JP2016023431A - 引戸用補助錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック状態からアンロック状態へ移行する際の異音を抑制する引戸用補助錠を提供する。
【解決手段】内外に配置した引戸1,2の一方の引戸の屋内側に取付ける基板7と、基板に折り畳み可能に枢着するロック板10,11と、を備える。ロック板は、基板側へ折り畳み時に他方の引戸の移動域外に位置して他方の引戸の移動を許容するアンロック状態と、他方の引戸の移動域内に突出して他方の引戸と当接し、引戸の移動を阻止するロック状態と、を形成可能にされている。ロック板の裏面にマグネット20,21を取り付け、マグネットの磁力によってロック板のアンロック状態を維持可能にした引戸用補助錠であり、また、アンロック時にマグネットの吸着面と基板との間に空隙を設け、ロック板のアンロック状態を維持可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばアルミサッシ窓の防犯機能の向上に好適で、簡単な構成によって安価に製作でき操作の簡便化を図れるとともに、引戸に対する当接強度を強化し防犯機能の向上を図り、しかもアンロック状態からロック状態へ移行する際の操作を簡便に行なえるとともに、ロック状態からアンロック状態へ移行する際の異音を抑制し、快適な使用状態を得られるようにした引戸用補助錠に関する。
近時のアルミサッシ窓は、主錠であるクレセントの他に補助錠を設置して防犯機能を向上しており、この補助錠に関して種々の提案がなされている。
例えば、内外に配置した引違戸の一方の下框の端部に板状の取付部材をビス止めし、該取付部材の上端部にヒンジを介して戸当部材を起倒可能に取付け、前記ヒンジの周面に複数の係合歯を軸方向に形成し、戸当部材の上端部に突出片と一体の操作杆を上下動可能に取付け、常時はバネを介して突出片を係合歯に係合可能に配置し、戸当部材を起立させて他方の引違戸の移動を可能にするとともに、使用時には前記操作杆を上方へ引き上げ、突出片と係合歯との係合を解除して、戸当部材をヒンジを介して下方へ90°倒し、突出片を係合歯に係合して戸当部材の転倒状態を維持し、戸当部材を他方の引違戸の移動域に位置付けて当接可能にし、他方の引違戸の移動ないし開扉を阻止するようにした開閉阻止具がある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この従来の開閉阻止具は、構成が複雑で部品点数が多く製作費が高価になるととともに、引違戸に対する取付けが面倒な上に、戸当部材の起倒操作が煩雑で手間が掛かる等の問題があった。
このような問題を解決するものとして、アルミサッシ窓の框枠に補助錠を構成する取付体を両面接着テ−プを介して取付け、前記取付体に連結軸を介して当接体を折り畳み自在に連結し、該当接体の内側位置に取付体との折り畳み状態を維持可能なマグネット板等の止め部材を取付け、常時はマグネット板を介して当接体を取付体側に折り畳み、かつその折り畳み状態を維持して一方の引戸の移動を可能にし、また一方の引戸の移動を阻止する場合は、マグネット板の吸着力に抗して当接体を引戸の移動域に引き倒し、該当接体に引戸を当接可能にして、その移動ないし開扉を阻止するようにした補助錠がある(例えば、特許文献2参照)。
しかし、前記補助錠は、常時は取付体と当接体とがマグネット板を介し密着して折り畳まれているため、当接体の引き倒し時に当接体をマグネット板から簡便に剥離することができず、補助錠を速やかに機能させることができなかった。しかも、当接体の折り畳み時には、マグネット板が取付体に勢い良く衝突して大きな異音が発生する問題があった。
そこで、前記当接体の一端部に摘みを突設し、この摘みを保持して当接体をマグネット板から剥離するようにしていたが、当接体の構成が複雑になり製作費が高価になるとともに、異音の発生が解消されない等の問題があった。
このような問題を解決するものとして、裏面を窓ガラスに貼り付け可能な基板の中央部の両側に軸形成片を起立形成し、該形成片に軸部を介してロックプレ−トを90°回動可能に取付け、該ロックプレ−トは両側に回転規制片を起立形成し、該規制片に長孔を形成し、前記回転規制片を軸形成片の外側に配置し、前記長孔に軸部を挿入してロックプレ−トを回動可能に連結し、常時はロックプレ−トを折り畳んで引き戸の移動を可能にし、引戸の移動を阻止する場合は、ロックプレ−トを引き上げ、軸部を支点にロックプレ−トを下向きに回動して、引戸を回転規制片に当接可能にし、その移動ないし開扉を阻止するようにした補助錠がある(例えば、特許文献3参照)。
