JP3242564B2 - 昇圧回路を有する記憶装置及び昇圧回路制御方法 - Google Patents

昇圧回路を有する記憶装置及び昇圧回路制御方法

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JP3242564B2 JP31020695A JP31020695A JP3242564B2 JP 3242564 B2 JP3242564 B2 JP 3242564B2 JP 31020695 A JP31020695 A JP 31020695A JP 31020695 A JP31020695 A JP 31020695A JP 3242564 B2 JP3242564 B2 JP 3242564B2
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDRAM(Dyna
mic Randum Access Memory)
等の半導体記憶装置に係り、特に、ワード線の選択レベ
ルを供給する昇圧回路を有する記憶装置及び昇圧回路の
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるDRAM等の半導体記憶装
置は、ワード線とビット線との交差部に1個の選択トラ
ンジスタと記憶情報を蓄積するキャパシタとからなるメ
モリセルを設け、選択されたワード線を例えば高いレベ
ルの選択レベルに立ち上げ、選択トランジスタをオンさ
せ、キャパシタに電荷が蓄積されているかいないかに従
ってビット線のレベルを変化させ、その微小な変化をビ
ット線に接続したセンスアンプ回路で増幅して読みだし
ている。
【0003】そして、DRAMの場合の通常の動作で
は、ビット線のレベル等をあらかじめプリチャードする
プリチャージ期間と、上記の如くワード線を立ち上げて
メモリセルの情報を読みだすアクティブ期間とが交互に
繰り返されるようになっている。
【0004】記憶装置の大容量化に伴い、メモリセルの
キャパシタに蓄積される電荷の量がビット線の容量に比
較して少なくなり、よる確実に読み出しを行なうため
に、選択されたワード線の選択レベルを電源電圧値より
も高い電圧値にすることが行なわれている。その為に、
ワード線に接続されるワード線ドライバ回路に電源電圧
より高い電圧値を供給する昇圧回路を設けている。
【0005】図6は、この昇圧回路の動作を説明するた
めのDRAMのタイミングチャート図である。昇圧回路
は、一般的には、リングオシレータ等の発振回路からの
ポンピング用のパルス(昇圧パルス)をキャパシタの一
方の電極に印加し、他方の電極側の出力電圧を昇圧する
ようにしている。そして、消費電力を節約するために、
ワード線が立ち上がるアクティブ期間のみ昇圧パルスを
供給して昇圧動作を行なっている。通常、アクティブ期
間は、RAS(RowAddress Strobe)
信号の反転信号である/RAS(RASバー)によって
制御されている。即ち、有効なRowアドレス信号が供
給される/RAS信号が低レベルの期間がアクティブ期
間で、高いレベルの期間がプリチャージ期間である。
【0006】図6に示される様に、ワード線WLの選択
立ち上がりに伴い昇圧レベルの電圧Vppは一旦低下し
た後、昇圧パルスによって昇圧レベルVppを元のレベ
ルまで戻すよう動作し、次のアクティブ期間に備える様
にしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
メモリの大容量化に伴い1本のワード線に接続されるメ
モリセルの数が多くなり、また、ワード線自体の微細化
により、ワード線の寄生容量が高くなってきている。そ
の為、昇圧回路から選択ワード線に供給される昇圧レベ
ルの電圧Vppの低下が大きくなる傾向にあり(図中の
Vpp2)、昇圧の負担が重くなる傾向にある。また、
メモリのより高速化に伴いサイクル時間を短くすること
が要請され、その為アクティブ期間が短くなってきてい
る。その結果、従来の如くアクティブ期間だけの昇圧動
作では、そのレベルVpp3は最初のレベルVpp1ま
で戻ることができず、次のサイクルのアクティブ期間で
は、選択ワード線に供給できる電圧レベルがVpp4と
低くなり、メモリセルの情報を十分に読みだすことがで
きなくなるという問題を招くことになる。
【0008】これを解決するために、昇圧回路の出力部
の安定化キャパシタの容量を大きくしたり、昇圧回路の
キャパシタの容量を大きくして、昇圧回路の能力を上げ
ることも考えられるが、そのようなことは両キャパシタ
の面積を大きくすることになり、半導体メモリの大容量
化、高集積化の目的に反することになり好ましくない。
【0009】そこで、本発明の目的は、選択ワード線に
供給される昇圧電圧のレベルが十分に回復できる昇圧回
路を有する記憶装置を提供することにある。
【0010】また本発明の他の目的は、大容量化の目的
に反することなく、昇圧回路の動作を改良して、選択ワ
ード線のレベルを情報の読みだしに必要十分な高さにす
ることができる記憶装置を提供することにある。
【0011】更に、本発明の他の目的は、消費電力を大
幅に増やすことなく、昇圧回路の昇圧動作を補強するこ
とにより、選択ワード線の電圧レベルの低下を防止する
ことができる記憶装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明に
よれば、内部動作のアクティブ期間と非アクティブ期間
とを制御するアクティブ期間制御信号を内部に有する記
憶装置において、複数のワード線と、複数のビット線
と、前記ワード線とビット線の交差部に設けられたメモ
リセルと、出力端子を有し、電源電圧よりも高い電圧を
該出力端子に出力する昇圧回路と、前記複数のワード線
それぞれに接続され、前記アクティブ期間中に入力され
るワード選択信号に応答して、前記昇圧回路の出力端子
を当該対応するワード線に接続するワードドライバと、
前記アクティブ期間制御信号に応答して、前記アクティ
ブ期間より長く前記昇圧回路の昇圧動作をさせる昇圧動
作制御信号を該昇圧回路に供給する昇圧動作制御信号発
生手段とを有することを特徴とする記憶装置を提供する
ことにより達成される。
【0013】アクティブ期間が終了してプリチャージ期
間である非アクティブ期間になっても、昇圧動作を継続
させることにより、昇圧回路の出力電圧を十分高いレベ
ルまで戻すことができる。
【0014】ここで、アクティブ期間制御信号は、例え
ばメモリの/RAS信号等が利用される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を引用しながら説明する。しかしながら、本発明の技術
的範囲は、以下に説明する実施の形態の回路例等に限定
されるものではないことは明らかである。
【0016】[記憶装置の回路構成]図1は記憶装置の
全体回路図である。記憶装置は、複数のワード線WL0
−WL3 と、それと交差して配置された複数のビット線
BL0 −BL3 と、その交差部に設けられたメモリセル
MC00−MC33がその基本的構成である。ワード線WL
は、例えばPチャネル型トランジスタQp0とNチャネル
型トランジスタQn0とからなるCMOSインバータから
構成されるワードドライバWD0 −WD3 に接続されて
いる。また、ビット線BLは、それぞれセンスアンプ回
路SA1,SA2に接続されている。
【0017】ワードドライバWD0-3 は、ワードデコー
ダWDEC0-3 からのLレベルに立ち下がる選択信号W
Dを受信した時に、Pチャネル側のトランジスタをオン
させて、昇圧回路2からの昇圧電圧Vppをワード線W
Lに供給するようにしている。各ワードデコーダWDE
Cは、アドレスバッファ回路(図示せず)からの反転、
非反転のアドレス信号A0,A1 に所定の組み合わせで接
続され入力信号としている。
【0018】メモリ装置の全体の動作は、前記の通りプ
リチャージ期間とアクティブ期間とで管理されている。
そして、それらの期間は、/RAS信号に従って管理さ
れる。図1に示した本発明の実施の形態では、昇圧回路
2をアクティブ状態にする制御信号を、従来のように/
RAS信号ではなく、それを遅延させた昇圧動作制御信
号Aにしている。具体的には、後述する通り、昇圧動作
制御信号Aは/RAS信号の立ち上がりのタイミングの
みを遅延させた信号であり、それにより、昇圧回路2の
アクティブ状態をメモリ全体のアクティブ期間より長く
することができる。図示される通り、昇圧動作制御信号
Aを発生する手段3は、基本的には遅延回路から構成さ
れる。
【0019】図2は、図1の全体回路の一部と昇圧回路
2の概略構成を示す図である。昇圧回路2内には、基本
的には、制御信号Aにより発振動作を行なう発振器21
と、その発振器21の出力の昇圧パルスPPPによりノ
ードN1を昇圧するキャパシタ22と、そのノードN1
の電圧を出力するダイオード回路23と、出力Vppに
接続された安定化キャパシタ24が設けられている。勿
論、これは基本的な構成であり、これを変形したもので
も良いことは言うまでもない。
【0020】[動作説明]次に、図1あるいは図2に示
した記憶装置の動作について、図3のタイミングチャー
ト図に従って説明する。
【0021】先ず、前述の通り、/RAS信号によっ
て、メモリ動作全体のアクティブ期間とプリチャージ期
間とが制御されている。一方、昇圧回路2に対する制御
信号Aは、/RAS信号の立ち上がりエッジを遅延させ
る回路であり、図3に示される通り、制御信号Aは、/
