JP3238986U - 幼児用遊具 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種類の遊戯形態で使用可能な幼児用遊具を提供する。【解決手段】本体部2と、本体部2に対して着脱可能に連設される滑り板3と、を備え、滑り板3を本体部2に取り付けたり本体部2から取り外したりすることで、複数種類の遊戯形態に変形可能な幼児用遊具であって、本体部2は、左右に離間して配される一対の側板6と、側板6相互間に延設される複数の支持枠7と、支持枠7に連結支持され、幼児が跨って着座可能な座部とを有し、側板6は、外周縁部に、滑り板3を本体部2に取り付けた第1形態で用いられるときの底部となる第1縁部11と、滑り板3を本体部2から取り外した第2形態で用いられるときの底部となる第2縁部12とを有し、本体部2は、第2形態で用いられるときに本体部2を載置面Pにて走行可能に支持する脚車15を有している。【選択図】図1

Description

本考案は、主に室内で使用される幼児用遊具に関するものである。
主に室内で使用される幼児用の遊具として、組立式の滑り台が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示された幼児用遊具は、滑り板と、左右の側板と、複数の段板とがそれぞれ分離して構成された組み立て式の滑り台であり、左右の側板を対面して起立させた状態で、それら側板相互間に段板を階段状に配置してネジ留め固定させ、さらに滑り板の上端部を側板相互間の上部にネジ留め固定させることで、滑り台の形態に組み立てることができる。
実全平4-71993号
しかしながら、特許文献1の幼児用遊具は、滑り台の形態でしか使用できないため、遊びが単調になり易く、短期間で飽きられてしまう問題があった。
本考案は、上記のような問題を鑑みてなされたものであり、複数種類の遊戯形態で使用可能な幼児用遊具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案の幼児用遊具は、以下の技術的手段を講じている。
本考案の幼児用遊具は、本体部と、前記本体部に対して着脱可能に連設される滑り板と、を備え、前記滑り板を前記本体部に取り付けたり前記本体部から取り外したりすることで、複数種類の遊戯形態に変形可能な幼児用遊具であって、前記本体部は、左右に離間して配される一対の側板と、前記側板相互間に延設される複数の支持枠と、前記支持枠に連結支持され、幼児が跨って着座可能な座部と、を有し、前記側板は、外周縁部に、前記滑り板を前記本体部に取り付けた第1形態で用いられるときの底部となる第1縁部と、前記滑り板を前記本体部から取り外した第2形態で用いられるときの底部となる第2縁部と、を有し、前記本体部は、前記第2形態で用いられるときに前記本体部を載置面にて走行可能に支持する脚車を有することを特徴としている。
好ましくは、前記脚車は、前記側板に枢支連結される固定車と、前記側板に連結支持され、車輪の向きが支軸回りに変更自在な自在車と、を含み、前記自在車は、前記側板の側面部に対して支軸が平行となる向きで連結され、当該連結向きを変更することにより車輪の位置を前記第2縁部の内側と外側との間で変更可能に構成される。
好ましくは、前記側板は、外周縁部に、前記滑り板を前記本体部から取り外した第3形態で用いられるときの底部となる第3縁部をさらに有し、前記第3縁部は、端面が前記側板の外周外側に向かって湾曲する円弧状に形成される。
好ましくは、前記側板は、側面部における前記第3縁部寄りの位置に、前記第3縁部を把持可能とする開口部が設けられる。
好ましくは、前記第1縁部に、前記第1形態で用いられるときに載置面に当接され、前記本体部を前記載置面にて支持する台脚部が設けられ、前記台脚部は、車両のヘッドライトを模した形状に形成され、前記第2形態で用いられるときに前記本体部の前部に配される。
また、本考案の幼児用遊具は、本体部と、前記本体部に対して着脱可能に連設される滑り板と、を備え、前記滑り板を前記本体部に取り付けたり前記本体部から取り外したりすることで、複数種類の遊戯形態に変形可能な幼児用遊具であって、前記本体部は、左右に対面して配される一対の側板と、前記側板相互間に延設される複数の支持枠と、前記支持枠に連結支持され、幼児が跨って着座可能な座部と、を有し、前記側板は、外周縁部に、前記滑り板を第1の前記支持枠に取り付けた第1形態で用いられるときの底部となる第1縁部と、前記滑り板を第2の前記支持枠に取り付けた第2形態で用いられるときの底部となる第2縁部と、前記滑り板を前記本体部から取り外した第3形態で用いられるときの底部となる第3縁部と、を有し、前記第3縁部は、端面が前記側板の外周外側に向かって湾曲する円弧状に形成されたことを特徴としている。