しかし、前記補助錠は、ロックプレ−トをロック機能させる際、ロックプレ−トを保持して上方へ移動する操作を要し、扁平で平滑なロックプレ−トは保持し辛く、またその移動および回動操作は操作性が悪くて手間が掛かり、しかもロック時はロックプレ−トの両側が軸部で支持されているだけで容易に回動し得るため、引戸の当接時にロックプレ−トの前端部に上向きの力が作用すると、ロックプレ−トが容易に回動して引戸が開扉され、補助錠の機能が喪失してしまう問題があった。
そこで、前記問題を解決するものとして、引戸の屋内側に取り付け可能な取付基板に二つのロック部材を左右に隣接して配置し、これらのロック部材を下端部の軸を中心に上下動可能に設け、引戸側に配置した一方のロック部材のロック機能時に引戸を当接させて、引戸の移動ないし開扉を阻止し、他方のロック部材のロック機能時に引戸を当接させて、半開時の引戸の移動ないし開扉を阻止し得るようにしたものがある。
この補助ロック装置において、各ロック部材の裏面にマグネット板を固定し、該マグネット板を取付基板に吸着してアンロック状態を維持させる一方、ロック部材の枢軸に捩りバネを取付け、該バネによってロック部材をロック状態側に付勢し、また各ロック部材の先端部に摘みや押動部材を設けて、取付基板に対するマグネット板の剥離操作を支援し、ロック部材のアンロック状態の形成を促すようにした補助ロック装置がある(例えば、特許文献4参照)。
しかし、前記補助ロック装置は、構成が複雑で部品点数が多く、しかもマグネット板に対し捩りバネの弾性よりも大きな磁力を要するため、マグネット板が高価になりコスト高を助長するとともに、アンロック状態へ移行時にマグネット板を取付基板に勢い良く当接させるため、大きな異音が発生する等の問題があった。
実開昭56−176961号公報 実用新案登録第3054429号公報 特開平11−36676号公報 特開2000−303735号公報
本発明はこのような問題を解決し、例えばアルミサッシ窓の防犯機能の向上に好適で、簡単な構成によって安価に製作でき操作の簡便化を図れるとともに、引戸に対する当接強度を強化し防犯機能の向上を図り、しかもアンロック状態からロック状態へ移行する際の操作を簡便に行なえるとともに、ロック状態からアンロック状態へ移行する際の異音を抑制し、快適な使用状態を得られるようにした引戸用補助錠を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、内外に配置した引戸の一方の引戸の屋内側に取付ける基板と、該基板に折り畳み可能に枢着するロック板と、を備え、該ロック板は、基板側へ折り畳み時に他方の引戸の移動域外に位置して前記他方の引戸の移動を許容するアンロック状態と、他方の引戸の移動域内に突出して前記他方の引戸と当接し、該引戸の移動を阻止するロック状態と、を形成可能にされ、前記ロック板の両側に側片を対向配置し、かつロック板の枢着側に基板と係合可能な係止片を形成して、アンロック時にロック板を基板から離間して平行に配置するとともに、ロック板の裏面にマグネットを取り付け、該マグネットの磁力によってロック板のアンロック状態を維持可能にした引戸用補助錠において、アンロック時に前記マグネットの吸着面と基板との間に空隙を設け、該ロック板のアンロック状態を維持可能にし、マグネットを基板に吸着する場合に比べ、アンロック状態からロック状態への移行操作を簡便に行なえ、従来のような専用部材を不要にして構成を簡潔にするとともに、ロック状態からアンロック状態へ移行する際のマグネットと基板との衝突による異音を抑制し、快適な使用状態を得られるとともに、容易かつに安価に製作できるようにしている。
請求項2の発明は、基板にロック板を上方または下方に折り畳み可能に枢着し、基板に対するロック板の取付けの多様化を図るようにしている。
請求項3の発明は、表面に通孔を形成し、該通孔の裏面にマグネットを取り付けたロック板と、前記通孔とマグネットを有しないロック板とを設け、これら一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着し、ロック時に前記マグネットを介して一対のロック板を吸着保持し、該一対のロック板の側端部に前記他方の引戸を当接可能にし、一対のロック板のうち、一方のロック板の通孔とマグネットを省略して構成の簡潔化と製作の低廉化を図り、しかも引戸の当接時には一対のロック板の側端部に前記他方の引戸を当接して、一のロック板の側端部に引戸を当接する場合に比べて、当接力を一対のロック板に分散させて軽減し、ロック板の損傷を未然に防止して引戸に対する強度を相対的に強化するようにしている。
請求項4の発明は、表面に通孔を形成し、該通孔の裏面にマグネットを取り付けた一対のロック板を設け、該一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着し、ロック時に前記マグネットと通孔を介して一対のロック板を吸着保持し、該一対のロック板の側端部に前記他方の引戸を当接可能にして、通孔とマグネットを取付けた一対のロック板によってアンロック時のロック板の揺動を防止し、引戸の安定した移動を確保するとともに、一のロック板の側端部に引戸を当接する場合に比べて、当接力を一対のロック板に分散させて軽減し、ロック板の損傷を未然に防止して引戸に対する強度を相対的に強化するようにしている。