RAS信号の立ち下がりにほとんど遅延することなくほ
ぼ同期して立ち下がり、/RAS信号の立ち上がりより
所定時間遅延して立ち上がる。即ち、制御信号AのLレ
ベルの期間tppは、アクティブ期間よりも長くなってい
る。
【0022】仮に、ワード線WL0 とビット線BL0 に
接続されたメモリセルMC00が選択された場合で動作を
説明する。アクティブ期間では、最初に/RAS信号の
立ち下がりに応答して選択されたワードデコーダWDE
C1からワード線選択信号WDが立ち下がる。これに応
答して、ワードドライバWD0 のPチャネルトランジス
タQp0がオンすることになる。一方、/RAS信号の立
ち下がりは殆ど遅延することなく制御信号Aに伝えられ
る。そのため発振回路21が発振動作を行い昇圧パルス
PPPを出力する。そして、ワードドライバWD0 のP
チャネルトランジスタを介して、昇圧回路2の出力Vp
pが選択されたワード線WL0 に接続される。
【0023】その結果、選択ワード線WL0 の電位が立
ち上がる。同時に、昇圧レベルVppは、昇圧回路2内
の安定化キャパシタ24とワード線WLの寄生容量CWL
との比に応じたレベルに低下する。即ち、図中のVpp2
のレベルまで低下する。ワード線WLの立ち上がりに従
って、メモリセルMC00のトランジスタQm がオンし
て、キャパシタCm 内の電荷蓄積状態をビットBLに伝
える。従って、メモリセル内のキャパシタCm の電荷蓄
積状態に応じて、ビット線BLの電位が上昇または下降
する。この上昇または下降は非常に微小なレベルである
ため、その後、センスアンプSA1 にラッチ信号LE1
を与えることにより、センスアンプSA1をアクティブ
状態にして、微小なビット線BLのレベルを増幅する。
センスアンプで増幅された信号は読み出し信号OUTと
して外部に出力バッファ(図示せず)を介して出力され
る。また、同時に増幅されたビット線BLのレベルに従
って、メモリセルMC00への再書き込みが行なわれる。
【0024】次に、アクティブ期間の終了となる/RA
S信号の立ち上がりに同期して、ワードデコーダWDE
Cからのワード線選択信号WDが非選択状態のHレベル
に立ち上がる。その結果、ワードドライバWD0 のNチ
ャネル側のトランジスタQn0がオンして、ワード線WL
の電位は、グランド電位Vssまで下がる。同時に、ワ
ードドライバWD0 のPチャネルトランジスタQp0はオ
フとなり、昇圧回路2の出力Vppは選択ワード線から
分離される。そして、プリチャージ期間中に、ビット線
BLの電位は中間レベルにプリチャージされ、次のアク
ティブ期間まで待機することになる。
【0025】本発明によれば、/RAS信号の立ち上が
りのタイミングを遅延させた昇圧動作制御信号Aにより
昇圧回路2の発振器21が制御されている。従って、/
RAS信号が立ち上がってプリチャージ期間になって
も、発振器21は昇圧パルスPPPを出力し続けること
になる。その為、プリチャージ期間に入ってしばらくの
間は、昇圧回路2の出力Vppは上昇し続けて、元のレ
ベルVpp1と同じレベルVpp3まで回復することに
なる。従って、次のアクティブ期間でも、十分に高い昇
圧レベルを選択ワード線に供給することができる。その
結果、ワード線に接続された時に低下する昇圧レベルV
pp(これは選択ワード線WLの電位)は、図示される
通りVpp4と十分にメモリセルの情報を読みだすこと
ができる電位になる。特に、プリチャージ期間に入って
から、Pチャネルトランジスタがオフして、選択されて
いたワード線が昇圧回路2の出力から切り離された後
に、昇圧回路2が昇圧動作を続けることになり、その間
の昇圧動作では出力の容量が少なくなるため、昇圧のス
ピードが速まることになる。
【0026】本発明の実施の形態によれば、昇圧回路2
内のキャパシタ22、24の容量を特に大きくすること
なく、発振器21の動作期間を長くすることで、昇圧回
路2自体の能力を上げている。消費電力を節約する為
に、昇圧回路2の動作期間は出来るだけ短くすることが
望ましい。従って、メモリ装置が保証している最短のサ
イクルで動作した時の昇圧レベルVppが読み取り動作
不能になるまで下がらない程度の期間だけ、昇圧回路2
のアクティブ期間を長くしてやれば良い。そして、その
期間が過ぎれば、直ちに動作を停止して、無用に電力を
消費することがないようにしている。
【0027】上記の様に、制御信号Aの立ち上がりのタ
イミングは、/RAS信号に対して必要最小限の遅延を
有していれば良い。従って、例えば、メモリ装置全体の
サイクルタイムが長い場合には、メモリのアクティブ期
間も長いので、昇圧回路2の制御信号Aの遅延の程度は
少なくてよいが、サイクルタイムが短くなった場合に
は、メモリのアクティブ期間が短くなるので、制御信号
Aの遅延の程度を大きくすることにより、最低の消費電
力で従来の問題点を解決することができる。この様に、
アクティブ期間の長さに応じて必要な期間だけ制御信号
Aの立ち上がりを遅延させることになる。また、特殊な
場合として、一つのメモリ装置でもサイクルタイムが短
く動作する時と長く動作する時がある場合は、入力され
る/RAS信号のLレベル期間の長さに応じて、制御信
号Aの立ち上がりの遅延の程度をダイナミックに変える
ことも考えられる。
【0028】[昇圧回路と昇圧動作制御信号発生手段]
図4は本発明の実施の形態にかかる昇圧動作制御信号発
生手段である遅延回路3の例である。この回路例では、
立ち上がりと立ち下がりにヒステリシス特性を有するゲ
ートG1 −G6 を直列に接続している。各ゲートは、P
チャネルトランジスタとNチャネルトランジスタからな
るCMOSインバータ回路で構成されていて、抵抗r
1,r2とキャパシタC1とを図4の通り配置すること
で、奇数段目のゲート回路G1,G3,G5 は、入力信号の
立ち上がりに対する出力信号の立ち下がりは遅く、入力
信号の立ち下がりに対する出力信号の立ち上がりは遅延
が殆どない動作になる。また、偶数段目のゲート回路G
2,G4,G6はその逆の動作になる。従って、/RA
S信号の立ち下がりに対しては、殆ど遅延することなく
制御信号Aが立ち下がり、/RAS信号の立ち上がりに
対しては、所定の遅延をして制御信号Aが立ち上がる。
【0029】尚、図中の抵抗r1及びキャパシタC1
は、半導体回路として半導体デバイス内に種々の態様で
作り込むことができるのは明白である。例えば、抵抗r
1は、NチャネルトランジスタQ2,Q6,Q10のチャネル
幅を短くしたり、チャネル長を長くしたり、或いはその
閾値を高く設定する等によっても実現できる。抵抗r2
についても同様にPチャネルトランジスタの構造を変更
することによって実現できる。従って、遅延回路3を設
けたことによる集積回路上での面積の増大はほとんどな
い。
【0030】以上の構成にすることにより、図3に示し
た通り、制御信号Aの立ち上がりエッジのみを/RAS
信号から遅延させることができる。遅延の程度は、例え
ば遅延回路のゲート数、または抵抗r1,r2やキャパ
シタC1の値等によって最適値に設定することができ
る。
【0031】図5は、昇圧回路の回路例である。この回
路例は、昇圧回路2内の発振器21が省略されている。
図に示される通り、6つのNチャネルトランジスタQ21
−Q26と、ポンピング用のキャパシタ221,222及
び安定化キャパシタ24とから構成されている。そし
て、図示しない発振器21から逆相の昇圧パルス信号φ
1とφ2がインバータ25,26を介してノードN1と
N2に接続されるポンピングキャパシタ221,222
に供給される。
【0032】この回路の動作は、次の通りである。最初
の状態では、ノードN1,N2は、トランジスタQ21,
Q25により、電源電圧Vccからトランジスタの閾値電
圧分低い電位になっている。そこで、例えば仮に、昇圧
パルス信号φ1が立ち下がったとすると、インバータ2
5の出力がLからHレベルに立ち上がり、ノードN1は
Vccより高いVppまで上昇する。その結果、トラン
ジスタQ24のゲート電位も電源電圧Vcc以上になり、
それに従ってノードN2は電源電圧Vccレベルまで上
昇することになる。次に、今度は逆相側の昇圧パルスφ
2が立ち下がると、インバータ回路26の出力が立ち上
がり、キャパシタ222を介してノードN2のレベルが
電源電圧Vccレベルから更に高いVppレベルまで上
昇することになる。その結果、トランジスタQ22を介し
てノードN1の電位も電源電圧Vccまで上昇する。そ
して、次の昇圧パルスφ1の立ち下がりで、ノードN1
はVppレベルまで上昇することになる。
【0033】このようにして電源電圧Vccよりも高い
Vppのレベルに上昇したノードN1,N2の電位は、
それぞれのダイオードQ23,Q26を介して、安定化キャ
パシタ24を充電し、昇圧回路2の出力の電位Vppを
電源電位Vccよりも高くする。
【0034】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、昇
圧回路の昇圧動作をアクティブ期間よりも長い期間行な
うようにしたので、短いサイクルタイムで動作した場合
でも、十分にワード線に読み出しに必要な高いレベルの
電圧を供給することができ、メモリの信頼性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記憶装置の全体回路図である。
【図2】昇圧回路の概略内部構成を示す図である。
【図3】タイミングチャート図である。
