JP3245972B2 - 超撥水性フィルムの製造方法 - Google Patents

超撥水性フィルムの製造方法

Info

Publication number
JP3245972B2
JP3245972B2 JP18073292A JP18073292A JP3245972B2 JP 3245972 B2 JP3245972 B2 JP 3245972B2 JP 18073292 A JP18073292 A JP 18073292A JP 18073292 A JP18073292 A JP 18073292A JP 3245972 B2 JP3245972 B2 JP 3245972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
water
fluorine
repellent
chlorosilane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP18073292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0625449A (ja
Inventor
祐助 高田
庸三 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP18073292A priority Critical patent/JP3245972B2/ja
Publication of JPH0625449A publication Critical patent/JPH0625449A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3245972B2 publication Critical patent/JP3245972B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機能性を高めたプラス
チックフィルムの製造方法に関するものであり、とりわ
け、撥水性フィルムの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】撥水性をもつ表面を得るためには、その
表面張力を水の表面張力よりも低くすることが必要にな
る。撥水性、すなわち、物質表面のぬれやすさを示す数
字として接触角という考え方がある。表面に水滴を置い
た場合、水滴と表面が接触する角度である。一般に、撥
水性を持つフィルムとしては、実用的には水の接触角で
160°近い超撥水状態が必要である。
【0003】従来の撥水性、透明性をもつフィルムとし
てはフッ素系の四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン
共重合樹脂(FEP)などのフィルムなどが代表的であ
る。また、最近ではポリエステルフィルムなどの汎用フ
ィルムの表面に撥水性コーティング剤(たとえば、フッ
素系コーティング剤)を塗装することにより撥水性を付
与することが一般的に行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フッ素系のフィルムでは透明性が得られるものの、撥水
性については水の接触角で100°程度と十分に満足で
きるものが得られない。そればかりかコストの面でも実
用的でない。この低コスト化に対応するため、上述のよ
うな汎用フィルム上に撥水性コーティング剤をコートす
ることにより、フィルム表面に機能性を付与する方法が
とられている。しかし、コスト面では改善されるが、撥
水性についてはフッ素系のフィルムと同程度であるのに
加え、耐環境性の面で劣ってしまう。最近、フィルムに
限らず、撥水性を向上させる方法として、フッ素系樹
脂、シリコーン系樹脂などに無機微粒子を均一に分散し
た複合塗料をコーティング剤に用いる方法やニッケルめ
っき液中にフッソ樹脂の微粒子を分散させめっきを行う
方法などがある。これらの方法を用いると被覆された表
面の形態的効果により水の接触角で160°近い超撥水
状態が得られているが、フィルム上に応用してもフィル
ムとの付着力が弱い、フィルムのもつ透明性が維持でき
ないなどの問題が生じてしまう。したがって、フィルム
の透明性を維持し、超撥水性をもった低コストで実用に
耐える撥水性フィルムの出現が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る超撥水性フ
ィルムの製造方法は、上記の目的を達成するために、
ラスチックフィルムの片面もしくは両面に少なくとも酸
素を含むガスでプラズマ処理を行い、プラスチックフィ
ルム表面上を均一に微小に荒らす工程と、クロロシラン
系、メトキシシラン系、エトキシシラン系の少なくとも
1種類のフッ素化合物を含んだ溶液中に前記プラスチッ
クフィルムを浸漬させ、前記フッ素系化合物を溶液中で
化学的に吸着させる工程とからなる。または、プラスチ
ックフィルムの片面もしくは両面に少なくとも酸素を含
むガスでプラズマ処理を行い、プラスチックフィルム表
面上を均一に微小に荒らす工程Pと、クロロシラン系、
メトキシシラン系、エトキシシラン系の少なくとも1種