請求項5の発明は、一対のロック板のアンロック時に前記マグネットの吸着面と基板との間に空隙を設け、各ロック板のアンロック状態を維持可能にし、マグネットを基板に吸着させる場合に比べ、アンロック状態からロック状態への移行操作を簡便に行なえ、従来のような専用部材を不要にして構成を簡潔にするとともに、ロック状態からアンロック状態へ移行する際の異音を抑制するようにしている。
請求項6の発明は、表面に通孔を形成し、該通孔の裏面にマグネットを取り付けたロック板と、前記通孔とマグネットを有しないロック板とを設け、これら一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着するとともに、該一対のロック板に隣接して同様な一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着し、何れか一方のロック板のロック時にマグネットを介して他方のロック板を吸着保持し、該一対のロック板の側端部に前記他方の引戸を当接可能にし、構成を一部省略したロック板と通孔とマグネットを有するロック板との組み合わせによる安価な補助錠によって、閉扉状態の引戸の開扉と、半開状態の引戸の開扉を阻止するようにしている。
請求項7の発明は、他方の引戸に近接配置した一対のロック板のアンロック状態を維持し、他方の引戸から離間して配置した一対のロック板のロック状態を維持して、前記引戸の半開後の開扉を阻止可能にし、閉扉状態の引戸の開扉と、半開状態の引戸の開扉を阻止するようにしている。
請求項8の発明は、表面に通孔を形成し、該通孔の裏面にマグネットを取り付けた一対のロック板を設け、該一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着するとともに、該一対のロック板に隣接して同様な一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着し、何れか一方のロック板のロック時にマグネットを介して他方のロック板を吸着保持し、該一対のロック板の側端部に前記他方の引戸を当接可能にし、通孔を形成しマグネットを取り付けた一対のロック板からなる二組の補助錠を並設し、閉扉状態の引戸の開扉と、半開状態の引戸の開扉を阻止するようにしている。
請求項9の発明は、他方の引戸に近接配置した一対のロック板のアンロック状態を維持し、他方の引戸から離間して配置した一対のロック板のロック状態を維持して、前記引戸の半開後の開扉を阻止可能にし、閉扉状態の引戸の開扉と、半開状態の引戸の開扉を阻止するようにしている。
請求項1の発明は、アンロック時に前記マグネットの吸着面と基板との間に空隙を設け、該ロック板のアンロック状態を維持可能にしたから、マグネットを基板に吸着する場合に比べ、アンロック状態からロック状態への移行操作を簡便に行なえ、従来のような専用部材を不要にして構成を簡潔にするとともに、ロック状態からアンロック状態へ移行する際のマグネットと基板との衝突による異音を抑制し、快適な使用状態を得られるとともに、容易かつに安価に製作することができる。
請求項2の発明は、基板にロック板を上方または下方に折り畳み可能に枢着したから、基板に対するロック板の取付けの多様化を図ることができる。
請求項3の発明は、表面に通孔を形成し、該通孔の裏面にマグネットを取り付けたロック板と、前記通孔とマグネットを有しないロック板とを設け、これら一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着し、ロック時に前記マグネットを介して一対のロック板を吸着保持し、該一対のロック板の側端部に前記他方の引戸を当接可能にしたから、一対のロック板のうち、一方のロック板の通孔とマグネットを省略して構成の簡潔化と製作の低廉化を図り、しかも引戸の当接時には一対のロック板の側端部に前記他方の引戸を当接し、一のロック板の側端部に引戸を当接する場合に比べて、当接力を一対のロック板に分散させて軽減し、ロック板の損傷を未然に防止して引戸に対する強度を相対的に強化することができる。
請求項4の発明は、表面に通孔を形成し、該通孔の裏面にマグネットを取り付けた一対のロック板を設け、該一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着し、ロック時に前記マグネットと通孔を介して一対のロック板を吸着保持し、該一対のロック板の側端部に前記他方の引戸を当接可能にしたから、通孔とマグネットを取付けた一対のロック板によってアンロック時のロック板の揺動を防止し、引戸の安定した移動を確保するとともに、一のロック板の側端部に引戸を当接する場合に比べて、当接力を一対のロック板に分散させて軽減し、ロック板の損傷を未然に防止して引戸に対する強度を相対的に強化することができる。
