JP3244712B2 - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

生ゴミ処理装置

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JP3244712B2 JP54037498A JP54037498A JP3244712B2 JP 3244712 B2 JP3244712 B2 JP 3244712B2 JP 54037498 A JP54037498 A JP 54037498A JP 54037498 A JP54037498 A JP 54037498A JP 3244712 B2 JP3244712 B2 JP 3244712B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の属する技術分野 本発明は、微生物の作用により生ゴミの処理を行う生
ゴミ処理装置、特に微生物の作用により生ゴミを完全に
分解して消滅させる処理を行うことを企図する生ゴミ処
理装置に関する。
発明の背景 生ゴミは従来より焼却処分や埋立てにより処理されて
いるが、そのような処理にも限界があり、人口増大や消
費の活発化に伴う生ゴミ量の激増が生ゴミ問題を一層深
刻なものとしている。問題の深刻化は今や世界的な現象
であり、生ゴミ問題を解決することはそれだけ重要な社
会的意義を有する。
そして、生ゴミ問題を解決するために多くの発明がな
されており、その大多数は微生物を利用して生ゴミを堆
肥化するものである。しかしながらこの発明は、都市部
の住民等のように堆肥を得てもその使い道がない者に対
しては無用の長物となる。また、堆肥を必要とする者に
対しても、通常よりも多くの生ゴミが発生してしまった
場合には処理が追いつかず、本当に処理したい時に限っ
て処理ができないという点で、結局は生ゴミ問題の解決
にならなないこともある。
このような問題点に鑑みて出願人は、微生物の作用に
より生ゴミを二酸化炭素と水とに完全に分解する生ゴミ
処理装置を発明した(特開平7−68240号公報、特開平
8−108166号公報)。この装置は、生ゴミ処理槽内で主
に好気性微生物を担持した担体と生ゴミとを好気性条件
下で撹拌混合し、必要に応じて水供給と温度調整を行っ
て、投入された生ゴミを二酸化炭素と水とに完全に分解
するというものである。この装置によれば、微生物を担
持した担体を定期的に補充し、間欠的に撹拌混合運転を
するだけで生ゴミを完全に消滅させることができるた
め、年々増大する生ゴミにも対応することができる。ま
た、生ゴミを二酸化炭素と水とに完全に分解するため、
通常の下水に流すことができ、その装置以外に特別な施
設が不要という利点を有し、都市部のような敷地が過少
なところにも装置することができる。
発明の開示 本発明の目的は、微生物の作用により生ゴミを二酸化
炭素と水とに完全に分解する上記のような生ゴミ処理装
置を改良し、生ゴミ処理の効率化や利得化を高めること
にある。
以上のような目的を達成するために本発明者が鋭意研
究を重ねた結果、微生物が活動する生ゴミ処理槽の下部
からも水を供給するようにすると、水とある程度の空気
が供給され、微生物による生ゴムの分解が促進されるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、生ゴミを収容する底部がメッシュ状の収容
槽の内部に撹拌混合機構を備え、前記収容槽内にて、微
生物を担持した担体と生ゴミとを前記撹拌混合機構によ
り撹拌混合し、当該収容槽内で生ゴミを発酵し消滅させ
る生ゴミ処理装置であって、前記収容槽のメッシュ状底
部の下部に、当該メッシュ状の底部に対して前記収容槽
の外側から水を噴射する水噴射機構を備えることを特徴
とする生ゴミ処理装置を提供する。
本発明は、前記撹拌混合機構は、前記メッシュ状の底
部に平行して取り付けられている回転軸と、この回転軸
に取り付けられ当該回転軸の回転に伴って当該回転軸の
周方向に回転する撹拌腕と、この撹拌腕の先端に設けら
れた掌板と、からなることを特徴とする上記記載の生ゴ
ミ処理装置を提供する。
本発明は、前記メッシュ状の底部は、前記掌板の移動
に則した湾曲状とされていることを特徴とする上記記載
の生ゴミ処理装置を提供する。
本発明は、前記水噴射機構は、水噴出用の孔を備える
噴水管と、この噴水管を回転させるローターと、前記噴
水管に水を供給する給水装置と、この給水装置により供
給される水量・水圧を調整するコントローラと、からな
ることを特徴とする上記記載の生ゴミ処理装置を提供す
る。
本発明は、前記外側からの水噴射は、前記メッシュ状
の底部にある生ゴミが当該底部から持ち上がる程度の大
きさの水噴射であることを特徴とする上記記載の生ゴミ
処理装置を提供する。
本発明は、生ゴミ処理装置から放出される廃水を更に
前記収容槽内に導くループ機構を備えることを特徴とす
る上記記載の生ゴミ処理装置を提供する。
本発明は、生ゴミの塊の中から当該生ゴミ中に含まれ
ているポリ容器を除去するポリ容器除去装置であって、
ポリ容器を引っ掛けるための爪体と、この爪体が所定の
一方向に通る溝であって、当該一方向に行くに従ってこ
の爪体の収容割合が大きくなる溝と、を備え、前記爪体
の前記一方向の移動によりポリ容器を拾い、次に、前記
爪体の当該一方向の移動に従って当該爪体が前記溝中に
収納されることによって当該爪体に引っ掛ったポリ容器
が外されるという一連の動作により生ゴミの塊の中から
除去するポリ容器除去装置を更に備えることを特徴とす
る上記記載の生ゴミ処理装置を提供する。
本発明は、前記ポリ容器除去装置は、前記爪体が取り
付けられた回転軸と、この回転軸を介して合わされた一
対のハウジングと、この一対のハウジングの間に形成さ
れる前記爪体が通る道としての前記溝と、を備え、前記
一対のハウジングは、前記爪体の移動に従って当該爪体
が前記溝中に収納されるようにその外周が設定されてい
る部分を少なくとも一つ有することを特徴とする上記記
載の生ゴミ処理装置を提供する。
なお、この明細書および添付の請求の範囲において、
「ポリ容器」とは、ポリ塩化ビニルやポリプロピレンな
どの高分子体により構成された容器一般を指し、いわゆ
るビニール袋やビニール容器など、柔らかいものから、
ある程度の高度を有するものまでを広く含む。
図面の簡単な説明 Fig.1は、本発明に係る生ゴミ処理装置の機能構成を
説明するためのブロック図であり、特にFig.1(A)は
ミキサーの回転軸に沿って切断した断面図を示したもの
であり、Fig.1(B)はミキサーの回転軸の垂直方向の
断面図である。
Fig.2は、本発明に係る生ゴミ処理装置のメッシュ状
の底部13aの一部拡大図である Fig.3は、噴水管17の構成を示す一部拡大図である。
特に、Fig.3(A)は一部側面図、Fig.3(B)は一部上
面図を示す。Fig.3(C)は噴水管17の別の態様を示
す。
Fig.4(A)、Fig.4(B)及びFig.4(C)は、本発
明に係る生ゴミ処理装置の噴水管17の噴水孔17aからの
水噴射の強さについて説明するための図である。
Fig.5は、本発明に係る生ゴミ処理装置を使用した生
ゴミ処理システムを示した図である。
Fig.6は、本発明に係るプラスチック容器除去装置27
の機能構成を示すブロック図である。ここで、Fig.6
(A)は正面図、Fig.6(B)は断面図、Fig.6(C)は
上面図を示す。
Fig.7は、本発明に係るプラスチック容器除去装置27
の原理を説明するための図である。
発明を実施するための最良の形態 Fig.1は、本発明に係る生ゴミ処理装置の機能構成を
説明するためのブロック図であり、特にFig.1(A)は
ミキサーの回転軸に沿って切断した断面図を示したもの
であり、Fig.1(B)はミキサーの回転軸の垂直方向の
断面図である。
Fig.1(A)及びFig.1(B)に示されるように、本発
明に係る生ゴミ処理装置11は、ケーシング12内に、生ゴ
ミ及び微生物担体を収容する収容槽13を備える。そし
て、この収容槽13内には、収容された生ゴミ及び微生物
担体を撹拌混合するためのミキサー15が備え付けられて
いる。一方、収容槽13の底部13aはメッシュ状とされて
いる。この実施の態様において、メッシュ状の底部13a
は、その一部拡大図であるFig.2に示されているよう
に、穴開きステンレス板13bで構成している。ステンレ
ス板13bの貫通穴13cの大きさは、生ゴミもしくは微生物
担体が落ちない程度のものであり、通常は、内径0.5mm
から2.0mm程度の範囲で適当に設定される。
この実施の態様において、ミキサー(撹拌混合機構)
15は、回転軸15aと、この回転軸15aに取り付けられた撹
拌腕15bと、撹拌腕15bの先端部分に取り付けられた掌板
15cと、からなり、回転軸15aの回転に伴って撹拌腕15b
が移動することによって、生ゴミと微生物担体とが撹拌
され、混合されることになる。Fig.1(A)に示される
ように、メッシュ状の底部13aについてその断面が半円
状になるように形成されているのは、回転軸15aの回転
