JP3109468U - 引き戸類の開閉位置固定装置 - Google Patents

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健嗣 田中
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Abstract

【課題】 全開、全閉両位置で引き戸類をロック可能であり、希望する位置に引き戸類を固定しておけるようにする。
【解決手段】 窓等に設けられている引き戸類を一定の位置に固定しておくための装置について、開閉する引き戸類31の移動方向に沿って所要の間隔で設けた係合手段12を有している位置決めレール11と、位置決めレール11の係合手段12と係合可能な係合部16、16を有する固定器具15とを有する開閉位置固定装置を構成する。位置決めレール11は、一定間隔で係合手段12として凹部を形成したもので、固定器具15は、摘み17によって出没し凹部と係合、離脱可能な凸部を有する。位置決めレール11は一定の長さを有し、一定長のレール11の継ぎ足し及び切断によって、希望の移動方向長さに合致させる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、窓等に設けられている引き戸類を一定の位置に固定しておくための固定装置に関するものである。
主に防犯を目的として、引き戸が開けられるのを防止するための器具、装置類は公知であり、市場にも出回っている。しかし、これまでの器具類は閉じている引き戸が開けられないようにするものであり(例えば特開2002-349114号)、開ける場合には取り外す必要がある。そのため窓を開けることが多いシーズンには不便であり、また、少しだけ開けておけば通気上十分でありかつ防犯上も問題がないという場合には全く不向きであった。
特開2002−349114号
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、全開、全閉両位置で引き戸類をロック可能であることは勿論、希望する開位置に引き戸類を固定しておくことを可能にする、引き戸類の開位置固定装置を提供することである。また本考案の他の課題は、極めて容易に開閉度合を調整可能であり、かつ引き戸類に備え付けの錠とともに2重に施錠可能にすることである。
前記の課題を解決するため本考案は、窓等に設けられている引き戸類を一定の位置に固定しておくための装置について、開閉する引き戸類の移動方向に沿って所要の間隔で設けた係合手段を有している位置決めレールと、位置決めレールの係合手段と係合可能な係合部材を有する固定器具とを有するものとするという手段を講じたものである。
本考案の対象とする引き戸類は、1枚だけが移動して開閉するものと、2枚以上が移動して開閉するものとを含む。ただし、本考案の装置によって固定されるのは1枚の引き戸類であり、2枚以上の引き戸類に対しては、2個以上の本案装置が必要となる。また、1枚の引き戸類に本案装置を1個と限定する必要はなく、例えば引き戸類の上下の横枠に各1個ずつ計2個用いても良い。
本考案に係る引き戸類の開閉位置固定装置では、開閉位置を決めるための位置決めレールと、固定手段としての固定器具とが組み合わされている。位置決めレールは、引き戸類の移動方向に沿って所要の間隔で設けた係合手段を有している。引き戸類への取り付け手段は、例えば両面接着テープや接着剤などを使用する接着、或いはねじ止めなど一般に公知の方法を適用し得る。係合手段は固定器具側の係合部との関係で決められる形状・構造を有するものであり、引き戸類の移動を停止させるものであるので、例えば凹部や凸部という形態を取り得る。
固定器具は、開閉する引き戸類とすれ違う位置に設けられ、位置決めレールの係合手段と係合可能な前記の係合部を有する。係合部は、前記の係合手段との関係で決められる形状・構造を有することになるので、例えば係合手段が凹部の場合、係合手段は凹部へ係合するため突出し、係合から離脱するために没入する、いわゆる出没式の動作をする凸部状のものとなる。固定器具の、凸部状の係合部は、室内側における摘み操作によって突出及び没入する構造を有するものであることが望ましい。固定器具は、開閉する引き戸類とすれ違う引き戸類側又は引き戸類の枠側に取り付けられる。取り付け手段は接着やねじ止めなど位置決めレールのそれと同様のもので良い。
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、引き戸類に、その移動方向に沿って設けた位置決めレールと固定器具との係脱により、引き戸類を全開、全閉両位置で引き戸類をロック可能であり、しかも希望する閉位置に引き戸類を固定しておくことが可能であるから、防犯上の問題もなく通気を維持することができ、さらに開閉度合の調整が容易であり、引き戸類に備え付けの錠とともに2重に施錠することも可能であるという効果を奏する。
