JP3243014B2 - プレス成形品の製造方法 - Google Patents

プレス成形品の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、夫々が平板状をなす複
数の個別プレス成形用材料を突合溶接により一体化し、
その後プレス加工を施してプレス成形品を得る方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車において、その車体を構成する各
種パネル部材にプレス成形品が用いられることが知られ
ている。このようなプレス成形品の製造にあたり、例え
ば、特開昭59-220229 号公報にも示される如くに、夫々
が平板状をなす複数の個別プレス成形用材料をレーザ溶
接機により突合溶接して一体化プレス成形用素材を形成
し、その一体化プレス成形用素材にプレス加工を施すこ
とにより、自動車のバックドアを構成するアウタパネル
部材とされるプレス成形品を得る方法が提案されてい
る。
【0003】斯かる複数の個別プレス成形用材料が用い
られて得られたプレス成形品にあっては、複数の個別プ
レス成形用材料を、例えば、1枚の板状材料から夫々効
率の良い配置態様をもってブランキングされたものとな
す、あるいは、夫々の形状等に応じた板状材料からブラ
ンキングされたものとなすことにより、歩留りの向上を
図ることができる。また、複数の個別プレス成形用材料
の一体化に用いられるレーザ溶接機は、溶接される材料
に与える熱影響が比較的小とされるとともに、溶接作業
の高速化を図ることができる利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如くの複数、例えば、2個の個別プレス成形用材料にあ
っては、夫々が有する突合用端部が相互当接せしめられ
て形成された突合溶接部分に溶接が施されて一体化され
るが、突合溶接部分に良好な溶接が施されるには、相互
当接せしめられた突合用端部によって精度の高い突合溶
接部分が形成され、かつ、その精度が溶接中において維
持されることが必要とされる。従って、2個の個別プレ
ス成形用材料の夫々における突合用端部が、良好な状態
をもって相互当接せしめられて、精度の高い突合溶接部
分が形成されても、溶接中における突合溶接部分の熱変
形に伴って生じる2個の個別プレス成形用材料の移動に
起因して、突合溶接部分の精度が低下すると、突合溶接
部分に良好な溶接が施されなくなってしまうという問題
がある。このような問題に対処すべく、2個の個別プレ
ス成形用材料を治具を用いて突合状態をもって位置固定
したもとで、突合溶接部分に溶接が施されるようになさ
れる場合には、それら個別プレス成形用材料を確実に位
置固定させるべく用いられる治具が比較的大なるものと
されるという不都合がある。
【0005】さらに、突合溶接部分が溶接されて一体化
された2個の個別プレス成形用材料にあっては、それら
における突合溶接部分の延性が他の部分の延性より劣る
ものとされることから、プレス加工時において作用する
引張力に起因して、突合溶接部分からの破断が生じる虞
がある。
【0006】斯かる点に鑑み、本発明は、突合用端部を
夫々有する複数の個別プレス成形用材料の一体化を、相
互当接せしめられた突合用端部によって形成される突合
溶接部分に溶接を施して行うにあたり、突合溶接部分に
対する溶接を、その突合溶接部分を形成する突合用端部
を有した個別プレス成形用材料を比較的大なる治具によ
ることなく確実に位置固定させたもとで行うことができ
るとともに、一体化された複数の個別プレス成形用材料
を、溶接が施された突合溶接部分からの破断が生じるこ
となく、プレス加工することができるようにされたプレ
ス成形品の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係るプレス成形品の製造方法は、第1の個
別プレス成形用材料を、突合用端部を有した平板状をな
し、かつ、その突合用端部の近傍に変形凸部が形成され
たものとして得る工程と、溶接ベッド上において、第1
の個別プレス成形用材料の突合用端部と突合用端部を有
した平板状をなす第2の個別プレス成形用材料の突合用
端部とを相互当接させるとともに、第1の個別プレス成
形用材料に形成された変形凸部を溶接ベッドに設けられ
た凹部に係合させて、第1及び第2の個別プレス成形用
材料を位置決めする工程と、第1及び第2の個別プレス
成形用材料の夫々における突合用端部が相互当接せしめ
られて形成される突合溶接部分に溶接を施す工程と、溶
接により一体化された第1及び第2の個別プレス成形用
材料に、変形凸部を含む部分に当接するプレス金型によ
るプレス加工を施して、プレス成形品を得る工程とを含
むものとされる。
【0008】
【作用】上述の如くとされる本発明に係るプレス成形品
の製造方法によれば、第1の個別プレス成形用材料に形
成された変形凸部が、溶接ベッドの凹部に係合せしめら
れ、それにより、第1の個別プレス成形用材料の位置固
定が確実に行われるもとで、第1及び第2の個別プレス
成形用材料が、夫々における突合用端部が相互当接せし
められて形成された突合溶接部分に溶接が施されて一体
化される。そして、一体化された第1及び第2の個別プ
レス成形用材料が、プレス金型により、突合溶接部分の
近傍に位置する変形凸部が押し潰される状態をもってプ
レス加工される。
【0009】このようにされることにより、第1及び第
2の個別プレス成形用材料の溶接時に生じる移動が、そ
れら個別プレス成形用材料を比較的大なる治具により位
置固定することが不要とされたもとで、抑制される。ま
た、一体化された第1及び第2の個別プレス成形用材料
は、プレス加工が施されるとき、変形凸部によって溶接
が施された突合溶接部分に作用する引張力が抑制される
ので、突合溶接部分からの破断が生じる事態が防止され
る。
【0010】
【実施例】図2は、本発明に係るプレス成形品の製造方
法の一例が実施される金属板材を示す。
【0011】図2において示される金属板材1は、自動
車のリアピラー部を形成するインナパネル部材の素材と
されており、斯かるインナパネル部材により形成される
リアピラー部は、ピラーアッパー部分及びピラーロア部
分を有するものとされる。金属板材1上には、夫々ブラ
ンキングが行われてピラーアッパープレス成形用材料と
される部分2、及び、ピラーロアプレス成形用材料とさ
れる部分3が、ブランキング時における歩留りの向上が
図られた効果的な配置態様をもって設けられている。部
分2は、ピラーアッパープレス成形用材料の突合用端部
となる端部2Aを有しており、また、部分3は、ピラー
ロアプレス成形用材料の突合用端部となる端部3Aを有
している。
【0012】そして、本発明に係るプレス成形品の製造
方法の一例が実施されるにあたっては、金属板材1上に
設けられた部分2における端部2Aの近傍となる部位
を、図示が省略されたパンチ具を用いて、所定の間隔を
置いて変形させることにより、端部2Aの近傍に所定の
間隔を置いて直列配置された複数の凸部5を形成する。
同様にして、金属板材1上に設けられた部分3における
端部3Aの近傍にも、所定の間隔を置いて直列配置され
た複数の凸部6を形成する。続いて、金属板材1におけ
る部分2に対してブランキングを行うとともに、部分3
に対してブランキングを行って、図3のAに示される如
くの、平板状をなし、突合用端部12Aを有するととも
に突合用端部12Aの近傍に複数の凸部5が形成された
ピラーアッパープレス成形用材料12と、図3のBに示
される如くの、平板状をなし、突合用端部13Aを有す
るとともに突合用端部13Aの近傍に複数の凸部6が形
成されたピラーロアプレス成形用材料13とを個別に得
る。
【0013】なお、ピラーアッパープレス成形用材料1
2における複数の凸部5、及び、ピラーロアプレス成形
用材料13における複数の凸部6は、金属板材1に対す
るブランキング時に形成されるものとされてもよい。
【0014】ピラーアッパープレス成形用材料12及び
ピラーロアプレス成形用材料13が得られた後には、そ
れらピラーアッパープレス成形用材料12及びピラーロ
アプレス成形用材料13を一体化させるための溶接を行
う。斯かる溶接は、図1に示される如くのレーザ溶接装
置15が用いられる。レーザ溶接装置15は、レーザ光
ビームを発生し、集光レンズ16が収容されたノズル部
17を有したレーザ18,溶接ベッド19、及び、クラ
ンプ機構20を含み、レーザ18が、例えば、大出力炭
酸ガスレーザとされている。溶接ベッド19には、ピラ
ーアッパープレス成形用材料12における複数の凸部5
に夫々対応する複数の凹部21と、ピラーロアプレス成
形用材料13における複数の凸部6に夫々対応する複数
の凹部22とが設けられている。
【0015】斯かるレーザ溶接装置15を用いてピラー
アッパープレス成形用材料12及びピラーロアプレス成
形用材料13を一体化するにあたっては、図1に示され
る如くに、ピラーアッパープレス成形用材料12におけ
る突合用端部12Aと、ピラーロアプレス成形用材料1
3における突合用端部13Aとを、溶接ベッド19上に
おいて相互当接させるとともに、ピラーアッパープレス
成形用材料12における複数の凸部5を、溶接ベッド1
9に設けられた複数の凹部21に夫々係合させ、さら
に、ピラーロアプレス成形用材料13における複数の凸
部6を、溶接ベッド19に設けられた複数の凹部22に
夫々係合させて、溶接ベッド19上におけるピラーアッ
パープレス成形用材料12及びピラーロアプレス成形用
材料13の位置決めを行う。
【0016】このようにされることにより、相互当接せ
しめられた突合用端部12A及び13Aにより形成され
る突合溶接部分30が、複数の凸部5と複数の凸部6と
の間に位置するものとされる。さらに、ピラーアッパー
プレス成形用材料12及びピラーロアプレス成形用材料
13の位置決めが、複数の凸部5及び6の夫々と複数の
凹部21及び22の夫々との相互係合によりなされるこ
とにより、ピラーアッパープレス成形用材料12及びピ
ラーロアプレス成形用材料13は、位置決めと同時に位
置固定が行われたものとされる。
【0017】続いて、クランプ機構20におけるクラン
プ部20A及び20Bにより、ピラーアッパープレス成
形用材料12及びピラーロアプレス成形用材料13を夫
々溶接ベッド19上に押圧固定させて、ピラーアッパー
プレス成形用材料12及びピラーロアプレス成形用材料
13の位置固定をより確実に行う。斯かるもとで、レー
ザ18に、突合溶接部分30に対してレーザ光ビームa
を照射する状態をとらせることにより、突合溶接部分3
0の溶接を行い、ピラーアッパープレス成形用材料12
及びピラーロアプレス成形用材料13を一体化させる。
【0018】このようにピラーアッパープレス成形用材
料12及びピラーロアプレス成形用材料13が、夫々に
形成された凸部5及び6と溶接ベッド19に設けられた
凹部21及び22とにより、溶接ベッド19上において
確実に位置固定され、しかも、その位置固定がクランプ
機構20によってより確実なものとされたもとで、突合
溶接部分30に溶接が施されるので、照射されるレーザ
光ビームaによる突合溶接部分30の熱変形に伴って、
ピラーアッパープレス成形用材料12及びピラーロアプ
レス成形用材料13に生じる移動が抑制され、突合溶接
部分30の精度が低下する事態を防止することができ
る。
【0019】ピラーアッパープレス成形用材料12及び
ピラーロアプレス成形用材料13の一体化が終了した後
は、一体化されたピラーアッパープレス成形用材料12
及びピラーロアプレス成形用材料13を、図4に示され
る如くのプレス金型機35を用いてプレス加工する。プ
レス金型機35は、上型36A,下型36B、及び、下
型36Bの両側部に夫々配された一対の支持部材37を
備えたものとされており、上型36A及び支持部材37
は、下型36Bに対して昇降動せしめられるものとされ
ている。そして、一体化されたピラーアッパープレス成
形用材料12及びピラーロアプレス成形用材料13に対
してプレス加工を施すにあたっては、図4に示される如
くに、上型36Aが上方位置をとって下型36Bから離
隔せしめられたものとされるとともに、支持部材37が
夫々上方位置をとるものとされる初期状態におかれたプ
レス金型機35における一対の支持部材37に、一体化