本考案の幼児用遊具によれば、滑り板を本体部に取り付けて滑り台としたり、滑り板を本体部から取り外し、本体部単体を乗物遊具として使用したりすることができるから、短期間で飽きられ難い、複数種類の遊戯形態で使用可能な幼児用遊具を実現できる。
第1の実施形態の幼児用遊具の第1形態を示す前方斜視図である。 第1の実施形態の幼児用遊具の第1形態を示す後方斜視図である。 第1の実施形態の幼児用遊具の第1形態を示す側方視図である。 第1の実施形態の幼児用遊具の一部を分解した前方斜視図である。 第1の実施形態の幼児用遊具の一部を分解した後方斜視図である。 第1の実施形態の幼児用遊具の第2形態を示す前方斜視図である。 第1の実施形態の幼児用遊具の第2形態を示す後方斜視図である。 自在車の取付向きを変更した状態の第2形態を示す前方斜視図である。 自在車の連結部周辺の一部分解斜視図である。 第1の実施形態の幼児用遊具の第3形態を示す前方斜視図である。 第1の実施形態の幼児用遊具の第3形態を示す後方斜視図である。 第2の実施形態の幼児用遊具の第1形態を示す前方斜視図である。 第2の実施形態の幼児用遊具の第1形態を示す後方斜視図である。 第2の実施形態の幼児用遊具の第1形態を示す側方視図である。 第2の実施形態の幼児用遊具の一部を分解した前方斜視図である。 第2の実施形態の幼児用遊具の一部を分解した後方斜視図である。 第2の実施形態の幼児用遊具の第2形態を示す前方斜視図である。 第2の実施形態の幼児用遊具の第2形態を示す後方斜視図である。 第2の実施形態の幼児用遊具の第3形態を示す前方斜視図である。 第2の実施形態の幼児用遊具の第3形態を示す後方斜視図である。
以下、本考案の実施形態に係る幼児用遊具を、図面に基づき説明する。尚、以下に説明する実施形態は、本考案を具体化した一例であって、その具体例をもって本考案の構成を限定するものではない。
<第1の実施形態>
図1~図5に示すように、第1の実施形態の幼児用遊具1は、主に室内で使用される幼児用の遊具であって、本体部2と、滑り板3と、梯子4と、ステップ板5とを備えている。滑り板3、梯子4、およびステップ板5はそれぞれ、本体部2に対して着脱可能に連結されており、本体部2の所定位置に滑り板3、梯子4、およびステップ板5を取り付けることで、図1および図2に示す滑り台の形態(第1形態)とすることができる。また、本体部2から滑り板3および梯子4を取り外し、本体部2を前方に傾倒させることで、図6~図8に示す車の形態(第2形態)としたり、本体部2を後方に傾倒させて、図10および図11に示すロッキング遊具の形態(第3形態)としたりすることもできる。このように、本実施形態の幼児用遊具1は、滑り板3や梯子4を着脱することで、複数種類の遊戯形態に変形させることができる。
なお、本実施形態では、上記滑り台の形態を基本形態として、載置面Pに直交する方向を上下方向、載置面Pに平行で且つ滑り板3の延長方向を前後方向、載置面Pに平行で且つ滑り板3の幅方向を左右方向とする。また、上記車の形態は、滑り台の形態から本体部2を前方に傾倒させる(脚車15を載置面Pに接地させる)ことにより成るが、車の形態の場合、その傾倒方向(前方)が本体部2の後方、傾倒方向と反対方向(後方)が本体部2の前方となる(図6~図8参照)。
図4および図5に示すように、本体部2は、左右一対の側板6と、複数の支持枠7と、座部8とを備えている。側板6は、側方視略三角形状の板体であり、左右方向に所定の間隔を存して対面配置され、支持枠7により連結されている。また、側板6は、外周縁部に、滑り台の形態で用いられるときの底部となる第1縁部11と、足蹴り車や押し車として車の形態で用いられるときの底部となる第2縁部12と、所謂木馬型乗物としてロッキング遊具の形態で用いられるときの底部となる第3縁部13とを有している。
図3に示すように、第1縁部11は、端面が側方視略直線状に形成されており、滑り台の形態のときに載置面Pに対して直線状に当接され、本体部2を支持する。また、図1~図5に示すように、第1縁部11には、台脚部14が設けられている。台脚部14は、左右の側板6における第1縁部11の前後中間部にそれぞれ設けられ、且つ側板6の側面部6Sよりも左右外側へ膨出する略半球状に形成されいる。台脚部14の底面部14Aは、第1縁部11の端面と面一致するように配されており、滑り台の形態のときに載置面Pに当接され、本体部2を支持する。これにより、本体部2は、載置面Pに対してより安定して起立保持される。
