JP3241904B2 - ルーフサイドウエザストリップの端末部構造 - Google Patents
ルーフサイドウエザストリップの端末部構造Info
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- JP3241904B2 JP3241904B2 JP28191693A JP28191693A JP3241904B2 JP 3241904 B2 JP3241904 B2 JP 3241904B2 JP 28191693 A JP28191693 A JP 28191693A JP 28191693 A JP28191693 A JP 28191693A JP 3241904 B2 JP3241904 B2 JP 3241904B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のルーフサイドウ
エザストリップ、特にクォータピラーの前縁に沿ってク
ォータガーニッシュを設けた自動車のルーフサイドウエ
ザストリップに関するものである。
エザストリップ、特にクォータピラーの前縁に沿ってク
ォータガーニッシュを設けた自動車のルーフサイドウエ
ザストリップに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１に示すように、自動車のドア開口に
は、フロントピラー２からクォータピラー３に至るルー
フサイド１に、該ルーフサイド１と、前後のドアガラス
６の周縁との間をシールするルーフサイドウエザストリ
ップ（以下、単にウエザストリップという）７が取付け
られている。一方、自動車には、クォータピラー３の前
縁に沿ってこれを覆うようにクォータガーニッシュ４を
設けた車種がある。
は、フロントピラー２からクォータピラー３に至るルー
フサイド１に、該ルーフサイド１と、前後のドアガラス
６の周縁との間をシールするルーフサイドウエザストリ
ップ（以下、単にウエザストリップという）７が取付け
られている。一方、自動車には、クォータピラー３の前
縁に沿ってこれを覆うようにクォータガーニッシュ４を
設けた車種がある。
【０００３】図３はウエザストリップ７の後部端末部を
示すもので、端末部７Ｂはチューブ状の一般部７Ａの下
端に型成形で接続され、リヤドアパネル５のベルトライ
ン５０（図１）に対応する位置でクォータピラー３に固
着されている。そして、この端末部７Ｂに、リヤドアパ
ネル５まわりに取付けた図略のドアウエザストリップの
後部上端の端末部が、ドア閉時に上から押付けられるよ
うになっている。
示すもので、端末部７Ｂはチューブ状の一般部７Ａの下
端に型成形で接続され、リヤドアパネル５のベルトライ
ン５０（図１）に対応する位置でクォータピラー３に固
着されている。そして、この端末部７Ｂに、リヤドアパ
ネル５まわりに取付けた図略のドアウエザストリップの
後部上端の端末部が、ドア閉時に上から押付けられるよ
うになっている。
【０００４】クォータガーニッシュ４にはその端末の下
縁に沿って内側へ折れ曲るフランジ４１が形成してあ
り、先端が上記端末部７Ｂの上部と対向し、クォータガ
ーニッシュ４との下端隙間をほぼ閉じるようになってい
る。上記端末部７Ｂは、その上半部と下半部において、
クリップ８でクォータピラー３のパネルに固着されてい
る。なお、図３において、９はドア開口の開口縁に沿っ
て取付けられたオープニングトリムである。
縁に沿って内側へ折れ曲るフランジ４１が形成してあ
り、先端が上記端末部７Ｂの上部と対向し、クォータガ
ーニッシュ４との下端隙間をほぼ閉じるようになってい
る。上記端末部７Ｂは、その上半部と下半部において、
クリップ８でクォータピラー３のパネルに固着されてい
る。なお、図３において、９はドア開口の開口縁に沿っ
て取付けられたオープニングトリムである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、降雨または
洗車時にクォータガーニッシュ４の後縁とクォータピラ
ー３との隙間ａから水が入る。その水はウエザストリッ
プ７の端末部７Ｂと上記フランジ４１の先端との間の隙
間ｂから流下し、大部分は車外側に排除されるが、ドア
開時に一部が車室側に侵入することがある。
洗車時にクォータガーニッシュ４の後縁とクォータピラ
ー３との隙間ａから水が入る。その水はウエザストリッ
プ７の端末部７Ｂと上記フランジ４１の先端との間の隙
間ｂから流下し、大部分は車外側に排除されるが、ドア
開時に一部が車室側に侵入することがある。
【０００６】また、上記端末部７Ｂをクォータピラー３
へクリップ止めする場合に、端末部７Ｂの上半部ではク
ォータガーニッシュ４のフランジ４１が邪魔になってク
リップ止め作業がしにくいという問題がある。
へクリップ止めする場合に、端末部７Ｂの上半部ではク
ォータガーニッシュ４のフランジ４１が邪魔になってク
リップ止め作業がしにくいという問題がある。
【０００７】そこで本発明は、水の車室への侵入が防止
され、かつ上半部でクリップ止めを不要として取付作業
性が改善されたウエザストリップの端末部構造を提供す
ることを課題としてなされたものである。
され、かつ上半部でクリップ止めを不要として取付作業
性が改善されたウエザストリップの端末部構造を提供す
