JP2006224960A - 組立式走行体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが異なる仕様を求めることが可能なように構造を変更することを許容し、かつユーザが車両フレームを自ら組み立てる楽しみを享受できるようにする組立式走行体を提供する。
【解決手段】フレーム構造体3に乗載部5が設けられている。フレーム構造体3は、複数のフレーム部材6、7、8が互いに分解可能な状態で組み立てられた構成である。第1のフレーム部材6は、フレーム部9とハンドルシャフト支持部10とを有する。ハンドルシャフト支持部10は、フレーム部9の複数通りの異なった姿勢のもとでそれぞれハンドルシャフト59を支持可能である。フレーム構造体3は、第1のフレーム部材6の異なった姿勢に対応した複数種類の組立構造をとることが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は組立式走行体に関し、複数のフレーム部材を互いに分解可能な状態で組み立てることによって構成されるたとえば三輪車などの、組立式走行体に関する。
運搬可能な車両および/またはスポーツ用具として使用するために、三輪車、自転車、キックスクータなどのさまざまな車両が市販されている。そのなかでも、子供用三輪車は、子供が座って推進させるための小型車両である(特許文献1)。キックスクータは、ユーザがそれに片脚を載せて立ち、もう一方の脚で床を蹴ると床上を移動可能な車付きデバイスである(特許文献2)。
上述のさまざまな車両(運搬具)は、それぞれ異なった構造となるように設計され、製造され、販売される。消費者は、異なる目的のために、それぞれ異なる車両(運搬具)を購入しなければならない。このため、多数の車両を購入することになって、相応の多額の金銭を費やさなければならない可能性がある。さらに、これらの従来の車両(運搬具)は、一般にすぐ使えるように工場で完全に組み立てられるため、消費者が自作する機能を楽しむ余地はない。
特開2002−120785号公報 特開2002−058775号公報
本発明は、こうした状況に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ユーザが異なる仕様を求めることが可能なように構造を変更することを許容し、かつユーザが車両フレームを自ら組み立てる楽しみを享受できるようにする組立式走行体を提供することにある。
この目的を達成するため本発明の組立式走行体は、フレーム構造体と、前側の車輪と、後側の車輪と、いずれかの車輪を操舵するためのハンドルシャフトと、ユーザが乗るための乗載部とを備え、乗載部はフレーム構造体に設けられており、フレーム構造体は複数のフレーム部材が互いに分解可能な状態で組み立てられた構成であり、複数のフレーム部材のうちの第1のフレーム部材は、フレーム部とハンドルシャフト支持部とを有し、ハンドルシャフト支持部は、フレーム部の複数通りの異なった姿勢のもとでそれぞれハンドルシャフトを支持可能なように構成され、フレーム構造体は、第1のフレーム部材の異なった姿勢に対応した複数種類の組立構造をとることが可能とされているようにしたものである。
ハンドルシャフト支持部は、ハンドルシャフトを通して回転自在に支持可能な複数の孔部を有し、これら複数の孔部はそれぞれ異なる方向に形成することができる。
複数のフレーム部材は、一方のフレーム部材に形成されたはめ合い孔に、他方のフレーム部材に形成された突起を挿入した状態で、このはめ合い穴への突起の挿入部がねじ締結されることで、互いに分解可能な状態で組み立てられた構成とすることができる。
乗載部は、第1のフレーム部材の第1の姿勢に対応したフレーム構造体の第1の組立構造においてユーザが着座可能であるとともに、第1のフレーム部材の第2の姿勢に対応したフレーム構造体の第2の組立構造において、前記着座可能に構成されたときよりも低い位置でユーザが立ち乗り可能とすることができる。
本発明によれば、ハンドルシャフトは前側の車輪を操舵するものであり、第1のフレーム部材のほかに第2のフレーム部材と第3のフレーム部材とを有し、第2のフレーム部材は、その後部で後側の車輪を支持するように構成され、
フレーム構造体の第1の組立構造において、第1のフレーム部材のフレーム部は前側の車輪から後ろ側の車輪に向かう方向に配置され、第2のフレーム部材はその前部が第1のフレーム部材のフレーム部に連結され、第3のフレーム部材は、第1のフレーム部材のフレーム部の後部に連結されるとともに、第2のフレーム部材における第1のフレーム部材との連結部と後側の車輪の支持部との間の部分に連結され、乗載部は第1および、または第3のフレーム部材に取り外し可能な状態で設けられ、
フレーム構造体の第2の組立構造において、第1のフレーム部材のフレーム部はハンドルシャフト支持部から下向きに配置され、第2のフレーム部材は、その前部が第1のフレーム部材のフレーム部の下部に連結されるともに、この第1のフレーム部材との連結部から、後側の車輪を支持する後部に向かう水平方向に配置され、第3のフレーム部材は使用されず、乗載部は第2のフレーム部材に取り外し可能な状態で設けられるものであるようにすることができる。
本発明によれば、乗載部がフレーム構造体にねじ締結されているようにすることができる。
本発明によれば、前側の車輪が一輪構造であるとともに、後側の車輪を一輪構造と二輪構造とに組み立て替え可能であるようにすることができる。
