JP3054429U - 引戸用錠 - Google Patents

引戸用錠

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JP3054429U
JP3054429U JP1998003677U JP367798U JP3054429U JP 3054429 U JP3054429 U JP 3054429U JP 1998003677 U JP1998003677 U JP 1998003677U JP 367798 U JP367798 U JP 367798U JP 3054429 U JP3054429 U JP 3054429U
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sliding door
indoor side
mounting body
abutting
mounting
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JP1998003677U
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Inventor
担史 寺田
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株式会社富士商
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造で安価に製作でき、使用時・非使用
時のセット作動を容易に行うことができる引戸用錠を提
供する。 【解決手段】引戸5,6における室内側m面に取付体1
を固着し、この取付体1の端部へ連結軸10により室内
側に対して回動し、かつ、折り畳み自在に当接体2を連
結させて、これら取付体1と当接体2とに該取付体1と
当接体2とが係脱自在とさせる止め部材3を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、引戸または建具に取り付けて錠の補助を行う引戸用錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、窓等のサッシ引戸に取り付けた通常のクレセント錠と併用して防犯用に 用いられる補助錠が知られている。
【0003】 このものは、図7に示すように、外側戸50と内側戸51が摺動自在となる窓 枠52の下側において、該窓枠52の水がえし53へ本体54を当てがい、該本 体54の前側部54aを外側戸50における下横框55の内側面55aを当てた 後、本体54のつまみ56により進退する固定片57を水がえし53の内面に当 接することで、本体54が緊張状態に固定される。
【0004】 これにより、外側戸50は、本体54によって窓枠52のレール58へ押し付 けられてその移動が規制され、内側戸51は、その移動に際しては、移動通路5 9へ緊張状態に固定された本体54に当たるので、妨げられるものであった。
【0005】 しかしながら、この補助錠は、その使用時にその都度窓枠へ取り付けなくては ならず、しかも、内外戸を開閉するときは、この補助錠を取り外さないと該補助 錠に戸が当たるため、この施錠操作が甚だ面倒で、使い勝手がきわめて悪いもの であった。
【0006】 また、サッシの窓枠幅によっては、取り付けることができないため、この窓枠 幅に合った複数種を用意しなければならないと共に、下横框に取り付けないと、 緩んだとき落下して危険であり、上横框等の高所への着脱作業は面倒である。
【0007】 更に、構造が複雑で高価であるため、家の窓へ全て取り付けることは経済的負 担が大きいので、十分に対応できない。 等の様々な問題点を有するものであった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前記した問題点を解決するためになされたもので、引戸または建具 における室内側面に取付体を固着し、この取付体の端部へ連結軸により室内側に 対して回動し、かつ、折り畳み自在に当接体を連結させて、これら取付体と当接 体とに該取付体と当接体との折り畳み維持状態を自在とさせる止め部材を設ける ことにより、簡単な構造で安価に製作でき、使用時・非使用時のセット作動を容 易に行うことができる引戸用錠を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するための本考案の手段は、 引戸または建具における室内側面に固着する取付体と、この取付体の端部へ連 結軸により室内側に対して回動し、かつ、折り畳み自在に連結させた当接体と、 これら取付体と当接体とに設けて該取付体と当接体との折り畳み維持状態を自在 とさせる止め部材とからなる引戸用錠にあって、 前記当接体は、折り畳み維持状態から室内側へ転回したとき、前記引戸または 建具に対応する室内側の出入口端部側に張り出させた引戸用錠の構成にある。
【0010】 また、 引戸または建具における室内側面に固着する取付体と、この取付体の端部へ連 結軸により室内側に対して回動し、かつ、折り畳み自在に連結させた当接体と、 これら取付体と当接体とに設けて該取付体と当接体との折り畳み維持状態を自在 とさせる止め部材と、前記当接体が室内側へ回動したとき、該当接体を所定角度 に保持させるストッパーとからなる引戸用錠にあって、 前記当接体は、折り畳み維持状態から室内側へ転回したとき、前記引戸または 建具に対応する室内側の出入口端部側に張り出させた引戸用錠の構成にある。
