JP3245239B2 - 文字パターンの発生方法及び装置 - Google Patents

文字パターンの発生方法及び装置

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JP3245239B2 JP32066992A JP32066992A JP3245239B2 JP 3245239 B2 JP3245239 B2 JP 3245239B2 JP 32066992 A JP32066992 A JP 32066992A JP 32066992 A JP32066992 A JP 32066992A JP 3245239 B2 JP3245239 B2 JP 3245239B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフォントデータに基づい
て文字パターンを生成する文字パターンの生成方法及び
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、より高品位の文字を発生させて印
刷或いは表示を行いたいとの要求が強まり、従来のビッ
トマップフォントに代わって高品位な文字出力を実現で
きるアウトラインフォントの搭載が必要となってきた。
このようなアウトラインフォントは、文字の輪郭をサン
プリングした複数の点(制御点)の座標値をフォントデ
ータとして、フォントROMなどの形態でシステムに格
納している。これら座標値は必要に応じて読出され、そ
の文字サイズや書体等に応じて座標変換された後、さら
に輪郭の内部を塗りつぶすことによって文字パターンが
発生される。これは従来のビットマップフォントによる
文字発生に比べて、文字発生の自由度が高く、各種サイ
ズの文字を発生する場合でもギザのないスムーズな文字
を発生できる利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなアウトラインフォントは、フォントデータの内部表
現形式がビットマップフォントデータに比較して複雑で
あり、各書体の文字品質を追求する場合には、各輪郭の
サンプリングを細かく取らなければならない。このよう
にサンプリング点を細かく取ると、記憶しなければなら
ない制御点の座標値の数が増え、フォントデータのデー
タ量が増大してしまう。これによりフォントデータを記
憶するために大量のROMが必要となり、製品のコスト
アップを招く。更には、制御点の座標値の量が増えるこ
とにより、この座標値よりビットマップに変換するまで
の処理に手間がかかり、低コストの文字発生装置では望
ましい処理速度が達成されない等の問題があった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、メモリ容量を少なくして大量のフォントデータを記
憶できる文字パターンの生成方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】また、本発明の他の目的は、文字パターン
への展開速度を高めることができる文字パターンの生成
方法及び装置を提供することにある。
【0006】更に本発明によれば、発生された文字のエ
レメントパターンのそれぞれを、その縦及び横サイズと
ともにキャッシュメモリに記憶することにより、各エレ
メントパターン毎にキャッシングして文字パターンの発
生効率を高めて文字パターンを生成する文字パターンの
生成方法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の文字パターンの生成装置は以下のような構成
を備える。即ち、単純な図形要素と書体に固有な図形要
素とを含むエレメントの識別情報、及び前記エレメント
の縦及び横の基本サイズを含むエレメント構成情報を記
憶する記憶手段と、生成すべき文字を構成するエレメン
トのエレメント構成情報を前記記憶手段から読み出す読
出し手段と、前記生成すべき文字のサイズと予め設定さ
れている文字の基本サイズとに基づいて前記生成すべき
文字の縦及び横のスケールファクタを計算し、前記縦及
び横のスケールファクタと前記読出し手段により読み出
されたエレメント構成情報の各エレメントの縦及び横の
基本サイズに基づいて前記生成すべき文字の各エレメン
トの縦サイズと横サイズとを計算する計算手段と、前記
計算手段により計算された前記縦サイズと横サイズとに
基づいて前記各エレメントに対応するエレメントデータ
をエレメントパターンに展開する展開手段と、前記展開
手段により展開された前記エレメントパターンと、当該
エレメントパターンの縦サイズと横サイズとを記憶する
キャッシュメモリと、前記読出し手段により読み出され
たエレメント構成情報の各エレメントに対応するエレメ
ントパターンであって、前記計算手段により計算された
縦サイズと横サイズと一致するエレメントパターンが前
記キャッシュメモリに記憶されているか否かを判別する
判別手段と、前記判別手段により記憶されていると判別
された場合、対応するエレメントパターンを前記キャッ
シュメモリから文字パターン生成用メモリに転送し、ま
た前記判別手段により記憶されていないと判別された場
合、前記計算手段により計算された縦サイズと横サイズ
とに基づいて前記展開手段によりエレメントパターンに
展開して前記キャッシュメモリに前記縦及び横サイズと
ともに記憶させるとともに、前記展開手段により展開さ
れた前記エレメントパターンを前記文字パターン生成用
メモリに転送する処理を、前記読出し手段により読み出
されたエレメント構成情報の各エレメントに対して実行