請求項5の発明は、一対のロック板のアンロック時に前記マグネットの吸着面と基板との間に空隙を設け、各ロック板のアンロック状態を維持可能にしたから、マグネットを基板に吸着させる場合に比べ、アンロック状態からロック状態への移行操作を簡便に行なえ、従来のような専用部材を不要にして構成を簡潔にできるとともに、ロック状態からアンロック状態へ移行する際の異音を抑制することができる。
請求項6の発明は、表面に通孔を形成し、該通孔の裏面にマグネットを取り付けたロック板と、前記通孔とマグネットを有しないロック板とを設け、これら一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着するとともに、該一対のロック板に隣接して同様な一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着し、何れか一方のロック板のロック時にマグネットを介して他方のロック板を吸着保持し、該一対のロック板の側端部に前記他方の引戸を当接可能にしたから、構成を一部省略したロック板と通孔とマグネットを有するロック板との組み合わせによる安価な補助錠によって、閉扉状態の引戸の開扉と、半開状態の引戸の開扉を阻止することができる。
請求項7の発明は、他方の引戸に近接配置した一対のロック板のアンロック状態を維持し、他方の引戸から離間して配置した一対のロック板のロック状態を維持して、前記引戸の半開後の開扉を阻止可能にしたから、閉扉状態の引戸の開扉と、半開状態の引戸の開扉を阻止することができる。
請求項8の発明は、表面に通孔を形成し、該通孔の裏面にマグネットを取り付けた一対のロック板を設け、該一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着するとともに、該一対のロック板に隣接して同様な一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着し、何れか一方のロック板のロック時にマグネットを介して他方のロック板を吸着保持し、該一対のロック板の側端部に前記他方の引戸を当接可能にしたから、通孔を形成しマグネットを取り付けた一対のロック板からなる二組の補助錠を並設し、閉扉状態の引戸の開扉と、半開状態の引戸の開扉を阻止することができる。
請求項9の発明は、他方の引戸に近接配置した一対のロック板のアンロック状態を維持し、他方の引戸から離間して配置した一対のロック板のロック状態を維持して、前記引戸の半開後の開扉を阻止可能にしたから、閉扉状態の引戸の開扉と、半開き状態の引戸の開扉を阻止することができる。
本発明の第1の実施形態に適用した補助錠のアンロック状態を示す斜視図である。 図1の要部を拡大して示す正面図である。 図2の右側面図である。 図2の平面図である。 前記第1の実施形態に適用した補助錠のロック状態を示す斜視図である。
図5の要部を拡大して示す正面図である。 図6の右側面図である。 図6のA−A線に沿う断面図である。 本発明の第2の実施形態に適用した補助錠を示す斜視図で、並設した二組の補助錠のアンロック状態を示している。 前記第2の実施形態に適用した補助錠のうち、アンロック状態の一方の補助錠と、ロック状態の他方の補助錠を示している。
本発明の第3の実施形態に適用した補助錠のアンロック状態を示す斜視図で、下側のロック板は通孔とマグネットを省略している。 前記第3の実施形態に適用した補助錠のロック状態を示す斜視図である。 図12の要部を拡大して示す正面図である。 本発明の第4の実施形態に適用した補助錠のアンロック状態を示す斜視図で、通孔とマグネットを設けた一のロック板によって補助錠を構成している。 前記第4の実施形態に適用した補助錠のロック状態を示す斜視図である。
以下、本発明をアルミニウムサッシ窓に適用した図示の実施形態について説明すると、図1乃至図8において1は屋外側に配置した外側の引戸、2は屋内側に配置した内側の引戸で、それらの縦框3,4および横框(図示略)にガラス窓5,6が取付けられている。
前記ガラス窓5の縦框3寄り端部の中高位置に、鋼板製の矩形の基板7が両面接着テ−プ(図示略)を介して取付けられ、該基板7の左右両側に一対のブラケット8,9が起立して屈曲されている。
前記ブラケット8,9は略蒲鉾形に形成され、このそれぞれは上下に若干離間して形成され、それらの端部にピン孔(図示略)が近接して形成されていて、該ブラケット8,9の外側にロック板10,11の側片12,13を重合して、ロック板10,11を上下に回動可能に取付けている。
