉顶中心气流检测方法、系统及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10206239A (ja) 1998-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7591583B2 (en) Transient defect detection algorithm
JP2008163381A (ja) 炉頂部のガス流状態監視方法、監視装置、及びコンピュータプログラム
US6562285B1 (en) Method and apparatus for detecting slag carryover
JP3329767B2 (ja) 鋼材の劣化・腐食検出判定方法
JP3246375B2 (ja) 高炉のガス流分布検出方法及びその装置
JP2928714B2 (ja) 細胞活性度判定方法及び装置
KR20010098460A (ko) 빠른 검사 처리 속도를 갖는 외관 검사 방법 및 외관 검사장치
JP3148187B2 (ja) パーティクルモニタシステム及びパーティクル検出方法並びにパーティクル検出プログラムを格納した記録媒体
JP4244818B2 (ja) 流下ガラス流下速度計測方法および計測装置
JPH11142246A (ja) 溶融金属の測温装置
JPH0514898A (ja) 画像監視装置
JPH1090159A (ja) 集合粒子の分別方法および装置
JPH087069A (ja) 画像処理を用いた魚種別魚数計測装置
JPH05108796A (ja) コンクリート構造物劣化検査方法
JP3203977B2 (ja) 高炉のガス流分布検出方法及びその装置
JP2500649B2 (ja) Ic異物検査装置
KR970003744A (ko) 고체촬상소자의 결함 자동판별장치
JPS6222099B2 (ja)
JP2861341B2 (ja) 画像処理方法
JPH0629834B2 (ja) 被検体の疲労状況の画像化方法
JP3040260B2 (ja) トレーサ粒子の流れの可視化方法
JPH0682331A (ja) 可視化画像のトレーサ追跡方法
JP2965144B2 (ja) 滞留量計測方法および滞留量計測装置
JPH07229842A (ja) Icの異物検査装置及び方法
JPH0784994B2 (ja) 画像追尾装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees