JP3243090B2 - データ多重放送受信機 - Google Patents

データ多重放送受信機

Info

Publication number
JP3243090B2
JP3243090B2 JP28557393A JP28557393A JP3243090B2 JP 3243090 B2 JP3243090 B2 JP 3243090B2 JP 28557393 A JP28557393 A JP 28557393A JP 28557393 A JP28557393 A JP 28557393A JP 3243090 B2 JP3243090 B2 JP 3243090B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
traffic information
memory
display
multiplex broadcasting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28557393A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07123019A (ja
Inventor
拓朗 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP28557393A priority Critical patent/JP3243090B2/ja
Publication of JPH07123019A publication Critical patent/JPH07123019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3243090B2 publication Critical patent/JP3243090B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用データ多重放送
受信機にかかり、特に交通情報に係るデータを受信して
表示するデータ多重放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】FMステレオ放送に種々の情報データ、
例えば交通情報データをデジタル信号で多重した新規な
放送方式としてのFM多重データ放送方式が提案されて
いる。このFM多重データ放送に多重されるデジタル信
号は、文字表示器等の視覚で認識する表示手段を駆動す
るに適したもである。従って受信する放送局に係るデー
タを表示する表示器の他に、交通情報に係るデータを同
時に表示する表示器を備えることにより、交通状況を把
握することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら走行中の
車両のデータ多重放送受信機に交通情報を表示させて、
運転中に交通状況を把握することは、安全運転の観点か
らは好ましくない。また、放送局に係るデータを表示す
る表示器の他に、交通情報に係るデータを同時に表示す
る表示器を備えることは、視認性が著しく悪くなるう
え、表示器の占める割合が大きくなるという問題があ
る。
【0004】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、安全運転を保ちつつ交通情報に係るデータを表
示するとともに、放送局に係るデータと交通情報に係る
データを表示する表示器を兼用することのできる、優れ
た表示切替機能付きデータ多重放送受信機を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、データ多重放送の電波を受信する車載用デ
ータ多重放送受信機であって、前記データ多重放送の放
送局に係るデータを表示する表示器と、前記データ多重
放送に含まれる交通情報に係るデータを得る多重復調器
と、車両の走行速度を検出する車速センサと、前記交通
情報に係るデータを書き込むメモリ手段と、前記走行速
度が所定値以下のときは前記交通情報に係るデータを前
記メモリ手段から読み出して、前記表示器に表示させる
制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】従って本発明は上記構成により、安全運転を保
ちつつ交通情報に係るデータを表示するとともに、放送
局に係るデータと交通情報に係るデータを同じ表示器を
兼用して表示することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照して
説明する。
【0008】図1は本発明を適用したデータ多重放送受
信機の概略ブロック図である。この図において、1はF
M放送電波を受信するアンテナ、2は操作により指定さ
れたFM放送の高周波信号を増幅し中間周波数に変換し
て復調するチューナー部、3はチューナー部2で復調さ
れた音声信号を増幅するオーディオアンプ、4はオーデ
ィオアンプ3から送出される音声信号を受けて放送に係
る音声を発するスピーカである。また、5は受信するF
M放送の放送局に係るデータ、例えば、受信周波数、放
送局名等を表示する表示器である。
【0009】6はチューナー部2から得られる音声信号
から、交通情報に係るデータの多重データを得る多重復
調器、7はこの多重データを書き込むメモリである。8
は上記表示器5、多重復調器6、メモリ7その他のブロ
ックを制御する制御手段としてのマイコンである。9は
車両の走行速度を検出して速度データをマイコン8に与
える車速センサ、10は表示器5の表示内容を切り替え
る指令を入力する切替スイッチ、11はメモリ7にデー
タが蓄積されているときに点灯するインジケータであ
る。
【0010】次に、図1に示す構成のデータ多重放送受
信機における第1の実施例の動作について説明する。図
2は図1におけるマイコン8の第1の実施例のフローチ
ャートである。図2において、マイコン8は受信したF
M放送に交通情報データが有るかどうかを判定し(ステ
ップS1)、データ有りの場合には車速センサ9により
車速が0kmかどうかを判定する(ステップS2)。0
kmの場合には交通情報割り込み動作が許可されている
かどうかを判定し(ステップS3)、許可されている場
合には表示をFMチューナーから交通情報に切り替える
(ステップS4)。そして切替スイッチ10のキー押し
が有るかどうかを判定し(ステップS5)、キー押しが
なければ車速センサ9が停止状態(車速0km)である
ことを検出したかどうかを判定し(ステップS6)、停
止状態である場合にはそのまま交通情報を表示する。
【0011】キー押しがあった場合、又は停止状態から
走行状態に移行した場合には、表示を交通情報からFM