によって掌板15cが円を描いて移動することに対応させ
るためのものである。ここで、撹拌腕15b及び掌板15c
は、掌板15cがメッシュ状底部13aの表面すれすれを移動
するように設定されているため、メッシュ状底部13aの
表面に溜まっている生ゴミ及び微生物担体が掌板15c移
動の度にしゃくり上げられることになり、生ゴミ及び微
生物担体の底部での停留が防止でき、撹拌の完全を図る
ことができる。撹拌腕15bは、所定の周期を持って回転
軸15aに取り付けられるのが好ましく、また、所定の方
向に収束するように掌板15cに傾きをつけることによっ
て、ドリルが回転したときのように、生ゴミ及び微生物
担体を回転軸15aの軸方向に移動させるようにすること
もできる。
本発明に係る生ゴミ処理装置は、メッシュ状底部13a
の下方に噴水管17が備え付けられている。Fig.3に示さ
れるように、噴水管17には噴水孔17aが設けられてお
り、噴水管17に供給された水がこの噴水孔17aから噴出
する。噴水孔17aから噴出した水は、下部からメッシュ
状底部13aに向かって噴射されることとなる。
水噴射の強さについては、Fig.4に示されるように、
微生物担体それ自体もしくは微生物担体をまとった生ゴ
ミDがメッシュ状底部13aから動かないほどに弱い噴水
(Fig.4(A))、微生物担体それ自体もしくは微生物
担体をまとった生ゴミDがメッシュ状底部13aから持ち
上がる程度の強さをもった噴水(Fig.4(B))、微生
物担体それ自体もしくは微生物担体をまとった生ゴミD
がメッシュ状底部13aから持ち上がるだけでなく、その
範囲を越えて外れてしまうような強さをもった噴水(Fi
g.4(C))があるが、本発明の目的を達成するために
は、Fig.4(B)に示されるような噴水であることが好
ましい。このような強さに設定することで、収容槽13内
に水と酸素とを送り込むことができ、微生物の活動を活
発にすることができる。
水噴射の強さは、水道から噴水管17に送り込まれる水
の水圧や水量をFig.5に示すコントローラ19で調整する
ことによって制御することができる。また、水噴射の強
さを強力(Fig.4(C)もしくはそれ以上)にすること
によって、ステンレス板13bの貫通穴13cの詰まりを解消
することができ、水噴射を弱くする(Fig.4(A)もし
くはそれ以下)ことによって、メッシュ状底部13aの外
面の清掃を容易に行うことができる(但、清掃の場合
は、汚れの程度に応じて水噴射の強さを調整することに
なる。汚れが甚だしければ甚だしいほど、水噴射の強さ
を強力にすることになる)。
この実施の態様においては、一部側面図を示すFig.3
(A)及び一部上面図を示すFig.3(B)より明らかな
ように、噴水孔17aは二列設定されている。そして、噴
水管17は、噴水がメッシュ状底部13aの底面を往復動す
るように回動する。これにより、メッシュ状底部13aの
全面に水噴射をさせることができるが、三列以上の噴水
孔17aを設け、それだけでメッシュ状底部13aの全面を水
噴射できるようにし、必要に応じて軽くスウィングさせ
るようにしてもよい。また、噴水は、噴水管17にスプリ
ンクラー17bを設けることによって行うようにしてもよ
い。スプリンクラー17bを設けた場合には、噴水孔17aを
設ける場合よりも噴水管17内の水圧の低下による噴水力
のバラツキを抑えることができる。
この実施の態様において、噴水管17の回転もしくは回
動は、噴水管17に送り込まれる水の水圧や水量と同様
に、コントローラ19の支配下にある。なお、噴水孔17a
の数は、噴水孔17aの列の数と同様に任意であり、使用
の状態等に応じて適宜決定される。生ゴミが分解される
ことにより生じた水、並びに噴水管17から噴出された水
は、排水管20を介して外部に排出される。排水管20は、
これを複数個設けると好適である。
これらの構成要素に加えて、本発明に係る生ゴミ処理
装置11は、必要に応じて水分を補給する散水管21、及び
必要に応じて加温を行うヒーター23を備え、微生物が最
適な状況で活動するのに必要な環境が提供されるように
なっている。なお、微生物としては、この種の発明に一
般的に使用されている好気性菌を使用することができ、
微生物担体としても、この種の発明に一般的に使用され
ている木材チップやおが屑などを使用することができる
(例えば特開平7−163968号、特開平8−173934号、特
開平8−281245号)。
ところで、生ゴミを処理するにあたっては、予め生ゴ
ミをある程度まで粉砕しておくのが好ましい。また、生
ゴミがプラスチック容器に入っている場合には、プラス
チック容器を予め除去しておく必要がある。
Fig.5に示されるシステムは、ホッパー25に投入され
る生ゴミをプラスチック容器除去装置27を介して移送
し、必要に応じてディスポーザ29で粉砕をした後、本発
明に係る生ゴミ処理装置11に送る。生ゴミの移送はポン
プ28の移送力により行う。これにより、生ゴミ処理装置
11にプラスチック容器が入ってしまうのが阻止でき、同
時に、予め粉砕処理をすることによって生ゴミ処理の効
率化が図れるようになる。
また、このシステムは、生ゴミ処理装置11の処理液を
再び生ゴミ処理装置11に戻すループ31を備える。ループ
31の駆動はポンプ31aにより行う一方、処理液について
所定の滞留が必要であれば、貯留槽31bに一時的に貯留
することになる。これにより、万が一生ゴミ処理が不完
全になったとしても再度処理を行うことにより、地球環
境を破壊せず、周囲に放出可能な程度にまでCODやBODを
低減することができるようになる。また、必要であれ
ば、貯留槽31b内にセンサを設け、これによって処理水
を監視し、必要な場合にはループ31を駆動して再処理を
行わせるようにすることもできる。
Fig.6は、本発明に係るプラスチック容器除去装置27
の機能構成を示すブロック図である。ここで、Fig.6
(A)は正面図、Fig.6(B)は断面図、Fig.6(C)は
上面図を示す。Fig.7は、本発明に係るプラスチック容
器除去装置27の原理を説明するための図である。
本発明に係るプラスチック容器除去装置27は、二枚の
ハウジング27a1及び27a2を、爪体27cが取り付けられて
いる回転軸27bを介して合わせたものからなる。爪体27c
の先端部分は、プラスチック容器を引っ掛けることがで
きるようにカギ状もしくは爪状等に加工されている。ま
た、二枚のハウジング27a1及び27a2は完全な円形ではな
く、この実施の形態においてはFig.6(A)中のP1からP
2に至るまで、段々と半径が大きくなるように設定され
ている。このため、爪体27cが回転すると、ハウジング2
7a1及び27a2の外周からはみ出る爪体27cの先端部分の大
きさが変化することになる。具体的には、P1からP2に移
動するときには、爪体27cの先端部分は次第にハウジン
グ内に格納されていくことになり、P2からP1への間は完
全に隠れた状態で移動してきて、P1のところでハウジン
グの外周からはみ出ることになる。
本発明に係るプラスチック容器除去装置27によりプラ
スチック容器の除去が行える原理は次の通りである。Fi
g.7に示されるように、ハウジング27a1及び27a2の半径
が段々と大きくなることにより、一定長の爪体27cは、
その移動方向であるDに従って動くにつれ(Fig.7中の
(i)から(vi)への流れ)、ハウジング27a1及び27a2
の中への収容割合が大きくなっていき、最終的にはハウ
ジング27a1及び27a2内に完全にに格納されてしまうこと
になる(Fig.7中の(vi))。ここで、爪体27cの先端部
分がハウジング27a1及び27a2から出ている状態で引っ掛
けられたプラスチック容器は、この爪体27cがハウジン
グ27a1及び27a2内に格納されてしまうことによりそこか
ら外れることになるから、結果的に、爪体27cの移動に
より自然にプラスチック容器が外れることとなる。もち
ろん、爪体27cの先端部分がハウジング27a1及び27a2外
に出ている状態ではプラスチック容器を引っ掛けること
ができるから、Fig.7の(i)〜(iii)の過程でプラス
チック容器を引っ掛け、(iv)〜(vi)の過程でプラス
チック容器を外すこととなり、結局、爪体27cは、その
移動方向であるDに従って動くという動作をするだけで
「プラスチック容器の引っ掛け→プラスチック容器の取
り外し」という連続動作を行うことになる。
ここで、P1からP2に至るまで段々と半径が大きくなる
ように設定されているため、P1からP2への移動に従いハ
ウジング内への収容割合が大きくなり、P2の地点では完
全に収容されることになる。そして、プラスチック容器
除去装置27では爪体27cが回転動作をするため、プラス
チック容器の取り外し動作をした後、またプラスチック
容器の引っ掛け動作をすることができる。このため、爪
体27cがハウジング27a1及び27a2内で回転することによ
り、「プラスチック容器の引っ掛け→プラスチック容器
の取り外し→プラスチック容器の引っ掛け」という作業
サイクルが自動的に繰り返されることとなる。
以上説明したように、本発明に係る改良型の生ゴミ処
理装置によれば、従前からの生ゴミ処理装置の生ゴミ処
理効率や利便を高めることができる。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 C02F 11/02 C05F 9/02

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生ゴミを収容する底部がメッシュ状の収容
    槽の内部に撹拌混合機構を備え、前記収容槽内にて、微
    生物を担持した担体と生ゴミとを前記撹拌混合機構によ
    り撹拌混合し、当該収容槽内で生ゴミを発酵し消滅させ
    る生ゴミ処理装置であって、前記収容槽のメッシュ状底
    部の下部に、当該メッシュ状の底部に対して前記収容槽
    の外側から水を噴射する水噴射機構を備える生ゴミ処理
    装置において、 前記水噴射機構は、水噴出用の孔を備える噴水管と、こ
    の噴水管を回転させるローターと、前記噴水管に水を供
    給する給水装置と、この給水装置により供給される水量
    ・水圧を調整するコントローラと、からなることを特徴
    とする生ゴミ処理装置。
  2. 【請求項2】生ゴミを収容する底部がメッシュ状の収容
    槽の内部に撹拌混合機構を備え、前記収容槽内にて、微
    生物を担持した担体と生ゴミとを前記撹拌混合機構によ
    り撹拌混合し、当該収容槽内で生ゴミを発酵し消滅させ
    る生ゴミ処理装置であって、前記収容槽のメッシュ状底
    部の下部に、当該メッシュ状の底部に対して前記収容槽
    の外側から水を噴射する水噴射機構を備える生ゴミ処理
    装置であって、前記撹拌混合機構は、前記メッシュ状の
    底部に平行して取り付けられている回転軸と、この回転
    軸に取り付けられ当該回転軸の回転に伴って当該回転軸
    の周方向に回転する撹拌腕と、この撹拌腕の先端に設け
    られた掌板と、からなる生ゴミ処理装置において、 前記水噴射機構は、水噴出用の孔を備える噴水管と、こ
    の噴水管を回転させるローターと、前記噴水管に水を供
    給する給水装置と、この給水装置により供給される水量
    ・水圧を調整するコントローラと、からなることを特徴
    とする生ゴミ処理装置。
  3. 【請求項3】生ゴミを収容する底部がメッシュ状の収容
    槽の内部に撹拌混合機構を備え、前記収容槽内にて、微
    生物を担持した担体と生ゴミとを前記撹拌混合機構によ
    り撹拌混合し、当該収容槽内で生ゴミを発酵し消滅させ
    る生ゴミ処理装置であって、前記収容槽のメッシュ状底
    部の下部に、当該メッシュ状の底部に対して前記収容槽
    の外側から水を噴射する水噴射機構を備える生ゴミ処理
    装置であって、前記撹拌混合機構は、前記メッシュ状の
    底部に平行して取り付けられている回転軸と、この回転
    軸に取り付けられ当該回転軸の回転に伴って当該回転軸
    の周方向に回転する撹拌腕と、この撹拌腕の先端に設け
    られた掌板と、からなる生ゴミ処理装置であって、前記
    メッシュ状の底部は、前記掌板の移動に則した湾曲状と
    されている生ゴミ処理装置において、 前記水噴射機構は、水噴出用の孔を備える噴水管と、こ
    の噴水管を回転させるローターと、前記噴水管に水を供
    給する給水装置と、この給水装置により供給される水量
    ・水圧を調整するコントローラと、からなることを特徴
    とする生ゴミ処理装置。
  4. 【請求項4】生ゴミを収容する底部がメッシュ状の収容
    槽の内部に撹拌混合機構を備え、前記収容槽内にて、微
    生物を担持した担体と生ゴミとを前記撹拌混合機構によ
    り撹拌混合し、当該収容槽内で生ゴミを発酵し消滅させ
    る生ゴミ処理装置であって、前記収容槽のメッシュ状底
    部の下部に、当該メッシュ状の底部に対して前記収容槽
    の外側から水を噴射する水噴射機構を備える生ゴミ処理
    装置において、 前記外側からの水噴射は、前記メッシュ状の底部にある
    生ゴミが当該底部から持ち上がる程度の大きさの水噴射
    であることを特徴とする生ゴミ処理装置。
  5. 【請求項5】生ゴミを収容する底部がメッシュ状の収容
    槽の内部に撹拌混合機構を備え、前記収容槽内にて、微
    生物を担持した担体と生ゴミとを前記撹拌混合機構によ
    り撹拌混合し、当該収容槽内で生ゴミを発酵し消滅させ
    る生ゴミ処理装置であって、前記収容槽のメッシュ状底
    部の下部に、当該メッシュ状の底部に対して前記収容槽
    の外側から水を噴射する水噴射機構を備える生ゴミ処理
    装置であって、前記撹拌混合機構は、前記メッシュ状の
    底部に平行して取り付けられている回転軸と、この回転
    軸に取り付けられ当該回転軸の回転に伴って当該回転軸
    の周方向に回転する撹拌腕と、この撹拌腕の先端に設け
    られた掌板と、からなる生ゴミ処理装置において、 前記外側からの水噴射は、前記メッシュ状の底部にある
    生ゴミが当該底部から持ち上がる程度の大きさの水噴射
    であることを特徴とする生ゴミ処理装置。
  6. 【請求項6】生ゴミを収容する底部がメッシュ状の収容
    槽の内部に撹拌混合機構を備え、前記収容槽内にて、微
    生物を担持した担体と生ゴミとを前記撹拌混合機構によ
    り撹拌混合し、当該収容槽内で生ゴミを発酵し消滅させ
    る生ゴミ処理装置であって、前記収容槽のメッシュ状底
    部の下部に、当該メッシュ状の底部に対して前記収容槽
    の外側から水を噴射する水噴射機構を備える生ゴミ処理
    装置であって、前記撹拌混合機構は、前記メッシュ状の
    底部に平行して取り付けられている回転軸と、この回転
    軸に取り付けられ当該回転軸の回転に伴って当該回転軸
    の周方向に回転する撹拌腕と、この撹拌腕の先端に設け
    られた掌板と、からなる生ゴミ処理装置であって、前記
    メッシュ状の底部は、前記掌板の移動に則した湾曲状と
    されている生ゴミ処理装置において、 前記外側からの水噴射は、前記メッシュ状の底部にある
    生ゴミが当該底部から持ち上がる程度の大きさの水噴射
    であることを特徴とする生ゴミ処理装置。
  7. 【請求項7】前記外側からの水噴射は、前記メッシュ状
    の底部にある生ゴミが当該底部から持ち上がる程度の大
    きさの水噴射であることを特徴とする請求項1から請求
    項3いずれか記載の生ゴミ処理装置。
  8. 【請求項8】生ゴミを収容する底部がメッシュ状の収容
    槽の内部に撹拌混合機構を備え、前記収容槽内にて、微
    生物を担持した担体と生ゴミとを前記撹拌混合機構によ
    り撹拌混合し、当該収容槽内で生ゴミを発酵し消滅させ
    る生ゴミ処理装置であって、前記収容槽のメッシュ状底
    部の下部に、当該メッシュ状の底部に対して前記収容槽
    の外側から水を噴射する水噴射機構を備える生ゴミ処理
    装置において、 生ゴミの塊の中から当該生ゴミ中に含まれているポリ容
    器を除去するポリ容器除去装置であって、ポリ容器を引
    っ掛けるための爪体と、この爪体が所定の一方向に通る
    溝であって、当該一方向に行くに従ってこの爪体の収容
    割合が大きくなる溝と、を備え、前記爪体の前記一方向
    の移動によりポリ容器を拾い、次に、前記爪体の当該一
    方向の移動に従って当該爪体が前記溝中に収納されるこ
    とによって当該爪体に引っ掛ったポリ容器が外されると
    いう一連の動作により生ゴミの塊の中から除去するポリ
    容器除去装置を更に備えることを特徴とする生ゴミ処理
    装置。
  9. 【請求項9】生ゴミを収容する底部がメッシュ状の収容
    槽の内部に撹拌混合機構を備え、前記収容槽内にて、微
    生物を担持した担体と生ゴミとを前記撹拌混合機構によ
    り撹拌混合し、当該収容槽内で生ゴミを発酵し消滅させ
    る生ゴミ処理装置であって、前記収容槽のメッシュ状底
    部の下部に、当該メッシュ状の底部に対して前記収容槽
    の外側から水を噴射する水噴射機構を備える生ゴミ処理
    装置であって、前記撹拌混合機構は、前記メッシュ状の
    底部に平行して取り付けられている回転軸と、この回転
    軸に取り付けられ当該回転軸の回転に伴って当該回転軸
    の周方向に回転する撹拌腕と、この撹拌腕の先端に設け
    られた掌板と、からなる生ゴミ処理装置において、 生ゴミの塊の中から当該生ゴミ中に含まれているポリ容
    器を除去するポリ容器除去装置であって、ポリ容器を引
    っ掛けるための爪体と、この爪体が所定の一方向に通る
    溝であって、当該一方向に行くに従ってこの爪体の収容
    割合が大きくなる溝と、を備え、前記爪体の前記一方向
    の移動によりポリ容器を拾い、次に、前記爪体の当該一