前記側片12,13はブラケット8,9と同高に形成され、その基端部にピン孔(図示略)が形成され、該ピン孔にピン14,15が外側から挿入され、これを前記ブラケット8,9のピン孔(図示略)に挿入して、ロック板10,11を回動可能に枢着している。図中、14a,15aはピン14,15の円板状の頭部である。
前記ロック板10,11は鋼板をプレス成形して横長矩形に形成され、その左右両側に側片12,13が屈曲して形成され、その基端部に係止片16,17が屈曲して形成されている。この場合、ロック板10,11の幅を若干相違させてプレス成形すれば、ロック時にそれらの端縁に段差が形成されて、前記端縁の保持が容易になり、ロック時からアンロック時への移行操作を簡便に行なえる。
前記係止片16,17の折り曲げ幅はブラケット8,9の折り曲げ幅よりも幅狭に形成され、該係止片16,17をロック時には基板7に係合可能に近接して配置している。
前記ロック板10,11の中央部に同形の通孔18,19が形成され、その裏面側の口縁部周辺に矩形板状のマグネット20,21が接着して固定されている。この場合、マグネット20,21の固定手段として、前記接着の代わりに、例えばロック板10,11に複数の係止爪を設け、この係止爪を折り曲げてマグネット20,21を挟持させることも可能である。
前記マグネット20,21の上面はブラケット12,13の高さと同高に配置され、ロック板10,11が折り畳まれるアンロック時には、基板7とマグネット20,21の間に空隙eが形成され、基板7とマグネット20,21との吸着を回避している。
この場合、空隙eを可及的に小さく形成すれば、基板7に対するマグネット20,21の吸引力の低下を防止でき、またアンロック時に振動等によってロック板10,11が基板7から剥離し、ロック状態へ移行する事態を未然に防止し得る。
前記マグネット20,21の通孔18,19側の磁極は互いに異極に着磁され、その磁力線を通孔18,19の外側に形成可能にしている。
このように構成した本発明の引戸用補助錠は、鋼板製の基板7と一対のロック板10,11と、マグネット20,21とで構成され、これらを製作する場合は、基板7をプレス成形して矩形または方形板状に形成し、その両側部中央に各一対のブラケット8,9を若干離間して起立形成する。
次に、横長矩形のロック板10,11の中央に通孔18,19を適宜形状、実施形態では横長矩形に打ち抜き、上端または下端を除く端部周縁をプレス成形して、側片12,13と係止片16,17を起立形成し、これらの相対するブラケット片8,9と側片12,13にピン孔(図示略)を形成する。また、ロック板10,11の通孔18,19の裏面側周辺に接着剤を塗布し、マグネット20,21を接着する。
こうして製作した基板7にマグネット20,21を接着したロック板10,11を組み付ける場合は、一方のロック板10の側片12,13を一方のブラケット片8,9の外側に重合して配置し、側片12,13の外側からピン14,15をピン孔(図示略)に挿入し、これを更にブラケット片8,9のピン孔(図示略)に挿入する。
この後、他方のロック板の側片12,13を他方のブラケット片8,9の外側に重合して配置し、側片12,13の外側からピン14,15をピン孔(図示略)に挿入し、これを更にブラケット片8,9のピン孔(図示略)に挿入する。
こうして組み付けられたロック板10,11は、ピン14,15を介してブラケット片8,9に回動可能に枢着され、それらをピン14,15を中心に基板7側に回動すると、ロック板10,11が側片12,13の幅分、基板7から前方に突出して平行に折り畳まれる。
その際、マグネット20,21の吸着面が基板7から空隙e分離間して静止し、その磁力によって各ロック板10,11が基板7に吸引されて平行に保持される。
一方、ロック板10,11をピン14,15を中心に基板7から離反して回動すると、ロック板10,11が略90°回動したところで、係止片16,17の端縁が基板7に係合して回動を停止され、ロック板10,11が互いに当接して背中合わせの起立状態を形成する。
その際、ロック板10,11は通孔18,19が対向し、その裏面に配置したマグネット20,21から互いに異極性の磁力線が放出されて、ロック板10,11が背中合わせの状態で吸着保持される。
こうして組み付けた補助錠を引戸に取付けて使用する場合は、ロック板10,11を折り畳み、そのコンパクトな姿勢をマグネット20,21を介して保持しながら、基板7の裏面に、例えば両面接着テ−プ(図示略)を貼り付け、その剥離紙(図示略)を剥がして屋外側引戸1のガラス窓5の縦框3寄り端部中高位置に取付ける。この状況は図1のようである。
