JP3243393U - 窓用補助錠レグロック - Google Patents

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Inventor
尚久 甲村
Original Assignee
株式会社プラセス
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Abstract

【課題】 引違式の窓や戸の開閉の可動制限を設ける際、取付けに工具を使うことなく位置替えや取外しが容易であり、開扉する窓や引き戸の衝撃で外れない補助錠を提供する。【解決手段】引違式の窓や戸を閉めた状態で室内から窓や戸の開口部縁部分に、両面テープ等接着剤で凸状のポッチを有する20cm程度幅2.5cm程度厚み3.5mm程度のテープ状のベースを取り付け、ベースの凸状のポッチに接合する部分を裏面に有し、表面の両端に30~45度の勾配部分を有するブロックをベースに嵌め込みで取り付け、引違式の窓や戸を可動した際に窓や戸の隙間に、ブロックの勾配部分が楔として差し込まれ開閉の可動制限を設けることにより、外気の取り込みをしつつ盗難防止に役立つ。また、幼児やペットの予想しない外出を防止することに役立つことを特徴とする。【選択図】 図5

Description

本発明は、引違式の窓や戸の隙間に、取外しが容易で勾配を持った形状の樹脂ブロックを差し込んで楔として窓や戸の開閉を制限する補助錠に関するものである。
背景技術
従来の引違式の窓や戸の補助錠は、可動域を制限する補助錠の取付に工具を使うことが多かった。また、一度取り付けると取付位置の変更にも工具を使って取外して位置をずらして付け直す作業を要するという課題があった。
さらに、従来の補助錠の多くは、取付けた補助錠に開扉した窓や戸の端が接して可動を制止されることにより開扉を阻止するやり方を取っているので、取付けた補助錠の取付に不具合があって緩みがあると補助錠の役割を果たさないおそれがあった。
特開2022-167421号 公報 特開2007-170159号 公報 特開2000-320224号 公報 実用新案登録3106342号 公報
従来の引違式の窓や戸の開閉に可動域の制限を与える補助錠は、一旦取付けると位置替えや取外しが必ずしも容易ではないという点である。
従来の引違式の窓や戸の開閉に可動域の制限を与える補助錠は、開扉する窓や引き戸を取付けた補助錠の端部に押し当てて可動域を制限しようとするものであるため、補助錠の取付けに不具合があると衝撃により補助錠が外れるおそれがあるという点である。
従来の引違式の窓や戸の開閉に可動域の制限を与える補助錠は、取り付けの際の位置決めや接着に工具を使うことが多く、位置を変更する場合にも工具を必要とするなどの手間を要することが多かった点である。
本考案は以上の欠点を解決するためになされたものである。
本考案は、主としてプラスチックを原材料として金型を用いて射出成型した2種類のブロックで、表面に凸部の形状のポッチの箇所を有するベースと凸部の形状に接合する凹部状のポッチを有するブロックを連結してユニットを構成する。窓や引き戸のサッシの部分に両面テープでテープ状にカットしたベース部分を貼付して固定し、凹部状のポッチを有するブロックを嵌め込んで、窓や戸を止めて開扉し、可動域を確保するとともに、凹部状のポッチを有するブロックが引違式の窓や戸の隙間に勾配を持った形状のブロックの傾斜部が楔のように差し込んで嵌ることにより摩擦力が働き、外部あるいは内部から設けた可動域以上に開扉しようとしても阻止される構造であることと楔形状が窓を開ける力を凹部状のポッチを有するブロックを外れない方向に押し付ける力に変換してロック強度を上げることにより、問題点を解決している。
工具を使わずにベースを窓や戸に貼り付けることが両面テープでできるので、強い物理的な力を加えることなく施工が容易にできる。
接合するベースとブロックは、プラスチックを原材料とするので、軽量であり、施工時の取付も力を要しない。
ベースには複数の凸部のポッチがあるので、嵌めるポッチの位置を変えれば、可動域の変更が容易にでき美観と機能を損ねることがない。
以下、本考案の実施の形態を説明する。
(ア)アルミ製引違式の窓や戸を閉めた状態で、室内から窓や戸の縁部分に長さ20cm程度幅2.5cm程度厚み3.5mm程度のベースを両面テープで取付ける。
(イ)窓や戸に換気する開口スペースを取る位置決めをして開口ベースに複数ある凸状のポッチに、凹状のポッチを有するブロックを嵌め込む。
(ウ)外部からは窓や戸の縁部分に付設したベースとブロックは見えない状況にあるため外部から引違の窓や戸を開口スペース以上に開けようとすると両端に勾配部分を有するブロックが窓や戸の隙間に食い込み、窓や戸の全開を阻止する。ブロックを外せば、窓や戸は全開できる。
(A)本考案のブロック斜視図、(B)本考案のブロックの立面図、(C)本考案のブロックの裏面図 (A)本考案の接合ベース、(B)本考案の接合ベースの切り取り形状の説明図 (A)本考案のブロックを接合ベースに嵌め込んだ平面図、(B)本考案のブロックを接合ベースに嵌め込んだ斜視図 本発明の取り付け状態を示す斜視図である 本発明の使用状態を示す斜視図である
1 ブロック
2 接合ベース
3 接合ベース切取り後
4 接合ベース切取り廃棄分
5 切取り溝
6 両面テープ
7 窓ガラス
8 アルミサッシA
9 アルミサッシB
10 レール

Claims (2)

  1. 凸状のポッチを有する長さ20cm程度で幅2.5cm程度で厚さ3.5mm程度のテープ状のベースを両面テープ等接着剤で窓の上ないし下の縁部分に貼り、凸状のポッチを有するベースの表面の凸状のポッチに接合する凹部分を裏面に有し表面の両端に30~45度の勾配部分を有するブロックをベースに嵌め込んで取り付け、引違式の窓や戸を可動した際に引違の窓や戸の隙間に、ブロックの勾配部分を楔として食い込ませて開閉の可動制限を設けることを特徴とする補助錠
  2. 同じ形状の凸状のポッチを複数有する長さ20cm程度で幅2.5cm程度で厚さ3.5mm程度のテープ状のベースを両面テープ等接着剤で窓の上ないし下の縁部分に貼り、凸状のポッチを有するベースの表面の凸状のポッチに接合する凹部分を裏面に有し表面の両端に30~45度の勾配部分を有するブロックをベースに嵌め込んで取り付け、嵌め込む凸状のポッチの位置を変更することにより窓や戸を可動スペースの変更を行い、引違式の窓や戸の隙間に、ブロックの勾配部分が楔として食い込ませて開閉の可動制限の変更を簡便に行うことを特徴とする補助錠
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