図6および図10に示すように、台脚部14は、底面部14Aの中央部が円形状に凹没した二重円形状に形成されており、自動車や列車など車両のヘッドライトを模している。また、台脚部14は、車の形態およびロッキング遊具の形態のとき、底面部14Aを本体部2の前方に向けた姿勢で本体部2の前部に配され、本体部2の外観に車両の印象を与えている。これにより、幼児は、自動車や列車に乗っていることを連想しながら、車の形態やロッキング遊具の形態で遊ぶことができる。
図3に示すように、第2縁部12は、側方視略直線状に形成されている。また、図1~図8に示すように、第2縁部12には、脚車15が設けられている。脚車15は、主脚車15Aと、補助脚車15Bとを含んでいる。主脚部15Aは、固定車であり、側板6の側面部6Sの外側(外側面部)6Aに枢支連結されている。主脚部15Aは、車輪31の一部を第2縁部12の端面よりも外側に突出させた状態で、第2縁部12の延在方向に並んで一対設けられている(図3参照)。従って、主脚車15Aは、本体部2を前方に傾倒させた車の形態のとき(図6~図8参照)、本体部2を載置面Pにて前後方向へ走行可能に支持する。なお、本実施形態では、主脚部15Aは、側板6の外側面部6Aに設けられているが、側板6の内側面部6Bに設けられてもよい。或いは、主脚部15Aは、支持枠7を車軸として回転自在に設けられてもよいし、支持枠7に固定フレームを介して取り付けられてもよい。
補助脚車15Bは、車輪41の向き(転がり方向)が支軸45回りに変更自在な自在車であり、側板6の側面部6Sの内側(内側面部)6Bに連結支持されている。詳しくは、図9に示すように、補助脚車15Bは、車輪41と、支持金具42と、連結部43とを備えている。車輪41は、車軸44を介して支持金具42に枢支連結されている。支持金具42は、支軸45を介して連結部43に枢支連結されている。連結部43は、側板6の内側面部6Bに外側面部6A側からロックネジ17により固定されている。従って、補助脚車15Bは、ロックネジ17を取り外すことで、側板6から分離させることができる。
連結部43は、金具支持面43Aと、係合端部43Bとを有している。金具支持面43Aおよび係合端部43Bの形成面(基端面)相互は、90度の角度をもって配置されている。支軸45は、金具支持面43Aにその法線方向に延伸して設けられている。係合端部43Bは、略正四角柱状に形成されている。係合端部43Bの先端面には、ネジ軸46が設けられている。ネジ軸46は、係合端部43Bの先端面にその法線方向に延伸して設けられている。即ち、支軸45およびネジ軸46相互は、連結部43に90度の角度をもって配置されている。
一方、側板6の内側面部6Bには、係合端部43Bの形状に対応する略正四角柱状の凹没部47が形成されており、係合端部43Bは、上記凹没部47に嵌入係合される。このように、補助脚車15Bは、側板6の凹没部47に係合端部43Bを嵌入係合させると共に、ロックネジ17をネジ軸46に側板6の外側面部6A側から螺合接続させることで、側板6に対して回り止め状態で固定される。また、上記のように補助脚車15Bを側板6に固定させたとき、金具支持面43Aは、側板6の内側面部6Bに対して直角に配される。これにより、車輪41の支持金具42は、側板6の側面部6Sと平行な向きで側板6に支持される。即ち、補助脚車15Bは、側板6の側面部6Sに対して支軸45が平行となる向きで連結される。
また、凹没部47に対する係合端部43Bの差し込み向きを変更することで、側板6における車輪41の位置(支軸45の向き)を異ならせることができる。具体的には、図6に示すように、上記車の形態において、車輪41の位置が側板6の第2縁部12よりも内側(外周内側)となる向きで補助脚車15Bを側板6に連結固定させれば、4つの主脚車(固定車)15Aで前後方向に安定して走行可能な押し車に適した形態で使用することが可能となる。一方、図8に示すように、上記車の形態において、車輪41の位置が側板6の第2縁部12よりも外側(外周外側)となる向きで補助脚車15Bを側板6に連結固定させれば、後側2つの主脚車15Aと前側2つの補助脚車15Bとで前後左右自在に方向転換しながら走行可能な足蹴り車に適した形態で使用することが可能となる。
なお、本実施形態では、主脚車15Aは、側板6の外側面部6Aに対して縦回転可能に連結支持され、本体部2を前後方向へ移動可能に支持しているが、主脚車15Aとして第2縁部12に自在車が設けられ、本体部2を前後左右自在に移動可能に支持しているものとしてもよい。この場合、自在車は、第2縁部12に設けられた全ての主脚車15Aに適用してもよいし、第2縁部12の延在方向に並ぶ主脚車15Aのうちの一方にのみ適用してもよい。
図3に示すように、第3縁部13は、端面(外周端面)が側板6の外周外側に向かって湾曲する側方視略円弧状に形成されており、本体部2を後方に傾倒させたロッキング遊具の形態のとき、上記外周端面が載置面Pに当接され、本体部2を前後揺動可能に支持する。このように、本体部2は、側板6の外周縁部に、底部になり得る3つの辺(縁部)を有する側方視略三角形状に形成されており、前後所望の向きに転動させることで、複数種類の遊戯形態で使用することが可能となる。
図1~図5に示すように、側板6の側面部6Aには、第3縁部13寄りの位置に開口部16が設けられており、第3縁部13の一部範囲を幼児が把持可能な棒状に形成している。即ち、第3縁部13は、一部範囲が外周外側に向かって緩やかに湾曲する棒状に形成されており、滑り台の形態(図2参照)のときに、幼児が梯子4を登ったり降りたりする際の手摺となる。或いは、車の形態(図7参照)のときに、幼児が本体部2を押したり引いたりする際の持手部となる。
図4および図5に示すように、支持枠7は、略円筒状の棒体であり、左右の側板6相互間に亘って複数延設されている。即ち、左右の側板6相互は、複数の支持枠7によって連結されている。なお、図示を省略するが、支持枠7は、左右両端部に矩形状のフランジが形成されている。一方、側板6の内側面には、上記フランジを嵌入させるための矩形状の孔部が形成されており、支持枠7は、上記フランジを側板6の孔部に嵌入させることで、側板6に対して回り止め状態で連結支持される。また、支持枠7は、側板6の外側面側からロックネジ17により固定されており、ロックネジ17を取り外すことで、側板6と支持枠7とを分離することができる。
本実施形態の本体部2は、4つの支持枠7(第1支持枠7a、第2支持枠7b、第3支持枠7c、第4支持枠7d)を備えている。上記滑り台の形態において、第1支持枠7aおよび第2支持枠7bは、側板6の上寄りの位置にて前後略水平に離間して並設されている。第3支持枠7cおよび第4支持枠7dは、側板6の下寄りの位置にて前後略水平に離間して並設されている。
座部8は、側方視略L字状に形成された太幅板状の枠体であり、第1支持枠7aおよび第2支持枠7b相互間から下方に延長形成される第1縦枠部21と、第1縦枠部21の下端から後方に延長形成される第2縦枠部22とを備えている。また、座部8は、支持枠7の左右間中央部に配されており、側板6と座部8との間に、座部8に着座した幼児の脚を挿入可能な間隙を画成している。
第1縦枠部21は、上端部が第1支持枠7aおよび第2支持枠7bに連結支持され、下端部が第3支持枠7cに連結支持されている。第2縦枠部22は、前端部が第1縦枠部21の下端部に一体的に連結され、後端部が第4支持枠7dに連結支持されている。従って、図6および図7に示すように、滑り台の形態から本体部2を前方に傾倒させて成る車の形態のとき、第1縦枠部21は、本体部2の上下間の略中央位置にて前後方向に延在する。これにより、幼児は、第1縦枠部21の上面部に跨って着座可能となる。また、上記車の形態のとき、第2縦枠部22は、本体部2における前寄り(第1縁部11寄り)の位置にて上下方向に延在する。従って、第2縦枠部22の上端部にて左右に延在する第4支持枠7dは、第1縦枠部11に着座した幼児の前方に配され、車の形態のときに幼児が把持可能なハンドルとなる。第4支持枠7dには、その左右間中央部に、クラクション23が設けられており、上記車の形態のとき、幼児は、クラクション23を押して遊ぶこともできる。
一方、図8および図9に示すように、滑り台の形態から本体部2を後方に傾倒させて成るロッキング遊具の形態のとき、第1縦枠部21は、本体部2における上寄り(第2縁部12寄り)の位置にて前後方向に延在する。これにより、幼児は、第1縦枠部21の上面部に跨って着座可能となる。また、上記ロッキング遊具の形態のとき、第2縦枠部22は、本体部2における前寄り(第1縁部11寄り)の位置にて上下方向に延在する。従って、第2縦枠部22の上端部にて左右に延在する第3支持枠7cは、第1縦枠部21に着座した幼児の前方に配され、ロッキング遊具の形態のときに幼児が把持可能なハンドルとなる。
図4および図5に示すように、滑り板3は、左右の側縁上部に沿って隆起部24が形成された長尺の板体であり、その左右幅は、左右の側板6相互の離間距離(間隙の左右幅寸法)と略同一寸法に形成されている。滑り板3の上縁部には、上方に湾曲する断面略半円弧状の掛合フック25が設けられている。滑り台の形態のとき、滑り板3は、掛合フック25を第1支持枠7aに掛合させることで、本体部2の前部(側板6の第2縁部12側)に前下がりの状態で斜めに延設される(図1~図3参照)。なお、本実施形態では、滑り板3は、掛合フック25を有する基板部3Aと、基板部3Aの下縁部に枢支連結される下端部3Bとを備えており、本体部2から取り外し、下端部3Bを基板部3Aに重ねるように折り畳むことで、コンパクトに収納することができる。