    方向の移動に従って当該爪体が前記溝中に収納されるこ
    とによって当該爪体に引っ掛ったポリ容器が外されると
    いう一連の動作により生ゴミの塊の中から除去するポリ
    容器除去装置を更に備えることを特徴とする生ゴミ処理
    装置。
  10. 【請求項10】生ゴミを収容する底部がメッシュ状の収
    容槽の内部に撹拌混合機構を備え、前記収容槽内にて、
    微生物を担持した担体と生ゴミとを前記撹拌混合機構に
    より撹拌混合し、当該収容槽内で生ゴミを発酵し消滅さ
    せる生ゴミ処理装置であって、前記収容槽のメッシュ状
    底部の下部に、当該メッシュ状の底部に対して前記収容
    槽の外側から水を噴射する水噴射機構を備える生ゴミ処
    理装置であって、前記撹拌混合機構は、前記メッシュ状
    の底部に平行して取り付けられている回転軸と、この回
    転軸に取り付けられ当該回転軸の回転に伴って当該回転
    軸の周方向に回転する撹拌腕と、この撹拌腕の先端に設
    けられた掌板と、からなる生ゴミ処理装置であって、前
    記メッシュ状の底部は、前記掌板の移動に則した湾曲状
    とされている生ゴミ処理装置において、 生ゴミの塊の中から当該生ゴミ中に含まれているポリ容
    器を除去するポリ容器除去装置であって、ポリ容器を引
    っ掛けるための爪体と、この爪体が所定の一方向に通る
    溝であって、当該一方向に行くに従ってこの爪体の収容
    割合が大きくなる溝と、を備え、前記爪体の前記一方向
    の移動によりポリ容器を拾い、次に、前記爪体の当該一
    方向の移動に従って当該爪体が前記溝中に収納されるこ
    とによって当該爪体に引っ掛ったポリ容器が外されると
    いう一連の動作により生ゴミの塊の中から除去するポリ
    容器除去装置を更に備えることを特徴とする生ゴミ処理
    装置。
  11. 【請求項11】生ゴミの塊の中から当該生ゴミ中に含ま
    れているポリ容器を除去するポリ容器除去装置であっ
    て、ポリ容器を引っ掛けるための爪体と、この爪体が所
    定の一方向に通る溝であって、当該一方向に行くに従っ
    てこの爪体の収容割合が大きくなる溝と、を備え、前記
    爪体の前記一方向の移動によりポリ容器を拾い、次に、
    前記爪体の当該一方向の移動に従って当該爪体が前記溝
    中に収納されることによって当該爪体に引っ掛ったポリ
    容器が外されるという一連の動作により生ゴミの塊の中
    から除去するポリ容器除去装置を更に備えることを特徴
    とする請求項1から請求項7いずれか記載の生ゴミ処理
    装置。
  12. 【請求項12】生ゴミ処理装置から放出される廃水を更
    に前記収容槽内に導くループ機構を備える生ゴミ処理装
    置において、 生ゴミの塊の中から当該生ゴミ中に含まれているポリ容
    器を除去するポリ容器除去装置であって、ポリ容器を引
    っ掛けるための爪体と、この爪体が所定の一方向に通る
    溝であって、当該一方向に行くに従ってこの爪体の収容
    割合が大きくなる溝と、を備え、前記爪体の前記一方向
    の移動によりポリ容器を拾い、次に、前記爪体の当該一
    方向の移動に従って当該爪体が前記溝中に収納されるこ
    とによって当該爪体に引っ掛ったポリ容器が外されると
    いう一連の動作により生ゴミの塊の中から除去するポリ
    容器除去装置を更に備えることを特徴とする請求項1か
    ら請求項7いずれか記載の生ゴミ処理装置。
  13. 【請求項13】生ゴミを収容する底部がメッシュ状の収
    容槽の内部に撹拌混合機構を備え、前記収容槽内にて、
    微生物を担持した担体と生ゴミとを前記撹拌混合機構に
    より撹拌混合し、当該収容槽内で生ゴミを発酵し消滅さ
    せる生ゴミ処理装置であって、前記収容槽のメッシュ状
    底部の下部に、当該メッシュ状の底部に対して前記収容
    槽の外側から水を噴射する水噴射機構を備える生ゴミ処
    理装置であって、生ゴミ処理装置から放出される廃水を
    更に前記収容槽内に導くループ機構を備える生ゴミ処理
    装置において、 生ゴミの塊の中から当該生ゴミ中に含まれているポリ容
    器を除去するポリ容器除去装置であって、ポリ容器を引
    っ掛けるための爪体と、この爪体が所定の一方向に通る
    溝であって、当該一方向に行くに従ってこの爪体の収容