して前記生成すべき文字の文字パターンを生成する生成
手段と、を有することを特徴とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の文字パターンの生成方法は以下のような工程
を備える。即ち、文字を構成する各エレメントに対応す
るエレメントデータに基づいてエレメントパターンを展
開し、前記各エレメントに対応するエレメントパターン
に基づいて文字パターンを生成する文字パターン生成方
法であって、単純な図形要素と書体に固有な図形要素と
を含むエレメントの識別情報、及び前記エレメントの縦
及び横の基本サイズを含むエレメント構成情報を記憶し
ているメモリから、生成すべき文字を構成する各エレメ
ントの縦及び横の基本サイズを含むエレメント構成情報
を読み出すステップと、前記生成すべき文字のサイズと
予め設定されている文字の基本サイズとに基づいて前記
生成すべき文字の縦及び横のスケールファクタを計算
し、前記縦及び横のスケールファクタと前記エレメント
構成情報の各エレメントの縦及び横の基本サイズとに基
づいて前記生成すべき文字の各エレメントの縦サイズと
横サイズとを計算する計算ステップと、前記読み出すス
テップで読み出されたエレメント構成情報の各エレメン
トに対応するエレメントパターンであって、前記計算ス
テップにより計算された縦サイズと横サイズと一致する
エレメントパターンが前記キャッシュメモリに記憶され
ているか否かを判別する判別ステップと、前記判別ステ
ップで記憶されていると判別された場合、対応するエレ
メントパターンを前記キャッシュメモリから文字パター
ン生成用メモリに転送し、また前記判別ステップで記憶
されていないと判別された場合、前記計算ステップで計
算された縦サイズと横サイズとに基づいて前記エレメン
トに対応するエレメントデータをエレメントパターンに
展開して前記キャッシュメモリに前記縦及び横サイズと
ともに記憶させるとともに、前記展開された前記エレメ
ントパターンを前記文字パターン生成用メモリに転送す
る転送ステップと、前記読み出すステップで読み出され
たエレメント構成情報の各エレメントのエレメントパタ
ーンを生成するまで前記判別ステップと前記転送ステッ
プを繰り返し実行して前記生成すべき文字の文字パター
ンを生成する生成ステップと、を有することを特徴とす
る。
【0009】
【作用】以上の構成において、単純な図形要素と書体に
固有な図形要素とを含むエレメントの識別情報、及び前
記エレメントの縦及び横の基本サイズを含むエレメント
構成情報を記憶しておき、生成すべき文字が指示される
と、その文字を構成する各エレメントの縦及び横の基本
サイズを含むエレメント構成情報を読み出し、生成すべ
き文字のサイズと予め設定されている文字の基本サイズ
とに基づいて文字の縦及び横のスケールファクタを計算
し、その縦及び横のスケールファクタとエレメント構成
情報の各エレメントの縦及び横の基本サイズとに基づい
て、その生成すべき文字の各エレメントの縦サイズと横
サイズとを計算し、その計算した縦サイズと横サイズと
に基づいて、その生成すべき文字の各エレメントに対応
するエレメントデータをエレメントパターンに展開し
て、そのエレメントパターンとそのエレメントパターン
の縦サイズと横サイズとをキャッシュメモリに記憶して
おき、読み出されたエレメント構成情報の各エレメント
に対応するエレメントパターンで、計算された縦サイズ
と横サイズと一致するエレメントパターンがキャッシュ
メモリに記憶されているか否かを判別し、記憶されてい
る時はそのエレメントパターンをキャッシュメモリから
文字パターン生成用メモリに転送して文字パターンを生
成し、そのキャッシュメモリに記憶されていないときは
展開手段によりエレメントパターンに展開するととも
に、その展開したエレメントパターンをキャッシュメモ
リに、その縦及び横サイズとともに記憶する処理を、読
み出された、生成すべき文字を構成するエレメントのエ
レメント構成情報の各エレメントに対して行って、その
生成すべき文字の文字パターンを生成する。
【0010】
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。尚、本発明は複数の機器から構
成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装
置に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置
に、本発明を実施するプログラムを供給することによっ
て達成される場合にも適用できることは言うまでもな
い。
【0012】図1は本実施例の文字発生装置の概略構成
を示すブロック図である。この文字発生装置は、例えば
ワークステーションやパソコン等のコンピュータ装置で
あっても良く、或いはディスプレイ装置やプリンタ装置
等に組み込まれた文字発生装置であっても良い。
【0013】図1において、1はフォントデータROM
で、文字発生のもととなるフォントデータ(ここではア
ウトラインフォントデータ)を格納している。尚、後述
するように、このフォントデータROM1は外部より入
力される文字を特定するためのパラメータ(以降、文字
発生命令と称す)に対応する書体インデックス、文字イ
ンデックス、エレメント・インデックスなどのインデッ
クス情報と、各文字のパターンを決定するためのエレメ
ント構成情報、エレメントパターン情報などを備えてい
る。2はエレメント・ビットマップ展開エリアで、ビッ
トマップに展開されたエレメントパターンを記憶する。