本発明によれば、前側および後側の車輪は、周方向に沿って複数に分割された分割体が、分割可能に一体化されたものであるようにすることができる。
本発明によれば、前側および後側の車輪は、その外周に沿って弾性体が配置されているようにすることができる。
本発明によれば、車軸を有し、前側および後側の車輪は、ねじによって前記車軸に回転自在に取り付けられているようにすることができる。
本発明によれば、ねじを操作するための工具が装着されているようにすることができる。
本発明によれば、ハンドルシャフト支持部は、ハンドルシャフトを通して回転自在に支持可能な複数の孔部を有し、これら複数の孔部はそれぞれ異なる方向に形成されており、ハンドルシャフトを通していない孔部を塞ぐための蓋が設けられており、この蓋が工具の機能を有するようにすることができる。
本発明によれば、ハンドルを有し、このハンドルは、ハンドルシャフトに取り付けられる中央部と、この中央部から側方に向かう一対のハンドルアームとを有し、ハンドルアームのグリップ部は高さ方向に沿って中央部とは異なる位置に配置されており、前記ハンドルは、互いに反転した2種類の状態で、ハンドルシャフトに対し取り外し可能な状態で取り付けられるものであることで、高さ方向に沿ったグリップ部の位置を変更可能とされているようにすることができる。
本発明の、室内走行用の三輪車などの遊戯用走行体に用いられる車輪は、周方向に沿って複数に分割された分割片が、分割可能に一体化されたものであることを特徴とする。
この車輪は、外周に沿って弾性体が配置されているようにすることができる。
本発明の組立式走行体によれば、フレーム構造体は複数のフレーム部材が互いに分解可能な状態で組み立てられた構成であり、複数のフレーム部材のうちの第1のフレーム部材は、フレーム部とハンドルシャフト支持部とを有し、ハンドルシャフト支持部は、フレーム部の複数通りの異なった姿勢のもとでそれぞれハンドルシャフトを支持可能なように構成され、フレーム構造体は、第1のフレーム部材の異なった姿勢に対応した複数種類の組立構造をとることが可能とされているものであるため、ユーザが走行体の異なる仕様を求めることが可能なように走行体の構造を変更することができ、かつユーザがフレーム構造体を自ら組み立てる楽しみを享受することができる。
図1〜図6には、本発明にもとづく走行体を、室内などで用いられる遊戯用の三輪車として構成したものを示す。この三輪車は、後述する車軸およびそれに関連した部品を除く、他のすべての部品を、合成樹脂によって形成することができる。
この三輪車は、一つの前輪1と、一対の後輪2、2と、フレーム構造体3と、前輪1を操舵するためのハンドル構造体4と、幼児などのユーザが座るためのサドルを構成する乗載部5とを有する。なお、ペダルは存在せず、ユーザは室内の床などを蹴ることによって走行体を走行させる。
フレーム構造体3は、第1のフレーム部材6と、第2のフレーム部材7と第3のフレーム部材8とが、互いに分解可能な状態で組み立てられている。
第1のフレーム部材6は、図1〜図6および図7に示すように、横断面矩形状のフレーム部9と、中空球状のハンドルシャフト支持部10とを一体に有した構成である。
フレーム部9は逆への字形に形成され、ハンドルシャフト支持部10はフレーム部9の前端に設けられている。図1〜図6に示す姿勢においては、フレーム部9のへの字の長辺は水平に位置し、そのフレーム部9の後端面には後ろ向きの矩形状のはめ合い孔11が形成され、かつ、その状態のフレーム部9におけるへの字の長辺の部分には、下向きの矩形状のはめ合い孔12が形成されている。フレーム部9において、はめ合い孔11、12が形成されている部分には、これらのはめ合い孔11、12と直交する水平方向の貫通孔13、14がそれぞれ形成されている。また貫通孔13と貫通孔14との間の位置におけるフレーム部9の部分には、上下方向の貫通孔15が形成されている。
ハンドルシャフト支持部10は、中空球体16によって形成されている。この中空球体16には、第1の軸心方向17の軸受部18と、第1の軸心方向17とは方向が異なる第2の軸心方向19の軸受部20とが一体に形成されている。各軸受部18、20は、中空球体16の径方向の一端部および他端部の一対の位置に、それぞれ、中空球体16から径方向に突出するように一体に形成された軸受ボス21を有するとともに、各軸受ボス21に対応した位置に所定幅の摺動面22をそれぞれ有した構成である。
第2のフレーム部材7は、図1〜図6および図8に示すように、第1のフレーム部材6のフレーム部9と同様に横断面矩形状に形成されたフレーム部25と、平面視でU字形を呈する後輪支持部26とを一体に有した構成である。
フレーム部25は、J字形に形成され、そのJ字の先端湾曲部の突端には、第1のフレーム部材6の前側のはめ合い孔12にはめ込み可能な横断面矩形状の突起27が一体に形成されている。図3に詳しく示すように、突起27をはめ合い孔12に挿入したときには、突起27を除くフレーム部25の端面は、第1のフレーム部材6のフレーム部9の下辺に接するようにされている。突起27には貫通孔28が形成されており、この貫通孔28は、突起27をはめ合い孔12に挿入したときに第1のフレーム部材6の貫通孔15に揃って位置するように形成されている。
このように突起27をはめ合い孔12に挿入したときに、第2のフレーム部材7のフレーム部25は、そのJ字の真直部29がフレーム構造体3の後側に向けて下向きに傾斜した姿勢となる。フレーム部25のJ字の真直部29における後輪支持部26の近傍の部分には、フレーム部25がこの姿勢となったときに上下方向の向きとなる横断面矩形状のはめ合い孔30が形成されている。またフレーム部25には、はめ合い孔30と直交する水平方向の貫通孔31が形成されている。
フレーム部25におけるJ字の先端湾曲部とはめ合い孔30との間には、下向きに開口した横断面円形のキャスタ収容凹部32が形成されている。このキャスタ収容凹部32には偏心キャスタ33が設けられている。この偏心キャスタ33は、その回転輪がフレーム部よりも下側に突出した状態で設けられている。
後輪支持部26は左右一対の軸受部34、34を有し、これらの軸受部34、34によって後輪2、2が回転自在に支持されるように構成されている。各軸受部34の下端には、それぞれ補助輪35が回転自在に支持されている。36は補助輪35のための軸受部で、軸受部34の外周においてこの軸受部34と一体に形成されている。
第3のフレーム部材8は、図1〜図6および図9に示すように、丁の字形に形成されて、丁の字を構成する真直部40と湾曲部41とを有している。
真直部40の一端には、第1のフレーム部材6の後側のはめ合い孔11にはめ込み可能な横断面矩形状の突起42が一体に形成されている。図3に詳しく示すように、突起42をはめ合い孔11に挿入したときには、突起42を除く真直部40の一端面は、第1のフレーム部材6のフレーム部9の端面に接するようにされている。これにより、突起42をはめ合い孔11に挿入したときには、真直部40は、第1のフレーム部材6のフレーム部9に続けて後方へ水平方向に延びるように配置される。突起42には貫通孔43が形成されており、この貫通孔43は、突起42をはめ合い孔11に挿入したときに第1のフレーム部材6の貫通孔13に揃って位置する。
第3のフレーム部材8の湾曲部41の先端には、横断面矩形状の突起44が形成されている。そして湾曲部41は、真直部40が第1のフレーム部材6のフレーム部9に続けて後方へ水平方向に延びるように配置されたときに、この真直部40から下向きに配置され、そのときに突起44を、上述のように傾斜した姿勢の第2のフレーム部材7のフレーム部25における上下方向のはめ合い孔30にはめ込み可能である。図3に詳しく示すように、突起44をはめ合い孔30にはめ込んだときには、突起44を除く湾曲部41の端面は、フレーム部25の上辺に接するようにされている。突起44には貫通孔45が形成されており、この貫通孔45は、突起44をはめ合い孔30にはめ込んだときに第2のフレーム部材7の貫通孔31に揃って位置する。
真直部40の他端には、この真直部40が第1のフレーム部材6のフレーム部9に続けて後方へ水平方向に延びるように配置されたときに、この真直部40から上向きに突出する突部46が一体に形成されている。この突部46の上面47は平らに形成され、この上面47と真直部40との間には、真直部40の一端側すなわち突起42の形成側に向けて開口する凹部48が形成されている。
以上により、第1〜第3のフレーム部材6〜8が互いに連結された構成が得られる。50は固定ねじで、図10に示すように、ヘッド51を有したシャフト52を備えるとともに、ヘッド53を有してシャフト52に端部からねじ込まれる外ねじ54を備えた構成である。ヘッド51、53にはすり割り55が形成されている。
この固定ねじ50を互いに揃った状態の貫通孔14、28に通して締結することで、第1のフレーム部材6と第2のフレーム部材7とが互いに固定され、また互いに揃った状態の貫通孔13、43に通して締結することで、第1のフレーム部材6と第3のフレーム部材8とが互いに固定され、さらに互いに揃った状態の貫通孔31、45に通して締結することで、第2のフレーム部材7と第3のフレーム部材8とが互いに固定され、それによってフレーム構造体3が構成される。なお、第1のフレーム部材6のフレーム部9の貫通孔13、14と、第2のフレーム部材7のフレーム部25の貫通孔31とには、固定ねじ50のヘッド51、53がはまり込み可能な座部56が形成されており、これによって各ヘッド51、53が各フレーム部材6、7からあまり突出しないように構成されている。
次にハンドル構造体4について説明する。図1〜図6および図11に示すように、ハンドル構造体4は、前輪1を支持するためのフォーク58とハンドルシャフト59とが一体に形成された構成である。ハンドルシャフト59は、横断面が円形に形成された下側のシャフト部60と、シャフト部60よりも小径であるとともに横断面が小判形などの非円形に形成された上側の異形部61とを一体に有している。異形部61の上端には外ねじ62が形成されている。