梯子4は、左右一対の脚部26と、左右の脚部26相互間に亘って延設される複数(ここでは、2つ)のステップ部27とを備えている。脚部26の上端相互間には、上方に湾曲する断面略半円弧状の上枠部28が設けられている。滑り台の形態のとき、梯子4は、上枠部28を第2支持枠7bに掛合させることで、本体部2の後部に連設される(図1~図3参照)。
ステップ板5は、略長方形状の板体であり、その左右幅は、左右の側板6相互の内側離間距離(間隙の左右幅寸法)と略同一寸法に形成されている。ステップ板5の下面部には、複数の爪片29が設けられており、滑り台の形態のとき、第1支持枠7aおよび第2支持枠7b相互間に上方から掛合される。このように、ステップ板5は、爪片29を第1支持枠7aおよび第2支持枠7b相互間に掛合させることで、本体部2の上部における滑り板3の後方位置に配される(図1~図3参照)。なお、本実施形態では、車の形態およびロッキング遊具の形態で用いられる場合も滑り台の形態のときと同様、第1支持枠7aおよび第2支持枠7b相互間に取り付けられる(図7および図9参照)。
このように、上記第1の実施形態の幼児用遊具1は、本体部2と、本体部2に対して着脱可能に連設される滑り板3とを備え、滑り板3を本体部2に取り付けたり本体部2から取り外したりすることで、複数種類の遊戯形態に変形可能な幼児用遊具であって、本体部2は、左右に離間して配される一対の側板6と、側板6相互間に延設される複数の支持枠7と、支持枠7に連結支持され、幼児が跨って着座可能な座部8とを有し、側板6は、外周縁部に、滑り板3を本体部2に取り付けた第1形態(滑り台の形態)で用いられるときの底部となる第1縁部11と、滑り板3を本体部3から取り外した第2形態(車の形態)で用いられるときの底部となる第2縁部12とを有し、本体部2は、上記第2形態で用いられるときに本体部2を載置面Pにて走行可能に支持する脚車15を有している。
この構成によれば、滑り板3を本体部2に取り付けることで、滑り台として使用することができると共に、滑り板3を本体部2から取り外せば、足蹴り車や押し車として本体部2単体で使用することもできるから、短期間で飽きられ難い、複数種類の遊戯形態で使用可能な幼児用遊具を実現できる。
また、上記第1の実施形態の幼児用遊具1は、脚車15は、側板6に枢支連結される固定車(主脚部)15Aと、側板6に連結支持され、車輪41の向きが支軸45回りに変更自在な自在車(補助脚車)15Bと、を含み、自在車15Bは、側板6の側面部6Sに対して支軸45が平行となる向きで連結され、当該連結向きを変更することにより車輪41の位置を第2縁部12の内側と外側との間で変更可能に構成されている。
この構成によれば、滑り板3を本体部2から取り外した状態で、車輪41の位置が第2縁部12の内側となる向きで自在車15Bを側板6に連結させれば、固定車15Aで走行可能な押し車に適した形態で使用することができる。一方、車輪41の位置が第2縁部12の外側となる向きで自在車15Bを側板6に連結させれば、固定車15Aおよび自在車15Bで走行可能な足蹴り車に適した形態で使用することができる。これにより、一層飽きられ難い幼児用遊具を実現できる。
また、上記第1の実施形態の幼児用遊具1は、側板6は、外周縁部に、滑り板3を本体部2から取り外した第3形態(ロッキング遊具の形態)で用いられるときの底部となる第3縁部13をさらに有し、第3縁部13は、端面が側板6の外周外側に向かって湾曲する円弧状に形成されている。
この構成によれば、滑り板3を本体部2から取り外せば、ロッキング遊具(木馬型乗物)として本体部2単体で使用することもできるから、より多種類の遊戯形態で使用可能となる。
さらに、上記第1の実施形態の幼児用遊具1は、側板6は、側面部6Aにおける第3縁部13寄りの位置に、第3縁部13を把持可能とする開口部16が設けられている。
この構成によれば、第1縁部11を底部とする滑り台の形態(第1形態)や、第2縁部12を底部とする車の形態(第2形態)のとき、幼児が第3縁部13を手摺や持手部として把持することができるから、より使い勝手の良い幼児用遊具を実現できる。
また、上記第1の実施形態の幼児用遊具1は、第1縁部11に、上記第1形態で用いられるときに載置面Pに当接され、本体部2を載置面Pにて支持する台脚部14が設けられ、台脚部14は、車両のヘッドライトを模した形状に形成され、上記第2形態で用いられるときに本体部2の前部に配されることを特徴としている。
この構成によれば、第1縁部11を底部とする滑り台の形態(第1形態)のとき、台脚部14によって本体部2が載置面Pに対してより安定して起立保持されるから、安全性が向上する。一方、第2縁部12を底部とする車の形態(第2形態)のときは、台脚部14によって本体部2の外観に車両の印象が与えられるから、デザイン性も向上する。
<第2の実施形態>
上記第1の実施形態では、滑り台の形態、車の形態、およびロッキング遊具の形態に変形可能な幼児用遊具1を説明したが、図12~図16に示す第2の実施形態の幼児用遊具1Eは、第1の滑り台の形態、第2の滑り台の形態、およびロッキング遊具の形態に変形可能に構成されている。
詳しくは、図12~図16に示すように、第2の実施形態の幼児用遊具1Eは、本体部2Eと、滑り板3と、ステップ板5とを備えている。滑り板3およびステップ板5はそれぞれ、本体部2Eに対して着脱可能に連結されており、本体部2Eの所定位置に滑り板3およびステップ板5を取り付けることで、図12および図13に示す第1の滑り台の形態(第1形態)や、図17および図18に示す第2の滑り台の形態(第2形態)とすることが可能となる。また、本体部2から滑り板3を取り外し、本体部2を後方に傾倒させることで、図19および図20に示すロッキング遊具の形態(第3形態)とすることもできる。このように、本実施形態の幼児用遊具1Eは、滑り板3を着脱することで、複数種類の遊戯形態に変形させることができる。
なお、本実施形態では、上記第1の滑り台の形態を基本形態として、載置面Pに直交する方向を上下方向、載置面Pに平行で且つ滑り板3の延長方向を前後方向、載置面Pに平行で且つ滑り板3の幅方向を左右方向とする。
図15および図16に示すように、本体部2Eは、左右一対の側板6Eと、複数の支持枠7と、座部8Eとを備えている。側板6Eは、側方視略L字状の板体であり、左右方向に所定の間隔を存して対面配置され、支持枠7により連結されている。また、側板6Eは、外周縁部に、第1の滑り台の形態で用いられるときの底部となる第1縁部51と、第2の滑り台で用いられるときの底部となる第2縁部52と、所謂木馬型乗物としてロッキング遊具の形態で用いられるときの底部となる第3縁部53とを有している。
図14に示すように、第1縁部51は、端面が側方視略直線状に形成されており、第1の滑り台の形態のときに載置面Pに対して直線状に当接され、本体部2Eを支持する。
第2縁部52は、端面(外周端面)に、第1縁部51の前端側から側板6Eの前上方(外周外側)に向かって円弧状に湾曲する第1凸面部52Aと、側板6Eの上端部から前方に向かって円弧状に湾曲する第2凸面部52Bとが設けられており、本体部2Eを前方に傾倒させた第2の滑り台の形態のとき、第1凸面部52Aおよび第2凸面部52Bの二点が載置面Pに当接され、本体部2Eを支持する。
第3縁部53は、端面(外周端面)が側板6Eの外周外側に向かって湾曲する側方視略円弧状に形成されており、本体部2Eを後方に傾倒させたロッキング遊具の形態のとき、上記外周端面が載置面Pに当接され、本体部2Eを前後揺動可能に支持する。このように、本体部2Eは、側板6Eの外周縁部に、底部になり得る3つの辺(縁部)を有する側方視略三角形状に形成されており、前後所望の向きに転動させることで、複数種類の遊戯形態で使用することが可能となる。
図15および図16に示すように、支持枠7は、第1の実施形態と同様、略円筒状の棒体であり、左右の側板6E相互間に亘って複数延設され、側板6Eの外側面側からロックネジ17により固定されている。
本実施形態の本体部2Eは、6つの支持枠7(第1支持枠7a、第2支持枠7b、第3支持枠7c、第4支持枠7d、第5支持枠7e、第6支持枠7f)を備えている。上記第1の滑り台の形態において、第1支持枠7aおよび第2支持枠7bは、側板6Eの上寄りの位置にて前後略水平に離間して並設されている。第3支持枠7cは、側板6Eの下寄り前方(第1凸面部52A寄り)の位置に設けられている。第4支持枠7dおよび第5支持枠7eは、側板6Eの下寄りの位置にて前後略水平に離間して並設されている。第3支持枠7cおよび第4支持枠7dは、側板6Eの下寄りの位置にて前後略水平に離間して並設されている。第5支持枠7fは、側板6Eの後寄りの位置における第1支持枠7aおよび第2支持枠7b相互間の略中央の高さ位置に設けられている。
図13および図16に示すように、第5支持枠7fは、前後方向に長い偏平な断面円筒状に形成されており、第1の滑り台の形態において、幼児がステップ板5上に登る際の足掛部(ステップ)となる。
図15に示すように、座部8Eは、側方視略L字状に形成された太幅板状の枠体であり、第1支持枠7aから下方に延長形成される第1縦枠部61と、第1縦枠部61の下端から前方(第3支持枠7c側)に延長形成される第2縦枠部62とを備えている。即ち、座部8Eは、第1支持枠7aから第3支持枠7cに向かって略L字状に延長形成されている。また、座部8Eは、第1の実施形態の座部8と同様、支持枠7の左右間中央部に配されており、側板6Eと座部8Eとの間に幼児の脚を挿入可能な間隙を画成している。
第1縦枠部61の上端部は、第1支持枠7aに連結支持されている。第2縦枠部62の前端部は、第3支持枠7cに連結支持されている。従って、図19および図20に示すように、第1の滑り台の形態から本体部2Eを後方に傾倒させて成るロッキング遊具の形態のとき、第1縦枠部61は、本体部2Eの上下間の略中央位置にて前後方向に延在する。これにより、幼児は、第1縦枠部61の上面部に跨って着座可能となる。また、上記ロッキング遊具の形態のとき、第2縦枠部62は、本体部2Eにおける前寄り(第1縁部51寄り)の位置にて上下方向に延在する。従って、第2縦枠部62の上端部にて左右に延在する第3支持枠7cは、第1縦枠部61に着座した幼児の前方に配され、ロッキング遊具の形態のときに幼児が把持可能なハンドルとなる。第3支持枠7cには、第1の実施形態の第4支持枠7dと同様、左右間中央部に、クラクション23が設けられており、上記ロッキング遊具の形態のとき、幼児は、クラクション23を押して遊ぶこともできる。
図15および図16に示すように、滑り板3は、第1の実施形態の滑り板3と同様に構成されており、第1の滑り台の形態のとき、後端部の掛合フック25を第1支持枠7aに掛合させることで、本体部2Eの前部(側板6Eの第2縁部52側)に前下がりの状態で斜めに延設される(図12~図15参照)。また、第2の滑り台の形態で用いられる場合、滑り板3は、前方に傾倒させた状態の本体部2Eの第6支持枠7fに掛合フック25を掛合させる。これにより、滑り板3は、本体部2Eの前部(側板6Eの第3縁部53側)に前下がりの状態で斜めに延設される(図17および図18参照)。なお、図示しないが、第2の滑り台の形態として、滑り板3は、前方に傾倒させた状態の本体部2Eの第5支持枠7e(図18参照)に掛合フック25を掛合させ、本体部2Eの後部(側板6Eの第1縁部51側)に後下がりの状態で斜めに延設させるようにしてもよい。
また、滑り板3は、第1の実施形態の滑り板3と同様、折り畳み可能に構成されており、第1の滑り台の形態において、本体部2Eから取り外して上記のように折り畳み、本体部2Eにおける第1支持枠7aおよび第2支持枠7b相互の間隙(座部8Eの第1縦枠部61の後部の空間)にその上方から差し込むことによって、本体部2Eに対して起立状態で保持させることができる。これにより、滑り板3は、本体部2Eと共にコンパクトに収納することができる。
本実施形態では、第2の滑り台の形態における載置面Pから第6支持枠7fまでの鉛直距離は、第1の滑り台の形態における載置面Pから第1支持枠7aまでの鉛直距離よりも短くなるように構成されている。従って、第2の滑り台の形態のとき、滑り板3の掛止高さは、第1の滑り台の形態のときよりも低く設定される。即ち、第2の滑り台の形態における滑り板3の傾斜は、第1の滑り台の形態における滑り板3の傾斜よりも緩やかに設定される。
ステップ板5は、第1の実施形態のステップ板5と同様に構成されており、第1の滑り台の形態のとき、下面部の爪片29を第1支持枠7aおよび第2支持枠7b相互間に上方から掛合させることで、本体部2Eの上部における滑り板3の後方位置に配される(図12および図13参照)。また、第2の滑り台の形態で用いられる場合、ステップ板5は、爪片29を第5支持枠7eおよび第6支持枠7f相互間に掛合させることで、滑り板3の上縁部の後方位置に配される(図17および図18参照)。一方、ロッキング遊具の形態で用いられる場合、ステップ板5は、爪片29を第5支持枠7eおよび第6支持枠7f相互間に本体部2Eの内側から掛合させることで、座部8Eの下方位置に配され、幼児が座部8Eに跨って着座したときのフットレストとなる(図19および図20参照)。
本実施形態の幼児用遊具1Eは、本体部2Eの左右の側板6E相互間に6つの支持枠7が前後および上下に所定の間隔を存して横設されており(図15および図16参照)、第2の滑り台の形態において、本体部2Eから滑り板3およびステップ板5を取り外すことで、幼児が支持枠7を使って本体部2Eに登り降りして遊ぶジムの形態(山型遊具)とすることもできる。なお、上記ジムの形態にしたとき、側板6Eの第2縁部52(52A,52B)が本体部2Eの底部となる。従って、本体部2Eは、載置面Pに対して安定して起立保持される。
このように、上記第2の実施形態の幼児用遊具1Eは、本体部2Eと、本体部2Eに対して着脱可能に連設される滑り板3とを備え、滑り板3を本体部2Eに取り付けたり本体部2Eから取り外したりすることで、複数種類の遊戯形態に変形可能な幼児用遊具であって、本体部2Eは、左右に対面して配される一対の側板6Eと、側板6E相互間に延設される複数の支持枠7と、支持枠7に連結支持され、幼児が跨って着座可能な座部8Eとを有し、側板6Eは、外周縁部に、滑り板3を第1の支持枠7(第1支持枠7a)に取り付けた第1形態(第1の滑り台の形態)で用いられるときの底部となる第1縁部51と、滑り板3を第2の支持枠7(第6支持枠7f)に取り付けた第2形態(第2の滑り台の形態)で用いられるときの底部となる第2縁部52と、滑り板3を本体部2Eから取り外した第3形態(ロッキング遊具の形態)で用いられるときの底部となる第3縁部53とを有し、第3縁部53は、端面が側板6Eの外周外側に向かって湾曲する円弧状に形成されている。
この構成によれば、滑り板3を本体部2Eに取り付けることで、滑り台として使用することができると共に、滑り板3を本体部2から取り外せば、ロッキング遊具(木馬型乗物)として本体部2E単体で使用することもできるから、短期間で飽きられ難い、複数種類の遊戯形態で使用可能な幼児用遊具を実現できる。また、このものでは、本体部2Eに対する滑り板3の取り付け位置を変えることで、異なる形態の滑り台として使用することができるから、より多種類の遊戯機能を手軽に使用可能となる。
1 幼児用遊具
2 本体部
3 滑り板
6 側板
7 支持枠
8 座部
11 第1縁部
12 第2縁部
15 脚車
P 載置面

Claims (6)

  1. 本体部と、前記本体部に対して着脱可能に連設される滑り板と、を備え、前記滑り板を前記本体部に取り付けたり前記本体部から取り外したりすることで、複数種類の遊戯形態に変形可能な幼児用遊具であって、
    前記本体部は、左右に離間して配される一対の側板と、前記側板相互間に延設される複数の支持枠と、前記支持枠に連結支持され、幼児が跨って着座可能な座部と、を有し、
    前記側板は、外周縁部に、前記滑り板を前記本体部に取り付けた第1形態で用いられるときの底部となる第1縁部と、前記滑り板を前記本体部から取り外した第2形態で用いられるときの底部となる第2縁部と、を有し、
    前記本体部は、前記第2形態で用いられるときに前記本体部を載置面にて走行可能に支持する脚車を有する、幼児用遊具。
  2. 前記脚車は、前記側板に枢支連結される固定車と、前記側板に連結支持され、車輪の向きが支軸回りに変更自在な自在車と、を含み、
    前記自在車は、前記側板の側面部に対して支軸が平行となる向きで連結され、当該連結向きを変更することにより車輪の位置を前記第2縁部の内側と外側との間で変更可能に構成された、請求項1に記載の幼児用遊具。
  3. 前記側板は、外周縁部に、前記滑り板を前記本体部から取り外した第3形態で用いられるときの底部となる第3縁部をさらに有し、
    前記第3縁部は、端面が前記側板の外周外側に向かって湾曲する円弧状に形成された、請求項1に記載の幼児用遊具。
  4. 前記側板は、側面部における前記第3縁部寄りの位置に、前記第3縁部を把持可能とする開口部が設けられた、請求項3に記載の幼児用遊具。
  5. 前記第1縁部に、前記第1形態で用いられるときに載置面に当接され、前記本体部を前記載置面にて支持する台脚部が設けられ、
    前記台脚部は、車両のヘッドライトを模した形状に形成され、前記第2形態で用いられるときに前記本体部の前部に配される、請求項1~4のいずれか1項に記載の幼児用遊具。
  6. 本体部と、前記本体部に対して着脱可能に連設される滑り板と、を備え、前記滑り板を前記本体部に取り付けたり前記本体部から取り外したりすることで、複数種類の遊戯形態に変形可能な幼児用遊具であって、
    前記本体部は、左右に対面して配される一対の側板と、前記側板相互間に延設される複数の支持枠と、前記支持枠に連結支持され、幼児が跨って着座可能な座部と、を有し、
    前記側板は、外周縁部に、前記滑り板を第1の前記支持枠に取り付けた第1形態で用いられるときの底部となる第1縁部と、前記滑り板を第2の前記支持枠に取り付けた第2形態で用いられるときの底部となる第2縁部と、前記滑り板を前記本体部から取り外した第3形態で用いられるときの底部となる第3縁部と、を有し、
    前記第3縁部は、端面が前記側板の外周外側に向かって湾曲する円弧状に形成された、幼児用遊具。
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