【図4】昇圧動作制御信号発生手段の例である。
【図5】昇圧回路の例である。
【図6】従来例のタイミングチャート図である。
【符号の説明】
WL0-3 ワード線 BL0-3 ビット線 MC00-33 メモリセル WD0-3 ワードドライバ WD ワード選択信号 1 記憶装置 2 昇圧回路 3 昇圧動作制御信号発生手段 /RAS アクティブ期間制御信号 Vpp 昇圧電圧 A 昇圧動作制御信号

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクティブ期間か非アクティブ期間かを示
    すアクティブ期間制御信号を有する記憶装置において、前記アクティブ期間制御信号が入力され、前記アクティ
    ブ期間より長いパルス幅を有する昇圧動作制御信号を生
    成する昇圧動作制御信号発生手段と、 前記昇圧動作制御信号に応答して前記アクティブ期間よ
    りも長い期間選択的にパルス信号を出力する発振器と、
    一方の電極に該パルス信号が供給される昇圧キャパシタ
    を有し、該昇圧キャパシタの他方の電極に電源電圧より
    も高い昇圧電圧を生成するする昇圧回路、 を有することを特徴とする記憶装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記昇圧回路は、前記
    アクティブ期間と非アクティブ期間にまたがって昇圧動
    作することを特徴とする記憶装置。
  3. 【請求項3】請求項において、 前記昇圧動作制御信号は、前記アクティブ期間制御信号
    の前記アクティブ期間開始を示す第1の変化に応答して
    第1のレベルから第2のレベルに変化し、前記アクティ
    ブ期間制御信号の前記アクティブ期間の終了を示す第2
    の変化から遅延して前記第2のレベルから前記第1のレ
    ベルに変化することを特徴とする記憶装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記遅延の長さは前記アクティブ期間が長い場合は短
    く、前記アクティブ期間が短い場合は長く設定すること
    を特徴とする記憶装置の遅延時間設定方法。
  5. 【請求項5】請求項1において、 前記昇圧動作制御信号発生手段は、出力の立上り時間と
    立下り時間とが異なる2種類のインバータ回路を交互に
    複数段接続して構成されていることを特徴とする記憶装
    置。
  6. 【請求項6】請求項において、 前記2種類のインバータ回路の各々は、高電位電源線と
    低電位電源線との間に直列接続されたPMOSトランジ
    スタ及びNMOSトランジスタを有し、該PMOSトラ
    ンジスタとNMOSトランジスタの結節点が出力ノード
    となるように構成され、前記高電位 電源線と前記出力
    ノード間の第1の抵抗値と、前記出力ノードと前記低電
    位電源線間の第2の抵抗値とは不均等であることを特徴
    とする記憶装置。
  7. 【請求項7】請求項において、 前記2種類のインバータ回路の各々において、前記PM
    OSトランジスタの内部抵抗と前記NMOSトランジス
    タの抵抗値とが不均等であることを特徴とする記憶装
    置。
  8. 【請求項8】請求項1において、 それぞれメモリセルが接続された複数のワード線と、 ワード線選択信号に応答して、前記昇圧電圧を選択され
    たワード線に接続するワードドライバをさらに有するこ
    とを特徴とする記憶装置。
  9. 【請求項9】請求項において、 前記アクティブ期間制御信号の第1の変化に応答して前
    記ワード線選択信号が前記ワードドライバに供給され、
    前記アクティブ期間制御信号の第2の変化に応答して前
    記選択されたワード線前記昇圧電圧から分離すること
    を特徴とする記憶装置。
  10. 【請求項10】請求項8又は9において、 前記ワードドライバは、PチャネルトランジスタとNチ
    ャネルトランジスタを接続したCMOSインバータ回路
    を有し、該両トランジスタのゲート電極に前記ワード線
    選択信号が供給され、該両トランジスタの一方側の電極
    の接続点に前記ワード線が接続され、該Pチャンネルト
    ランジスタの他方側の電極に前記昇圧電圧が供給されて
    いることを特徴とする記憶装置。
JP31020695A 1995-11-29 1995-11-29 昇圧回路を有する記憶装置及び昇圧回路制御方法 Expired - Lifetime JP3242564B2 (ja)

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