この状況では、ロック板10,11は折り畳まれて基板7と平行状態に置かれ、屋内側引戸2の移動域の外側に位置しているから、補助錠はアンロック状態になり、屋内側引戸2の移動域が開放されて開扉可能になる。
このようなアンロック状態では、マグネット20,21の吸着面が図4のように基板7から空隙e分離間して位置し、その磁力によって各ロック板10,11が基板7に吸引されて平行に保持される。
したがって、ロック板10,11は振動等による揺動を抑止されて安定して静止し、例えば上側のロック板11が振動等によって下向きに回動し、アンロック状態を消失させる惧れがない。
次に、このようなアンロック状態から補助錠をロック状態に移行する場合は、ロック板10,11の下端縁または上端縁に手指を掛けてピン14,15を中心に上向きまたは下向きに回動する。
この場合、アンロック状態のロック板10,11の下端縁または上端縁は、図1のように基板7との間に側片12,13相当の空隙が形成されて開放されているから、前記下端縁または上端縁に手指を容易に掛けられ、前記操作を簡便に行なえる。
しかも、アンロック状態にはマグネット20,21の吸着面が基板7から空隙e分離間して位置しているから、マグネット20,21の吸着面が基板7に吸着している場合に比べ、マグネット20,21の吸引力に抗するロック板10,11の回動力が軽減され、従来のようにこのための軽減手段を要することなく、前記ロック状態への移行操作を容易に行なえる。
こうしてロック板10,11を略90°回動すると、係止片16,17の端縁が基板7に係合して回動を停止し、同時にロック板10,11が互いに当接して背中合わせの起立状態を形成する。この状況は図5のようである。
この状況ではロック板10,11の通孔18,19が対向し、その裏面に配置したマグネット20,21から互いに異極性の磁力線が放出されて、ロック板10,11が互いに吸着され、背中合わせの起立状態を安定して保持される。
そして、このような状況ではロック板10,11は屋内側引戸2の移動域に突出しているから、補助錠はロック状態に置かれて屋内側引戸2の移動域を閉塞し、ロック板10,11の片側端部に縦框4が当接して開扉を阻止し、クレセント錠(図示略)と併せて防御能力を強化する。
その際、前記起立状態の片側側片13,13に屋内側引戸2の縦框4が当接することになるが、屋内側引戸2の当接力はロック板10,11に分散され、屋内側引戸2に対する当接力を軽減するから、ロック板10,11の損傷を未然に防止して、屋内側引戸2に対する強度を相対的に強化する。
次に、前記ロック状態の補助錠をアンロック状態に移行する場合は、ロック板10,11の下端縁または上端縁に手指を掛けて、ピン14,15を中心に下向きまたは上向きに回動する。
この場合、ロック状態のロック板10,11の下端縁または上端縁は、図5のように開放されているから手指を容易に掛けられ、前記操作を簡便に行なえる。
その際、ロック時にはマグネット20,21の吸着面の間に通孔18,19が介在しているから、マグネット20,21の吸着面が吸着している場合に比べ、マグネット20,21の吸引力に抗するロック板10,11の回動力が軽減され、従来のこのための軽減手段を要することなく、前記アンロック状態への移行操作を容易に行なえる。
しかも、ロック板10,11の回動終期にはマグネット20,21の吸引力によって、基板7への復帰動作が促されるから、前記移行操作を簡便に行なえる。
また、アンロック時にはマグネット20,21の吸着面は基板7から空隙e分離間しているから、マグネット20,21の吸着面を基板7に吸着させる場合に比べ、吸着時の金属音による異音の発生を抑制し得る。
このように本発明は、基板7に一対のロック板10,11を上下に回動可能に設け、これらのロック板10,11にマグネット20,21を取付け、ロック時にはロック板10,11を起立回動し、かつこの起立状態をマグネット20,21の吸引力によって強固に保持し、屋内側引戸4の当接力をロック板10,11に分散して半減し、ロック板10,11ないし補助錠に対する強度を相対的に強化し得るようにしている。
また、アンロック時にはロック板10,11を基板7と平行に折り畳み、マグネット20,21の吸着面を基板7から離間して配置し、アンロック時からロック時への移行操作を容易かつ簡便に行なえ、簡単な構成で安価に製作できるようにしている。
図9乃至図15は本発明の他の実施形態を示し、前述と対応する構成部分に同一の符号を用いている。このうち、図9および図10は本発明の第2の実施形態を示し、この実施形態では屋内側引戸4の開扉を阻止し、または屋内側引戸4のいわゆる半開状態での開扉を阻止可能にしている。
このため、この実施形態は基板7を若干大形に形成し、該基板7に上下一対のロック板10,11を左右に並設し、二つの補助錠を左右に並設している。
