JP3240414B2 - マッサージ機械 - Google Patents

マッサージ機械

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JP3240414B2
JP3240414B2 JP09859392A JP9859392A JP3240414B2 JP 3240414 B2 JP3240414 B2 JP 3240414B2 JP 09859392 A JP09859392 A JP 09859392A JP 9859392 A JP9859392 A JP 9859392A JP 3240414 B2 JP3240414 B2 JP 3240414B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば音楽を楽しみな
がらのマッサージによってリラックスや痩身効果等が得
られるようなマッサージ機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ストレスや疲労を解消する手段の
一つとして、体感音楽により心身をリラックスさせよう
という(ボディソニックと称する)装置が普及してきて
いる。また、昨今の食生活の事情からか肥満やそれに伴
う成人病の問題が重視され、青年、中高年層を問わず痩
身、肥満解消に対する関心が日増しに強くなってきてい
る。このような背景のなか痩身手段の要求が高まってお
り、各種痩身用器具の開発が行なわれている。そこで痩
身器具の一つとして、揉み出しマッサージの脂肪燃焼作
用による痩身を図ったマッサージ機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如くボディソニックによる体感音楽では、ある程度気持
をリラックスさせることはできるが、体、筋肉の緊張や
こりをほぐすには不充分であり、真の心身共にリラック
スさせるものとはいえない。
【0004】また、上記従来の揉み出しマッサージ機て
は、マッサージ効果は十分得られるとしても、単にマツ
サージを受けるだけでは不自然な使用感や時間的なロス
を感じることは避けられず、効果を得られるに必要な時
間をかけてマッサージを受けるのが困難な場合もある。
【0005】本発明は、上記問題を解消し、不自然な使
用感や時間的なロスを感じることなく心身のリラックス
や痩身等のマッサージ効果が得られるようなマッサージ
機械を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明に係るマッサージ機械では、
音楽ソースから送られる再生信号を再生するヘッドフォ
ンもしくはスピーカと、前記再生信号を分離した低音域
信号を遅延処理し時間差をもった複数の低音域信号を発
生する信号処理系と、該信号処理系からの複数の低音域
信号によってそれぞれ駆動される複数の電気・流体圧変
換器と、配管を介して前記電気・流体変換器からそれぞ
れ時間差をもって送られる流体によって内部圧力が変化
する複数の音感チューブと、該複数の音感チューブを包
持する伸縮性の少ない外装ベルトを備え、前記ヘッドフ
ォンもしくはスピーカによる音楽再生を行いながら前記
複数の音感チューブの内部圧力を変化させるものであ
る。
【0007】また、請求項2に記載の発明に係るマッサ
ージ機械では、請求項1に記載のマッサージ機械におい
て、前記信号処理系が、複数の低音域信号の振幅および
または遅延時間を可変制御する制御器を含むものであ
る。
【0008】
【作用】本発明は、信号処理系によって音楽ソースの再
生信号から分離した低音域信号を遅延処理して複数の時
間差をもった低音域信号を発生させ、これによって複数
の電気・流体圧変換器を駆動させ、各変換器からそれぞ
れ時間差をもって送られる流体によって複数の音感チュ
ーブの内部圧力を変化させるものであり、前記複数の音
感チューブを包持する音感ベルトを捲着すれば音楽を楽
しみながら音楽に同期したマッサージが受けられるマッ
サージ機械である。
【0009】ここで、音感ベルトの音感チューブを3本
とした場合を例に本発明の作用を説明する。図4はマッ
サージ波動の発生原理を示したものである。図4(a)
のブロック図において、CDプレーヤ等の音楽ソース2
1からの再生信号は、ヘッドホンアンプ23を介してヘ
ッドホン24で音楽として聞かれる以外に、帯域フィル
タ22を通って低音域信号が分離される。
【0010】この低音域信号はディレイ素子D1,D
2,D3によってそれぞれ時間的にシフトされ、順次時
間差をもって出力される。これらの信号がそれぞれドラ
イブアンプA1,A2,A3を介して電気・流体圧変換
器P1,P2,P3を作動させる(図4(b))。各電
気・流体圧変換器はそれぞれ音感チューブT1,T2,
T3へ圧力発生時間のズレt1,t2をもった流体圧力
波を送りこむ(図4(c))。このように、順次音感チ
ューブ内の圧力が音楽のリズムに同期して変化し、マッ
サージ波動が発生して音感ベルトの被捲着部がマッサー
ジされる。
【0011】従って、上記のごとく構成された本発明に
おいては、音楽を楽しみながらその音楽と同期したマッ
サージを受けることができるため、不自然な使用感や時
間的なロスを感じることがなくなる。
【0012】また、制御器によって低音域信号の振幅や
遅延時間を制御してマッサージ波動の速度や圧力を調整
することができるので、体の筋肉等をほぐしてリラック
スさせる程度のものから、痩身を目的とした脂肪揉み出
しまで幅広いマッサージ効果を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明する。図1
は、本発明の一実施例に係るマッサージ機械の使用状態