3はエレメント・ビットマップキャッシュメモリ(以降
EBキャッシュと称す)で、エレメント・ビットマップ
展開エリア2にビットマップ展開されたエレメント・イ
メージを、その後再利用できるように付加情報と共に格
納する。4は文字ビットマップメモリで、外部より入力
された文字の最終的なビットマップイメージ(以降、文
字ビットマップと称す)を記憶する。5は前述した文字
発生命令を外部より入力する入力装置で、例えばキーボ
ードのようなオペレータにより操作される入力装置であ
っても、SCSIやGPIB等のインターフェース部、
或いは必要な情報を保持する予め作成された文書情報フ
ァイル等であってもよい。
【0014】6は出力装置で、文字ビットマップメモリ
4に記憶された文字ビットマップを出力する。この出力
装置6は、例えばプリンタのようなハードコピー装置や
CRT等のディスプレイ装置、又はCRTのようなモニ
タに出力するためのビデオRAMであっても、更にまた
文書イメージを一旦ビットマップの形式で格納するペー
ジメモリであっても構わない。7はこの文字発生装置全
体を制御するためのCPUで、プログラムメモリ8に記
憶された制御プログラムに従って各種制御を行ってい
る。9はワークメモリで、CPU7の制御処理の実行時
に、各種データを一時的に保存する。10は輪郭内部塗
りつぶし処理部で、アウトラインフォントより作成され
た輪郭の内部を塗り潰すための処理を行う。
【0015】さて、入力装置5より入力された文字発生
命令が、明朝体の「付」で、出力ビットマップサイズが
64×64の場合に基づいて、以下に本実施例の文字発
生装置の動作を説明する。
【0016】図2は、フォントデータROM1のデータ
構成をより詳細に示す概念図である。
【0017】21は書体インデックスであって、文字発
生命令の書体パラメータ(明朝体、ゴシック体等)で指
示される、後述する各書体に対応する文字インデックス
を記憶しているエリアの先頭アドレスを保持している。
22は文字インデックスで、文字発生命令の文字コード
パラメータで指示される、後述する各文字のエレメント
構成情報を記憶しているエリアの先頭アドレスと、その
データ長を保持している。23はエレメント構成情報
で、文字発生命令の書体パラメータ(ここでは明朝体)
及び文字コードパラメータ(“付”の文字コード“49
55”)により文字(“付”)が特定されると、その特
定された文字がどのようなエレメントより構成されてい
るかを情報として保持している。その情報には、以下に
説明するエレメント・インデックス24の索引番号が含
まれている。24はエレメント・インデックスで、エレ
メントパターン情報を格納しているエリアの先頭アドレ
スと、そのデータ長を保持している。25はエレメント
パターン情報で、図3を参照して説明する文字を構成す
る共通図形要素を、その輪郭の座標値及び付加情報とと
もに格納している。
【0018】図3は、エレメントパターン情報25に記
憶されているエレメントパターン情報の代表的な例を示
す図である。
【0019】ここでエレメントとは、文字を構成する文
字のパターンの一部を示す輪郭を意味している。このエ
レメントのそれぞれは、その輪郭を特定できる制御点P
nの座標値(Xn,Yn)の配列で表され、またこれら
制御点間を直線で結ぶか、山線で結ぶかなどを特定する
属性情報(An)、さらには、このエレメントの最大外
形寸法(Ew(幅),Eh(高さ))などの付加情報を
も含んでいる。
【0020】図4は、エレメント構成情報23に格納さ
れる文字のエレメント情報を説明するための概念図で、
ここでは文字が、例えば明朝体の「付」であった場合で
示している。尚、このエレメント構成情報は、文字が漢
字であろうと、欧文のアルファベット文字であろうと、
またそれ以外のいかなる記号図形のいずれにも適用で
き、一般的に、非常に単純な図形要素、例えば長方形や
円などであっても良く、或いは指定された書体に固有な
図形要素の組合わせであっても良い。
【0021】図4において、42,43及び46はいず
れも長方形部分を示し、単純な図形要素の例である。ま
た41,44,45,47及び48は、その書体に固有
な図形要素の例である。例えば書体デザインの分野にお
いて、41は「左はらい」、44は「うろこ」、更に4
5は「たて打ち込み」などと称され、各々の書体を決定
する重要な図形要素である。従って、このような図形要
素は、6,000文字以上(日本語漢字第1、2水準合
計数)の文字図形の全てに亙って共通に用いられてい
る。また欧文においても、「セリフ」と称される部分
に、このような図形要素の概念を適応することができ、
ハングル文字、その他の言語の文字についても、このよ
うな特徴が少なからず存在している。よって、このよう
な図形要素に関する概念は、これら各種言語の文字や図
形等に対して有効なものである。
【0022】図5は図4に示す明朝体文字「付」につい
て、エレメント構成情報23に格納されるデータを説明
するための図である。
【0023】この明朝体文字「付」を構成するエレメン
ト41〜48の個数(この場合は8個)及びこれらエレ
メントの各々に対する位置情報(Cx,Cy)とサイズ
情報(Cw,Ch)、さらにエレメントのパターンを特
定するエレメント番号ENが記憶されている。尚、エレ
メント42,43及び46はいずれも単純な長方形であ
るため、これらのエレメントは共通エレメントとして扱
える。従って、これらエレメントに該当するエレメント
番号ENの値は同一である。また、前述の説明のよう
に、各種言語や書体に共通のエレメントは共用可能であ
るので、エレメント番号ENは、本実施例のシステムに
搭載するフォント全体に共通の通し番号で扱っても構わ
ないし、もちろん言語、書体などに依存するものとして
区別されるものであっても構わない。
【0024】図6は、入力装置5より与えられた書体コ
ード、文字コード及び出力サイズ等を含む文字発生命令
を入力した後、特定の文字を文字ビットマップとして作
成して出力装置6に出力する一連の文字発生処理を示す
フローチャートである。この処理はCPU7により実行
され、この処理を制御するためのプログラムはプログラ
ムメモリ8に記憶されている。
【0025】まずステップS1で、入力装置1より入力
された書体コード(例えば明朝体、ゴシック体等)に基
づいて、書体インデックス21における該当する書体イ
ンデックスのアドレスを求める。次にステップS2に進
み、ステップS1で求められた書体インデックスに基づ
いて、対応する文字インデックス22の先頭アドレスを
求める。次にステップS3に進み、ステップS2で求め
られた文字インデックス22の先頭アドレスより、与え
られた文字コードに該当する文字インデックスを求め
る。そして、ステップS4に進み、その文字インデック
スより、その文字のエレメント構成情報を記憶している
エリアの先頭アドレスを求め、ステップS5で、エレメ
ント構成情報を読取り、ワークメモリ9に格納する。
【0026】これにより、例えば前述のように、文字コ
ードがJISコードの“4955”(漢字「付」)で、
書体コードにより明朝体が指示されると、図4に示すよ
うなエレメント41〜48に関する情報(図5)が読み
出され、RAM9に記憶されることになる。
【0027】次にステップS6に進み、文字ビットマッ
プメモリ4をクリアする。ステップS7では、ワークメ
モリ9に記憶された文字の全てのエレメントに対する処
理が終了したかどうかを判断し、終了すればステップS
11に進み、そうでない時はステップS8に進む。ステ
ップS8では、1つのエレメントについて、ビットマッ
プ・エレメントのサイズを計算する。これは各エレメン
トの位置情報(Cx,Cy)やサイズ情報(Cw,C
h)等により求められる。この処理の詳細は図8のフロ
ーチャートを参照して後述する。次にステップS9に進
み、この計算結果に従って、各エレメントを輪郭内部塗
潰し処理部10の処理によりビットマップに展開し、そ
れをエレメントビットマップ展開エリア2に作成する。
こうして求められたエレメントのビットマップ情報は文
字ビットマップメモリ4に転送され、そこで各エレメン
トの位置情報(Cx,Cy)に基づいて、他のエレメン
トのビットマップデータと共に組み合わされて文字パタ
ーンが形成される。
【0028】尚、ステップS10の処理は、ソフトウェ
アによるものであっても、またこれに専用のハードウェ
ア回路を用いたものであっても構わない。更に、本実施
例における曲線の表現は、例えばn次パラメータ形式で
も、円弧による定義等でも構わない。更に、曲線表現を
使用せず、全ての輪郭点座標を直線で結ぶ表現形式のも
のでも構わない。
【0029】図7は、入力装置5より指示された文字サ
イズに対応したエレメントのサイズについて説明するた
めの図である。
【0030】図7において、(Dw,Dh)は、指示さ
れた文字サイズを示し、(Gx,Gy)は、その文字
「付」の1つのエレメント41「ひだりはらい」に注目
したエレメントのビットマップに展開された時の位置
(左上隅)を示している。また、(Gw,Gh)は同様
に、エレメント41をビットマップに展開したときのサ
イズを示している。
【0031】次に、図8のフローチャートを参照して、
図6のステップS8のエレメントのビットマップサイズ
を求める処理、つまり図4に示す漢字「付」のエレメン
ト構成情報からビットマップのエレメントサイズを計算
する計算処理を説明する。
【0032】まずステップS21で、基本文字サイズ
(Rw,Rh:図4)よりビットマップに展開された時
の文字サイズ(Dw,Dh:図7)へ変換するためのス
ケールファクタ(Sx,Sy)を、下式により求める。
【0033】 (Sx,Sy)=(Dw,Dh)/(Rw,Rh) ここで、基本文字サイズ(Rw,Rh)は、本実施例の
文字発生装置において予め定められているフォントデー
タのサイズであって、既定の数値である。
【0034】次にステップS22に進み、各エレメント
の位置(Cx,Cy:図4)と、前述のスケールファク
タ(Sx,Sy)とにより、そのエレメントをビットマ
ップに展開した時の位置(Gx,Gy:図7)を次式を
用いて求める。
【0035】 (Gx,Gy)=(Sx,Sy)*(Cx,Cy) ここで、(Cx,Cy)は各文字のエレメント構成情報
として、エレメント構成情報23に予め格納されている
既定の数値である。
【0036】次にステップS23に進み、基本エレメン
トサイズ(Cw,Ch:図4)と、前述のスケールファ
クタ(Sx,Sy)とにより、そのエレメントをビット
マップに展開した時のサイズ(Gw,Gh:図7)を下
式を用いて求める。
【0037】 (Gw,Gh)=(Sx,Sy)*(Cw,Ch) 尚、エレメントサイズ(Cx,Cy)は各文字のエレメ
ント構成情報として、エレメント構成情報23に予め格
納されている既定の数値である。
【0038】次にステップS24に進み、エレメントパ
ターン情報25に記憶されている、そのエレメント基本
サイズ(Ew,Eh:図3)及びそのエレメントをビッ
トマップに展開した時のサイズ(Gw,Gh:図7)と