類のフッ素化合物もしくは溶剤で希釈したフッ素化合物
の溶液を気相により前記プラスチック表面に化学吸着さ
せる工程Qとからなる。
【0006】
【作用】本発明の超撥水性フィルムは、フィルムの表面
を酸素を含んだプラズマ処理を施し、100nm前後の突
起を形成することによって撥水性を向上させる表面形態
的効果を得るだけでなく、形成された突起が100nm程
度であるために透明性を維持することができ、また、こ
の表面処理によりその上に形成される化学吸着単分子膜
が必要とする反応基をも付与するため、フィルムと化学
吸着単分子膜とが容易に強固な付着力を得ることがで
き、耐環境性、あるいは寿命、コスト面でも優れたもの
となる。
【0007】
【実施例】本発明のうち撥水性、透明性を例に挙げ、実
施例1で図面を参照しながら説明する。
【0008】(実施例1)以下、本発明の実施例1につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は本発明の超撥水性フィルムの構成図
である。図2は第1図の一部Bを分子レベルまで拡大し
た図である。
【0010】図1において、1は0.1mmの厚みのポリ
エステルフィルム、2はポリエステルフィルム1を酸素
ガスによるプラズマ処理を行って形成された高さ85nm
のポリエステル表面の微小な突起、3はフッ素含有のク
ロロシラン系化合物(化1)からなる化学吸着膜であ
る。
【0011】
【化1】
【0012】最初に、超撥水性フィルムの作製手順につ
いて述べる。まず、ポリエステルフィルム1を酸素分圧
10Paの真空容器内で0.2W/cm2、5分のプラズマ
処理を行う。その結果、図1に示すように、フィルム表
面から先端までの高さAが85nmの微小な突起が形成さ
れ、同時に、フィルム表面が親水化される。このように
して処理されたポリエステルフィルム1を容器から取り
出し、シクロヘキサンの溶媒で希釈した1×10-2 Mol
/l濃度のフッ素含有クロロシラン系化合物(化1)の溶
液中に10分浸漬する。ポリエステルの表面は酸素のプ
ラズマ処理によって親水化されているため表面で(化
2)の結合が形成され、フッ素含有のクロロシラン系化
合物(化1)による単分子膜4よりなる吸着膜3が形成
される。(図2)
【0013】
【化2】
【0014】このようにしてできた超撥水性フィルムの
撥水性、透明性の評価を行うため、水の接触角、透過率
について測定した。比較サンプルとして、FEPフィル
ム、フッ素系樹脂をコーティングしたポリエステルフィ
ルム、シリコーン系樹脂に無機微粒子(シリカ)を均一
に分散した複合塗料をコーティングしたポリエステルフ
ィルム、表面に突起を形成せず本発明と同じフッ素系ク
ロロシラン系化合物を使って化学吸着膜を形成したポリ
エステルフィルムの4つを用い、同様に、水の接触角、
透過率について測定した。なお、フィルム厚は、すべて
0.1mmである。
【0015】測定結果を(表1)に示す。
【0016】
【表1】
【0017】この(表1)から明らかなように、本実施
例1により作製した超撥水性フィルムは撥水性、透明性
の両面で優れた機能性フィルムであることがわかる。
【0018】(実施例2)以下、本発明の実施例2につ
いて説明する。
【0019】超撥水性フィルムの作製手順について図面
を参照しながら説明する。図3は本発明の超撥水性フィ
ルムを作製するための化学吸着膜形成装置の概略図であ
る。図3において、5は真空容器、6は密閉容器に入っ
ているフッ素含有のクロロシラン系化合物(化1)、7
は密閉容器のコックである。
【0020】実施例1と同様のプラズマ処理を行いフィ
ルム表面に微小な突起を形成した後、真空容器内を1×
10-3Paになるまで排気する。次に、密閉容器のコック
7を開きフッ素含有のクロロシラン系化合物6の原液を
気化させる。すると、プラズマ処理を行ったフィルムの
表面が親水化されているため、気化した(化1)とフィ
ルム表面とで(化2)の結合が形成され、フッ素含有の
クロロシラン系化合物による単分子膜4よりなる吸着膜
3が形成される。
【0021】このようにしてできた超撥水性フィルムを
実施例1と同様の評価を行った。測定結果を(表2)に
示す。
【0022】
【表2】
【0023】この(表2)から明らかなように、本実施
例2により作製した超撥水性フィルムは、実施例1と同
様に、撥水性、透明性の両面に渡り優れた機能性フィル
ムであると同時に、同じ真空容器内で一括して膜形成ま
でできるため工程時間の短縮、低コスト化も実現可能と
なる。
【0024】なお、実施例1または2においてクロロシ
ラン系化合物として(化1)を用いたが、他のフッ素含
有クロロシラン系化合物、例えば、(化3)や(化4)
などを用いても同じ効果は得られる。
【0025】
【化3】
【0026】
【化4】
【0027】また、本実施例では吸着させる化合物にク
ロロシラン系化合物を用いたが、メトキシシラン系、ま
たは、エトキシシラン系、または、クロロシラン系を含
めた混合系化合物であっても同様の効果を得ることがで
きる。
【0028】また、フィルム表面の突起の高さを今回は
85nmとしたが、10nm以下になると十分な撥水性が得
