JP4311566B2 - 片開き窓 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室、トイレ、台所等に取付ける片開き窓に関する。
従来から、開閉する窓としては引き違い窓、片側固定の片開き窓などが知られているが、これらの窓は障子閉じ状態で召合せ框が室内から見えるので見栄えが悪いし、室内から室外を見る際に召合せ框が邪魔になるので眺望性が悪い。
テラスや庭に面した場所に取付けられ、人が出入りする窓の場合には、大きな開口が必要であるから前述の引き違い窓や片側固定の片開き窓とする必要があるが浴室、トイレ、台所等に取付ける窓は、人が出入するのではなく、主に換気を目的とするものであるから、開口は小さくて良く、前述の引き違い窓や片側固定の片開き窓などの開口の大きな窓を取付けなくとも良い。
前述の開口が小さい窓としては、特許文献1に開示された自由窓が提案されている。
この自由窓は、窓枠に1つの障子を摺動自在に取付け、その障子を窓枠の一方の縦枠から側方に突出することで他方の縦枠と障子を離隔して開口とする窓で、この自由窓であれば障子の召合せ框が無いので、障子閉じ状態での内観の見栄えが改善されるし、眺望性も改善される。
実公昭53−14526号公報
前述した従来の自由窓は、障子閉じ状態で障子の上框、下框が室内から見えるので、内観の見栄えが良いとは言えないし、眺望性が良いとは言えない。
本発明の目的は、障子閉じ状態での内観の見栄えが良いと共に、眺望性が良い片開き窓とすることである。
本発明は、上枠と下枠と一方の縦枠と他方の縦枠を方形状に連結した窓枠と、この上枠の室外側部と下枠の室外側部とに亘って移動自在に取付けた障子を備え、
前記障子は、上框と下框と一方の縦框と他方の縦框を方形状に連結し、その内部にガラスを取付けたもので、一方の縦框が窓枠から側方に張り出すことで他方の縦框と他方の縦枠との間が開口し、
前記上枠の室内側の最も下の面が上框よりも下方に位置し、下枠の室内側の最も上の面が下框よりも上方に位置し、一方の縦枠の室内側の最も他方の縦枠寄りの面が閉じ状態の障子の一方の縦框よりも内方に位置し、他方の縦枠の室内側の最も一方の縦枠寄りの面が閉じ状態の障子の他方の縦框よりも内方に位置し、
前記他方の縦枠は、本体部材とカバー部材で他方の縦框が入り込む凹陥部を有し、
前記他方の縦枠と前記他方の縦框とに亘って防虫網を取付け、
この防虫網は、障子閉じ状態の時に前記凹陥部と他方の縦框との間に折り畳みされた状態で収納され、障子開き状態の時には他方の縦枠と他方の縦框との間の開口よりも室内側に張設されるようにしたことを特徴とする片開き窓である。
本発明においては、前述のように防虫網を取付けた場合に、カバー部材は他方の縦枠の本体部材と別部材で、一方の縦枠の本体部材にも取付け可能で、
一方の縦框と他方の縦框は、室外側部材と室内側部材を着脱自在に連結した形状で、その各室外側部材が同一形状で、かつ室内側部材が取り付け替えでき、
前記他方の縦框の室内側部材に防虫網の取付部を設けることができる。
このようにすれば、カバー部材と各室内側部材を取り付け替えすることで、障子を反対方向に移動して開口することができる。
本発明の片開き窓は、上枠と下枠と一方の縦枠と他方の縦枠を方形状に連結した窓枠と、この上枠の室外側部と下枠の室外側部とに亘って移動自在に取付けた障子を備え、
前記障子は、上框と下框と一方の縦框と他方の縦框を方形状に連結し、その内部にガラスを取付けたもので、一方の縦框が窓枠から側方に張り出すことで他方の縦框と他方の縦枠との間が開口し、
前記上枠の室内側の最も下の面が上框よりも下方に位置し、下枠の室内側の最も上の面が下框よりも上方に位置し、一方の縦枠の室内側の最も他方の縦枠寄りの面が閉じ状態の障子の一方の縦框よりも内方に位置し、他方の縦枠の室内側の最も一方の縦枠寄りの面が閉じ状態の障子の他方の縦框よりも内方に位置し、
前記ガラスの上縁部、下縁部の室外側面が、上框、下框に接着シール材で接着して取付けられ、このガラスの上縁部、下縁部の室内側面はフリーで、
前記ガラスの両方の縦縁部が、両方の縦框の内向凹部に挿入して室外側シール材と室内側シール材で支持されていることを特徴とする片開き窓であっても良い。
請求項1に係る発明によれば、障子は召合せ框を有していないし、障子閉じ状態の時に、その障子の上框、下框、一方の縦框、他方の縦框が室内から見えることがない。
したがって、障子閉じ状態での内観の見栄えが良いと共に、眺望性が良い片開き窓である。