により、各エレメントのスケールファクタ(ESx,E
Sy)を次式を用いて求める。
【0039】 (ESx,ESy)=(GW,Gh)/(Ew,Eh) 次にステップS25に進み、そのエレメントを構成する
各輪郭の座標値Pn(Xn,Yn)に対する処理が終了
したかを判断し、終了すればそのエレメントのビットマ
ップ展開が終了したものとして、そのエレメントに対す
る処理を終了するが、そうでない時はステップS26に
進み、Pn(Xn,Yn)及び(ESx,ESy)とに
より、そのエレメントをビットマップ展開した時の座標
値Bn(BXn,BYn)を次式により求める。
【0040】(BXn,BYn)=(ESx,ESy)
*Pn(Xn,Yn) このようにして求められた各エレメントのビットマップ
展開後のアドレス(BXn,BYn)により、文字ビッ
トマップメモリ4にビットマップ展開される、各エレメ
ントの座標値が決定される。
【0041】図9は、EBキャッシュ(エレメント・ビ
ットマップキャッシュメモリ)3のデータを構成をより
詳細に示す構成図である。
【0042】このEBキャッシュ3は、前述した図6ス
テップS9で作成されたエレメントのビットマップデー
タを、さらにその後の再利用が可能なように、付加情報
と共に一次保管するためのメモリである。このEBキャ
ッシュ3には、エレメント番号EN、各エレメントをビ
ットマップに展開した時のサイズ(Gw,Gh:図
7)、及びビットマップ展開されたエレメントデータを
実際に格納しているエリア90の、各エレメントに対応
するビットマップデータの先頭アドレス“Gad”によ
り構成されている。このようなEBキャッシュ3を用い
ることにより、一度ビットマップに展開されたエレメン
トは、その後に同一のエレメントのパターン展開が要求
された時に、このEBキャッシュ3より読み出されて使
用されることにより、前述のステップS9におけるビッ
トマップ展開処理を省略することができる。
【0043】図10は、このようなEBキャッシュ3を
用いた場合の文字パターンの展開処理を示すフローチャ
ートである。
【0044】まずステップS31で、入力装置5より入
力された書体コードに基づいて、書体インデックス21
における、その書体のアドレスを求める。次にステップ
S32に進み、この書体インデックスより、文字インデ
ックス22の先頭アドレスを求める。更にステップS3
3において、その文字インデックス22の先頭アドレス
より、入力装置5より指示された文字コードに該当する
文字インデックスを求める。そしてステップS34で、
この文字インデックスより該当するエレメント構成情報
23の該当エリアの先頭アドレスを求める。次にステッ
プS35に進み、そのエレメント構成情報をワークメモ
リ9に読み込む。そしてステップS36で文字ビットマ
ップメモリ4をクリアする。ここまでの処理は前述の図
6のフローチャートのステップS1〜ステップS5まで
の処理を同様である。
【0045】ステップS37では、その文字の各エレメ
ントに対する処理が終了したかどうかを調べ、終了して
いればステップS43に進み、そうでない時はステップ
S38に進む。ステップS38では、ステップS8と同
様に、1つのエレメントについて、それをビットマップ
展開した時のサイズを計算する。次にステップS39に
進み、EBキャッシュ3を検索し、要求されるエレメン
ト番号ENと、そのエレメントをビットマップに展開し
た時のサイズ(Gw,Gh)に該当するものがあるかど
うかを判断する。該当するものがある時はステップS4
0に進み、前述の図9のGadを参照して、そのエレメ
ントのビットマップデータを読み出し、文字ビットマッ
プメモリ4に転送する。
【0046】一方、ステップS39で、EBキャッシュ
3に該当するエレメントのビットマップデータが存在し
ない(格納されていない)場合にはステップS41に進
み、前述のステップS9と同様にして、そのエレメント
のビットマップデータを作成して展開エリア2に展開す
る。次にEBキャッシュ3の空きエリアに、その展開さ
れたエレメントの番号EN、そのサイズ(Gw,G
h)、及びエレメント・ビットマップ展開エリア2に一
次保管されているエレメントのビットマップデータをE
Bキャッシュ3に転送するとともに、そのビットマップ
データの先頭アドレスGadを格納する。そしてステッ
プS42に進み、そのエレメントのビットマップデータ
(展開エリア2に展開されている)を文字ビットマップ
メモリ4に転送する。こうしてステップS40或いはス
テップS42が実行されると、次にステップS37に戻
り、前述の処理を実行する。
【0047】こうして全てのエレメントのパターン展開
が終了するとステップS43に進み、文字ビットマップ
メモリ4の内容を出力装置6に出力して、文字パターン
の表示或いは印刷等を行う。
【0048】このようにEBキャッシュを用いることに
より、一度作成されたエレメントのビットマップデータ
を再度使用することができるため、文字パターンの展開
処理を高速にできる効果がある。又、EBキャッシュ3
を構成に含めると、エレメントビットマップ展開エリア
2を省略することが可能である。つまりEBキャッシュ
3の空きエリアを確保した上で、エレメントのビットマ
ップデータを直接、このEBキャッシュ3に作成するこ
とができる。更に、ステップS42においてEBキャッ
シュ3から文字ビットマップメモリ4へ転送すれば良
い。
【0049】図11は、本実施例の出力装置6として適
用可能なレーザビームプリンタ(LBP)の構造を示す
側面断面図である。また図12も同様に、より安価な出
力装置であるインクジェットプリンタの構造図である。
これらの出力装置6は、図示しない当該装置を制御する
ためのインターフエース回路等を介して接続することが
でき、前述の処理により作成された文字パターンデータ
を、例えば紙等に印刷して可視化できる。
【0050】図11は本実施例のレーザビームプリンタ
(LBP)100の内部構造を示す断面図である。
【0051】図11において、100はLBP本体を示
し、外部に接続されている前述の文字発生装置等から供
給される文字パターン情報等を入力して記憶するととも
に、それらの情報に従って記録媒体である記録紙上に像
を形成する。300は操作のための各種スイッチ及びL
ED表示器等が配されている操作パネル、101はLB
P100全体の制御及び入力される文字パターン情報等
を解析するプリンタ制御ユニットである。このプリンタ
制御ユニット101は主に文字パターンのビデオ信号に
変換してレーザドライバ102に出力する。
【0052】レーザドライバ102は半導体レーザ10
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザをオン・オフ切替している。レー
ザ光104は回転多面鏡105で左右方向に振られて静
電ドラム106上を走査する。これにより、静電ドラム
106上には文字パターンの静電潜像が形成される。こ
の潜像は静電ドラム106の周囲の現像ユニット107
により現像された後、記録紙に転写される。この記録紙
にはカットシートを用い、カセット記録紙はLBP10
0に装着した用紙カセットに収納され、給紙ローラ10
9及び搬送ローラ110と111とにより装置内に取り
込まれて、静電ドラム106に供給される。
【0053】図12は本発明が適用できるインクジェッ
ト記録装置IJRAの概観図である。同図において、駆
動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア
5011,5009を介して回転するリードスクリュー
5005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッジ
HCはピン(不図示)を有し、矢印a,b方向に往復移
動される。このキャリッジHCには、インクジェットカ
ートリッジIJCが搭載されている。5002は紙押え
板であり、キャリッジの移動方向に亙って紙をプラテン
5000に対して押圧する。5007,5008はフォ
トカプラで、キャリッジのレバー5006のこの域での
存在を確認して、モータ5013の回転方向切り換え等
を行うためのホームポジション検知手段である。501
6は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材50
22を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸
引する吸引手段で、キャップ内開口5023を介して記
録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングブ
レードで、5019はこのブレードを前後方向に移動可
能にする部材であり、本体支持板5018にこれらが支
持されている。ブレードは、この形態でなく周知のクリ
ーニングブレードが本例に適用できることは言うまでも
ない。又、5012は、吸引回復の吸引を開始するため
のレバーで、キャリッジと係合するカム5020の移動
に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切
り換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0054】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0055】次に、上述した装置の記録制御を実行する
ための制御構成について、図13に示すブロック図を参
照して説明する。制御回路を示す同図において、170
0は記録信号を入力するインターフェース、1701は
MPU、1702はMPU1701が実行する制御プロ
グラムを格納するプログラムROM、1703は各種デ
ータ(上記記録信号やヘッドに供給される記録データ
等)を保存しておくダイナミック型のRAMである。1
704は記録ヘッド1708に対する記録データの供給
制御を行うゲートアレイであり、インターフェース17
00、MPU1701、RAM1703間のデータ転送
制御も行う。1710は記録ヘッド1708を搬送する
ためのキャリアモータ、1709は記録紙搬送のための
搬送モータである。1705はヘッドを駆動するヘッド
ドライバ、1706,1707はそれぞれ搬送モータ1
709、キャリアモータ1710を駆動するためのモー
タドライバである。
【0056】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
ーフェース1700に記録信号が入るとゲートアレイ1
704とMPU1701との間で記録信号がプリント用
の記録データに変換される。そして、モータドライバ1
706、1707が駆動されると共に、ヘッドドライバ
1705に送られた記録データに従って記録ヘッドが駆
動され、印字が行われる。
【0057】以上説明したように本実施例によれば、各
文字を構成する共通する図形要素を表現する図形情報を
アウトラインフォントで記憶しておき、必要に応じて各
図形情報を個々にビットマップデータに変換して文字の
ビットマップパターンを作成することによって、フォン
トメモリの容量を少なくして高品質の文字を高速に発生
できる。
【0058】さらにまた、各文字を構成する共通する図
形要素を表現する図形情報をアウトラインフォントで記
憶しておき、各文字に対してこれら図形要素の構成情報
を持ち、必要に応じて各図形情報をビットマップ展開し
たパターンデータをキャッシュとして記憶しておく。こ
れにより、必要とするエレメントのビットマップデータ
が既にキャッシュメモリに記憶されているかどうかを判
断し、記憶されている時はこれを読み出して使用して文
字ビットマップデータを生成することにより、高品質の
文字を高速に発生できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
モリ容量を少なくして大量のフォントデータを記憶でき
る効果がある。
【0060】また、本発明によれば、文字パターンへの
展開速度を高めることができる効果がある。
【0061】更に本発明によれば、発生された文字のエ
レメントパターンのそれぞれを、その縦及び横サイズと
ともにキャッシュメモリに記憶することにより、各エレ
メントパターン毎にキャッシングして文字パターンの発
生効率を高めて文字パターンを発生できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の文字パターン発生装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例のフォントデータROMのデータ構成
を示す概念図である。
【図3】本実施例のエレメントパターン情報の一例を示
す図である。
【図4】本実施例における漢字「付」の各エレメント構
成情報の概念図である。
【図5】図4に示す各エレメント構成情報のデータフォ
ーマットを示す図である。
【図6】本実施例の文字パターン発生装置における文字
パターン発生処理を示すフローチャートである。
【図7】本実施例における漢字「付」のビットマップデ
ータのサイズを説明するための図である。
【図8】図6のステップS8のエレメントのビットマッ
プデータのサイズを計算する処理を示すフローチャート
である。
【図9】本実施例のエレメントのビットマップデータを
記憶するキャッシュメモリのデータ構成図である。
【図10】本実施例のEBキャッシュを加えた場合の文
字パターンの発生処理を示すフローチャートである。
【図11】本実施例の出力装置に適用できるレーザビー
ムプリンタの構成を示す構造断面図である。
【図12】本実施例の出力装置に適用できるインクジェ
ットプリンタの記録部の構成を示す外観斜視図である。
【図13】本実施例の出力装置に適用できるインクジェ
ットプリンタの概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 フォントデータROM 2 エレメント・ビットマップ展開エリア 3 エレメント・ビットマップ・キャッシュメモリ(E
Bキャッシュ) 4 文字ビットマップメモリ 5 入力装置 6 出力装置 7 CPU 8 プログラムメモリ 9 ワークメモリ 10 輪郭内部塗りつぶし処理部 21 書体インデックス 22 文字インデックス 23 エレメント構成情報 24 エレメントインデックス 25 エレメントパターン情報 41〜48 エレメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B41J 3/12 P (56)参考文献 特開 平6−67641(JP,A) 特開 昭62−194585(JP,A) 特開 平4−184393(JP,A) 特開 平4−161985(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/24 - 5/26 B41J 3/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単純な図形要素と書体に固有な図形要素
    とを含むエレメントの識別情報、及び前記エレメントの
    縦及び横の基本サイズを含むエレメント構成情報を記憶
    する記憶手段と、 生成すべき文字を構成するエレメントのエレメント構成
    情報を前記記憶手段から読み出す読出し手段と、 前記生成すべき文字のサイズと予め設定されている文字
    の基本サイズとに基づいて前記生成すべき文字の縦及び
    横のスケールファクタを計算し、前記縦及び横のスケー
    ルファクタと前記読出し手段により読み出されたエレメ
    ント構成情報の各エレメントの縦及び横の基本サイズ
    基づいて前記生成すべき文字の各エレメントの縦サイズ
    と横サイズとを計算する計算手段と、 前記計算手段により計算された前記縦サイズと横サイズ
    とに基づいて前記各エレメントに対応するエレメントデ
    ータをエレメントパターンに展開する展開手段と、 前記展開手段により展開された前記エレメントパターン
    と、当該エレメントパターンの縦サイズと横サイズとを
    記憶するキャッシュメモリと、前記読出し手段により読み出されたエレメント構成情報
    各エレメントに対応するエレメントパターンであっ
    て、前記計算手段により計算された縦サイズと横サイズ
    と一致するエレメントパターンが前記キャッシュメモリ
    に記憶されているか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により記憶されていると判別された場合、