られなくなり、また、500nmを越えるとフィルム表面
の機械的強度が極力弱くなるため、望ましくは10〜5
00nmである。
【0029】なお、実施例2で、クロロシラン系化合物
の分子量が大きくなる、すなわち、炭素の数が大きくな
ると蒸発しにくくなるが、原液を適度に加熱することで
対応できるが、直鎖状の場合で炭素の数が25程度まで
が望ましい。
【0030】さらに、本実施例ではポリエステルフィル
ムを使用したが、他のプラスチックフィルムでも同様の
結果が得られることはいうまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、透明で優
れた撥水性をもった機能性フィルムを手軽に安価に提供
でき、工業的かつ実用的効果は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1および2における超撥水性フィルムの
構成図
【図2】実施例1および2における第1図中のB部を膜
形成後、分子レベルまで拡大した断面図
【図3】実施例2における化学吸着膜形成方法の概略図
【符号の説明】
1 ポリエステルフィルム 2 プラズマ処理によって形成された微小な突起 3 フッ素含有のクロロシラン系化合物による単分子膜
により形成された化学吸着膜 4 化学吸着した単分子膜 5 真空容器 6 密閉容器に入ったフッ素含有クロロシラン系化合物 7 密閉容器のコック
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 7/00 306 C08J 7/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルムの片面もしくは両
    面に少なくとも酸素を含むガスでプラズマ処理を行い、
    プラスチックフィルム表面上を均一に微小に荒らす工程
    と、クロロシラン系、メトキシシラン系、エトキシシラ
    ン系の少なくとも1種類のフッ素化合物を含んだ溶液中
    に前記プラスチックフィルムを浸漬させ、前記フッ素系
    化合物を溶液中で化学的に吸着させる工程とからなる超
    撥水性フィルムの製造方法。
  2. 【請求項2】 プラスチックフィルムの片面もしくは両
    面に少なくとも酸素を含むガスでプラズマ処理を行い、
    プラスチックフィルム表面上を均一に微小に荒らす工程
    Pと、クロロシラン系、メトキシシラン系、エトキシシ
    ラン系の少なくとも1種類のフッ素化合物もしくは溶剤
    で希釈したフッ素化合物の溶液を気相により前記プラス
    チック表面に化学吸着させる工程Qとからなる超撥水性
    フィルムの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記工程Pと工程Qとが同一真空容器内
    で一括して行われる請求項2記載の超撥水性フィルムの
    製造方法。
JP18073292A 1992-07-08 1992-07-08 超撥水性フィルムの製造方法 Expired - Lifetime JP3245972B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18073292A JP3245972B2 (ja) 1992-07-08 1992-07-08 超撥水性フィルムの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18073292A JP3245972B2 (ja) 1992-07-08 1992-07-08 超撥水性フィルムの製造方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001175139A Division JP3489572B2 (ja) 2001-06-11 2001-06-11 超撥水性フィルム及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0625449A JPH0625449A (ja) 1994-02-01
JP3245972B2 true JP3245972B2 (ja) 2002-01-15

Family

ID=16088341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18073292A Expired - Lifetime JP3245972B2 (ja) 1992-07-08 1992-07-08 超撥水性フィルムの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3245972B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4881507B2 (ja) * 2001-03-01 2012-02-22 株式会社アルバック プラスチック成形品の表面処理方法及び蒸着膜の形成されたプラスチック成形品の製造方法