    割合が大きくなる溝と、を備え、前記爪体の前記一方向
    の移動によりポリ容器を拾い、次に、前記爪体の当該一
    方向の移動に従って当該爪体が前記溝中に収納されるこ
    とによって当該爪体に引っ掛ったポリ容器が外されると
    いう一連の動作により生ゴミの塊の中から除去するポリ
    容器除去装置を更に備えることを特徴とする生ゴミ処理
    装置。
  14. 【請求項14】生ゴミを収容する底部がメッシュ状の収
    容槽の内部に撹拌混合機構を備え、前記収容槽内にて、
    微生物を担持した担体と生ゴミとを前記撹拌混合機構に
    より撹拌混合し、当該収容槽内で生ゴミを発酵し消滅さ
    せる生ゴミ処理装置であって、前記収容槽のメッシュ状
    底部の下部に、当該メッシュ状の底部に対して前記収容
    槽の外側から水を噴射する水噴射機構を備える生ゴミ処
    理装置であって、前記撹拌混合機構は、前記メッシュ状
    の底部に平行して取り付けられている回転軸と、この回
    転軸に取り付けられ当該回転軸の回転に伴って当該回転
    軸の周方向に回転する撹拌腕と、この撹拌腕の先端に設
    けられた掌板と、からなる生ゴミ処理装置であって、生
    ゴミ処理装置から放出される廃水を更に前記収容槽内に
    導くループ機構を備える生ゴミ処理装置において、 生ゴミの塊の中から当該生ゴミ中に含まれているポリ容
    器を除去するポリ容器除去装置であって、ポリ容器を引
    っ掛けるための爪体と、この爪体が所定の一方向に通る
    溝であって、当該一方向に行くに従ってこの爪体の収容
    割合が大きくなる溝と、を備え、前記爪体の前記一方向
    の移動によりポリ容器を拾い、次に、前記爪体の当該一
    方向の移動に従って当該爪体が前記溝中に収納されるこ
    とによって当該爪体に引っ掛ったポリ容器が外されると
    いう一連の動作により生ゴミの塊の中から除去するポリ
    容器除去装置を更に備えることを特徴とする生ゴミ処理
    装置。
  15. 【請求項15】生ゴミを収容する底部がメッシュ状の収
    容槽の内部に撹拌混合機構を備え、前記収容槽内にて、
    微生物を担持した担体と生ゴミとを前記撹拌混合機構に
    より撹拌混合し、当該収容槽内で生ゴミを発酵し消滅さ
    せる生ゴミ処理装置であって、前記収容槽のメッシュ状
    底部の下部に、当該メッシュ状の底部に対して前記収容
    槽の外側から水を噴射する水噴射機構を備える生ゴミ処
    理装置であって、前記撹拌混合機構は、前記メッシュ状
    の底部に平行して取り付けられている回転軸と、この回
    転軸に取り付けられ当該回転軸の回転に伴って当該回転
    軸の周方向に回転する撹拌腕と、この撹拌腕の先端に設
    けられた掌板と、からなる生ゴミ処理装置であって、前
    記メッシュ状の底部は、前記掌板の移動に則した湾曲状
    とされている生ゴミ処理装置であって、生ゴミ処理装置
    から放出される廃水を更に前記収容槽内に導くループ機
    構を備える生ゴミ処理装置において、 生ゴミの塊の中から当該生ゴミ中に含まれているポリ容
    器を除去するポリ容器除去装置であって、ポリ容器を引
    っ掛けるための爪体と、この爪体が所定の一方向に通る
    溝であって、当該一方向に行くに従ってこの爪体の収容
    割合が大きくなる溝と、を備え、前記爪体の前記一方向
    の移動によりポリ容器を拾い、次に、前記爪体の当該一
    方向の移動に従って当該爪体が前記溝中に収納されるこ
    とによって当該爪体に引っ掛ったポリ容器が外されると
    いう一連の動作により生ゴミの塊の中から除去するポリ
    容器除去装置を更に備えることを特徴とする生ゴミ処理
    装置。
  16. 【請求項16】前記ポリ容器除去装置は、前記爪体が取
    り付けられた回転軸と、この回転軸を介して合わされた
    一対のハウジングと、この一対のハウジングの間に形成
    される前記爪体が通る道としての前記溝と、を備え、前
    記一対のハウジングは、前記爪体の移動に従って当該爪
    体が前記溝中に収納されるようにその外周が設定されて
    いる部分を少なくとも一つ有することを特徴とする請求
    項8から請求項15いずれか記載の生ゴミ処理装置。
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