シャフト部60は、第1のフレーム部材6の中空球体16における二つの軸受部18、20のいずれかに選択的に通されて、摺動面22によって回転自在に支持されるように構成されている。図1〜図6に示すように三輪車を構成する場合は、シャフト部60は、第1の軸心方向17の軸受部18によって支持される。フォーク58の上端におけるハンドルシャフト59との連結部の周囲には座部63が形成されており、この座部63によって、第1のフレーム部材6の中空球体16を、その軸受ボス21の端面にて相対的に回転自在に支持可能とされている。異形部61は、シャフト部60が中空球体16によって支持されたときに、この中空球体16から上方へ突出するように構成されている。そして、この突出状態の異形部61にスリーブ64が外ばめされ、かつスリーブ64よりも上側の位置でハンドル65が外ばめされている。スリーブ64とハンドル65とには、異形部61にはまり合う異形孔66、67がそれぞれ形成されており、それによってハンドルシャフト59と一体に回転できるように構成されている。スリーブ64の下端にはフランジ68が形成されており、このフランジ68は、中空球体16の軸受部18の軸受ボス21からわずかに突出した状態のシャフト部60の上端面69に接するように構成されている。異形部61にハンドル65を外ばめしたときには、外ねじ62が、このハンドル65から上方へ突出する。70はねじキャップで、このように突出した外ねじ62にねじ合わされることで、スリーブ64とハンドル65とを、このねじキャップ70とシャフト部60の上端面69との間に挟みこんだ状態で固定可能である。以上によってハンドル構造体4が構成され、このハンドル構成体4は、フレーム構造体3の中空球体16の第1の軸心のまわりに回転自在である。
ハンドル65は、ハンドルシャフト59の異形部61にはまり合うことでこの異形部61に取り付けられる円形の中央部71と、この中央部71から側方に突出する一対のハンドルアーム72、72と、各ハンドルアーム72、72の先端に設けられたグリップ部73、73とを有する。グリップ部73、73は、たとえば発泡樹脂などの柔軟な樹脂によって形成することができる。ハンドルアーム72、72は、高さ方向に沿った中央部71とグリップ部73、73との位置が互いに相違するように、上下方向に曲がった形態で形成されている。
中空球体16は、一方の軸受部18にハンドルシャフト59を通して支持した場合には、他方の軸受部20は使用する必要がない。75は、このような使用しない方の軸受部20を塞ぐキャップである。図12および図13に示すように、このキャップ75は、軸受部20の摺動面22にはめ込まれる挿入部76と、フランジ77とを有し、ばね弾性を有した引掛り部などを備えることによって軸受部20に装着可能である。挿入部76の先端には、固定ねじ50のヘッド51、53のすり割り55にはめ込み可能な突起78が一体に形成されている。すなわち、キャップ75は、固定ねじ50を回転操作するための工具としての機能も有する。フランジ77の外周には、工具としてのキャップ75を手で回すときのすべり止めとしての凹凸79が形成されている。
前輪1および後輪2は、図14〜図15に詳細に示すように、周方向に沿って複数に分割された分割体80が、分割可能に一体化された構成である。以下、詳細に説明する。
各分割体80は、図14に示すように、一対の分割ピース81、81を組み合わせた構成である。すなわち、各分割ピース81は、それぞれ同じ形状であるが、立体的な扇形に形成され、平面状の内周壁82と、曲面上の外周壁83と、これら内周壁82と外周壁83の端部どうしを連結する一対の径方向壁84、84と、立体的な扇形の一面を塞ぐとともに前輪1および後輪2の側面を形成する側壁85とを有している。そして分割ピース81において、側壁85が形成された部分と反対側の部分には、重量軽減のための凹部86が形成されている。また側壁85が形成された部分と反対側の部分において、内習壁82と外周壁83と径方向壁84、84との端面がそれぞれ面一に形成されることで、合わせ端面87を形成している。
分割ピース81には、孔部88を有した円筒状のボス89が形成されている。ボス89の端面90は、合わせ端面87と同一平面上に形成されている。また分割ピース81には、円筒状の突起91が、合わせ端面87から突出した状態で形成されている。突起91の周囲には、合わせ端面87と同一平面上に形成された端面92が設けられている。
側壁85は、外周壁83を越えた位置まで形成されている。93は、その越えた部分である。外周壁83には、合わせ端面87から入り込む方向の複数の凹部94が、外周壁83の長さ方向に沿って間隔をおいた位置に形成されている。
95は踏面形成体で、軟質樹脂などの弾性体によって形成されている。この踏面形成体95は、側壁85における外周壁83を越えた部分93に対応する位置において、この部分93と外周壁83とに沿って配置されている。また踏面形成体95は、越えた部分93から外周壁83の端面すなわち合わせ端面87までの高さの2倍の高さで形成されるとともに、凹部94への入り込み部96と、外周壁83に接した状態で分割ピース81の凹部86に収容されかつ入り込み部96よりも大きく形成された引掛り部97とを一体に有している。
一対の分割ピース81、81の合わせ端面87、87どうしを向かい合わせると、一方の分割ピース81のボス89の孔部88に他方の分割ピース81の突起91をはめ込むことができる。これにより、一対の分割ピース81、81どうしの間にはめ合い部が2箇所形成されることになって、これら分割ピース81、81どうしを互いに位置決めした状態で一体化可能である。このとき上記のように突起91が孔部88に挿入されるとともに、分割ピース81、81の合わせ端面87、87どうしが接し、かつボス89の端面90と突起91の周囲の端面92とが接することで、確実な一体化が可能である。