されたピラーアッパープレス成形用材料12及びピラー
ロアプレス成形用材料13を、凸部5及び6が下型36
Bのプレス面に対向する状態をもって載置する。それに
より、溶接が施された突合溶接部分30と突合溶接部分
30を挟んで対向する複数の凸部5及び6とが、上型3
6Aと下型36Bとの間に位置せしめられる。
【0020】斯かるもとで、プレス金型機35に、図4
において一点鎖線により示される如くに、上型36Aが
下降する状態をとらせて、図5に示される如くに、上型
36Aを下型36Bに近接させ、さらに、上型36A
が、一体化されたピラーアッパープレス成形用材料12
及びピラーロアプレス成形用材料13を介して支持部材
37に当接するものとなるとき、支持部材37が上型3
6Aと共に下降を行する状態をとらせる。
【0021】それにより、図6に示される如く、上型3
6Aが、一体化されたピラーアッパープレス成形用材料
12及びピラーロアプレス成形用材料13に当接し、そ
の結果、一体化されたピラーアッパープレス成形用材料
12及びピラーロアプレス成形用材料13が、上型36
A及び下型36Bにより、複数の凸部5及び6が夫々押
し潰される状態をもって押圧され、図7及び図8に示さ
れる如くの、上型36A及び下型36Bのプレス面に応
じた形状を有したプレス成形品40が得られる。このよ
うにしてプレス成形品40が得られると、プレス金型機
35に、上型36A及び支持部材37が上昇する状態を
とらせ、プレス金型機35を初期状態となし、プレス金
型機35からプレス成形品40を取り出して、不要な部
分を切断除去する。それにより得られるプレス成形品4
0は、図9に示される如くの、ピラーアッパープレス成
形用材料12及びピラーロアプレス成形用材料13によ
り形成されたピラーアッパー部分及びピラーロア部分か
ら成る所望の形状を有した、自動車のリアピラー部を形
成するインナパネル部材とされる。
【0022】このように、一体化されたピラーアッパー
プレス成形用材料12及びピラーロアプレス成形用材料
13に対するプレス加工が、複数の凸部5及び6が押し
潰される状態をもって行われることにより、プレス加工
時においてそれら凸部5と凸部6との間に位置する突合
溶接部分30に作用する引張力が抑制されるので、一体
化されたピラーアッパープレス成形用材料12及びピラ
ーロアプレス成形用材料13が、それに施されるプレス
加工によって突合溶接部分30からの破断を生じる事態
が防止される。
【0023】なお、上述の例においては、ピラーアッパ
ープレス成形用材料12及びピラーロアプレス成形用材
料13の夫々が、複数の凸部5及び6が所定の間隔をお
いて直列配置されたものとなされているが、本発明に係
るプレス成形品の製造方法の実施に用いられるピラーア
ッパープレス成形用材料及びピラーロアプレス成形用材
料の夫々は、複数の凸部の直列配置に代えて、溝状部を
なす凸部が形成されたものとなされてもよい。さらに、
上述の例においては、ピラーアッパープレス成形用材料
12及びピラーロアプレス成形用材料13が、夫々、凸
部5及び6が形成されたものとされているが、本発明に
係るプレス成形品の製造方法にあっては、ピラーアッパ
ープレス成形用材料及びピラーロアプレス成形用材料の
うち、熱変形の度合いが大とされる方にのみ凸部が形成
されてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係るプレス成形品の製造方法によれば、第1の個別プレ
ス成形用材料に形成された変形凸部が、溶接ベッドの凹
部に係合せしめられ、それにより、第1の個別プレス成
形用材料の位置固定が確実に行われるもとで、第1及び
第2の個別プレス成形用材料が、夫々における突合用端
部が相互当接せしめられて形成された突合溶接部分に溶
接が施されて一体化され、また、一体化された第1及び
第2の個別プレス成形用材料が、プレス金型により、突
合溶接部分の近傍に位置する変形凸部が押し潰される状
態をもってプレス加工されることにより、第1及び第2
の個別プレス成形用材料の溶接時に生じる移動が、それ
ら個別プレス成形用材料を比較的大なる治具により位置
固定することが不要とされたもとで抑制され、突合溶接
部分の精度が低下する事態が防止される。
【0025】さらに、一体化された第1及び第2の個別
プレス成形用材料は、プレス加工が施されるとき、変形
凸部によって溶接が施された突合溶接部分に作用する引
張力が抑制されるので、突合溶接部分からの破断が生じ
る事態が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプレス成形品の製造方法の一例の
実施に用いられるレーザ溶接装置を示す構成図である。
【図2】本発明に係るプレス成形品の製造方法の一例に
おける個別プレス成形用材料のブランキングの説明に供
される図である。
【図3】本発明に係るプレス成形品の製造方法の一例が
適用される個別プレス成形用材料を示す平面図である。
【図4】本発明に係るプレス成形品の製造方法の一例に
用いられるプレス金型機を示す側面図である。
【図5】図4に示されるプレス金型機が用いられて行わ
れるプレス加工の説明に供される工程図である。
【図6】図4に示されるプレス金型機が用いられて行わ
れるプレス加工の説明に供される工程図である。
【図7】図4に示されるプレス金型機が用いられて行わ
れるプレス加工の説明に供される工程図である。
【図8】図4に示されるプレス金型機が用いられて行わ
れるプレス加工の説明に供される工程図である。
【図9】本発明に係るプレス成形品の製造方法の一例が
実施されて得られたプレス成形品を示す斜視図である。
【符号の説明】
5,6 凸部 12 ピラーアッパープレス成形用材料 12A,13A 突合用端部 13 ピラーロアプレス成形用材料 15 レーザ溶接機 19 溶接ベッド 21,22 凹部 30 突合溶接部分 35 プレス金型機 40 プレス成形品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 53/86 - 53/88 B23K 31/00 B23K 37/04 B23K 26/00 310 B23K 9/235

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の個別プレス成形用材料を、突合用端
    部を有した平板状をなし、かつ、該突合用端部の近傍に
    変形凸部が形成されたものとして得る工程と、 溶接ベッド上において、上記第1の個別プレス成形用材
    料の突合用端部と突合用端部を有した平板状をなす第2
    の個別プレス成形用材料の突合用端部とを相互当接させ
    るとともに、上記第1の個別プレス成形用材料に形成さ
    れた変形凸部を上記溶接ベッドに設けられた凹部に係合
    させて、上記第1及び第2の個別プレス成形用材料を位
    置決めする工程と、 上記第1及び第2の個別プレス成形用材料の夫々におけ
    る突合用端部が相互当接せしめられて形成される突合溶
    接部分に溶接を施す工程と、 上記溶接により一体化された上記第1及び第2の個別プ
    レス成形用材料に、上記変形凸部を含む部分に当接する
    プレス金型によるプレス加工を施して、プレス成形品を
    得る工程と、を含むことを特徴とするプレス成形品の製
    造方法。
  2. 【請求項2】第1の個別プレス成形用材料が、第2の個
    別プレス成形用材料より熱変形の度合いが大とされたこ
    とを特徴とする請求項1記載のプレス成形品の製造方
    法。
  3. 【請求項3】第1の個別プレス成形用材料を、該第1の
    個別プレス成形用材料のブランキングと同時、もしく
    は、ブランキング前に上記変形凸部が形成されたものと
    なすことを特徴とする請求項1又は2記載のプレス成形
    品の製造方法。
  4. 【請求項4】第2の個別プレス成形用材料を、突合用端
    部の近傍に変形凸部が形成されたものとなすことを特徴
    とする請求項2記載のプレス成形品の製造方法。
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