【0011】 更に、 引戸または建具における室内側面に固着する取付体と、この取付体の端部へ連 結軸により室内側に対して回動し、かつ、折り畳み自在に連結させた当接体と、 これら取付体と当接体とに設けて該取付体と当接体との折り畳み維持状態を自在 とさせる止め部材と、前記取付体の背面に設けた固着手段とからなる引戸用錠に あって、 前記当接体は、折り畳み維持状態から室内側へ転回したとき、前記引戸または 建具に対応する室内側の出入口端部側に張り出させた引戸用錠の構成にある。
【0012】
【実施例】
次に、本考案に関する引戸用錠の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】 図1〜図6においてAは引戸用錠で、窓等のサッシ引戸または建具などに取り 付けて、防犯用として通常のクレセント錠と併用して室内側において用いられる もので、取付体1と、当接体2と、止め部材3とにより基本的に構成される。
【0014】 そして、前記した取付体1は、金属板あるいは堅牢な合成樹脂板等により比較 的薄厚に形成してあって、例えば、図2に示すように、窓枠4に取り付けられた サッシ等の外側戸5と内側戸6とからなる引戸における室内側m面、すなわち、 外側戸5の室内側m面に固着手段7により固着する。
【0015】 この取付体1の取付位置は、例えば、図3に示すように、引き違いとなる他方 の引戸6(5)における縦框6a(5a)の近傍であれば、任意位置に設けるこ とができるものであり、また、図4に示すように、間柱等の他の建具8における 室内側m面へ設けることもできる。
【0016】 更に、外側戸5あるいは内側戸6の縦方向において、任意位置に設けることが できるもので、図2に示すように、ガラス戸であればその外側戸5のガラス面9 に取り付けたり、図3に示すように、上横框5bや下横框5cに設けたり、図4 に示すように、建具8の中間部に設けたりするもので、いずれも、非使用時に、 引戸の開閉動作が妨げられない位置に設けられる。
【0017】 また、建具8などの穿孔可能な建材に取り付けるときは、この引戸用錠Aが建 具8面より突出しないような埋込式とすることもできる。
【0018】 なお、前記した固着手段7は、両面テープやビス,接着剤等の慣用の手段が利 用できるもので、簡便な方法としては両面テープが好ましい。
【0019】 前記した当接体2は、取付体1の端部における軸受部1aへ、その一端部の軸 受部2aを連結軸10により室内側に対して、所定角度(略90度が好ましい) を回動し得るものであって、かつ、折り畳み自在に、すなわち、図2(a)に示 すように、非使用時に、取付体1と密着するように連結させてある。
【0020】 この当接体2は、図2(a)に示すような、折り畳み維持状態の隣り合う引戸 (内側戸6)との間に納まった状態から、図2(b)に示すように、室内側mへ 転回したとき、引戸に対応する室内側bの出入口端部s側に張り出させる。
【0021】 前記した止め部材3は、取付体1と当接体2とに設けて、該取付体1と当接体 2とが係脱自在、すなわち、図2(a)に示すような、折り畳み維持状態のとき は、容易に転回させることがないようにその状態を維持させるものであって、取 付体1および当接体2が磁性体により成形されているときは、板状のマグネット を使用する。
【0022】 なお、取付体1および当接体2が非磁性体により成形されているときは、一方 にこのマグネット板を固着し、他方に磁性板を固着する。
【0023】 更に、この止め部材3は、取付体1と当接体2とが容易に離脱しないように係 止でき、かつ、回動時は簡単に両者1,2が分離できる構成のものであれば任意 の手段が採用されるもので、例示的に挙げれば、図5(a)に示すように、取付 体1の端部にばね性を有するクリップを付設して、これを当接体2の端部を係脱 させる。
【0024】 また、図5(b)に示すように、取付体1の一側面に突出させたピンと当接体 2の係止孔とを係脱させたり、図5(c)に示すように、面状ファスナーを用い る。
【0025】 更に、この引戸用錠Aにあって、該当接体2が室内側mへ回動したとき、この 当接体を所定角度(略90度が好ましい)に保持させるストッパー11を設けて あるもので、取付体1において、連結軸10への巻き込み部の一部に外方へ突出 する延設部12を形成し、当接体2が回動したとき、この延設部12へ、当接体 2の内端切欠き部13が当接することで、該当接体2が所定角度に維持されるも のである。
【0026】 また、当接体2の一側端部(両端であっても構わない。)には、該当接体2の 回動操作を行うつまみ14が付設されている。
【0027】 したがって、前記のように構成される本考案実施例の引戸用錠Aは、以下に示 す作用を奏する。
【0028】 まず、取付体1を両面テープによる固着手段7により、例えば、図2に示すよ うに、外側戸5の下横框5cに近く、また、内側戸6の縦框5aに近い位置のガ ラス9面へ貼り付ける。
【0029】 この状態において、外部からの侵入が心配ないとき、あるいは、通常の生活の ときは、図2(a)に示すような、当接体2が取付体1側へ折り畳まれていて、 止め部材3によりその折畳状態が保持されており、しかも、隣り合う引戸(内側 戸6)との間において、その隙間に納まっているので、外側戸5および内側戸6 は、窓枠4のレール15,16に沿って自由に移動できる。
【0030】 次に、外出して家を留守するとき、あるいは、就寝時は、当接体2をそのつま み14の操作により連結軸10を中心として室内側mへ回動させると、取付体1 と当接体2とに設けた延設部12と内端切欠き部13からなるストッパー11が 作動して、図2(b)に示すように、略90度に転回される。
【0031】 これにより、当接体2が外側戸5に対応する室内側bの出入口端部s側に張り 出すので、内側戸6は、その縦框5aの側端部が当接体2の端部へ当たって、内 側戸6のレール16に沿った移動が規制されるため、該内側戸6の開放が行なえ ない。
【0032】 なお、この場合、外側戸5を開こうとしても同様に、当接体2と内側戸6の縦 框5aとが当接して、該外側戸5の開放が行なえない。
【0033】 更に、この施錠状態から、引戸の使用にあっては、略90度に転回されている 当接体2を連結軸10を中心として回動して起こし、取付体1へ倒すと、止め部 材3により該当接体2が取付体1に固着状態が保持される。
【0034】 したがって、外側戸5および内側戸6は、窓枠4のレール15,16に沿って 自由に移動できる。
【0035】 この引戸用錠Aは、一旦、引戸5,6あるいは建具8に取り付ければ、その後 の、一切の取り外し操作が不要である。
【0036】 また、引戸が左右両方に対して開放できる場合は、外側戸5または内側戸6に おける両側面に設けることで、左右どちらの開放にあっても引戸の移動が規制さ れる。
【0037】 内側戸6による当接体2へ掛かる力は、ガラス9に貼り付けた両面テープによ る固着手段7に、その接着面に対して横方向へ掛かるため、わずかな接着力で大 きな支持・耐久力を発揮することができる。
【0038】
【考案の効果】
前述のように構成される本考案は、引戸または建具における室内側面に固着す る取付体と、この取付体の端部へ連結軸により室内側に対して回動し、かつ、折 り畳み自在に連結させた当接体と、これら取付体と当接体とに設けて該取付体と 当接体との折り畳み維持状態を自在とさせる止め部材とからなることにより、全 体の構成を簡単かつ薄型に成形することができるため、可及的多くの引戸に対応 できるものであり、しかも、構成をコンパクトに成形して安価な市場提供が可能 となる。
【0039】 特に、施錠しないときは、当接体を取付体側へ折り畳んでおくことで、引戸の 開閉動作や通常の生活に一切邪魔にならないので、その都度取り外す作業が不必 要となる。 等の格別の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に関する引戸用錠の一実施例を示す斜視
図である。
【図2】図1における引戸用錠を取り付けた状態を示す
断面図で、(a)は非使用状態を、(b)は使用状態を
それぞれ示す。
【図3】図1における引戸用錠の他の取り付け状態を示
す斜視図である。
【図4】図1における引戸用錠の更に他の取り付け状態
を示す斜視図である。
【図5】図1における引戸用錠の止め部材の他の例を示
す平面図である。
【図6】図1における引戸用錠のストッパーを示す断面
図である。
【図7】従来の防犯用補助錠の使用状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 取付体 2 当接体 3 止め部材 5,6 引戸 7 固着部材 10 連結軸 11 ストッパー m 室内側

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引戸または建具における室内側面に固着
    する取付体と、この取付体の端部へ連結軸により室内側
    に対して回動し、かつ、折り畳み自在に連結させた当接
    体と、これら取付体と当接体とに設けて該取付体と当接
    体との折り畳み維持状態を自在とさせる止め部材とから
    なる引戸用錠にあって、 前記当接体は、折り畳み維持状態から室内側へ転回した
    とき、前記、引戸または建具に対応する室内側の出入口
    端部側に張り出させたことを特徴とする引戸用錠。
  2. 【請求項2】 引戸または建具における室内側面に固着
    する取付体と、この取付体の端部へ連結軸により室内側
    に対して回動し、かつ、折り畳み自在に連結させた当接
    体と、これら取付体と当接体とに設けて該取付体と当接
    体との折り畳み維持状態を自在とさせる止め部材と、前
    記当接体が室内側へ回動したとき、該当接体を所定角度
    に保持させるストッパーとからなる引戸用錠にあって、 前記当接体は、折り畳み維持状態から室内側へ転回した
    とき、前記引戸、または建具に対応する室内側の出入口
    端部側に張り出させたことを特徴とする引戸用錠。
  3. 【請求項3】 引戸または建具における室内側面に固着
    する取付体と、この取付体の端部へ連結軸により室内側
    に対して回動し、かつ、折り畳み自在に連結させた当接
    体と、これら取付体と当接体とに設けて該取付体と当接
    体との折り畳み維持状態を自在とさせる止め部材と、前
    記取付体の背面に設けた固着手段とからなる引戸用錠に
    あって、 前記当接体は、折り畳み維持状態から室内側へ転回した
    とき、前記引戸、または建具に対応する室内側の出入口
    端部側に張り出させたことを特徴とする引戸用錠。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010112140A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Okuda Seisakusho:Kk 引き戸の補助ロック装置
JP2016023431A (ja) * 2014-07-17 2016-02-08 和気産業株式会社 引戸用補助錠

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