ることを課題としてなされたものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、図２に示すよ
うにウエザストリップ７の型成形の端末部７Ｂに、前端
に立上り部７３１を有するリブ７３を突設し、このリブ
７３をクォータガーニッシュ４の端末の下端縁に沿って
形成したフランジ４１に重合密着せしめる構造としたこ
とを特徴とする。
うにウエザストリップ７の型成形の端末部７Ｂに、前端
に立上り部７３１を有するリブ７３を突設し、このリブ
７３をクォータガーニッシュ４の端末の下端縁に沿って
形成したフランジ４１に重合密着せしめる構造としたこ
とを特徴とする。
【０００９】
【作用】クォータガーニッシュ４内に入った水は、ウエ
ザストリップ７の端末部７Ｂのリブ７３が重合密着する
フランジ４１により受け止められ、リブ７３に沿って端
末部７Ｂの車外側に導出排除される。また、上記端末部
７Ｂは上記フランジ４１で固定されるから、フランジ４
１付近ではクリップ止めする必要がなく、フランジ４１
から離れた部分でクリップ止めすればよく、クリップ止
め作業が容易となる。
ザストリップ７の端末部７Ｂのリブ７３が重合密着する
フランジ４１により受け止められ、リブ７３に沿って端
末部７Ｂの車外側に導出排除される。また、上記端末部
７Ｂは上記フランジ４１で固定されるから、フランジ４
１付近ではクリップ止めする必要がなく、フランジ４１
から離れた部分でクリップ止めすればよく、クリップ止
め作業が容易となる。
【００１０】
【実施例】図１および図２に示す実施例において、押出
成形されたチューブ状のウエザストリップ７の一般部７
Ａの後部端末には、型成形で端末部７Ｂが接続されてい
る。なお、前部端末にも型成形で端末部が接続形成され
ている。車体のクォータピラー３の前縁側にはこれを覆
うように合成樹脂のクォータガーニッシュ４が取付けて
ある。クォータガーニッシュ４の端末の下端縁にはこれ
に沿って、内側へ延出するフランジ４１が形成してあ
る。
成形されたチューブ状のウエザストリップ７の一般部７
Ａの後部端末には、型成形で端末部７Ｂが接続されてい
る。なお、前部端末にも型成形で端末部が接続形成され
ている。車体のクォータピラー３の前縁側にはこれを覆
うように合成樹脂のクォータガーニッシュ４が取付けて
ある。クォータガーニッシュ４の端末の下端縁にはこれ
に沿って、内側へ延出するフランジ４１が形成してあ
る。
【００１１】一般部７Ａと接続する端末部７Ｂの上端部
は、一般部７Ａと実質的にほぼ同じ断面形状のチューブ
状で、下半部は水かき形状に広くなっており、外周に向
けて漸次薄肉となっている。そして全体が、これを取付
けるクォータピラー３のパネル面と対応する凹凸状とな
っている。
は、一般部７Ａと実質的にほぼ同じ断面形状のチューブ
状で、下半部は水かき形状に広くなっており、外周に向
けて漸次薄肉となっている。そして全体が、これを取付
けるクォータピラー３のパネル面と対応する凹凸状とな
っている。
【００１２】ウエザストリップ７の車内側の側縁には一
連にリップ７０が形成されている。そしてドア閉時、ド
アガラス６の周縁がチューブ状の一般部７Ａおよび端末
部７Ｂの上端部に押付けられ、上記リップ７０の先端が
ドア開口縁に沿って取付けたオープニングトリム９に当
接するようになっている。
連にリップ７０が形成されている。そしてドア閉時、ド
アガラス６の周縁がチューブ状の一般部７Ａおよび端末
部７Ｂの上端部に押付けられ、上記リップ７０の先端が
ドア開口縁に沿って取付けたオープニングトリム９に当
接するようになっている。
【００１３】端末部７Ｂは、その上部位置に、取付状態
で車外側（後方）に張出す張出部７２を有しており、こ
の張出部７２がクォータガーニッシュ４の下端部とラッ
プするようになっている。
で車外側（後方）に張出す張出部７２を有しており、こ
の張出部７２がクォータガーニッシュ４の下端部とラッ
プするようになっている。
【００１４】張出部７２にはその上端縁の下部に該上端
縁に沿うリブ７３が突設してある。リブ７３の車内側の
端部（前端）には立上り部７３１が設けてある。リブ７
３は端末部７Ｂをクォータピラー３に取付けたときに、
その下面がクォータガーニッシュ４のフランジ４１によ
り圧接状態で受けられる位置としてある。この端末部７
Ｂは、そのリブ７３を上記フランジ４１の上に重合せし
めて位置決めし、下部に設けたクリップ孔７４におい
て、クォータピラー３のパネルにクリップ止めすること
により取付けられる。
縁に沿うリブ７３が突設してある。リブ７３の車内側の
端部（前端）には立上り部７３１が設けてある。リブ７
３は端末部７Ｂをクォータピラー３に取付けたときに、
その下面がクォータガーニッシュ４のフランジ４１によ
り圧接状態で受けられる位置としてある。この端末部７
Ｂは、そのリブ７３を上記フランジ４１の上に重合せし
めて位置決めし、下部に設けたクリップ孔７４におい
て、クォータピラー３のパネルにクリップ止めすること
により取付けられる。
【００１５】このように取付けられた端末部７Ｂにおい
ては、クォータピラー３とクォータガーニッシュ４との
間の隙間ａからクォータガーニッシュ４内に入った水は
そのフランジ４１により受け止められ、リブ７３に沿っ