これらのロック板10,11は、前述のロック板10,11と同一または若干小形に形成し、対応する構成部分も同一または若干小形に形成しているが、ロック板10,11自体の動作は前述の実施形態と実質的に同一であり、左右の補助錠をロックまたはアンロック状態にすることによって、屋内側引戸4の開扉を可能にし、または屋内側引戸4の開扉若しくは半開状態での開扉を阻止可能にしている。
すなわち、図9のように左右の補助錠をアンロック状態にすることによって、屋内側引戸4を開扉可能にし、図10のように縦框4側の一方の補助錠をアンロック状態にし、他方の補助錠をロック状態にすることによって、他方の補助錠で屋内側引戸4の半開状態での開扉を阻止可能にしている。
この場合、本発明は一対のロック板10,11をマグネット20,21によって安定して起立保持し、その側端部に屋内側引戸4を当接させているから、一のロック板の側端部に屋内側引戸を当接させる従来の構造に比べて、屋内側引戸4の当接力をロック板10,11に分散して半減し、ロック板10,11ないし補助錠に対する強度を相対的に強化し得るようにしている。
図11乃至図13は本発明の第3の実施形態を示し、この実施形態は上下一対の一方のロック板、実施形態では下側のロック板10の通孔18とマグネット20の取付けを省略し、ロック板10の構成を簡潔にして安価に製作し得るようにしている。
そして、アンロック時にはロック板10を自重によって折り畳んで垂下状態を保持させ、一方、ロック板11をマグネット21を介し基板7に吸引させて基板7と平行な垂直状態を保持させる。
次に、ロック時はピン14,15を中心にロック板10を上向きに回動し、これを90°回動して係止片16の端縁を基板7に係合させ、その起立位置を保持する。
また、ピン14,15を中心にロック板11を下向きに回動し、これを90°回動すると係止片17の端縁が基板7に係合して回動を停止し、同時にロック板10,11が互いに当接して背中合わせの起立状態を形成する。この状況は図12のようである。
この場合、アンロック状態のロック板10,11の下端縁または上端縁は、図11のように基板7との間に側片12,13相当の空隙が形成されて開放されているから、前記下端縁または上端縁に手指を容易に掛けられ、前記操作を簡便に行なえる。
しかも、アンロック状態にはマグネット21の吸着面が基板7から空隙e分離間して位置しているから、マグネット21の吸着面が基板7に吸着している場合に比べ、マグネット21の吸引力に抗するロック板11の回動力が軽減され、従来のようにこのための軽減手段を要することなく、前記ロック状態への移行操作を容易に行なえる。
このようなロック時にはロック板11の通孔19がロック板10と対向し、その裏面に配置したマグネット21から磁力線が放出され、ロック板10にはマグネット21と異極の磁力が誘導されて、ロック板10が吸引保持され、前記背中合わせの起立状態を安定して維持する。
したがって、この後、一方の側片13,13に縦框4を当接させて、屋内側引戸4の開扉を阻止し得る。この状況は図13のようである。
なお、第3の実施形態は前記第1および第2の実施形態に適用することができ、そのように構成することで、前記構成の簡潔化と製作の低廉化を促せる。
図14および図15は本発明の第4の実施形態を示し、この実施形態は補助錠を上下一対のロック板10,11で構成する代わりに、一方のロック板10を省略し、構成を簡潔化して製作の低廉化を図るとともに、基板7の下半部を省略して小形化している。
このように構成しても、アンロック時にはマグネット21の吸着面が基板7から空隙e分離間して位置しているから、マグネット21の吸着面が基板7に吸着している場合に比べ、マグネット21の吸引力に抗するロック板11の回動力が軽減され、従来のようなこのための軽減手段を要することなく、前記ロック状態への移行操作を容易に行なえる。
次に、アンロック状態からロック状態に移行する場合、ロック板11を下向きに略90°回動すると、係止片17の端縁が基板7に係合して回動を停止し、基板7に対する起立状態を形成する。この状況は図15のようである。
この状況ではロック板11は屋内側引戸2の移動域に突出しているから、補助錠はロック状態に置かれて屋内側引戸2の移動域を閉塞し、ロック板11の片側端部に縦框4が当接して開扉を阻止し、クレセント錠(図示略)と併せて防御能力を強化する。
次に、前記ロック状態の補助錠をアンロック状態に移行する場合は、ロック板11の先端縁に手指を掛けて、ピン14,15を中心に上向きに回動する。
この場合、ロック状態のロック板11の先端縁は、図15のように開放されているから、手指を容易に掛けられ前記操作を簡便に行なえる。
しかも、ロック板11の回動終期にはマグネット21の吸引力によって、基板7への復帰動作が促されるから、前記移行操作を簡便に行なえる。