以下本考案の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る引き戸類の開閉位置固定装置10の実施例を示しており、11は位置決めレール、12は係合手段である。
位置決めレール11は、例えば引き戸類の上下の横枠に取り付けられるように細長い帯板状を有し、その長手方向即ち引き戸類の移動方向に沿って一定の間隔で凹部が係合手段12として設けられている。例示した位置決めレール11は一定長のもので、両端に継ぎ足し用の凹凸13、14を有しており、その幅方向に縦長の凹部が係合手段12として列設されているもので、難燃性樹脂(例えばポリカーボネート樹脂)より成る成形品であ
る。
位置決めレール11の係合手段12と係合可能な係合部16を有する固定器具15が用意されている。固定器具15は、正面左右に出没可能な凸部となる係合部16、16′を有しており、それを操作するための摘み17を正面に有している。摘み17は着脱式に設けられ、器具正面のキー穴18に差し込むと、揺動片19と係合関係となり図4に示すように、揺動片19を、回転軸21を中心として左右へ揺れ動かす構成を有する。22は大径の係合口であり、揺動片19の係合軸23と緩い係合関係にある。揺動片19は弾性体24によって左右いずれかの方向に付勢されているので、係合部16、16′は左又は右の突出又は没入する状態を取り、中立を取ることはない。また係合軸23が緩く係合口22と係合しているため、係合部16、16′を押し込んでも揺動片19は切り換わらず、必ずキー操作を必要とするため安全性も高い。
キー穴18の奥は角型断面の穴になっており、そこに摘み17の同形の契合部25がキーとして差し込まれる。契合部25は磁性体である鋼から成り、その内方に磁気吸着手段26の一つが嵌め込まれている。同様の磁気吸着手段27は固定器具内のキー穴の奥に設けられている。つまり、キーの契合部25の両端に夫々磁気吸着手段26、27が配置されているという構成を取るものである。28は固定器具背板であり、背面は固定器具15を取り付ける面として利用されるとともに、引き戸類の縁枠に止めねじの頭部を受け入れる凹み29を有している。磁気吸着手段により不使用時取り外せるため安全であり、使用時は定位置に組み立てられ確実に操作できるようになる。
このように構成されている本考案の装置10は、例えば図5に示す引き違い窓の場合、一方の引き戸類31の横枠32に位置決めレール11を例えば接着によって取り付け、それとすれ違う位置の他方の引き戸類33の縦枠34に固定器具15を同様に取り付けて使用する。35、36は、夫々の接着部を示す。図5は全閉状態を示しており、そのときに位置決めレール11の最先端の係合手段12に固定器具15の係合部16が係合してい
る。この引き違い戸より成る窓にはクレセント錠などの専用錠37が付属しているので、図5、図6の状態では2重に施錠されていることになる。その専用錠37を解錠するとともに本装置10の係合も解除し、引き戸類33を移動させて窓を希望するだけ開き、本装置10の摘み17を操作して係合部16を係合手段12の凹部に係合させると、前記の開度に窓を開けたまま引き戸類33を固定しておくことができる。図6及び図7の鎖線参
照。故に窓は希望の分だけ開けておくことができ、換気を維持し得る、その一方ではそれ以上開けることができないため防犯上も問題が少ない。
本考案に係る引き戸類の開閉位置固定装置の1実施例を示す斜視図。 同上のものの側面図 本案装置を構成する固定器具の縦断面図。 同上の内部を示す正面図。 本案装置を引き違い窓に取り付けた状態の平面断面図 同じく正面図。 窓を内側から見た状態の説明図。
符号の説明
10 引き戸類の開閉位置固定装置
11 位置決めレール
12 係合手段
15 固定器具
16、16′ 係合部
17 摘み
31、33 引き戸類
32 横枠
34 縦枠
35、36 接着部



Claims (3)

  1. 窓等に設けられている引き戸類を一定の位置に固定しておくための装置であって、開閉する引き戸類の移動方向に沿って所要の間隔で設けた係合手段を有している位置決めレール
    と、位置決めレールの係合手段と係合可能な係合部を有する固定器具とを有する引き戸類の開閉位置固定装置。
  2. 位置決めレールは、一定間隔で係合手段として凹部を形成したもので、固定器具は、摘み操作によって出没し凹部と係合、離脱可能な凸部を有する請求項1記載の引き戸類の開閉位置固定装置。
  3. 位置決めレールは、一定の長さを有し、一定長のレールの継ぎ足し及び切断によって、希望の移動方向長さに合致させる請求項1記載の引き戸類の開閉位置固定装置。


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