また、障子が開き状態の時に、その開口の室内側に防虫網が張設されるから、開口から虫が室内に入り込むことを防止できる。
また、障子が閉じ状態の時には防虫網が折り畳みされた状態で凹陥部と他方の縦框との間に収納されるので、その防虫網を収納するために広いスペースが必要がない。
請求項3に係る発明によれば、障子は召合せ框を有していないし、障子閉じ状態の時に、その障子の上框、下框、一方の縦框、他方の縦框が室内から見えることがない。
したがって、障子閉じ状態での内観の見栄えが良いと共に、眺望性が良い片開き窓である。
また、ガラスの取付けが容易であると共に、上框、下框を単純な形状とすることができる。
図1に示すように、窓枠1は上枠2と下枠3と一方の縦枠4と他方の縦枠5を方形状に連結してある。
前記窓枠1に障子10が上枠2、下枠3の長手方向(以下左右方向という)に移動自在に取付けてある。この障子10は上框11と下框12と一方の縦框13と他方の縦框14を方形状に連結し、その内部にガラス15が装着してある。
前記障子10を閉じ状態から左右方向一方に移動すると、仮想線で示すように一方の縦框13が窓枠1(一方の縦枠4)から側方に張り出し、他方の縦框14が他方の縦枠5から離れ、その両者の間が開口16した開き状態となる。
前記障子10を開き状態から左右他方に移動すると実線で示すように前述の開口16が閉塞されて閉じ状態となる。
これによって、片開き窓を形成している。
なお、図1は本発明を理解し易いように概略的に図示してあり、後述する具体形状と形状、手法が異なることがある。
前記上枠2は図2に示すように、本体部材20と、この本体部材20の室外側面21よりも室外側に延設した上ガイド部材22を備えている。
前記本体部材20の面内方向の内側面(つまり、上枠2の室内側の最も下の面)23は、上ガイド部材22のガイド部24の下端部よりも下方に位置し、障子10の上框11が内側面23よりも上方に位置して室内から上框11が見えないようにしてある。
前記下枠3は図2に示すように、本体部材30と、この本体部材30の室外側面31よりも室外側に延設した下ガイド部材32を備えている。
前記本体部材30の面内方向の内側面(つまり、下枠3の室内側の最も上の面)33は、下ガイド部材32のガイド部34の上端部よりも上方に位置し、障子10の下框12が内側面33よりも下方に位置して室内から下框12が見えないようにしてある。
前記一方の縦枠4は図3に示すように、本体部材40を備え、この本体部材40と上枠2、下枠3の本体部材20,30が、その室外側面41と前記室外側面21,31が面一となるように連結される。
この本体部材40の内側面(つまり、一方の縦枠4の室内側の最も他方の縦枠5寄りの面)42は障子10が閉じ状態の時に、一方の縦框13よりも内方に位置し、室内から一方の縦框13が見えないようにしてある。
前記他方の縦枠5は図3に示すように、本体部材50と、その本体部材50の室外側面51よりも室外側に張り出したカバー部材52を備えている。この本体部材50と前記上枠2、下枠3の本体部材20,30が、その室外側面51,21,31が面一となるように連結される。
この本体部材50の内側面(つまり、他方の縦枠5の室内側の最も一方の縦枠4寄りの面)53は障子10が閉じ状態の時に、他方の縦框14よりも内方に位置し、室内から他方の縦框14が見えないようにしてある。
前述のように、上枠2、下枠3、一方の縦枠4、他方の縦枠5は、その各本体部20,30,40,50が連結されて室外側面21,31,41,51が面一となっていると共に、各内側面23,33,42,53が方形枠状に連続して室内側開口部1aを形成している。
この実施の形態では、各内側面23,33,42,53にカバー材23a,33a,42a,53aを取付け、このカバー材23a,33a,42a,53aによって室内側開口部1aを形成している。
このようであるから、本体部材20,30,40,50をアルミ押出形材とし、カバー材23a,33a,42a,53aを樹脂製として本体部材20,30,40,50の表面を覆うことで、室内側開口部1aに結露が発生しないようにできる。
前記障子10の上框11が上枠2のガイド部24に沿って移動自在に支承され、下框12が下枠3のガイド部34に沿って移動自在に支承されている。
つまり、障子10は上枠2の室外側部と下枠3の室外側部に移動自在に取付けてある。