    対応するエレメントパターンを前記キャッシュメモリか
    ら文字パターン生成用メモリに転送し、また前記判別手
    段により記憶されていないと判別された場合、前記計算
    手段により計算された縦サイズと横サイズとに基づいて
    前記展開手段によりエレメントパターンに展開して前記
    キャッシュメモリに前記縦及び横サイズとともに記憶さ
    せるとともに、前記展開手段により展開された前記エレ
    メントパターンを前記文字パターン生成用メモリに転送
    する処理を、前記読出し手段により読み出されたエレメ
    ント構成情報の各エレメントに対して実行して前記生成
    すべき文字の文字パターンを生成する生成手段と、 を有することを特徴とする文字パターン生成装置。
  2. 【請求項2】 前記生成手段により生成された文字パタ
    ーンに基づき文字を表示する表示手段を更に有すること
    を特徴とする請求項1記載の文字パターン生成装置。
  3. 【請求項3】 前記生成手段により生成された文字パタ
    ーンに基づき文字を印刷する印刷手段を更に有すること
    を特徴とする請求項1記載のもイパターン生成装置。
  4. 【請求項4】 前記展開手段は、前記計算手段により計
    算された前記エレメントの縦サイズと横サイズと前記
    レメント構成情報の対応するエレメントの縦及び横の
    本サイズとに基づき対応するエレメントパターンの
    及び横のスケールファクタを計算し、当該計算された
    及び横のエレメントパターンのスケールファクタと前記
    エレメントに対応するエレメントデータの基本座標値に
    基づいて前記エレメントパターンの座標値を計算し、前
    記計算された座標値に従って前記エレメントパターンを
    展開することを特徴とする請求項1記載の文字パターン
    生成装置。
  5. 【請求項5】 文字を構成する各エレメントに対応する
    エレメントデータに基づいてエレメントパターンを展開
    し、前記各エレメントに対応するエレメントパターンに
    基づいて文字パターンを生成する文字パターン生成方法
    であって、単純な図形要素と書体に固有な図形要素とを含むエレメ
    ントの識別情報、及び前記エレメントの縦及び横の基本
    サイズを含むエレメント構成情報を記憶しているメモリ
    から、 生成すべき文字を構成する各エレメントの縦及び
    横の基本サイズを含むエレメント構成情報を読み出す
    テップと、 前記生成すべき文字のサイズと予め設定されている文字
    の基本サイズとに基づいて前記生成すべき文字の縦及び
    横のスケールファクタを計算し、前記縦及び横のスケー
    ルファクタと前記エレメント構成情報の各エレメントの
    縦及び横の基本サイズとに基づいて前記生成すべき文字
    の各エレメントの縦サイズと横サイズとを計算する計算
    ステップと、前記読み出すステップで読み出されたエレメント構成情
    報の 各エレメントに対応するエレメントパターンであっ
    て、前記計算ステップにより計算された縦サイズと横サ
    イズと一致するエレメントパターンが前記キャッシュメ
    モリに記憶されているか否かを判別する判別ステップ
    と、 前記判別ステップで記憶されていると判別された場合、
    対応するエレメントパターンを前記キャッシュメモリか
    ら文字パターン生成用メモリに転送し、また前記判別ス
    テップで記憶されていないと判別された場合、前記計算
    ステップで計算された縦サイズと横サイズとに基づいて
    前記エレメントに対応するエレメントデータをエレメン
    トパターンに展開して前記キャッシュメモリに前記縦及
    び横サイズとともに記憶させるとともに、前記展開され
    た前記エレメントパターンを前記文字パターン生成用メ
    モリに転送する転送ステップと、 前記読み出すステップで読み出されたエレメント構成情
    報の各エレメントのエレメントパターンを生成するまで
    前記判別ステップと前記転送ステップを繰り返し実行し
    て前記生成すべき文字の文字パターンを生成する生成ス
    テップと、 を有することを特徴とする文字パターン生成方法。
  6. 【請求項6】 前記生成ステップで生成された文字パタ
    ーンに基づき文字を表示する表示ステップを更に有する
    ことを特徴とする請求項5記載の文字パターン生成方
    法。
  7. 【請求項7】 前記生成ステップにより生成された文字
    パターンに基づき文字を印刷する印刷ステップを更に有
    することを特徴とする請求項5記載の文字パターン生成
    方法。
  8. 【請求項8】 前記展開ステップでは、前記計算ステッ
    プで計算された前記エレメントの縦サイズと横サイズと
    前記エレメント構成情報のエレメントの縦及び横の基本
    サイズとに基づき対応するエレメントパターンの縦及
    び横のスケールファクタを計算し、当該計算されたエレ
    メントパターンのスケールファクタと前記エレメントに
    対応するエレメントデータの基本座標値に基づいて前記
    エレメントパターンの座標値を計算し、前記計算された
    座標値に従って前記エレメントパターンを展開すること
    を特徴とする請求項5記載の文字パターン生成方法。
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