EP1449641A4 (en) * 2001-11-08 2007-06-13 Nippon Sheet Glass Co Ltd COATED COATED ARTICLES AND THESE USE OF COATED FUNCTIONAL ARTICLES COATED WITH COATING COATINGS
JP2007245266A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Daikin Ind Ltd Cmp装置
JP2007284492A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 General Electric Co <Ge> 濡れ性の低い面を有する物品及びそれを製造する方法
JP5267798B2 (ja) * 2009-02-17 2013-08-21 日産自動車株式会社 耐擦傷性撥水構造及び耐擦傷性撥水構造体
JP2010251745A (ja) * 2009-04-10 2010-11-04 Asml Netherlands Bv 液浸リソグラフィ装置及びデバイス製造方法
EP2632612B1 (en) * 2010-10-28 2016-05-25 3M Innovative Properties Company Superhydrophobic films
JP2012228670A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Denso Corp 撥水性基材、撥水性基材を用いた熱交換器、および撥水性基材の製造方法
CN113862990A (zh) * 2021-09-18 2021-12-31 东华大学 一种改性纤维织物及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0625449A (ja) 1994-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Hirai et al. Mold surface treatment for imprint lithography
JP3358131B2 (ja) 撥水撥油性フィルムとその製造方法
Teare et al. Pulsed plasma deposition of super-hydrophobic nanospheres
EP0588242B1 (en) Water-and oil-repelling members and method of manufacturing the same
Zhuang et al. Transparent superhydrophobic PTFE films via one-step aerosol assisted chemical vapor deposition
CA2054931A1 (en) Fluorocarbon-based polymer lamination coating film and method of manufacturing the same
JP3245972B2 (ja) 超撥水性フィルムの製造方法
US20100330278A1 (en) Method for treating high hydrophobic surface of substrate
JP2545642B2 (ja) ガラス
WO2007050501A2 (en) Polymeric organometallic films
JPH04288349A (ja) 撥水撥油性被膜及びその製造方法
CN111962049A (zh) 等离子化学气相沉积的纳米超疏水涂层及其制备方法
US20140120350A1 (en) Method for affixing water-and-oil-repellent layer to amorphous carbon film layer, and laminated body formed by said method
JPH04359031A (ja) 撥水撥油性フィルム及びその製造方法
US7179506B2 (en) Surface modification of solid phase objects by poly(vinyl alcohol)
JP3489572B2 (ja) 超撥水性フィルム及びその製造方法
JP2010131569A (ja) 含フッ素重合体薄膜を有する基材及びその製造方法
JPH04252235A (ja) 高分子組成物の製造方法
JP3181093B2 (ja) 帯電防止膜の製造方法
JP2000103007A (ja) 撥水撥油性面と親水性面を有する物品及びその製造方法
JPH10146920A (ja) 撥水撥油性被膜を有する物品及びその形成方法
JP3292213B2 (ja) 高分子成形体
JP3397215B2 (ja) 親水親油性フィルム及びその製造方法
JP2004043689A (ja) 表面改質層被覆非晶質ポリオレフィン樹脂物品の製造方法と物品
JP2886814B2 (ja) 撥水撥油性基材

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 11