JP2007170159A - 鍵機能付きアルミサッシ - Google Patents

Abstract

【課題】 建築物のアルミサッシにおいて、ガラス窓破りの盗難を防ぐため、あるいは換気のために、アルミサッシを少し開いたまま鍵を掛けることが出来る鍵機能付アルミサッシを提供する。
【解決手段】クレセント錠付引き違いガラス窓のアルミサッシの下枠に窓が開かない位置、あるいは換気をしながら鍵を掛けられる位置に長方体の凹部を並列に少し離して２個設け、凹部の下辺にちょうつがいを介して可動片を上下に半開動するように設け、可動片の上部に不意に開かないように半球のゴムを設けることを特徴とする鍵機能付アルミサッシ。
【選択図】図１

Description

本発明は、建築物のアルミサッシにおいて、ガラス窓破りの盗難を防ぐため、あるいは換気のために、アルミサッシを少し開いたまま鍵をかけることが出来る鍵機能付アルミサッシに関するものである。

従来、建築物のアルミサッシは、クレセント錠付引き違い式ガラス窓であるため、鍵は１つである。そのためアルミサッシ用簡易補助鍵などが多数発明されていることは知られている。
特開２００５−００９２８２ 特開平５−８４７６４

そのために、次のような問題点があった。
（イ）クレセント錠付引き違いガラス窓は、鍵が１つであり、窓ガラスの一部を破壊して手を突っ込みクレセント錠を操作し、開錠して盗難に遭う被害が多数ある。
（ロ）換気のために、窓を開けている時は鍵がかけられないため物騒である。
（ハ）アルミサッシ用簡易補助鍵は取り外す物、接着する物があり鍵の紛失、接着の強度の薄れなどがあり、窓の開閉ごとに億刧である。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。

クレセント錠付引き違いガラス窓のアルミサッシの下枠に窓が開かない位置、あるいは換気をしながら鍵を掛けられる位置に長方体の凹部を並列に少し離して２個設ける。凹部の下辺にちょうつがいを介して可動片を上下に半開動するように設ける。可動片の上部に不意に開かないように半球のゴムを設ける。以上を特徴とする鍵機能付アルミサッシである。

クレセント錠と２重に鍵がかけられるため、窓ガラス破りの盗難から家を防ぐことが出来るので安全である。また、室内の換気をしながら鍵が掛けられるので室内は清潔を保ちつつ安全である。また、アルミサッシの下枠に鍵が付いているので鍵の紛失、接着することもない。窓の開閉は毎日のことだが鍵が単純な造りの為、鍵掛が億刧にならず簡単で安全なうえ防犯が出来る。

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）建築物のアルミサッシＡの下枠（２ａ）に、窓が開かない位置に鍵体（１ａ）を設け、あるいは換気をしながら鍵を掛けられる位置に鍵体（１ｂ）を設ける。
（ロ）アルミサッシＡの下枠（２ａ）に長方体の凹部（８）を並列に２個設ける。
（ハ）凹部（８）の下辺に蝶番（６）を介して可動片（５）を上下に半開動するように設ける。
（ニ）可動片（５）の上部（１０）に不意に開かないように半球のゴム（７）を設ける。
本発明は以上の構成よりなる。
本発明を使用する場合は、上記の鍵機能付アルミサッシの鍵を掛ける事によってクレセント錠と２重になり、換気をしながらも鍵を掛けられるので安全である。
クレセント錠付引き違いガラス窓のクレセント錠（３）とアルミサッシＡの下枠（２ａ）に窓の開かない位置に鍵体（１ａ）を掛けるので、２重に鍵を掛けらるので盗難防止になり安全である。
また、鍵体（１ａ）と並列に鍵体（１ｂ）があるので、換気をしながら鍵がかけられ安全であり、アレルギー対策にもなる。
鍵体（１ａｂ）の上部に半球のゴム（７）が付いているので、不意に鍵体（１ａｂ）の可動片（５）が半開動することはない。

本発明の使用状態を示す斜視図 本発明の使用状態を示す斜視図 本発明の正面図 本発明の斜視図 本発明の使用状態を示す側面図 平面図

符号の説明

（１）鍵体ａｂ（２）下枠ａｂ、（３）クレセント錠（４）ガラスａｂｃｄ、（５）可動片（６）蝶番、（７）ゴム、（８）凹部、（９）桟、（１０）上部、（１１）低部、（１２）側面

Claims (2)

1. クレセント錠付引き違いガラス窓のアルミサッシの下枠に窓が開かない位置、あるいは換気をしながら鍵を掛けられる位置に長方体の凹部を並列に少し離して２個設け、凹部の下辺にちょうつがいを介して可動片を上下に半開動することを特徴とする鍵機能付アルミサッシ。
2. 可動片の上部に半球のゴムを設けた請求項１の鍵機能付アルミサッシ。

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