チューナーに切り替える(ステップS7)。その後、メ
モリ7にデータの蓄積が有るかどうかを判定し(ステッ
プS8)、データの蓄積がなければこのルーチンを終了
する。また、ステップS1において交通情報データがな
い場合にもステップS8のデータ蓄積判定の処理に移行
する。
【0012】ステップS2において車速センサ9が車速
0kmを検出しない場合、又はステップS3において交
通情報表示割り込み動作が許可されてない場合には、交
通情報データをメモリ7に書き込むと同時に、その書込
時間を書き込む(ステップS9)。そしてインジケータ
11を点灯して(ステップS10)、データをメモリし
たことをユーザーに通知する。
【0013】ステップS8においてデータの蓄積が有る
場合に、メモリされているデータの書き込み時間が現在
の時間より1時間以上も前であるかどうかを判定し(ス
テップS11)、1時間以上前である場合には、そのデ
ータは有効なデータではないのでこれを消去する(ステ
ップS12)。そしてメモリ7にデータが残っているか
どうかを判定し(ステップS13)、残っていない場合
にはインジケータ11を消灯する(ステップS14)。
【0014】このように、上記第1の実施例によれば、
走行速度が所定値以上のときは交通情報に係るデータを
メモリに書き込み、走行速度が所定値未満となる時に交
通情報に係るデータを読み出して、放送局に係るデータ
に代えて表示器に表示させるので、安全運転を保ちつつ
交通情報に係るデータを表示するとともに、放送局に係
るデータと交通情報に係るデータを同じ表示器を兼用し
て表示することができる。
【0015】また、1時間以上も経過した後は蓄積した
交通情報データは役に立たないので、そのデータを消去
することにより、常に最新の交通情報データをメモリに
保持することができる。
【0016】次に、図1に示す構成のデータ多重放送受
信機における第2の実施例の動作について説明する。図
3は図1におけるマイコン8の第2の実施例のフローチ
ャートである。図3において、図2と同じ符号で示す処
理は第1の実施例と同一であるのでその説明を省略し、
第1の実施例と異なる点について説明する。すなわち図
3のステップS2において車速センサ9が車速0kmを
検出しない場合、又はステップS3において交通情報表
示割り込み動作が許可されてない場合には、交通情報デ
ータのみをメモリ7に書き込み、その書込時間は書き込
まない(ステップS15)。
【0017】また、ステップS8においてデータ蓄積が
有る場合には、メモリ7の容量残が所定値以下であるか
どうかを判定し(ステップS16)、所定値以下の場合
には最先のデータから順に消去する(ステップS1
7)。
【0018】このように第2の実施例においては、古い
交通情報データを時間管理により消去するのではなく、
メモリ7の容量残により古いデータから順に消去するの
で、常に最新のデータをメモリすることが可能となる。
【0019】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、本発明
によれば、走行速度が所定値以上のときは交通情報に係
るデータをメモリに書き込み、走行速度が所定値未満と
なる時に交通情報に係るデータを読み出して、放送局に
係るデータに代えて表示器に表示させるので、安全運転
を保ちつつ交通情報に係るデータを表示するとともに、
放送局に係るデータと交通情報に係るデータを同じ表示
器を兼用して表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した表示切替機能付きデータ多重
放送受信機のブロック図である。
【図2】図1におけるマイコンの第1の実施例における
フローチャートである。
【図3】図1におけるマイコンの第2の実施例における
フローチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 チューナー部 3 オーディオアンプ 4 スピーカ 5 表示器 6 多重復調器 7 メモリ 8 マイコン 9 車速センサ 10 切替スイッチ 11 インジケータ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ多重放送の電波を受信する車載用
    データ多重放送受信機であって、 前記データ多重放送の放送局に係るデータを表示する表
    示器と、 前記データ多重放送に含まれる交通情報に係るデータを
    得る多重復調器と、 車両の走行速度を検出する車速センサと、前記交通情報に係るデータを書き込むメモリ手段と、 前記走行速度が所定値以下のときは前記交通情報に係る
    データを前記メモリ手段から読み出して、記表示器に
    表示させる制御手段と、を備えたことを特徴とするデー
    多重放送受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記制御手段は、前
    記交通情報に係るデータとともに当該データの書込時間
    を前記メモリに書き込み、当該書込時間から所定時間経
    過後は前記メモリに書き込まれているデータを消去する
    ことを特徴とするデータ多重放送受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記制御手段は、前
    記メモリの書込可能な容量残が所定値以下のときは、最
    先に書き込んだ交通情報に係るデータから順に消去する
    ことを特徴とするデータ多重放送受信機。
  4. 【請求項4】 請求項1において、放送局に係るデータ
    と交通情報に係るデータとの表示切替は、切替スイッチ
    の操作に応じてなされることを特徴とするデータ多重
    受信機。
JP28557393A 1993-10-21 1993-10-21 データ多重放送受信機 Expired - Fee Related JP3243090B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28557393A JP3243090B2 (ja) 1993-10-21 1993-10-21 データ多重放送受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28557393A JP3243090B2 (ja) 1993-10-21 1993-10-21 データ多重放送受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07123019A JPH07123019A (ja) 1995-05-12
JP3243090B2 true JP3243090B2 (ja) 2002-01-07

Family

ID=17693309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28557393A Expired - Fee Related JP3243090B2 (ja) 1993-10-21 1993-10-21 データ多重放送受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3243090B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002046502A (ja) 2000-08-02 2002-02-12 Calsonic Kansei Corp 表示制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07123019A (ja) 1995-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6038434A (en) Method of and apparatus for receiving and displaying RDS data
JP3243090B2 (ja) データ多重放送受信機
JP3108214B2 (ja) Rdsチューナにおける交通情報受信方法
JPH08223061A (ja) 多重放送受信装置及び受信情報表示方法
JPH10282948A (ja) 車載用表示装置のスクロール制御方式
JP3214921B2 (ja) 交通情報記憶装置
JPH03143744A (ja) 車載用受信装置
JP3113751B2 (ja) 受信情報表示装置
JP3065451B2 (ja) Fm多重放送受信機
KR100203006B1 (ko) 에프엠 수신기 및 이것에 이용되는 신호 처리 장치
JP3164462B2 (ja) Fm多重放送受信機
JP2817294B2 (ja) ラジオ・データ・システム用受信機
JP2919100B2 (ja) ラジオ受信機
JP4048622B2 (ja) 文字多重放送データ送信機、文字多重放送データ受信機、データ送受信システム、文字多重放送データ送信方法、文字多重放送データ受信方法および表示方法
JP3607128B2 (ja) 文字多重放送の受信録音再生方法及びシステム
JP3065445B2 (ja) Fm多重受信機
JP3568267B2 (ja) Fm多重放送受信装置
KR20000045155A (ko) 카 오디오의 방송신호 자동저장장치
EP0874484A2 (en) Receiver for receiving broadcast programmes comprising supplementary text data which is multiplexed with the broadcast program
JP3108242B2 (ja) Fm多重受信機
JPH11110691A (ja) Vics情報受信処理装置
JPH11205258A (ja) 情報提供システム
JPH08321788A (ja) 車載用ラジオ受信機
JPH07283746A (ja) Fm多重放送受信機
JPH11150486A (ja) 情報受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131019

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees