JP3239057U - マイ・シルバーカー - Google Patents
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Abstract
【課題】強制的に動作する自動緊急停止等による心理的な圧迫感を避け、マイペースで安全運転を継続することができるAI音声応答表示装置を提供する。【解決手段】高齢運転者に運転リスクを知覚させ、不安全行動に気づかせるために、信号注視、右折・左折等の運転行動をその都度、呼称させ、「AI音声応答表示装置」によりその正否を確認し、同時に、当該車の屋根に搭載の全方位型センサー・カメラ(AI機能内蔵)で検出した周辺リスクを該運転者に提供する。【選択図】図1
Description
近年、高齢化が急速に進む中で、高齢運転者による、信号無視や歩行者妨害等不安全性の高い運転行動が目立ち、高速道での逆走やブレーキとアクセルの踏み間違い等による大きな事故も発生している。
国は、75歳以上の自動車運転者を対象に認知機能検査を強化し、「認知症の恐れがある」と判定されると、最終的に免許取り消しや免許停止処分になり、また、自らの運転能力への不安から自発的に運転免許証を返納して運転をやめる人も出ている。
自動運転車の実用化に向けての開発と相俟って、多くの自動車には、歩行者等障害物との衝突回避や車線逸脱等の事故を未然に回避するための様々な安全支援装置が搭載されているものの、運転者によっては、その仕組みが不十分で複雑でわかりにくく馴染まないシステムもあって、安全運転にすべて適切に活用されているとはいえない。
高齢運転者の中には、買い物や病院通いといった移動手段に欠かせないとして車を手放せないものの、視力や聴力、体力の衰えとともに安全運転に不安を抱いている人が多いという。本考案のマイ・シルバーカーは、こうした高齢運転者に安全運転を継続させる手立てとして、「AI音声応答表示装置」による危険注意情報の提供により運転者の“気づき”と「ブレーキとアクセル機能一体型ペダル装置」により安全運転への運転者の“技術的負担の軽減”を図る。
上記[0005]記載の「AI音声応答表示装置」(以下、「音声応答装置」と呼ぶ)は、車の屋根に搭載した全方位型センサー・カメラ(GPU・画像処理半導体=AI機能内臓)により、周辺の自動車や自転車、歩行者等の障害物を常時継続的に検出し、AI(人工知能)によりデータ処理された危険注意情報について、運転席に設置の「音声応答装置」の呼称応答端末を通じて、該運転者が右折・左折の際の安全確認や信号を見落とさないように声に出すいわゆる「呼称確認」の音声を受け、その正否の確認とともに、ランプ表示と音声応答により該運転者に提供し、適切な安全運転操作をうながす。
上記[0005]記載の「ブレーキとアクセル機能一体型ペダル装置」は、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故を防止するため、両機能を一体化することにより一つのペダルにまとめたもので、該一体化したペダル装置は、モーター制御装置、変速レバー、ブレーキ制御装置と連動している。
通常の車の運転操作の手順で説明すると、片足(右足)で該一体型ペダルを深く踏み込んだ状態(ブレーキ作動中)で運転キーによりモーターを始動。変速レバー操作で前進・後進を決め、ペダルを緩める(つま先を上げる)とブレーキが解除され、車は前方、または後方に、ゆっくり自動走行を開始し徐々に加速する。走行中にペダルを踏む(下げる)とブレーキがかかり減速、停車するので、ブレーキとアクセルの踏み間違いは発生しない。
通常の車の運転操作の手順で説明すると、片足(右足)で該一体型ペダルを深く踏み込んだ状態(ブレーキ作動中)で運転キーによりモーターを始動。変速レバー操作で前進・後進を決め、ペダルを緩める(つま先を上げる)とブレーキが解除され、車は前方、または後方に、ゆっくり自動走行を開始し徐々に加速する。走行中にペダルを踏む(下げる)とブレーキがかかり減速、停車するので、ブレーキとアクセルの踏み間違いは発生しない。
本考案のマイ・シルバーカーは、高齢運転者仕様の低速走行車として、通い慣れた街中や郊外の生活一般道路で走行でき、渋滞を起こさない程度の最高でも時速30キロ(仮)までの指定低速走行を想定している。ペダルを体調不良等で踏み込めず上げたままの事態が起きても、限定速度30キロ(仮)以上は加速せず、また、助手席から操作できる予備のもう一つのサイドブレーキの設置等により安全をはかる仕組みになっている。
自動車運転者は、加齢や仕事疲れ等から、とりわけ、渋滞や夕方や夜間、濃霧降雨雪による視界不良時には、運転機能の低下もあって、交差点で赤信号を見落としたり横断中の歩行者に気づくのが遅れたり、また、低速域の街中では緊張感が薄れて、ブレーキとアクセルの踏み間違いといったうっかりミスも目立ち、とりわけ事故率の高い高齢運転者の交通事故防止策は急務である。
上記[0006]記載の「音声応答装置」は、自動車の安全運転に欠かせない認知・判断・操作といった運転者の運転機能を、認知の正否の確認等による運転者への“気づき”によって補足的に補うことができ、とりわけ、運転機能の低下が目立つ高齢運転者にとっての運転機能の向上が期待される。
「音声応答装置」の全方位型センサー・カメラは、周辺から接近する自動車や自転車、歩行者等障害物を常時継続的に検出し、危険注意情報としてAI処理され、例えば、運転者が左折する際の「呼称確認」で、「左折する」と音声入力すると、「音声応答装置」の呼称応答端末が「左後方から自転車あり」と応答し、該運転者は適切な安全運転操作により事故を未然に回避することができる。
ブレーキとアクセルの踏み間違いによるミスは、近接した位置に並ぶブレーキペダルとアクセルペダルを足で踏み分ける際に慌てたり、足が硬直していたりしていて誤操作が発生するためで、上記[0007]記載の「ブレーキとアクセル機能一体型ペダル装置」は、こうした踏み間違いは発生せず、事故防止と運転者の“技術的負担を軽減”に役だつ。
上記の「音声応答装置」と「ブレーキとアクセル機能一体型ペダル装置」からなる本考案のマイ・シルバーカーは、運転者が意識的、積極的に呼称応答端末に話しかけることにより安全運転を自覚し、該運転者自らの適切な運転操作により事故を未然に回避しようというもので、自動車メーカーによる「衝突回避パッケージ」のような強制的に作動する自動緊急停止等による心理的な圧迫感を避けることができ、マイペースで安全運転を継続することができる。
マイ・シルバーカーは構造や技術的機能は、普通の乗用車と殆ど変わらない。本考案の「AI音声応答表示装置」は、当該車の屋根等に搭載した全方位型センサー・カメラ(GPU・画像処理システム=AI機能内臓)と運転席に設置の呼称応答端末からなり、周辺から接近する自動車や自転車、歩行者等の障害物を常時継続的に検出し、交通事故を回避するための危険注意情報について「呼称応答端末」を介して、ランプ表示と音声により該運転者に提供される。
本考案の「ブレーキとアクセル機能一体型ペダル装置」は、運転席右前下の普通の乗用車のブレーキとアクセルの設置位置に該ペダルを設置し、右足によるペダルの正しい上下操作が可能で、つま先を動かしやすい位置に設定する。
Claims (2)
- 自動車運転中の運転者が右折・左折の際や信号確認で安全運転のために声に出す、いわゆる「呼称確認」を受けて、その正否を確認するとともに、当該車の屋根に搭載の全方位型センサー・カメラ(AI機能内蔵)が常時継続的に検出している周辺の危険注意情報を、運転席に設置の呼称応答端末を通じて、該運転者に伝えることを特徴とする「AI音声応答表示装置」。
- ブレーキとアクセルの踏み間違い防止のためにブレーキとアクセルの両機能を取り込んだ一体型ペダル装置で、運転開始にあたっては、当該ペダルを踏みこみ運転キーでモーターを始動し、レバーによる前進・後進決定後に、踏み込んでいる該ペダルを緩める(つま先を上げる)と前方、または後方にゆっくり走行開始、つま先の上下で加速と減速、停止することを特徴とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022001748U JP3239057U (ja) | 2022-05-11 | 2022-05-11 | マイ・シルバーカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022001748U JP3239057U (ja) | 2022-05-11 | 2022-05-11 | マイ・シルバーカー |
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JP2020036259A Continuation JP2021128729A (ja) | 2020-02-14 | 2020-02-14 | マイ・シルバーカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3239057U true JP3239057U (ja) | 2022-09-09 |
Family
ID=83150103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022001748U Active JP3239057U (ja) | 2022-05-11 | 2022-05-11 | マイ・シルバーカー |
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2022
- 2022-05-11 JP JP2022001748U patent/JP3239057U/ja active Active
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