分割ピース81、81どうしを一体化させると、踏面形成体95は、その入り込み部96が両方の分割ピース81、81の凹部94に入り込み、また引掛り部97は両方の分割ピース81、81の側壁85、85に引掛り可能である。これにより、踏面形成体95は、外周壁83、83よりも外側における越えた部分93、93どうしの間に、抜出しを防止した状態で確実に保持されることになる。このとき、踏面形成体95の表面は、越えた部分93、93よりも外周壁83、83から遠い位置に配置される。すなわち、踏面形成体95の表面は、越えた部分93、93よりも外側に突出した位置に配置される。
このように分割ピース81、81どうしを一体化させたときに側壁85の表面となる部分には、外周壁83と同心状の横断面矩形状の溝部98が形成されている。
図16は前輪1および後輪2のハブ100を示す。このハブ100は、中心部の筒状体101と、この筒状体101に外ばめされる一対のベース体102、102と、各ベース体102、102とそれぞれ一体に形成された円形のカバー103、103と、一対のナット104とを有した構成である。詳細には、筒状体101は、その中心部に円形断面の貫通孔105を有するとともに、その外周が多角柱状たとえば図示のような六角柱状に形成されている。筒状体101の両端には、外ねじ106が形成されている。ベース体102は、筒状体101の六角柱状の部分の約半分の長さで形成され、この筒状体101に外ばめ可能な横断面六角形状の孔部107を有するとともに、それに対応した六角柱状の角形の外周面108を有している。孔部107は、ベース体102のみならずカバー103にもわたる貫通状態で形成されている。カバー103には横断面矩形状の環状突起109が同心一体状に形成されている。ナット104は、筒状体101の外ねじ106にねじ合わせ可能であるとともに、そのねじ合わせ時に、孔部107の周囲におけるカバー103の縁部に対応して位置することが可能とされている。
図17に示すように、前輪1および後輪2の各分割体80は、内周壁82をベース体102の外周面108の平面部に接触させた状態で、このベース体102の周囲に沿って複数を配置可能であり、これによって車輪を構成するために環状に配置される。このとき、分割体80の溝部98にカバー103の環状突起109がはまり込み可能である。これによって、環状に配置された複数の分割体80のそれぞれがベース体102およびカバー103に対して位置決めされるので、これら複数の分割体80を一対のカバー103によって両側から挟み込むことで、車輪としての一体化が可能である。そして、ベース体102の内部に筒状体101を通し、その両端の外ねじ106、106にナット104、104をねじ合わせて締結することで、車輪が一体化状態に固定されて保持されることになる。
これによって、前輪1および後輪2が組み立てられる。なお、ナット104を操作することで、前輪1および後輪2の分解および組み立てを容易に行うことができる。このとき、たとえば複数の分割体80としてそれぞれの色彩の異なるものを用いれば、分解および組立を行うごとに車輪の周方向に沿った各分割体の位置を変化させることで、車輪の色彩デザインを変更して楽しむことができる。
図18は、一対の後輪2、2の支持構造の詳細を示す。ここで111は車軸で、金属製の中空の丸棒によって形成されるとともに、フレーム構造体3の第2のフレーム部材7の後輪支持部26の一対の軸受部34、34にわたって通されることで、その一端側と他端側とが、これらの軸受部34、34によって支持されている。車軸111の両端には内ねじ112が形成されており、この内ねじ112に軸端ボルト113がねじ込まれている。軸端ボルト113は、樹脂部114に金属製の外ねじ115がねじ込み固定されることで両者が一体化されたものであり、樹脂部114は、車軸111と同径の軸部116と、この軸部116よりも大径のヘッド117とを一体に備えている。ヘッド117は、固定ねじ50のヘッド51、53と同様の構成であり、同様のすり割りを有して、キャップ75によりねじ操作可能である。
後輪2、2を支持部26によって支持させるときには、図示のように軸受部34、34にわたって車軸111を通し、その両端を後輪2、2の筒状体101の貫通孔105に通すとともに、軸端ボルト113、113を同様に貫通孔105に通して車軸111にねじ込み固定する。これによって、各後輪2は、軸受部34と軸端ボルト113のヘッド117とに挟まれた状態で回転自在に支持されることになる。各後輪2は、車輪の両側にわずかに突出する筒状体101の端面が、それぞれ軸受部34と軸端ボルト113のヘッド117に向かい合って位置することになる。
上記の構成に代えて、図9に示すように、車軸111よりも短い車軸111Aを用いるとともに、第2のフレーム部材7の後輪支持部26の軸受部34どうしの間に後輪2を一輪だけ配置した構成とすることもできる。後輪支持部26は、このように後輪2を一輪だけ支持するのに適するように、軸受部34、34どうしの間隔が規定されている。
ハンドル構造体4における前輪1の支持部の構成は、図19の構成と同様である。
図20は、乗載部5の詳細構造を示す。図示のように、乗載部5は、長円形の板状体によって形成されている。この乗載部5は、その一端に矩形状の切欠部120を有し、この切欠部120に、フレーム構造体3の第3のフレーム部材8の突部46をはめ込むことが可能とされている。そして乗載部5は切欠部120の奥縁に突起121を有し、この突起121は、突部46を切欠部120にはめ込むようにして乗載部5を第3のフレーム部材8に装着したときに、凹部48にはまり込むことができるように構成されている。また、このように切欠部120に突部46をはめ込んで乗載部5を第3のフレーム部材8に装着したときに、乗載部5の表面122と突部46の上面47とが面一になるように構成されている。
乗載部5には、切欠部120に近い位置と切欠部120から遠い位置とに、それぞれ孔部123、124が貫通状態で形成されている。切欠部120から遠い位置の孔部124は、上記のように切欠部120に突部46をはめ込んで乗載部5をフレーム構造体3に装着したときに、第1のフレーム部材3の上下方向の貫通孔15に揃って位置するように形成されている。
乗載部5の下面には、フレーム構造体3の幅方向に間隔をおいた一対の壁部125、125が、フレーム構造体3の長さ方向に沿って距離をおいた複数の位置に、それぞれ一体に形成されている。各壁部125は端面126を有し、この端面126は、乗載部5をフレーム構造体3に装着したときにこのフレーム構造体3を構成する第1のフレーム部材6と第3のフレーム部材8との側面に向かい合うように形成されている。第1のフレーム部材6と第3のフレーム部材8とは等しい幅寸法で形成されており、一対の壁部125、125の端面126、126どうしは、乗載部5をフレーム構造体3に装着したときに第1のフレーム部材6および第3のフレーム部材8を挟み込むことができる間隔となるように形成されている。
乗載部5をフレーム構造体3に装着した状態で孔部124と貫通孔15とにわたって固定ねじ50を通して締結することにより、乗載部5は、切欠部120に突部46がはまり込みかつ壁部125、125がフレーム構造体3を挟み込んだ状態で固定ねじ50により締結され、これによって、フレーム構造体3に対して位置決めされた状態で、このフレーム構造体3に取り外し可能な状態で固定されることになる。また、この状態で、突起121が凹部48にはまり込んでいるとともに壁部125、125がフレーム構造体3を挟み込んでいるため、単数の固定ねじ50だけで締結しているだけであるにかかわらず、確実な固定が可能であるとともに、切欠部120への突部46のはめ込み部における乗載部5の浮き上がりを防止することができる。孔部124の周囲には、固定ねじ50のヘッド51、53を収容するための、上記と同様の座部56が形成されている。
図21および図22は、図19に示すように後輪2を一輪としたときの全体構造を示す斜視図である。この場合は、本発明にもとづく走行体は、ユーザが乗載部5に座った状態で走行させることが可能な二輪車を構成することになる。
このように二輪車を構成したときには、後側の補助輪35によって転倒防止効果を得ることができる。なお、三輪車を構成する場合は補助輪は必要ないため、二輪車であっても補助輪を必要としないような場合には、補助輪35を設けない構成とすることも可能である。
上述のように、ハンドル構造体4のハンドル65は、そのハンドルアーム72、72が、高さ方向に沿った中央部71とグリップ部73、73との位置が互いに相違するように上下方向に曲がった形態で形成されている。そこで、このハンドル65を反転させてハンドルシャフト59に取り付けることで、高さ方向に沿ったグリップ部73、73の位置を変更可能である。すなわち、たとえば図1〜図6に示した構成では、中央部71よりもグリップ部73、73の方が高い位置に存在していたが、これに対して図23に示した構成では、ハンドル65を反転させることで中央部71よりもグリップ部73、73の方が低い位置に存在するように変更することができる。このような変更は、ユーザの体格に併せて行うことが好適である。
上記した例では、フレーム構造体3の第1のフレーム部材6の中空球体16の第1の軸心方向17に、ハンドル構造体4のハンドルシャフト59を通して支持することにより、ユーザが乗載部5に座った状態で走行させることが可能な走行体を構成することについて説明した。本発明によれば、これに代えて、中空球体16の第2の軸心方向19にハンドルシャフト59を通して支持することにより、ユーザが乗載部5の上に立った状態で走行させることが可能な走行体を構成することができる。
以下、この点について詳細に説明する。この場合は、図24〜図27に示すように、ハンドル構造体4のハンドルシャフト59を中空球体16によって第2の軸心方向19に支持する。そして、第1のフレーム部材6は、ハンドル構造体4を支持したハンドルシャフト支持部10からフレーム部9が後方に急角度で下がる姿勢とする。このためには、上述の図1〜図6などで示した構成とは第1のフレーム部材6の天地が逆になるように、中空球体16にハンドルシャフト59を通す。
すると、第1のフレーム部材6におけるはめ合い孔11が、フレーム部9の下端において下向きに開口することになるため、このはめ合い孔11に、第2のフレーム部材7におけるフレーム部25の先端の突起27をはめ込んで、固定ねじ50により固定する。これにより、フレーム部25は、床面に近い位置に配置されることになる。なお、第1のフレーム部材6におけるへの字形のフレーム部9と、第2のフレーム部材7におけるJ字形のフレーム部25とは、このときにフレーム部25が水平方向の姿勢となるような形状で、あらかじめ形成されている。この場合は、第3のフレーム部材8は使用しない。
第2のフレーム部材7の後輪支持部26の補助輪29は、このように第2のフレーム部材7を下げた状態で使用するときと、前述のように第2のフレーム部材7を上げた状態で使用するときとの双方に対応可能なように、図示のように2箇所の位置に設置することが好適である。
この場合に、乗載部5は、次のようにしてフレーム構造体3に取り付ける。すなわち、乗載部5の切欠部120は、上述のように第3のフレーム部材8の突部46をはめ込み可能であると同時に、第2のフレーム部材7のフレーム部25をはさみ込み可能である。つまり、第3のフレーム部材8の突部46と第2のフレーム部材7のフレーム部25とは、同じ幅寸法で形成されている。そして、図示のような水平姿勢のフレーム部25の上に乗載部5を置いたときには、切欠部120の部分でフレーム部25の前側を挟み込み可能であるとともに、一対の壁部125、125によってもフレーム部25を挟み込み可能である。これにより、乗載部5をフレーム部25に対して位置決めした状態で、その表面122を水平姿勢とすることができる。フレーム部25には、このように乗載部5を位置決めしたときにこの乗載部5における切欠部120に近い位置の孔部123と揃うことになる貫通孔127が形成されている。そこで、これらの孔部123と貫通孔127とに固定ねじ50を通して締結することで、乗載部5をフレーム構造体3に対して位置決め状態で固定することができる。
以上によって、後輪2が一輪であるところの、いわゆる二輪のスケータあるいはスクータを構成することができる。
この場合にフレーム構造体3は、細長い棒状体の前端がハンドルシャフト支持部10で前輪1支えられるとともに、その後端が後輪支持部26で後輪2に支持されるだけであるので、支持スパンが長いものとなる。このためユーザが乗載部5に乗ると、その体重によって、図26において仮想線で示すようにフレーム構造体3が下向きに撓むことがある。この場合は、第2のフレーム部材7に収容された偏心キャスタ33が床面に接して荷重を支えることになる。このため、撓みによってフレーム構造体3の第2フレーム部材7のフレーム部25が床面に接するような事態の発生を防止することができる。
なお、上記においては、フレーム構造体3の各フレーム部材6〜8を樹脂だけで形成したものについて説明したが、これに代えて、たとえば、軽金属製の補強部材をフレーム部材6〜8に埋め込んで一体成形した構成とすることもできる。この場合は、製品の質量が若干増加するが、上記のような撓みの発生を効果的に防止でき、偏心キャスタ33を設置不要とすることが可能となる場合もある。
図28〜図29は、前述の場合と同様に後輪2を二輪として、三輪のスケータあるいはスクータを構成したものについて示すものである。
以上の構成によれば、各部の分解・組立を簡単かつ任意に行うことによって、ユーザが座った姿勢で走行できる三輪車と、同様の二輪車と、ユーザが立った姿勢で走行できる二輪車と、同様の三輪車との各仕様を、一台の走行体によってそれぞれ容易に構成することができる。しかも仕様の変更に伴う部品の増減を最小限に抑えることができる。
なお、第1のフレーム部材6のハンドルシャフト支持部10の中空球体16において、軸心方向の異なるさらに別の軸受部を設けるとともに、それに対応してフレーム構造体3の構成を変化させることで、さらに多くの種類の走行体を構成することが可能である。
本発明の実施の形態の走行体によって三輪車を構成した状態を示す前方からの斜視図である。 同三輪車の後方からの斜視図である。 同三輪車の側面図である。 同三輪車の平面図である。 同三輪車の正面図である。 同三輪車の分解斜視図である。 同三輪車における第1のフレーム部材の斜視図である。 同三輪車における第2のフレーム部材の斜視図である。 同三輪車における第3のフレーム部材の斜視図である。 同三輪車における固定ねじの分解斜視図である。 同三輪車におけるハンドル構造体の分解斜視図である。 同三輪車におけるキャップと固定ねじとを示す斜視図である。 図12のキャップを固定ねじに作用させた状態を示す斜視図である。 上記三輪車における前輪および後輪を構成する分割体の分解斜視図である。 同分割体の斜視図である。 前輪および後輪のハブの分解斜視図である。 前輪および後輪の一部切欠斜視図である。 一対の後輪のための支持構造を示す図である。 単一の後輪のための支持構造を示す図である。 上記三輪車における乗載部の斜視図である。 本発明の実施の形態の走行体によってユーザが着座した状態で走行可能な二輪車を構成した状態を示す前方からの斜視図である。 同二輪車の後方からの斜視図である。 上記三輪車におけるハンドル構造体の形態を変化させた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の走行体によって二輪のスケータあるいはスクータを構成した状態を示す前方からの斜視図である。 同二輪のスケータあるいはスクータの後方からの斜視図である。 同二輪のスケータあるいはスクータの側面図である。 同二輪のスケータあるいはスクータの平面図である。 本発明の実施の形態の走行体によって三輪のスケータあるいはスクータを構成した状態を示す前方からの斜視図である。 同三輪のスケータあるいはスクータの後方からの斜視図である。
符号の説明
1 前輪
2 後輪
3 フレーム構造体
4 ハンドル構造体
5 乗載部
6 第1のフレーム部材
7 第2のフレーム部材
8 第3のフレーム部材
9 フレーム部
10 ハンドルシャフト支持部
17 第1の軸心方向
19 第2の軸心方向
25 フレーム部
26 後輪支持部
46 突部
50 固定ねじ
59 ハンドルシャフト
65 ハンドル
70 ネジキャップ
72 ハンドルアーム
73 グリップ部
75 キャップ
78 突起
80 分割体
81 分割ピース
95 路面形成体
100 ハブ
111 車軸
111A 車軸
120 切欠部

Claims (15)

  1. フレーム構造体と、前側の車輪と、後側の車輪と、いずれかの車輪を操舵するためのハンドルシャフトと、ユーザが乗るための乗載部とを備え、乗載部はフレーム構造体に設けられており、フレーム構造体は複数のフレーム部材が互いに分解可能な状態で組み立てられた構成であり、複数のフレーム部材のうちの第1のフレーム部材は、フレーム部とハンドルシャフト支持部とを有し、ハンドルシャフト支持部は、フレーム部の複数通りの異なった姿勢のもとでそれぞれハンドルシャフトを支持可能なように構成され、フレーム構造体は、第1のフレーム部材の異なった姿勢に対応した複数種類の組立構造をとることが可能とされていることを特徴とする組立式走行体。
  2. ハンドルシャフト支持部は、ハンドルシャフトを通して回転自在に支持可能な複数の孔部を有し、これら複数の孔部はそれぞれ異なる方向に形成されていることを特徴とする請求項1記載の組立式走行体。
  3. 複数のフレーム部材は、一方のフレーム部材に形成されたはめ合い孔に、他方のフレーム部材に形成された突起を挿入した状態で、このはめ合い穴への突起の挿入部がねじ締結されることで、互いに分解可能な状態で組み立てられた構成であることを特徴とする請求項1記載の組立式走行体。
  4. 乗載部は、第1のフレーム部材の第1の姿勢に対応したフレーム構造体の第1の組立構造においてユーザが着座可能であるとともに、第1のフレーム部材の第2の姿勢に対応したフレーム構造体の第2の組立構造において、前記着座可能に構成されたときよりも低い位置でユーザが立ち乗り可能であることを特徴とする請求項1記載の組立式走行体。
  5. ハンドルシャフトは前側の車輪を操舵するものであり、第1のフレーム部材のほかに第2のフレーム部材と第3のフレーム部材とを有し、第2のフレーム部材は、その後部で後側の車輪を支持するように構成され、
    フレーム構造体の第1の組立構造において、第1のフレーム部材のフレーム部は前側の車輪から後ろ側の車輪に向かう方向に配置され、第2のフレーム部材はその前部が第1のフレーム部材のフレーム部に連結され、第3のフレーム部材は、第1のフレーム部材のフレーム部の後部に連結されるとともに、第2のフレーム部材における第1のフレーム部材との連結部と後側の車輪の支持部との間の部分に連結され、乗載部は第1および、または第3のフレーム部材に取り外し可能な状態で設けられ、
    フレーム構造体の第2の組立構造において、第1のフレーム部材のフレーム部はハンドルシャフト支持部から下向きに配置され、第2のフレーム部材は、その前部が第1のフレーム部材のフレーム部の下部に連結されるともに、この第1のフレーム部材との連結部から、後側の車輪を支持する後部に向かう水平方向に配置され、第3のフレーム部材は使用されず、乗載部は第2のフレーム部材に取り外し可能な状態で設けられるものであることを特徴とする請求項4記載の組立式走行体。
  6. 乗載部がフレーム構造体にねじ締結されていることを特徴とする請求項5記載の組立式走行体。
  7. 前側の車輪が一輪構造であるとともに、後側の車輪を一輪構造と二輪構造とに組み立て替え可能であることを特徴とする請求項1記載の組立式走行体。
  8. 前側および後側の車輪は、周方向に沿って複数に分割された分割体が、分割可能に一体化されたものであることを特徴とする請求項1記載の組立式走行体。
  9. 前側および後側の車輪は、その外周に沿って弾性体が配置されていることを特徴とする請求項1記載の組立式走行体。
  10. 車軸を有し、前側および後側の車輪は、ねじによって前記車軸に回転自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の組立式走行体。
  11. ねじを操作するための工具が装着されていることを特徴とする請求項3または6または10記載の組立式走行体。
  12. ハンドルシャフト支持部は、ハンドルシャフトを通して回転自在に支持可能な複数の孔部を有し、これら複数の孔部はそれぞれ異なる方向に形成されており、ハンドルシャフトを通していない孔部を塞ぐための蓋が設けられており、この蓋が工具の機能を有するものであることを特徴とする請求項11記載の組立式走行体。
  13. ハンドルを有し、このハンドルは、ハンドルシャフトに取り付けられる中央部と、この中央部から側方に向かう一対のハンドルアームとを有し、ハンドルアームのグリップ部は高さ方向に沿って中央部とは異なる位置に配置されており、前記ハンドルは、互いに反転した2種類の状態で、ハンドルシャフトに対し取り外し可能な状態で取り付けられるものであることで、高さ方向に沿ったグリップ部の位置を変更可能とされていることを特徴とする請求項1記載の組立式走行体。
  14. 室内走行用の三輪車などの遊戯用走行体に用いられる車輪であって、周方向に沿って複数に分割された分割片が、分割可能に一体化されたものであることを特徴とする車輪。
  15. 外周に沿って弾性体が配置されていることを特徴とする請求項14記載の車輪。
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