前記カバー部材52は室外側に向う側面板54と、この側面板54の室外側部に設けた内向板55で鉤形状で、その内向板55は上枠2のガイド部材22の室外側面22a、下枠3のガイド部材32の室外側面32aとほぼ面一である。
前記カバー部材52は前述の上枠2、下枠3のガイド部材22,32と連続し、このカバー部材52と本体部材50の室外側面51とで凹陥部56を形成している。この凹陥部56は一方の縦枠4側に向けて開口し、障子10を閉じた状態で他方の縦框14が凹陥部56内に入り込む。
前記他方の縦枠5と他方の縦框14とに亘って防虫網60が取付けてある。この防虫網60は障子10が閉じ状態の時に前述のカバー部材52と他方の縦框14との間に折り畳みされて収納される。
例えば、防虫網60は2つに折り畳みされて、側面板54と他方の縦框14の外面との間、及び内向板55と他方の縦框14の室外側面との間に平面ほぼ鉤形状にして収納される。
前記障子10が開き状態の時には、図4に示すように防虫網60が他方の縦枠5と他方の縦框14との間に張設されて前述の開口16の室内側に位置する。
前述のように防虫網60が張設した状態から、障子10を閉じ方向に移動すると、図4に仮想線で示すように防虫網60の左右方向の中間部が室外側に向けて変位し、防虫網60は平面形状がほぼ山形状となり、さらに障子10を閉じ方向に移動すると2つに折り畳みされて図3に示すように収納される。
例えば、防虫網60の一端縁に取付材61が固着され、この取付材61が他方の縦枠5に取付けられる。
この実施の形態では、図4に示すようにカバー部材52の後述する取付部57にあり溝57aを形成し、このあり溝57aに取付材61を抜け出さないように挿入して取付ける。
なお、他方の縦枠5(カバー部材52)にファスナーの一方のストリンガーテープを取付け、他方のストリンガーテープを防虫網60の一端縁に取付け、互いのストリンガーテープのエレメントをスライダーで噛合連結することで防虫網60の一端縁を他方の縦枠5に取付けても良い。
また、他方の縦枠5(カバー部材52)に面ファスナーの一方のテープ片を取付け、他方のテープ片を防虫網60の一端縁に取付け、その両方のテープ片を係合連結することで防虫網60の一端縁を他方の縦枠5に取付けても良い。
前記防虫網60の他端縁が他方の縦框14の凹部62に取付けてある。
この実施の形態では、防虫網60の他端縁にファスナーのストリンガーテープを取付け、そのストリンガーテープのエレメントを凹部62に挿入して抜けないように取付けてある。
前記凹部62は他方の縦框14の室内側寄りに形成され、その凹部62のスリット状の開口部分62aは張設状態の防虫網60と平行に対してほぼ45度としてある。
図3に示すように、障子10の他方の縦框14には開閉兼ロック部材70が取付けてある。
この開閉兼ロック部材70は他方の縦枠5に取付けたロック受71に係脱する。
このようであるから、開閉兼ロック部材70を手で持ってロック受け71から離脱してロック解除し、そのままの状態で開閉兼ロック部材70を左右一方に移動することで障子10を開き方向に移動できる。
また、開閉兼ロック部材70を手で持って障子10を閉じ方向に移動し、閉じ状態となるロック受71に係合して障子10を閉じ状態でロックする。
前記開閉兼ロック部材70は図3、図5に示すようにロック部72と操作部73を有し、ケース74にピン75で回動自在に取付けてある。
この開閉兼ロック部材70はロック部72がロック受71に係合するロック位置に向けて回動付勢保持してあると共に、操作部73を持って障子開き方向に回動するとロック部72がロック受71から離脱するロック解除位置まで回動し、それ以上は回動しないようにしてある。
例えば、スプリング76でロック位置に向けて回動付勢保持し、ロック解除位置まで回動すると操作部73がケース74に当接してそれ以上回動しないようにする。
具体的には、開閉兼ロック部材70は平面鉤形状で、ケース74は縦板74aの一端寄りに上下横板74b,74cを設けると共に、その上下横板74b,74cと縦板74aの一端部に亘って端部縦板74bを設けた形状で、その上下横板74b,74c間にピン75が取付けてある。
前記縦板74aと操作部73との間にスプリング76が取付けてあると共に、操作部73を持って開閉兼ロック部材70をスプリング76に抗して回動すると、その操作部73が端部縦板74dに干渉して、それ以上回動しないようにする。
前記ロック受け71は,プレート77に穴78を形成したもので、そのプレート77を他方の縦枠5の本体部材50の室外側面51にビス79で固着して取付け、その穴78が内側面53より内方に突出するようにしてある。
前記ケース74の縦板74aの他端部が他方の縦框14の室内側面にビス止めして取付けてあり、障子10が閉じ状態の時にロック部72が穴78に係合してロックするようにしてある。
前記上框11は図2に示すように、その内側面(下の面)11aの室外側に内向片(下向き片)11bが設けてあり、この内向片11bの室内側面にガラス15の室外側面15aの上縁部が接着シール材17で接着して取付けてあり、その室内側面15bの上縁部はフリーで、何ら支持されていない。
前記下框12は、図2に示すように、その内側面(上の面)12aの室外側に内向片(上向き片)12bが設けてあり、この内向片12bの室外側面にガラス15の室外側面15aの下縁部が前述の接着シール材17で接着して取付けてあり、その室内側面15bの下縁部はフリーで、何ら支持されていない。
前記一方の縦框13、他方の縦框14は図3に示すように、内向凹部13a,14aを有し、この内向凹部13a,14a内にガラス15の両方の縦縁部が挿入されて室外側シール材、例えば接着シール材17と室内側シール材18で支持してある。
この室内側シール材18はガラス15が風圧で室内側に変位した時に弾性変形するものが好ましい。
このように、ガラス15の室外側面15aにおける上縁部、下縁部を接着シール材17で接着し、ガラス15の室内側面15bにおける上縁部、下縁部をフリーとすれば、ガラス15の取付けが容易にできると共に、上框11、下框12は内向凹部を有しない形状にでき、上框11、下框12を単純な形状とすることができる。
前記一方の縦框13は室外側部材80と室内側部材81を着脱自在に連結、例えばビス82で連結したものである。
前記他方の縦框14も同様に室外側部材83と室内側部材84を着脱自在に連結、例えばビス85で連結したものである。
前記各縦框13,14の室外側部材80,83は同一断面形状で、各室内側部材82,84はどちらかの縦框の室外側部材80,83にも左右勝手違いに取付できるようにしてある。
前記他方の縦框14の室内側部材84に前述の凹部62が形成してあるので、その室内側部材84を一方の縦框13の室外側部材80に取付ければ一方の縦框13と一方の縦枠4とに亘って防虫網60を前述のように取付けできる。
また、他方の縦枠5のカバー部材52は本体部材50と別体で、そのカバー部材52は一方の縦枠4の本体部材40に左右勝手違いに取付できる。
例えば、各本体部材40,50の室外側面41,51には取付け凹部41a,51aが形成され、カバー部材52の取付部57を両方の取付け凹部41a,51aに嵌め込んでビス58で固着して取付けできるようにしてある。
このようであるから、カバー部材52を一方の縦枠4の本体部材40に取付け替えすると共に、縦框13,14の室内側部材81,84を取り付け替えすることで、障子10を左右反対方向に移動して一方の縦枠4と一方の縦框13との間を開口できる。
図3において、一方の縦框13の室内側部材81は、その室内側に内向鉤片81aを有し、この内向鉤片81aが一方の縦枠4の本体部材40に取付けた受部材86の外向鉤片86aを重なり合うようにしてある。
これによって、障子10をバールなどで無理にこじ開けようとした場合に、その内向鉤片81a、外向鉤片86aが干渉し合ってこじ開けに耐えるので、防犯上好ましい。
前記受部材86は本体部材40の取付け凹部41aにビス87で固着してあり、この受部材86は他方の縦枠5の本体部材50の取付け凹部51aにビス87で固着して取付けできるので、前述のように障子10の移動方向を反対とする場合には、受部材86を取り付け替えする。
図2に示すように、下框12の室内側面12cにストッパ90がビス91で取付けてある。前記下枠3の本体部材30の室外側面31の上部寄りにおける室外側寄りには凹陥部35が形成してあり、この凹陥部35によって一方の縦枠4の本体部材40の内側面42が露出している。
前記ストッパ90は前述の凹陥部35に突出し、図6の仮想線で示すように、このストッパ90が前述の内側面42に当接することで障子10の開き方向の移動を制限して開き位置を決定し、その内側面42が開き側受部である。
前記凹陥部35には閉じ側受部92がビス93で固着して取付けてあり、前記ストッパ90が図6の実線で示すように、閉じ側受部92に当接することで障子10の閉じ方向の移動を制限して閉じ位置を決定する。
このようであるから、障子10を所定の開き位置、閉じ位置で停止できるから、障子10が窓枠1から抜け落ちたり、カバー部材52に衝突することを防止できる。
また、一方の縦枠4の本体部材40をストッパ受けとしているから部品点数が少ない。
また、ストッパ90、閉じ側受部92は下枠3の本体部材30の室外側面31の凹陥部35内に位置し、室内から見えないので、見栄えが良い。
前記上枠2、下枠3、一方の縦枠4、他方の縦枠5の本体部材20,30,40,50は図2、図3に示すように外向取付片20a,30a,40a,50aと内向取付片20b,30b,40b,50bを備え、それらを建物躯体開口部周縁の室外側面6と内側面7に固着具8でそれぞれ固着して取付けられる。
前記一方の縦枠4、他方の縦枠5には縦気密材、例えばモヘア9が取付けてあり、障子10が閉じ状態の時に一方の縦框13、他方の縦框14に接して気密する。
片開き窓の概略外観図である。 片開き窓の詳細縦断面図である。 片開き窓の詳細横断面図である。 障子開き状態の防虫網部分の横断面図である。 操作兼ロック部材の斜視図である。 障子のストッパ部分の動作説明図である。
符号の説明
1…窓枠、2…上枠、3…下枠、4…一方の縦枠、5…他方の縦枠、10…障子、11…上框、12…下框、13…一方の縦框、14…他方の縦框、15…ガラス、16…開口、17…接着シール材、20…本体部材、22…ガイド部材、30…本体部材、32…ガイド部材、40…本体部材、50…本体部材、52…カバー部材、56…凹陥部、60…防虫網、61…接着シール材、70…操作兼ロック部材、71…ロック受、80…室外側部材、81…室内側部材、88…室外側部材、84…室内側部材。

Claims (3)

  1. 上枠と下枠と一方の縦枠と他方の縦枠を方形状に連結した窓枠と、この上枠の室外側部と下枠の室外側部とに亘って移動自在に取付けた障子を備え、
    前記障子は、上框と下框と一方の縦框と他方の縦框を方形状に連結し、その内部にガラスを取付けたもので、一方の縦框が窓枠から側方に張り出すことで他方の縦框と他方の縦枠との間が開口し、
    前記上枠の室内側の最も下の面が上框よりも下方に位置し、下枠の室内側の最も上の面が下框よりも上方に位置し、一方の縦枠の室内側の最も他方の縦枠寄りの面が閉じ状態の障子の一方の縦框よりも内方に位置し、他方の縦枠の室内側の最も一方の縦枠寄りの面が閉じ状態の障子の他方の縦框よりも内方に位置し、
    前記他方の縦枠は、本体部材とカバー部材で他方の縦框が入り込む凹陥部を有し、
    前記他方の縦枠と前記他方の縦框とに亘って防虫網を取付け、
    この防虫網は、障子閉じ状態の時に前記凹陥部と他方の縦框との間に折り畳みされた状態で収納され、障子開き状態の時には他方の縦枠と他方の縦框との間の開口よりも室内側に張設されるようにしたことを特徴とする片開き窓。
  2. カバー部材は他方の縦枠の本体部材と別部材で、一方の縦枠の本体部材にも取付け可能で、
    一方の縦框と他方の縦框は、室外側部材と室内側部材を着脱自在に連結した形状で、その各室外側部材が同一形状で、かつ室内側部材が取り付け替えでき、
    前記他方の縦框の室内側部材に防虫網の取付部を設けてある請求項記載の片開き窓。
  3. 上枠と下枠と一方の縦枠と他方の縦枠を方形状に連結した窓枠と、この上枠の室外側部と下枠の室外側部とに亘って移動自在に取付けた障子を備え、
    前記障子は、上框と下框と一方の縦框と他方の縦框を方形状に連結し、その内部にガラスを取付けたもので、一方の縦框が窓枠から側方に張り出すことで他方の縦框と他方の縦枠との間が開口し、
    前記上枠の室内側の最も下の面が上框よりも下方に位置し、下枠の室内側の最も上の面が下框よりも上方に位置し、一方の縦枠の室内側の最も他方の縦枠寄りの面が閉じ状態の障子の一方の縦框よりも内方に位置し、他方の縦枠の室内側の最も一方の縦枠寄りの面が閉じ状態の障子の他方の縦框よりも内方に位置し、
    前記ガラスの上縁部、下縁部の室外側面が、上框、下框に接着シール材で接着して取付けられ、このガラスの上縁部、下縁部の室内側面はフリーで、
    前記ガラスの両方の縦縁部が、両方の縦框の内向凹部に挿入して室外側シール材と室内側シール材で支持されていることを特徴とする片開き窓。
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