を示したものである。コントロール部1内にセットされ
たCD等の音楽ソースの再生信号を、音楽としてヘッド
ホン4で楽しむ一方その再生信号の低音域信号に同期し
たマッサージ波動を腹部用音感ベルト2aや足部用音感
ベルト2bによって受ける。マッサージ波動の速度・圧
力調節等の操作はコントロール部1で行なう。
【0014】次に音感ベルトの構成を説明する。図2
(a)の断面図で示したように、音感ベルト2は、音感
チューブ11とバイアス用エアチューブ13と伸縮率の
比較的小さい素材からなる外装ベルト13とからなる。
外装ベルト13の端部にはマジックテープ19等幅調節
が可能な止具が設けられており、これによって体型に合
せて音感ベルト2を装着し固定する。
【0015】音感ベルト2を装着した後、まずバイアス
用手動ポンプ15によってバイアス用チューブ12内に
エアを送り、体型に合せて余圧をかけておき、次にポン
プPからのエア配管15を音感チューブ11につなぐコ
ネクタ部14を嵌合しておく。この状態でコントロール
部において音源およびマッサージのON・OFF、マッ
サージ波動の速度・圧力調節等の操作を行なう。
【0016】なお、ここで音楽のリズムに同期して作動
する電気・流体変換器として用いたポンプPは、マグネ
チックスピーカ(electromagunetic loudspeaker)の駆
動原理を応用したものであり、コイル17中を流れる音
声電流によって変化する磁気吸引力でピストン18が運
動しエア圧力を制御することができる(図3)。これ
は、ドライブする電流を制御することにより発生圧力を
調整できる。また、ここではポンプによってエアを送っ
ているが、気体に限らず流体であれば使用可能である。
【0017】また本実施例では3本の音感チューブから
なる音感ベルトを用いたが、本発明はこれに限るもので
はなく、音感ベルトは腹部、脚部、腕部等使用部位に合
せて音感チューブの長さ、径、本数を設定すれは良い。
さらに、上記実施例ではヘッドホンを用いたが、ピロー
スピーカ等音楽を聞くことができるものならば広く使用
可能であることは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】本発明のマッサージ機械は、以上説明し
たとおり、音楽を楽しみながらその音楽と同期したマッ
サージを受けることができるため、不自然な使用間や時
間的なロスを感じることがなくなるという効果がある。
【0019】また、制御器において低音域信号の振幅や
遅延時間を制御することによってマッサージ波動の速度
や圧力を調整することができるので、体の筋肉等をほぐ
してリラックスさせる程度のものから、痩身を目的とし
た脂肪揉み出しまで幅広いマッサージ効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマッサージ機械の使用
状態を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施例に係るマッサージ機械の音感
ベルト部の構成を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例に用いたエアポンプを説明す
る概略構成図である。
【図4】本発明の作用を説明する説明図である。
【符号の説明】
1:コントロール部 2,2a,2b:音感ベルト 3,15:エア配管 4,24:ヘッドホン 11,T1,T2,T3:音感チューブ 12:バイアス用エアチューブ 13:外装ベルト 14:エア配管用コネクタ部 16:バイアス用手動ポンプ 17:コイル 18:フリーピストン 21:音源 22:帯域フィルタ 23:ヘッドホンアンプ D1,D2,D3:ディレイ素子 A1,A2,A3:ドライブアンプ P1,P2,P3:電気・流体圧変換器 P:エアポンプ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音楽ソースから送られる再生信号を再生
    するヘッドフォンもしくはスピーカと、前記再生信号を
    分離した低音域信号を遅延処理し時間差をもった複数の
    低音域信号を発生する信号処理系と、該信号処理系から
    の複数の低音域信号によってそれぞれ駆動される複数の
    電気・流体圧変換器と、配管を介して前記電気・流体変
    換器からそれぞれ時間差をもって送られる流体によって
    内部圧力が変化する複数の音感チューブと、該複数の音
    感チューブを包持する伸縮性の少ない外装ベルトを備
    え、前記ヘッドフォンもしくはスピーカによる音楽再生を行
    いながら前記複数の音感チューブの内部圧力を変化させ
    ことを特徴とするマッサージ機械。
  2. 【請求項2】 前記信号処理系が、複数の低音域信号の
    振幅およびまたは遅延時間を可変制御する制御器を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機械。
JP09859392A 1992-03-26 1992-03-26 マッサージ機械 Expired - Fee Related JP3240414B2 (ja)

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JP2003079687A (ja) * 2001-09-11 2003-03-18 Family Kk 空気マッサージ機及びプログラム作成方法
CN104078052A (zh) * 2013-03-29 2014-10-01 许泽新 音频转换方法、立体移动结构和按摩器

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