そして、前記アンロック時にはマグネット21の吸着面は基板7から空隙e分離間しているから、マグネット21の吸着面を基板7に吸着させる場合に比べ、吸着時の異音の発生を抑制し得る。
なお、第4の実施形態は前記第1および第2の実施形態に適用することができ、そのように構成することで、前記構成の簡潔化と製作の低廉化を促せる。
このように本発明の引戸用補助錠は、簡単な構成によって安価に製作でき、簡便に操作できるとともに、引戸に対する当接強度を強化して安定した防犯機能の向上を図れ、しかもアンロック状態からロック状態へ移行する際の操作を簡便に行なえるとともに、ロック状態からアンロック状態へ移行する際の異音の発生を抑制でき、快適な使用状態を得られるようにしたから、例えばアルミサッシ窓の防犯機能の向上に好適である。
1 引戸(外側)
2 引戸(内側)
7 基板
10,11 ロック板
12,13 側片
16,17 係止片
18,19 通孔
20,21 マグネット
e 空隙

Claims (9)

  1. 内外に配置した引戸の一方の引戸の屋内側に取付ける基板と、該基板に折り畳み可能に枢着するロック板と、を備え、該ロック板は、基板側へ折り畳み時に他方の引戸の移動域外に位置して前記他方の引戸の移動を許容するアンロック状態と、他方の引戸の移動域内に突出して前記他方の引戸と当接し、該引戸の移動を阻止するロック状態と、を形成可能にされ、前記ロック板の両側に側片を対向配置し、かつロック板の枢着側に基板と係合可能な係止片を形成して、アンロック時にロック板を基板から離間して平行に配置するとともに、ロック板の裏面にマグネットを取り付け、該マグネットの磁力によってロック板のアンロック状態を維持可能にした引戸用補助錠において、アンロック時に前記マグネットの吸着面と基板との間に空隙を設け、該ロック板のアンロック状態を維持可能にしたことを特徴とする引戸用補助錠。
  2. 前記基板にロック板を上方または下方に折り畳み可能に枢着した請求項1記載の引戸用補助錠。
  3. 表面に通孔を形成し、該通孔の裏面にマグネットを取り付けたロック板と、前記通孔とマグネットを有しないロック板とを設け、これら一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着し、ロック時に前記マグネットを介して一対のロック板を吸着保持し、該一対のロック板の側端部に前記他方の引戸を当接可能にした請求項1記載の引戸用補助錠
  4. 表面に通孔を形成し、該通孔の裏面にマグネットを取り付けた一対のロック板を設け、該一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着し、ロック時に前記マグネットと通孔を介して一対のロック板を吸着保持し、該一対のロック板の側端部に前記他方の引戸を当接可能にした請求項1記載の引戸用補助錠。
  5. 前記一対のロック板のアンロック時に前記マグネットの吸着面と基板との間に空隙を設け、各ロック板のアンロック状態を維持可能にした請求項4記載の引戸用補助錠。
  6. 表面に通孔を形成し、該通孔の裏面にマグネットを取り付けたロック板と、前記通孔とマグネットを有しないロック板とを設け、これら一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着するとともに、該一対のロック板に隣接して同様な一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着し、何れか一方のロック板のロック時にマグネットを介して他方のロック板を吸着保持し、該一対のロック板の側端部に前記他方の引戸を当接可能にした請求項3記載の引戸用補助錠。
  7. 前記他方の引戸に近接配置した一対のロック板のアンロック状態を維持し、他方の引戸から離間して配置した一対のロック板のロック状態を維持して、前記引戸の半開後の開扉を阻止可能にした請求項6記載の引戸用補助錠。
  8. 表面に通孔を形成し、該通孔の裏面にマグネットを取り付けた一対のロック板を設け、該一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着するとともに、該一対のロック板に隣接して同様な一対のロック板を基板の上下位置に折り畳み可能に枢着し、何れか一方のロック板のロック時にマグネットを介して他方のロック板を吸着保持し、該一対のロック板の側端部に前記他方の引戸を当接可能にした請求項4記載の引戸用補助錠。
  9. 前記他方の引戸に近接配置した一対のロック板のアンロック状態を維持し、他方の引戸から離間して配置した一対のロック板のロック状態を維持して、前記引戸の半開後の開扉を阻止可能にした請求項8記載の引戸用補助錠。
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