て流れ、端末部７Ｂの後端（車外側の端部）から排除さ
れる。
ては、クォータピラー３とクォータガーニッシュ４との
間の隙間ａからクォータガーニッシュ４内に入った水は
そのフランジ４１により受け止められ、リブ７３に沿っ
て流れ、端末部７Ｂの後端（車外側の端部）から排除さ
れる。
【００１６】また、端末部７Ｂのクリップ止めは、その
下部のみでよいから、クォータガーニッシュ４に邪魔さ
れることなく、作業性よく行うことができる。
下部のみでよいから、クォータガーニッシュ４に邪魔さ
れることなく、作業性よく行うことができる。
【００１７】
【発明の効果】しかして本発明によれば、クォータガー
ニッシュ内に入って流下した水のすべてが、クォータガ
ーニッシュの下端とウエザストリップの端末部との重合
部に沿って車外へ排出されるから、車室側へ侵入するお
それはない。また、端末部の車体パネルへの取付作業性
も改善される。
ニッシュ内に入って流下した水のすべてが、クォータガ
ーニッシュの下端とウエザストリップの端末部との重合
部に沿って車外へ排出されるから、車室側へ侵入するお
それはない。また、端末部の車体パネルへの取付作業性
も改善される。
【図１】ルーフサイドウエザストリップを備えた自動車
の側面図である。
の側面図である。
【図２】図２（Ａ）はルーフサイドウエザストリップの
本発明による端末部の斜視図、図２（Ｂ）は図２（Ａ）
のＢ−Ｂ線に沿う位置での端末部の取付状態断面図、図
２（Ｃ）は図２（Ａ）のＣ−Ｃ線に沿う位置での端末部
の取付状態断面図である。
本発明による端末部の斜視図、図２（Ｂ）は図２（Ａ）
のＢ−Ｂ線に沿う位置での端末部の取付状態断面図、図
２（Ｃ）は図２（Ａ）のＣ−Ｃ線に沿う位置での端末部
の取付状態断面図である。
【図３】図３（Ａ）はルーフサイドウエザストリップの
従来の端末部の斜視図、図３（Ｂ）は図３（Ａ）のＢ−
Ｂ線に沿う位置での取付状態断面図である。
従来の端末部の斜視図、図３（Ｂ）は図３（Ａ）のＢ−
Ｂ線に沿う位置での取付状態断面図である。
１ ルーフサイド ３ クォータピラー ４ クォータガーニッシュ ４１ フランジ ７ ルーフサイドウエザストリップ ７Ｂ 端末部 ７３ リブ ７４ クリップ孔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−34918（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−113173（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60J 1/16 B60R 13/06 B60R 13/07
Claims (1)
- 【請求項１】 クォータピラーの前縁に沿ってこれを覆
うクォータガーニッシュを設けた自動車において、クォ
ータガーニッシュの端末の下端縁に沿って内側に折れ曲
るフランジを形成し、クォータガーニッシュの上記下端
縁と対向するルーフサイドウエザストリップの型成形の
端末部に、上記フランジと重合密着し前端に立上り部を
有するリブを突設したことを特徴とするルーフサイドウ
エザストリップの端末部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28191693A JP3241904B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ルーフサイドウエザストリップの端末部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28191693A JP3241904B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ルーフサイドウエザストリップの端末部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07108825A JPH07108825A (ja) | 1995-04-25 |
| JP3241904B2 true JP3241904B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=17645748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28191693A Expired - Fee Related JP3241904B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ルーフサイドウエザストリップの端末部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3241904B2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-14 JP JP28191693A patent/JP3241904B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07108825A (ja) | 1995-04-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |